JP4133338B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、トレッド端部における急速な摩耗を抑制することができる空気入りタイヤに関するものである。
背景技術
一般に、空気入りタイヤは、タイヤ赤道面に対し互いに交差する補強素子が埋設された少なくとも2枚の交差ベルト層からなるベルトを具える。ベルト層の幅方向外側端部におけるセパレーションを抑制してベルト耐久性を向上させるために、該ベルト層よりも広幅で、内部に波状またはジグザグ状に屈曲しながら周方向に延在する補強素子が埋設された少なくとも1枚のベルト補強層をさらに備える空気入りタイヤが特開2000−203215号公報に開示されている。
しかし、該公報に記載されたタイヤを含む空気入りタイヤのトレッド部外表面は、一般に接地形状や接地圧分布を適正に保持するために、単一曲率半径からなる円弧あるいは曲率半径の異なる複数の円弧から構成され、両トレッド端からタイヤ赤道面に向かうに従い半径(回転軸からの距離)が大きくなるよう凸状に形成されている。
このようにトレッド部外表面が凸状に形成されていると、その径差(周長差)に応じてタイヤ赤道面近傍では進行方向前方(駆動側)に向かう力が、またトレッド端近傍では進行方向後方(制動側)に向かう力が転動中のトレッド部外表面に作用し、その結果トレッド端部における摩耗速度が大きくなり、偏摩耗が発生するという問題がある。かかる問題、すなわちトレッド端部における摩耗は、特に空気入りタイヤを車両の従動輪に装着した時、後方に向かう力が大きくなるため、より顕著になる。
そこで、本発明者は、上記公報に記載された空気入りタイヤのトレッド端部における摩耗の発生メカニズムにつき鋭意研究を行い、以下のような知見を得た。すなわち、図10に示すように、タイヤ転動中赤道面近傍に進行方向前方に向かう力が作用し、またトレッド端近傍に進行方向後方に向かう力が作用すると、トレッド部が剪断変形する。広幅ベルト層の幅方向外側端より幅方向外側に最広幅ベルト補強層の幅方向外側端部が1枚存在しているかあるいは2枚以上存在していても、埋設されている補強素子が実質上周方向に延在しているので、該ベルト補強層外側端部の周方向剪断剛性が小さいため、上記剪断変形が上記外側端部に対応するトレッド端部において急激に大きくなり、この結果路面との間で常時大きな滑りが発生し、トレッド端部における摩耗速度が大きくなるのである。
発明の開示
本発明は、前述のような知見を基になされたもので、最広幅ベルト補強層を備えた空気入りタイヤにおいてトレッド端部での摩耗速度を低下させ、偏摩耗を効果的に抑制することを目的とする。
このような目的は、一対のビード部間で略トロイダル状に延在するカーカスと、該カーカスの半径方向外側に配置され、タイヤ赤道面に対し互いに交差する補強素子が埋設された少なくとも2枚のベルト層からなるベルトと、該ベルトと重なり合いかつその幅方向外側端を越えるように配置され、波状またはジグザグ状に屈曲しながら実質上周方向に延在する補強素子が埋設された少なくとも1枚のベルト補強層と、該ベルトの半径方向外側に配置されたトレッドゴムとを備えた空気入りタイヤにおいて、最広幅のベルト補強層の幅方向両外側端部に少なくともそれぞれ重なり合い、タイヤ赤道面に対する傾斜角が前記最広幅ベルト補強層内の補強素子のものと異なる補強素子が埋設された少なくとも1枚の層からなる一対の分割ベルト補助層を設けることにより達成することができる。
最広幅のベルト補強層の幅方向両外側端部は、ベルトと重なり合っていないので、上述したように周方向剪断剛性が小さい。しかし、本発明においては、かかる部位に分割ベルト補助層を重ね合わせて配置するとともに、該分割ベルト補助層内の補強素子をタイヤ赤道面Sに対する傾斜角がベルト補強層内の補強素子のものと異なるように埋設しているので、両層内の補強素子同士が交差して最広幅ベルト補強層の幅方向両外側端部が補強され、トレッド端部における周方向剪断剛性が大きくなる。
この結果、空気入りタイヤの転動時に、進行方向前方に向かう力がタイヤ赤道面近傍に作用し、また進行方向後方に向かう力がトレッド端近傍に作用しても、トレッド端部における剪断変形が効果的に抑制され、これによりトレッド端部と路面との間の滑りが低減してトレッド端部における摩耗速度が低下し、偏摩耗の発生を効果的に抑制することができる。
本発明の好適例においては、分割ベルト補助層が最広幅のベルト補強層のみと重なり、タイヤ赤道面からトレッド端までの軸方向距離(トレッド半幅)をWとしたとき、各分割ベルト補助層の幅Hを0.10W〜0.60Wの範囲内にするとともに、タイヤ赤道面から各分割ベルト補助層の幅方向外側端までの距離Mを0.90W〜1.20Wの範囲内とする。このように構成すれば、セパレーションの発生を抑制しながら、トレッド端部における摩耗速度を強力に低下させることができる。
本発明の他の好適例においては、分割ベルト補助層をカーカスと最広幅ベルト補強層との間に配置する。このように構成すれば、カーカスの剪断変形も確実に抑制することができる。
本発明のさらなる好適例においては、分割ベルト補助層をトレッドゴムと最広幅ベルト補強層との間に配置する。このように構成すれば、トレッド端部における剪断変形の伝播を途中で遮断することができ、全体の剪断変形量が低下する。
また、本発明の好適例においては、分割ベルト補助層内に埋設されている補強素子のタイヤ赤道面に対する傾斜角を10〜80度の範囲内とする。このように構成すれば、分割ベルト補助層の成形を容易にしながら、トレッド端部における剪断変形を強力に抑制することができる。
特に、本発明のさらなる好適例においては、分割ベルト補助層の幅方向内側端部が最広幅ベルト補強層を越えてベルトを構成するベルト層のうち広幅のベルト層の幅方向外側端部と半径方向に重なるように配置し、該分割ベルト補強層内の補強素子が前記広幅ベルト層内の傾斜した補強素子と同一方向に傾斜している。このようにすれば、分割ベルト補助層の一部がベルト層およびベルト補強層より幅方向外側に常に存在し、また分割ベルト補助層の内部に埋設された補強素子が広幅ベルト層の補強素子と同一方向に傾斜しているので、該分割ベルト補助層の周方向剪断剛性がベルト補強層に比較して大きな値となる。その結果、周長差に基づくトレッド端近傍でのトレッドゴムの剪断変形が該分割ベルト補助層により抑制され、該剪断変形に起因するトレッド端近傍での制動側に向かう力が低減され、偏摩耗をより効果的に抑制することができる。
また、分割ベルト補助層の幅方向外側端がベルト層およびベルト補強層の幅方向外側端より幅方向外側に位置しているので、負荷転動時に該分割補助層の幅方向外側端に歪が集中すると考えられるが、該分割ベルト補助層は広幅ベルト層より幅が狭く、その幅方向内側端部が該ベルト層の幅方向外側端部と重なり合っているため、ベルト層からある程度の拘束を受けながらも該ベルト層よりは自由に変形することができる。この結果、分割ベルト補助層の幅方向外側端に発生する歪は大きな値となることはなく、該外側端におけるベルト端セパレーションの発生が抑制される。ここで、分割ベルト補助層内の補強素子がベルト層内の補強素子と逆方向に傾斜されていると、重なり合った部分の剛性が高くなって層間セパレーションが発生するおそれがあるが、本発明では同一方向に傾斜させることにより剛性が高くなるおそれを防止している。
本発明の他の好適例においては、分割ベルト補助層内の補強素子が広幅ベルト層内の補強素子と平行か、+10度〜−10度の範囲内で同一方向に傾斜している。この場合、分割ベルト補助層と広幅ベルト層との間のセパレーションを効果的に抑制することができる。
本発明のさらなる好適例においては、分割ベルト補助層と広幅ベルト層との重なり合った部分の幅Oがトレッド幅2W(Wはタイヤ赤道面からトレッド端までの軸方向距離)の0.03〜0.10倍の範囲内にある。この場合、分割ベルト補助層と広幅ベルト層との間のセパレーションを効果的に抑制しながら、トレッド端近傍におけるトレッドゴムの剪断変形を効果的に抑制することができる。
本発明のさらなる他の好適例においては、広幅ベルト層の幅Bがトレッド幅2Wの0.40〜0.85倍の範囲内にある。この場合、分割ベルト補助層と広幅ベルト層のそれぞれ幅方向外側端における歪み集中を効果的に抑制することができる。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1、2において、11はトラック、バス等に装着される偏平比が0.70以下の重荷重用空気入りラジアルタイヤであり、このタイヤ11はビードコア12がそれぞれ埋設された一対のビード部13と、これらビード部13から略半径方向外側に向かってそれぞれ延びるサイドウォール部14と、これらサイドウォール部14の半径方向外端同士を連結する略円筒状のトレッド部15とを備えている。
また、タイヤ11は一対のビードコア12間で略トロイダル状に延在してサイドウォール部14、トレッド部15を補強するカーカス18を有し、このカーカス18の両端部は各ビードコア12の回りを軸方向内側から軸方向外側に向かって折り返されている。このカーカス18は、少なくとも1枚、図示例では1枚のカーカスプライから構成され、該カーカスプライの内部にはラジアル方向(子午線方向)に延びる非伸張性の補強素子19、例えばスチールコードが多数本埋設されている。また、ビード部13におけるカーカス18の周囲には、例えばスチールコードにより補強されたチェーファー20が配置されている。
さらに、タイヤ11は、カーカス18の半径方向外側に配置された少なくとも2枚(図示例では2枚)のベルト層25からなるベルト24を有する。各ベルト層25の内部には、例えばスチール、アラミド繊維からなる非伸張性の補強素子26が多数本埋設されている。そして、これらベルト層25に埋設されている補強素子26はタイヤ赤道面Sに対して10〜60度、好ましくは40〜60度で傾斜するとともに、少なくとも2枚のベルト層25においてタイヤ赤道面Sに対する傾斜方向が逆方向である。なお、半径方向内側に位置している内側ベルト層25aは半径方向外側に位置している外側ベルト層25bより幅が広い。
図1において、28はベルト24の半径方向外側に配置されたトレッドゴム、29はカーカス18の軸方向両外側に配置されたサイドゴムである。
上述した構造をタイヤ11は、さらにベルト24の半径方向内側でカーカス18の半径方向外側、即ちベルト24とカーカス18との間にベルト24に重なり合うよう配置された少なくとも1枚、図示例では2枚のベルト補強層32を有する。各ベルト補強層32の内部には実質上周方向に延び、スチール、アラミド繊維等の非伸張性材料から構成された補強素子33が埋設され、該補強素子33はコード(撚り線)またはモノフィラメントから構成されるとともに、各ベルト補強層32の子午線断面に多数本現れる。また、これら補強素子33はベルト補強層32の表裏面に平行な平面内において波状またはジグザグ状に、例えば方形波、三角波、正弦波状に屈曲し、同一位相で配置されている。
そして、各ベルト補強層32は、例えば補強素子33を少数本並べてゴム被覆したリボン状体をカーカス18の外側に螺旋状に多数回巻き付けることにより形成されている。ここで、半径方向外側に位置している外側ベルト補強層32bは、半径方向内側に位置している内側ベルト補強層32aおよび前記内側ベルト層25aより幅広である。この結果、外側ベルト補強層32bは、ベルト層25およびベルト補強層32の内で最も広幅の層となる。また、内側ベルト層25aは内側ベルト補強層32aよりも幅広であるので、内側ベルト層25aがベルト層25およびベルト補強層32のうちで次広幅の層となる。
その結果、最広幅の外側ベルト補強層32bの幅方向外側端34は次広幅の内側ベルト層25aの幅方向外側端35より幅方向外側に位置することになる。すなわち、内側ベルト層25aの幅方向外側端35より幅方向外側に位置している外側ベルト補強層32bの幅方向両外側端部は一層だけとなり、しかも該外側ベルト補強層32b内の補強素子33は実質上周方向に延びて周方向剪断力に抵抗することが殆ど無いので、該外側ベルト補強層32bの幅方向両外側端部、即ちトレッド端部における周方向剪断剛性はかなり小さな値となる。
しかしながら、本発明においては、外側ベルト補強層32bの幅方向両外側端部に少なくとも1枚(この実施形態では1枚)の層からなる一対の分割ベルト補助層36をそれぞれ重ね合わせて設けるとともに、図2に示すように各分割ベルト補助層36内に最広幅の外側ベルト補強層32b内の補強素子33とタイヤ赤道面Sに対する傾斜角が異なる補強素子38を埋設している。これにより、外側ベルト補強層32b内の補強素子33と分割ベルト補助層36内の補強素子38とが互いに交差するので、最広幅の外側ベルト補強層32bの幅方向両外側端部が該分割ベルト補助層36により補強され、トレッド端部における周方向剪断剛性が大きくなる。
このような構造を有するタイヤ11の転動時に、前述したようにタイヤ赤道面S近傍に進行方向前方に向かう力が作用し、またトレッド端E近傍に進行方向後方に向かう力が作用したとしても、トレッド端部における剪断変形は分割ベルト補助層36の存在により効果的に抑制され、これによりトレッド端部と路面との間の滑りが低減してトレッド端部における摩耗速度が低下する。
ここで、前述のような分割ベルト補助層36を設ける代わりに、内側ベルト層25aあるいは外側ベルト層25bの幅を広くして、その幅方向外側端部を最広幅の外側ベルト補強層32bの幅方向両外側端部に重ね合わせることも考えられる。しかし、この場合、幅広となった内側、外側ベルト層25a,bの幅方向外側端に荷重による歪みが集中し、かかるベルト層と外側ベルト補強層との間にベルトセパレーションが発生してしまう。これに対し、本発明よれば、外側ベルト補強層32bの幅方向両外側端部に重なり合う部材を幅方向に2分割された比較的幅狭の一対の分割ベルト補助層36から構成しているので、幅方向外側端での荷重による歪み集中が緩和され、セパレーションの発生を防止することができる。
分割ベルト補助層36内に埋設した補強素子38のタイヤ赤道面Sに対する傾斜角は10度〜60度の範囲内とするのが好ましい。その理由は、傾斜角が10度〜60度の範囲内にあると、分割ベルト補助層36の成形を容易にしながら、トレッド端部における剪断変形を強力に抑制することができるからである。補強素子38はベルト層25に用いた補強素子26と同様に、例えばスチール、アラミド繊維からなる非伸張性材料からなる。
さらに、図示例においては、分割ベルト補助層36をカーカス18と最広幅の外側ベルト補強層32bとの間で該外側ベルト補強層32bの幅方向両外側端部に重ね合わせるようにして配置している。このようにすると、剪断変形の基となるカーカス18自身の変形も効果的に抑制することができ、これによりトレッド端部における剪断変形をより強力に抑制することができる。
なお、図3に示すように、一対の分割ベルト補助層36を外側ベルト補強層32bとトレッドゴム28との間に配置するようにしてもよい。この場合には、トレッド端部における剪断変形の伝播を分割ベルト補助層36によって途中で遮断することができ、全体の剪断変形量を低下させることができる。
また、分割ベルト補助層36の幅Hは、タイヤ赤道面Sからトレッド端Eまでの軸方向距離をWとしたとき、0.10W〜0.60Wの範囲内とすることが好ましい。その理由は、幅Hが0.10W未満であると、分割ベルト補助層36の幅が狭すぎて外側ベルト補強層32bの幅方向両外側端部に対する補強が充分ではなくなり、一方、0.60Wを超えると、分割ベルト補助層36の幅方向外側端36aにおける歪みが大きくなり、セパレーションを生じるおそれがあるからである。
さらに、タイヤ赤道面Sから分割ベルト補助層36の幅方向外側端36aまでの軸方向距離Mは0.90W〜1.20Wの範囲内とすることが好ましい。その理由は、距離Mが0.90W未満であると、分割ベルト補助層36と外側ベルト補強層32bの幅方向両外側端部との重なり合い量が少なくなり、該幅方向両外側端部に対する補強が充分ではなくなり、一方1.20Wを超えると、分割ベルト補助層36の幅方向外側端36aにおける歪みが大きくなり、セパレーションを生じるおそれがあるからである。
また、内側ベルト層25aの幅方向外側端35より幅方向外側に位置している外側ベルト補強層32bの部分と分割ベルト補助層36との重なり合い量は、該外側ベルト補強層32bの幅方向両外側端部の周方向剛性を確実に高めるために、該部分の幅の50%以上とすることが好ましく、また、その重なり合い位置も幅方向外側端に接近しているほど好ましい。
また、図示例では最広幅の外側ベルト補強層32bは1枚であったが、内部に埋設されている補強素子が実質上周方向に延び、該補強素子が周方向剪断力に対して殆ど抵抗しない場合には、2枚以上の等幅の層が共に最広幅のベルト補強層であってもよい。2枚の等幅で最広幅のベルト補強層32を用いた例を図4〜図6に示す。図4においては、分割ベルト補助層36が半径方向内側のベルト補強層32aの内側に配置さている。図5においては、分割ベルト補助層36が2枚のベルト補強層32a,32b間に介挿されている。図6においては、分割ベルト補助層36が半径方向外側のベルト補強層32bの外側に配置されている。これら図4〜図6に示すタイヤは、いずれも図1および図3の変形例で、略同じ効果を奏する。
さらに、図示例においては、ベルト補強層32をベルト24の半径方向内側に配置したが、ベルト24を構成するベルト層25間にベルト補強層を配置するようにしてもよく、また、ベルト層の半径方向外側にベルト補強層を配置するようにしてもよい。後者の場合には、実質上周方向に延びるベルト補強層内の補強素子が突起入力によって切断するおそれがあるため、該ベルト補強層の半径方向外側に保護層をさらに配置するのが好ましい。
図7および図8は、図1に示すタイヤの変形例であり、ベルト補強層32が2枚の最広幅ベルト補強層32a,32bからなり、該ベルト補強層32の半径方向外側に積層したベルト24の広幅ベルト層25aの幅方向両外側端部に、それぞれ分割ベルト補助層36の幅方向内側端部がベルト補強層32を越えて半径方向に重なるように配置し、該分割ベルト補強層36内の補強素子が前記広幅ベルト層25a内の傾斜した補強素子と同一方向に傾斜している。
したがって、図7に示すタイヤにおいては、広幅ベルト層25aと最広幅ベルト補強層32との幅方向外側端より幅方向外側に分割ベルト補助層36の一部が常に存在することとなり、該分割ベルト補助層36内には周方向剪断に対しある程度抵抗する傾斜した補強素子が埋設されているので、分割ベルト補助層36の周方向剪断剛性がベルト補強層32の幅方向外側端部に比較して大きくなる。その結果、周長差に基づくトレッド端E近傍でのトレッドゴム28の剪断変形が抑制されて制動側に向かう力が低減され、これにより偏摩耗を効果的に抑制することができる。
しかも、分割ベルト補助層36内に埋設されている補強素子が、ベルト層25a,25bの補強素子26と同様にスチール、アラミド繊維等のような非伸長性材料からなり、該補強素子26と平行か、+10度〜−10度の交差角Kの範囲内で同一方向に配設されているので、層間歪み集中を緩和することができる。ここで、+はタイヤ赤道面Sに対する傾斜角度が大となる方向を意味する。傾斜角度が上記範囲外になると、分割ベルト補助層とベルト層との重なり合った部分に層間歪みが集中するおそれがある。
また、分割ベルト補助層36と広幅ベルト層25aとの重なり合った部分の幅Oがトレッド幅2W(Wはタイヤ赤道面からトレッド端までの軸方向距離)の0.03〜0.10倍の範囲内とするのが好ましい。その理由は、O/2Wの値が0.03未満であると、ベルト層25aによる分割ベルト補助層36の拘束が不十分になり、トレッド端E近傍におけるトレッドゴム28の剪断変形を効果的に抑制することができず、一方0.10を越えると、分割ベルト補助層36と広幅ベルト層25aとの間に歪みが集中してセパレーションを発生するおそれがあるからである。
また、広幅ベルト層25aの幅Bがトレッド幅2Wの0.40〜0.85倍の範囲内とするのが好ましい。その理由は、B/2Wの値が0.40未満になると、分割ベルト補助層36の幅が広くなりすぎ、その幅方向外側端36aに歪みが集中することになり、一方0.85を越えると、広幅ベルト層25aの幅方向外側端34に歪みが集中してセパレーションを発生するおそれがあるからである。
図9は、図7の変形例であり、分割ベルト補助層36の幅方向内側端部を広幅ベルト層25aの幅方向両外側端部に密着させながら半径方向内側で該外側端部とベルト補強層32bとの間に介挿されている。この場合も、図7の例とほぼ同様の効果を得ることができる。
実施例
本発明の効果を確認するため、435/45R22.5のタイヤサイズで、タイヤ赤道面Sからトレッド端Eまでの軸方向距離Wが185mmである31種類の供試タイヤを準備した。これらタイヤの内、従来例のタイヤは分割ベルト補助層を設けない以外図4に示すベルト構造を有し、比較例のタイヤはベルト層の一方を最大幅にした以外従来例と同じベルト構造を有する。一方、実施例1〜29のタイヤは、表1に示すような諸元のベルト層、ベルト補強層および分割ベルト補助層を備えた図1〜図9に示すようなベルトの構造を有する。
次に、各供試タイヤを14.00x22.5のリムに装着し、900kPaの内圧を充填した後、該リム組みタイヤを2−D軸形式である大型バスの駆動輪に装着した。その後、これらタイヤに49.0kNの荷重を負荷しながら時速80kmで高速道路を1万km走行し、走行終了時におけるタイヤ赤道面S上での摩耗量とトレッド端部での摩耗量とを測定して差C(mm)を求めた。また、各タイヤのトレッドゴムを剥がして分割ベルト補助層の幅方向外側端における亀裂長さN(mm)を測定した。これらの結果を表1に示す。ここで、従来例タイヤにおける亀裂長さNは、内側ベルト層の幅方向外側端における値である。
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表1から明らかなように、分割ベルト補助層の幅Hが0.10W〜0.60Wの範囲内にあるとき、耐セパレーション性を殆ど低下させることなく、耐偏摩耗性を向上させることができるが、幅Hが0.10W未満であると、耐偏摩耗性の向上が充分ではなく、また幅Hが0.60Wを超えると、耐セパレーション性が若干悪化することが理解される。
また、距離Mが0.90W〜1.20Wの範囲内にあるとき、耐セパレーション性を殆ど低下させることなく、耐偏摩耗性を向上させることができるが、距離Mが0.900W未満であると、耐偏摩耗性の向上が充分ではなく、また距離Mが1.20Wを超えると、耐セパレーション性が若干悪化することが理解される。
さらに、表1から明らかなように、実施例タイヤ17〜29においては、従来タイヤに比較して耐セパレーション性をほぼ維持しながら、耐偏摩耗性が向上している。特に、実施例タイヤ17〜22の結果から明らかなように、交差角Kが+10度〜−10度の範囲内にあると、亀裂発生を効果的に抑制することができるが、該範囲を外れると、亀裂発生の抑制効果が不十分になる。さらに、実施タイヤ17〜29の結果から明らかなように、分割ベルト補助層とベルト層との重なり量が所定の範囲内にあると、亀裂発生を効果的に抑制しながら、耐偏摩耗性を効果的に向上させることができ、該範囲を外れると、亀裂発生の抑制および耐偏摩耗性の向上効果が不十分になり、またベルト層幅とトレッド幅との比が所定の範囲内にあると、亀裂発生を効果的に抑制することができるが、該範囲を外れると、亀裂発生の抑制効果が不十分になる。
産業上の利用可能性
以上説明したように、本発明によれば、トレッド端部における摩耗速度を低下させ、偏摩耗を効果的に抑制することができるので、本発明は種々の空気入りタイヤ、特にトラック、バス等に装着される重荷重用空気入りラジアルタイヤに有利に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の一実施形態を示すタイヤの子午線断面図である。
図2は図1に示すタイヤのトレッド部の一部破断平面図である。
図3は本発明の他の実施形態を示すタイヤの子午線断面図である。
図4および図5は、それぞれ図1の変形例を示すタイヤの子午線断面図である。
図6は図3の変形例を示すタイヤの子午線断面図である。
図7は本発明のさらなる実施形態を示すタイヤの子午線断面図である。
図8は図7に示すタイヤのトレッド部の一部破断平面図である。
図9は本発明のさらなる他の実施形態を示すタイヤの子午線断面図である。
図10は接地面内でのトレッド部の変形状態を説明する説明図である。

Claims (9)

  1. 一対のビード部間で略トロイダル状に延在するカーカスと、該カーカスの半径方向外側に配置され、タイヤ赤道面に対し互いに交差する補強素子が埋設された少なくとも2枚のベルト層からなるベルトと、該ベルトと重なり合いかつその幅方向外側端を越えるように配置され、波状またはジグザグ状に屈曲しながら実質上周方向に延在する補強素子が埋設された少なくとも1枚のベルト補強層と、該ベルトの半径方向外側に配置されたトレッドゴムとを備えた空気入りタイヤにおいて、最広幅のベルト補強層の幅方向両外側端部に少なくともそれぞれ重なり合い、タイヤ赤道面に対する傾斜角が前記最広幅ベルト補強層内の補強素子のものと異なる補強素子が埋設された少なくとも1枚の層からなる一対の分割ベルト補助層を設けたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記分割ベルト補助層が最広幅のベルト補強層のみと重なり、タイヤ赤道面からトレッド端までの軸方向距離をWとしたとき、各分割ベルト補助層の幅Hを0.10W〜0.60Wの範囲内にするとともに、タイヤ赤道面から各分割ベルト補助層の幅方向外側端までの距離Mを0.90W〜1.20Wの範囲内とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 分割ベルト補助層をカースと最広幅ベルト補強層との間に配置する請求項2記載の空気入りタイヤ。
  4. 分割ベルト補助層をトレッドゴムと最広幅ベルト補強層との間に配置する請求項2記載の空気入りタイヤ。
  5. 分割ベルト補助層内に埋設されている補強素子のタイヤ赤道面に対する傾斜角を10〜80度の範囲内とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 分割ベルト補助層の幅方向内側端部が最広幅ベルト補強層を越えてベルトを構成するベルト層のうち広幅のベルト層の幅方向外側端部と半径方向に重なるように配置し、該分割ベルト補強層内の補強素子が前記広幅ベルト層内の傾斜した補強素子と同一方向に傾斜している請求項1記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記分割ベルト補助層内の補強素子が広幅ベルト層内の補強素子と平行か、+10度〜−10度の範囲内で同一方向に傾斜している請求項6記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記分割ベルト補助層と広幅ベルト層との重なり合った部分の幅Oがトレッド幅2W(Wはタイヤ赤道面からトレッド端までの軸方向距離)の0.03〜0.10倍の範囲内にある請求項6記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記広幅ベルト層の幅Bがトレッド幅2Wの0.40〜0.85倍の範囲内にある請求項6記載の空気入りタイヤ。
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