JP2018119920A - センサ用磁石ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】長期に亘る使用でも軸部材とマグネットとを適正な位置関係に保持するセンサ用磁石ユニットを構成する。【解決手段】軸芯Xを中心とする棒状の軸本体21と、軸本体21の一端から軸芯Xに対し直交方向に延出するアーム部22とを非磁性材料で一体形成した軸部材20を備え、軸芯Xに直交し、且つ、アーム部22の延出方向に直交する姿勢でアーム部22に一体形成されるボンド磁石25とを備えると共に、ボンド磁石25に係合してボンド磁石25の脱落を阻止する脱落阻止部Rをアーム部22に備えた。【選択図】図4

Description

本発明は、センサ用磁石ユニットに関する。
センサ用磁石ユニットに関連する技術として特許文献1には、合成樹脂によって円板部と軸部とを一体化し、円板部に板状の磁石部材を埋設した軸部材が記載されている。
この特許文献1では、ハウジングに対して回転自在に軸部材を支持し、軸部材が回転した際には、ハウジングに備えた磁電変換素子に作用する平行磁場の角度変化に基づいて軸部材の回転角を検知する。
特許文献2には、柱状体の端部にボンド磁石成型体を一体形成した磁石構造体が記載されている。この磁石構造体は、ボンド磁石成型体の熱膨張率を、柱状材料の熱膨張率よりも設定値以上大きく設定している。
この設定により、金型の内部に柱状材を配置した状態で金型内部にボンド磁石成型体の原料を射出し、この後に柱状材よりボンド磁石成型体が大きく収縮する現象から、ボンド磁石成型体が柱状部材を締め付けることになり、ボンド磁石成型体の位置ずれ、脱落が抑制される。
この特許文献2では、ボンド磁石成型体の近傍に磁気センサを配置することにより、磁石構造体が回転した際の磁界の方向を磁気センサで検出し、磁石構造体の回転角度が検出される。
特開2016‐99190号公報 特開2016‐153766号公報
特許文献1に記載されるように磁石が埋設された樹脂製の軸部材を用いて構成される回転センサを、例えば、車両に備えた場合には、寒冷地のように極めて低温から、エンジンの熱の影響を受ける高温に亘る環境で使用することになる。
このような広い温度範囲で使用する場合に、樹脂の熱膨張率と、磁石の熱膨張率との差が大きいものでは、温度変化に伴い樹脂と磁石との間に大きい応力が作用する結果、樹脂と磁石との間に間隙を生ずることや、応力の作用で磁石が破損することもあった。また、磁石と樹脂との間に間隙を生じた場合には時間の経過と共に間隙が拡大し、磁石の脱落を招くことも考えられた。
これに対し、特許文献2に記載される構成では、熱膨張率の差から生ずる応力で柱状体に対してボンド磁石成型体を締め付ける構成である。しかしながら、このような構成では、柱状体とボンド磁石成型体とに所定の強度を必要とすることになり、使用可能な材料が限られ、センサの大型化を招くことも想像できた。
このような理由から、高強度の材料を用いずとも長期に亘って使用しても軸部材とマグネットとを適正な位置関係に保持するセンサ用磁石ユニットが求められる。
本発明の特徴は、軸芯を中心とする棒状の軸本体と、当該軸本体の一端から前記軸芯に対し直交方向に延出するアーム部とを非磁性材料で一体形成した軸部材を備え、
前記軸芯に直交し、且つ前記アーム部の延出方向に直交する姿勢で前記アーム部に一体形成されるボンド磁石を備えると共に、前記ボンド磁石に係合して当該ボンド磁石の脱落を阻止する脱落阻止部を前記アーム部に備えている点にある。
この特徴構成によると、例えば、温度が大きく変化する環境で使用する場合にボンド磁石とアーム部との線膨張係数の差に起因して各々の間に僅かな間隙を生じても、アーム部に形成された脱落阻止部がボンド磁石に係合するため、軸部材とボンド磁石との位置関係を適正に維持すると同時にボンド磁石の脱落も阻止する。また、軸本体が回転する際には、軸体からのトルクをアーム部からボンド磁石に作用させるため、例えば、アーム部の延出方向に沿う領域の一部でボンド磁石との間に僅かな隙間が形成されても、軸体の回転を確実にボンド磁石に伝えることも可能となる。
従って、高強度の材料を用いずとも長期に亘って使用しても軸部材とマグネットとを適正な位置関係に保持し、軸部材の回転量の適正な検知を可能にするセンサ用磁石ユニットが構成された。
他の構成として、前記アーム部の延出方向に沿う方向視における前記アーム部の断面形状を、前記軸本体と前記アーム部との境界位置から前記アーム部の外端面に近付くほど幅広となる台形に成形することにより前記脱落阻止部が構成されても良い。
これによると、アーム部の断面形状の設定によりボンド磁石が、アーム部材から離間する方向への変位を脱落阻止部が抑制してボンド磁石の脱落を確実に阻止する。
他の構成として、前記アーム部において前記ボンド磁石との接触面に凸部または凹部を形成することにより前記アーム部の延出方向での前記ボンド磁石の移動を規制する規制部が形成されても良い。
これによると、アーム部の延出方向にボンド磁石を変位させる力が作用した場合にも規制部がボンド磁石の変位を規制し、ボンド磁石を適正な位置を保持する。
他の構成として、前記アーム部の2つの端部位置が、前記軸芯から等距離に設定され、前記ボンド磁石の2つの端部位置が、前記軸芯から等距離に設定され、前記アーム部の2つの端部位置の一方にスプリングの付勢力を作用させる係合片が形成されても良い。
これによると、アーム部の回転バランスと、ボンド磁石との回転バランスとを適正に取ることが可能になるため、軸本体が回転する際に軸本体に偏った力を作用させることなく、円滑な回転を実現する。また、アーム部に係合片を形成しているため、スプリングの付勢力によってボンド磁石の姿勢を初期姿勢に維持することも容易に行える。
角度センサの断面図である。 角度センサの分解状態の断面図である。 角度センサの分解斜視図である。 センサ用磁石ユニットの斜視図である。 センサ用磁石ユニットの正面図である。 センサ用磁石ユニットの側面図である。 センサ用磁石ユニットの斜視図である。 センサ用磁石ユニットの平面図である。 センサ用磁石ユニットの底部側から見た斜視図である。 比較例と本実施形態と線膨張係数の差を一覧化した図である。 別実施形態(b)のセンサ用磁石ユニットの斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔角度センサ〕
図1〜図3に示すように、樹脂ケースAの内部のマグネット空間Amに対し、軸芯Xを中心に回転自在にセンサ用磁石ユニットBを収容し、樹脂ケースAに磁気センサCを備え、センサ用磁石ユニットBを操作する操作アーム1を備えて角度センサ100が構成されている。
この角度センサ100では、センサ用磁石ユニットBの軸本体21の外端に操作アーム1が連結され、マグネット空間Amにはセンサ用磁石ユニットBを所定の姿勢に付勢するトーションスプリング2が収容されている。また、センサ用磁石ユニットBのボンド磁石25の磁力線が作用する位置に磁気センサCが配置されている。
この構成から、トーションスプリング2の付勢力に抗して操作アーム1が軸芯Xを中心に回転作動した場合には、この作動に伴うセンサ用磁石ユニットBからの磁力線の変化を磁気センサCで検知し、この検知結果から操作アーム1の作動量が判定される。尚、操作アーム1に作用する操作力が解除された場合にはトーションスプリング2の付勢力によりセンサ用磁石ユニットBが初期姿勢に復帰する。
この角度センサ100は、自動車等の車両において例えば、アクセルペダルやブレーキペダルの踏み込み量を検知する部位や、アクチュエータの作動角を検知する部位に用いられる。尚、この角度センサ100は車両以外の機器に備えることも可能である。
〔樹脂ケース〕
樹脂ケースAは、ケース本体11とカバー体15とを有し、これらは非磁性で絶縁性の樹脂材料が用いられている。
ケース本体11には軸芯Xを中心とする筒状となる本体筒状部12が一体形成されると共に、コネクタ部13が一体形成されている。ケース本体11には袋孔状のセンサ空間11sが形成され、このセンサ空間11sはコネクタ部13の開口部分に連通する。
カバー体15は、軸芯Xに直交する姿勢の本体部分と、この本体部分の外周部位から立ち上がる姿勢で軸芯Xを中心とする筒状となる縦壁部16と、この縦壁部16の突出側の端部から縦壁部16の突出方向と反対側に延出し縦壁部16の外方を取り囲むスリーブ部17とが一体形成されている。また、カバー体15は、スリーブ部17の外面から外側に張り出す一対のフランジ部18を備えている。
また、カバー体15の本体部分の中央には軸芯Xを中心とする孔部15aが形成され、この孔部15aを取り囲む領域に軸芯Xに沿って立ち上がる姿勢の軸受部15bが形成されている。更に、カバー体15のうち、マグネット空間Amに露出する部位にバネ係止部15cが突設されている。
この樹脂ケースAでは、本体筒状部12の外周縁部分と、縦壁部16の突出側の外周縁部分とを超音波溶着の技術や、レーザビームによる溶着の技術で接合している。これにより、軸芯Xを中心とする円形のマグネット空間Amが形成される。
磁気センサCは、一対のホールICを有する検知ユニット5を備えている。この検知ユニット5は、非磁性体で絶縁性の樹脂材で成るベース部材6に支持され、このベース部材6には、検知ユニット5に導通する複数の電極7が突設されている。
このベース部材6をセンサ空間11sに挿入した状態で固定されることにより、磁気センサCが適正な位置に配置され、ベース部材6に備えた複数の電極7がコネクタ部13の内部空間に配置される。
そして、コネクタ部13に対してコネクタ部材3(図1を参照)を連結することにより、複数の電極7を介して検知ユニット5に電力を供給すると共に、検知ユニット5の検知信号の取り出しが可能となる。
〔センサ用磁石ユニット〕
図4〜図9に示すように、センサ用磁石ユニットBは非磁性体の一例としてのステンレス材で構成される軸部材20にボンド磁石25を一体形成して構成されている。この実施形態では、軸部材20にステンレス材が用いられているが、非磁性体の材料としてアルミニウム材や、真鍮材を用いることも可能である。
ボンド磁石25は、磁性体の微粉末を樹脂に含ませた磁石材料を金型により成形し、この後に着磁される。尚、着磁を行う際にはボンド磁石25に対し図4に示す着磁方向MGに沿う平行磁場を印加する。
軸部材20は、軸芯Xを中心に断面円形となる棒状の軸本体21と、この軸本体21の一端から軸芯Xに対して直交方向に延出するアーム部22とを一体形成して構成されている。また、アーム部22の一方の延出端に軸本体21と平行姿勢で係合片23が形成されている。尚、アーム部22の2つの端部位置を軸芯Xから等距離に設定することで軸芯Xを中心とする回転バランスが取られている。
また、アーム部22の延出方向に沿う方向視におけるアーム部22の断面形状を、軸本体21とアーム部22との境界位置から、アーム部22の軸芯Xに沿う方向での外端面に近付くほど幅広となる台形に成形している。これにより、アーム部22には軸芯Xに対して傾斜する姿勢の傾斜面22aが形成され、この一対の傾斜面22aで脱落阻止部Rが構成される。
更に、アーム部22の側面のうちボンド磁石25が一体化する部位には幅方向に突出する規制部22bが形成されている。尚、この規制部22bはアーム部22に対して凹状となるように形成しても良い。
ボンド磁石25は、軸芯Xに直交し、且つ前述したアーム部22の延出方向に直交する姿勢でアーム部22に一体形成される。
このようにボンド磁石25がアーム部22に一体形成された状態では、このボンド磁石25がアーム部22の外面22sと傾斜面22aとを抱き込む形態となる。これにより、軸芯Xに沿ってボンド磁石25をアーム部22から離間させる外力が作用しても、ボンド磁石25が傾斜面22aに接触するためボンド磁石25の変位が抑制され、脱落も阻止される。また、ボンド磁石25をアーム部22の延出方向に変位させる外力が作用しても、規制部22bがボンド磁石25に食い込む状態にあるため、ボンド磁石25の変位が抑制され、脱落も阻止される。
更に、ボンド磁石25の2つの端部位置を軸芯Xから等距離に設定することで軸芯Xを中心とする回転バランスが取られている。前述したようにアーム部22の回転バランスが取られているため、センサ用磁石ユニットBの回転時に軸本体21に偏った力を作用させることなく円滑な回転を実現している。
センサ用磁石ユニットBを製造する際には、軸部材20のアーム部22の一部を金型のキャビティに露出させてセットし、このキャビティに対して磁石材料を射出する。これにより、ボンド磁石25に対してアーム部22の一部がインサートされる形態で、軸部材20とボンド磁石25が一体形成される。
この後に図4に示す着磁方向MGに沿う磁場を印加して、ボンド磁石25を着磁することによりセンサ用磁石ユニットBが完成する。
この実施形態では磁石材料としてネオジム磁石の材料の粉末を樹脂に含ませたものを用いている。特に、センサ用磁石ユニットBでは、軸部材20の線膨張係数と、ボンド磁石25(成型後の磁石材料)の線膨張係数との差を小さくすることにより、温度変化に伴うアーム部22からボンド磁石25に作用する応力を小さくしてボンド磁石25の位置精度を高く維持している。
図10には、比較例と本実施形態と線膨張係数の差を示している。比較例と本実施形態とに用いられるボンド磁石25は、前述したようにネオジム磁石の材料を樹脂に含ませたものであり(ネオジボンドとして説明)、比較例では、軸部材20に樹脂(PA6T)を用い、本実施形態では軸部材20にステンレス(SUS304)を用いている。
同図から明らかなように、ボンド磁石25の線膨張係数は21(×10-6/℃)であり、比較例において軸部材20に用いられる樹脂の線膨張係数は60(×10−6/℃)であり、これらの差(線膨張係数差)は39(×10−6/℃)となる。これに対して、本実施形態では軸部材20用いるステンレスの線膨張係数は17.8(×10−6/℃)であり、線膨張係数差は3.2(×10−6/℃)となる。
前述したようにボンド磁石25は、ネオジム磁石の材料の粉末を樹脂に含ませたものであり、樹脂量に対してネオジム磁石の材料の粉末の量が圧倒的に多く、このボンド磁石25の線膨張係数はネオジムを含む金属の線膨張係数と略一致する。
従って、軸部材20に金属材としてのステンレスを用いることにより、この軸部材20の線膨張係数と、ボンド磁石25の線膨張係数との差を必然的に小さくすることが可能となる。
このように、軸部材20にステンレスを用いることにより、温度変化が大きく変化する環境で使用する場合にも、ボンド磁石25と軸部材20との線膨張係数差を極めて小さくして軸部材20(アーム部22)とボンド磁石25との相対的な位置関係の精度を高く維持しているのである。
〔角度センサの具体構成〕
この構成から、角度センサ100を組み立てる場合には、カバー体15の軸受部15bを中心とする位置にトーションスプリング2を配置しておき、軸受部15bの孔部15aにセンサ用磁石ユニットBの軸本体21を挿通する。
これにより、孔部15aから外方に露出する部位に操作アーム1を連結固定し、トーションスプリング2の一方の端部を係合片23に係合し、他方の端部をバネ係止部15cに係合する。
この状態で、本体筒状部12の外周縁部分と、縦壁部16の外周縁部分とを接合する。また、検知ユニット5を備えたベース部材6は、予めケース本体11に備えておくことや、樹脂ケースAの溶着の後に備えられる。このような工程により角度センサ100が組み立てられる。
〔別実施形態〕
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い(実施形態と同じ機能を有するものには、実施形態と共通の番号、符号を付している)。
(a)脱落阻止部Rを、アーム部22のうちボンド磁石25が形成される領域において幅方向に突出する突出体で構成する。この構成では突出構造を傾斜面22aに形成する必要はなく、突出体を形成することにより実施形態で説明した規制部22bに兼用することが可能となる。
(b)図11に示すように、脱落阻止部Rを、アーム部22のうちボンド磁石25が形成される領域のうち、軸芯Xに直交する方向に沿う姿勢の脱落防止孔22gを、アーム部22に貫通する状態で形成する。
このように構成することにより、金型を用いてボンド磁石25を成形する際に、磁石材料の一部が脱落防止孔22gに入り込む形態の脱落阻止部Rが構成される。その結果としてボンド磁石25の脱落を阻止することになり、アーム部22に傾斜面22aを形成する必要もない。また、この別実施形態(b)では、脱落防止孔22gがアーム部22の延出方向に沿う方向へのボンド磁石25の変位を規制する規制部としても機能する。
(c)軸部材20に用いる金属材にステンレス以外のものを用いる場合に、ボンド磁石25の材料を選択することにより、軸部材20に用いる金属材の線膨張係数に近い値となる線膨張係数のボンド樹脂を用いる。
本発明は、センサ用磁石ユニットに利用することができる。
2 トーションスプリング
21 軸本体
22 アーム部
22b 規制部
23 係合片
25 ボンド磁石
R 脱落阻止部
X 軸芯

Claims (4)

  1. 軸芯を中心とする棒状の軸本体と、当該軸本体の一端から前記軸芯に対し直交方向に延出するアーム部とを非磁性材料で一体形成した軸部材を備え、
    前記軸芯に直交し、且つ前記アーム部の延出方向に直交する姿勢で前記アーム部に一体形成されるボンド磁石を備えると共に、前記ボンド磁石に係合して当該ボンド磁石の脱落を阻止する脱落阻止部を前記アーム部に備えているセンサ用磁石ユニット。
  2. 前記アーム部の延出方向に沿う方向視における前記アーム部の断面形状を、前記軸本体と前記アーム部との境界位置から前記アーム部の外端面に近付くほど幅広となる台形に成形することにより前記脱落阻止部が構成されている請求項1に記載のセンサ用磁石ユニット。
  3. 前記アーム部において前記ボンド磁石との接触面に凸部または凹部を形成することにより前記アーム部の延出方向での前記ボンド磁石の移動を規制する規制部が形成されている請求項1又は2に記載のセンサ用磁石ユニット。
  4. 前記アーム部の2つの端部位置が、前記軸芯から等距離に設定され、前記ボンド磁石の2つの端部位置が、前記軸芯から等距離に設定され、前記アーム部の2つの端部位置の一方にスプリングの付勢力を作用させる係合片が形成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載のセンサ用磁石ユニット。
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