JP4124352B2 - ドリッパー - Google Patents

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Description

本発明は、レギュラーコーヒー粉、紅茶や緑茶の葉等の被抽出成分を有する内容物を漉すときに使用する使い捨てタイプのドリッパーおよびレギュラーコーヒー粉、紅茶や緑茶の葉等の被抽出成分を有する内容物を一体的に収納した使い捨てタイプのドリッパーに関する。
従来から、レギュラーコーヒー粉等の内容物を収納する収納部と、該収納部をカップ壁面等に載置固定する紙製支持部とからなる使い捨てタイプのドリッパーが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1記載のドリッパーは、厚紙により形成した折畳まれた状態の枠状の紙製支持部の内側にレギュラーコーヒー粉等の内容物が収納された濾紙袋(収納部)の上縁部近くを接着したものであって、使用時に前記濾紙袋(収納部)に設けられたミシン目で前記濾紙袋(収納部)を開封して後に、折畳まれた状態の枠状の紙製支持部を起立させて筒状に保形するように構成され、この状態で筒状に保形された紙製支持部の下端部をカップ壁面上に載置して前記濾紙袋(収納部)内に注湯することにより、所望のコーヒー等の飲料を得るものである。
しかしながら、特許文献1記載のドリッパーは、枠状の紙製支持部材の下縁でカップ壁面上に載置するように構成されているために、紙製支持部材を一定の大きさの筒状に保形した状態を維持するのが困難であり注湯し難いといった問題やカップに対する支持が不安定になり注湯中に転倒する虞があるといった問題があった。
そこで、上記問題を解決するドリッパーとして、紙製支持部材に一定の大きさの筒状に保形する手段やカップ壁面上に載置固定するための載置固定手段を備えるように構成したものが提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特許文献2記載のドリッパーは、上部に設けたミシン目で開封し、その後に枠状の紙製支持部材の中間部分に垂直方向に設けた折目を折ることにより横断面6角形状に保形された筒状体が得られると共に、この状態で枠状の紙製支持部材の下端部に設けられた前後部下端右側及び左側切片とこれら切片下端にそれぞれ設けられた打抜部分とこの打抜部分により形成された表及び裏側中央部下端および前記打抜部分の突き当たりにそれぞれ形成された円形の空隙によりカップ壁面に載置固定するように構成されている。具体的には、カップ壁面を打抜部分の突き当たりに設けられた円形の空隙の奥迄差し込むことによりカップ壁面上に載置固定するように構成され、一定の大きさの筒状体に保形した状態を維持すると共に安心して注湯することができるものである。
しかしながら、特許文献2のドリッパーは、上記のようにしっかりとカップ壁面に載置固定するためのカップの口径が限定されるという問題がある。使用時に用いられるカップは適宜な口径のもの、たとえば、70〜100mmφの口径のものが一般的には用いられるために、上記のようにしっかりとカップ壁面に載置固定される使用方法は極めて稀である。すなわち、開口部の口径の狭い、たとえば、70〜80mmφのカップの場合にはカップ壁面を打抜部分の突き当たりに設けられた円形の空隙に差し込むことができずに、単にカップ壁面上に載置することになるために、一定の大きさの筒状に保形した状態を維持することができずに注湯し難いといった問題があり、また、開口部の口径の比較的広い、たとえば、100mmφのカップの場合には、紙製支持部材の下端部に設けられた前後部下端右側及び左側切片を外側に湾曲させた状態にしてカップ壁面に載置することになるために、注湯時にドリッパーが傾く虞があり不安感のある注湯を強いられるという問題がある。さらにまた、ドリッパーをカップ壁面上に載置した状態における座屈強度が小さく、注湯時にドリッパーが紙製支持部材の中間部分に垂直方向に設けた折目の下端間で折れ曲がって傾く虞があるという問題がある。
実開平4−13568号公報 特開平10−85136号公報
そこで本発明は、一定の大きさの横断面を有する筒状に保形した状態を維持することができると共にカップの開口部の口径に依存することなく、カップ壁面上に載置固定することができて安心して注湯することができ、さらに座屈強度においても優れ、注湯時に折れ曲がって傾くことがないドリッパーを提供することである。
本発明者は、上記課題を達成するために、請求項1記載の本発明は、両側縁に折曲部を備えた平面視略矩形状の筒状紙体と濾過機能を有する袋体とからなり、前記筒状紙体に前記袋体を挿入して前記袋体の開口縁の略中央対向部を前記筒状紙体の一方の開口縁の略中央部に貼着したドリッパーにおいて、前記筒状紙体の他方の開口縁の中央対向部に一対の中央係合突片と前記筒状紙体の他方の開口縁の前記両側端に側端係合突片とが形成され、さらに前記一対の中央係合突片の前記他方の開口縁から前記一対の中央係合突片をそれぞれ略2等分して前記一方の開口縁側へ延びる一対の第2切線と該一対の第2切線の前記一方の開口縁側のそれぞれの終端から前記両側縁へ前記第2切線に対して対称に延びる一対の第1切線とが形成されると共に、一対の前記第1切線より前記一方の開口縁側のそれぞれの前記第2切線に対して対称な位置に折り手段が形成され、該折り手段は一対の前記第1切線のそれぞれの略両端から前記両側縁に平行に前記筒状紙体の前記一方の開口縁に延びる仮想直線を想定したときに、前記仮想直線上にほぼ位置する孔部であって、前記孔部は前記一方の開口縁側と前記他方の開口縁側との端部がそれぞれの開口縁側に突出する略V字状突出部を備えていることを特徴とするものである。
また、請求項2記載の本発明は、両側縁に折曲部を備えた平面視略矩形状の筒状紙体と濾過機能を有する袋体とからなり、前記筒状紙体に前記袋体を挿入して前記袋体の開口縁の略中央対向部を前記筒状紙体の一方の開口縁の略中央部に貼着したドリッパーにおいて、前記筒状紙体の他方の開口縁の中央対向部に一対の中央係合突片と前記筒状紙体の他方の開口縁の前記両側端に側端係合突片とが形成され、さらに前記一対の中央係合突片の前記他方の開口縁から前記一対の中央係合突片をそれぞれ略2等分して前記一方の開口縁側へ延びる一対の第2切線と該一対の第2切線の前記一方の開口縁側のそれぞれの終端から前記両側縁へ前記第2切線に対して対称に延びる一対の第1切線とが形成されると共に、一対の前記第1切線より前記一方の開口縁側のそれぞれの前記第2切線に対して対称な位置に折り手段が形成され、該折り手段は一対の前記第1切線のそれぞれの略両端から前記両側端に平行に前記筒状紙体の前記一方の開口縁に延びる仮想直線を想定したときに、前記仮想直線と交わる前記筒状紙体の前記一方の開口縁に設けられた先端が鋭角な切欠であることを特徴とするものである。
また、請求項記載の本発明は、請求項1、2のいずれかに記載のドリッパーにおいて、前記第1切線と前記第2切線とがT字状となるように形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項記載の本発明は、請求項記載のドリッパーにおいて、前記孔部が前記両側縁に平行な方向に延びる長孔部であることを特徴とするものである。
また、請求項記載の本発明は、請求項記載のドリッパーにおいて、前記筒状紙体に設けた一対の前記第1切線のそれぞれの略両端から前記両側端に平行に前記筒状紙体の前記一方の開口縁に延びる仮想直線を想定したときに、前記仮想直線と交わる前記筒状紙体の前記一方の開口縁に先端が鋭角な切欠が前記折り手段として前記筒状紙体に設けられていることを特徴とするものである。
また、請求項記載の本発明は、請求項記載のドリッパーにおいて、前記筒状紙体に設けた一対の前記第1切線のそれぞれの略両端から前記両側縁に平行に前記筒状紙体の前記一方の開口縁に延びる仮想直線を想定したときに、前記仮想直線上にほぼ位置する孔部が前記折り手段として前記筒状紙体に設けられていることを特徴とするものである。
また、請求項記載の本発明は、請求項記載のドリッパーにおいて、前記孔部が前記両側縁に平行な方向に延びる長孔部であることを特徴とするものである。
また、請求項記載の本発明は、請求項記載のドリッパーにおいて、前記孔部の前記一方の開口縁側と前記他方の開口縁側との端部がそれぞれの開口縁側に突出する略V字状突出部を備えていることを特徴とするものである。
請求項1〜8のいずれかに記載の構成とすることにより、両側縁に設けた両折曲部を互いに接近する方向に押圧することにより、第1切線と第2切線、特にT字状となるように形成した第1切線と第2切線により前記筒状紙体の他方の開口縁側が拡開して中央係合突片と側縁係合突片とからなる一対の係合部が生成され、この係合部を前記中央係合突片がカップ壁面の外側に、前記側縁係合突片がカップ壁面の内側に位置するようにしてカップ壁面に係合することにより、たとえば、開口部の口径が70〜100mmφのカップ壁面上にドリッパーが載置固定され、安心して注湯することができると共にカップ壁面上に載置固定した状態において一対の係合部のそれぞれの略中央部に前記筒状紙体の折曲部が位置するために座屈強度においても優れ、注湯時に前記係合部が折れ曲がって傾くことがないドリッパーとすることができる。また、両側縁に設けた両折曲部を互いに接近する方向に押圧することにより、折り手段で両側縁に平行な方向に前記筒状紙体が折り曲げられて一定の大きさの横断面を有する筒状に確実に保形されるために、一層安心して注湯することができるドリッパーとすることができる。
また、請求項記載の本発明は、請求項1〜のいずれかに記載のドリッパーにおいて、前記筒状紙体がその前記一方の開口縁の略中央部となる位置に対向する一対の突出フラップを備え、前記袋体の開口縁の略中央対向部が前記一対の突出フラップに貼着されていることを特徴とするものである。このように構成することにより、左右の手指で摘み易くすることができ、筒状紙体を筒状とする際に筒状によりし易くすることができる。また、後述する剥離可能に閉じた封止部の剥離(開封)をより容易なものとすることができる。
また、請求項10記載の本発明は、請求項1〜のいずれかに記載のドリッパーにおいて、前記袋体の開口部を内容物収納後に超音波溶着により剥離可能に閉じたことを特徴とするものである。このように構成することにより、筒状紙体の外側から筒状紙体を介して袋体の開口部を容易に剥離可能に閉じることができる。
本発明のドリッパーは、筒状紙体2に設けた折り手段により、一定の大きさの横断面を有する筒状に確実に保形維持することができると共に、開口部の口径に依存することなくカップのいずれの壁面に対してもドリッパーが確実に載置固定されるために安心して注湯することができ、さらにカップ壁面上に載置固定した状態において一対の係合部のそれぞれの略中央部に前記筒状紙体2の折曲部α、βが位置するように構成されているために座屈強度においても優れ、注湯時に前記係合部が折れ曲がって傾くことがないという種々の優れた効果を奏するものである。
上記の本発明について、図面等を用いて以下に詳述する。
図1は本発明にかかるドリッパーの第1実施形態を示す要部透視正面図、図2は本発明にかかるドリッパーの第2実施形態を示す要部透視正面図、図3は図1に示すドリッパーに用いる筒状紙体の展開図、図4は本発明にかかるドリッパーの第3実施形態を示す要部透視正面図、図5は図4に示すドリッパーの使用方法を説明する図であり、図中の1,1’,10はドリッパー、2は筒状紙体、2’はブランク板、3は袋体、20,20’,20”は突出フラップ、21,21’は中央係合突片、22は側縁係合突片、23,23’はT字状切線、23a,23a’は第1切線、23b,23b’は第2切線、24,24’は長孔部、24”は扇形状の孔部、25,25’は切欠、26,27は折罫、30,30’は対向貼着部、31は剥離可能接着部、32は強固な接着部、33は折部、200は前面板、210は背面板、220は糊代片、α,βは折曲部をそれぞれ示す。
図1は本発明かかるドリッパーの第1実施形態を示す要部透視正面図であって、ドリッパー1は両側縁に折曲部α、βを備えると共に前記両側縁に対して一方の開口縁(図1上の上端縁)の中央部となる位置に対向する一対の突出フラップ20、20’(図3参照)を備えた平面視略矩形状の筒状紙体2に、濾過機能を有する略逆台形状の袋体3を挿入して前記袋体3の開口縁の略中央部を一部延設した一対の対向貼着部30、30’(図5参照)を前記一対の突出フラップ20、20’の上縁で外方へ折返して前記一対の突出フラップ20、20’の外面に貼着したものであって、前記筒状紙体2の他方の開口縁の中央対向部に一対の中央係合突片21、21’(図3参照)と前記筒状紙体2の他方の開口縁(図1上の下端縁)の前記両側縁に側縁係合突片22、22とが形成され、さらに前記筒状紙体2の前記他方の開口縁側中央部の対向する位置に、前記両側縁に垂直な一対の第1切線23a、23a’(図3参照)と該第1切線23a、23a’の略中央から前記他方の開口縁側へ延びて前記一対の中央係合突片21、21’を略2等分する一対の第2切線23b、23b’(図3参照)とからなる一対のT字状切線23、23’(図3参照)が形成されると共に前記一対の第1切線23a、23a’の略両端から前記両側縁に平行に前記筒状紙体2の前記一方の開口縁にぞれぞれ延びる仮想直線(図1上、2点鎖線で表示)を想定したときに前記仮想直線上にほぼ位置する長手方向の両端にV字状突出部を備えた長孔部24、24、24’、24’(図3参照)と、前記仮想直線と交わる前記筒状紙体2の前記一方の開口縁にV字状切欠25、25、25’、25’(図3参照)とが折り手段として設けられている。
また、図1に示すように、前記袋体3は、その両側端縁に容易に剥がれない強固な接着部32を有すると共に前記袋体の前記開口部と反対側の下端部(図1上、下側部)は折部33となっている。なお、前記折部33については、後ほどもう少し詳しく説明する。
図2は本発明にかかるドリッパーの第2実施形態を示す要部透視正面図であって、ドリッパー10は図1に示したドリッパー1の前記一対の突出フラップ20、20’を幅広に構成し、その両肩部が前記袋体3の開口縁の略中央部を一部延設した前記一対の対向貼着部30、30’(図示せず)の折返し部より外側に突出するようにした一対の突出フラップ20”に代え、前記長孔部24、24、24’、24’(図3参照)を扇形状の孔部24”に代えると共に該孔部24”の円弧の両端部に形成される略V字状突出部が前記一対の第1切線23a、23a’の略両端から前記両側縁に平行に前記筒状紙体2の前記一方の開口縁にぞれぞれ延びる仮想直線(図1上、2点鎖線で表示)を想定したときに前記仮想直線上にほぼ位置するように構成したものであって、これ以外は図1に示したドリッパー1と同じである。幅広の突出フラップ20”とすることにより、使用時に手指で摘み易くすることができるために開封時の操作性が向上する。また、扇形状の孔部24”とすることにより、前記一方の開口縁に平行な方向の開口を大きく採ることができるために熱湯を注湯して飲料を得るときに、この孔部24”からカップ内に抽出された飲料の液量を容易に確認することができる。
次に、図1に示したドリッパーを例に挙げて、以下に本発明のドリッパーを構成する筒状紙体2と濾過機能を有する袋体3について説明する。最初に筒状紙体2について説明する。図3は図1に示すドリッパーに用いる筒状紙体の展開図であって、ブランク板2’は糊代片220、前面板200、背面板210が折罫26、27を介して順次連接され、前記前面板200および前記背面板210の前記折罫26、27と直交する一方の端縁(図3上の上端縁)のそれぞれの中央部に両角がアール状に形成された略台形状の一対の突出フラップ20、20’が設けられ、前記前面板200および前記背面板210の前記折罫26、27と直交する他方の端縁(図3上の下端縁)の前記突出フラップ20、20’と対向する位置および前記ブランク板2’を後述するように折りと貼り加工をして図1に示す筒状紙体2とした状態でその両端縁となる位置にそれぞれ中央係合突片21、21’、および、側縁係合突片22、22が設けられ、前記前面板200および前記背面板210の前記折罫26、27と直交する他方の端縁(図3上の下端縁)側のそれぞれの中央部となる位置に、筒状紙体2としたときに対となる前記両側縁に垂直な第1切線23a、23a’と該第1切線23a、23a’の略中央から前記他方の開口縁側へそれぞれ延びて前記中央係合突片21、21’を略2等分する第2切線23b、23b’とからなるT字状切線23、23’が形成されると共に前記第1切線23a、23a’のそれぞれ略両端から前記両側縁に平行に前記一方の端縁(図3上の上端縁)に延びる仮想直線(図3上、2点鎖線で表示)を想定したときに前記仮想直線上にほぼ位置する長手方向の両端にV字状突出部を備えた長孔部24、24、24’、24’と、前記仮想直線と交わる前記一方の端縁(図3上の上端縁)にV字状切欠25、25、25’、25’とが折り手段として設けられている。なお、図示はしないが、前記T字状切線23、23’の前記第1切線23a、23a’と前記第2切線23b、23b’とに部分的に繋ぎ部(刃止め部)を設けておくことにより、不用意に前記中央係合突片21、21’が図4に示すように拡開することを防止できるために好ましい。
このように構成された前記ブランク板2’を、まず前記前面板200上に前記背面板210を前記折罫27を山折りして折り重ね、次いで折り重ねた前記背面板上210上に前記糊代片220を前記折罫26を山折りして折り重ね、前記糊代片220と前記背面板210との重ね部を接着剤等を用いて接着することにより筒状紙体2を得ることができる。なお、前記筒状紙体2を形成する材料としては、たとえば、200〜340g/m2の耐水カード紙、アイボリー紙などの厚紙が適当である。また、前記筒状紙体2を形成する材料としては、前記した厚紙の片面(前記袋体3と当接する面)ないし両面にポリエチレン等の樹脂を塗布したものを用いてもよいものであり、このように構成することにより熱湯や湯気がかかった際にも、前記筒状紙体2の剛性の低下を防止することができる。また、前記ブランク板2’は、周知の打抜機を用いて容易に製造することができる。
次に、本発明に用いる袋体について説明する。袋体3としては、濾過機能を有する素材であれば特に限定するものではないが、袋体3とするときの加工性を考慮すると素材それ自体が熱接着性を有するもの、あるいは、最内層が熱接着性を有するものが好ましく、たとえば、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系、ポリエステル系等の透水性を有する不織布、あるいは、最内層にポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系やポリエステル系等の熱可塑性樹脂を含有している層を有する2ないし3層構成からなる濾紙等を挙げることができる。
次に、前記袋体3の製造方法について説明する。前記袋体3は、熱接着性を有する長尺シート、たとえば、最内層に変性ポリプロピレンを含有している3層構成からなる濾紙を、長尺方向と平行に2つ折りして折部33(図1参照)を形成するなり、あるいは、前記折部33(図1参照)をW折り(ガセット折り)するなりして重ね合わせ、所定形状に熱接着(図1上、符号32で示す接着部)し、その後に裁断、および/ないし、型抜き(図1上、折部33が幅狭となると共に前記折部33の反対側の略中央部に一部延設した一対の対向貼着部30、30’を備えた略台形状に型抜き)することにより製造することができる。
前記筒状紙体2と前記袋体3との組付けは、上記した前記筒状紙体2に前記袋体3を挿入して前記袋体3に設けた前記一対の対向貼着部30、30’(図5参照)を前記筒状紙体2に設けた前記一対の突出フラップ20、20’(図1、3参照)の上縁で外方へ折返して前記一対の突出フラップ20、20’(図1、3参照)の外面に貼着することにより完了する。なお、図1においては、前記袋体3の前記一対の対向貼着部30、30’(図5参照)を前記一対の突出フラップ20、20’(図1、3参照)の上縁で外方へ折返して前記一対の突出フラップ20、20’(図1、3参照)の外面に貼着したものを示したが、図示はしないが前記袋体3の前記一対の対向貼着部30、30’(図5参照)の突出長さを短くして前記一対の突出フラップ20、20’(図1、3参照)の内面に貼着してもよいものである。いずれの場合においても、前記筒状紙体2に前記袋体3を貼着する個所は前記突出フラップ20、20’(図1、3参照)とすることが望ましく、これにより使用時に前記筒状紙体2を筒状に起立させた際に、前記袋体3の両側が持ち上がり、前記袋体3の大きく確実な開口が保証され、注湯やドリップに適したドリッパーとすることができる。
なお、、前記ブランク板2’から前記筒状紙体2とするために、前記後側壁板210と前記糊代片220との重ね部を接着する接着剤、あるいは、前記筒状紙体2と前記袋体3とを接着する接着剤は、ホットメルト型、溶剤型、水性型、反応型、感圧型等の接着剤から適宜選択して用いることができる。
このようにして前記筒状紙体2に前記袋体3が組付けられた本発明のドリッパー1は、その後さらに前記袋体3内にレギュラーコーヒー粉等の被抽出成分を有する内容物(図示せず)が前記袋体3の開口部から充填され、前記袋体3の前記開口部が剥離可能接着部31(図4参照)となるように熱接着されて、本発明の第3実施形態のドリッパー1’となる。なお、ドリッパー1’は前記袋体3に設けた剥離可能接着部31(図4参照)以外は図1に示すドリッパー1に同じである。なお、ドリッパー1’において、前記剥離可能接着部31(図4参照)を設ける際に、前記筒状紙体2の内面と前記袋体3の外面とを同時に剥離可能に接着してもよいものである。このように構成することにより、前記袋体3が筒状紙体2に固定され、輸送時等に前記袋体3が前記筒状紙体2内を動くことがなく、前記袋体3の前記剥離可能接着部31(図4参照)を保護することができ、また、前記袋体3の開口縁の略中央対向部と前記筒状紙体2との貼着した個所が外れることを防ぐことができる。
次に、前記袋体3の前記開口部の剥離可能接着部31の形成方法について説明する。前記剥離可能接着部31は、超音波溶着装置(図示せず)を用いて形成するのが好ましい。この理由としては、本発明のドリッパー1’は、前記筒状紙体2に前記袋体3を組付け、その後に前記袋体3内にレギュラーコーヒー粉等の被抽出成分を有する内容物(図示せず)を前記袋体3の開口部から充填し、最後に前記袋体3の開口部を前記筒状紙体2の外面から前記筒状紙体2を介して剥離可能接着部31となるように熱接着するものであり、通常用いられる熱板シール方法やインパルスシール方法等では前記筒状紙体2を形成している厚紙を通して前記袋体3の開口部の内面同士を剥離可能に接着することは非常に困難であり、熱接着しようとすると時間を要し、生産効率が落ちると共に前記筒状紙体2の内外面や前記袋体3の表面が焦げて褐変し、見栄えの悪いものとなるからである。ところで、レギュラーコーヒー粉等の被抽出成分を有する内容物(図示せず)を充填した前記袋体3の開口部を先に熱接着したものを前記筒状紙体2に組付ける製造方法を採る場合には、熱板シール方法やインパルスシール方法等を用いても容易に剥離可能接着部31を形成することができる。
次に、本発明のドリッパー1’の使用方法について図4を用いて、使用方法を示す図5により説明する。まず、図4に示すドリッパー1’の前記袋体3の前記対向貼着部30、30’で被覆された前記突出フラップ20、20’を左右の手指で摘んで互いに乖離する方向に引張って前記袋体3の前記剥離可能接着部31を剥離し、その後に前記折曲部α、βを互いに接近する方向に押圧することにより、前記筒状紙体2に設けたV字状突出部を備えた前記長孔部24、24、24’、24’(図3参照)と、前記V字状切欠25、25、25’、25’(図3参照)とからなる折り手段により、前記筒状紙体2の前記仮想直線(図4上、2点鎖線で表示)の個所が折り曲げられて折りくせが付き、この折りくせにより前記筒状紙体2は、ほぼ均一な大きさの横断面六角形状の筒状に保形されると共に一対のT字状切線23、23’(図3参照)により前記筒状紙体2の他方の開口縁側が拡開して中央係合突片21、21’(図3参照)と側縁係合突片22、22とからなる一対の係合部が生成される。この係合部を図5に示すように、前記中央係合突片21、21’(図3参照)がカップ壁面の外側に、前記側縁係合突片22、22がカップ壁面の内側に位置するようにしてカップ壁面上に載置固定し、前記袋体3の開口から所定量の熱湯を注湯することによりカップ内に所望の飲料を得るものである。このように本発明のドリッパー1’は、筒状紙体2に設けた折り手段により、一定の大きさの横断面を有する筒状に確実に保形維持されると共に、たとえば、開口部の口径が70〜100mmφのカップのいずれの壁面に対してもドリッパーが確実に載置固定されるために安心して注湯することができると共にカップ壁面上に載置固定した状態において一対の係合部のそれぞれの略中央部に前記筒状紙体2の折曲部α、βが位置するために座屈強度においても優れ、注湯時に前記係合部が折れ曲がって傾くことがないドリッパーとすることができる。
また、図1に示すレギュラーコーヒー粉等の被抽出成分を有する内容物が充填されていないドリッパー、すなわち、本発明のドリッパー1の使用方法としては、ドリッパー1’の使用方法で説明した前記袋体3の前記剥離可能接着部31を剥離する操作をすることなく上記したと同様に筒状に保形する操作を行い、その後に、たとえば、別容器等に収納されているレギュラーコーヒー粉等の被抽出成分を有する内容物(図示せず)をスプーン等で前記袋体3の開口から前記袋体3内に入れて後に上記したと同様にカップ壁面上に載置固定する操作を行って後に、前記袋体3の開口から所定量の熱湯を注湯することによりカップ内に所望の飲料を得るものである。
ところで、今まで説明したドリッパー1、1’、10は本発明の一例を例示したものであってこれに限ることはなく、たとえば、折り手段としてはV字状突出部を備えた前記長孔部、および、前記扇形状の孔部、前記V字状切欠は、いずれか一つであってもよいし、また、図示はしないが、前記長孔部24、24、24’、24’はV字状突出部を備えない矩形状の長孔部であってもよいし、また、前記長孔部24、24、24’、24’や前記V字状切欠25、25、25’、25’に代えて前記仮想直線(図4上、2点鎖線で表示)上に形成した折罫やミシン目罫であってもよいものであり、要するに本発明の趣旨を逸脱しない範疇のものはすべて本発明に含まれるものである。また、前記突出フラップ20、20’についても、必ずしも同一形状である必要はなく、突出幅や突出高さを変えたり、あるいは、同一形状であっても多少設ける位置をずらせたり、あるいは、突出幅を幅広にして使用時に手指で摘み易いように構成してもよいものである。
本発明にかかるドリッパーの第1実施形態を示す要部透視正面図である。 本発明にかかるドリッパーの第2実施形態を示す要部透視正面図である。 図1に示すドリッパーに用いる筒状紙体の展開図である。 本発明にかかるドリッパーの第3実施形態を示す要部透視正面図である。 図5は図4に示すドリッパーの使用方法を説明する図である。
符号の説明
1,1’,10 ドリッパー
2 筒状紙体
2’ ブランク板
3 袋体
20,20’,20” 突出フラップ
21,21’ 中央係合突片
22 側縁係合突片
23,23’ T字状切線
23a,23a’ 第1切線
23b,23b’ 第2切線
24,24’ 長孔部
24” 扇形状の孔部
25,25’ 切欠
26,27 折罫
30,30’ 対向貼着部
31 剥離可能接着部
32 強固な接着部
33 折部
200 前面板
210 背面板
220 糊代片
α,β 折曲部

Claims (10)

  1. 両側縁に折曲部を備えた平面視略矩形状の筒状紙体と濾過機能を有する袋体とからなり、前記筒状紙体に前記袋体を挿入して前記袋体の開口縁の略中央対向部を前記筒状紙体の一方の開口縁の略中央部に貼着したドリッパーにおいて、前記筒状紙体の他方の開口縁の中央対向部に一対の中央係合突片と前記筒状紙体の他方の開口縁の前記両側端に側端係合突片とが形成され、さらに前記一対の中央係合突片の前記他方の開口縁から前記一対の中央係合突片をそれぞれ略2等分して前記一方の開口縁側へ延びる一対の第2切線と該一対の第2切線の前記一方の開口縁側のそれぞれの終端から前記両側縁へ前記第2切線に対して対称に延びる一対の第1切線とが形成されると共に、一対の前記第1切線より前記一方の開口縁側のそれぞれの前記第2切線に対して対称な位置に折り手段が形成され、該折り手段は一対の前記第1切線のそれぞれの略両端から前記両側縁に平行に前記筒状紙体の前記一方の開口縁に延びる仮想直線を想定したときに、前記仮想直線上にほぼ位置する孔部であって、前記孔部は前記一方の開口縁側と前記他方の開口縁側との端部がそれぞれの開口縁側に突出する略V字状突出部を備えていることを特徴とするドリッパー。
  2. 両側縁に折曲部を備えた平面視略矩形状の筒状紙体と濾過機能を有する袋体とからなり、前記筒状紙体に前記袋体を挿入して前記袋体の開口縁の略中央対向部を前記筒状紙体の一方の開口縁の略中央部に貼着したドリッパーにおいて、前記筒状紙体の他方の開口縁の中央対向部に一対の中央係合突片と前記筒状紙体の他方の開口縁の前記両側端に側端係合突片とが形成され、さらに前記一対の中央係合突片の前記他方の開口縁から前記一対の中央係合突片をそれぞれ略2等分して前記一方の開口縁側へ延びる一対の第2切線と該一対の第2切線の前記一方の開口縁側のそれぞれの終端から前記両側縁へ前記第2切線に対して対称に延びる一対の第1切線とが形成されると共に、一対の前記第1切線より前記一方の開口縁側のそれぞれの前記第2切線に対して対称な位置に折り手段が形成され、該折り手段は一対の前記第1切線のそれぞれの略両端から前記両側端に平行に前記筒状紙体の前記一方の開口縁に延びる仮想直線を想定したときに、前記仮想直線と交わる前記筒状紙体の前記一方の開口縁に設けられた先端が鋭角な切欠であることを特徴とするドリッパー。
  3. 前記第1切線と前記第2切線とがT字状となるように形成されていることを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載のドリッパー。
  4. 前記孔部が前記両側縁に平行な方向に延びる長孔部であることを特徴とする請求項記載のドリッパー。
  5. 前記筒状紙体に設けた一対の前記第1切線のそれぞれの略両端から前記両側端に平行に前記筒状紙体の前記一方の開口縁に延びる仮想直線を想定したときに、前記仮想直線と交わる前記筒状紙体の前記一方の開口縁に先端が鋭角な切欠が前記折り手段として前記筒状紙体に設けられていることを特徴とする請求項記載のドリッパー。
  6. 前記筒状紙体に設けた一対の前記第1切線のそれぞれの略両端から前記両側縁に平行に前記筒状紙体の前記一方の開口縁に延びる仮想直線を想定したときに、前記仮想直線上にほぼ位置する孔部が前記折り手段として前記筒状紙体に設けられていることを特徴とする請求項記載のドリッパー。
  7. 前記孔部が前記両側縁に平行な方向に延びる長孔部であることを特徴とする請求項記載のドリッパー。
  8. 前記孔部の前記一方の開口縁側と前記他方の開口縁側との端部がそれぞれの開口縁側に突出する略V字状突出部を備えていることを特徴とする請求項記載のドリッパー。
  9. 前記筒状紙体がその前記一方の開口縁の略中央部となる位置に対向する一対の突出フラップを備え、前記袋体の開口縁の略中央対向部が前記一対の突出フラップに貼着されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のドリッパー。
  10. 請求項1〜のいずれかに記載のドリッパーにおいて、前記袋体の開口部を内容物収納後に超音波溶着により剥離可能に閉じたことを特徴とするドリッパー。
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