JP4130954B2 - 運搬車 - Google Patents

運搬車 Download PDF

Info

Publication number
JP4130954B2
JP4130954B2 JP2002212353A JP2002212353A JP4130954B2 JP 4130954 B2 JP4130954 B2 JP 4130954B2 JP 2002212353 A JP2002212353 A JP 2002212353A JP 2002212353 A JP2002212353 A JP 2002212353A JP 4130954 B2 JP4130954 B2 JP 4130954B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
reverse switching
pedal
lever
transport vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002212353A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004050995A (ja
Inventor
啓一 西原
才三 近藤
勝博 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Co Ltd filed Critical Yanmar Co Ltd
Priority to JP2002212353A priority Critical patent/JP4130954B2/ja
Publication of JP2004050995A publication Critical patent/JP2004050995A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4130954B2 publication Critical patent/JP4130954B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、荷台を有する運搬車に関するものであり、より詳しくは、オペレータの足もとスペースに配されるステップの構成、及び、該ステップ下方に配される機器類に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、走行部上に機体フレームを配し、機体フレームの後部に運転部を配し、同運転部の前方に荷台を配してなる運搬車においては、運転部に設けた座席の前方に操作レバー類を配し、これら操作レバー類と、HSTやミッションケースを複数本のリンクで連動連結する構成とし、これらリンクをオペレータの足もとスペース一帯に敷設されたステップの下方に収容していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構造においては、リンクの分だけの上下幅を確保する必要があることから、ステップの床面全体を高くする必要があり、運転部への乗降の妨げとなっていた。以上の問題点に鑑み、本発明は、ステップの床面を低く構成するためのステップ下方のリンクの構成を提案する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上のごとくであり、次に該課題を解決する為の手段を説明する。
【0005】
請求項1においては、クローラ走行装置(2)上に機体フレーム(3)を配し、該機体フレーム(3)の後部上に運転部(5)を配し、該運転部(5)の前方で荷台(4)と間に、左右操向レバー(20L・20R)とブレーキペダル(8)と変速ペダル(7)と前後進切換レバー(24)とHST(50)を配してなる運搬車(1)において、該運転部(5)の座席(11)とダッシュボード(17)との間に配置するステップ(6)を正面視「凸」状とし、該ステップ(6)の左右中央に形成される中高面(90)の下方に、左右操向レバー(20L・20R)及びブレーキペダル(8)と、ミッションケース(60)とを連動連結する連動手段を配し、該連動手段は、前後方向に連結する操向リンク(123L・123R)と制動リンク(124L・124R)を、左右に並置して構成し、前記ステップ(6)の中高面(90)の下方に、前記HST(50)を操作する前後進切換機構(130)と、該前後進切換機構(130)と前後進切換レバー(24)を連動するリンク機構、及び前後進切換機構(130)と変速ペダル(7)を連動するリンク機構を配置し、前記左右に並置した操向リンク(123L・123R)と制動リンク(124L・124R)に対し、前後進切換レバー(24)と変速ペダル(7)から前後進切換機構(130)への連動リンク機構を、上下に重複交差させるように左右方向に向けて配置したものである。
【0006】
請求項2においては、請求項1に記載の運搬車において、前記ステップ(6)の中高面(90)の下方に、前記左右操向レバー(20L・20R)と、ブレーキペダル(8)に連動するリンクの回動支点となる回動軸(120)を支持し、該回動軸(120)と前記ミッションケース(60)との間に、前記操向リンク(123L・123R)と制動リンク(124L・124R)を並べて配置し、前記ステップ(6)の中高面(90)の左右に形成される左右ステップ面(91L・91R)の下方に、それぞれ、前記ブレーキペダル(8)の回動支点と、変速ペダル(7)の回動支点、及び変速ペダル(7)のリンク機構を配置したものである。
【0007】
請求項3においては、請求項1記載の運搬車において、前記中高面(90)の前方に、燃料タンク(14)を配し、該中高面(90)及び燃料タンク(14)の左右に左右ステップ面(91L・91R)を構成し、左右ステップ面(91L・91R)の前後幅を、前記中高面(90)の前後幅よりも広く構成したものである。
【0008】
請求項4においては、請求項1記載の運搬車において、前記ステップ(6)の正面視「凸」状の形状に対応し、エンジン等を内装する運転部のボンネット(10)の下部中央に、前記ステップ(6)の中高面(90)と略同一幅、同一高さで切欠いてなる逆「凹」状の切欠き部(10f)を形成し、該切欠き部(10f)をステップの中高面(90)の表面に当接させる構成としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
【0010】
図1は本発明の運搬車の全体左側面図、図2は運転部の平面図、図3はボンネット及びステップの形状を示す斜視図、図4はステップ下方に配されるリンク類の構成を示す斜視図、図5はHST、ミッションケース等の配置関係を示す平面図、図6は変速ペダルの回動部の構成を示す右側面図、図7は前後進切換レバーから前後進切換機構までのリンク構成を示す左側面図、図8は変速ペダルから前後進切換機構を繋ぐリンク構成を示す平面図、図9は前後進切換機構の構成を示す左側面図、図10は同じく前後進切換機構の動作を示す左側面図、図11は前後進切換機構とHSTを繋ぐリンク構成を示す後面図、図12は前後進切換機構、前後進切換レバー、変速ペダルの相関図である。
【0011】
まず、本発明に係る運搬車の全体構成について説明する。図1及び図2に示すごとく、運搬車1は、走行部であるクローラ走行装置2、機体フレーム3及び荷台4により構成され、該クローラ走行装置2の上に機体フレーム3を搭載し、該機体フレーム3の前部に荷台4を、後部に運転部5を配している。
【0012】
クローラ走行装置2は、左右のトラックフレーム40に複数の下部転輪41・41・・・、上部転輪42を回転自在に枢支し、前部転輪43をテンション機構を介して回転自在に枢支し、後部駆動輪44L・44Rをミッションケースから突出した車軸に固設し、これらにクローラ45を巻回して構成されている。
【0013】
機体フレーム3は、前後方向に平行な左右の前後フレーム31L(31R)と、これら前後フレーム31L(31R)間に横架する複数の左右フレーム32・32・・・から構成している。
【0014】
荷台4は、ダンプシリンダ19により昇降回動可能に枢支されており、該ダンプシリンダ19を伸縮させることにより、荷台4に積んだ土砂等を運搬車1の前方または側方に排出する構成としている。
【0015】
運転部5では、オペレータの足もとスペースに付設されるステップ6が、左右方向に敷設され、該ステップ6の左側には変速ペダル7(図2)、右側にはブレーキペダル8が配されている。該ステップ6の前方には、隔離板9が左右方向に立設されており、該隔離板9によって荷台4と運転部5との間が隔離されている。一方、ステップ6の後方には、エンジン等を内包するボンネット10が配され、該ボンネット10の上部に座席11を載置固定している。また、前記機体フレーム3後部上に後部カバー12L・12Rが設けられ、該後部カバー12L(12R)上のボンネット10の左右両側より乗降バー13・13(図2)を立設し、さらに、後部カバー12L(12R)には、オペレータの保護機器となるロプス82の立設スペースが設けられ、ロプス82がオペレータを囲むように立設されている。また、該ステップ6は、前記隔離板9とボンネット10の間となる位置に前後方向の幅を持たせて配され、ウォークスルー通路が形成されている。言い換えれば、運転部5の座席11とダッシュボード17との間にステップ6が配置されて、左右両側より乗降可能としている。
【0016】
また、前記隔離板9において、略左右中心となる位置のボンネット10側には、燃料タンク14が付設され、該燃料タンク14の上部左側に設けた給油口16(図2)を除く右側上方をダッシュボード17で覆い、該ダッシュボード17に各種操作ボタンや計器等を配設している。また、燃料タンク14の略左右中心に燃料ゲージ18を上下方向に付設し、該燃料ゲージ18を中心として左右に左右操向レバー20L・20Rを配している。該左右操向レバー20L・20Rはダッシュボード17後部で機体左右中心に対して対称に配置している。また、燃料タンク14の左方には、エンジン回転数を設定するアクセルレバー21と、荷台4を昇降操作するダンプレバー22が配される一方、燃料タンク14の右方には、変速ペダル7の踏み込み量を規制する踏込量規制レバー23と、機体の前進・後進を切替える前後進切換操作具となる前後進切換レバー24が配されている。
【0017】
次に、前記ステップ6の形状と、該ステップ6廻りの構成について説明する。図3に示すごとく、ステップ6は、前述の左右の前後フレーム31L・31Rに横架される正面視略「凸」状(ハット形状)の板体であって、その左右中央の高い床面を中高面90とし、該中高面90の左右に低く構成される面を左右ステップ面91L・91Rとしている。前記中高面90においては、前側中央付近において平面視略「U」字の切欠き88・88が左右に形成されており、該切欠きより前記左右操向レバー20L・20R(図2)を立ち上げるようにしている。この左右操向レバー20L・20Rの回動支点となる回動軸120は、図4及び図5に示すごとく、前述の前後フレーム31L・31Rより突設した支持ステー125L・125R(図4)に枢結されて、前記ステップ6の中高面90の下方に横架されている(図5)。また、該回動軸120に、左右操向レバー20L・20Rの基部が固設される枢結筒121L・121Rと、ブレーキペダル8にペダル連動リンク196で連動連結される122L・122Rを回転自在に外嵌支持している。また、これら枢結筒121L・121R及び支持筒122L・122Rから、ミッションケース60にかけて、前後方向に、それぞれ操向リンク123L・123R、制動リンク124L・124Rが伸びており、これらリンク機構についてもステップ6の中高面90の下方に配されている(図5)。つまり、ステップ6の左右中央に形成される中高面90の下方に、左右操向レバー20L・20R及びブレーキペダル8と、ミッションケース60とを連動連結する連動手段となるリンク機構を配している。さらに、機体の進行方向を切替えるための前後進切換機構130(図5)や、該前後進切換機構130に繋がるリンク、即ち、前述の前後進切換レバー24に連動する回転軸131及びレバー第二リンク132、そして、変速操作具となる変速ペダル7に連動するリンク、即ち、ペダル第三リンク143については、中高面90の下方となる位置において、前記操向リンク123L・123R、制動リンク124L・124Rに対して上下に(平面視で)重複交差させるように左右方向に架け渡されている。
【0018】
他方、ステップ6の左右ステップ面91L・91Rにおいては、その上面が足置きスペースとなるとともに、それぞれ、ブレーキペダル8、変速ペダル7が配される(図5)。そして、左ステップ面91Lの下方には、ブレーキペダル8を取付けたブレーキアーム191の回動軸193が配され、ブレーキペダル8の回動支点8aを構成し、右ステップ91Rの下方には、変速ペダル7の踏込量を前後進切換機構130に伝達するためのペダル第一リンク141、ペダル第二リンク142等よりなる変速ペダルリンク機構207が配され、変速ペダル7の下方に回動支点7aが位置するようになっている。
【0019】
また、図2に示すごとく、ステップ6の中高面90の前方には燃料タンク14が配され、該中高面90及び燃料タンク14の左右に左右ステップ面91L・91Rが構成されるので、図3に示すごとく、左右ステップ面91L・91Rの前後幅W1は、中高面90の前後幅W2よりも、燃料タンク14の前後幅の分だけ広く構成され、左右いずれかの方向からでも、乗降しやすいようになっている。前記ステップ6の正面視「凸」状の形状に対応し、エンジン等を内装する運転部のボンネット10の前面部10aの下部中央に、前記ステップ6の中高面90と略同一幅、同一高さで切欠いてなる逆「凹」状の切欠き部10fにより形成し、該切欠き部10fをステップ6の表面に当接させる構成としている。10L・10Rは、切欠き部10fの縦の縁部である。
【0020】
次に、前記ステップ6の下方に配される左右操向レバー、及びブレーキペダルに連動するリンク類の構成について説明する。図4に示すごとく、機体の前後フレーム31L・31Rより突設した支持ステー125L・125Rに、回動軸120を横架し、該回動軸120に左右操向レバー20L・20Rの回動部である枢結筒121L・121Rと、ブレーキペダル8に連動するリンクの回動部である支持筒122L・122Rが支持される構成としている。
【0021】
左右操向レバー20L・20Rに連動するリンク類の構成について説明すると、図4に示すごとく、左右の左右操向レバー20L・20Rは、その基部が枢結筒121L・121Rに固定されている。該枢結筒121L・121Rは、前記回動軸120に枢結されており、左右の左右操向レバー20L・20Rは、それぞれ独立して前後方向に揺動自在となっている。また、該枢結筒121L・121Rにおいて、左右操向レバー20L・20Rの反対側である下方には、アーム126・126が突設され、該アーム126・126に操向リンク123L・123Rの前側端部が枢結される。該アーム126・126の下部には、一端を機体フレーム3側に係止されたスプリング199の他端が係止されており、左右操向レバー20L・20Rを、操作時以外では、前方に回動させて、直立した状態で維持されるように付勢している。また、操向リンク123L・123Rの後側端部は、それぞれ、ミッションケース60内のシフタフォークと連動連結する回動アーム127・127に枢結される。以上の構成で、左右操向レバー20L・20Rを手前に引くと、枢結筒121L・121Rが回動して操向リンク123L・123Rを牽引し、回動アーム127・127が回動し、ミッションケース60内のシフタフォークが揺動して、クローラ走行装置2の左右クローラへの駆動の断接が行われるようになっている。
【0022】
次に、ブレーキペダル8に連動するリンク類の構成について説明すると、図4に示すごとく、ブレーキペダル8を取付けたブレーキアーム191は、回動軸193に固設されるものである。そして、該回動軸193が、左の前後フレーム31Lに付設した支持ステー192に枢結され、ブレーキアーム191が前後方向に揺動自在となっている。回動軸193の反ブレーキアーム191側には、アーム194が前方に向けて突設され、該アーム194と前記支持筒122Lの下部より突設したアーム195aとを、ペダル連動リンク196で連結している。また、支持筒122L・122Rは、ピン197・197によって回動軸120に係止され、ブレーキペダル8の踏込み、ペダル連動リンク196の前後動、前記アーム195aの揺動、支持筒122Lの回動による回動軸120、そして回動軸120の回動による支持筒122Rの回動が行われる。つまりは、ブレーキペダル8を踏込むと、左右の支持筒122L・122Rが同時に回動するようになっている。また、該支持筒122L・122Rより下方へ向けては、それぞれアーム195a・195bが突設され、該アーム195a・195bに制動リンク124L・124Rの前側端部が枢結される。また、制動リンク124L・124Rの後側端部は、それぞれ、ミッションケース60内のブレーキアームと連動連結する回動アーム198・198に枢結される。以上の構成で、ブレーキペダル8を踏込むと、回動軸193、アーム194、ペダル連動リンク196、回動軸120、アーム195a・195bを介して、左右の支持筒122L・122Rが回動し、制動リンク124L・124Rが前後動し、回動アーム198・198が回動し、ミッションケース60内のブレーキアームが揺動して摩擦板を圧接して、ミッションケース60内部の駆動伝達軸の回転が制動されるようになっている。
【0023】
次に、前後進切換レバー24及び変速ペダル7と前後進切換機構130との連結構成、そして、該前後進切換機構130とHST50との連結構成、さらには、これらの操作によるHST50のトラニオンレバー54の連動について説明する。図7に示すごとく、前後進切換レバー24のレバー回動プレート241に、上下方向のレバー第一リンク134の上端がジョイント133を介して枢結され、レバー第一リンク134の下端は、前記燃料タンク14の下方に配される回動軸131の右端部に固設されたアーム135に対し、ジョイント136を介して枢結されている。回動軸131は、前記燃料タンク14の下方に横架される筒体137内で回動自在であり、左端部に固定されたアーム138が、前記右端部のアーム135の揺動に連動して揺動するようになっている。そして、該アーム138の反回動軸131側には、レバー第二リンク132の前端がジョイント139を介して接続されており、レバー第二リンク132の後端には、前後進切換アーム140が固設されている。そして、図9に示すごとく、該前後進切換アーム140は、前後進切換機構130の枢結軸160に枢結されている。以上の構成で、前後進切換レバー24を操作すると、レバー第一リンク134が上下動し、アーム135が揺動して回転軸131を回動し、他側のアーム138が揺動して、レバー第二リンク132が前後動し、前後進切換アーム140が枢結軸160を中心として前後方向に揺動するようになっている。
【0024】
また、図6及び図8に示すごとく、変速ペダル7下部の枢支筒162(図6)は、前後フレーム31Rに横架された枢結軸161に枢結されており、該枢支筒162の下方に向けて形成したアーム163には、ペダル第一リンク141の前端がジョイント144を介して枢結され、ペダル第一リンク141の他端側は(図8)、ペダル第二リンク142の長手方向中途部に形成した貫通孔にコイルバネ145を挟装した状態で挿通されている。ペダル第二リンク142の右端には、戻し用のショックアブソーバ146の一端が枢結される一方、左端を枢結軸147に枢結するとともに、該枢結軸147の枢結部にアーム部148を突設し、該アーム部148の突端にペダル第三リンク143の右端を枢結する一方、左端をジョイント149を介して連動アーム129に枢結している。以上の構成で、変速ペダル7を踏込むと、ペダル第一リンク141が前後動し、ペダル第二リンク142及びアーム部148が揺動し、ペダル第三リンク143が左右移動し、連動アーム129が回動支持軸128を中心として揺動するようになっている。
【0025】
以上が、前後進切換レバー24及び変速ペダル7から前後進切換機構130までの連結構成であり、次に前後進切換機構130について説明する。該前後進切換機構130は、図9乃至図11に示すごとく、前進側揺動部171と、後進側揺動部172と、前後進切換部173を、前後方向の一の回動支持軸128に枢結し、前記前進側揺動部171及び後進側揺動部172と、HST50のトラニオンレバー54の一側レバー端54aとを、それぞれ、前記回動支持軸128を挟んで対向してリンクで連結し、前記前後進切換部173に枢結した前後進切換アーム140を、前後進切換レバーの操作に連動して揺動させて、前記の揺動部171・172のいずれか一方と係合させるとともに、同前後進切換アーム140を、前後進切換部173を変速ペダル7操作に連動して回動させて、前記回動支持軸128を中心に回動させることで、同前後進切換アーム140に係合した揺動部を回動させる構成としている。この前後進切換機構130は、前記回動支持軸128を支持する支持部291の固定部292を、機体フレーム3の左右フレーム32に形成さるステー293に付設することで固定されている。
【0026】
前記の前進側揺動部171及び後進側揺動部172には、回動支持軸128上に並置して枢支される筒体171a・172aより、回動支持軸128と直交してジョイント接続面171b・172bが互いに上下逆方向に立設され、両接続面171b・172bには、HST50のトラニオンレバー54と連結するリンク56・57端部のジョイント56a・57aが枢結されている。また、これらジョイント接続面171b・172bにおける左端面を、それぞれ、後方(前後進切換アーム140側)に屈曲させて係合面171c・172cを形成し、後述する前後進切換操作により、係合面171cが前後進切換アーム140の前進係合面140aと、係合面172cが前後進切換アーム140の後進側係合面140bと係合可能とする位置関係となっている。
【0027】
また、前記前後進切換部173において、回動支持軸128に枢結される筒体173aより連動アーム129を上方に立設して、ペダル第三リンク143の左端部のジョイント149が接続されるとともに、同じく筒体173aより左方に枢結軸160を突設し、該枢結軸160に前記前後進切換アーム140が枢結されている。また、前後進切換アーム140は、枢結軸160を挟んで上側に、前記前進側揺動部171(係合面171c)に係合する前進係合面140aを、同枢結軸160の下側に、前記後進側揺動部172(係合面172c)に係合する後進係合面140bを形成して側面視略「く」字形としている。
【0028】
以上が、前後進切換機構130の構成であり、次に該前後進切換機構130とHST50との連結構成について説明する。図11に示すごとく、前後進切換機構130の前進側揺動部171及び後進側揺動部172は、リンク56・57を介してHST50のトラニオンレバー54に連結されるものである。このトラニオンレバー54は、トラニオン軸55を回動して、HSTポンプ側の斜板角を変更するものである。そして、該トラニオンレバー54の中途部は、トラニオン軸55に固設され、該トラニオンレバー54の他端のレバー端54bには、中立位置に戻すとともに、急激な変速を防止するダンパー59が接続される一方、下方に二股に形成したレバー端54aに前記リンク56・57の右端のジョイント56b・57bが接続されている。そして、前進側揺動部171が回動されて、リンク56が押されトラニオンレバー54を反時計方向(図11)に回動させ、HSTポンプ側の斜板の前進側へ傾け、出力軸51を前進側へ回転させる。一方、後進側揺動部172が回動されると、リンク57がトラニオンレバー54を引っ張り時計方向に回動させ、HSTポンプ側の斜板を後進側へ傾け、出力軸51を後進側へ回転させる。そして、該トラニオンレバー54の回動量は、前後進切換アーム140の回動量に応じるものであり、該前後進切換アーム140の回動量は、変速ペダル7の回動量に応じるものであり、この回動量が大きいほど速度が速くなる。
【0029】
以上の構成において、前後進切換レバー24操作及び変速ペダル7操作によるHST50のトラニオンレバー54の連動について説明すると、前後進切換レバー24を前進側に操作すると、レバー第二リンク132が引っ張られて前記前後進切換アーム140が枢結軸160を中心に回動されて、前後進切換アーム140の一端に設けた前進係合面140aが前進側揺動部171の係合面171cに係合可能の状態となり(図10の状態A)、この状態で変速ペダル7の踏込むと、前進係合面140aと係合面171cが係合して踏込量に応じて前後進切換部173が回動し、この回動が前進側揺動部171よりリンク56を介して該トラニオンレバー54を前記踏込量に応じて反時計方向に回動させ、HST50の出力軸51を前進回転させる。一方、前後進切換レバー24が後進側に切り換えられた場合には、レバー第二リンク132が押されて前記前後進切換アーム140の後進係合面140bが後進側揺動部172の係合面172cに係合可能な状態となり(図10の状態B)、この状態で変速ペダル7の踏込むと、後進係合面140bと係合面172cが係合して、踏込量に応じて前後進切換部173が回動し、この回動が後進側揺動部172よりリンク57を介して該トラニオンレバー54を前記踏込量に応じて時計方向に回動させ、HSTの出力軸51を後進回転させる。
【0030】
以上のように、前後進切換機構130は、入力される前後進切換レバー24操作及び変速ペダル7操作を、HST50のトラニオンレバー54に連動させる構成となっている。
即ち、前後進切換機構130は、前後進切換レバー24操作で、HST50のトラニオンレバー54の回動方向を切換え、変速ペダル7の一側方向の踏込量に応じて、HST50のトラニオンレバー54を回動させる構成としている。そして、本実施例の運搬車では、図12に示すごとく、前記前後進切換機構130を備え、前後進切換レバー24でHST50のポンプ50aのトラニオンレバー54の回動方向を設定して機体進行方向を決定し、変速ペダル7で前記トラニオンレバー54の回動量を設定して走行速度を決定する構成とし、従来の構成における変速ペダル7の誤操作、即ち、踏み間違えにより誤って前進させてしまう、若しくは、後進させてしまうといった不具合が生じることもない。
【0031】
【発明の効果】
本発明は以上のごとく構成したので、次のような効果を奏するのである。
請求項1の如く、クローラ走行装置(2)上に機体フレーム(3)を配し、該機体フレーム(3)の後部上に運転部(5)を配し、該運転部(5)の前方で荷台(4)と間に、 左右操向レバー(20L・20R)とブレーキペダル(8)と変速ペダル(7)と前後進切換レバー(24)とHST(50)を配してなる運搬車(1)において、該運転部(5)の座席(11)とダッシュボード(17)との間に配置するステップ(6)を正面視「凸」状とし、該ステップ(6)の左右中央に形成される中高面(90)の下方に、左右操向レバー(20L・20R)及びブレーキペダル(8)と、ミッションケース(60)とを連動連結する連動手段を配し、該連動手段は、前後方向に連結する操向リンク(123L・123R)と制動リンク(124L・124R)を、左右に並置して構成し、前記ステップ(6)の中高面(90)の下方に、前記HST(50)を操作する前後進切換機構(130)と、該前後進切換機構(130)と前後進切換レバー(24)を連動するリンク機構、及び前後進切換機構(130)と変速ペダル(7)を連動するリンク機構を配置し、前記左右に並置した操向リンク(123L・123R)と制動リンク(124L・124R)に対し、前後進切換レバー(24)と変速ペダル(7)から前後進切換機構(130)への連動リンク機構を、上下に重複交差させるように左右方向に向けて配置したので、これらリンクを中高面の下方に集中的に配することで、該中高面の左右に形成する左右ステップ面の高さを低く構成することが可能となり、運転部の乗降性の向上が図られる。
【0032】
また、前記ステップの中高面の下方に、前記左右操向レバーの回動部と、ブレーキペダルに連動するリンクの回動部が支持される構成としたので、これら回動部の支持を一本の支持軸で担うことができ、部品点数の削減が図られるとともに、連動連結構成の簡素化が図られる。
【0033】
また、前記ステップの中高面の下方に、前後進切換機構、該前後進切換機構に連動するリンク、変速ペダルに連動するリンクを、左右操向レバー及びブレーキペダルと、ミッションケースとを連動連結するリンクに、上下に重複交差させるように左右方向配したので、これらリンクを中高面の下方に集中的に配することで、該中高面の左右に形成する左右ステップ面の高さを低く構成することが可能となり、運転部の乗降性の向上が図られる。
【0034】
また、請求項2に記載の如く、請求項1に記載の運搬車において、前記ステップ(6)の中高面(90)の下方に、前記左右操向レバー(20L・20R)と、ブレーキペダル(8)に連動するリンクの回動支点となる回動軸(120)を支持し、該回動軸(120)と前記ミッションケース(60)との間に、前記操向リンク(123L・123R)と制動リンク(124L・124R)を並べて配置し、前記ステップ(6)の中高面(90)の左右に形成される左右ステップ面(91L・91R)の下方に、それぞれ、前記ブレーキペダル(8)の回動支点と、変速ペダル(7)の回動支点、及び変速ペダル(7)のリンク機構を配置したので、これら回動支点やリンク機構については、中高面の下方に配せずに、中高面を低く構成させることに寄与させることにより、左右ステップ面間のウォークスルーが容易に行える構成となる。
【0035】
また、請求項3に記載の如く、請求項1記載の運搬車において、前記中高面(90)の前方に、燃料タンク(14)を配し、該中高面(90)及び燃料タンク(14)の左右に左右ステップ面(91L・91R)を構成し、左右ステップ面(91L・91R)の前後幅を、前記中高面(90)の前後幅よりも広く構成したので、左右いずれかの方向からでも、乗降しやすくすることができる。
【0036】
また、請求項4に記載の如く、請求項1記載の運搬車において、前記ステップ(6)の正面視「凸」状の形状に対応し、エンジン等を内装する運転部のボンネット(10)の下部中央に、前記ステップ(6)の中高面(90)と略同一幅、同一高さで切欠いてなる逆「凹」状の切欠き部(10f)を形成し、該切欠き部(10f)をステップの中高面(90)の表面に当接させる構成としたので、ボンネットの切欠き部の左右縦端面が、中高面の立ち上げ側面に当接し、ボンネットの横揺れを規制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の運搬車の全体左側面図である。
【図2】 運転部の平面図である。
【図3】 ボンネット及びステップの形状を示す斜視図である。
【図4】 ステップ下方に配されるリンク類の構成を示す斜視図である。
【図5】 HST、ミッションケース等の配置関係を示す平面図である。
【図6】 変速ペダルの回動部の構成を示す右側面図である。
【図7】 前後進切換レバーから前後進切換機構までのリンク構成を示す左側面図である。
【図8】 変速ペダルから前後進切換機構を繋ぐリンク構成を示す平面図である。
【図9】 前後進切換機構の構成を示す左側面図である。
【図10】 同じく前後進切換機構の動作を示す左側面図である。
【図11】 前後進切換機構とHSTを繋ぐリンク構成を示す後面図である。
【図12】 前後進切換機構、前後進切換レバー、変速ペダルの相関図である。
【符号の説明】
1 運搬車
2 クローラ走行装置
3 機体フレーム
4 荷台
5 運転部
6 ステップ
7 変速ペダル
8 ブレーキペダル
10 ボンネット
10f ボンネット切欠き部
11 座席
24 前後進切換レバー
50 HST
60 ミッションケース
90 中高面
91L・91R 左右ステップ面
120 回動軸
123L 操向リンク
123R 操向リンク
124L 制動リンク
124R 制動リンク
130 前後進切換機構

Claims (4)

  1. クローラ走行装置(2)上に機体フレーム(3)を配し、該機体フレーム(3)の後部上に運転部(5)を配し、該運転部(5)の前方で荷台(4)と間に、左右操向レバー(20L・20R)とブレーキペダル(8)と変速ペダル(7)と前後進切換レバー(24)とHST(50)を配してなる運搬車(1)において、該運転部(5)の座席(11)とダッシュボード(17)との間に配置するステップ(6)を正面視「凸」状とし、該ステップ(6)の左右中央に形成される中高面(90)の下方に、左右操向レバー(20L・20R)及びブレーキペダル(8)と、ミッションケース(60)とを連動連結する連動手段を配し、該連動手段は、前後方向に連結する操向リンク(123L・123R)と制動リンク(124L・124R)を、左右に並置して構成し、前記ステップ(6)の中高面(90)の下方に、前記HST(50)を操作する前後進切換機構(130)と、該前後進切換機構(130)と前後進切換レバー(24)を連動するリンク機構、及び前後進切換機構(130)と変速ペダル(7)を連動するリンク機構を配置し、前記左右に並置した操向リンク(123L・123R)と制動リンク(124L・124R)に対し、前後進切換レバー(24)と変速ペダル(7)から前後進切換機構(130)への連動リンク機構を、上下に重複交差させるように左右方向に向けて配置したことを特徴とする運搬車。
  2. 請求項1に記載の運搬車において、前記ステップ(6)の中高面(90)の下方に、前記左右操向レバー(20L・20R)と、ブレーキペダル(8)に連動するリンクの回動支点となる回動軸(120)を支持し、該回動軸(120)と前記ミッションケース(60)との間に、前記操向リンク(123L・123R)と制動リンク(124L・124R)を並べて配置し、前記ステップ(6)の中高面(90)の左右に形成される左右ステップ面(91L・91R)の下方に、それぞれ、前記ブレーキペダル(8)の回動支点と、変速ペダル(7)の回動支点、及び変速ペダル(7)のリンク機構を配置したことを特徴とする運搬車。
  3. 請求項1記載の運搬車において、前記中高面(90)の前方に、燃料タンク(14)を配し、該中高面(90)及び燃料タンク(14)の左右に左右ステップ面(91L・91R)を構成し、左右ステップ面(91L・91R)の前後幅を、前記中高面(90)の前後幅よりも広く構成したことを特徴とする運搬車。
  4. 請求項1記載の運搬車において、前記ステップ(6)の正面視「凸」状の形状に対応し、エンジン等を内装する運転部のボンネット(10)の下部中央に、前記ステップ(6)の中高面(90)と略同一幅、同一高さで切欠いてなる逆「凹」状の切欠き部(10f)を形成し、該切欠き部(10f)をステップの中高面(90)の表面に当接させる構成としたことを特徴とする運搬車。
JP2002212353A 2002-07-22 2002-07-22 運搬車 Expired - Fee Related JP4130954B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002212353A JP4130954B2 (ja) 2002-07-22 2002-07-22 運搬車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002212353A JP4130954B2 (ja) 2002-07-22 2002-07-22 運搬車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004050995A JP2004050995A (ja) 2004-02-19
JP4130954B2 true JP4130954B2 (ja) 2008-08-13

Family

ID=31935311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002212353A Expired - Fee Related JP4130954B2 (ja) 2002-07-22 2002-07-22 運搬車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4130954B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11453427B2 (en) * 2020-03-27 2022-09-27 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Handling device for transporting components of a checkout station

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004050995A (ja) 2004-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6935610B1 (ja) 車両
JP2017065403A (ja) 作業車
WO2021145351A1 (ja) 車両
JP4130954B2 (ja) 運搬車
JP4032107B2 (ja) 車両の前後進切換機構
JP7280657B2 (ja) 走行車両
JPH07205774A (ja) 作業車の制動装置
JP4558837B1 (ja) トライクにおける左右車輪のサスペンション装置
JP4069186B2 (ja) 運搬車
JP4616705B2 (ja) 乗用型田植機
JP4304289B2 (ja) 運搬車
WO2021125302A1 (ja) 車両
JP3819479B2 (ja) 三輪車の荷台装置
JP2004114964A (ja) 農用車両の変速操作装置
JP7132102B2 (ja) 走行車両
JP3749759B2 (ja) 作業車の走行形態表示構造
JPH0235591Y2 (ja)
JPS6345380Y2 (ja)
JP2555891Y2 (ja) バックホーのバルブ操作構造
JP4592296B2 (ja) 作業車輛の走行操作装置
JP4045327B2 (ja) 運搬車
JPH0732897A (ja) 作業車の変速ペダル支持構造
JP4214186B2 (ja) 運搬車
JP4157633B2 (ja) 走行用レバー装置
JP2554964Y2 (ja) 運搬車の従動輪方向切換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080408

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20080423

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080423

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080423

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees