JP4126159B2 - 回転検出装置用マグネット及び回転検出装置用マグネットの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、回転検出装置用マグネット及び回転検出装置用マグネットの製造方法に係り、特に、回転駆動源が接続される回転軸の回転を、磁気的に検出する回転検出装置に用いられ、前記回転軸と共に回転する回転検出装置用マグネット及び当該回転検出装置用マグネットの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の回転検出装置の一例として、図5及び図6に示すような液面レベルセンサが知られている。図5は、回転検出装置を組み込んだ液面レベルセンサの断面図であり、図6は、液面レベルセンサの正面図である。同図において、液面レベルセンサは、液面上に浮かべられた回転駆動源としてのフロート1と、該フロート1が一端に取り付けられているアーム2とを有する。
【0003】
そして、このアーム2の他端は、約90度に折り曲げられている。この折り曲げられたアーム2の他端が、フロート1の上下方向の動きにより、矢印Y1方向に回転する回転軸部2a(=回転軸)を形成する。この回転軸部2aには、回転検出装置用マグネット4が、その中心に貫通された状態で、固定されている。
【0004】
上記回転検出装置用マグネット4は、NS極が着磁されたリング状のマグネット本体4aと、該マグネット本体4aが接着剤によって固定されると共に、回転軸部2aを貫通させる貫通孔4b3を有するマグネットホルダ4bとから構成されている。なお、上記回転軸部2aと回転検出装置用マグネット4との固定は、図6に示すように、マグネットホルダ4bに設けられたスナップ爪4b1にアーム本体2bを勘合することにより行われている。
【0005】
また、回転軸部2aは、さらに内部に回転検出センサ6を収納する収納フレーム7の中心に形成された軸受け7aを貫通している。そして、この軸受け7aから突き出た回転軸部2aの一端に、この軸受け7aより大きい外径のブッシュ8が固定されて設けられている。このように、ブッシュ8を設けることにより、回転軸部2a、すなわちアーム2が軸受け7aから抜け落ちることがない。
【0006】
一方、回転検出センサ6は、回転軸部2aと共に回転するマグネット本体4aの回転を、液面レベルの変化として検出するセンサであり、マグネット本体4aに対向する位置に設けられたコア6aと、コア6aのギャップ部に設けられたホールIC6bとを有する。
【0007】
以上の構成により、液面の上下に伴って、フロート1が上下すると、この上下動によりアーム2の他端である回転軸部2aが矢印Y1方向に回転する。この回転軸部2aの回転が、マグネットホルダ4bを介して、マグネット本体4aに伝わり、マグネット本体4aも矢印Y1方向に回転する。そして、このマグネット本体4aの回転によるコア6aの磁界変化を、ホールIC6bが液面のレベルとして検出する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したように従来の回転検出装置用マグネット4を用いた液面レベルセンサにおいて、マグネット本体4aは、マグネットホルダ4bに接着剤にて固定されている。このため、マグネット本体4aを、マグネットホルダ4bに接着する際に、マグネット本体4aが本体固定されるべき位置に対して、回転方向にずれたり(図7(a))、中心がずれたりする(図7(b))。また、接着剤厚さのばらつきにより、マグネット本体4aに傾き生じることもある(図7(c))。
【0009】
すなわち、製品毎にマグネット本体4aのマグネットホルダ4bに対する固定位置がばらつくという事態を招く。このような事態は、コア6a内に発生する磁界のバラツキ、即ち、ホールIC6bの出力のバラツキを招き、回転検出装置の検出精度低下という問題が生じる。
【0010】
また、たとえ本来固定されるべき位置に、マグネット本体4aを接着することができたとしても、その後液面レベルセンサの使用に伴う、熱や、振動に起因して、マグネット本体4aの接着強度が低下することがある。そして、この接着強度低下により、マグネット本体4aが本来固定されるべき位置からズレてしまい、検出精度が低下するという問題がある。
【0011】
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、マグネットホルダに対するマグネット本体の位置ズレを防止することにより、回転検出装置の検出精度向上を図った回転検出装置用マグネット及び該回転検出装置用マグネットの製造方法を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、回転駆動源が接続される回転軸の回転を、磁気的に検出する回転検出装置に用いられ、前記回転軸と共に回転する回転検出装置用マグネットであって、リング状であり、かつ外周面に上面から底面に向かって中心に近づくテーパが付されたマグネット本体と、前記マグネット本体の前記底面の全部及び前記テーパの前記底面側の一部を露出した状態で、前記マグネット本体を所定位置に固定する前記マグネット本体の外形と合致するマグネット孔を有するマグネットホルダとを備え、前記マグネットホルダは、当該マグネットホルダの金型に前記マグネット本体を保持した状態でインサート形成することにより形成されることを特徴とする回転検出用マグネットに存する。
【0013】
請求項1記載の発明によれば、マグネットホルダには、リング状のマグネット本体の外形と合致して、そのマグネット本体を所定位置に固定するマグネット孔が設けられている。
【0014】
従って、マグネット本体とマグネットホルダ内のマグネット孔とを合致させて、マグネット本体が所定位置に固定されるようにすれば、マグネット本体が、本来固定されるべき位置からズレて固定されることがない。しかも、マグネットホルダに対するマグネット本体の固定強度が向上し、当該回転検出装置用マグネットに熱・振動等が加わっても、マグネット本体の位置がずれることがない。
【0016】
請求項1記載の発明によれば、マグネットホルダが、マグネットホルダの金型にマグネット本体を保持した状態でインサート形成して設けられているので、マグネット本体とマグネット孔とがすき間なく合致して、より一層マグネットホルダに対するマグネット本体の固定強度が向上することができる。
【0017】
しかも、マグネットホルダを形成するための金型に、マグネット本体を保持する保持部分を設け、マグネット本体を金型に保持させた状態で、マグネットホルダをインサート形成すれば、金型によりマグネット本体の位置が決められるため、製品毎にマグネットホルダに対するマグネットの位置がばらつくことがない。
【0019】
請求項1記載の発明によれば、マグネット本体の外形と合致するマグネット孔がマグネット本体の底面の全部を露出した状態でマグネット本体を所定位置に固定する。従って、マグネット本体の底面の全部が露出する形状であるため、マグネット本体の底面を保持する金型を用いて、容易にマグネットホルダをインサート形成することができる。
【0021】
請求項1記載の発明によれば、マグネット本体の外周面に付された上面から底面に向かって中心に近づくテーパ又は、内周面に付された上面から底面に向かって中心から遠ざかるテーパが、抜け落ち防止構造となる。従って、マグネット本体の外周面又は内周面にテーパを付すだけでよく、簡単に抜け落ち防止構造を形成することができる。
【0028】
請求項2記載の発明は、回転駆動源が接続される回転軸の回転を、磁気的に検出する回転検出装置に用いられ、前記回転軸と共に回転する回転検出装置用マグネットの製造方法であって、リング状であり、かつ外周面に上面から底面に向かって中心に近づくテーパが付されたマグネットの本体の底面を金型に保持した状態でインサート形成して、前記マグネット本体の前記底面の全部及び前記テーパの前記底面側の一部を露出した状態で、前記マグネット本体を所定位置に固定する前記マグネット本体の外形と合致するマグネット孔を有するマグネットホルダが前記インサート形成することにより形成されることを特徴とする回転検出用マグネットの製造方法に存する。
【0029】
請求項1記載の発明によれば、金型にマグネット本体を保持した状態でインサート形成して、マグネット本体を所定位置に固定するマグネットホルダを形成する。従って、マグネットホルダを形成するための金型に、マグネット本体を保持する保持部分を設け、マグネット本体を金型に保持させた状態で、マグネットホルダをインサート形成すれば、金型によりマグネット本体の位置を決めることができるため、製品毎にマグネットホルダに対するマグネット本体の位置がばらつくことがない。しかも、インサート形成により、マグネット本体とマグネットホルダとが隙間なく合致して固定されるため、マグネット本体が、熱や振動に起因して、本来固定されるべき位置からズレることもない。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1及び図2は、本発明の回転検出装置用マグネットを用いた液面レベルセンサの一実施の形態を示す断面図及び回転検出装置用マグネットの断面図である。同図において、図5について上述した従来の液面レベルセンサと同等の部分には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0033】
同図において、液面レベルセンサは、上述した従来と同様に、液面上に浮かべられたフロート1、フロート1の一端に設けられたアーム2、アーム2の他端を約90度に折り曲げて形成した回転軸部2aが、中心に貫通された状態で固定されているマグネットホルダ4b、マグネットホルダ4bに固定されたマグネット本体4a、マグネット本体4aの回転を、液面レベルの変化として検出する回転検出センサ6及び回転軸部2aの軸受け7aが形成されていると共に、回転検出センサ6を収納する収納フレーム7を備える。
【0034】
上述した従来の液面レベルセンサと異なる構成は、回転検出装置用マグネット4の構成である。すなわち、マグネットホルダ4bには、図2に示すように、マグネット本体4aの外形と一致するマグネット孔4b2が設けられている。そして、上記マグネット本体4aと、マグネットホルダ4bに設けられたマグネット孔4b2とを合致させることにより、マグネット本体4aがマグネットホルダ4b内のマグネット孔4b2に固定される。
【0035】
また、上記マグネット孔4b2は、マグネット本体4aと合致した状態で、マグネット本体4aの底面4a1が露出するような形状である。さらに、マグネット本体4aには、底面4a1からマグネット本体4aが抜け落ちることを防止する抜け落ち防止構造として、その外周面に上面4a2から底面4a1に向かって、リング状マグネット本体4aの中心に近づくテーパ4a3が付されている。
【0036】
以上のような構成によれば、マグネット本体4aとマグネット孔4b2とが合致して、マグネット本体4aが固定されるため、マグネット本体4aが、本来固定されるべき位置からズレて固定されることがない。しかも、マグネットホルダ4bに対するマグネット本体4aの固定強度が向上し、回転検出装置用マグネット4に熱・振動等が加わっても、マグネット本体4aの位置が最初の固定位置からずれることもなく、回転検出装置の検出精度向上を図ることができる。
【0037】
上記構成の回転検出装置用マグネット4の製造方法について、図3を参照して以下説明する。上記回転検出装置用マグネット4の製造は、マグネットホルダ4bの外形と一致し、かつマグネット本体4aの底面4a1を保持する保持部を有する図示しない金型を用いて行われる。すなわち、上述した図示しない金型の保持部に、マグネット本体4aの底面4a1を保持させた状態で、その金型に樹脂等を流し込んで、マグネットホルダ4bをインサート形成する。上記金型は、その一部が貫通孔4b3の外形と一致する形状となっている。
【0038】
このとき、マグネット本体4aの着磁は行われていない(図3(a))。そして、その後マグネット本体4aがマグネットホルダ4bに固定された状態で、NS極の着磁が行われる(図3(b))。このように、マグネットホルダ4bに固定された状態で、マグネット本体4aを着磁するため、マグネットホルダ4bに対するマグネット本体4aの着磁位置が製品ごとにばらつくことがなく、回転検出装置の検出精度向上を図ることができる。
【0039】
また、上述したように、マグネットホルダ4bは、金型にマグネット本体4aの底面4a1を保持した状態で、インサート形成により形成されている。このため、金型によってマグネットホルダ4bに対するマグネット本体4aの位置が決められるため、マグネット本体4aの位置が製品ごとにばらつくことがない。
【0040】
しかも、マグネットホルダ4bをインサート形成することにより、マグネットホルダ4b形成と同時に、マグネット本体4aとマグネット孔4b2とが合わさった状態で完成される。また、マグネット本体4aとマグネット孔4b2とがすき間なく合致して、より一層マグネットホルダ4bに対するマグネット本体4aの固定強度が向上することができる。
【0041】
さらに、マグネット孔4b2の形状は、マグネット本体4aと合致したとき、そのマグネット本体4aの底面4a1の全部が露出する形状である。従って、上述したようにマグネット本体4aの底面4a1を保持する金型を用いて、容易にマグネットホルダ4bをインサート形成することができる。しかも、マグネット本体4aには、テーパ4a3が付されているため、露出部である底面4a1からマグネット本体4aが抜け落ちることもない。
【0042】
ところで、マグネット本体4aは、リング状であるため、マグネット孔4b2内部で、マグネット本体4aが回転し、マグネットホルダ4bに対するマグネット本体4aの着磁位置が本来の位置からずれてしまう恐れがある。このような事態を防止するため、図4に示すような形状にマグネット本体4aを形成する。
【0043】
即ち、図4(a)に示すように、マグネット本体4aには、回転防止孔4a4が設けられている。そして、その断面図に示すように、回転防止孔4a4とマグネットホルダ4bとが合致すれば、マグネット本体4aのマグネットホルダ4b内で回転することがない。
【0044】
このように、マグネット本体4aに回転防止孔4a4を設けるだけで容易に回転防止構造を設けることができ、コストダウンを図ることができる。特に、上述したように、マグネットホルダ4bを上記回転防止孔4a4が設けられたマグネット本体4aに対して、インサート形成して、形成すれば、マグネットホルダ4bにおいて、回転防止孔4a4と合致する部分も容易に形成することができる。
【0045】
また、図3(b)に示すように、マグネット本体4aに外周面を切り欠く切欠面4a5を設けることも考えられる。このような形状であれは、マグネット本体4aの外周面が円とならずに、マグネット孔4b2内でマグネット本体4aが回転することがない。この場合も、回転防止孔4a4を設けたときと同様に、マグネット本体4aに切欠面4a5を設けるだけで容易に回転防止構造を設けることができ、コストダウンを図ることができる。
【0046】
なお、上述した実施形態では、外周面にテーパ4a3を付していたが、例えば内周面に上面から底面に向かって中心に遠ざかるテーパを付しても外周面に付したのと同様な効果を得ることができる。また、上述した実施の形態では、マグネット本体4aの外周面に切欠部4a5を形成していたが、マグネット本体4aの内周面に切欠部を形成しても外周面に形成したのと同様な効果を得ることができる。
【0047】
また、上述した実施の形態では、マグネットホルダ4bをインサート形成により形成していた。このことにより、マグネットホルダ4b形成と同時に、マグネットホルダ4b内部にマグネット本体4aが固定された状態(すなわち、マグネット孔4b2とマグネット本体4aとが合わさった状態)にすることができた。しかも、図4(a)等に示すように、マグネット本体4aの外形が多少複雑であっても、容易にマグネット本体4aの外形と合致するマグネットホルダ4bを形成することができた。
【0048】
しかしながら、例えば、予めマグネット孔4b2を有するようにマグネットホルダ4bを形成し、後からマグネット本体4aを挿入して、マグネット本体4aをマグネットホルダ4b内のマグネット孔4b2に固定するようにしても良い。この場合、マグネットホルダ4bに対するマグネット本体4aの取付けを行わなければならないため製造工程が複雑となる。このため、上述したように、インサート形成したほうが好ましい。
【0049】
さらに、上述した実施の形態では、回転防止孔4a4をマグネット本体4aの上面4a2から底面4a1に貫通させて設けていた。しかしながら、マグネット本体4aに設けられた孔ならば、どこに設けてもよく、例えば外側面又は内側面に設けても良い。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、マグネット本体とマグネットホルダ内のマグネット孔とを合致させて、マグネット本体が所定位置に固定されるようにすれば、マグネット本体が、本来固定されるべき位置からズレて固定されることがない。しかも、マグネットホルダに対するマグネット本体の固定強度が向上し、当該回転検出装置用マグネットに熱・振動等が加わっても、マグネット本体の位置がずれることがないので、回転検出装置の検出精度向上を図った回転検出装置用マグネットを得ることができる。
【0051】
また、請求項1記載の発明によれば、マグネット本体とマグネット孔とがすき間なく合致して、より一層マグネットホルダに対するマグネット本体の固定強度が向上することができる。しかも、マグネットホルダを形成するための金型に、マグネット本体を保持する保持部分を設け、マグネット本体を金型に保持させた状態で、マグネットホルダをインサート形成すれば、金型によりマグネット本体の位置が決められるため、製品毎にマグネットホルダに対するマグネットの位置がばらつくことがないので、より一層回転検出装置の検出精度向上を図った回転検出装置用マグネットを得ることができる。
【0052】
また、請求項1記載の発明によれば、マグネット本体の底面の全部が露出する形状であるため、マグネット本体の底面を保持する金型を用いて、容易にマグネットホルダをインサート形成することができるので、製造工程を容易にして、コストダウンを図った回転検出装置用マグネットを得ることができる。
【0053】
また、請求項1記載の発明によれば、マグネット本体の外周面又は内周面にテーパを付すだけでよく、簡単に抜け落ち防止構造を形成することができるので、製造工程が容易となりコストダウンを図った回転検出装置用マグネットを得ることができる。
【0057】
請求項2記載の発明によれば、マグネットホルダを形成するための金型に、マグネット本体を保持する保持部分を設け、マグネット本体を金型に保持させた状態で、マグネットホルダをインサート形成すれば、金型によりマグネット本体の位置を決めることができるため、製品毎にマグネットホルダに対するマグネット本体の位置がばらつくことがない。しかも、インサート形成により、マグネット本体とマグネットホルダとが隙間なく合致して固定されるため、マグネット本体が、熱や振動に起因して、本来固定されるべき位置からズレることもないので、回転検出装置の検出精度向上を図った回転検出装置用マグネットを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転検出装置用マグネットを用いた液面レベルセンサの一実施の形態を示す断面図である。
【図2】図1の回転検出装置用マグネットの断面図である。
【図3】図2の回転検出装置用マグネットの製造方法を説明するための図である。
【図4】図1の回転検出装置用マグネットに施した回転防止構造の一例を示す図である。
【図5】従来の回転検出装置マグネットを用いた液面レベルセンサの一例を示す断面図である。
【図6】図5の回転検出装置の正面図である。
【図7】従来の回転検出装置用マグネットの問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1 回転駆動源(フロート)
2a 回転軸(回転軸部)
4a マグネット本体
4b マグネットホルダ
4b2 マグネット孔
4b3 貫通孔
4a1 底面
4a2 上面
4a3 テーパ(抜け落ち防止構造)
4a4 回転防止孔(回転防止構造)
4a5 切欠面(回転防止構造)
Claims (2)
- 回転駆動源が接続される回転軸の回転を、磁気的に検出する回転検出装置に用いられ、前記回転軸と共に回転する回転検出装置用マグネットであって、
リング状であり、かつ外周面に上面から底面に向かって中心に近づくテーパが付されたマグネット本体と、
前記マグネット本体の前記底面の全部及び前記テーパの前記底面側の一部を露出した状態で、前記マグネット本体を所定位置に固定する前記マグネット本体の外形と合致するマグネット孔を有するマグネットホルダとを備え、
前記マグネットホルダは、当該マグネットホルダの金型に前記マグネット本体を保持した状態でインサート形成することにより形成される
ことを特徴とする回転検出用マグネット。 - 回転駆動源が接続される回転軸の回転を、磁気的に検出する回転検出装置に用いられ、前記回転軸と共に回転する回転検出装置用マグネットの製造方法であって、
リング状であり、かつ外周面に上面から底面に向かって中心に近づくテーパが付されたマグネットの本体の底面を金型に保持した状態でインサート形成して、
前記マグネット本体の前記底面の全部及び前記テーパの前記底面側の一部を露出した状態で、前記マグネット本体を所定位置に固定する前記マグネット本体の外形と合致するマグネット孔を有するマグネットホルダが前記インサート形成することにより形成される
ことを特徴とする回転検出用マグネットの製造方法。
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