JP4133327B2 - 自動車のタイヤの空気圧を監視する装置と方法 - Google Patents
自動車のタイヤの空気圧を監視する装置と方法 Download PDFInfo
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Description
本発明は、自動車の車輪回転数または車輪の速度を示す他の値を決定する装置と、車輪回転数または車輪速度値から差の値を計算する装置と、目標値偏差に関して差の値を評価し、目標値偏差が閾値を上回るときにアラーム信号を発生する装置とを備えている、自動車のタイヤの空気圧を監視するための装置に関する。本発明は更に、対応する方法に関する。
【0002】
自動車で適切なタイヤ圧力を維持することは、走行安全性にとっても燃料消費にとっても重要である。従って、圧力低下を検出し、適切な対策を講じるために、タイヤ圧力を規則的な時間的間隔をおいてチェックすることが推奨される。その際、一般的に、圧縮空気の補充によって行われる。しかし、しばしば、規則的なチェックが自動車の運転者によって無視されるので、タイヤ圧力は例えば慢性的な圧力低下によって、走行運転に適したレベル以下に低下し得る。
【0003】
従って、タイヤ圧力が正常でなくなる前に車両運転者に自動的に警報することができる多数の装置が既に提案されている。この装置によって、一般的にタイヤ損傷またはバルブ損傷に起因する、比較的に迅速に発生する、個々の車輪の圧力低下と、ゆっくり生じるすべてのタイヤの圧力低下を検出することができる。
【0004】
これに関連して、独国特許出願公開第4303583号明細書と独国特許第19602593号明細書によってそれぞれ、1個の車輪で直接タイヤ圧力を測定するタイヤバルブが知られている。検出された圧力情報はバルブに一体化されたバッテリ運転の送信器を経て受信器に伝送される。受信器は車両に固定され、評価装置と協働する。圧力偏差がある場合、適当なアラーム信号が発せられ、車両の運転者に示される。
【0005】
このような装置は勿論きわめてコストがかかり、複雑である。というのは、一方ではこの装置によって走行運転中に動的な力が発生するので、バルブをきわめて小さく形成すべきであり、他方では長い寿命と確実な情報伝送のための充分な送信能力に関してバルブに限界があり、そして更に圧力測定とデータ発生をバルブ内で完全に行わなければならないからである
タイヤバルブでの圧力測定の統合のほかに、独国特許出願公開第4309265号明細書によって、タイヤ圧力を直接測定するシステムを、タイヤリムに部分的に埋め込むことが知られている。それによって、空間的な制約が幾分緩和される。そのためには勿論、圧力通路を有する特別な車輪リムを使用する必要がある。
【0006】
更に、タイヤ内の空気圧の監視を間接的に、すなわち圧力を直接測定しないで行うことが知られている。この装置は上記の送信器/受信器システムの代替として、独国特許出願公開第3630116号明細書に記載されている。この独国特許出願公開第3630116号明細書記載の装置の場合、アンチロックブレーキコントロールシステムで検出された車輪速度がタイヤ内の圧力変化を検出するために用いられる。そのために、車輪速度信号または例えば動的な転動円周のような、車輪速度信号から導き出された信号が互いに比較されるかまたは車輪信号から導き出された基準信号と比較される。偏差が閾値を上回るときに、偏差から圧力低下が推測される。この圧力低下は車両の運転者に表示される。その際、車両状態を表すために信号の評価が行われる。それによって、カーブ通過時の速度差がタイヤ圧力警報を生じないようにすることができる。
【0007】
しかし、このような間接的に作動するシステムの場合、慢性的な圧力低下が複数の車輪で同時に発生するときに、この慢性的な圧力低下を検出することは困難である。従って、独国特許第19625544号明細書ではこれに関連して、アンチロックブレーキコントロールシステムから出力されて導き出された、各々の車輪についての車輪速度情報が、履歴リストに記録される。記録された値を判断することによって、値が低下する傾向を示すときに、慢性的な圧力低下が推測される。勿論、この方法は膨大な計算作業とメモリが必要である。
【0008】
前述の種類の間接作動システムの場合更に、“正常な”システム状態に基づいて較正を行う必要がある。なぜなら、タイヤの空気圧が当該のタイヤの転動円周に影響を及ぼすということに、このシステムの作用が基づいているからである。しかし、圧力依存性はきわめて小さく、従って測定することが困難である。アンチロックブレーキコントロールシステムのために設けられた車輪速度センサは、距離測定と、4個の車輪が進む距離の比較とによって、圧力低下を推定するために利用される。大きな圧力低下の場合でもタイヤの円周の変化を識別することができないので、車輪速度信号またはそれから導き出される信号の評価時に、エラーの原因、特にタイヤ誤差または異なる摩耗による異なるタイヤ直径を排除しなければならない。普通の方法では、“正常な”システム状態の時点で検出される補正値を学習相でシステムに入力する。これは例えば車両の運転者によって操作される較正ボタンによって行われる。
【0009】
しかし、ボタンの誤操作の場合、システムの狂いが生じる。これは誤警報につながるかまたはそれ自体必要な警報が生じなくなる。WO97/09188には、車両運転者の負荷を軽減するために、ショックアブソーバに連結されたスイッチによって学習相を自動的にスタートさせることが提案されている。この場合、所定のばね撓みに達したときにスイッチが作動する。しかし、これは、学習相のデータ検出の状態で、正しいタイヤ圧力のときにシステム状態が“正常である”という前提から出発する。
【0010】
この背景の下で、本発明の根底をなす課題は、前述のタイヤ圧力監視システムの代替的なシステムを提供することである。本発明は特に、自動車に低コストで実装可能であり、誤操作を閉め出すきわめて簡単な装置と方法を提供せんとするものである。
【0011】
この課題は、自動車の車輪の速度を示す他の値を決定するための装置と、車輪速度値から差の値を計算するための装置と、差の値を評価するための装置と、1個の車輪のタイヤ内の空気圧を直接測定し、空気圧を示す値を評価装置に伝送するための装置とを備えている、自動車のタイヤの空気圧を監視するための装置において、評価装置が目標値偏差の観点から差の値を評価し、目標値偏差が閾値を上回るときにアラーム信号を発生し、目標値に対する、空気圧を示す値の偏差が、それに関連する閾値を上回るときに、評価装置がアラーム信号を更に発生し、差の値の許容される目標値偏差の許容範囲が、空気圧を示す値の許容される目標値偏差の許容範囲よりも狭い圧力差範囲であることによって解決される。
【0012】
これによって、タイヤ圧力を低コストで監視することができる。このタイヤ圧力監視は更に、アンチロックブレーキコントロールシステムから提供された車輪回転数信号または車輪速度信号を利用する。その点では、間接的な車輪圧力監視方法を発展させたものである。しかし、1個のタイヤ実際の圧力を付加的に用いることにより、慢性的な圧力低下の発生を判断するための入手信号の評価がきわめて簡単になる。
【0013】
タイヤ内の空気圧の監視のために、先ず最初に自動車の車輪について、車輪回転数または車輪速度を示す他の値が検出され、これから差の値が求められ、目標値に対する差の値の偏差が閾値よりも大きいときに警報信号が発せられる。これは基本的には上述の方法に一致している。しかし更に、1個の車輪において、タイヤの空気圧が直接測定される。目標値に対する偏差が他の閾値よりも大きいときに、警報信号が発せられる。それによって一方では、1個のタイヤにおいて他のタイヤと比較して、例えば局部的なタイヤ損傷またはバルブ損傷の場合のような大きすぎる圧力低下が発生しているかどうかを監視することができる。他方では、直接的な圧力測定により、最適な走行運転のために許容されるタイヤ圧力の許容範囲が、所定の圧力レベル以下に低下しているかどうかが確認される。それによって、すべてのタイヤの同時の慢性的な圧力低下を検出することができる。
【0014】
更に、データ評価時の誤解釈が最小限に低減される。なぜなら、測定されたタイヤ圧力が基準値として使用され、そのために例えば履歴リストのような導き出された値を用いる必要がないからである。
【0015】
1個の車輪の測定された空気圧を基準値として提供することによって更に、上述の較正装置が不要になり、それに関連する操作エラーが回避される。それどこころか、1個の車輪の実際の空気圧を示す情報が常時およびシステム状態に関係なく供される。この情報に基づいて、かつ車輪速度信号または車輪回転数信号から導き出された情報の他の解釈と協働して、すべてのタイヤの空気圧が確実に示される。そのために、すべてのタイヤの実際の空気圧を測定する必要はない。
【0016】
本発明の有利な実施形では、差の値の目標値偏差の許容範囲が、空気圧を示す値の目標値偏差の許容範囲よりも狭い圧力差範囲である。これは、先ず最初に全般的な圧力レベルを基準測定によって確認するやり方を可能にする。この圧力レベルが所望な目標値を下回ると、装置は車輪回転数情報または車輪速度情報に基づく計算アルゴリズムを有する評価装置において、個々のタイヤの間で差の値がその閾値を大幅に上回っているかどうかが確認される。大幅に上回っていない場合には、この状態は慢性的な圧力低下として分類され、適当な信号によって車両運転者に表示される。
【0017】
これに対して、測定された圧力が所望な圧力目標値を中心とした許容範囲内にあり、車輪回転数情報または車輪速度情報の評価時に差の値が閾値を上回っていることが確認されると、これは所定のタイヤの間違ったタイヤ圧力であると診断される。車輪回転速度情報と車輪速度情報の適切な評価によって、どのタイヤで間違ったタイヤ圧力が存在するかを運転者に通知することができる。
【0018】
原理的には、間接的なタイヤ圧力監視と直接的に測定する圧力監視を、互いに独立して平行に実施することができる。この場合、所定の評価基準が存在する場合、各々のシステムは警報信号を発する。両システムの調和によって、特に警報信号の発生のための原因となる両システムの閾値の調和によって、簡単かつ低コストのタイヤ圧力監視を実現することができる。このタイヤ圧力監視は、この場合に発生した、タイヤ圧力状態に関する情報の高い信頼性を生じる。しかし、両システムから得られる情報を互いに密に組み合わせることもできる。例えば、測定されたタイヤ圧力と、車輪回転数信号または車輪速度信号から導き出された差の値によって、直接圧力測定しないタイヤのタイヤ圧力を計算することができる。そのための方法では例えば、評価装置において、各々のタイヤについて、測定された空気圧値と差の値とから、当該のタイヤの空気圧を示す値が決定され、この値の目標値偏差が、関連する目標閾値を上回ることに関して評価される。それによって、自動車のすべてのタイヤにおいて言わば個別的な空気圧監視が実現される。その際、個々の車輪または所属のタイヤのために、直接的な圧力測定のための固有の装置は不要である。
【0019】
多くの場合、自動車の前輪と後輪のために、異なる大きさのタイヤ圧力が設定される。直接的に圧力を測定する1個の装置を使用する場合、前輪と後輪の間の所望な圧力差を、評価装置において差の値を解釈するときに考慮しなければならない。しかし、これは例えば、自動車の各々の車軸について1個の車輪に、空気圧を直接測定する装置を設けることによって回避することができる。これによって、きわめて簡単な作動方法が実現可能である。この作動方法の場合、各々の車軸のために測定された空気圧のほかに他の情報として差の値だけしか必要としない。この差の値はそれぞれの車軸の両車輪の両車輪回転数信号または車輪速度信号から導き出すことが可能である。
【0020】
タイヤ圧力は公知のごとくタイヤの温度に左右される。従って、測定された圧力値または空気圧を示す値に対する偏差を決定するための目標値を温度で補正すると有利である。そのために、温度補正装置を設けることができる。この温度補正装置は例えばタイヤまたは車輪に取付けられた圧力センサに、温度センサの形で組み込まれる。この場合、測定された圧力値の補正が行われるので、車輪の情報だけを車両に動かぬように取付けられた評価装置に伝送するだけでよい。しかし、温度情報を圧力情報とは別個に評価装置に伝送し、そこで初めて測定圧力情報または設定された閾値と一緒にすることもできる。設定された目標値は一定の値として設定可能であり、評価装置に記憶可能である。しかし、目標値は一般的に、例えば車両の積載状態または使用されるタイヤの種類のような多数の他のパラメータに依存する。これらのパラメータは目標値発生時に一緒に考慮される。
【0021】
本発明の他の有利な実施形では、車輪回転数または車輪速度値がそれぞれ、すべての車輪回転数値または車輪速度値によって求められた、目標値としての平均値と比較される。この目標値は許容帯域の中心としての働きをする。許容される目標偏差がこの許容範囲に閾値として関連づけられる。
【0022】
更に、例えば差の値がそれぞれ2個の車輪について決定され、この場合一方の車輪に、空気圧を直接測定する装置が付設されるように、差の値を車輪回転数値または車輪速度値から導き出すことができる。この場合、各々の車輪について、基準車輪に関する差の値からおよび基準車輪の測定タイヤ圧力から、当該の車輪のタイヤ圧力をきわめて簡単に導き出すことができる。
【0023】
次に、図に示した実施の形態に基づいて本発明を詳しく説明する。
【0024】
図1の第1の実施の形態は自動車を示している。この自動車のうち、車輪1と、車輪1のタイヤの空気圧を監視する装置だけが示してある。
【0025】
空気圧を監視するための装置は、車輪回転数(車輪回転速度)または自動車の車輪の速度を示す他の値を決定するための装置2と、車輪回転数値または車輪速度値から差の値Δni1を計算するための装置を含んでいる。その際、自動車に組み込まれたアンチロックブレーキコントロールシステムが用いられる。車輪回転数を検出するためのアンチロックブレーキコントロールシステムのセンサと、車速を決定するためのアンチロックブレーキコントロールシステムの装置は共に、タイヤ圧力監視装置の一部をなし、かつ速度値を求めるために役立つ。
【0026】
図1においてn1 〜n4 で示した検出された車輪回転速度値または車輪速度値は、車両に動かぬように取り付けられた制御装置3内で処理される。この制御装置3は特に、アンチロックコントロールブレーキシステムから供給された車輪回転数値または車輪速度値から、差の値Δni1を計算するための装置を含んでいる。しかしながら、アンチロックブレーキコントロールシステム内で既に発生した差の値Δni1を制御装置3に供給することもできる。
【0027】
タイヤ圧力監視装置は更に、車輪1のタイヤ内の空気圧p1 を直接測定するための装置4を備えている。この場合、図1の実施の形態では、このような装置は左前輪1に例示的に設けられている。この圧力測定装置4は例えば圧力センサとしてタイヤバルブに一体化されている。このタイヤバルブは更に、測定されたタイヤ圧力p1 またはこのタイヤ圧力を示す情報p1 を、自動車に固定された受信器5に無線で伝送するために、送信器を備えている。測定されたタイヤ圧力を示す値p1 は受信器5から制御装置3に伝送され、そこで処理される。受信器5を制御装置3に直接一体化するかあるいは車輪1の他の個所、例えばリム内で圧力測定を行うこともできる。
【0028】
温度変化による圧力変動を補償するために、圧力センサは好ましくは温度センサと組み合わせられている。それによって、圧力測定装置から既に温度補正された信号が受信器5に伝送される。
【0029】
発生した信号は制御装置3の評価装置6で処理される。その際、目標値に対する偏差が求められる。偏差が所定の閾値を上回ると、アラーム信号が発生させられ、表示装置7を介して車両の運転者に伝えられる。運転者への警報は視野内で視覚的および/または音響的に行われるので、走行運転中この警報を感じることができる。その際、どのタイヤに空気圧の偏差が発生しているかを運転者に通知するためあるいは例えば慢性的な損失に基づいてすべてのタイヤの圧力レベルが臨界値よりも低下しているかどうかを運転者に通知するために、発生したエラーの種類に応じて細分化を行うこともできる。
【0030】
図2は前述の装置の作動方法の一例を示している。この場合、車輪回転数値または車輪速度値に基づく間接的なタイヤ圧力監視と、1個の車輪1の直接的な圧力測定が平行して行われる。これは走行運転中規則的な時間インターバルをおいてあるいは連続的に行われる。評価すべき値が所定の許容範囲を逸脱すると、その都度個別的にアラーム信号が発生させられる。
【0031】
これは、直接的な圧力測定の場合、測定されたタイヤ圧力p1 と設定された目標圧力psollとの偏差が、最適な走行運転のために許容できる許容範囲を示す所定の閾値または圧力差Δpmax を上回るときに行われる。そのために、評価装置6内には適当な比較装置6aが設けられている。ここで、目標値psollは必ずしも一定に設定されたパラメータでなくてもよい。むしろ、目標値は車両の運転状態に合わせられる。それによって、例えば車両の積載荷重または使用されるタイヤの種類を考慮することができる。そのために、図2に示していない目標値トランスミッタが設けられていると有利である。
【0032】
ここでも同様に、許容可能な車輪回転数差または車輪速度差Δnref の形をした、閾値に対する差の値Δni1 の監視が他の比較装置6bで行われる。この場合、1個の車輪の車輪回転数値または車輪速度値と、直接的な圧力測定を行う車輪の車輪回転数値または車輪速度値との間で、差が求められる。本実施の形態では、すべての値のために同じ閾値Δnref が設けられている。この閾値を超えると、簡単に言うと、アラーム信号が発生する。しかし、各々の車輪対のために固有の閾値Δnref を定めることができる。
【0033】
誤警報の危険を排除するために、閾値を上回る際に、この結果が検査される。これは例えば、出力情報、すなわち車輪回転数値または車輪速度値と、タイヤの空気圧を示す値を新たに検出し、評価することによって行われる。アラーム信号は、第1の予測が確定するときにのみ発せられる。その際更に、車両がタイヤ圧力監視に適した走行状態にあること、すなわち例えばカーブを走行していないことが確かめられる。カーブの走行は特にステアリングの切れ角を検出することによって確かめられる。この場合、タイヤ圧力監視に基づく情報の評価は抑制される。
【0034】
第1の実施の形態の作用は図3から明らかである。図3には、車両の3つの異なるタイヤ圧力状態が(a),(b),(c)で示してある。その際、(a)は各々のタイヤの圧力pi (i=1〜4)が“正常な”圧力である普通の状態を示す。図3には更に、直接的な圧力測定p1 を行うタイヤに対する圧力差Δp1iが記入されている。この圧力差p1iには、間接的なタイヤ圧力監視によって知られている車輪回転数値または車輪速度値の差の値Δn1iが対応している。この場合、必要時には補正係数を計算に入れることができる。図3の普通の状態(a)では、差の値はすべて、最大許容偏差Δnref を有する許容帯域内にある。この許容帯域は図3において圧力値Δpref 上に表示され、ハッチングして示してある。図3から更に判るように、この許容帯域は目標値psollの許容帯域よりも狭い。
【0035】
状態(b)の場合、慢性的な圧力低下のために、すべてのタイヤの圧力レベルが低下している。圧力を直接測定するタイヤの圧力が圧力値の下側の許容閾値psoll−Δpmax を下回るや否や、アラーム信号が発せられる。間接的なタイヤ圧力監視のための許容帯域が直接的な圧力測定のための許容帯域と比べて非常に狭いので、車両の1個のタイヤでのみ直接的な圧力測定を行うことで充分である。直接的な圧力測定は1本の車軸の1個のタイヤでのみ行うことができる。いかなる場合でも、すべてのタイヤの直接的な圧力測定と比べて、コストのかかる検出装置が節約される。
【0036】
状態(c)は、直接監視されるタイヤの圧力p1 が許容範囲から逸脱しない状態で、1個のタイヤの圧力p2 が他のタイヤの圧力と比べて大幅に低下している場合を示している。このような圧力低下は間接的なタイヤ圧力監視の場合に一定の車速のときの車輪回転数の上昇に基づいて制御装置3の比較装置6bで確認され、運転者に信号で知らせられる。この場合同時に、どのタイヤに故障が発生しているかを運転者に通知することができる。
【0037】
図4はタイヤ圧力監視装置の他の実施の形態を示している。この実施の形態は、特に供される出力情報の評価の点で、第1の実施の形態と異なっている。第2の実施の形態では、制御装置3において、車輪回転数値または車輪速度値の処理時に先ず最初に、車輪回転数値または車輪速度値ni の平均値を示す基準値n0 の決定が行われる。図示した実施の形態の変形では更に、重み付き平均値が求められる。この場合、各々の車輪回転数値または車輪速度値ni に固有の重み付け係数が割り当てられる。個々の車輪回転数値または車輪速度値ni から、基準値n0 によって差の値Δni が発生させられ、閾値Δnref に関連づけられる。閾値Δnref を上回ると、アラーム信号が発せられ、第1の実施の形態のように表示される。これにより、個々のタイヤの間の圧力差の発生を効率的に検出することができる。
【0038】
直接的なタイヤ圧力監視は第1の実施の形態のように平行して切り換えて行うことができる。しかし、図4の場合、差の値Δni と直接測定圧力p1 とから、直接監視されないタイヤの圧力が決定され、絶対圧力の目標値psollと比較される。目標圧力値psollに対する偏差が所定の閾値Δpmax を上回ると、再びアラーム信号が発せられる。この方法は、直接監視されないタイヤの圧力が絶対圧力の許容帯域から逸脱するときにも、アラーム信号が発せられるという利点がある。
【0039】
図4に示した実施の形態の作用は図5に示してある。その際、(a)は普通の状態を示している。この普通の状態では、すべてのタイヤの圧力が正しいタイヤ圧力pi である。すなわち、個々のタイヤの圧力は許容範囲内にある。状態(b)に基づいて示すような慢性的な圧力低下の場合、これは、1個のタイヤの圧力、ここではp2 が圧力許容帯域を逸脱するときに、このタイヤで直接的な圧力測定が行われないにもかかわらず既に認識される。状態(c)は更に、1個のタイヤ内に、他のタイヤと比べて大きな圧力差が発生している場合を示している。この圧力差は例えばタイヤの損傷またはバルブの損傷時に生じる。これはここでも、間接的なタイヤ圧力監視の際に閾値Δnref の超過として検出され、運転者に表示される。
【0040】
上述の装置または方法は自動車の確実で低コストのタイヤ圧力監視をきわめて簡単に可能にする。このタイヤ圧力監視は、それがタイヤの一部でのみ直接測定されたタイヤ圧力に基づいて、運転者に介入されることなく行われ、かつ誤操作に左右されにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動車のタイヤの空気圧を監視するための本発明による装置の第1の実施の形態を示す概略図である。
【図2】 図1に示した装置の作用を示すための図である。
【図3】 図1に示した装置の作用を説明するための図である。
【図4】 自動車のタイヤの空気圧を監視するための本発明による装置の他の実施の形態を示す図である。
【図5】 図4に示した装置の作用を説明するための図である。
【符号の説明】
1 車輪
2 車輪回転数または車輪の速度を示す他の値を決定する装置(車輪 回転数センサまたは車輪速度センサ)
3 制御装置
4 空気圧を直接測定する装置(圧力センサ)
5 受信器
6 評価装置
6a 比較装置
6b 比較装置
7 表示装置
ni 車輪iの車輪回転数または車輪速度値
Δni1 圧力を直接測定される車輪の車輪回転数または車輪速度値n1 に 対する車輪回転数または車輪速度値ni の偏差
n0 基準値(車輪回転数または車輪速度値ni の平均値)
Δni 基準値n0 に対する車輪回転数または車輪速度値ni の偏差
Δnref 車輪回転数または車輪速度値の許容偏差
pi タイヤ圧力またはタイヤ圧力を示す値
psoll 圧力を直接測定される車輪のタイヤ圧力の目標値
Δpmax 圧力目標値psollに対する最大許容偏差
Δpi 圧力値で表される、基準値n0 に対する車輪速度値の偏差
Claims (12)
- 自動車の車輪i(i=1,2,3,4)の回転数または速度を示す値(ni )を決定するための装置(2)と、
車輪速度値(ni )から偏差の値(Δni ;Δni1)を計算する、即ち、圧力を直接測定される車輪(i=1)の車輪回転数または車輪速度値(n1 )と車輪回転数または車輪速度値(ni )との間の偏差(Δni1)、或いは間接的な測定として車輪回転数または車輪速度値(ni )の平均値である基準値(n0 )と車輪回転数または車輪速度値(ni )との間の偏差(Δni )を計算するための装置(6b)と、
偏差の値(Δni ;Δni1)を評価するための装置(6)と、
1個の車輪(1)のタイヤ内の空気圧(p1 )を直接測定し、空気圧を示す値(p1 )を評価装置(6)に伝送するための装置(4,5)とを備えており、
評価装置(6)が目標値偏差の観点から偏差の値(Δni ;Δni1)を評価し、偏差の値(Δni ;Δni1)が、車輪回転数または車輪速度値の最大許容偏差である車輪毎に設定可能な閾値(Δnref )を上回った場合にアラーム信号を発生する、
自動車のタイヤの空気圧(pi )を監視するための装置において、
偏差の値(Δni ;Δni1)が最大許容偏差である閾値(Δnref )を上回るとき以外にも、自動車の運転状態に適合させた予め設定可能な圧力目標値(psoll)と車輪(i=1)の空気圧を示す値(p1 )との間の偏差が、それに関連する目標値(psoll)の許容範囲を規定する閾値(Δpmax )を上回るときには、評価装置(6)がアラーム信号を更に発生し、
偏差の値(Δni ;Δni1)に関する車輪回転数または車輪速度値の最大許容偏差である閾値(Δnref )の目標値偏差の許容範囲が、空気圧を示す値(p1 )に関する圧力目標値(psoll)からの最大許容偏差である閾値(Δpmax )の目標値偏差の許容範囲よりも狭い圧力差範囲であることを特徴とする装置。 - 評価装置(6)において、各々のタイヤについて、測定された空気圧値(p1 )と偏差の値(Δni )とから、当該のタイヤの空気圧を示す値(pi )が決定され、この値の目標値偏差が、関連する目標閾値(Δpmax )を上回ることに関して評価されることを特徴とする請求項1記載の装置。
- 測定された空気圧値(p1 )または空気圧を示す値(p1 )の偏差を決定するための目標値(psoll)を補正するために、温度補正のための装置が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の装置。
- 車輪速度値(ni )がそれぞれ、すべての車輪速度値(ni )から求められた、目標値(n0 )としての平均値と比較されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の装置。
- 偏差の値(Δni1)がそれぞれ2個の車輪(1)について決定され、この場合一方の車輪(1)に、空気圧を直接測定する装置(4,5)が付設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の装置。
- 自動車の各々の車軸について一方の車輪に、空気圧を直接測定する装置(4,5)が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の装置。
- 自動車の車輪i(i=1,2,3,4)の回転数または速度を示す値(ni )が検出され、これらの値から偏差の値(Δni ;Δni1)、即ち、圧力を直接測定される車輪(i=1)の車輪回転数または車輪速度値(n1 )と車輪回転数または車輪速度値(ni )との間の偏差(Δni1)、或いは間接的な測定として車輪回転数または車輪速度値(ni )の平均値である基準値(n0 )と車輪回転数または車輪速度値(ni )との間の偏差(Δni )を計算して、目標値偏差の観点から偏差の値(Δni ;Δni1)を評価し、偏差の値(Δni ;Δni1)が、車輪回転数または車輪速度値の最大許容偏差である車輪毎に設定可能な閾値(Δnref )を上回るときに、アラーム信号が発せられる、自動車のタイヤの空気圧(pi )を監視するための方法において、
偏差の値(Δni ;Δni1)が最大許容偏差である閾値(Δnref )を上回るとき以外 にも、自動車の運転状態に適合させた予め設定可能な圧力目標値(psoll)と車輪(i=1)の空気圧を示す値(p1 )との間の偏差が、それに関連する目標値(psoll)の許容範囲を規定する閾値(Δpmax )を上回るときには、同じくアラーム信号が発せられ、
偏差の値(Δni ;Δni1)に関する車輪回転数または車輪速度値の最大許容偏差である閾値(Δnref )の目標値偏差の許容範囲が、空気圧を示す値(p1 )に関する圧力目標値(psoll)からの最大許容偏差である閾値(Δpmax )の目標値偏差の許容範囲よりも狭い圧力差範囲であることを特徴とする方法。 - 各々のタイヤについて、測定された空気圧値(p1 )と偏差の値から、当該のタイヤの空気圧を示す値(pi )が決定され、その目標値偏差が関連する閾値(Δpmax )を上回ることに関して評価されることを特徴とする請求項7記載の方法。
- 測定された圧力値(p1 )または空気圧を示す値(p1 )のための目標値(psoll)が温度補正されることを特徴とする請求項7または8記載の方法。
- 車輪速度値(ni )がそれぞれ、すべての車輪速度値(ni )によって求められた、目標値(n0 )としての平均値と比較されることを特徴とする請求項7〜9のいずれか一つに記載の方法。
- 偏差の値(Δni1)がそれぞれ2個の車輪(1)について決定され、この場合一方の車輪(1)で空気圧が直接測定されることを特徴とする請求項7〜10のいずれか一つに記載の方法。
- 自動車の各々の車軸について1個の車輪で空気圧が直接測定されることを特徴とする請求項7〜11のいずれか一つに記載の方法。
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