JP4949758B2 - 蓋材 - Google Patents

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本発明は、周縁部に設けられた開封用タブを引くことで、開封用表半切り線と、開封用裏半切り線とで挟まれた領域を層間剥離させて開封することが可能な蓋材に関する。
従来、周縁部に設けられた開封用タブを引くことで、開封用表半切り線と、開封用裏半切り線とで挟まれた領域を層間剥離させて開封することが可能な蓋材としては、開封用タブの両側の基部から、それぞれ開封用タブの両側部を内側に延長する方向に形成した開封用裏半切り線(以下「タブ側裏半切り線部」という)と、一方のタブ側裏半切り線部の内端から蓋材の周縁部を廻って他方のタブ側裏半切り線部の内端まで形成された開封用裏半切り線(以下「周縁側裏半切り線部」という)と、一方のタブ側裏半切り線部の中間部から蓋材の周縁部を廻って他方のタブ側裏半切り線部の中間部まで、周縁側裏半切り線部の外側に形成された開封用表半切り線(以下「周縁側表半切り線部」という)とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記従来の蓋材の場合、開封用タブを引き起こして引っ張ると、まず、タブ側裏半切り線部に沿って引き裂きが始まる。引き裂きが、タブ側裏半切り線部と周縁側表半切り線部との交点まで進行すると、周縁側表半切り線部とタブ側裏半切り線部とで挟まれた領域で層間剥離が始まる。層間剥離は、周縁側表半切り線部と、周縁側裏半切り線部とで挟まれた領域へと順次移行し、蓋材の中央部が、周縁側表半切り線部と、タブ側裏半切り線部および周縁側裏半切り線部とを介して切り離されて開封されることになる。
特開2000−309375号公報
しかしながら、上記従来の蓋材の場合、当初はタブ側裏半切り線部に沿って引き裂き、この引き裂きを、周縁側表半切り線部とタブ側裏半切り線部とで挟まれた領域から、周縁側表半切り線部と周縁側裏半切り線部とで挟まれた領域での層間剥離へと進行させる二段開封となる。このため、引き裂きから層間剥離へ移行する際の抵抗に大きな段差を生じやすく、スムーズな移行が阻害されたり、場合によっては蓋材全体が容器のフランジ部から剥離してしまい、開封を失敗しやすい問題がある。
また、開封用タブを引き起こして折り立てるときに、時として曲がった状態で折り立ててしまい、開封用タブの一方の側部に片寄った力を加えてしまって、やはり開封を失敗しやすい問題もある。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、周縁部に設けられた開封用タブを引くことで、開封用表半切り線と、開封用裏半切り線とで挟まれた領域を層間剥離させて開封することが可能な蓋材について、確実かつ滑らかに開封できるようにすると共に、開封用タブを正しく摘みやすい状態で容易に引き起こすことができるようにし、開封を失敗しにくくすることを目的とする。
本発明の第1の態様は、上記目的のために、周縁部に設けられた開封用タブを引くことで、開封用表半切り線と、開封用裏半切り線とで挟まれた領域を層間剥離させて開封可能な蓋材において、開封用タブの一側の基部から蓋材の周縁部を廻って他側の基部まで形成された開封用表半切り線と、開封用タブの一側の基部から蓋材の周縁部を廻って他側の基部まで、開封用表半切り線の内側に形成された開封用裏半切り線とを有し、
開封用表半切り線が、開封用タブの両側部をそれぞれ内側へ延長する方向に形成されたタブ側表半切り線部と、一方のタブ側表半切り線部を、蓋材の周縁部を廻って他方のタブ側表半切り線部へつなげる周縁側表半切り線部とを備えており、
開封用裏半切り線が、両タブ側表半切り線部の内側に、それぞれ内側に凸の湾曲ラインとして形成されたタブ側裏半切り線部と、一方のタブ側裏半切り線部を、蓋材の周縁部を廻って他方のタブ側裏半切り線部へつなぐ周縁側裏半切り線部とを備えており、
更に、周縁側裏半切り線部を環状につなげる補助裏半切り線を備えていることを特徴とする蓋材を提供するものである。
上記本発明は、開封用タブの基部および基部付近を横断して、複数本のタブ横断裏半切り線が形成されていることをその好ましい態様として含むものである。
本発明の蓋材は、開封用タブの両側の基部にそれぞれ開封用表半切り線との端部と、開封用裏半切り線の端部とが集まっているので、開封当初から開封用表半切り線と開封用裏半切り線とで挟まれた領域を層間剥離させながら開封作業を行うことができる。このため、開封作業途中で抵抗に大きな段差を生じにくく、開封の失敗を防止しやすい。
また、タブ横断裏半切り線を複数本形成しておくと、開封用タブを基部から容易に折り立てることができ、開封用タブが基部からずれた位置で折り立てられて、引っ張る力が片寄りやすくなることを防止することができる。また、開封用タブを折り立てた後、摘みやすい状態で、開封用タブを蓋材の中心方向に倒すことができ、開封作業が行いやすくなる。
図1〜図8に基づいて本発明の一例を説明する。
図1は本発明の一例に係る蓋材付きの容器の平面図、図2は図1に示される蓋材付き容器の縦断面図、図3および図4は容器のフランジ部と蓋材の接合部周りの拡大断面図で、図3は開封前の状態を示す図、図4は開封時の状態を示す図、図5〜図11は蓋材の開封用タブ付近の拡大平面図で、図5は開封前の状態を示す図、図6は図5の状態から開封用タブを引っ張り始めた初期段階を示す図、図7は図6の状態からさらに開封用タブを引っ張り、蓋材の層間剥離が始まった開封第2段階の一例を示す図、図8は図7の状態からさらに開封用タブを引っ張り、蓋材の層間剥離がさらに進んだ開封第3段階の一例を示す図、図9は開封第2段階の他の例を示す図、図10は図9の状態からさらに開封用タブを引っ張り、蓋材の層間剥離がさらに進んだ開封第3段階の他の例を示す図、図11は開封第3段階のさらに他の例を示す図である。
なお、図面において、表面に現れている部分は太線で、背面に隠れている部分は細線で示す。また、各図において、同じ符号は同じ部材または部位を示す。
図1および図2に示されるように、本例の蓋材1は、平面ほぼ矩形(方形)をなし、ほぼ同様の平面形状をなす容器2に取り付けられている。容器2は、開口部周縁にフランジ部3が張り出しており、蓋材1は、周縁部がこのフランジ部3に融着されて、容器2を封止している。
蓋材1のコーナー部には、両側が切り欠かれて舌片状に形成された開封用タブ4が形成されている。この開封用タブ4の一側の基部から蓋材1の周縁部を廻って他側の基部まで、開封用表半切り線5(図面では線分の短い破線で示す)が形成されている。また、この開封用表半切り線5の内側には、開封用タブ4の一側の基部から蓋材1の周縁部を廻って他側の基部まで、開封用裏半切り線6(図面では線分の長い破線で示す)が形成されている。つまり、開封用表半切り線5と開封用裏半切り線6は、いずれも開封用タブ4の一側の基部を始点とし、開封用タブ4の他側の基部を終点として、開封用タブ4に対応する箇所を横断することなく、蓋材1の周縁部を廻って形成されている。
なお、本明細書において、半切り線とは、蓋材1の肉厚の途中まで切り込んだ切り込みラインをいう。また、表半切り線とは、蓋材1の表面側(容器2に取り付けた際の外面側)から切り込んだ半切り線、裏半切り線とは、蓋材1の裏面側(容器2に取り付けた際の内面側)から切り込んだ半切り線をいう。
開封用表半切り線5は、開封用タブ4の両側部をそれぞれ内側に延長する方向に形成されたタブ側表半切り線部5aと、一方のタブ側表半切り線部5aを、蓋材1の周縁部を廻って他方のタブ側表半切り線部5aへつなげる周縁側表半切り線部5bとを備えている。また、開封用裏半切り線6は、両タブ側表半切り線部5a,5aの内側に、それぞれ内側に凸の湾曲ラインとして形成されたタブ側裏半切り線部6a,6aと、一方のタブ側裏半切り線部6aを、蓋材1の周縁部を廻って他方のタブ側裏半切り線部6aへつなぐ周縁側裏半切り線部6bとを備えている。
図1および図3に示されるように、周縁側表半切り線部5bは、容器2のフランジ部3の中間部上を通って、ほぼフランジ部3の外周縁に沿った形状に形成されている。また、周縁側裏半切り線部6bは、フランジ部3の内周縁付近を通って、ほぼフランジ部3の内周縁に沿った形状に形成されている。
図3および図4に示されるように、本例における蓋材1は、裏面側から、熱融着層7、基材層8、易剥離層9および表面層10を積層したものとなっている。易剥離層9は、積層体である蓋材1に層間剥離を生じやすくする層で、例えば元々層間で剥離しやすい積層フィルムである易剥離性積層フィルムや、凝集剥離を生じやすい凝集剥離フィルムを用いることができる。また、易剥離層9を、例えば隣接する層である基材層8または表面層10と界面剥離しやすい接着剤層とすることもできる。
熱融着層7としては、例えばポリエチレン、エチレンビニルアルコール、ポバールなどのヒートシール性が良好な合成樹脂を用いることができる。基材層8としては、通常、紙が用いられる。また、表面層10としては、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンなどの合成樹脂の他、紙を用いることもできる。特に基材層8としてノーコート紙(少なくとも表面層10の積層側の表面にアンカーコート処理の施されていない紙)を用い、表面層10をポリオレフィン系樹脂(例えばポリエチレン、ポリプロピレン、EMAAなど)の接着剤層である易剥離層9を介して積層すると、ノーコート紙と接着剤層との界面を剥離しやすい易剥離面とすることができ、層間剥離を生じやすい蓋材1とすることができる。
上記蓋材1と容器2のフランジ部3との間の熱融着による接合は、少なくとも開封用表半切り線5と開封用裏半切り線6の間の領域を含む、開封用裏半切り線6よりも蓋材1の外周縁側で行われている。また、図1に示される開封用タブ4の下側は、非接合領域としても良いが、密封性を高める上で、他の領域より弱く接合しておくことが好ましい。
蓋材1は、図4に示されるように、開封用表半切り線5と開封用裏半切り線6との間の領域を層間剥離させることで、表面側から見た場合に、開封用タブ4から開封用表半切り線5で囲まれた領域を引き剥がして開封することができる。この時、開封用裏半切り線6の内側の基材8側は、引き剥がし側に随伴して除去されることになる。
次に、図1、図5〜図11に基づいて、本発明に係る蓋材1の開封操作と共に、本発明に係る蓋材1のその他の特徴を説明する。
図1および図5に示されるように、開封用タブ4には、その基部と、基部より先端側とをそれぞれ横断して、2本のタブ横断裏半切り線11が平行に形成されている。
蓋材1の開封に際しては、まず、開封用タブ4を引き起こして折り立てる。この時、開封用タブ4の基部を横断してタブ横断裏半切り線11が形成されていることにより、開封用タブ4を基部から容易に折り立てることができ、開封用タブ4が基部からずれた位置で折り立てられてしまうことを防止することができる。また、開封用タブ4を折り立てた後、図6に示されるように、開封用タブ4を摘んで蓋材1の中心方向へ引っ張ることになるが、開封用タブ4基部より先端側を横断してもう1本のタブ横断裏半切り線11が形成されているので、摘みやすい状態で、開封用タブ4を蓋材1の中心方向に倒すことができる。
なお、本例においては、2本のタブ横断裏半切り線11を設けたものとなっているが、複数本であれば2本に限らず3本以上とすることもできる。
開封用タブ4を引っ張ると、図7に示されるように、開封用タブ4の両側基部における、開封用表半切り線5と開封用裏半切り線6の合流点(側表半切り線部5aとタブ側裏半切り線部6aの合流点)から、開封用表半切り線5と開封用裏半切り線6で挟まれた領域の中でも、タブ側表半切り線部5aとタブ側裏半切り線部6aで挟まれた領域で層間剥離が始まる。図7以降の図において斜線で示す部分が層間剥離した剥離面である。
さらに開封用タブ4を引っ張ると、図8に示されるように、開封用表半切り線5と開封用裏半切り線6で挟まれた領域の中でも、周縁側表半切り線部5bと周縁側裏半切り線部6bとに挟まれた領域まで層間剥離が進行し、この層間剥離を順次進めることで蓋材1を開封することができる。
また、前述したように、開封用タブ4と容器2のフランジ部3間は、その他の領域に比して弱い接合としておくことが好ましい。これは、開封用タブ4を引き起こす際に層間剥離し、開封用タブ4部分の基材層8(図3および図4参照)がフランジ部3上に接合されたまま残ると、この層間剥離が伝播して、周縁側裏半切り線部6bの内側の基材層8側も容器2上に残ったまま、表面層10(図3および図4参照)側だけが剥離されてしまいやすくなるので、開封用タブ4の引き起こし時に層間剥離を生じにくくするためである。
ところで、上記のように、開封用タブ4とフランジ部3間を、開封用タブ4部分での層間剥離を生じにくい強さの接合としても、微妙な調整の違いや、開封用タブ4の引き起こし方によっては、当該層間剥離を生じてしまうこともある。
図示される蓋材1においては、周縁側裏半切り線部6bを環状につなげる補助裏半切り線12が設けられている。この補助裏半切り線12を設けておくと、上記開封用タブ4部分での層間剥離を生じたとしても、この層間剥離の伝播を補助裏半切り線12部分で食い止めて全体に広がるのを防止することができる。
本発明の蓋材1は、上記剥離形態の他に、開封用タブ4と容器2のフランジ部3間の接合状態によっては、図9及び図10に示される剥離形態をとることもある。本発明の蓋材1は、大別して図7および図8に示される剥離形態と、図9および図10に示される剥離形態を取り柄ることにより、開封用タブ4と容器2のフランジ部3間の接合状態に大きな影響を受けることなく確実な開封が可能となっている。
さらに説明すると、例えば開封用タブ4と容器2のフランジ部3間の接合が強すぎた場合においては、図9に示されるように、タブ側裏半切り線部6a,6aに沿った引き裂きがなされず、当初からタブ側表半切り線部5a,5aに沿った部分のみが引き裂かれることが生じる。この場合、いずれかのタブ横断裏半切り線11より内側において、タブ側表半切り線部5a,5aで挟まれた領域の基材層8(図3および図4参照)をフランジ部3上に残しながら開封が進行することになる。
補助裏半切り線12を設けておくと、さらに開封用タブ4を引っ張って層間剥離を拡大した場合に、図10に示されるように、タブ側裏半切り線部6a,6a間での層間剥離が補助裏半切り線12で食い止められ、周縁側表半切り線部5bと周縁側裏半切り線部6bとに挟まれた領域の層間剥離だけが継続され、この領域の層間剥離を進行させることで開封することができる。
上記のように、本発明の蓋材1においては、図7および図8に示されるような剥離形態と、図9および図10に示されるような剥離形態をとることができるので、開封用タブ4と容器2のフランジ部3間を接合した場合に、その接合状態に大きく影響されずに確実な開封が可能となる。
ところで、図9および図10においては、開封用タブ4の裏面における層間剥離が内側のタブ横断裏半切り線11より開始されているが、開封用タブ4と容器2のフランジ部3間を接合領域がタブ横断裏半切り線11より外側にはみ出している場合には、図11に示されるように外側のタブ横断裏半切り線11より開始されることになる。タブ横断裏半切り線11を複数本設けておくと、開封用タブ4と容器2のフランジ部3間の接合領域がずれた場合でも、上記2つの剥離形態を維持することが可能となる。
なお、本発明の蓋材1は、開封後、周縁部が容器2のフランジ部3上に接合された状態で残るので、開封後も容器2の剛性を維持しやすい利点もある。また、図示される例では蓋材1および容器2共に平面矩形であるが、平面円形や楕円形などのその他の形状の蓋材1と容器2に対しても本発明を適用することができる。
本発明の一例に係る蓋材付きの容器の平面図である。 図1に示される蓋材付き容器の縦断面図である。 容器のフランジ部と蓋材の接合部周りの拡大断面図で、開封前の状態を示す図である。 容器のフランジ部と蓋材の接合部周りの拡大断面図で、開封時の状態を示す図である。 蓋材の開封用タブ付近の拡大平面図で、開封前の状態を示す図である。 蓋材の開封用タブ付近の拡大平面図で、図5の状態から開封用タブを引っ張り始めた開封第1段階の一例を示す図である。 蓋材の開封用タブ付近の拡大平面図で、図6の状態からさらに開封用タブを引っ張り、蓋材の層間剥離が始まった開封第2段階の一例を示す図である。 蓋材の開封用タブ付近の拡大平面図で、図7の状態からさらに開封用タブを引っ張り、蓋材の層間剥離がさらに進んだ開封第3段階の一例を示す図である。 蓋材の開封用タブ付近の拡大平面図で、開封第2段階の他の例を示す図である。 蓋材の開封用タブ付近の拡大平面図で、図9の状態からさらに開封用タブを引っ張り、蓋材の層間剥離がさらに進んだ開封第3段階の他の例を示す図である。 蓋材の開封用タブ付近の拡大平面図で、開封第3段階のさらに他の例を示す図である。
符号の説明
1 蓋材
2 容器
3 フランジ部
4 開封用タブ
5 開封用表半切り線
5a タブ側表半切り線部
5b 周縁側表半切り線部
6 開封用裏半切り線
6a タブ側裏半切り線部
6b 周縁側裏半切り線部
7 熱融着層
8 基材層
9 易剥離層
10 表面層
11 タブ横断裏半切り線
12 補助裏半切り線

Claims (2)

  1. 周縁部に設けられた開封用タブを引くことで、開封用表半切り線と、開封用裏半切り線とで挟まれた領域を層間剥離させて開封可能な蓋材において、
    開封用タブの一側の基部から蓋材の周縁部を廻って他側の基部まで形成された開封用表半切り線と、開封用タブの一側の基部から蓋材の周縁部を廻って他側の基部まで、開封用表半切り線の内側に形成された開封用裏半切り線とを有し、
    開封用表半切り線が、開封用タブの両側部をそれぞれ内側へ延長する方向に形成されたタブ側表半切り線部と、一方のタブ側表半切り線部を、蓋材の周縁部を廻って他方のタブ側表半切り線部へつなげる周縁側表半切り線部とを備えており、
    開封用裏半切り線が、両タブ側表半切り線部の内側に、それぞれ内側に凸の湾曲ラインとして形成されたタブ側裏半切り線部と、一方のタブ側裏半切り線部を、蓋材の周縁部を廻って他方のタブ側裏半切り線部へつなぐ周縁側裏半切り線部とを備えており、
    更に、周縁側裏半切り線部を環状につなげる補助裏半切り線を備えていることを特徴とする蓋材。
  2. 開封用タブの基部および基部付近を横断して、複数本のタブ横断裏半切り線が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の蓋材。
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