JP4129816B2 - 食品の包装装置 - Google Patents
食品の包装装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4129816B2 JP4129816B2 JP2003178927A JP2003178927A JP4129816B2 JP 4129816 B2 JP4129816 B2 JP 4129816B2 JP 2003178927 A JP2003178927 A JP 2003178927A JP 2003178927 A JP2003178927 A JP 2003178927A JP 4129816 B2 JP4129816 B2 JP 4129816B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting table
- frame
- food
- transport frame
- transport
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Special Conveying (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Fish Paste Products (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は食品の包装装置に係り、特に、蟹風味蒲鉾を包装容器に収納する包装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より蟹風味蒲鉾のような食品の包装は、図18(a)に示すように所定長さに切断した蟹風味蒲鉾1を容器11に収納されているもので、図18(b)に示すように、コンベヤ7で搬送されている容器11に人手で詰めて包装を行っている。
また、蟹風味蒲鉾の包装に関し、複数本の蟹風味蒲鉾からなる群を形成し、この蟹風味蒲鉾群を薄い合成樹脂製のシートを敷設した横送りコンベヤに縦送りシャトルコンベヤベルトで搬送し、蟹風味蒲鉾群の下にシートを敷設した状態でシートを切断し、容器内に蟹風味蒲鉾群とシートとを交互に積層した状態で収納する包装方法が知られている(特許文献1)。
【特許文献1】
特開平7−242211号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、食品、特に蟹風味蒲鉾をより効率的に、また人手に触れる機会を少なくし、より衛生的に容器に包装する装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、食品を収納する両端が開放した凹部を複数並列に設けた搬送枠と、移動手段及び案内部を設けた載置台並びに載置台に載置される搬送枠の凹部に対応しているストッパーとを有する供給部と、搬送枠の移送手段とを備え、複数の凹部に食品を収納した搬送枠を移送手段により移送して供給部の載置台に移送して載置し、移動手段により載置台と前記搬送枠を移動することにより搬送枠の複数並列の凹部に収納されている食品はストッパーにより搬送枠の凹部から離され案内部に入り、案内部で案内されて、供給部下方の複数個の包装容器に収納されることを特徴とする食品の包装装置である。
【0005】
また、本発明は、食品を収納する両端が開放した凹部を複数並列に設けた搬送枠と、移動手段及び案内部を設けた載置台並びに載置台に載置される搬送枠の凹部に対応しているストッパーとを有する供給部を複数組と、搬送枠の移送手段を複数組とを備え、複数並列の凹部に食品を収納した搬送枠の複数個を複数組の移送手段のそれぞれで移送し、複数組の供給部の載置台にそれぞれを載置し、複数組の載置台をそれぞれの移動手段により載置台と前記搬送枠を移動することにより、搬送枠の複数並列の凹部に収納されている食品はストッパーにより搬送枠の凹部から離され案内部に入り、案内部で案内されて、供給部下方の複数個の包装容器に収納されることを特徴とする食品の包装装置である。
【0006】
また、本発明の上記食品の包装装置は、搬送枠の移送手段が、搬送枠をアームで把持して、送りコンベヤから凹部に食品を収納した搬送枠を供給部の載置台に移送して載置し、空になった搬送枠を供給部の載置台から戻しコンベヤに移送することを特徴とするものである。
また、本発明の上記食品の包装装置は、複数組の移送手段が、搬送枠のそれぞれを把持する複数組のアームで、複数組のアームはそれぞれ異なる速度で移送するものであり、送りコンベヤから凹部に食品を収納した搬送枠の複数個をそれぞれのアームで把持して、それぞれの供給部の載置台に移送して載置し、空になった搬送枠をそれぞれの供給部の載置台から戻しコンベヤに移送することを特徴とするものである。
【0007】
また、本発明の上記食品の包装装置は、搬送枠の送りコンベヤと戻しコンベヤが、上下に配設され、搬送枠の両側をアームで把持することを特徴とするものである。
また、本発明の上記食品の包装装置は、載置台に設けられた案内部は、載置台側と上下を開放したコの字形であり、載置台に載置される搬送枠の複数並列な凹部に対応して設けられていることを特徴とするものである。
また、本発明の上記食品の包装装置は、包装容器に収納された食品の押付け部が、供給部の載置台に設けられていることを特徴とするものである。
【0008】
また、本発明の上記食品の包装装置は、包装容器に収納された食品の押付け部の押し付け部材が、コの字形の案内部の上方と下方が開放されところを通るように供給部の載置台に設けられていることを特徴とするものである。
また、本発明の上記食品の包装装置は、包装容器に収納する食品が、蟹風味蒲鉾であることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
本発明は、搬送枠に食品を収納する凹部が複数に設けられているので、搬送枠複数の凹部から食品を複数の容器に同時に収納することができるものであり、また搬送枠には食品を収納する凹部が両端を開放して複数並列に設けられていることにより、載置台の移動と搬送枠の凹部に対応しているストッパーとにより複数個の包装容器に同時に収納することができ、さらに、載置台に案内部を設けていることによりストッパーで搬送枠の凹部から離された食品が、搬送枠の凹部に収納されている状態をあまり崩すことなく包装容器に同時に収納することができるものである。
【0010】
【実施例1】
本発明の実施例1について、図1〜図3を参照して説明する。
図1及び図2は、実施例1の食品として蟹風味蒲鉾を包装する装置を説明する斜視図、図3は供給部を示した斜視図である。
図1及び図2に示すように、搬送枠2は、蟹風味蒲鉾1を収納する両端が開放した凹部21a、21bを二個並列に設けているものである。また搬送枠2には移送手段であるアーム25a、25bで挟持し、その把持部26で把持する凸部22が設けられている。
搬送枠2の凹部21a、21bに収納する蟹風味蒲鉾1としては、一本づつ包まれているもので、凹部21a、21bに収納された蟹風味蒲鉾1の複数本が、容器に詰められて包装されるものである。
【0011】
図1〜図3に示すように、供給部3は、移動手段及び案内部を設けた載置台31並びにストッパー37を有するものである。
載置台31の移動手段としては、載置台31にエアシリンダ32とロッド33を設け、ガイド34に沿って移動可能に設けられているもので、エアシリンダ32の作動で載置台31を移動させるものである。
載置台31には案内部40a、40bが設けられており、案内部40a、40bは、載置台31側が開放され、また上方と下方が開放されたコの字形のものである。案内部40a、40bの載置台31側の開放されたところが、載置台31に載置される搬送枠2の複数並列な凹部21a、21bに対応するように、載置台31に案内部40a、40bが設けられている。そして載置台31の移動に伴って案内部40a、40bも移動するものである。
【0012】
ストッパー37は、搬送枠2の凹部21a、21bに対応するようなストッパー片38a、38bを有している。また、ストッパー37は、載置台31とは独立して設けられているもので、載置台31がガイド34に沿って移動するときにもストッパー37は移動しないで停止しているものである。
また、供給部3の載置台31には、包装容器11に収納された蟹風味蒲鉾1を押さえる押付け部が設けられている。
押付け部は、蟹風味蒲鉾1に接して押し付ける一対の部材51a、52a及び部材51b、52bからなり、それらの基部53はエアシリンダ54とロッド55に連結されている。エアシリンダ54は枠56に設けられており、枠56で供給部3の載置台31に取り付けられている。押付け部は載置台31の移動に伴なって移動するものである。押付け部の作動については、後述する。
【0013】
供給部3の下方には、コンベヤ7で包装容器11a、11bが搬送されている。コンベヤ7は、供給部3の載置台31に設けられる案内部40a、40bから包装容器11a、11bに蟹風味蒲鉾1を収納するときには停止し、収納後にコンベヤ7を走行させて蟹風味蒲鉾1を収納したものを前方に送り、次ぎの包装容器11a、11bを案内部40a、40bの下方に位置させるようにするもので、コンベヤ7は走行・停止で運行されるものである。
なお、図1及び図2では、案内部40a、40bと包装容器11a、11bが離された位置に図示しているが、これは斜視図でこれらの構成を示すためであり、案内部40a、40bと包装容器11a、11bは近接して位置しているものである。
【0014】
凹部21a、21bに蟹風味蒲鉾1が収納されている搬送枠2の送りコンベヤ5及び空になった搬送枠2を戻すコンベヤ6は上下に配設されている。送りコンベヤ5には停止部51を設け、停止部51にはセンサを設けることが好ましい。
送りコンベヤ5と戻しコンベヤ6を上下に配設することにより、包装装置の設置面積を少なくすることができるものであり、搬送枠2の両側をアーム25a、25bで把持し移送するので、送りコンベヤ5と戻しコンベヤ6を上下に配設しても、容易に操作することができる。
【0015】
図1〜図3に示した蟹風味蒲鉾を包装する装置の作動について説明する。
図1に示すように、凹部21a、21bに複数本の蟹風味蒲鉾1が収納されている搬送枠2は、送りコンベヤ5で矢印Aのように送られ、停止部51の位置に停止する。停止部51のセンサで搬送枠2を確認し、移送手段であるアーム25a、25bを搬送枠2の位置に移送する。
次いで、移送手段であるアーム25a、25bの把持部26で搬送枠2の凸部22を把持する。搬送枠2をアーム25a、25bで把持して、鎖線矢印Bのように持上げて送りコンベヤ5の前方に移送し、さらに鎖線矢印Cのように下方に移送し、供給部3の載置台31に搬送枠2を載置する。
【0016】
供給部3の載置台31には案内部40a、40bが設けられ、またストッパー37が載置台31とは独立して設けられているものである。
載置台31に載置された搬送枠2は、その凹部21a、21bがストッパー37の片38a、38bに対応するように、また案内部40a、40bに対応するように、ストッパー37と案内部40a、40bの間の位置させる。
次いで、載置台31に載置した搬送枠2からアーム25a、25bを離す。
【0017】
次いで、エアシリンダ32を作動して載置台31を矢印E1のようにガイド34に沿って移動させる。それに伴いて載置台31に設けられている案内部40a、40bも移動する。そして載置台31に載置されている搬送枠2も同時に矢印E1のように移動する。
なお、図示していないが、載置台31と搬送枠2を同時に移動させるようにするためには、搬送枠2の底面に凹部を設け、また載置台31に凸部を設け、搬送枠2を載置台31に載置するときに、載置台31の凸部に搬送枠2の凹部を合わせて、載置台31と搬送枠2を組み合わせることが好ましい。
【0018】
ストッパー片38a、38bは、搬送枠2の凹部21a、21bに対応する位置に停止しているので、載置台31が矢印E1のように移動し、載置台31に載置されている搬送枠2が移動すると、蟹風味蒲鉾1はストッパー片38a、38bで凹部21a、21bから離されて案内部40a、40bに入る。
供給部3の下方にはコンベヤ7で搬送されてきた包装容器11a、11bが停止しており、このコンベヤ7上の包装容器11a、11bに、ストッパー片38a、38bで凹部21a、21bから離されて案内部40a、40bに入った蟹風味蒲鉾1は、案内部40a、40bで案内されて落下し、包装容器11a、11bに収納される。その後必要に応じて、包装容器11a、11bに収納された蟹風味蒲鉾1を押付けて上面を平らにし、コンベヤ7を走行させて次ぎの工程に搬送し、蟹風味蒲鉾1を詰めた包装容器11を密封する。
【0019】
なお、コンベヤ7を走行・停止させて順次間欠的に包装容器11a、11bをヒッチ送りで搬送して、供給部3の下方に位置する包装容器11a、11bに蟹風味蒲鉾1を収納する場合を示したが、コンベヤを用いずに、ロール上に巻かれた包装容器となる帯状フィルムを間欠的にヒッチ送りし、成形型で帯状フィルムに複数個の包装容器を成形し、ヒッチ送りにより包装容器を供給部の下方に位置させて、供給部を作動させて蟹風味蒲鉾を帯状フィルムに成形された複数個の包装容器に収納し、シール工程に送り、蟹風味蒲鉾を詰めた包装容器に蓋となるフィルムを熱接着し、トリミング工程で複数個の包装容器が成形されている帯状フィルムから1個毎の蟹風味蒲鉾を詰めた包装容器に分離して、個々の包装品としてもよい。
【0020】
図2は、供給部3で搬送枠2の凹部21a、21bから蟹風味蒲鉾1を包装容器11a、11bに供給して、空になった搬送枠2を供給部3の載置台31から戻しコンベヤ6に移送する工程を示すものである。
載置台31と空になった搬送枠2は、アーム25a、25bが待機している位置にエアシリンダ32の作動により移動させる。ここで、アーム25a、25bの把持部26で空になった搬送枠2の凸部22を把持し、鎖線矢印F、矢印Gのように移送し、戻しコンベヤ6に載せて、矢印Hのように走行さて、製造された蟹風味蒲鉾を搬送枠の凹部に収納する作業位置に戻すものである。
【0021】
なお、図2では載置台31と搬送枠2をアーム25a、25bが待機している位置に移動させてから、空になった搬送枠2をアーム25a、25bで把持して移送される場合を示したが、載置台31と搬送枠2を移動させずに、載置台31上の空になった搬送枠2の位置にアーム25a、25bを移行させて把持し、戻しコンベヤ6に戻すようにしてもよい。
【0022】
以上のように、両端が開放した凹部21a、21bを複数並列に設けた搬送枠2に蟹風味蒲鉾1を収納し、これを移送手段であるアーム25a、25bで移送して供給部3の載置台31に載置し、移動手段であるエアシリンダ32とロッド33により載置台31と搬送枠2を移動させて、ストッパー37により搬送枠の凹部21a、21bから蟹風味蒲鉾1は離されて案内部40a、40bに入り、案内部40a、40bで案内されて、供給部3の下方の複数個の包装容器11a、11bに収納されるようにすることにより、人手に触れる機会を少なくして衛生的に、また効率的に蟹風味蒲鉾を容器に詰め包装することができるものである。
【0023】
【実施例2】
本発明の実施例2について、図4〜図8を参照して説明する。
実施例2は包装容器に収納された食品の押付け部を設けているもので、図4及び図5は食品の包装装置の供給部に搬送枠が載置されている状態の斜視図、図6〜図8は、包装容器への収納及び押付けの工程を説明する側面図である。
図4及び図5に示すように、包装容器11a、11bに収納された複数本の蟹風味蒲鉾1を押さえる押付け部が供給部3の載置台31に設けられているもので、押付け部は、蟹風味蒲鉾1に接して押し付ける一対の押し付け部材51a、52a及び押し付け部材51b、52bを有し、それらの基部53はエアシリンダ54にロッド55で連結されている。エアシリンダ54は枠56に設けられており、枠56で、押し付け部材51a、52a及び押し付け部材51b、52bが案内部40a、40bを通るように供給部3の載置台31に取り付けられている。また、押付け部は載置台31に取り付けられているので、エアシリンダ32の作動による載置台31の移動に伴なって移動するものである。
【0024】
また、一対の押し付け部材51a、52aは、案内部40aを通って包装容器11aに収納された複数本の蟹風味蒲鉾1を押さえるものであり、一対の押し付け部材51b、52bは、案内部40bを通って包装容器11bに収納された複数本の蟹風味蒲鉾1を押さえるものである。
案内部40a、40bは、載置台31側が開放され、また上方と下方が開放されたコの字形のものであり、押し付け部材51a、52a及び51b、52bは、案内部40a、40bの上方と下方が開放されところを通って下降し、包装容器11aに収納された複数本の蟹風味蒲鉾1を押さえるものである。
【0025】
このように、押付け部は載置台31に設けられているので、押し付け部材51a、52a及び51b、52bは、複数本の蟹風味蒲鉾1が収納されたを包装容器11a、11bの上方に載置台31の移動に伴なって移動し、また押し付け部材51a、52a及び51b、52bは、案内部40a、40bの上方と下方が開放されところを通って下降するので、包装容器11a、11bに収納された複数本の蟹風味蒲鉾1を直ちに押さえることができるものであり、押付け部の作動を効率的に行うことができるものである。包装容器11a、11bに収納された複数本の蟹風味蒲鉾1は、包装容器の中でがたつくことがなく、搬送時に包装容器に収納されている複数本の蟹風味蒲鉾が傷むようなこともないものである。
【0026】
押し付け部材は、51aと52a及び51bと52bのような一対に限るものではないが、蟹風味蒲鉾1のように柔らかで棒状をしているのでは、包装容器に収納された複数本の蟹風味蒲鉾1の2箇所を押さえるようにすることが好ましい。これは蟹風味蒲鉾1を押さえ過ぎず、また風味や形状を損なわないように押さえることができるので好ましい。
また、供給部3は、その移動手段であるエアシリンダ32及び案内部40a、40bを設けた載置台31並びにストッパー37を有するもので、上記実施例1で図1〜図3に示したものと同様の構成のものであり、図5及び図6に同じ符号を付している。
【0027】
図4に示すように、凹部21a、21bに蟹風味蒲鉾1が収納された搬送枠2は、送りコンベヤからアーム25a、25bで把持されて移送され、載置台31に載置される。搬送枠2は、凹部21a、21bがストッパー37の片38a、38bに対応するように、また案内部40a、40bに対応するように、ストッパー37と案内部40a、40bの間の位置させる。載置台31に載置された搬送枠2は、矢印Dのようにアーム25a、25bを動かして搬送枠2の凸部22からアーム25a、25bの把持部26を離す。
【0028】
次いで、図5に示すように、エアシリンダ32を作動して載置台31を矢印E1のようにガイド34に沿って移動させる。載置台31に載置されている搬送枠2も同時に矢印E1のように移動させる。
ストッパー片38a、38bは、搬送枠2の凹部21a、21bに対応する位置に停止しているので、載置台31に載置されている搬送枠2が移動すると、蟹風味蒲鉾1はストッパー片38a、38bで凹部21a、21bから離されて案内部40a、40bに入り、案内部40a、40bに入った蟹風味蒲鉾1は、案内部40a、40bで案内されて落下し、コンベヤ7上の包装容器11a、11bに収納される。包装容器11a、11bに収納された蟹風味蒲鉾1は、押付け部の一対の部材51a、52a及び部材51b、52bで、上面を平らにし、コンベヤ7を走行させて次ぎの工程に搬送し、蟹風味蒲鉾1を詰めた包装容器11を密封するものである。
【0029】
図4及び図5に示した包装装置の包装工程について、図6〜図8で詳細に説明する。図6〜図8は、図4及び図5に示した包装装置の側面の概略図で、載置台31には案内部40と枠56が設けられ、枠56にはエアシリンダ54とロッド55が設けられ、基部53で押し付け部材51、52が連結されている。また載置台31には移動手段であるエアシリンダ32とロッド33が設けられている。ストッパー片38は載置台31とは独立して設けられ停止している。また供給部の載置台31の下方にはコンベヤ7で包装容器11が搬送されている。
【0030】
まず、複数本の蟹風味蒲鉾1を収納した搬送枠2はアームで把持して供給部に移送されて、図6に示すように、蟹風味蒲鉾1を収納した搬送枠2は、ストッパー片38と案内部40の間の位置させるように載置台31に載置される。
次いで、図7に示すように、エアシリンダ32で載置台31を矢印E1のように移動させ、載置台31に載置されている搬送枠2も同時に移動させる。このとき複数本の蟹風味蒲鉾1はストッパー片38により、移動する搬送枠2から離れて案内部40に導かれる。そして複数本の蟹風味蒲鉾1は案内部40で案内されて落下し矢印のように包装容器11に収納される。
次いで、図8に示すように、載置台31と一緒に移動している押付け部のエアシリンダ54を作動して、矢印のように一対の押し付け部材51、52を案内部40を通って下降させ、複数本の蟹風味蒲鉾1の2箇所を押付ける。包装容器11に詰めるものである。
【0031】
【実施例3】
本発明の実施例3について、図9及び図10に示す。
実施例3は、搬送枠を供給部の載置台に載置し、また供給部の載置台から戻す移送手段を示すもので、図9及び図10は、実施例3の搬送枠の移送手段の斜視図である。
図9及び図10に示すように、上部材60、縦部材62、下部材63でフレームを構成し、フレームの上部材60と下部材63には4本のガイド棒64が設けられている。
フレームの上部材60の張り出し部61にモーター65が設けられている。モーター65の軸67には歯車66が設けられている。フレームの上部材60と下部材63に回転軸68が設けられている。回転軸68には、上端に歯車69が設けられており、軸67の歯車66と噛合っている。また回転軸68には雄ネジ部70が設けられている。
【0032】
フレームには、昇降枠71がガイド棒64に沿って昇降可能に設けられている。昇降枠71には雌ネジ部72が設けられており、回転軸68の雄ネジ部70と噛合し、回転軸68の回動により昇降枠71は昇降するようになっている。
昇降枠71には横部材73が設けられており、この横部材73には、2本の縦部材74a、74bが設けられている。
昇降枠71の横部材73に設けられている2本の縦部材74a、74bには、移行部材75がかけ渡されて移行可能に設けられている。
移行部材75には、滑動部75a、75bが設けられており、移行部材75は滑動部75a、75bで2本の縦部材74a、74bに沿って移行するものである。
この滑動部75aと縦部材74a、滑動部75bと縦部材74bはそれぞれ一対のロッドレスシリンダーからなり、滑動部75aが縦部材74aのガイドに沿って、滑動部75bが縦部材74bのガイドに沿って、設定されたストロークでスライドするものである。
【0033】
移動部材75に沿って、アーム25a、25bが搬送枠2を挟持する方向に、また挟持している搬送枠2を離す方向に作動するもので、アーム25aの滑動部27a、アーム25aの滑動部27bが移行部材75に沿って移行するように設けられている。
なお、図9及び図10には、移行部材75の滑動部75a、75bを2本の縦部材74a、74bを下側のみ図示し、またアームの滑動部27a、27bを移行部材75の下側にのみ図示したが、これは斜視図で構成を示すためであり、移行部材75に設けられるアーム25a、25bを吊ることができるように上側でも支えているものである。
【0034】
図9及び図10に示した食品包装装置における搬送枠の移送手段の作動について説明する。
搬送枠の移送手段は、実施例1で述べたように、コンベヤ5上の蟹風味蒲鉾1を収納した搬送枠2を移送手段であるアーム25a、25bで把持し、これを移送して供給部の載置台31に載置するもので、図9はコンベヤ5上の搬送枠2をアーム25a、25bで把持している状態であり、図10は搬送枠2を供給部の載置台31に載置している状態である。
【0035】
まず、図9に示すように、コンベヤ5上の搬送枠2をアーム25a、25bで把持する。アーム25aの滑動部27aとアーム25bの滑動部27bは移行部材75に沿って移行するように設けられているものであり、その駆動手段(図示していない)により移行部材75に沿って、搬送枠2を挟持する方向にアーム25aと25bを移動させて、アーム25aと25bで搬送枠2を把持するものである。
【0036】
次いで、モーター65を駆動して昇降枠71を上昇させる。モーター65の軸67とその歯車66及び噛合している歯車69を介して回転軸68を回転させ、回転軸68の雄ネジ部70から昇降枠71の雌ネジ部72に回転が伝えられ昇降枠71を上昇させるものである。
アーム25aと25bは、その滑動部27aと27bで移行部材75に連結されており、移行部材75は、その滑動部75aと75bで2本の縦部材74aと74bに連結されており、さらに2本の縦部材74aと74bは昇降枠71に連結されているものである。即ちアーム25aと25bは、移行部材75及び2本の縦部材74aと74bを介して昇降枠71に連結されているものであり、昇降枠71を上昇させることにより、アーム25aと25bは上昇するものである。このようにして、昇降枠71を上昇させることにより、アーム25aと25bに把持されている搬送枠2を上昇させる。
【0037】
次いで、搬送枠2を把持しているアーム25aと25bを連結している移行部材75は、縦部材74aと74bに沿って移行して搬送枠2を載置台31の上方に移行される(図1の鎖線矢印Bの搬送枠2を持上げと前方への移送段階と同様の動きである)。
次いで、図10に示すように、モーター65を駆動して昇降枠71を下降させて、アーム25aと25bで把持されて移行してきた搬送枠2は、案内部40や移動手段、あるいは押付け部を設けた載置台31に載置されるものである。
このようにして、搬送枠2は、送りコンベヤから載置台31に移行され載置され、搬送枠2に収納されている蟹風味蒲鉾1は、載置台31の移動によりストッパー片で搬送枠の凹部から離されて案内部40に導かれ、落下して、包装容器に収納される。
【0038】
載置台31で蟹風味蒲鉾1を包装容器に落下させ、空になった搬送枠2は、アーム25aと25bで把持し、昇降枠71を上昇させ、アーム25aと25bを連結している移行部材75を縦部材74aと74bに沿って移行させて、載置台31から戻しコンベヤに移送するものである。
このように、蟹風味蒲鉾を収納している搬送枠を供給部の載置台に移送し、また載置台から空になった搬送枠を戻すようにすることにより、移動手段及び案内部が設けられ、また押付け部が設けられた載置台並びにストッパーを有している供給部に、両端が開放した凹部を複数並列に設けた搬送枠を効率的に移送することができるものである。
【0039】
【実施例4】
本発明の実施例4について、図11〜図17を参照して説明する。実施例4は搬送枠の食品を収納する両端が開放した凹部を6個並列に設けたものであり、供給部と移送手段を2組設けた食品の包装装置である。
図11は実施例4の食品包装装置の一部の斜視図、図12は実施例4の食品の包装装置の側面図、図13は図12の正面図であり、図14〜図17は実施例4の包装装置の作動工程を説明する図である。
【0040】
実施例4は、供給部と移送手段を2組設けた食品の包装装置であるが、まず、図11で1組の供給部と移送手段について説明する。搬送枠12は、蟹風味蒲鉾1を収納する両端が開放した凹部21を六個並列に設けているものであり、移送手段であるアーム25a、25bで挟持し、その把持部26で把持する凸部22が設けられているものである。供給部の載置台31には、移動手段であるエアシリンダ32とロッド33が設けられており、ガイド34に移動可能に設けられている。
また、載置台31には、載置台側及び上方と下方が開放されたコの字形の案内部40が六個設けられている。六個の案内部40は搬送枠12の六個の凹部21に対応するものである。
【0041】
また、載置台31には、枠56を設け、一対の押し付け部材とそのエアシリンダ54とロッド55をを設けている。一対の押し付け部材は、エアシリンダ54のロッド55に六個設けられており、六個の一対の押し付け部材は、それぞれ六個の案内部40の上方と下方が開放されところを通って下降し、包装容器11に収納された複数本の蟹風味蒲鉾を押さえるものである。
ストッパー37は、搬送枠12の六個の凹部に対応するストッパー片38を六個有している。ストッパー37は載置台31とは独立して設けられているもので、載置台31が移動するときにストッパー37は移動しないで停止しているものである。
【0042】
図11に示した1組の供給部と移送手段の作動を説明すると、六個の凹部21に4本の蟹風味蒲鉾1が収納されている搬送枠12は、送りコンベヤ5で矢印Aのように送られ、停止部51のセンサで搬送枠12を確認し、アーム25aと25bの把持部26で搬送枠12の凸部22を把持する。搬送枠12をアーム25a、25bで鎖線矢印Bのように持上げて前方に移送し、さらに鎖線矢印Cのように下方に移送し、供給部の載置台31に搬送枠12を載置する。次いで、エアシリンダ32を作動して載置台31と搬送枠12を矢印E1のように移動させ、ストッパー片38で搬送枠12の凹部21から蟹風味蒲鉾1を離して案内部40に入れ、案内部40に入った蟹風味蒲鉾1は、案内部40で案内されて落下し、包装容器11に収納され、次いでエアシリンダ54を作動して押付け部材で、包装容器11の4本の蟹風味蒲鉾1を押付けるものである。
【0043】
図12及び図13に供給部と移送手段を2組設けた食品の包装装置を示す。
上部材60、縦部材62、下部材63でフレームを構成し、フレームの上部材60と下部材63にはガイド棒64が設けられている。フレームの上部材60の張り出し部61にモーター65が設けられており、モーター65の軸67には歯車66が設けられている。フレームの上部材60と下部材に回転軸68を設け、回転軸68の上端に歯車69を設け、また回転軸68には雄ネジ部70を設けている。フレームには、昇降枠71がガイド棒64に沿って昇降可能に設けられている。昇降枠71には雌ネジ部72が設けられており、回転軸68の雄ネジ部70と噛合し、回転軸68の回動により昇降枠71は昇降するようになっている。
【0044】
昇降枠71には、図12に示すように縦部材74が設けられており、縦部材74には、移行部材75、75´が移行可能に設けられている。
詳細は、図13に示すように、昇降枠71には2本の縦部材74a、74bが設けられており、縦部材74a、74bには、移行部材75がかけ渡されて移行可能に設けられている。移行部材75は、滑動部75a、75bが設けられており、移行部材75は滑動部75a、75bで2本の縦部材74a、74bに沿って移行する。また、アーム25aと25bは、その滑動部27aと27bで移行部材75に沿って移行するように設けられおり、アーム25aと25bを駆動手段28で搬送枠12を挟持する方向に、また挟持している搬送枠12を離す方向に動くものである。
移行部材75´も移行部材75と同様の構成であり、アーム25´で搬送枠12´を挟持する方向に、また挟持している搬送枠12´を離す方向に動くものである。
なお、図12及び図13に示したフレーム、昇降枠71、横部材73、縦部材74、移行部材75は、上記実施例3で説明した図10及び図11と同様の構造である。
【0045】
供給部としての載置台31及び載置台31´は、2組設けられている。載置台31は図11に示したものであり、載置台31´も同様にものである。
載置台31にはエアシリンダ32とロッド33及び案内部40が設けられ、また枠56で押付け部のエアシリンダ54とロッド55が設けられ、また載置台31とは独立してストッパー37が設けられている。
載置台31´にはエアシリンダ32´とロッド33´及び案内部40´が設けられ、また枠56´で押付け部のエアシリンダ54´とロッド55´が設けられ、また載置台31´とは独立してストッパー37´が設けられている。そして載置台31の案内部40と載置台31´案内部40´が背中合わせになるように設けられている。
供給部の載置台31及び載置台31´の下方には、コンベヤ7で包装容器11、11´が搬送されている。
【0046】
図14〜図17で供給部と移送手段を2組設けた食品の包装装置の作動を工程順に示す。
まず、図14に示すように、アーム25でコンベヤ5上の蟹風味蒲鉾が収納されている搬送枠12を把持し、アーム25´でコンベヤ5上の蟹風味蒲鉾が収納されている搬送枠12´を把持する。
次いで、昇降枠71を上昇させて、アーム25に把持されている搬送枠12及びアーム25´に把持されている搬送枠12´を送りコンベヤ5から持ち上げ、昇降枠71の縦部材74に沿って、アーム25を連結している移行部材75及びアーム25´を連結している移行部材75´を、それぞれ載置台31と載置台31´の上方に移行する。
搬送枠12と搬送枠12´は、送りコンベヤ5上では接近しており、載置台31と載置台31´離れているが、アーム25´を連結している移行部材75´を、速く移行させて、搬送枠12と搬送枠12´が、載置台31と載置台31´の上方にほぼ同時に移行させるようにすることが好ましい。
【0047】
次いで、図15に示すように、昇降枠71を下降させて、アーム25で搬送枠12を載置台31に載置し、またアーム25´で搬送枠12´を載置台31´に載置する。そして搬送枠12、12´からアーム25、アーム25´を離す。
次いで、図16に示すように、載置台31と搬送枠2をエアシリンダ32で矢印E1のように移動させることにより、蟹風味蒲鉾はストッパーで搬送枠12から離されて案内部40に導かれ、落下して包装容器11に収納され、次いでエアシリンダ54を作動して、押し付け部材は案内部40を通って下降させて蟹風味蒲鉾を押付ける。また同時に、載置台31´と搬送枠12´もエアシリンダ32´で矢印E1´のように移動させることにより、蟹風味蒲鉾はストッパーで搬送枠12´から離されて案内部40´に導かれ、落下して包装容器11´に収納され、次いでエアシリンダ54´を作動して、押し付け部材を案内部40´を通って下降させて蟹風味蒲鉾を押付ける。
【0048】
次いで、図17に示すように、空になった搬送枠12と載置台31をエアシリンダ32で矢印E2のように移動させてアーム25で把持し、また空になった搬送枠12´と載置台31´をエアシリンダ32´で矢印E2´のように移動させてアーム25´で把持する。
次いで昇降枠71を上昇させ、昇降枠71の縦部材74に沿って、アーム25を連結している移行部材75及びアーム25´を連結している移行部材75´を、戻しコンベヤ6に移送して、製造された蟹風味蒲鉾を搬送枠の凹部に収納する作業位置に戻すものである。
このようにして、両端が開放した凹部を6個並列に設けた搬送枠12から6個の容器11に、また同時に、6個並列に設けた搬送枠12´から6個の容器11´に、供給して包装し、さらに空になった搬送枠12と12´を同時に戻すようにすることにより、効率的かつ衛生的に、蟹風味蒲鉾を容器に詰め包装することができるものである。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、食品を収納する両端が開放した凹部を複数並列に設けた搬送枠と、移動手段及び案内部を設けた載置台並びに載置台に載置される搬送枠の凹部に対応しているストッパーとを有する供給部と、搬送枠の移送手段とを備えていることにより、複数個の包装容器に同時に収納することができ、かつ搬送枠の凹部に収納されている状態をあまり崩すことなく包装容器に同時に収納することができるものであり、食品特に蟹風味蒲鉾をより効率的に、また人手に触れる機会を少なくし、より衛生的に容器に包装することができるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施1の食品包装装置を説明する斜視図、
【図2】 本発明の実施1の食品包装装置を説明する斜視図、
【図3】 本発明の実施1の食品包装装置の供給部を示した斜視図
【図4】 本発明の実施2の包装装置の供給部を示した斜視図
【図5】 本発明の実施2の包装装置の供給部を示した斜視図
【図6】 本発明の実施2の食品包装装置を工程で説明する側面図
【図7】 本発明の実施2の食品包装装置を工程で説明する側面図
【図8】 本発明の実施2の食品包装装置を工程で説明する側面図
【図9】 本発明の実施3の食品包装装置の移送手段を示した斜視図
【図10】 本発明の実施3の食品包装装置の移送手段を示した斜視図
【図11】 本発明の実施3の食品包装装置を説明する斜視図、
【図12】 本発明の実施3の食品包装装置の側面図
【図13】 本発明の実施3の食品包装装置の正面図
【図14】 本発明の実施3の食品包装装置を工程で説明する図
【図15】 本発明の実施3の食品包装装置を工程で説明する図
【図16】 本発明の実施3の食品包装装置を工程で説明する図
【図17】 本発明の実施3の食品包装装置を工程で説明する図
【図18】 従来例を示した図
【符号の説明】
1 蟹風味蒲鉾
2 搬送枠
3 供給部
5、6、7 コンベヤ
11、11a、11b 包装
21、21a、21b 凹部
25、25a、25b アーム
31 載置台
32 エアシリンダ
33 ロッド
34 ガイド
37、38 ストッパー
40、40a、40b 案内部
51a、52a、51b、52b 押し付け部材
60、62、63 フレームの部材
71 昇降枠
Claims (9)
- 食品を収納する両端が開放した凹部を複数並列に設けた搬送枠と、移動手段及び案内部を設けた載置台並びに載置台に載置される搬送枠の凹部に対応しているストッパーとを有する供給部と、搬送枠の移送手段とを備え、複数の凹部に食品を収納した搬送枠を移送手段により移送して供給部の載置台に移送して載置し、移動手段により載置台と前記搬送枠を移動することにより搬送枠の複数並列の凹部に収納されている食品はストッパーにより搬送枠の凹部から離され案内部に入り、案内部で案内されて供給部下方の複数個の包装容器に収納されることを特徴とする食品の包装装置。
- 食品を収納する両端が開放した凹部を複数並列に設けた搬送枠と、移動手段及び案内部を設けた載置台並びに載置台に載置される搬送枠の凹部に対応しているストッパーとを有する供給部を複数組と、搬送枠の移送手段を複数組とを備え、複数並列の凹部に食品を収納した搬送枠の複数個を複数組の移送手段のそれぞれで移送し、複数組の供給部の載置台にそれぞれを載置し、複数組の載置台をそれぞれの移動手段により載置台と前記搬送枠を移動することにより、搬送枠の複数並列の凹部に収納されている食品はストッパーにより搬送枠の凹部から離され案内部に入り、案内部で案内されて供給部下方の複数個の包装容器に収納されることを特徴とする食品の包装装置。
- 搬送枠の移送手段は、搬送枠をアームで把持して、送りコンベヤから凹部に食品を収納した搬送枠を供給部の載置台に移送して載置し、空になった搬送枠を供給部の載置台から戻しコンベヤに移送することを特徴とする請求項1に記載の食品の包装装置。
- 複数組の移送手段が、搬送枠のそれぞれを把持する複数組のアームで、複数組のアームはそれぞれ異なる速度で移送するものであり、送りコンベヤから凹部に食品を収納した搬送枠の複数個をそれぞれのアームで把持して、それぞれの供給部の載置台に移送して載置し、空になった搬送枠をそれぞれの供給部の載置台から戻しコンベヤに移送することを特徴とする請求項2に記載の食品の包装装置。
- 搬送枠の送りコンベヤと戻しコンベヤが、上下に配設され、搬送枠の両側をアームで把持することを特徴とする請求項3または4に記載の食品の包装装置。
- 載置台に設けられた案内部が、載置台側と上下を開放したコの字形であり、載置台に載置される搬送枠の複数並列な凹部に対応して設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の食品の包装装置。
- 包装容器に収納された食品の押付け部が、供給部の載置台に設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の食品の包装装置。
- 包装容器に収納された食品の押付け部の押し付け部材が、コの字形の案内部の上方と下方が開放されところを通るように供給部の載置台に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の食品の包装装置。
- 包装容器に収納する食品が、蟹風味蒲鉾であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の食品の包装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003178927A JP4129816B2 (ja) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | 食品の包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003178927A JP4129816B2 (ja) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | 食品の包装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005014923A JP2005014923A (ja) | 2005-01-20 |
JP4129816B2 true JP4129816B2 (ja) | 2008-08-06 |
Family
ID=34180373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003178927A Expired - Fee Related JP4129816B2 (ja) | 2003-06-24 | 2003-06-24 | 食品の包装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4129816B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104909000A (zh) * | 2015-06-03 | 2015-09-16 | 长兴金润大正机械有限公司 | 一种电池盒输送机构 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4926489B2 (ja) * | 2006-02-15 | 2012-05-09 | 株式会社前川製作所 | 寿司等の弁当容器盛付方法及び装置 |
PL2478771T3 (pl) | 2011-01-25 | 2015-10-30 | Gea Food Solutions Bakel Bv | Linia produkcyjna do żywności |
CN104909110B (zh) * | 2015-06-11 | 2017-11-28 | 安徽华菱汽车有限公司 | 一种流水线产品识别码读写定位装置 |
CN108482823B (zh) * | 2018-02-07 | 2020-02-18 | 烟台工程职业技术学院 | 一种用于机电传感器的防潮保护装置 |
-
2003
- 2003-06-24 JP JP2003178927A patent/JP4129816B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104909000A (zh) * | 2015-06-03 | 2015-09-16 | 长兴金润大正机械有限公司 | 一种电池盒输送机构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005014923A (ja) | 2005-01-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3936047B2 (ja) | ブランクの束の取扱い装置 | |
KR101587832B1 (ko) | 건빵 포장장치 | |
KR101827788B1 (ko) | 수액백 포장봉지 진공포장 시스템 | |
JP2002104658A (ja) | 容器供給装置 | |
JPH05201424A (ja) | カットアウト積層体のユーザ機械への供給装置 | |
JP4129816B2 (ja) | 食品の包装装置 | |
JP2011006212A (ja) | Ptpシート群の供給装置及びそれを用いた製品供給システム | |
CN211996320U (zh) | 碗包装食品的自动装卸输送线 | |
CN214986397U (zh) | 一种pcb电路板包装机 | |
CN210971829U (zh) | 一种压缩巾的自动包装系统 | |
JP4067066B2 (ja) | チュ−ブ状軟体商品の自動集合箱詰方法及びその装置 | |
JPH07237601A (ja) | 長尺物箱詰め装置 | |
CN212196215U (zh) | 一种高速制袋包装机 | |
KR102449943B1 (ko) | 점착성 패치 패키징 장치 | |
JPH092411A (ja) | 袋詰め包装方法および装置 | |
JPS627529Y2 (ja) | ||
JP3493378B2 (ja) | 物品の箱詰め包装方法及び装置 | |
JPH0629051B2 (ja) | 包装装置 | |
JP3473426B2 (ja) | ストレッチ包装機 | |
JPH0526001Y2 (ja) | ||
JPS61164911A (ja) | 包装機の搬出装置 | |
JPH05278724A (ja) | 袋詰め包装機における収容物供給装置及びその袋開口保持装置 | |
JPH1129120A (ja) | 包装機 | |
CN115557013A (zh) | 全自动开箱装盒工作站及其运行方法 | |
JP2001287708A (ja) | 帯掛け包装機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051013 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080422 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080507 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080512 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530 Year of fee payment: 3 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080617 |
|
A072 | Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination] |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072 Effective date: 20081007 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |