JP4137977B2 - ペットフード製造方法 - Google Patents

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Description

本発明はペットフード製造方法に関する。
現在、ペットブームと言われ、ペットを家族の一員として考えるような人が増えている。これに従ってペットフードの種類、生産高も増え、ペットフードの品質についても高い関心が寄せられている。現在のペットフードの原料は廃棄されるような動物肉や、最低レベルの材料が使用されており、それらの材料には有害な化学物質やペットの健康に悪影響を及ぼすような物質が多量に混入していることが指摘されている。
さらに、長期間保存するためにペットフードには防腐剤、保存料などが多量に使用されており、このようなペットフードをペットが長期間にわたって食べ続けることによりペットの健康が害されることが憂慮されている。
防腐剤、保存料を使用しないペットフードの従来技術として下記のようなものが提案されている。
例えば、特許文献1には、ペット毎に個別にオーダーメードされた添加物を加えないウェットタイプのレトルトフードと、ドライフードとからなるペットフードをそれぞれ一食分ごとに包材にて個別に梱包し、この梱包体を複数食分まとめて宅配サービス用のデリバリー容器に納めたことを特徴とするペットフードが提案されている。
また、特許文献2には、添加物を添加しないまま常温で1年以上保存できるように、肉類などの原料を、添加物を添加しないまま、粉砕、混合する粉砕・混合工程と、混合した原料を加熱処理して得られた中間生成物を、その水分含量が約19〜28%になるように、乾燥させる工程と、中間生成物を冷却する冷却工程と、中間生成物を密封包装する包装工程と、中間生成物を約80〜95℃で約20〜30分間加熱ボイルする1次加熱殺菌工程と、冷却・放置工程と、再度、約80〜95℃で約20〜30分間加熱ボイルする2次加熱殺菌工程と、冷却する冷却工程を備えた無添加ペットフードの製造方法が提案されている。
特開平7−203866「ペットフード」 特開平10−297914「無添加ペットフードの製造方法」
しかしながら、上記従来技術であれば下記のような課題がある。
特許文献1ではペット毎にオーダーメードされた添加物を加えないペットフードであるから個々のペットの状態に応じたペットフードを提供できる利点はあるものの、ペットフード製品そのものをレトルト食品として製造しなければならず、かつデリバリー容器に収めて宅配することを想定しているためコストのかかる方法となっている。
特許文献2では常温で1年以上保存できる無添加ペットフードであるが、製造工程において複雑な処理が必要であり、加熱設備、冷却設備等の大規模な生産設備が必要になる課題がある。さらに、特許文献2の方法では大量生産を前提にしているので個々のペットの状態に応じたペットフードを提供することは難しくなる。
上記のような従来技術からも分かるように防腐剤、保存料を入れない無添加のペットフードは特許文献1に記載されたようなレトルト食品、特許文献2に記載されたペットフードのように製造設備にコストがかかるものになってしまう課題がある。
個々のペットの状態に対応したペットフードを作ることは、ペットの健康を考えると最も好ましいことであるが、現在のペットフード製造メーカーは画一的なペットフードを大量生産しており、個々のペットを買っているユーザの要望に対応して商品を製造することは実際上不可能である。
ペットを買っているユーザが自分で防腐剤、保存料を使用しないペットフードを作ることも考えられるが、例えば、犬の場合、カルシウムを多量に必要とするなど、ペットの必要とする栄養素は人間の食事とかなり異なっており、家庭のユーザが手に入れられる食材でペットの健康を増進するような高品質なペットフードを長期間にわたり安定して製造することは難しい。
ペットの食生活も人間化しており、これに伴いアレルギー、湿疹、脱毛、肥満などの所謂、生活習慣病と呼ばれるような病気がペットに増えている。これらのアレルギー、肥満等の疾病については特効薬はなく、ペットに適切な運動をさせるとともに、ペットに与える食事を改善することが有効と考えられている。
以上説明したように上記従来技術では、低コストで、しかも防腐剤、保存料などが入っていない安価で新鮮なペットフードを長期間にわたり継続して提供できるペットフードの製造方法はないのが現状である。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、上記課題を解決できるペットフード製造方法を提供することにある。
具体的な目的の一例を示すと、以下の通りである。
(a)防腐剤、保存料の入っていない新鮮かつ安全なドライ型のペットフードをペットの飼い主に提供できるペットフード製造方法を提供する。
(b)個々のペットの状態に対応した新鮮かつ安全なドライ型のペットフードをペットの飼い主に提供でき、ペットの健康を増進させることができるペットフード製造方法を提供する。
なお、上記に記載した以外の発明の課題及びその解決手段は、後述する明細書内の記載において詳しく説明する。
本発明は多面的に表現できるが、例えば、代表的なものを挙げると次のように構成したものである。
第1発明のペットフード製造方法は、ペットフード基材を攪拌混練できる攪拌混練機と、攪拌混練機によって得た混練物を線状に押し出す押出機と、押し出された線状物を乾燥する乾燥機と、制御装置とを備えた小型ペットフード製造装置を使用し、
小型ペットフード製造装置をペット関連ショップに設置し、
ペットフード基材が穀物粉を主とする組成で構成され
小型ペットフード製造装置の攪拌混練機がペットフード基材とミンチ肉とを良好に混合できる大きさ、形状のものでペットフード基材を構成し、
そのペット関連ショップにおいてペットフード基材と、少なくとも加熱調理済みのミンチ肉とを攪拌混練機に投入した後に、制御装置が攪拌混練機、押出機、乾燥機を制御駆動して、ミンチ肉を含んだドライ型のペットフードを製造することを特徴とする。
第2発明のペットフード製造方法は、第1発明において、ペットフード基材を炭水化物とタンパク質を主とする組成とし、
炭水化物が30重量%〜70重量%、タンパク質が20重量%〜32重量%、脂肪が5重量%〜25重量%の組成で、投入されたミンチ肉を含んだドライ型のペットフードを製造することを特徴とする。
第3発明のペットフード製造方法は、第1発明において、
穀物粉100重量部に対してミンチ肉を3重量部〜100重量部含んだドライ型のペットフードを製造することを特徴とする。
第4発明は、第1発明ないし第3発明のいずれか一つに記載の発明において、長期間の保存を対象とした防腐剤、保存剤を一切入れずにペットフード基材を構成したことを特徴とする。
第5発明は、第1発明ないし第4発明のいずれか一つに記載の発明において、ペットフード基材がアレルギーを引き起こす虞のある材料を除いたもので構成されていることを特徴とする。
第6発明は、第1発明ないし第5発明のいずれか一つに記載の発明において、ペットフード基材及びミンチ肉をそれぞれ人間が食することが可能な安全性の高い食材で構成したことを特徴とする。
第7発明は、第1発明ないし第6発明のいずれか一つに記載の発明において、押出機から押し出される線状物の水分量を15重量%〜40重量%の範囲に設定したことを特徴とする。
第8発明は、第1発明ないし第7発明のいずれか一つに記載の発明において、押出機を回転型押出機で構成し、その回転速度を20rpm〜40rpmの範囲に設定したことを特徴とする。
第9発明は、第1発明ないし第8発明のいずれか一つに記載の発明において、乾燥機によって乾燥される線状物の温度を120℃〜200℃で少なくとも5分間〜10分間加熱することを特徴とする。
第10発明は、第1発明ないし第9発明のいずれか一つに記載の発明において、押出機によって押し出された線状物を所定長さにする線状物長さ調整手段を備えていることを特徴とする。
第11発明は、第1発明ないし第10発明のいずれか一つに記載の発明において、ミンチ肉を加熱調理済みにする加熱調理器を前記攪拌混練機の近くに設置し、攪拌混練機に投入するミンチ肉を加熱調理済みにするとともに制御装置が攪拌混練機などの運転に合わせて加熱調理時間を制御することを特徴とする。
第12発明は、第1発明ないし第11発明のいずれか一つに記載の発明において、ペット関連ショップにおいて、レトルト包装したミンチ肉を加熱後、攪拌混練装置内に投入してペットフードを製造するように構成したことを特徴とする。
第13発明は、第1発明ないし第12発明のいずれか一つに記載の発明において、乾燥機が多孔支持部材上に線状物を載置し、多孔支持部材に熱風を吹き付けて線状物を乾燥させる構成であることを特徴とする。
14発明は、第1発明ないし第1発明のいずれか一つに記載の発明において、乾燥機が、水平又は傾斜して配設された回転軸を有する乾燥容器内に線状物を収容する構成となっており、乾燥容器を回転軸の回りに回転させて線状物を容器内で移動させながら乾燥させることを特徴とする。
以下、上記第1発明〜第14発明の各構成、変形例などについて説明する。
第1発明において、「ペットフード基材とミンチ肉とを良好に混合できる大きさ、形状のもの」とは、具体的には粉状,顆粒状や、簡単に粉砕される状態の塊状などにしたペットフード基材が例示できる。通常は、粉状、顆粒状のものが採用される。
第1発明〜第3発明において、「押出機」としては一軸押出機、二軸押出機などが例示できる。
第1発明〜第3発明において、防腐剤、保存料などはペットフード基材には入れないことが好ましい。仮にペットフード基材に防腐剤、保存料などを入れる場合でも安全性において人間に対する基準と同等レベルのものを入れるようにする。
発明の加熱調理済みのミンチ肉を使用する構成は第2発明、第発明にもそれぞれ適用できるものである。
第5発明において、「アレルギーを引き起こす虞のある材料」としては、卵の黄身、小麦、ソバ、乳製品、青魚などが例示できる。
ペットフード基材にペットの健康を増進させる食材を入れることができる。そのような食材としてはカルシウムを多く含む魚粉や、ミンチ肉と一緒に入れる野菜などが例示できる。例えば、魚粉を配合比率で2重量%〜7重量%だけ入れる構成や、野菜類を配合比率で2重量%〜5重量%だけ入れる構成が例示できる。
人間が食することが可能なミンチ肉としては、牛肉、豚肉、鶏肉、魚肉をミンチ状にしたものやそれらの混練物などが例示できる。
第7発明において、さらに押出機から押し出される線状物の水分量を22重量%〜32重量%の範囲に設定することが好ましい。
第8発明において、さらに、回転型押出機の回転速度を20rpm〜30rpmの範囲に設定することが好ましい。
第10発明において、「線状物長さ調整手段」としては、押出機の押出口に設けられた回転羽根や、切断刃・切断歯を持つカッタ機構、重力の作用によって自然に線状物が切れるようにした段差などが例示できる。
本発明の好適な一形態によれば、ペットが安全に食することができるように防腐剤、保存料などが一切入っておらず、ペットに必要な基本栄養素を含んだペットフード基材と、新鮮なミンチ肉(必要に応じて野菜類も入れる)をペット関連店において攪拌混練、押出し、乾燥してペットフードを製造することにより、ペットを飼っている消費者に作りたての新鮮かつ安全なペットフードを提供することを可能にするものである。
ペットフード基材に追加されるミンチ肉はペットフードの製造直前に混合されるので、作られたペットフードは肉の香りがしてペットが喜ぶ新鮮なものとなる。特に、ミンチ肉を加熱調理済みのものを使用して、ペットフード基材と攪拌混練することによって特に肉の香りが良好となって好ましいものとなる。また、ペットフード基材とミンチ肉は人間が食べられる材料を使用することで長期間継続してそのペットフードを食した場合にペットの健康に好ましい影響を与えることができる。
このようにペットが必要とする基本的な栄養素を含んだ高品質なペットフード基材と、後から追加するミンチ肉をペット関連店で攪拌混練、押出し、乾燥して製造することにより、新鮮かつ安全で味の良い安価なペットフードを消費者に提供することが可能になるとともに、必要に応じてユーザの要望を聞いて個別のペット用に組成を変えたペットフードを製造することも簡単に行える。
以下、各発明の効果などについて説明する。
第1発明であれば、下記(イ)〜(ハ)(ホ)の特有の効果を有する。
(イ)前記のように穀物粉を主成分とするペットフード基材を使用するので、品質が劣化しやすい脂肪分を少なくでき、ペットフード基材を長期保存することができる。また、ペットフード基材だけでなく、攪拌混練機によってミンチ肉も加えて最終的なペットフードを製造するので味、臭いも良好になり、新鮮で美味しいペットフードを製造できる。
(ロ)長期保存可能なペットフード基材とミンチ肉などの新鮮な食材をペット関連ショップで製造する直前に必要なだけ混合してペットフードを製造するので、例えば、あるペットの飼い主において自宅のペットが1週間食べるだけの少量のペットフードであっても個々に製造することができ、常に安全かつ新鮮で良好な品質のペットフードをペットに与えることができる。
(ハ)小型ペットフード製造装置をペット関連ショップに設置することでペットの健康状態を考慮して、ペットフード基材の配合、混入するミンチ肉の種類及び量などを調整することができ多種多様なペットフードを製造することが可能になる。したがって個々のペットの症状に対応したペットフードを安全かつ簡単に生産することができる。
(ホ)後から加えられるミンチ肉が加熱調理済みとすることにより、特に味、香りにおいてペットが非常に喜ぶペットフードを提供できる。
第2発明であれば、下記(ニ)の特有の効果を有する。
(ニ)前記のように炭水化物とタンパク質を主成分とするペットフード基材を使用するので、品質が劣化しやすい脂肪分を少なくでき、ペットフード基材を長期保存することができる。また、炭水化物、タンパク質、脂肪を上記範囲内に設定することにより、基本栄養素を満足する栄養価の高いペットフードを製造することができる。
第4発明であれば、長期間の保存を対象とした防腐剤、保存剤を一切入れずにペットフード基材を構成したので安全性の高いペットフードを提供することができる。
第5発明であれば、ミンチ肉などに誤ってアレルギーを引き起こす虞のある材料を入れない限り、アレルギーを起こす虞をなくすことができる。また、仮にミンチ肉などにアレルギーを引き起こす材料が混入したとしてもアレルギー物質の量を減らすことができる。
第6発明であれば、人間が食することが可能な食材を使用することにより、安全かつ新鮮なペットフードを提供することができる。
第7発明であれば、上記水分量に設定することにより、線状物の形状を良好に維持でき、乾燥後に良好なペットフードを製造することができる。
第8発明であれば、上記回転速度に設定することにより、乾燥後に形状保持機能の高い良好なペットフードを製造することができる。
第9発明であれば、乾燥機によって乾燥される線状物の温度を上記範囲及び時間で加熱することにより、線状物内の細菌を熱殺菌して製造後の安定性及び安全性を向上させることができる。
第10発明であれば、線状物長さ調整手段によって線状物を所定長さに設定するので、後に行う乾燥機による乾燥が行いやすいとともに、ペットフードとしても食べやすくなる。
第11発明であれば、ミンチ肉を加熱調理済みにする加熱調理器を前記攪拌混練機の近くに設置し、攪拌混練機に投入するミンチ肉を加熱調理済みにするとともに制御装置が攪拌混練機などの運転に合わせて加熱調理時間を制御するので、加熱調理済みのミンチ肉を使用してバッチ式にペットフードを製造する場合に、投入する調理済みのミンチ肉を時間効率よく攪拌混練機に投入することができる。
第12発明であれば、ペット関連ショップにおいて、レトルト包装したミンチ肉を加熱後、攪拌混練装置内に投入してペットフードを製造するように構成したので、ペット関連ショップにおいてミンチ肉を入手する手間を軽減することができる。また、レトルト包装する工場において、ミンチ肉の種類、品質を一定に維持することにより、ペット関連ショップで製造するペットフードの品質を一定レベルに維持できる。さらにペットフード基材とレトルト包装したミンチ肉はともに長期保存が可能となるので、ペット関連ショップの設備的なコストを低減して安価に高品質なペットフードを提供できる。
第13発明であれば、乾燥機が多孔の支持部材上に線状物を載置し、支持部材に熱風を吹き付けて線状物を乾燥させる構成としたことにより、簡単な構成で線状物を短時間で均一に乾燥させることができる。
14発明であれば、高温容器を回転軸の回りに回転させて線状物を乾燥容器内で移動させながら乾燥させるので、ムラなく短時間で大量の線状物を均一に乾燥させることができる。
図1は本発明の一実施形態に係る小型ペットフード製造装置の要部の斜視図である。 図2は本発明の一実施形態に係る小型ペットフード製造装置の正面図である。 図3は本発明の一実施形態に係る小型ペットフード製造装置の平面図である。 図4は本発明の一実施形態に係るペットフード製造方法の概略を説明するための図である。
符号の説明
1…小型ペットフード製造装置、2…攪拌混練機、3…押出機、4…一軸押出機、5…乾燥機、8…線状物、10…ベルトコンベア、13…制御装置、19…多孔支持部材、21…加熱調理器。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る小型ペットフード製造装置の要部の斜視図、図2はその小型ペットフード製造装置の正面図、図3はその小型ペットフード製造装置の平面図である。
主に図2に示すように、小型ペットフード製造装置1は、ペットフード基材とミンチ肉を含む食材とを混合する攪拌混練機2と、攪拌混練機2によって得た混練物を線状に押し出す押出機3としての一軸押出機4と、押し出された線状物8を乾燥する乾燥機5と、攪拌混練機2・押出機3・乾燥機5を制御駆動する制御装置13(図3参照)とを少なくとも備えている。
さらに、この第1実施形態に示す構成では、攪拌混練機2によって生成された混練物を一軸押出機4の投入口15(図3参照)まで搬送する第1搬送機6としての振動フィーダ7と、一軸押出機4によって生成された線状物8を乾燥機5まで搬送する第2搬送装置9としてのベルトコンベア10とが設けられた構成になっている。また、ベルトコンベア10の一部と乾燥機5を覆う囲い部11を設け、配管ダクト12から高温の空気を排出できるように構成してある。なお、符号20は一軸押出機4の投入口15に設けられた略円筒形カバーである。
一軸押出機4の押出口16には、線状物長さ調整手段としての回転羽根(図1〜図3において図示せず)が取り付けられ、回転羽根を所定速度で回転させることにより、線状物を2cm〜5cm程度に切断するように構成してある。
図2に示すように、この実施形態に示す乾燥機5は乾燥容器17に金網、パンチングメタル等で構成された多孔支持部材19を設け、熱風発生装置14(図3参照)で発生した熱風を多孔支持部材19上の線状物に吹き付けることにより、線状物を乾燥させるように構成してある。
乾燥容器17の上部には開口18が設けられ、ベルトコンベア10によって搬送された線状物8は開口18から多孔支持部材19上に落下して、乾燥容器17内で140℃〜160℃で5分間〜10分間程度、対流を起こしてムラなく線状物を乾燥して、ペットフードを製造できるように構成してある。
なお、乾燥機の配置位置及び構成は図1に示す構成に限定されず、乾燥機は攪拌混練機2、押出機3の下方に設けても良く、また、乾燥容器を設けず、ベルトコンベア10上で熱風加熱を行えるように乾燥機を構成してもよい。さらに第14発明に記載したように乾燥容器を回転軸の回りに回転させて線状物を乾燥容器内で移動させながら乾燥させる構成を採用しても良い。
また、図3に示すようにミンチ肉を加熱調理済みにする加熱調理器21が攪拌混練機2の近くに設置してある。加熱調理器21としてはミンチ肉を載せる鉄板、アルミニウム板などをバーナ加熱又は電気加熱する構成や、電子レンジのような電磁波加熱を行う構成や、水を入れた鍋によってミンチ肉を煮る装置などが使用できる。また、加熱調理器21は制御装置13が攪拌混練機2などの運転に合わせて加熱調理時間を制御するように構成してある。加熱調理器21によって加熱され調理されたミンチ肉は振動フィーダなどの搬送機によって攪拌混練機2に投入したり、手作業により攪拌混練機2に投入される。
次にペットフード基材について説明する。
本実施形態ではペットフード基材は、炭水化物が80重量%〜98重量%、タンパク質が20重量%〜2重量%を含んだ粉状のもので構成してある。炭水化物は、穀物の粉、特に米粉が好ましい。麦粉も混ぜても良いが、アレルギーのあるペットに与えるペットフードを製造する場合は、麦粉は一切入れずにペットフード基材を製造する。
このようなペットフード基材には防腐剤、保存料は一切入れないようにすることが好ましい。また、その他の添加剤は人間が食用に供せるものだけを使用することが好ましい。
ペットフード基材に入れるタンパク質としては、牛、鳥、羊、魚などの動物性タンパク質粉や大豆などから精製した植物性タンパク質粉を混入させることもできる。タンパク質粉を入れる場合は20重量%〜1重量%、さらに好ましくは10重量%〜1重量%程度にする。
図4はこの第1実施形態に係るペットフード製造方法の概略を説明するための図である。
図1〜図3に示すような小型ペットフード製造装置を例えば、ペット関連商品、ペット関連食品を販売したり、又はペット関連サービスを行うペット関連ショップに設置する。このようなペット関連ショップにはペットの飼い主が良く訪れるものである。
一方、ペットフード基材供給会社は、ペットフード基材を製造して、各ペット関連ショップに設置された小型ペットフード製造装置にペットフード基材を提供する。なお、ペットフード基材供給会社は同時にミンチ肉を供給することもできる。
ペットフード基材の種類は前記したように、
(タイプ1)最も応用範囲の広い、防腐剤、保存料が一切入らない前記炭水化物を主体とするペットフード基材。これは標準的ペットフード基材と言えるものである。
(タイプ2)アレルギーの虞のある材料、例えば、小麦、卵、青魚等から作られた成分などのアレルギー可能性材料を除いたアレルギー防止用ペットフード基材。
(タイプ3)特定の病気、特定の生活習慣病に対応して、薬効成分を含ませたペットフード基材。
などが例示できる。
ペットフード基材としては、さらに、犬用ペットフード基材、ネコ用ペットフード基材、老齢用ペットフード基材、若年用ペットフード基材などが例示できる。
図4に示すように、消費者対応現場では作業員の前判断事項として、顧客の個別対応の有無を聞くようにする。つまり、顧客のペットの状態を聞いた上で、標準的ペットフード基材を選ぶか他のペットフード基材を選ぶかを決めるのである。そして、その要望に応じてペットフード基材の選択とミンチ肉とその他の新鮮食材の選択を行う。具体的には攪拌混練機に投入するミンチ肉の種類(例えば牛肉、鶏肉などの肉の選択)や、投入する野菜(例えばキャベツなど)を決定する。この場合、第12発明などに記載したようにミンチ肉としてペットフード基材供給会社から郵送されてきたレトルト包装したものも使用できる。また、ミンチ肉の入手方法としてペットフードを製造する毎に各ペット関連ショップの従業員が精肉店などからミンチ肉を購入する形態も当然に採用できる。
次に、図3に示したような加熱調理器21でミンチ肉を加熱調理した後、その加熱調理済みの肉汁、水分などを加えつつミンチ肉と新鮮食材(キャベツなど)とペットフード基材とを攪拌混練機2内に入れて攪拌混練する(S101)。野菜などの新鮮食材を入れるときは攪拌混練機2、押出機3でペットフードを良好に製造できる程度に細切れ状になっていることが好ましい。これら新鮮食材の前処理は、予め細切れ状になっている野菜等を購入したり、作業員が機械により細切れ状に加工してもよい。
次に攪拌混練されたものは、攪拌混練機2の開口から取り出され、振動フィーダ7によってアクリルカバー20内に搬送され、押出機3の投入口15から押出機3内に入れられる。そして押出機3が線状物の押出工程を行う(S102)。押出機3の押出口16から押し出された線状物は前記した線状物長さ調整手段によって長さが調整された後(S103)、ベルトコンベア10上に落下する。ベルトコンベア10上の線状物8は囲い部11の加熱と乾燥容器17内で加熱され、乾燥される(S104)。以上の工程によりペットフードの製造が終了する(S105)。
製造されたペットフードはペット関連ショップにおいてパッケージに入れて直接手渡されるか又は宅配にて配送される。このようにして、防腐剤、保存料を一切入れない安全で新鮮かつ味の良い作りたてのペットフードを提供することができる。
なお、当然のことながら、客の要望を聞くことなく、標準ペットフード基材を使用し、加熱調理済みのミンチ肉を攪拌混練して、標準的な製造方法による犬用ペットフード、ネコ用ペットフードを製造しておき、販売する方法も採用できる。
以下、具体的な実施例について説明する。
表1は標準ペットフード基材と牛肉ミンチ肉を使用した場合の配合割合の一例を示す表である。乾燥後の比率ではミンチ肉を5%として他の材料を計算してある。ミンチ肉を増やした場合(例えば20%まで増量)は、ミンチ肉を増やした分だけ米粉、小麦粉などの穀類の重量%を増すようにする。なお、ペットフード基材とミンチ肉、キャベツ等は人間が食べられる安価なものを使用し、防腐剤、保存料は一切使用しなかった。
上記ミンチ肉を加熱容器(アルミニウム製)内に入れ、バーナーにより加熱して焼肉状態にして肉汁とともに表1に示すペットフード基材と細切れにしたキャベツと水とを攪拌混練機内に入れ、攪拌混練工程、押出し工程、乾燥工程を経て上記組成のペットフードを製造した。
上記ミンチ肉を底の浅い皿に入れ、電子レンジにより加熱して焼肉状態にして肉汁とともに上記構成のペットフード基材とキャベツと水を攪拌混練機内に入れ、後は前記した組成によりペットフードを製造した。つまり、この実施例2は実施例1に比べてミンチ肉の加熱方法が異なるだけである。
上記ミンチ肉を生の状態でペットフード基材とキャベツと水を攪拌混練機内に入れ、後は前記した組成によりペットフードを製造した。つまり、この実施例3は、ミンチ肉を加熱調理済みの状態にせず、乾燥機によってのみ加熱状態にする構成である。
アレルギーの虞があるペット用のペットフードは、小麦粉を米粉、魚粉をアレルギーの心配のない植物性蛋白粉などに代えた材料を使用する。その成分比率は小麦粉を米粉、魚粉を植物性蛋白粉に代えた以外は表1と同じなので省略する。上記ペットフード基材の変更以外は実施例1と同様にして製造した。
比較例1
ペット関連ショップで投入される食材としてミンチ肉を使用せず、ミンチ肉に相当する重量の大豆蛋白を使用して、他の材料は同じにしてペットフードを製造した。
比較例2
市販されているA社製ドッグフードを150g用意した。なお、肉の割合は実施例1〜実施例3よりも多量に入っているものを選んだ。
比較例3
市販されているB社製ドッグフードを150g用意した。なお、肉の割合は実施例1〜実施例3よりも多量に入っているものを選んだ。
(実験の内容)
上記実施例1、実施例2、実施例3、比較例1、比較例2、比較例3を犬1〜犬8(犬1:柴犬3歳、犬2:柴犬4歳、犬3:ゴールデンレトリバー2歳、犬4:ゴールデンレバトリー3歳、犬5:シベリアンハスキー2歳、犬6:雑種4歳、犬7:雑種5歳、犬8:雑種4歳)に6つ同時に与え、どのペットフードを最も喜んで食べるかを観察した。ペットフードの与え方は、犬の鼻先を円の中心として、同心円形に上記6個のペットフードを同じ皿に同量(150g)入れた状態にして犬に与え、その実験を3回繰り返してその平均を取った。3回の実験のうち、ペットフードを配置する位置はその毎に変更した。
なお、実施例1、実施例2、実施例3のペットフードは製造後、常温で5日保存したペットフードを使用した。
各犬において最も好むと判断できるペットフードから順に1,2,3,…,5,6というように順番を付けたのが表2である。なお、どのペットフードを最も喜んで食べるかという順序を付ける判断として、最初に全部食べた皿のペットフード、食べるのに夢中になった様子などを判断して決定した。
表2に示す実験から分かること、予想されることは以下の通りである。
(1)加熱調理済みのミンチ肉を使用した実施例1、実施例2は加熱しないもの(実施例3)に比べてると犬は喜んで食べるようである。
(2)電子レンジの加熱よりもアルミニウム製、鉄板製など鍋でのバーナ加熱の方が犬は喜んで食べるようである。これは鍋での加熱の方が電子レンジの加熱よりも肉の芳香がより強くなるからと考えられる。実際、製造直後の状態では実施例2のペットフードよりも実施例1のペットフードの方が人間の鼻でも肉の臭いが強いと感じられるものである。犬の嗅覚は人間より遙かに強いので、5日経過した後でもその臭いの差を敏感に感じて上記結果になったのではないかと思われる。
(3)ミンチ肉を使用せず、大豆蛋白を使用した比較例1は肉の臭いなどがほとんどないため、犬の嗜好はかなり低いのではないかと予想していたが、予想に反して肉の含有量が多い市販品の比較例2,比較例3よりも若干、良い成績をとっている。
(4)実施例3(生ミンチ肉を使用した場合)でも犬は市販ペットフードである比較例2,比較例3に比べて明らかに喜んで食べることが分かった。
(5)上記実施例1〜実施例3、比較例1は防腐剤、保存料は一切使用せず、食材は人間が食べられるものを使用しており、製造直後の新鮮なものをペットに提供することができるので、防腐剤、保存料が多量に入り、品質の悪い材料を使用していると予想される市販のペットフードに比べてペットの健康に良いことは明らかである。また、各ペットは市販ペットフードに比べて美味しく、喜んで食べることが判明した。したがって、本実施形態に係る方法は、ペットの健康に良い、防腐剤、保存料の入っていない新鮮かつ安全なドライ型のペットフードをペットの飼い主に提供できるペットフード製造方法と言えるものである。

Claims (14)

  1. ペットフード基材を攪拌混練できる攪拌混練機と、攪拌混練機によって得た混練物を線状に押し出す押出機と、押し出された線状物を乾燥する乾燥機と、制御装置とを備えた小型ペットフード製造装置を使用し、
    小型ペットフード製造装置をペット関連ショップに設置し、
    ペットフード基材が穀物粉を主とする組成で構成され
    小型ペットフード製造装置の攪拌混練機がペットフード基材とミンチ肉とを良好に混合できる大きさ、形状のものでペットフード基材を構成し、
    そのペット関連ショップにおいてペットフード基材と、少なくとも加熱調理済みのミンチ肉とを攪拌混練機に投入した後に、制御装置が攪拌混練機、押出機、乾燥機を制御駆動して、ミンチ肉を含んだドライ型のペットフードを製造することを特徴とする、ペットフード製造方法。
  2. 請求項1に記載のペットフード製造方法において、
    ペットフード基材を炭水化物とタンパク質を主とする組成とし、
    炭水化物が30重量%〜70重量%、タンパク質が20重量%〜32重量%、脂肪が5重量%〜25重量%の組成で、投入されたミンチ肉を含んだドライ型のペットフードを製造する、ペットフード製造方法。
  3. 請求項1に記載のペットフード製造方法において、
    穀物粉100重量部に対してミンチ肉を3重量部〜100重量部含んだドライ型のペットフードを製造する、ペットフード製造方法。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のペットフード製造方法において、長期間の保存を対象とした防腐剤、保存剤を一切入れずにペットフード基材を構成した、ペットフード製造方法。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のペットフード製造方法において、ペットフード基材がアレルギーを引き起こす虞のある材料を除いたもので構成されている、ペットフード製造方法。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のペットフード製造方法において、ペットフード基材及びミンチ肉をそれぞれ人間が食することが可能な安全性の高い食材で構成した、ペットフード製造方法。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のペットフード製造方法において、押出機から押し出される線状物の水分量を15重量%〜40重量%の範囲に設定した、ペットフード製造方法。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載のペットフード製造方法において、押出機を回転型押出機で構成し、その回転速度を20rpm〜40rpmの範囲に設定した、ペットフード製造方法。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載のペットフード製造方法において、乾燥機によって乾燥される線状物の温度を120℃〜200℃で少なくとも5分間〜10分間加熱する、ペットフード製造方法。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載のペットフード製造方法において、押出機によって押し出された線状物を所定長さにする線状物長さ調整手段を備えている、ペットフード製造方法。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれか一項に記載のペットフード製造方法において、ミンチ肉を加熱調理済みにする加熱調理器を前記攪拌混練機の近くに設置し、攪拌混練機に投入するミンチ肉を加熱調理済みにするとともに制御装置が攪拌混練機などの運転に合わせて加熱調理時間を制御する、ペットフード製造方法。
  12. 請求項1ないし請求項11のいずれか一項に記載のペットフード製造方法において、ペット関連ショップにおいて、レトルト包装したミンチ肉を加熱後、攪拌混練装置内に投入してペットフードを製造するように構成した、ペットフード製造方法。
  13. 請求項1ないし請求項12のいずれか一項に記載のペットフード製造方法において、乾燥機が多孔支持部材上に線状物を載置し、多孔支持部材に熱風を吹き付けて線状物を乾燥させる構成である、ペットフード製造方法。
  14. 請求項1ないし請求項1のいずれか一項に記載のペットフード製造方法において、乾燥機が、水平又は傾斜して配設された回転軸を有する乾燥容器内に線状物を収容する構成となっており、乾燥容器を回転軸の回りに回転させて線状物を容器内で移動させながら乾燥させる、ペットフード製造方法。
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