JP2003194652A - 非共振型ノッキングセンサ - Google Patents
非共振型ノッキングセンサInfo
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Abstract
しかも、組み立てが容易な非共振型ノッキングセンサを
提供する。 【解決手段】 係合段(43,45)の間に位置する本
体部(40)の中央部分の外周壁(42)に本体部(4
0)を1周する溝部(44)を形成する。そして、本体
部(40)を挿通するための挿通孔を有するリング状の
板状部材からなり、その内周縁に溝部(44)に係合す
るように内側に向けて突設された突片部(71)が形成
された板バネ(7)を溝部(44)に係合する。板バネ
(7)は、その外周縁から内周縁にかけてテーパ状の勾
配を有するように形成されており、板バネ(7)が生成
する弾性力(押圧力)により錘(6)や圧電素子(5)
を出力端子(8,9)及び絶縁部材(10,11)と共
に鍔部(41)方向に押圧し、これらを支持部材(4)
に固定する。
Description
部に保持した圧電素子により、内燃機関に生じる振動を
検出する非共振型ノッキングセンサに関する。
燃機関に発生するノッキングを検出する様々な形態のノ
ッキングセンサが開発されている。そして、その中の1
つに、押圧した状態で内部に保持した圧電素子により、
内燃機関に生じる振動を検出し、検出信号を外部に出力
する非共振型ノッキングセンサがある。
ボルトを挿通するための挿通孔を有した円筒形状の本体
部を有すると共に、この本体部の一端側に外周壁から外
側に張り出す鍔部を有する支持部材を備えている。そし
て、この支持部材には、本体部を挿通するための挿通孔
を有した圧電素子と、同じく本体部を挿通するための挿
通孔を有した錘とが本体部に挿通された状態で順に支持
部材の鍔部に載置されている。更に、支持部材の鍔部と
圧電素子との間、及び圧電素子と錘との間には、圧電素
子に発生する検出信号を外部に出力するための出力端子
が配置されている。尚、支持部材や錘が金属などの導体
からなる場合には、圧電素子や出力端子が接触する本体
部の外周壁や鍔部、又、錘と出力端子との間に絶縁性部
材が配置され、圧電素子に発生する検出電流の支持部材
や錘への短絡が防止される。
りも上部の外周壁には、雄ねじ部が形成されており、検
出素子及び錘は、座金とナットとにより、鍔部方向に一
定の押圧力を加えられた状態で出力端子と共に支持部材
に固定されている。そして、これら全ての構成部品は樹
脂製のケースに収納され、外部から加わる衝撃などから
保護されている。
センサは、支持部材の本体部に形成された貫通孔に挿通
されるボルトによって内燃機関のシリンダヘッドに装着
される。これにより、非共振型ノッキングセンサを構成
する錘や圧電素子は、内燃機関に発生する振動と一体と
なって振動し、その結果、出力端子からは内燃機関に発
生する振動と同様の波形を有する検出信号が外部に出力
されることになる。
は、例えば、内燃機関に発生するノッキングの周波数を
通過周波数帯域とするバンドパスフィルタを介して、内
燃機関の点火時期制御装置にECUに取り込まれ、その
ECUにてノッキングが発生したか否かの判定がなされ
る。
に構成された非共振型ノッキングセンサでは、圧電素子
や錘を固定するためのナットの締め付けが緩かったり、
ナットが座金に片あたりし、部分的に締め付けが緩い状
態にある場合には、錘や圧電素子などの構成部品が、内
燃機関と一体となって振動せず、内燃機関の振動とは異
なった不要な振動が構成部品に発生する。すると、検出
信号にはその不要な振動に基づく不要な信号成分が重畳
され、内燃機関に発生している振動を正確に検出できな
くなってしまう虞があった。特に、その不要な信号成分
が、ノッキングの周波数に近い周波数であった場合に
は、ノッキングが発生したとECUに誤判定させてしま
う可能性があった。
ナットを過度に締め付けてしまうと、ナットによる押圧
力で圧電素子が破損してしまう虞があった。このよう
に、従来の非共振型ノッキングセンサでは、組み立ての
際に、ナットの締め付けトルクを管理したり、直角度
(ナットの挿入角度)に注意を払う必要があり、組み立
てに手間を要するという問題があった。
ために、適切な押圧力で構成部品を固定可能であり、し
かも、組み立てが容易な非共振型ノッキングセンサを提
供することを目的とする。
になされた請求項1記載の発明は、柱状の本体部を有す
ると共に、該本体部の一端側に、該本体部の外周壁から
外側に張り出す鍔部を有する支持部材と、前記本体部を
挿通するための挿通孔を有し、前記鍔部が形成された鍔
部形成端とは反対側の挿通端から前記本体部に挿通さ
れ、前記鍔部に載置される圧電素子と、前記本体部を挿
通するための挿通孔を有し、前記圧電素子に所定の圧力
を加えるために、前記圧電素子に載置される錘とを備
え、前記圧電素子が発生する電気信号を外部に出力する
非共振型ノッキングセンサにおいて、前記本体部は、前
記挿通端から前記錘に到る区間の外周壁に、凹部もしく
は当該外周壁から突設された突起部からなる係止部を備
え、前記圧電素子及び錘は、前記係止部に係合し、且
つ、前記錘を前記鍔部方向に押圧する弾性構造体によ
り、前記支持部材に固定されていることを特徴とする。
ッキングセンサでは、予め適正な押圧力を発生するよう
に弾性構造体を構成しておけば、組み立ての際に錘や圧
電素子への押圧力をいちいち管理する必要がない。しか
も、弾性構造体が本体部の係止部に係合するため、ナッ
トのように本体部に螺合させずとも、弾性構造体を本体
部に固定することができる。即ち、本発明によれば、適
切な押圧力で構成部品を固定可能であり、しかも、組み
立てが容易な非共振型ノッキングセンサを提供できる。
体は、前記本体部を囲繞する形状に構成されていること
が望ましい。このように弾性構造体が構成されていれ
ば、錘や圧電素子の一部にのみ押圧力が集中することが
なく、錘や圧電素子の一部が内燃機関の振動とは異なっ
た不要な振動が発生することを防止できる。
記載のように、前記本体部を挿通するための挿通孔を有
するリング状に形成され、且つ、その外周縁から内周縁
にかけてテーパ状の勾配を有するように形成された板バ
ネからなる弾性部材と、前記係止部と係合し、前記弾性
部材の外周縁が前記錘に当接する位置に前記弾性部材を
固定する係合部材とから構成しても良い。
請求項4記載のように、前記弾性部材の内周縁から内側
に向けて突設され、且つ前記弾性部材と一体成形された
突片から構成されていても良い。つまり、弾性構造体を
一つの部材で構成することにより、非共振型ノッキング
センサの部品点数を削減でき、組み立て工程を減らすこ
とができる。
前記内周縁から前記外周縁に到る切り欠きが形成されて
いても良い。この場合、本体部を弾性部材に挿通する際
に、弾性部材の突片が本体部の外周壁や突起部からなる
係止部に当接すると、弾性部材の切り欠きが開き、挿通
孔の面積が広がる形状に弾性変形する。従って、弾性部
材の突片が本体部の外周壁や突起部からなる係止部に当
接する場合でも、弾性部材に本体部を容易に挿通させる
ことができる。
係止溝部からなる場合には、請求項6記載のように、前
記本体部は、前記弾性構造体の挿通時に、該弾性構造体
の係合部を前記係止溝部に誘導するための誘導溝部を備
えていても良い。この場合、本体部を弾性部材に挿通さ
せる際に、弾性部材の突片を本体部の外周壁に当接させ
ることなく滑らかに係止溝部へ誘導することができるた
め、容易に弾性部材を本体部へ取り付けることができ
る。
係合部材を、それぞれが前記係止部に係合する一対の腕
部を備えたU字状の部材にて構成し、前記弾性部材を、
該弾性部材の内周縁を前記係合部材に係合させること
で、該係合部材を介して前記係止部に係止するように構
成しても良い。
の挿通時に本体部と接触しない程度にまで広げることが
可能なため、本体部への弾性部材の取付を容易に行うこ
とができる。
共に説明する。 [第1実施形態]図1は、本発明が適用された本実施形
態の非共振型ノッキングセンサの外観を示す正面図であ
る。
ノッキングセンサ(以下、「ノックセンサ」と略称す
る。)1は、内部に圧電素子などを収納し、上部がテー
パ状に成形された円柱形状の素子収納部21と、当該ノ
ックセンサ1に点火時期制御装置からのコネクタを接続
する、素子収納部21の外周壁から突出したコネクタ部
22とからなる合成樹脂(例えば、ナイロン66)製の
ケース2により全ての構成部品が覆われている。尚、コ
ネクタ部22の外周壁には、点火時期制御装置からのコ
ネクタを嵌合させるための突起部23が突設されてい
る。
造を示す断面図、図3は、ケース2を取り除いた状態の
ノックセンサ1の平面図である。図2及び図3に示すよ
うに、ノックセンサ1は、金属材料(例えば、SWCH
35K)からなり、ボルトを挿通するための挿通孔3を
有した円筒形状の本体部40と、本体部40の一端側
(図中下側)に外周壁から外側に張り出す鍔部41とを
有した支持部材4を備えている。この支持部材4には、
本体部40の上部(鍔部41の形成端とは反対側の端
部)及び鍔部41の外周には、ケース2との係合を確実
にするための複数の係合段43が形成されている。又、
両係合段43の間に位置する本体部40の中央部分の外
周壁42には、本体部40を1周する溝部44が形成さ
れている。
圧電セラミックスからなり、本体部40を挿通するため
の挿通孔を有した円筒形状の圧電素子5と、同じく本体
部40を挿通するための挿通孔を有し、錘としての効果
を発揮する程度の比重を有した金属材料(例えば、SG
D3)からなる円筒形状の錘6とが順に載置されてい
る。
錘6と圧電素子5との間には、導電材料(例えば、黄
銅)からなる出力端子8,9が夫々配置されている。但
し、鍔部41と出力端子8との間、及び、出力端子9と
錘6との間には、絶縁性を有するフィルム状の合成樹脂
(例えば、PET)からなる絶縁部材10,11が配置
され、出力端子8が支持部材4や錘6と短絡しないよう
にされている。
ば、S65C)からなり、溝部44に係合して、錘6を
鍔部41方向へ押圧する板バネ7が取り付けられてい
る。この板バネ7により、圧電素子5や錘6は、出力端
子8,9や絶縁部材10,11と共に支持部材4に固定
されている。
は、図4におけるA−A’断面図である。図4に示すよ
うに、板バネ7は、本体部40を挿通するための挿通孔
を有するリング状の板状部材からなり、その内周縁に
は、本体部40に形成された溝部44に係合させるため
の一対の突片部71が、互いに対面する位置に内側に向
けて形成されている。
された部分では、本体部40の上端から溝部44に到る
部分(以下「本体上部」という)の外径より小さく、且
つ溝部44の外径より大きく形成され、それ以外の部分
では、本体上部の外径より大きく形成されている。つま
り、突片部71のみが外周壁42に当接し、それ以外の
部分と外周壁42との間には隙間を有するようにされて
いる。
の外周縁から内周縁にかけてテーパ状の勾配を有する形
状に形成されており、厚み方向の弾性力を発生するよう
にされている。但し、板バネ7は、内燃機関の振動によ
って錘6や圧電素子5などが振動した際に、これら構成
部品から板バネ7を圧縮する方向の力を加えられても弾
性変形しない程度の剛性を有するように板厚や厚み方向
の高さ(バネ高さ)が設定されている。
従来装置と同様に、支持部材4の本体部40に形成され
た貫通孔に挿通されるボルトによって内燃機関のシリン
ダヘッドに装着され、従来装置と同様に使用される。こ
こで、ノックセンサ1の組立方法について説明する。
挿通させ、次に錘6の挿通孔に本体部40を挿通させる
ことで、鍔部41の上に圧電素子5を載置し、その圧電
素子5の上に錘6を載置する。これと共に、出力端子
8,9や絶縁部材10,11を上述した所定位置に配置
する。
バネ7を、溝部44の形成位置まで圧入する。すると、
板バネ7は、その外周縁が錘6に当接し、且つ、その内
周縁に形成された突片部71が溝部44に係合した状態
となる。これにより、各構成部品(圧電素子5、錘6、
出力端子8,9、絶縁部材10,11)は、板バネ7に
より鍔部4に向けて押圧された状態で、支持部材4に固
定される(図2及び図3参照)。そして、溝部44が錘
6の上面と平行に形成されていれば、板バネ7は錘6に
片当たりすることがなく、構成部品には適度な押圧力が
均等に加えられることになる。
センサ1によれば、構成部品を鍔部41に載置したあ
と、本体部40に板バネ7を圧入するだけで、構成部品
を支持部材4に固定でき、しかも、その構成部品に適度
な押圧力を均等に加えることができる。つまり、構成部
品をナットを用いて固定する従来装置と比較して、部品
点数や組立作業の工程が削減されるだけでなく、その組
立時に、板バネ7の片あたりに注意したり、板バネ7の
押圧力を管理する必要もないため、組み立てを容易に行
うことができる。
より、構成部品の全部又は一部の押圧力が不足すること
による不要な(内燃機関の振動とは異なった)振動が構
成部品に発生することを確実に防止できる。その結果、
この不要な振動に基づく誤検出を防止できるため、装置
の信頼性を向上させることができる。
は、板バネ7の板厚やバネ高さを適宜設定することによ
り、簡単に調整することができるため、用途等に応じ
て、最適な押圧力を簡単に得ることができる。尚、本実
施形態のノックセンサ1では、上述の板バネ7に代え
て、図6に示す板バネ20を用いても良い。
縁から外周縁に至る切り欠きを1つ形成したものであ
る。この板バネ20を用いた場合、その挿通部に本体部
4を挿通させる際に、突片部21が本体部4の外周壁4
2に当接すると、板バネ20は、切り欠き22が開き、
挿通孔の面積が広がる形状に弾性変形する。従って、板
バネを圧入する際の力を低減することができ、板バネを
圧入する際に圧電素子を破損させてしまうことを防止で
きる。
述の板バネ7に代えて、図7及び図8に示す板バネ30
を用いても良い。なお、図8は、図7におけるB−B’
断面図である。この板バネ30は、内周縁から外周縁に
至る切り欠きを1つ有するとともに、当該板バネ30の
内周縁全てが本体部4の溝部44に係合するようにされ
ている。更に、板バネ30は、バネ高さが本実施形態の
板バネ7よりも高く設定されている。
であれば、板バネ7よりも支持部材4に強固に係合する
と共に、板バネ7よりも強い押圧力で構成部品を支持部
材4に固定できる。換言すれば、板バネ7よりも柔らか
い材質の金属を用いても板バネ7と同様の効果を得るこ
とができる。
持部材4に代えて、図9に示す支持部材50を用いても
良い。この支持部材50は、上述の支持部材4におい
て、本体部40の外周壁42に本体部40の上端から溝
部41に至る誘導溝51を形成したものである。尚、こ
の誘導溝51は、本体部40の挿通孔3に関して点対称
となる位置に2つ形成されている。又、誘導溝51の幅
は、板バネ7の突片部71よりも幅広に設定されてい
る。
は、構成部品を全て鍔部41に載置したあと、誘導溝5
1に板バネ7の突片部71を係入させた状態で本体部4
0を板バネ7へ挿通させる。そして、板バネ7が溝部4
4に達した際に、板バネ7を溝部44に平行な方向に9
0度回転させて、突片部71を外周壁42と溝部44と
の境界部分に係合させる。
を支持部材50に取り付ける際に、板バネ7の突片部7
1を本体部50の外周壁42に当接させることなく、滑
らかに溝部44へ誘導できる。そのため、板バネ7を支
持部材50に圧入する必要がなく、容易に板バネ7を支
持部材50に取り付けることができる。 [第2実施形態]次に第2実施形態について説明する。
態のノックセンサ1とは構成が一部異なるだけである。
従って、ここでは、第1実施形態と同様の部分について
は、同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分
について詳述する。
実施形態のノックセンサ60の断面図、図11は、その
平面図である。図10及び図11に示すように、本実施
形態のノックセンサ60は、第1実施形態のノックセン
サ1における板バネ7を金属材料(例えば、S65C)
からなるリング状の板バネ80と、金属材料(例えば、
S65C)からなるUの字形状の係止板90とに置き換
え、錘6に載置した板バネ80を係止板90にて溝部4
4に係止したものである。
図13は、図12におけるC−C’断面図である。図1
2に示すように、板バネ80は、本体部40を挿通する
ための挿通孔を有するリング状の板状部材からなってい
る。尚、挿通孔の孔径は本体部40の径よりも大きく形
成されており、挿通孔に本体部40を挿通させた時に、
外周壁42と板バネ80の内側縁との間に隙間を有する
ようにされている。
その外周縁から内周縁にかけてテーパ状の勾配を有する
形状に形成されており、厚み方向の弾性力を発生するよ
うにされている。但し、板バネ80は、内燃機関の振動
によって構成部品が振動した際に、構成部品から板バネ
80を圧縮する方向の力を加えられても弾性変形しない
程度の剛性を有するように板厚やバネ高さが設定されて
いる。
図15は、図14におけるD−D’断面図である。図1
4に示すように、係止板90は、本体部40の溝部44
に係合する一対の腕部91,92と、腕部91,92を
連結すると共に、本体部4を半周だけ囲繞した状態で溝
部44に係合する連結部93とから構成されている。
又、図15に示すように、係止板90は、板厚が一定の
平板状に形成されている。但し、係止板90の板厚は、
板バネ80のバネ高さと係止板90の板厚との和が錘6
の上面から溝部44の上側の縁までの高さよりも高くな
るように設定されている。
いて説明する。まず、第1実施形態のノックセンサ1と
同様に、圧電素子5及び錘6を出力端子8,9や絶縁部
材10,11と共に鍔部41に載置する。次に、板バネ
80の外周縁を錘6に当接させる向きで板バネ80を錘
6に載置する。そして、外周壁42に垂直な方向から係
止板90を溝部44の上側の縁と板バネ80との間に挿
入する。
して溝部44に係止すると共に、構成部品に鍔部41方
向の押圧力を加えて、構成部品を支持部材4に固定す
る。このような本実施形態のノックセンサ60によれ
ば、本体部40を板バネ80に挿通する際に、板バネ8
0の挿通孔が外周壁42に接触しないので、板バネ80
を支持部材4に圧入することなく、容易に取り付けるこ
とができる。
たが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることは
なく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をと
り得ることはいうまでもない。例えば、上記実施形態で
は、板バネを溝に係合していたが、溝ではなく窪みを形
成し、この窪みに板バネの突片部を係合するようにノッ
クセンサを構成しても良い。又は、外周壁に突起部を設
け、この突起部に板バネの突片部を係合するようにノッ
クセンサを構成しても良い。
材に固定するのに板バネを用いたが、本体部に係合し、
構成部品に一定の押圧力を掛けるような弾性力を生じる
弾性構造体であれば、別に何を用いても良い。
面図である。
る。
平面図である。
ックセンサ60の断面図である。
の平面図である。
…支持部材、 5…圧電素子、 6…錘、 7…板バ
ネ、 8…出力端子、 9…出力端子、 10…絶縁部
材、 11…絶縁部材、 20…板バネ、 21…切り
欠き、 30…板バネ、 40…本体部、 41…鍔
部、 42…外周壁、 43…係合段、 44…溝部、
45…係合段、 50…支持部材、 51…誘導溝、
60…ノックセンサ、 71…突片部、 80…板バ
ネ、 90…係止板、 91…腕部、92…腕部、 9
3…連結部。
Claims (7)
- 【請求項1】 柱状の本体部を有すると共に、該本体部
の一端側に、該本体部の外周壁から外側に張り出す鍔部
を有する支持部材と、 前記本体部を挿通するための挿通孔を有し、前記鍔部が
形成された鍔部形成端とは反対側の挿通端から前記本体
部に挿通され、前記鍔部に載置される圧電素子と、 前記本体部を挿通するための挿通孔を有し、前記圧電素
子に所定の圧力を加えるために、前記圧電素子に載置さ
れる錘と、 を備え、前記圧電素子が発生する電気信号を外部に出力
する非共振型ノッキングセンサにおいて、 前記本体部は、 前記挿通端から前記錘に到る区間の外周壁に、凹部もし
くは当該外周壁から突設された突起部からなる係止部を
備え、 前記圧電素子及び錘は、 前記係止部に係合し、且つ、前記錘を前記鍔部方向に押
圧する弾性構造体により、前記支持部材に固定されてい
ることを特徴とする非共振型ノッキングセンサ。 - 【請求項2】 前記弾性構造体は、前記本体部を囲繞す
る形状に構成されていることを特徴とする請求項1記載
の非共振型ノッキングセンサ。 - 【請求項3】 前記弾性構造体は、 前記本体部を挿通するための挿通孔を有するリング状に
形成され、且つ、その外周縁から内周縁にかけてテーパ
状の勾配を有するように形成された板バネからなる弾性
部材と、 前記係止部と係合し、前記弾性部材の外周縁が前記錘に
当接する位置に前記弾性部材を固定する係合部材と、 からなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
非共振型ノッキングセンサ。 - 【請求項4】 前記係合部材は、前記弾性部材の内周縁
から内側に向けて突設され、且つ前記弾性部材と一体成
形された突片からなることを特徴とする請求項3記載の
非共振型ノッキングセンサ。 - 【請求項5】 前記弾性部材には、前記内周縁から前記
外周縁に到る切り欠きが形成されていることを特徴とす
る請求項4記載の非共振型ノッキングセンサ。 - 【請求項6】 前記係止部は、当該本体部の外周壁を一
周する係止溝部からなり、 前記本体部は、前記弾性構造体の挿通時に、該弾性構造
体の係合部を前記係止溝部に誘導するための誘導溝部を
備えることを特徴とする請求項4記載の非共振型ノッキ
ングセンサ。 - 【請求項7】 前記係合部材は、それぞれが前記係止部
に係合する一対の腕部を備えたU字状の部材からなり、 前記弾性部材は、該弾性部材の内周縁を前記係合部材に
係合させることで、該係合部材を介して前記係止部に係
止されることを特徴とする請求項3記載の非共振型ノッ
キングセンサ。
Priority Applications (2)
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