JP4127412B1 - コインセレクタ及びメダル式遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】1つの店舗内に通常価格と低価格のスロットマシンを併設しても、遊技者による
不正コインの持ち込みを防止できるメダル式遊技機等を提供することにある。
【解決手段】第1基板30と第2基板40との間に形成されたコイン通過路50をコイン
90が、コイン識別装置100、コインセンサ60及び電磁式キッカー70の順に通過す
る。コイン識別装置100の検出信号とワークRAMに記憶した受け入れる遊技価値(2
0円、10円、5円など)に対応するコインの正規パターンデータにより、コイン通過路
50を通過中のコイン90が、遊技ホール側が選択スイッチで設定した受入コインか否か
が判定され、受け入れるコインは電磁式キッカー70のキック動作によりコイン回収口5
4からホッパー内へ落下する。一方、小径サイズコイン等は、コイン排出口52から排出
され、返却口へ送られる。
【選択図】図2

Description

本発明は、コインを遊技媒体として用いるパチスロ機(回胴式遊技機又はスロットマシ
ン)に代表されるメダル式遊技機や、硬貨を投入して商品と交換する自動販売機等に用い
られるコインセレクタ及び当該コインセレクタを備えるメダル式遊技機に関する。なお、
この明細書において用いる「コイン」は、硬貨、メダルあるいはトークンを含む小さい円
板体の全てを意味するものとする。
従来より、パチスロ機と称される回胴式遊技機においては、規定外コイン、例えば硬貨
等の使用を阻止するために、投入されるコインが規定のものか規定外のものかを判別する
コインセレクタが装備されている。従来のコインセレクタの代表的なものは、例えば特許
文献1に記載されている。これの構造を以下に説明する。
特許第3441803号公報
従来の代表的なコインセレクタは、第1基板と第2基板の間に、自重によってコインが
通過するように傾斜して形成されたコイン通過路を有している。第1基板は、コイン通過
路を通過するコインを第2基板の側に付勢された爪や、電磁ソレノイドによりコインの通
過を阻止するキッカーなどを備えており、第2基板には、規定コインより小径の規定外コ
インが排出されるように寸法設定された長孔状のコイン排出孔が、コイン通過路に沿って
形成されている。コイン通過路の下流部には、コイン数をカウントするためのカウントセ
ンサが設けられている。
規定コインより大径の規定外コインは、そのようなコインがコイン投入口から投入でき
ないように投入口の寸法が制限されることにより排除される。規定コイン及びこれより小
径の規定外コインはコイン投入口から基板間のコイン通過路に進入する。規定コインはコ
イン通過路を付勢爪、キッカー、カウントセンサのところの順に支障なく通過し、下流端
のコイン出口から排出され、ホッパーへ送られる。規定コインより小径の規定外コインは
、前記付勢爪による押圧によりカウント前に第2基板のコイン排出孔から排出され、返却
口に送られる。コイン投入受け付け不可時には、電磁ソレノイドがオフ状態からオン状態
に切り替わり、キッカーがコイン通過路に突出し、コイン通過を阻止する。これにより、
コインは全て第2基板のコイン排出孔から強制排出され、返却口へ戻される。
コイン通過路におけるメダル詰まりを解消するために、第2基板は固定基板である第1
基板の前面に上ヒンジにより第1基板から離間自在に取り付けられており、スフリングに
より第1基板の側へ付勢されている。コイン通過路においてメダル詰まりが発生したとき
は、遊技者が、第2基板に連繋された投入メダル詰まり返却ボタンを操作する。これによ
り、第1基板から第2基板が離間し、コイン通過路に詰まっていたコインがコイン返却口
へ排出される。
このような遊技機用コインセレクタにおいては次のような問題がある。
規定メダルより小径の規定外メダルの排除には、側方からの付勢爪によるコイン押圧、
コイン排出孔からの排出という機械的手段が用いられていた。側方からの付勢爪によるコ
イン押圧により、コインには、進行方向を変える(第2基板側へ向きを変える)ような力
が加わる。また、コイン通過路は狭く、第2基板に設けられたコイン排出孔とコインとの
寸法差も小さい。これらのために、コイン詰まりの発生頻度が高かった。
コイン通過路においては、コインは、コイン投入受け付け不可時に作動するキッカーを
通過した後にカウントサンセを通過する。このため、カウントオーバー後にもキッカーを
スルーすることが多々ある。これは飲み込みと呼ばれる問題現象である。
キッカーを駆動する電磁ソレノイドは、オン状態でキッカーをコイン通過路から退避さ
せ、オフ状態でキッカーをコイン通過路に突出させる。このため、待ち受けの間中、通電
状態となり、遊技されない日は終日、通電状態が続いてコイルの発熱が問題になる。
本願出願人は、コイン通過路におけるコイン詰まり及び飲み込み現象を効果的に防止で
きるコインセレクタを提供すること、及びキッカー用ソレノイドの発熱の問題を解決でき
るコインセレクタを提供することを目的として特願2007−092659を出願してい
るが、以下の関連技術を出願後に発見した。
特開平5−168744号公報 特開2005−261911号公報 特開平7−8599号公報 特開2001−17611号公報 特開2006−4315号公報
また、従来よりパチンコ遊技場等にあるパチスロでスロットゲームを行う場合、店内に
ある自動販売機又はパチスロ自体にて遊技メダル(「遊技コイン」ともいう)を購入し、
その遊技メダルによりスロットゲームを行っているが、遊技者は予め隠し持った偽造メダ
ルや他店の遊技メダルを本来の遊技メダル中に混入して不正に使用することが多々あった
この為、パチンコ遊技場等では、閉店後に自店の遊技メダルと他店の遊技メダルとを分
別し、他店メダルを廃棄する作業を行っており、無駄な時間と人件費や光熱費等が発生し
ていた。 本願出願人は、自店の遊技メダルと他店の遊技メダルとを分別回収できるコイ
ンセレクタ及びスロットマシンを提供することを目的として特願2007−199026
を出願して早期審査をかけている。
ところで、最近特に低価格で長時間遊技ができる10円スロット(又は5円スロット)
などと称されるパチスロが脚光を浴びており、パチンコ遊技場等において実際に営業され
ている。 この低価格スロットマシンで使用されるコインは直径25mm(又は直径30
mm)であり、従来の20円の遊技価値を有するコインと外径サイズが同じであるので、
従来のコインと低価格コインとが混ざらないように、遊技ホール側では各階のフロア毎に
10円スロットコーナーとしたり、店舗そのものを10円スロット専用として対処してい
る。つまり、遊技者が5円スロットのコインを、その4倍の価値がある従来の20円コイ
ンとして持ち込まれる不正行為を防止する必要があり、そのために従業員による監視とい
う無駄な時間と人件費等が発生していた。
本発明は、上記のような課題を解決するために成されたものであり、上記2つの自社出
願発明を利用・改良することにより、1つの店舗内に通常価格と低価格のスロットマシン
を併設しても、遊技者による不正コインの持ち込みを防止できるコインセレクタ及びメダ
ル式遊技機を提供することにある。
なお、自店と他店の遊技メダルを分別回収する従来技術として以下の公報が公開されて
いる。
特開2006−296989号公報 特開2004−222877号公報 特開2002−358550号公報 特開平10−177664号公報 特開平10−97660号公報
上記目的を達成する為に、請求項1に係る本発明のコインセレクタは、外径サイズが同じコインをコイン投入口から投入し、コイン通過路を通過したコインの内、変動表示ゲームを開始させる為に所定の遊技価値のコインをコイン回収口から回収する一方、前記所定の遊技価値とは異なる遊技価値のコインをコイン排出口から排出して返却口へ戻すコインセレクタにおいて、選択操作により、前記所定の遊技価値のデータ値を設定する選択スイッチと、使用するコインの遊技価値ごとに定められたコイン形状のパターンに対応した正規のデータが記憶されたROMと、コイン形状のパターンを読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段によって読み取られたコイン形状の測定パターンを記憶するRAMと、前記コイン通過路を通過するコインの遊技価値を識別するコイン識別装置と、コインが通過する経路の切り換えを制御する制御部を具備し、前記制御部は、前記選択スイッチが設定したデータ値に基づいて、前記コイン識別装置が前記RAMからの測定パターンと前記ROMに記憶されたコインの正規のデータとを比較して、前記コイン投入口から投入されたコインの遊技価値を前記所定の遊技価値と識別した場合、前記コインが通過する経路を前記コイン回収口へ切り換える一方、前記所定の遊技価値と識別しなかった場合、前記コインが通過する経路を前記コイン排出口へ切り換えることを特徴とする。
請求項2に係る本発明のコインセレクタは、請求項1に記載のコインセレクタにおいて、前記コイン識別装置は、前記コイン投入口から投入されたコインの本体に施された識別部を透過した透過光の透過データに基づいて、コインの遊技価値を識別することを特徴とする。
請求項3に係る本発明のコインセレクタは、請求項1又は請求項2に記載のコインセレクタにおいて、前記コイン通過路を通過するコインの下縁部を検知する下部センサ及び通過する規定コインの上縁部を前記下部センサよりも前に検知する一方、前記規定コインより小径の規定外コインを検出しない位置に設けられた上部センサからなるコインセンサを具備し、前記制御部は、前記コインセンサが小径の前記規定外コインを検出した場合、前記コイン投入口から投入されたコインが通過する経路を前記コイン排出口へ切り換えることを特徴とする。
請求項4に係る本発明のメダル式遊技機は、外径サイズが同じコインをコイン投入口から投入し、コイン通過路を通過したコインの内、変動表示ゲームを開始させる為に所定の遊技価値のコインをコイン回収口から回収する一方、前記所定の遊技価値とは異なる遊技価値のコインをコイン排出口から排出して返却口へ戻すコインセレクタを具備するメダル式遊技機において、選択操作により、前記所定の遊技価値のデータ値を設定する選択スイッチと、使用するコインの遊技価値ごとに定められたコイン形状のパターンに対応した正規のデータが記憶されたROMと、コイン形状のパターンを読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段によって読み取られたコイン形状の測定パターンを記憶するRAMと、前記コイン通過路を通過するコインの遊技価値を識別するコイン識別装置と、コインが通過する経路の切り換えを制御する制御部を具備し、前記制御部は、前記選択スイッチが設定したデータ値に基づいて、前記コイン識別装置が前記RAMからの測定パターンと前記ROMに記憶されたコインの正規のデータとを比較して、前記コイン投入口から投入されたコインの遊技価値を前記所定の遊技価値と識別した場合、前記コインが通過する経路を前記コイン回収口へ切り換える一方、前記所定の遊技価値と識別しなかった場合、前記コインが通過する経路を前記コイン排出口へ切り換えることを特徴とする。
請求項5に係る本発明のメダル式遊技機は、請求項4に記載のメダル式遊技機において、前記コイン識別装置は、前記コイン投入口から投入されたコインの本体に施された識別部を透過した透過光の透過データに基づいて、コインの遊技価値を識別することを特徴とする。
請求項6に係る本発明のメダル式遊技機は、請求項4又は請求項5に記載のメダル式遊技機において、前記コイン通過路を通過するコインの下縁部を検知する下部センサ及び通過する規定コインの上縁部を前記下部センサよりも前に検知する一方、前記規定コインより小径の規定外コインを検出しない位置に設けられた上部センサからなるコインセンサを具備し、前記制御部は、前記コインセンサが小径の前記規定外コインを検出した場合、前記コイン投入口から投入されたコインが通過する経路を前記コイン排出口へ切り換えることを特徴とする。
電磁式キッカーは、オフ状態でキッカーをコイン通過路から退出させ、オン状態でキッ
カーをコイン通過路に進入させる構成が好ましく、コインセンサで規定コインが検出され
たときにオン状態になり、規定外コインが検出されたときにオフ状態となる構成がより好
ましい。
前者の構成によると、コイン投入受け付け不可時及び停電時には、電磁ソレノイドがオ
フ状態を維持し、ソレノイドの発熱の問題を解決できる。後者の構成によると、投入され
たコインが規定外コインの場合はそのコインがコイン通過路をスルーして第1の排出口か
ら排出される。投入されたコインが規定コインの場合は、そのコインがキッカーにより側
方から突かれて第2のコイン排出口から強制排出される。このため終日、通電状態が続く
ような事態が回避され、ソレノイドの発熱の問題がより効果的に解決される。
コインセンサは、コイン通過路の下縁部にてコインを検知する第1のフォトセンサと、
コイン通過路の上縁部にてコインを検知する第2のフォトセンサとの組合せが好ましい。
第1のフォトセンサのオンオフでコインの通過が検知され、第2のフォトセンサのオンオ
フで小径の規定外コインが検知される。
正規コインより大径の規定外コインについては、コイン通過路の上流端に開口するコイ
ン投入口を、その規定外コインが挿入不能なサイズに設計することにより、投入を阻止で
きる。
本発明のコインセレクタ及びメダル式遊技機において、制御部はコイン識別装置が識別
したコインの遊技価値(種類)に応じて電磁式キッカーが備えるキッカーヘッドの突出と
退出とを制御することにより、投入された外径サイズが同じで少なくとも2種類以上の遊
技価値を有するコインの内、所定の遊技価値を有する適正なコインだけを正確に効率よく
回収することができる。
特に、異なる遊技価値を有する外径サイズが同じコインを使用するので、従来のメダル
払い出し装置や他の装置を変更することなくそのまま転用でき経済的に効果がある。
そして、ホール側の選択スイッチ操作により、同一のメダル式遊技機を多様な遊技価値
(20円、10円、5円など)に対応する遊技機として、臨機応変に変更して営業するこ
とができる。
また、電磁式キッカーとして、オフ状態でキッカーをコイン通過路から退出させ、オン
状態でキッカーをコイン通過路に進入させる構成のものを使用し、好ましくは、コインサ
ンサで正規コインが検出されたときにオン状態になり、不正コインが検出されたときにオ
フ状態となる構成のものを使用することにより、キッカー用ソレノイドの発熱の問題を効
果的に解決できる。
特に、本発明のコインセレクタ及びメダル式遊技機は、コインセンサが通過するコイン
の上縁部を検知しなかった場合(つまり、小径コインの場合)、非通電としてキッカーヘ
ッドを退出させる一方、コインセンサが通過するコインの上縁部及び下縁部を共に検知し
た場合(つまり、正規径コインの場合)、コイン識別装置が所定の遊技価値コインを検出
したとき、電磁式キッカーのキッカーヘッドを退出位置から突出させてホッパー内へ落下
させるのに対し、所定値と異なる遊技価値コインを検出したときには、突出位置から退出
させてコイン排出口から排出する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明のコインセレ
クタが用いられた回胴式遊技機(スロットマシン)の正面図である。
図1に示すように、本実施形態のコインセレクタが搭載された回胴式遊技機1はパチス
ロ機である。この回胴式遊技機1は、四角形の箱体内に回転ドラムを内蔵した筐体(図示
省略)と、筐体の正面側に開閉自在に取付けられた前扉1bとを備えている。
回胴式遊技機1の本体である筐体は、中段部にドラム部2を内蔵している。ドラム部2
は、横に並んだ3つの縦型の回転ドラム、すなわち左ドラム2a、中ドラム2b及び右ド
ラム2cにより構成される。各回転ドラムの内部には、回胴部図柄表示LEDが設けられ
ており、各種演出に応じて発光(点灯や点滅)又は消灯する。なお、パチンコ機や液晶表
示装置での表示を主とする特殊な回胴式遊技機(例えば、ロデオ社製パチスロ機の「カイ
ジ」)の場合は、小型のドラム部2が前扉1bに取り付けられている。
筐体内のドラム部2より下方には、他の回胴式遊技機と同様にメダル払出装置、電源部
が設けられ(図示省略)、電源部の電源スイッチをオン状態にすることにより、各回路ブ
ロックに電源を供給し、初期チェックや初期設定の後、変動表示ゲームを実行させるもの
である。
回胴式遊技機の顔とも言うべき前扉1bは、前記筐体の正面側に片ヒンジ結合により開
閉可能に取付けられている。この前扉1bにおいては、高級感の創出やデザイン性の要求
で独特の金属感が求められており、通常のクロムめっき、ダーククロムめっき、本物の硬
質金めっき、メタライジング(めっき)やサテン調(めっき)などを樹脂素材に付加し華
やかさが演出されている。
前扉1bの中段からその上側にかけての目立つ部分には、四角形の透明パネル21が嵌
め込まれた角窓が設けられている。角窓には、透明パネル21の裏側に位置してデザイン
パネル22が取り付けられている。
デザインパネル22は、ゲーム状況に応じて各種演出を行う表示演出装置11(又は映
像装置)を取り付ける表示演出装置取付部(図示省略)が形成された上面部22a、図柄
表示窓3が形成された中面部22b、及び発光表示装置が取り付けられる下面部22cと
で形成された底面部22dを有する。
デザインパネル22の中面部22bには、四角形の図柄表示窓3が設けられている。こ
の図柄表示窓3により、ドラム部2に貼り付けられている図柄が透明パネル21を通して
目視可能となる。この図柄表示窓3には、横方向に延びる3本の有効ラインと、斜め方向
に交差する2本の有効ラインとの合計5本の有効ラインが、左ドラム2aと中ドラム2b
及び中ドラム2bと右ドラム2cを結ぶ線で目立つように表示されている。有効ラインの
下側には、回胴部ライン表示LEDが埋め込まれており、入賞時に点灯又は点滅するよう
になっている。
図柄表示窓3が設けられた中面部22bの下側に位置する下面部22cには、表示LE
Dブロック4が設けられている。表示LEDブロック4は、投入枚数LED、コイン貯留
枚数表示LED、コイン払出枚数表示LED及びナビゲーションLEDの表示LED群で
構成される。 前扉1bには更に、透明パネル21が嵌め込まれた角窓の下側に位置して
、遊技コイン投入口5、清算ボタン6、1ベッドボタン7、マックスベッドボタン8、ス
タートレバー9、3つの停止ボタン10a,10b及び10cを有する停止ボタン部10
、ドア鍵穴14、スペシャルボタン19及び投入メダル詰まり返却ボタン28が設けられ
ている。これらは、前扉1bの中段部正面の操作部に集中的に配置されている。
遊技コイン投入口5は、ドラム部2(回転ドラム)を回転及び停止させる変動表示ゲー
ムを開始させるための遊技コイン(遊技媒体であり、メダルという場合もある)を投入す
るところである。なお、遊技コイン投入口5の両サイドにはコイン投入表示LED5a及
び5bが設けられており、コインが投入不能な場合には赤色(第一の色)で、一方コイン
が投入可能であって遊技用に加算表示されるときには青色(第二の色)で、コイン貯留装
置に加算表示されるときには緑色(第三の色)で点灯する。なお、コイン投入不能な場合
には、消灯としてもよい。 精算ボタン6は、コイン貯留装置(図示せず)の起動と解除
及び投入コインと貯留コインの精算に使用する。1ベットボタン7は、遊技を行うために
コイン貯留装置の貯留コインを1枚投入するときに使用する。マックスベットボタン8は
、遊技を行うためにコイン貯留装置の貯留コインを最大数である3枚投入するときに使用
する。なお、マックスベットボタン3の内部には、LEDが設けられており、マックスベ
ットボタン3が操作可能な状態のときに点灯するようになっている。
スタートレバー9は、回胴回転指示手段の一部であり、遊技を行うために所定数の遊技
メダルを投入後、ドラム部2を一斉に始動させるときに使用する。
停止ボタン部10は、回転しているドラム部2を停止させるときに使用され、操作しや
すいように操作部の正面中央部分に配置されている。この停止ボタン部10には、ストッ
プスイッチである左停止ボタン10a、中停止ボタン10b及び右停止ボタン10cの3
つのボタンが横に並んで設けられており、ドラム部2が回転中にこれら操作することによ
り、それぞれのボタンに対応する左ドラム2a、中ドラム2b及び右ドラム2cを停止さ
せることができる。なお、停止ボタン部が操作可能の場合には、停止ボタン10a、停止
ボタン10b及び停止ボタン10cに内蔵されたLEDが点灯するようになっている。
ドア鍵穴14は、ドアキーにより回胴式遊技機本体1の前扉1bを開けるときや、打ち
止めの解除及びエラーによる遊技中止の解除の際に使用される。
スペシャルボタン19は、表示演出装置11に表示される各種ゲームやその映像演出に
応じて要求される情報(例えば、戦闘機の機銃操作や爆弾投下、登場人物の移動方向等の
入力情報)を遊技者自身が入力する時に使用される。なお、このスペシャルボタン19に
よって入力される情報は、後述する副基板(サブブロック)に与えられ、あくまで各種映
像や音響演出にのみ用いられるものであるから、遊技結果に影響を及ぼすことはない。
投入コイン詰まり返却ボタン28は、遊技コイン投入口5に続いて遊技メダルが通過す
る遊技コインセレクター(図示せず)に詰まった遊技メダルを返却する時に使用する。な
お、この投入コイン詰まり返却ボタン28を押すと、後述する第2基板40が第1基板3
0から離間し、詰まった遊技メダルが落下してメダル払出口16から受け皿15に戻され
る。
前扉1bは更に、透明パネル21及び操作部を取り囲むように配置されたスピーカ部1
2及び遊技状態表示LED部13を有している。スピーカ部12は、前扉1bの最上部に
配置された左上スピーカ12a、右上スピーカ12b、操作部より下に配置された左下ス
ピーカ12c及び右下スピーカ12dの4スピーカで構成されており、各種演出に応じた
効果音や段階設定値の変更中に警告音を発生する。なお、図示していないが、実際には左
下スピーカ12c及び右下スピーカ12dの上面全体を覆うように保護用のスピーカグリ
ルが取り付けられている。 遊技状態表示LED部13は、表示演出装置11の最上部に
設けられた上部状態表示LED13aと、更に両側面に設けられた左上状態表示LED1
3b、右上状態表示LED13c、左中状態表示LED13d、右中状態表示LED13
e、左下状態表示LED13f及び右下状態表示LED13gとで構成されており、各種
の光演出を効果的に行う。また、段階設定値の変更中には、警告表示として点滅を繰り返
す。
前扉1bの最下部には受け皿15が設けられている。この受け皿15は、メダル払出装
置(図示省略)からコイン払出口16を経て払い出された遊技メダルを一時的に貯留する
皿状部であり、その数として数百枚程度まで受けることができる。
一方、前扉1bの最上部には、ロゴパネル部17が設けられている。ロゴパネル部17
は、例えば出願人の名称である「NET」( Next Entertainment Trend )又は機種名な
ど、各種商標表示を施すのに使用される。
以上が回胴式遊技機1の外観及び基本構造の説明である。次にこの回胴式遊技機1に用
いられている本実施形態のコインセレクタの構成を説明する。
図2は本実施形態のコインセレクタの三面図であり、図2(a)は平面図、図2(b)
は側面図、及び図2(c)は正面図である。また、図4は同コインセレクタにおける制御
系の構成を示すフローチャート、及び図5は同制御系によるセレクト動作を示すタイミン
グチャートである。
本実施形態のコインセレクタは、図2(a)〜(c)に示すように、垂直に固定された
主基板としての第1基板30と、第1基板30の一方の側面側、すなわち第1基板30の
表面側に所定の隙間をあけて平行配置された第2基板40とを備えている。第1基板30
と第2基板40との間には、コイン90を自重によって通過させるコイン通過路50が形
成されている。
コイン通過路50は、下レール31と上レール32との間に、左上のコイン投入口51
から右下のコイン排出口52に向かって緩やかに下る通過路であって、湾曲した変L字状
に形成されており、より詳しくは、コイン投入口近傍の垂直部と、これに続く湾曲部と、
湾曲部からコイン排出口52に至る下降傾斜部とからなる。下レール31及び上レール3
2は、第1基板30の一方の側面に一体的に形成されており、上レール32は、変L字状
の下レール31の中間部から下流部にかけての下降傾斜直線部に平行な直線傾斜レールで
ある。
コイン投入口51の近傍には、ガイドローラ53が設けられている。ガイドローラ53
は、コイン通過路50の湾曲部内側にあって、コイン投入口51の幅を正規サイズのコイ
ン90の外径(例えば、スロットマシンでは直径25mm又は直径30mm)に一致させ
ると共に、コイン90の投入操作をスムーズにするために存在する。つまり、コイン投入
口51近傍の下レール端部31aとガイドローラ53とで決まる内側の幅により、投入さ
れるコインの最大径を規制し、正規コインのプラス誤差を超える大径コインが投入される
のを排除している。また、このガイドローラ53は、下レール31及び上レール32など
と共に、主基板である第1基板30の一方の側面、すなわち第1基板30の表面に回転自
在に取付けられている。
第2基板40は、第1基板30の一方の側面側に配置された押さえプレート(カバー)
であり、前述したガイドローラ53、後述するコインセンサ60、電磁式キッカー70及
び他店コイン回収用電磁式キッカー75と干渉を回避するための切欠き部を残して、コイ
ン通過路50の一方の側壁を形成している。特に、この切欠き部は、電磁式キッカー70
との干渉を回避するための切欠き部であり、電磁式キッカー70によって第1基板30の
一方の側面側、すなわち第1基板30の表面側に自店のコイン90を強制排出するために
形成されたコイン回収口54となる。
このコイン回収口54は、コイン通過路50の下降傾斜部中のコインセンサ60とキッ
カーヘッド73との間に形成されており、より詳しくは、下レール32からの高さが下流
側へ向かって漸次増大する三角形状に形成されている。コイン回収口54の長さは、規定
のコイン90の直径より大きく設定されている。これらにより、電磁式キッカー70によ
る表面側へのキック動作がなければ、コイン90はコイン排出口52に至り、電磁式キッ
カー70による側方へのキック動作があった場合は、コイン90はコイン排出口52の手
前でこのコイン回収口54から側方へ強制排出されて、ホッパー内へ落下する。
コイン通過路50には、コイン識別装置100、コインセンサ60及び電磁式キッカー
70が、コイン通過路50の上流側から下流側へ向かって順番に設けられている。コイン
センサ60は、コイン通過路50の中間部、より詳しくは下降傾斜部の最上流部に設けら
れており、コイン通過路50の下部(下レール31付近)に設けられた第1のフォトセン
サ61と、上部(上レール32付近)に設けられた第2のフォトセンサ62との組合せに
より構成されている。フォトセンサ61,62はいずれも発光素子及び受光素子を組み合
わせた光軸センサ(フォトインタラプタ)からなり、両素子の光軸を物体が横切ったとき
にON・OFFの検出信号を出力する構成である。
そして、下側の第1フォトセンサ61はコイン通過路50を通過するコイン90の下縁
部を検知できる位置に設けられており、上側の第2フォトセンサ62は、第1フォトセン
サ62より若干上流側にあって、コイン通過路50を通過するコイン90の上縁部、より
詳しくは規定のコイン90の上縁部をギリギリ検知できる位置に設けられている。このた
め、小さめの誤差範囲に収まる規定コイン90より小径の規定外コイン90(硬貨等)が
通過したときは、第1フォトセンサ61は検出信号を出力するが、第2フォトセンサ62
は検出信号を出力しない。つまり、第1フォトセンサ61のみが検出信号を出力した場合
は、通過中のコイン90が小径の規定外コインと判別可能となる。これにより、規定コイ
ン90より小径の規定外コイン90(硬貨等)の投入が検知される。
電磁式キッカー70は、第1フォトセンサ61とコイン排出口52との略中間位置にあ
り、主基板である第1基板30の他方の側面(裏面)に、一方の側面(表面)の側を向け
て直角に取付けられている。この電磁式キッカー70は、ソレノイドを内蔵する本体71
と、本体71を貫通するプランジャー72とを備えており、本体71が第1基板30の裏
面に固着され、プランジャー72の先端部が円錐状のキッカーヘッド73である。非通電
時、プランジャー72はスプリング74によって後方の退避位置に保持されており、この
状態で、キッカーヘッド73はコイン通過路50の外に退出している。通電が行われると
、プランジャー72はスプリング74による付勢力に抗して前方へ進出し、キッカーヘッ
ド73をコイン通過路50内に側方から進出させる。この進出のために、第1基板30に
は円形の貫通孔が設けられている。
コイン識別装置100は、投入されたコインの遊技価値(20円、10円、5円など)
を識別するコイン識別装置であって、コイン投入口51からコインセンサ60までのコイ
ン通過路50中にあり、主基板である第1基板30の裏面に取付けられている。また、第
1基板30には、コイン識別装置100を取付ける円形の貫通孔が設けられている。
図3は、コイン識別装置100が用いるコインの遊技価値の検出方法の説明図であり、
図3(a)〜図3(d)はコイン90の形状を示し、図3(e)はコイン90の凹凸部を
検出する検出部を示すブロック構成図である。
コイン90の片面又は両面には、例えば遊技価値識別パターンとしての複数の同心円状
の凹凸部が刻印され、同心円状の凹凸部のパターンを遊技価値ごとに異なるようにする。
遊技価値識別パターンとしては、同心円状の凹凸部の他、凹凸の刻印、突起等であっても
よい。
102は、コイン識別装置100が備える光学センサ(読み取り手段)であり、発光ダ
イオード2bおよびフォトトランジスタ2cなど光学的にコイン90の溝のパターンを読
み取る。
103は、光学センサ102によって読み取られた測定パターンを経時的に記憶するRAM(記憶手段)である。
104は、各店舗で使用するコイン90の遊技価値ごとに定められたコイン90の凹凸
部のパターンに対応した正規のデータが記憶されたROMである。
105は、RAM103からの測定パターンとROM104からの正規のパターン(遊
技価値識別パターン)とを比較し、一致するか否かを判別する判別手段である。なお、判
別手段105は、遊技ホール側で選択スイッチ106を操作して設定したデータ値に基づ
いて、ROM104中の遊技価値識別パターン(20円、10円、5円など)を選択し、
受け入れるコインの遊技価値を判別する。
次に、コイン識別装置100の動作について説明する。
図3(c)に示すように、コイン90に設けられた刻印の凸を1、凹を0とすると、コ
イン90の断面は一定のビットパターンになる。コイン90は丸いので、コイン90の通
過部の中央に凹凸部を読み取る光学センサ102を配置すれば、そのビットパターンを読
み取ることができる。しかも、2度読み取ることができるので、読み取り信頼性能も高く
、コイン90に傷や埃がある場合でも、2度読み取ることで正確に判別することができる
また、図3(d)に示すように、光学センサ102では、遮蔽板2aを挟んで対向した
位置に発光ダイオード2bとフォトトランジスタ2cを配置する。コイン90の通路の中
央部にこの光学センサ102を置き、コイン90を通過させると、P1の位置ではフォト
トランジスタ2cの入光量は少なく、P2の位置では入光量は大きくなる。このようにし
て、コイン90の表面の凹凸部を読み取ることができる。
さらに、図3(e)で示すように、光学センサ102によって読み取られたパターンを
RAM103で経時的に記憶させる。判別手段105では、RAM103からの測定パタ
ーンとROM104に記憶された各店舗ごとのコインの正規のパターンとを比較し、一致
するか否かを判別する。
ところで、読み取りのための光学センサ102の数は、コイン90の両面に刻印があれ
ば一つで十分であり、かつコイン90は自然落下でよいので、コイン定置や送りなどの複
雑な機構は不要である。また光学センサ102からの信号はシリアルで入力されるので入
出力点数の少ない安価なワンチップ・マイコンにて処理、判断ができる。また、小型化、
量産化が可能であるため、回胴式遊技機に内蔵することができる。
なお、上記実施例では、コイン90の凹凸部によりビット割付を行なったが、ビット割
付は凹凸部だけでなく、立ち下がりや立ち上がりにビットを割り当ててもよい。また、ス
クランブルをかけたり、暗号化することにより、一店舗で複数の刻印パターンを使用して
もよい。また、同心円状のパターンをコインの全面に刻印しなくともよく、コインの円周
に近い部分または中心部のみにあっても、その中間にあってもよく、この場合、従来例同
様、店名や記号を刻印することは可能である。さらに同心円状のパターンは凹凸部だけで
はなく、凹み角度(傾斜)や表面あらさを使用してもよい。
また、凹凸部の刻印の代わりにコインを磁化させ、この磁化させたコインを磁気センサ
により読み取ってもよい。さらに、光学センサ102の代わりに渦電流を応用したいわゆ
る近接スイッチを使用することもできる。この場合、コインの汚れの影響を光学センサ1
02より比較的受けない。単純な方法としては、コイン通過路50を通過中のコイン90
の画像を認識し、自店コインか否かを判別するだけでもよい。
更に、コイン識別装置100が自他店コインを検出する方法として、特開2004−2
22877に開示されている様に、遊技メダルの本体板の両面中央の凹部に、会社番号,
店舗番号及び付加情報を含んだ複数ビットから成るID情報を有した円形バーコードによ
るホログラムを転写した遊技メダルを使用し、パチスロのメダル投入口に連通したメダル
導入路の途中に設置したID読み取り装置により遊技メダルのID情報を常時読み取り監
視し、該パチスロの記憶部に登録されているID情報と比較検出を行うことにより、自他
店コインを判別することができる。
なお、本実施形態では、第2基板40は第1基板30に固定されているが、実機では投
入コイン詰まり返却ボタン28と機械的に連繋しており、投入コイン詰まり返却ボタン2
8の押し込み操作により第1基板30から離反する構成とされる。
次に、コイン識別装置100が用いるコインの遊技価値の他の検出方法について説明す
る。図6は、遊技価値識別情報付きコインの概要図である。
図6(a)〜(c)に示す様に、識別情報付きコイン2は、所定形状を成したコイン本
体4と、このコイン本体4に施された識別部6とを備えている。識別部6には、コイン2
の遊技価値(20円、10円、5円など)を識別する為の識別情報が記録されており、識
別部6に対して外的要因を作用させた際に、識別部6を透過した透過データに基づいて、
識別部6に記録された識別情報を読み取ることができるように構成されている。この外的
要因は、例えばレーザー光や自然光などの識別情報読取用光L1であり、透過データは、
識別情報読取用光L1を識別部6に照射した際に、識別部6を透過した透過光L2を想定
しており、この透過光L2の光学的特性(例えば、散乱状態や干渉現象など)を検出する
ことによって、識別部6に記録された識別情報を光学的に読み取ることができるようにな
っている。
コイン本体4は、不透明部材(例えば、金属、鉛、樹脂などの光反射部材)で形成され
た薄板円板状を成しており、識別部6は、コイン本体4の中央部分に且つコイン本体4と
同中心に設けられている。コイン本体4の中央部分(即ち、識別部6に相当する部分)に
は、円形孔4aが形成されており、この円形孔4aのセンターにベース部材8が埋め込ま
れている。ベース部材8の両側には、例えば樹脂やガラスなどの透光材10,12が充填
されており、これら透光材10,12によってベース部材8は外部から隔絶されている。
この場合、識別部6にベース部材8を埋め込むプロセスとしては、例えば、コイン本体4
の中央部分(すなわち、識別部6に相当する部分)に円形孔4aを形成した後、この円形
孔4aのセンターにベース部材8を嵌合させ、その両側に透光材10,12を充填すれば
良い。
ベース部材8の両面或いは片面には、同心円状に配置された複数の円形線14a,14
b,14c,14d,14eが描かれており、これら円形線14a,14b,14c,1
4d,14eによってコイン2の種類を識別するための識別情報が記録されている。具体
的に説明すると、複数の円形線14a,14b,14c,14d,14eは、それぞれ遮
光部材(光吸収部材)で描かれており、これら複数の円形線14a,14b,14c,1
4d,14eの本数(本実施の形態では5本)と配置間隔H1,H2,H3,H4と線幅
Mとの組み合わせによってコインの種類を識別するための識別情報が記録される。なお、
本実施の形態では、円形線14aが最も太線であり、円形線14bから円形線14dに移
るに従って細線化し、円形線14eに至っては円形内全体に亘って遮光部材が描かれてい
る。
この場合、識別部6に照射された識別情報読取光L1は、複数の円形線14a,14b
,14c,14d,14eの部分から反射し、複数の円形線14a,14b,14c,1
4d,14e相互の線隙間E1,E2,E3,E4を透過する。この結果、識別部6全体
からの透過光L2には、その中に円形線14a,14b,14c,14d,14e相互の
線隙間E1,E2,E3,E4を透過した透過光16(図1(c))が浮き出したような
光学的特性が現れる。 具体的に説明すると、透過光16は、複数の円形線14a,14
b,14c,14d,14e相互の線隙間E1,E2,E3,E4に対応した円形バーコ
ード形状を成す複数の同心円状光帯16a,16b,16c,16dとなって現れる。こ
の円形バーコード形状の複数の光帯16a,16b,16c,16dは、円形状に構成し
たバーコードとして識別可能な状態となっており、このバーコード(円形バーコード状の
複数の光帯16a,16b,16c,16d)の本数と配置間隔h1,h2,h3と幅寸
法mとの組み合わせからなるパターンを検出することによってコイン2の種類を識別する
ことが可能となる。
この場合、円形バーコード状の複数の光帯16a,16b,16c,16dのパターン
は、ベース部材8に描かれた複数の円形線14a,14b,14c,14d,14eのパ
ターンに対応して決まる。このため、複数の円形線14a,14b,14c,14d,1
4eによって記録された識別情報と、複数の光帯16a,16b,16c,16dによっ
て現された識別情報とは互いに同一で且つ一致した情報内容を意味する。従って、円形バ
ーコード状の複数の光帯16a,16b,16c,16dのパターンを認識することによ
って、識別情報付きコイン2の識別情報を読み取ることができる。
つぎに、識別情報付きコイン2の識別情報を読み取る動作について説明する。
識別情報読取装置の発光部(例えばレーザー光の発振装置)18から識別情報読取光(
レーザー光)L1を発振させた状態において、その識別情報読取光中に識別情報付きコイ
ン2の識別部6が位置付けられると、そのとき識別部6を透過した透過光L2は、識別情
報読取装置の受光部20に受光され、識別部6に記録された識別情報が光学的に読み取ら
れる。具体的には、複数の円形線14a,14b,14c,14d,14e相互の線隙間
E1,E2,E3,E4を透過した透過光L2は、図6(c)に示すような円形バーコー
ド形状を成す複数の同心円状光帯16a,16b,16c,16dとなって現れる。
受光部20内には、その本数と配置間隔と幅寸法との組み合わせからなる各種バーコー
ドの照合パターンが、遊技価値(20円、10円、5円など)に応じて、予め設定登録さ
れており、識別部6を透過して現れた円形バーコード状の複数の光帯16a,16b,1
6c,16dのパターンと、予め遊技ホール側で選択スイッチ(図示せず)を操作して設
定したデータ値に基づいて、設定登録された照合パターンとの照合処理が行われる。
この照合処理では、複数の光帯16a,16b,16c,16dの一部Pが径方向に沿
って切り出され、その切り出された部分のパターンに照合処理が施される。具体的には、
切り出された部分のパターンを構成するバーコード状の光帯16a,16b,16c,1
6dの本数が、予め設定登録された照合パターンに一致しているか否か、そして、バーコ
ード状の光帯16a,16b,16c,16dの配置間隔h1,h2,h3及び幅寸法m
が、予め設定登録された照合パターンと等しいか否かが比較される。この場合、相互のパ
ターンが合致していれば、そのコイン2は、予め設定登録されたものとして識別され、相
互のパターンが不一致ならば、そのコイン2は、予め設定登録されていないものとして識
別されることになる。
なお、上記の識別情報読取装置では、複数の光帯16a,16b,16c,16dの全
体を受光した後、その一部Pを径方向に沿って切り出して照合処理を行っているが、これ
に限定されることはなく、複数の光帯16a,16b,16c,16dの一部Pのみを受
光するように構成しても良い。
このように、複数の光帯16a,16b,16c,16dは、その一部Pを径方向に沿
ってどの部分を切り出しても同一のパターンであるため、例えばコイン2が回転した状態
であっても、識別情報読取装置で読み取られたパターンは常に一定し、照合処理に支障を
来たすことはない。なお、単純に、外径サイズが同じコイン2の穴空き又は穴なしをフォ
トインタラプタ等のコイン識別装置で検出して、2種類の遊技価値を識別することも可能
である。
コイン2の遊技価値の他の識別方法としては、特開2007−125280、特開20
03−144739又は特開平6−139438に開示されており、本発明に採用するこ
とができる。
次に、本実施形態のコインセレクタの制御部の構成及び動作を図4のフローチャートに
基づいて、及び図5のタイミングチャートに基づいて説明する。
制御部のハードウェアは、CPUにROM及びRAM(RWM:リライタブルメモリと
もいう)を組み合わせた周知のマイコンシステムであり、例えば一体型ワンチップマイコ
ンのエルイーテック社製LE4280B−PA−G1からなる。
まず、予め遊技ホール側で回胴式遊技機1の選択スイッチ(図示せず)を操作及び設定
して、電源スイッチ(図示せず)をオン状態にすると、各電子回路ブロックに電源が供給
され、初期チェックや初期設定の後に、制御部は変動表示ゲームを実行可能状態とする。
特に制御部は、この初期設定において、選択スイッチの設定データに基づいて、遊技で使
用するコインの遊技価値(20円、10円、5円など)を認識し、受け入れる遊技価値に
対応するコインの正規パターンデータを一つだけROMからワークRAMに記憶して待機
状態とする。
当該ルーチンがスタートすると、まずステップS1でコイン投入受け付け可否信号が取
り込まれる。例えばコインのクレジット枚数が限界値に達しているときは、コイン投入受
け付け可否信号は不可信号であり、クレジット枚数が限界値に達していないときは受け付
け可能信号である。
ステップS1でコイン投入受け付け可否信号が取り込まれると、ステップS2で、その
信号が受け付け可能信号か受け付け不可信号かが判定される。受け付け不可の場合は、ス
テップS11で電磁式キッカー70のソレノイドをオフにして、ステップS1に戻る。受
け付け可能の場合はステップS3へ移行する。
ステップS3では、第1のフォトセンサ61の検出信号(コインの下側検出信号)が取
り込まれる。この信号取り込みが終わると、ステップS4に移行し、取り込み信号がオン
かオフかが判定される。第1のフォトセンサ61の検出信号がオンの場合は、ステップS
5に移行し、オフの場合はステップS3に戻る。
ステップS5では、第2のフォトセンサ62の検出信号(コインの上側検出信号)が取
り込まれる。この信号取り込みが終わると、ステップS6に移行し、取り込み信号がオン
かオフかが判定される。第2のフォトセンサ62の検出信号がオンの場合は、ステップS
7に移行する。
一方、第2のフォトセンサ62の検出信号がオフの場合は、ステップS11に移行し、
ソレノイドへの通電を停止して、ステップS1に戻る。
ステップS7では、コイン識別装置100の検出信号(投入されたコインのパーターン
検出信号)が取り込まれ、コイン通過路50を通過中のコイン90が受け入れるべき遊技
価値のコインか否かが判定される。
受け入れコインの場合は、ステップS8で電磁式キッカー70のソレノイドに通電が行
われ、引き続きステップS9でコインのカウント信号が出力される。一方、受け入れコイ
ンでない場合は、ステップS11で電磁式キッカー70のソレノイドをオフにして、ステ
ップS1に戻る。
このような制御部の構成により、本実施形態のコインセレクタでは図5のようなセレク
ト動作が実行される。
コイン投入受け付け不可状態のときは、フォトセンサ61,フォトセンサ62の出力状
態に関係なく、電磁式キッカー70のソレノイドはオフ状態である。その結果、電磁式キ
ッカー70のプランジャー72はスプリング74によって後方の退避位置に保持されてお
り、キッカーヘッド73はコイン通過路50の外に退出している。
このため、コインセレクタのコイン通過路50に投入されたコイン90は、規定コイン
も硬貨のような小径の規定外コインもコイン通過路50をスルーしてコイン排出口52か
ら排出され、カウントも寸法チェックも行われない。排出されたコイン90は、遊技機の
前扉に設けられた返却口へ送られる。
これにより、電磁式キッカー70のソレノイドの発熱が防止される。すなわち、電磁式
キッカー70のソレノイドは、待ち受けの間中、非通電状態となり、遊技されない日は終
日、非通電状態が続くため、コイルの発熱の問題は生じない。また、計時手段により所定
時間(例えば、1〜3分程度)操作がされない場合、ソレノイドの通電をオフするように
してもよい。
コイン投入受け付け可能状態のときは、コイン投入口51からコイン通過路50に投入
されたコイン90は、まず第1のフォトセンサ61により下縁部が検出される。投入コイ
ン90が規定コインのときは、第1のフォトセンサ61がコインの下縁部を検出する前に
第2のフォトセンサ62により上縁部も検出され、その検出結果を保持する。
また、コイン識別装置100の判別結果に応じて、電磁式キッカー70のソレノイドに
通電が行われ、プランジャー72がスプリング74による付勢力に抗して前方へ進出し、
キッカーヘッド73をコイン通過路50に側方から進出させる。
このため、そのコイン90は、コイン排出口52に至ることなく、コイン回収口54か
ら側方へ強制排出される。コイン回収口54に排出されたコイン90は有効コインであっ
て、ホッパーへ送られる。つまり、コインセンサ60によるコイン検査の後に電磁式キッ
カー70が作動するので、オーバーカウント状態でコイン90の投入が行われる事態が回
避され、その結果として飲み込み現象が防止される。
電磁式キッカー70は、一旦ソレノイドに通電が行われると、通電停止信号を受けるま
で通電状態を継続する構成になっている。このため、規定のコイン90の投入が続くとき
は、キッカーヘッド73がコイン通過路50に進出したままとなり、投入されるコイン9
0が次々とカウントされながらコイン回収口54から強制排出される。これにより、電磁
式キッカー70の頻繁な動作が回避される。
この状態で、硬貨のような小径の規定外コイン90が投入されると、(受け入れコイン
とパターンが一致したとしても)第1のフォトセンサ61により下縁部は検出されるが、
第2のフォトセンサ62による上縁部の検出は行われない。これにより、電磁式キッカー
70のソレノイドへの通電が停止され、キッカーヘッド73がコイン通過路50の外に退
出した状態になる。このため、そのコイン90は、コイン回収口54をスルーしてコイン
排出口52から排出され、カウントも行われない。排出されたコイン90は返却口へ戻る
ことになる。なお、投入コインと投入受け入れコインのパターンとが一致しなければ、小
径の規定外コイン90を検出するまでもなく、当然に電磁式キッカー70のソレノイドへ
の通電が停止され、キッカーヘッド73がコイン通過路50の外に退出した状態になる。
つまり、受け入れコインを二段階で判別している。
また、コイン投入受け付け可能状態のときに、コイン90がコイン通過路50を逆行し
てエラー信号が出力されると、コイン投入受け付け不可状態になり、リセット信号が出力
されるまでこの状態が続く。
本発明のコインセレクタを用いた回胴式遊技機の正面図である。 (a)はコインセレクタの平面図、(b)は正面図、及び(c)は正面図である。 コインの遊技価値の検出方法の説明図である。 コインセレクタの制御部の構成及び動作(処理手順)を示すフローチャートである。 コインセレクタの動作を示すタイミングチャートである。 遊技価値識別情報付きコインの概要図である。
符号の説明
1 回胴式遊技機
1a 筐体
1b 前扉
2 ドラム部
5 メダル投入口
6 精算ボタン
7 1ベットボタン
8 マックスベットボタン
9 スタートレバー(回胴回転始動装置)
10 停止ボタン部
11 表示演出装置
12 スピーカ部
13 遊技状態表示LED部
14 ドア鍵穴
15 受け皿
16 メダル払出口
18 メダル払出装置
19 スペシャルボタン
28 投入メダル詰まり返却ボタン
30 第1基板
40 第2基板
50 コイン通過路
51 コイン投入口
52 コイン排出口
54 自店コイン回収口
55 他店コイン回収口
60 コインセンサ
61,62フォトセンサ
70 自店コイン回収用電磁式キッカー
73 キッカーヘッド
75 他店コイン回収用電磁式キッカー
78 キッカーヘッド
90 コイン
100 コイン識別装置

Claims (6)

  1. 外径サイズが同じコインをコイン投入口から投入し、コイン通過路を通過したコインの内、変動表示ゲームを開始させる為に所定の遊技価値のコインをコイン回収口から回収する一方、前記所定の遊技価値とは異なる遊技価値のコインをコイン排出口から排出して返却口へ戻すコインセレクタにおいて、
    選択操作により、前記所定の遊技価値のデータ値を設定する選択スイッチと、
    使用するコインの遊技価値ごとに定められたコイン形状のパターンに対応した正規のデータが記憶されたROMと、
    コイン形状のパターンを読み取る読み取り手段と、
    前記読み取り手段によって読み取られたコイン形状の測定パターンを記憶するRAMと、
    前記コイン通過路を通過するコインの遊技価値を識別するコイン識別装置と、
    コインが通過する経路の切り換えを制御する制御部を具備し、
    前記制御部は、前記選択スイッチが設定したデータ値に基づいて、前記コイン識別装置が前記RAMからの測定パターンと前記ROMに記憶されたコインの正規のデータとを比較して、前記コイン投入口から投入されたコインの遊技価値を前記所定の遊技価値と識別した場合、前記コインが通過する経路を前記コイン回収口へ切り換える一方、前記所定の遊技価値と識別しなかった場合、前記コインが通過する経路を前記コイン排出口へ切り換えること、
    を特徴とするコインセレクタ。
  2. 請求項1に記載のコインセレクタにおいて、
    前記コイン識別装置は、前記コイン投入口から投入されたコインの本体に施された識別部を透過した透過光の透過データに基づいて、コインの遊技価値を識別すること、
    を特徴とするコインセレクタ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のコインセレクタにおいて、
    前記コイン通過路を通過するコインの下縁部を検知する下部センサ及び通過する規定コインの上縁部を前記下部センサよりも前に検知する一方、前記規定コインより小径の規定外コインを検出しない位置に設けられた上部センサからなるコインセンサを具備し、
    前記制御部は、前記コインセンサが小径の前記規定外コインを検出した場合、前記コイン投入口から投入されたコインが通過する経路を前記コイン排出口へ切り換えること、
    を特徴とするコインセレクタ。
  4. 外径サイズが同じコインをコイン投入口から投入し、コイン通過路を通過したコインの内、変動表示ゲームを開始させる為に所定の遊技価値のコインをコイン回収口から回収する一方、前記所定の遊技価値とは異なる遊技価値のコインをコイン排出口から排出して返却口へ戻すコインセレクタを具備するメダル式遊技機において、
    選択操作により、前記所定の遊技価値のデータ値を設定する選択スイッチと、
    使用するコインの遊技価値ごとに定められたコイン形状のパターンに対応した正規のデータが記憶されたROMと、
    コイン形状のパターンを読み取る読み取り手段と、
    前記読み取り手段によって読み取られたコイン形状の測定パターンを記憶するRAMと、
    前記コイン通過路を通過するコインの遊技価値を識別するコイン識別装置と、
    コインが通過する経路の切り換えを制御する制御部を具備し、
    前記制御部は、前記選択スイッチが設定したデータ値に基づいて、前記コイン識別装置が前記RAMからの測定パターンと前記ROMに記憶されたコインの正規のデータとを比較して、前記コイン投入口から投入されたコインの遊技価値を前記所定の遊技価値と識別した場合、前記コインが通過する経路を前記コイン回収口へ切り換える一方、前記所定の遊技価値と識別しなかった場合、前記コインが通過する経路を前記コイン排出口へ切り換えること、
    を特徴とするメダル式遊技機。
  5. 請求項4に記載のメダル式遊技機において、
    前記コイン識別装置は、前記コイン投入口から投入されたコインの本体に施された識別部を透過した透過光の透過データに基づいて、コインの遊技価値を識別すること、
    を特徴とするメダル式遊技機。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のメダル式遊技機において、
    前記コイン通過路を通過するコインの下縁部を検知する下部センサ及び通過する規定コインの上縁部を前記下部センサよりも前に検知する一方、前記規定コインより小径の規定外コインを検出しない位置に設けられた上部センサからなるコインセンサを具備し、
    前記制御部は、前記コインセンサが小径の前記規定外コインを検出した場合、前記コイン投入口から投入されたコインが通過する経路を前記コイン排出口へ切り換えること、
    を特徴とするメダル式遊技機。
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