JP4127350B2 - 紙容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、牛乳やジュース等の液体を収容する紙容器であって、頂部に形成されたハーフカットで囲まれた部分を紙層間剥離するとストロー挿入孔が開口するようになっている紙容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11、図12に示すように、一対の頂面パネル33と、この頂面パネル33の間に位置し、折り畳まれた一対の側面パネル34とからなる頂部35が存在するように形成されてなり、前記頂面パネル33には、その裏面からストロー挿入穴となる第1ハーフカット36が設けられ、表面からは前記第1ハーフカット36を囲むように第2ハーフカット37が設けられ、表面から前記第2ハーフカット37で囲まれた部分を紙層間剥離させることによりストロー挿入穴が開口するストロー挿入穴形成構造を備えた紙容器38が知られている。
【0003】
前記紙容器38にあって、ストロー挿入穴形成構造を構成する前記第2ハーフカット37は、該第2ハーフカット37により形成される剥離片39の剥離の糸口となる剥がし代40の先端が、前記頂面パネル33とこれに連接する胴部パネル41との境界折曲線42にかかるように、或いは境界折曲線42付近に位置するように形成されている。これは、前記紙容器38を成型する工程で、前記境界折曲線42の部分の折り曲げにより、前記第2ハーフカット37により形成される剥離片39の剥離の糸口となる剥がし代40の先端部分を剥離させて浮き上がらせることによって、ストロー挿入穴の開口の際に剥離片39の剥がし代40を摘み易くするためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記ストロー挿入穴形成構造を備えた紙容器38は、前記境界折曲線42の部分の折り曲げにより前記第2ハーフカット37によっても形成される剥離片39の剥離の糸口となる剥がし代40の先端部分が剥離せず或いは剥離が十分でなく、剥がし代40の先端部分が浮き上がっていない場合があり、ストロー挿入穴の開口の際に剥離片39の剥がし代40が摘み難く、ストロー挿入穴の開口に苦労する場合があるといった問題があった。
【0005】
本発明の目的は、頂部の裏面からストロー挿入穴となる第1ハーフカットが設けられ、表面からは前記第1ハーフカットを囲むように第2ハーフカットが設けられ、表面から前記第2ハーフカットで囲まれた部分を紙層間剥離させることによりストロー挿入穴が開口する紙容器において、前記剥がし代を摘み易くして、ストロー挿入穴の開口を容易にした紙容器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、表裏の全面に熱可塑性樹脂を被覆した板紙基材によって、有底の胴部の上に、一対の頂面パネルと、この頂面パネルの間に位置し、折り畳まれた一対の側面パネルとからなる頂部が存在するように形成されてなり、前記頂面パネルには、その裏面からストロー挿入穴となる第1ハーフカットが設けられ、表面からは前記第1ハーフカットを囲むように第2ハーフカットが設けられ、表面から前記第2ハーフカットで囲まれた部分を紙層間剥離させることによりストロー挿入穴が開口するストロー挿入穴形成構造を備えた紙容器において、前記第2ハーフカットにより形成される剥離片の剥離の糸口となる剥がし代は、その先端が前記頂面パネルのサイドシール部端部に位置するように形成されると共に、その両側に前記第2ハーフカットが連なるように形成され、且つ前記頂面パネルの裏面でサイドシール部上に前記剥がし代の基部を横切る第3ハーフカットが設けられ、該第3ハーフカットよりも先端側にある剥がし代の部分を形成するカットがフルカットとなっており、更に、前記サイドシール部における前記第3ハーフカットよりも先端側にあるフルカットにより形成されている剥がし代に対応する部分が、非接着状態或いは弱接着状態となっていることを特徴とする。
【0007】
かかる構成から、第3ハーフカットよりも先端側にある剥がし代の部分を形成するカットがフルカットとなっているので、剥がし代は頂面パネルの全厚さとなり、そして、前記サイドシール部における前記第3ハーフカットよりも先端側にあるフルカットにより形成されている剥がし代に対応する部分が、非接着状態或いは弱接着状態となっているので、ストロー挿入穴の開口の際に、剥がし代の先端を爪等で引っかけることにより、前記第3ハーフカットよりも先端側の剥がし代を弱い力で容易に引き上げることができ、この引き上げた剥がし代を摘んで引き上げると、剥離片はサイドシール部上に設けられた前記剥がし代の基部を横切る第3ハーフカットから剥がれ始め、以降は第2ハーフカットに沿って剥がれるため、弱い力で紙層間剥離を起こさせ、容易にストロー挿入穴を開口できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1乃至図6は本発明に係る紙容器の実施の形態の第一例を示すもので、図1は本例の紙容器1の一部省略斜視図、図2は図1のA−A線拡大断面図、図3は図1のB−B線拡大断面図、図4は図1に示す紙容器1の展開図、図5は図4のX部拡大図、図6は本例の紙容器1のストロー挿入穴を開口させた状態を示す斜視図である。
【0013】
同図に示す紙容器1は、図4に示す展開形状に形成された表裏面に熱可塑性樹脂2が被覆されている板紙基材3により成形されるものであるが、この板紙基材3はその展開形状において、縦方向の境界折曲線4を介して紙容器1の胴部5、頂部6、底部7を構成する第1のパネル8、第2のパネル9、第3のパネル10、第4のパネル11及び前記第1のパネル8の側縁の裏面(紙容器1の内面)側に形成されるサイドシール部12にシールされるシールパネル13が連接されている。前記第1のパネル8、第2のパネル9、第3のパネル10、第4のパネル11には上部に境界折曲線14を介して第1の頂面パネル15、第1の側面パネル16、第2の頂面パネル17、第2の側面パネル18が順に形成されており、そして、下部には境界折曲線19を介して第1の底面パネル20、第2の底面パネル21、第3の底面パネル22、第4の底面パネル23が順に形成されている。
【0014】
本例の紙容器1は前記展開形状に形成された板紙基材3の第1のパネル8の側縁に形成されたサイドシール部12に第4のパネル11に連接されているシールパネル13をシールして角筒状の胴部5を形成し、前記第1、第2、第3、第4の底面パネル20、21、22、23を折り畳んで胴部5の下方をフラットに塞いで底部7とし、胴部5の中に内容物である飲料等の液体を充填した後、前記第1の頂面パネル15と第2の頂面パネル17との間にある第1の側面パネル16と第2の側面パネル18をそれぞれ外側へ折り畳むようにして、第1の頂面パネル15と第2の頂面パネル17及び第1の側面パネル16と第2の側面パネル18を密封してフラットに頂部6を形成したフラットトップ型の紙容器である。
【0015】
前記頂部6を構成する第1の頂面パネル15、第2の頂面パネル17、第1の側面パネル16、第2の側面パネル18のうち、側縁にサイドシール部12を有する第1の頂面パネル15には、その裏面からストロー挿入穴24となる第1ハーフカット25が設けられ、表面からは前記第1ハーフカット25を囲むように第2ハーフカット26が設けられており、第2ハーフカット26により囲まれた部分を剥離片27とし、この剥離片27を紙層間剥離させることにより、ストロー挿入穴24が開口するようになっている。
【0016】
更に、前記第1の頂面パネル15には、その側縁に前記サイドシール部12を越えて突出する突片28が形成され、この突片28をもって前記第2ハーフカット26により形成される剥離片27の剥離の糸口となる剥がし代29とし、前記第2ハーフカット26は突片28の両側に連なるように形成されている。
【0017】
前記剥離片27の剥がし代29を構成する突片28は紙容器1の成形後においては、該紙容器1の垂直な胴部5よりも外方へ突き出した状態で存在する。その突出長さは特に限定されるものではなく、前記剥がし代29を摘み、或いは引き上げることを勘案して任意に設定できる。
【0018】
更に、前記第1の頂面パネル15の裏面でサイドシール部12の外側端縁付近には、突片28の基部を横切る第3ハーフカット30が設けられている(図3参照)。この第3ハーフカット30の線形にあっては、直線が好ましいが、特に限定されるものではなく、曲線、楔線、或いはこれらを含む任意の線でも構わない。
【0019】
前記第1ハーフカット25、第2ハーフカット26、第3ハーフカット30はいずれも板紙基材3の紙層31まで達している。なお、前記第2ハーフカット26により形成される剥離片27の形状は、本例を示す図面では略U字形となっているが、円形と楕円形を任意に組み合わせたC字形、V字形或いは前記略U字形及び直線、波線を任意に組み合わせた形状であってもよく、これら以外の様々な形状でも実施でき、また左右対称である必要もない。
【0020】
上記のように構成された紙容器1によれば、剥離片27の剥離の糸口となる剥がし代29が突片28として第1の頂面パネル15のサイドシール部12を越えて紙容器1の胴部5よりも外方へ突き出し、そして前記突片28をもって構成される剥がし代29は、第3ハーフカット30より先端側の部分が第1の頂面パネル15の全厚さとなっているので、ストロー挿入穴24の開口の際に、剥離片27の剥がし代29が摘み易く、剥がし代29を摘んで引き上げると、剥離片27は第3ハーフカット30から紙層間剥離を開始し、以降は第2ハーフカット26に沿って剥離するため、弱い力で安定して且つ確実に紙層間剥離を起こさせ、容易にストロー挿入穴24を開口させることができる。
【0021】
図7は本発明の実施の形態の第2例を示すもので、同図に示す紙容器1は、その展開形状を図4に示す前記第1例の紙容器1の展開形状と同じくし、同図を援用すると、第1の側面パネル16と第2の側面パネル18をそれぞれ内側へ折り畳むようにして頂部6を形成した切妻屋根型(ゲーベルトップ型)の紙容器である。
【0022】
本例にあっても、第1例と同様に第1の頂面パネル15の裏面からストロー挿入穴24となる第1ハーフカット25が設けられ、表面からは第1ハーフカット25を囲むように第2ハーフカット26が設けられており、更に第1の頂面パネル15の側縁には、サイドシール部12を越えて突出し、前記第2ハーフカット26により形成される剥離片27の剥がし代29となる突片28が形成されている。更に、前記第1の頂面パネル15の裏面で、サイドシール部12の外側端縁付近に、該突片28の基部を横切る第3ハーフカット30が設けられている。
【0023】
なお、前記ストロー挿入穴24となる第1ハーフカット25を設ける位置にあっては特に限定されるものではないが、第1の頂面パネル15とこの第1の頂面パネル15の内側に潜り込むように折り畳まれた第1、第2の側面パネル16、18の重なる部分は避けるものとする。
【0024】
本例における第2ハーフカット26、突片28、第3ハーフカット30は、前記した第1例と変わるものではなく、第1例の説明を援用し、その説明を省略する。また、本例の作用効果にあっても、前記第1例と同様である。
【0025】
図8は本発明の実施の形態の第3例を示すもので、本例では前記第1例及び第2例に示す第3ハーフカット30が、第1の頂面パネル15の裏面でサイドシール部12上に突片28の基部を横切るように設けられている。
【0026】
かかる構成では、サイドシール部12において、前記第3ハーフカット30よりも先端側の剥がし代29の部分aがシールパネル13とシールされているが、この部分は僅かであり、剥がし代29を摘んで引き上げたとき、前記の部分aのシールは弱い力で容易に引き剥がすことができ、剥がし代29の引き上げが容易であり、剥離片27を安定して容易に且つ確実に剥離することができる。
【0027】
なお、本例では前記剥がし代29の引き上げを一層容易に行えるようにするため、前記サイドシール部12における剥がし代29の部分aに対応する部分を、非接着状態或いは弱接着状態としている。かかる非接着状態或いは弱接着状態にする手段として、前記剥がし代29の部分aとなる第1の頂面パネル15の裏面又はこれと相対するシールパネル13の表面の接着予定部分に剥離剤を塗布したり或いはシール時に同部の火力を十分落とすようにしている。
【0028】
図9、図10は本発明の実施の形態の第4例を示すもので、同図に示す紙容器1は、その展開形状が、図4に示す展開形状と突片28を除き同じくするフラットトップ型の紙容器であり、同図を援用して説明する。
【0029】
本例では、前記第1、第2例と同様に、第1の頂面パネル15の裏面からストロー挿入穴24となる第1ハーフカット25が設けられ、表面からは第1ハーフカット25を囲むように第2ハーフカット26が設けられており、第2ハーフカット26により囲まれた部分を剥離片27としている。この剥離片27は、その剥離の糸口となる剥がし代29は、その先端が前記第1の頂面パネル15のサイドシール部12端部に位置するように形成されると共に、その両側に前記第2ハーフカット26が連なるように形成される。そして、前記第1の頂面パネル15の裏面でサイドシール部12上に前記剥がし代29の基部を横切るように第3ハーフカット30が設けられ、更に、前記第3ハーフカット30よりも先端側にある剥がし代29の部分を形成するカットがフルカット32により形成されている。
【0030】
更に、前記サイドシール部12における前記第3ハーフカット30よりも先端側の剥がし代29に対応する部分を、非接着状態或いは弱接着状態としている。かかる非接着状態或いは弱接着状態にする手段として、前記剥がし代29となる第1の頂面パネル15の裏面又はこれと相対するシールパネル13の表面の接着予定部分に剥離剤を塗布したり或いはシール時に同部の火力を十分落とすようにしている。
【0031】
上記のように構成された紙容器1によれば、第3ハーフカット30よりも先端側にある剥がし代29の部分がフルカット32により形成されているので、剥がし代29は第1の頂面パネル15の全厚さとなり、そして、前記サイドシール部12における前記第3ハーフカット30よりも先端側にあるフルカット32により形成されている剥がし代29に対応する部分が、非接着状態或いは弱接着状態となっているので、ストロー挿入穴24の開口の際に、剥がし代29の先端を爪等で引っかけることにより、前記第3ハーフカット30よりも先端側の剥がし代29を弱い力で容易に引き上げることができ、剥離片27を安定して容易に且つ確実に剥離することができる。
【0032】
なお、本例では本発明を実施した頂部6がフラットトップ型の紙容器1を示しているが、頂部6が切妻屋根型(ゲーベルトップ型)の紙容器にも同様に実施できるものである。
【0033】
【発明の効果】
以上のように本発明に係る紙容器によれば、ストロー挿入穴の開口の際に剥離片の剥がし代が摘み易く、剥がし代を摘んで引き上げると、剥離片はサイドシール部上又はサイドシールの外側端縁付近に設けられた前記剥がし代の基部を横切る第3ハーフカットから剥がれ始め、以降は第2ハーフカットに沿って剥がれるため、弱い力で安定して且つ確実に紙層間剥離を起こさせ、容易にストロー挿入穴を開口できる。しかも、飲料物等を充填した紙容器を製造する従来の設備や工程を何等変えることなく、従来の紙容器と同じコストで製造でき、開け易いストロー挿入穴形成構造をもつ紙容器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る紙容器の実施の形態の第1例を示す一部省略斜視図。
【図2】図1のA−A線拡大断面図。
【図3】図1のB−B線拡大断面図。
【図4】図1に示す紙容器の展開図。
【図5】図4のX部拡大図。
【図6】第1例の紙容器のストロー挿入穴を開口させた状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態の第2例を示す一部省略斜視図。
【図8】本発明の実施の形態の第3例を示す要部拡大断面図。
【図9】本発明の実施の形態の第4例を示す一部省略斜視図。
【図10】図9のC−C線拡大断面図。
【図11】従来の紙容器を示す斜視図。
【図12】従来の他の紙容器を示す斜視図。
【符号の説明】
1 紙容器
2 熱可塑性樹脂
3 板紙基材
4 境界折曲線
5 胴部
6 頂部
7 底部
8 第1のパネル
9 第2のパネル
10 第3のパネル
11 第4のパネル
12 サイドシール部
13 シールパネル
14 境界折曲線
15 第1の頂面パネル
16 第1の側面パネル
17 第2の頂面パネル
18 第2の側面パネル
19 境界折曲線
20 第1の底面パネル
21 第2の底面パネル
22 第3の底面パネル
23 第4の底面パネル
24 ストロー挿入穴
25 第1ハーフカット
26 第2ハーフカット
27 剥離片
28 突片
29 剥がし代
30 第3ハーフカット
31 紙層
32 フルカット

Claims (1)

  1. 表裏の全面に熱可塑性樹脂を被覆した板紙基材によって、有底の胴部の上に、一対の頂面パネルと、この頂面パネルの間に位置し、折り畳まれた一対の側面パネルとからなる頂部が存在するように形成されてなり、前記頂面パネルには、その裏面からストロー挿入穴となる第1ハーフカットが設けられ、表面からは前記第1ハーフカットを囲むように第2ハーフカットが設けられ、表面から前記第2ハーフカットで囲まれた部分を紙層間剥離させることによりストロー挿入穴が開口するストロー挿入穴形成構造を備えた紙容器において、
    前記第2ハーフカットにより形成される剥離片の剥離の糸口となる剥がし代は、その先端が前記頂面パネルのサイドシール部端部に位置するように形成されると共に、その両側に前記第2ハーフカットが連なるように形成され、且つ前記頂面パネルの裏面でサイドシール部上に前記剥がし代の基部を横切る第3ハーフカットが設けられ、該第3ハーフカットよりも先端側にある剥がし代の部分を形成するカットがフルカットとなっており、更に、前記サイドシール部における前記第3ハーフカットよりも先端側にあるフルカットにより形成されている剥がし代に対応する部分が、非接着状態或いは弱接着状態となっていることを特徴とする紙容器。
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