JP4138696B2 - ノックセンサ - Google Patents

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Description

この発明は、ノックセンサ、例えば内燃機関等の振動発生部に装着され、内燃機関等のノッキング振動を電気信号に変換して検出する非共振型のノックセンサに関するものである。
従来のノックセンサの構成を図にもとづいて説明する。図8は、一般的に知られているノックセンサ70の内部構造を示す断面図である。内燃機関等の振動発生部にボルト等で装着される金属製のベース21は、ボルト貫通用の孔22が形成された筒部21bと、その一端に形成された円板状のフランジ部21aとから構成され、筒部21bにはフランジ部21aに接するように、下側絶縁シート7が嵌挿され、その上に順次次のものが嵌挿されている。
即ち、下側ターミナルプレート5、上下面に全面電極4aを有する圧電素子4、上側ターミナルプレート6、上側絶縁シート8、ウェイト9である。次に、筒部21bの先端外周面に螺刻された雄ネジ部21cにナット23を螺合して、トルクレンチなどの工具を使用して上記各構成部品を所定のトルクでフランジ部21aに締め付ける。その後、下側ターミナルプレート5及び上側ターミナルプレート6に端子部14を半田付けまたは抵抗溶接などにより接合し、ベース21の筒部21bの内周面及び両端面以外を樹脂モールドによって被覆してケース13を形成する一方、信号を取り出すためのコネクタ部15をケース13の一側面から突出するように一体に同時モールド成形する構成となっている。
この種のノックセンサは、ベース21の軸方向に設けられた貫通孔22に挿入されるボルトによって例えば内燃機関に取り付けられる。そして、内燃機関にノッキング振動が発生すると、ノックセンサを構成する圧電素子4やウェイト9などの構成部材がノッキング振動と一体になって振動し、この振動を圧電素子4で電圧信号に変換して、下側ターミナルプレート5及び上側ターミナルプレート6を介して検出信号を端子部14から外部に出力するようにされている。(例えば特許文献1参照)。
特開2002−257624号公報(段落0008−0010、図1)
従来のノックセンサは上記のように構成されており、圧電素子4の電極4aをターミナルプレート5、6と接する面の全面に設けているため、圧電素子4の有する静電容量は圧電素子の厚みと全面電極面積に相応するレベルによって定まり、ノッキング振動により取り出される出力信号のレベルも所定のレベルに定まる。しかるに、ノッキング振動により取り出される出力信号のレベルを変えるには圧電素子4の厚み、もしくは直径を変更することが必要であるが、この場合にはノックセンサの外形形状を変更する必要性も生じる。
このため、圧電素子4のターミナルプレート5、6と接する面に全面電極を設けるのではなく、部分的に電極を設ける必要性が生じるが、圧電素子4を部分電極にすると、圧電素子4とターミナルプレート5、6間には圧電素子の部分電極の厚みに相当する隙間が存在することになるため、以下のような問題点のあることが分かった。
即ち、圧電素子4は部分電極部の分極処理を施す際に、これに伴い部分電極周辺の無電極部にも分極作用が及び、環境温度変化に伴うパイロ(焦電)効果により生じる電荷は、電極がある部分はターミナルプレート5、6を通して逐次緩やかに放電されるが、電極が存在しない部分では蓄積されていく。この圧電素子の無電極部に蓄積された電荷は、圧電素子4とターミナルプレート5もしくは6間に存在する隙間に応じた電圧で絶縁破壊を起こし、ターミナルプレート5もしくは6に向かって瞬時に放電される。
この放電によってターミナルプレート5もしくは6に移った電荷は、圧電素子4に環流される形で印加される。この際、圧電素子4の電極極性と同じ極性の電荷が印加されることで圧電素子4は分極方向に瞬時に伸張し、逆極性の電荷を内部に生じる。このように従来のノックセンサの構成で圧電素子の電極を部分電極化した場合は温度変化の際にノックセンサの出力にノイズが重畳するという問題点を有していた。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、同一外形形状で出力感度の異なるノックセンサを提供することが必要な場合において、温度変化に伴う出力ノイズの発生を抑えることが可能なノックセンサを提供することを目的とする。
この発明に係るノックセンサは、振動発生部に装着された筒部と、この筒部の一部に設けられたフランジ部とを有するベース、上記筒部に挿着され上記振動発生部のノッキング振動を電気信号に変換して検出する環状の圧電素子、上記圧電素子の両面にそれぞれ接するように設けられた電極、上記各電極に当接配置され、上記圧電素子の出力を外部に取り出すターミナルプレート、上記圧電素子、電極及びターミナルプレートを上記フランジ部に押圧保持する保持手段を備え、上記電極は上記圧電素子の幅より狭い幅を有し連続した環状に形成され上記圧電素子の幅方向の中央部に沿って装着されると共に、上記電極の両側における上記圧電素子上記電極と接触しない部分には、上記電極とほぼ同じ厚さの電気絶縁材料を設けるようにしたものである。
この発明に係るノックセンサは以上のように構成されているため、圧電素子の部分電極面積を変えることにより圧電素子の静電容量を変えることが可能となり、出力感度の異なるノックセンサが同一外形形状で得られると共に、ノックセンサは温度変化に伴うパイロ効果で圧電素子の無電極部に生じた電荷によるターミナルプレートへの放電を防ぐことができ、温度変化が生じた際にもノイズが重畳することのない安定した出力を得ることも可能となる。
また、電気絶縁性材料の圧電素子もしくはターミナルプレートへの塗布を合理的かつ均一に行なう製造方法を採用することが可能となるものである。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図にもとづいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1におけるノックセンサ1の内部構成を示す断面図である。
ノックセンサ1は合成樹脂(例えば、ナイロン66)製のケース13によって全ての構成部品が覆われた構成とされ、上記ケース13には点火時期制御装置(図示せず)からのコネクタを接続するコネクタ部15が形成されている。
ベース2は金属製で、貫通孔3を有する筒部2bと、その一端部に設けられた円板状のフランジ部2aとからなり、フランジ部2aの外周面及び筒部2bの先端(図では上端)外周面にはケース13との係合を確実にすると共に外部からの水などの侵入を防止する複数の係合溝11、12が形成されている。筒部2bのフランジ部2a寄りの部分に環状の圧電素子4が嵌挿されている。この圧電素子4は詳細構成が図2(a)の平面図と、そのE−E線からの断面を示す図2(b)に示されている。
即ち、圧電素子4の両面のターミナルプレート5、6と接する面には所定の厚み(数ミクロンから十数ミクロン)を有する部分電極4bが形成されており、中央の孔部4cが筒部2bに嵌挿され、ベース2を介して伝わる軸方向の振動を電圧信号として出力するようにされている。
また、圧電素子4の部分電極4bは圧電素子4のターミナルプレートの全面ではなく、一部に接触するような形状に成形されて分極処理が施され、圧電素子4はその厚みと部分電極4bの面積に相応する静電容量を有し、ノックセンサ1の出力感度を決める要素となるものである。
また、圧電素子4の表面の無電極部、即ち部分電極4bが設けられていない部分とターミナルプレート5、及び6間に存在する圧電素子4の部分電極4bの厚みに相当する隙間には電気絶縁性材料Aが充満されている。この電気絶縁性材料Aとしてはシリコーングリスやシリコーンオイルが適当である。電気絶縁性材料Aを圧電素子4の電極形成面に塗布するには、所定の材料を吐出させるディスペンサーの吐出口下で圧電素子4を回転させ、所定の塗布面に均一に塗布する方法や圧電素子4を固定し、ディスペンサーを所定の軌跡で移動させて塗布する方法等がある。
更に、所定の材料を回転ローラーへ滴下させ、回転ローラー間へ圧電素子4を通過させることで上下の電極形成面に同時に塗布する方法でもよい。
下側ターミナルプレート5は導電性金属板により形成され、ベース2の筒部2bに嵌挿された状態で、圧電素子4の下面から部分電極4bに当接している。また、上側ターミナルプレート6は同じく導電性金属板により形成され、ベース2の筒部2bに嵌挿された状態で、圧電素子4の上面から部分電極4bに当接するようにされている。
下側ターミナルプレート5とフランジ部2aとの間には薄い板状の絶縁樹脂を円環状に形成した下側絶縁シート7が配設され、下側ターミナルプレート5とフランジ部2aとを絶縁している。また、同じく上側ターミナルプレート6の上面には薄い板状の絶縁樹脂を円環状に形成した上側絶縁シート8が載置され、上側ターミナルプレート6と後述するウェイト9とを絶縁している。
ウェイト9は圧電素子4に加振力を与えるためのもので、環状に形成されてベース2の筒部2bに嵌挿され、上側絶縁シート8の上側に設けられている。ナット23は筒部2bの先端外周面に螺刻された雄ネジ部2cに螺合され、筒部2bに嵌挿された下側絶縁シート7、下側ターミナルプレート5、圧電素子4、上側ターミナルプレート6、上側絶縁シート8、ウェイト9を所定の締め付けトルクで締め付け、フランジ部2aとの間で挟圧保持した状態で固定する。
この結果、圧電素子4の電極形成面に塗布された電気絶縁性材料Aは圧電素子4の電極形成面の無電極部とターミナルプレート5及び6間に存在する圧電素子4の部分電極4bの厚みに相当する隙間に流動し、充満する。その後、下側ターミナルプレート5、上側ターミナルプレート6に端子部14を半田付けまたは抵抗溶接などにより接合し、ベース2の筒部2bの内周面及び両端面以外を樹脂モールドによって被覆してケース13を形成する一方、信号を取り出すためのコネクタ部15をケース13の一側面に突出させて一体に同時モールド成形する構成となっている。
このように、実施の形態1によるノックセンサは、圧電素子4の電極形成面に部分電極4bを形成すると共に、無電極部とターミナルプレート5、6間に存在する圧電素子の部分電極厚みに相当する隙間に電気絶縁性材料Aを充満させたものである。
このような構成とすることにより、部分電極4bの電極面積を変えて圧電素子の静電容量を変えることが可能となり、出力感度の異なるノックセンサを同一外形形状で得ることができ、また、温度変化に伴なうパイロ効果で圧電素子の無電極部に生じた電荷によるターミナルプレートへの放電を防ぐことができ、温度変化が生じた際にもノイズが重畳することのない安定した出力を得ることが可能となる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2を図にもとづいて説明する。
図3は、この発明の実施の形態2におけるノックセンサ20の内部構成を示す断面図である。
実施の形態2は実施の形態1と同様の構成であるが、圧電素子4の電極形成面の無電極部とターミナルプレート5及び6間に存在する圧電素子4の部分電極4bの厚みに相当する隙間には導電性接着剤Bが充満されている。導電性接着剤Bとしては導電性金属粉を含有するエポキシ系接着剤が適当である。
導電性接着剤Bを圧電素子4の電極形成面に塗布するには、所定の材料を吐出させるディスペンサーの吐出口下で圧電素子4を回転させ、所定の塗布面に均一に塗布する方法や圧電素子4を固定し、ディスペンサーを所定の軌跡で移動させて塗布する方法等がある。
導電性接着剤Bを圧電素子4の電極面に塗布した後、実施の形態1と同様に、ベースの筒部2bに、下方から下側絶縁シート7、下側ターミナルプレート5、圧電素子4、上側ターミナルプレート6、上側絶縁シート8、ウェイト9を順次嵌挿し、フランジ部2a上に積み上げる。
その後、筒部2bの先端外周面に螺刻した雄ネジ部2cに螺合したナット23をトルクレンチ締付ヘッドなどの工具を使用して所定のトルクで締め付け、上記構成部品をフランジ部2aとの間で挟圧保持した状態で固定する。この結果、圧電素子4の電極形成面に塗布された導電性接着剤Bは圧電素子4の電極形成面の無電極部とターミナルプレート5及び6間に存在する圧電素子4の部分電極4bの厚みに相当する隙間に流動し、充満する。
この状態にて100℃から120℃程度の乾燥炉にて数時間加熱し、導電性接着剤Bを乾燥させる。その後、下側ターミナルプレート5、上側ターミナルプレート6に端子部14を半田付けまたは抵抗溶接などにより接合し、ベース2の筒部2bの内周面及び両端面以外を樹脂モールドによって被覆してケース13を形成する一方、信号を取り出すためのコネクタ部15をケース13の一側面に突出させて一体に同時モールド成形する構成となっている。
このように、実施の形態2によるノックセンサは、圧電素子4の電極形成面に部分電極4bを形成すると共に、電極形成面の無電極部とターミナルプレート5、6間に存在する圧電素子の部分電極の厚みに相当する隙間に導電性接着剤Bを充満させたものである。
このような構成とすることにより、部分電極4bの電極面積を変えて圧電素子の静電容量を変えることが可能となり、出力感度の異なるノックセンサを同一外形形状で得ることができ、また、温度変化に伴なうパイロ効果で圧電素子の無電極部に生じた電荷が随時、導電性接着剤Bを経てターミナルプレートへ移動し、圧電素子の無電極部とターミナルプレート間での放電が生じないので、温度変化が生じた際にもノイズが重畳することのない安定した出力を得ることが可能となる。また、導電性接着剤Bの圧電素子への塗布を合理的かつ均一に行なう製造方法を採用することが可能となるものである。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3を図にもとづいて説明する。図4は、実施の形態4の構成を示す断面図である。実施の形態3のノックセンサにおいては、圧電素子4の電極形成面の無電極部とターミナルプレート5及び6間に存在する圧電素子4の部分電極4bの厚みに相当する隙間に、その隙間より粒径の小さなフィラーを含有する電気絶縁性材料Cを充満させるものである。その他の構成は実施の形態1と同一であるため、説明を省略する。また、製造方法は実施の形態1と同様な製造方法により製造可能であるが、電気絶縁性材料A中のフィラーが上述した隙間内で潰されることなく分散されるため、電気絶縁性材料Cの有する物性を損なうことなく上記隙間に充満させることが出来るものである。
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4を図にもとづいて説明する。
図5は、この発明の実施の形態4におけるノックセンサ40の内部構成を示す断面図である。
実施の形態4のノックセンサは実施の形態1のノックセンサとほぼ同様であるが、ウェイト9の上にはスプリング10が位置するようにベース2の筒部2bに嵌挿される。
ナット23はスプリング10を介して筒部2bに嵌挿された下側絶縁シート7、下側ターミナルプレート5、圧電素子4、上側ターミナルプレート6、上側絶縁シート8、ウェイト9をフランジ部2aとの間で挟圧保持することになるため、しっかりと締め付け固定することができる。
その後、下側ターミナルプレート5、上側ターミナルプレート6に端子部14を半田付けまたは抵抗溶接などにより接合し、ベース2の筒部2bの内周面及び両端面以外を樹脂モールドによって被覆してケース13を形成する一方、信号を取り出すためのコネクタ部15をケース13の一側面に突出させて一体に同時モールド成形する構成となっている。
なお、図5では圧電素子4の部分電極4bの厚みに相当する隙間に電気絶縁性材料Aが充満されている例を示しているが、電気絶縁性材料Aの代わりに導電性接着剤Bを充満するようにしても同様な効果を期待することができる。
実施の形態5.
次に、この発明の実施の形態5を図にもとづいて説明する。
図6は、この発明の実施の形態5におけるノックセンサ50の内部構成を示す断面図である。
実施の形態5のノックセンサは実施の形態1のノックセンサとほぼ同様であるが、ナット23に代わるストッパリング24をベース2の筒部2bに嵌挿し、筒部2bに嵌挿されたウェイト9、上側絶縁シート8や上側ターミナルプレート6、圧電素子4、下側ターミナルプレート5、下側絶縁シート7をベース2のフランジ部2aとの間で挟圧保持した状態で、筒部2bの溝25にカシメ固定するものである。
その後、下側ターミナルプレート5、上側ターミナルプレート6に端子部14を半田付けまたは抵抗溶接などにより接合し、ベース2の筒部2bの内周面及び両端面以外を樹脂モールドによって被覆してケース13を形成する−方、信号を取り出すためのコネクタ部15をケース13の一側面に突出させて一体に同時モールド成形する構成となっている。
なお、図6では圧電素子4の部分電極厚みに相当する隙間に電気絶縁性材料Aが充満されている例を示しているが、電気絶縁性材料Aの代わりに導電性接着剤Bを充満するようにしても同様な効果を期待することができる。
実施の形態6.
次に、この発明の実施の形態6を図にもとづいて説明する。
図7は、この発明の実施の形態6におけるノックセンサ60の内部構成を示す断面図である。
実施の形態6のノックセンサは実施の形態5のノックセンサとほぼ同様であるが、筒部2bにカシメ固定するストッパリング24とウェイト9の間に皿ばねであるスプリング10を嵌め込み、皿ばね10を介してウェイト9、上側絶縁シート8や上側ターミナルプレート6、圧電素子4、下側ターミナルプレート5、下側絶縁シート7をベースのフランジ部2aとの間で挟圧保持するようにしたものである。
その後、下側ターミナルプレート5、上側ターミナルプレート6に端子部14を半田付けまたは抵抗溶接などにより接合し、ベース2の筒部2bの内周面及び両端面以外を樹脂モールドによって被覆してケース13を形成する一方、信号を取り出すためのコネクタ部15をケース13の一側面に突出させて一体に同時モールド成形する構成となっている。
なお、図7では圧電素子4の部分電極厚みに相当する隙間に電気絶縁性材料Aが充満されている例を示しているが、電気絶縁性材料Aの代わりに導電性接着剤Bを充満するようにしても同様な効果を期待することができる。
この発明の実施の形態1におけるノックセンサの内部構成を示す断面図である。 実施の形態1における圧電素子の構成を示すもので、(a)は平面図、(b)はE−E線からの断面を示す断面図である。 この発明の実施の形態2におけるノックセンサの内部構成を示す断面図である。 この発明の実施の形態3におけるノックセンサの内部構成を示す断面図である。 この発明の実施の形態4におけるノックセンサの内部構成を示す断面図である。 この発明の実施の形態5におけるノックセンサの内部構成を示す断面図である。 この発明の実施の形態6におけるノックセンサの内部構成を示す断面図である。 従来のノックセンサの構成を示す断面図である。
符号の説明
1、20、30、40、50、60、70 ノックセンサ、
2 ベース、 2a フランジ部、 2b 筒部、 2c 雄ネジ部、
4 圧電素子、 4b 圧電素子部分電極、 5、6 ターミナルプレート、
7、8 絶縁シート、 9 ウェイト、 10 皿ばね、 13 ケース、
14 電極部、 23 ナット、 24 ストッパリング、 25 溝、
A 電気絶縁性材料、 B 導電性接着剤、
C フィラーを含有する電気絶縁性材料。

Claims (6)

  1. 振動発生部に装着された筒部と、この筒部の一部に設けられたフランジ部とを有するベース、上記筒部に挿着され上記振動発生部のノッキング振動を電気信号に変換して検出する環状の圧電素子、上記圧電素子の両面にそれぞれ接するように設けられた電極、上記各電極に当接配置され、上記圧電素子の出力を外部に取り出すターミナルプレート、上記圧電素子、電極及びターミナルプレートを上記フランジ部に押圧保持する保持手段を備え、上記電極は上記圧電素子の幅より狭い幅を有し連続した環状に形成され上記圧電素子の幅方向の中央部に沿って装着されると共に、上記電極の両側における上記圧電素子上記電極と接触しない部分には、上記電極とほぼ同じ厚さの電気絶縁材料を設けるようにしたことを特徴とするノックセンサ。
  2. 振動発生部に装着された筒部と、この筒部の一部に設けられたフランジ部とを有するベース、上記筒部に挿着され上記振動発生部のノッキング振動を電気信号に変換して検出する環状の圧電素子、上記圧電素子の両面にそれぞれ接するように設けられた電極、上記各電極に当接配置され、上記圧電素子の出力を外部に取り出すターミナルプレート、上記圧電素子、電極及びターミナルプレートを上記フランジ部に押圧保持する保持手段を備え、上記電極は上記圧電素子の幅より狭い幅を有し連続した環状に形成され上記圧電素子の幅方向の中央部に沿って装着されると共に、上記電極の両側における上記圧電素子上記電極と接触しない部分には、上記電極とほぼ同じ厚さの導電性接着剤を設けるようにしたことを特徴とするノックセンサ。
  3. 上記電気絶縁材料は上記電極の厚さを上回らない粒径のフィラーを含むことを特徴とする請求項1記載のノックセンサ。
  4. 上記保持手段は、上記ターミナルプレートとの間に設けられたウェイトと、上記ウェイト上に配設された環状スプリングとを介して圧電素子と電極とターミナルプレートとをフランジ部に押圧することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載のノックセンサ。
  5. 上記保持手段は上記筒部にカシメ固定されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載のノックセンサ。
  6. 上記保持手段は、上記ターミナルプレートとの間に設けられたウェイトと、上記ウェイト上に配設された環状スプリングとを介して圧電素子と電極とターミナルプレートとをフランジ部に押圧すると共に、上記筒部にカシメ固定されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載のノックセンサ。
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