JPS6020575Y2 - 半切線付紙カツプ - Google Patents

半切線付紙カツプ

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Publication number
JPS6020575Y2
JPS6020575Y2 JP1253681U JP1253681U JPS6020575Y2 JP S6020575 Y2 JPS6020575 Y2 JP S6020575Y2 JP 1253681 U JP1253681 U JP 1253681U JP 1253681 U JP1253681 U JP 1253681U JP S6020575 Y2 JPS6020575 Y2 JP S6020575Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cut line
paper
gripping piece
paper cup
body blank
Prior art date
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Expired
Application number
JP1253681U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57126313U (ja
Inventor
進治 佐久間
恵一 関根
Original Assignee
大日本印刷株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大日本印刷株式会社 filed Critical 大日本印刷株式会社
Priority to JP1253681U priority Critical patent/JPS6020575Y2/ja
Publication of JPS57126313U publication Critical patent/JPS57126313U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6020575Y2 publication Critical patent/JPS6020575Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は半切線付紙カップに係り、アイスクリーム、氷
菓等を充填し、紙カップの胴壁部を剥きながら食するこ
とが出来る全く新規な半切線付紙カップに関する。
従来、胴部ブランクにら旋状にミシン目を穿設し、カッ
プの胴壁部を剥きながら内容物を食するカップ容器が考
案された(実開昭54−54543号公報)。
しかしながら、この容器にはミシン目が胴部ブランクの
表から裏へ貫通して設けられているためアイスクリーム
、氷菓等の内容物を直接充填した場合、表側に内容物が
滲み出してくる欠点があつた。
又、胴部ブランクの材料として両面プラスチック加工を
した用紙を用いた場合、紙の両面に引裂きにくい合成樹
脂層が存在することによりミシン目のツナギ部分が引裂
きにくい欠点があった。
本考案は成上の従来の欠点を解消したアイスクリーム、
氷菓等の内容物の直接充填が可能なカップ容器を提供す
るものである。
図により本考案の一実施例を説明すると第1図は本考案
に係る半切線カップの胴部ブランクMの展開平面図、第
2図は第1図のN−N線断面図、第3図は完成斜視説明
図である。
胴部ブランクMは紙6の表面側にポリエチレン7を、裏
面側にポリエチレン8を積層したものからなり、通常の
紙カップの胴部ブランクと同じように扇形に打抜成形し
たものの胴貼部のうち外側となるべき方の側辺Aの上端
近傍を横外方に若干突出させて摘持片1とし、該摘持片
1の上下両端R,Sより第1の半切線2、第2の半切線
3及び第3の半切線4、第4の半切線5を設けたもので
ある。
このうち、第1の半切線2及び第2の半切線3はポリエ
チレン7側すなわち紙6の表面側より穿設してあり、第
3の半切線4及び第4の、半切線5はポリエチレン8側
すなわち紙6の裏面側より穿設してあり、ともに紙6の
厚さの略三分の−の深さまで穿設しである。
第1の半切線2は摘持片1の上端Rより胴部ブランクM
の上端辺Bに沿って設けてあり、第2の半切線3は摘持
片1の下端Sより、第3図に示すように胴貼りした場合
に螺旋状に進行し最後に胴下方部で略水平方向に略−周
するように、斜め下方に向って穿設し第1図に示すよう
に胴部ブランクMの右側の側辺C上の点Tに到達した後
は胴部ブランクMの左側の側辺Aの略同じ高さの点Uに
繋がり、故点Uより斜め下方に向って進行し途中の点■
より下端辺りに略平行に穿設し、側辺C上の点Wに到達
した後は左側の側辺A上の点Xに繋がり、故点Xより下
端辺りに略平行に点■の手前の点Yまで進行し、故点Y
より第4の半切線5に近接する点Zまで斜め上方に若干
伸びるように穿設しである。
又、第3の半切線4は第1の半切線2の下方に約4mm
離れて第1の半切線2と略平行に設けてあり、第4の半
切線5は第2の半切線3の上方に約4m離れてれ第2の
半切線3と略平行に設けである。
而して、第3の半切線4、及び第4の半切線5はそれぞ
れ摘持片1の上端R及び下端Sにおいて第1の半切線2
、及び第2の半切線3と合し又、胴部ブランクMの側辺
A上の点U、 Xにおいても第1の半切線2及び第2の
半切線3と合している。
尚、本実施例においては第3図に示すように上端口縁部
Hを巻締加工したものとするため第1の半切線2の上方
に巻締加工すべき部分9を設け、第3図に示すように組
立完了後、上部口縁部Hの下方より胴壁部を剥くように
したため第1の半切線2、及び第3の半切線4を設けた
が、例えば胴貼後巻線加工せず上端辺において紙の切断
端面が露出するような紙カップの場合には第1の半切線
2、及び第3の半切線4は設けなくてもよい。
組立に当っては通常の紙カップと同様に胴貼り加工、庇
付は加工、上端口縁部の巻締加工等を行なってカップ状
にすればよい。
この際、摘持片1は胴壁面に貼着せず摘持しやすいよう
にする。
而して、収納される物品Gとしてアイスクリーム、氷菓
等を収納し、巻締加工された上端口縁部にヒートシール
性を有する合成樹脂を積層した蓋板Kを熱接着して口部
を閉鎖する。
使用に当っては摘持片1を摘持して斜め横方向に牽引す
れば第4図に示すように第1の半切線2と第3の半切線
4との間の部分及び第2の半切線3と第4の半切線5と
の間の部分がそれぞれ層間剥離され第1の半切線2と第
2の半切線3の間の部分及び第1の半切線3と第2の半
切線3の間の部分が順次切離されて本生切線付紙カップ
内に収納された物品を露出させることができ、容易に食
することができる。
上述の実施例においては上端口縁部を巻締加工し蓋板K
を熱接着して口部を閉鎖したが、口部の閉鎖方法は上端
口縁部を巻締加工せず筋押し加工により上端縁近傍に押
溝を囲繞形成し、該押溝により口部内に嵌入させた蓋板
を係止支承するようにしてもよく、又、冠せ蓋形式によ
る等であってもよい。
本考案は上述の構成を有し、表面及び裏面にポリエチレ
ン等の合成樹脂面を積層しても該合成樹脂面は第1、第
2、第3、及び第4の半切線2゜3、4.5により完全
に切断されており、且つ紙6にも切取用ミシン目線を設
けた場合と異なりつなぎ部がないため切り取りやすく、
又、半切線を設けたところ以外の場所は合成樹脂面によ
り破れ難いので半切線を設けたところ以外の場所が破れ
てしまうおそれはなく、表面及び裏面からの半切線は相
互に位置をずらしであるのでアイスクリーム等の内容物
を入れても滲み出してくる事を防止しうるという顕著な
諸効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は本考案に係る半
切縁付紙カップの胴部ブランクの展開平面図、第2図は
第1図のN−N線断面図、第3図は組立完了後の斜視説
明図、第4図は使用状態を示す斜視図である。 図の主要な部分を表わす符号の説明、M・・・・・・胴
部ブランク、1・・・・・・摘持片、2・・・・・・第
1の半切線、3・・・・・・第2の半切線、4・・・・
・・第3の半切線、5・・・・・・第4の半切線、R・
・・・・・摘持片の上端、S・・・・・・摘持片の下端
、A・・・・・・摘持片1が突設された側辺、U、X・
・・・・・側辺A上の点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扇形の胴部ブランクを巻回して側縁部同士を接着するこ
    とにより構成された胴壁を有する紙カップにおいて、胴
    部ブランクMが紙の両面にポリエチレンを積層したもの
    であり、紙カップの胴貼部の外側となるべき側辺Aの上
    端近傍を横外方に若干突出させて摘持片1を形威し、該
    摘持片1の下端Sから斜め下方に螺旋状に進行し最後に
    胴下方部を略水平方向に一周する紙層に達する深さの半
    切線3を胴部ブランクMの表面側より穿設すると共に前
    記半切線3と略平行に進み、且つ摘持片1の下端S及び
    前記側辺A上の点U、 Xにおいて前記半切線3と合し
    ている紙層に達する深さの半切線5を胴部ブランクMの
    内面側より穿設してなる半切線付紙カップ。
JP1253681U 1981-01-31 1981-01-31 半切線付紙カツプ Expired JPS6020575Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1253681U JPS6020575Y2 (ja) 1981-01-31 1981-01-31 半切線付紙カツプ

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JP1253681U JPS6020575Y2 (ja) 1981-01-31 1981-01-31 半切線付紙カツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57126313U JPS57126313U (ja) 1982-08-06
JPS6020575Y2 true JPS6020575Y2 (ja) 1985-06-20

Family

ID=29810645

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1253681U Expired JPS6020575Y2 (ja) 1981-01-31 1981-01-31 半切線付紙カツプ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0615532Y2 (ja) * 1987-06-30 1994-04-27 大日本印刷株式会社 目印付紙カップ
KR100781689B1 (ko) * 2005-10-31 2007-12-03 주식회사 라벨리 위생성이 강화된 빙과류 포장용기

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57126313U (ja) 1982-08-06

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