JP4124243B2 - 記憶素子の製造方法、記憶素子、記憶装置、および電子機器、ならびにトランジスタの製造方法 - Google Patents

記憶素子の製造方法、記憶素子、記憶装置、および電子機器、ならびにトランジスタの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、記憶素子の製造方法、記憶素子、記憶装置、および電子機器、ならびにトランジスタの製造方法に関するものである。
記憶素子としては、強誘電体材料で構成された強誘電体層にその厚さ方向に電界を印加することにより、その分極状態を変化させ、データの書き込み・読み出しを行うものが知られている。このような記憶素子は、強誘電体層における分極状態が双安定であり、電界の印加停止後においても保持されるので、不揮発性のメモリとして用いることができる。
近年、かかる記憶素子のフレキシブル化を図ることなどを目的として、強誘電体材料として有機強誘電体材料を用いていることが提案されている。このような有機強誘電体材料としては、メモリの特性向上などの目的から、非特許文献1に開示されているような結晶性を有する有機強誘電体材料を用いることができる。
このような有機強誘電体材料を用いた強誘電体層を形成するに際しては、結晶性を制御することが容易でない蒸着法などの気相薄膜形成プロセスよりも、有機強誘電体材料を含む液体を用いた、スピンコート法などの液相薄膜形成プロセスと結晶化プロセスの組み合わせの方が材料選択の自由度やプロセスコストの面で適している。
例えば、従来では、かかる液体を下部電極上に塗布し、これを乾燥・結晶化して強誘電体層を形成した後、この強誘電体層上に気相成膜法を用いて上部電極を形成する。このような液体を用いて強誘電体層を形成することは、気相薄膜形成プロセスのように大型の真空装置を使用することなく、常温常圧に近い条件下で行うことができるので、有機強誘電体キャパシタの製造時における省エネルギー化・低コスト化をもたらす。
前述したように強誘電体層を形成すると、有機強誘電体の結晶化に伴って、強誘電体層の下部電極と反対側の面に、粗大な結晶粒子による凹凸が形成されてしまう。この現象は、気相で形成した薄膜であっても液相から形成した薄膜であっても同様である。そのため、従来にかかる記憶素子の製造方法では、強誘電体層の厚みが結晶粒子のサイズと同程度まで薄くなってくると、上部電極を形成したときに、強誘電体層の前記凹凸の凹部に電極材料が入り込んでしまい、上部電極と下部電極との間の距離が局所的に小さくなり近接または接触し、リーク電流の増加や、上部電極と下部電極との間でのショートを招くおそれがある。前述したような強誘電体層の凹凸の粗さは強誘電体層の厚さが変わっても大きく変化することが無いため、強誘電体層の厚さが薄くなる程、悪影響が顕著になる。
フッ化ビニリデンとトリフルオロエチレンとの共重合体、あるいはフッ化ビニリデンの重合体に代表される有機強誘電体は、一般に抗電界が非常に高く、低電圧駆動化を図るためには、有機強誘電体薄膜の膜厚さを極めて薄くすることが必要とされる。ところが、上に述べた理由等により、これまで、強誘電体層の膜厚を非常に薄くすることによる記憶素子の低電圧駆動化は、大変に困難であった。
J.Appl.Phys., Vol.89, No.5, pp.2613-16
本発明の目的は、結晶性を有する有機強誘電体材料を強誘電体層の構成材料として用いても、駆動電圧の低減化を図ることができる記憶素子の製造方法、記憶素子、記憶装置、および電子機器を提供すること、また、結晶性を有する有機絶縁体材料を絶縁体層の構成材料として用いても、駆動電圧の低減化を図ることができるトランジスタの製造方法を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
本発明の記憶素子の製造方法は、互いに対向する第1の電極および第2の電極の間に、結晶性を有する有機強誘電体材料を主材料として構成された強誘電体層が介在し、前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧を印加することにより、前記強誘電体層の分極状態を変化させ、データの書き込み・読出しを行う記憶素子の製造方法であって、
基板の一方の面上に、前記第1の電極を形成する工程と、
前記第1の電極の前記基板と反対側の面上に、前記強誘電体層を形成する工程と、
前記強誘電体層の前記第1の電極と反対側の面上に、前記第2の電極を形成する工程を有し、
前記第2の電極を形成する工程において、電極材料の気化物を前記基板の法線方向に対し傾斜した方向で飛翔させ前記強誘電体層の前記面上に被着させることにより、前記第2の電極を形成することを特徴とする。
これにより、第2の電極を形成するに際し、強誘電体層の第2の電極を形成すべき側の面に有機強誘電体材料の結晶粒で構成された凹凸が形成されていても、その凹凸の凹部に電極材料が入り込むのを防止または抑制することができる。そのため、第1の電極と第2の電極との間の距離が局所的に小さくなるのを防止することができる。その結果、強誘電体層を薄くしても、得られる記憶素子は、リーク電流の増加を防止するとともに、第1の電極と第2の電極との間の短絡を防止することができる。すなわち、強誘電体層を薄くして、駆動電圧を低減することができる。
本発明の記憶素子の製造方法は、互いに間隔を隔てて設けられた1対の第1の電極のそれぞれに接触するように設けられた半導体層と、前記半導体層の前記第1の電極と反対側の面上に設けられた第2の電極との間に、結晶性を有する有機強誘電体材料を主材料として構成された強誘電体層が介在し、前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧を印加することにより、前記強誘電体層の分極状態を変化させ、データの書き込み・読出しを行う記憶素子の製造方法であって、
基板の一方の面上に、前記1対の第1の電極を形成する工程と、
前記半導体層を形成する工程と、
前記半導体層の前記基板と反対側の面上に、前記強誘電体層を形成する工程と、
前記強誘電体層の前記半導体層と反対側の面上に、前記第2の電極を形成する工程を有し、
前記第2の電極を形成する工程において、電極材料の気化物を前記基板の法線方向に対し傾斜した方向で飛翔させ前記強誘電体層の前記面上に被着させることにより、前記第2の電極を形成することを特徴とする。
これにより、第2の電極を形成するに際し、強誘電体層の第2の電極を形成すべき側の面に有機強誘電体材料の結晶粒で構成された凹凸が形成されていても、その凹凸の凹部に電極材料が入り込むのを防止または抑制することができる。そのため、第2の電極と半導体層との間の距離が局所的に小さくなるのを防止することができる。その結果、強誘電体層を薄くしても、得られる記憶素子は、リーク電流の増加を防止するとともに、第2の電極と半導体層との間の短絡を防止することができる。すなわち、強誘電体層を薄くして、駆動電圧を低減することができる。
本発明の記憶素子の製造方法では、前記第2の電極を形成する工程において、前記強誘電体層付近における前記気化物の飛翔方向と前記基板の法線とのなす角度をθとしたときに、θは、20〜70°であることが好ましい。
これにより、第2の電極を形成するに際し、強誘電体層の第2の電極を形成すべき側の面に有機強誘電体材料の結晶粒で構成された凹凸が形成されていても、その凹凸の凹部に電極材料が入り込むのをより確実に防止または抑制することができる。
本発明の記憶素子の製造方法では、前記第2の電極を形成する工程は、前記電極材料の気化物を発する材料供給源に対し前記基板を傾斜させるように前記基板の前記一方の面と反対側の面側から基板ホルダーにより保持しつつ、前記材料供給源から前記基板上の前記強誘電体層に向け前記電極材料を飛翔させることが好ましい。
これにより、比較的簡単な構成で、電極材料の気化物を基板の法線方向に対し傾斜した方向で飛翔させることができる。
本発明の記憶素子の製造方法では、前記基板ホルダーは、保持する前記基板の厚さ方向に延びる軸線まわりに回転または回動することが好ましい。
これにより、基板上の位置による電極材料の被着のムラを防止し、均一な膜厚および膜質を有する第2の電極を得ることができる。
本発明の記憶素子の製造方法では、前記基板ホルダーは、前記基板を複数保持していることが好ましい。
これにより、複数の基板を同時に処理して、各基板において第2の電極を形成することができる。
本発明の記憶素子の製造方法では、前記基板ホルダーは、複数の前記基板を前記基板ホルダーの前記軸線に直角な同一面上でかつ当該軸線からほぼ同一距離に配置していることが好ましい。
これにより、各基板間における電極材料の被着のムラを防止し、各基板間において第2の電極を均質なものとすることができる。
本発明の記憶素子の製造方法では、前記基板ホルダーは、各前記基板をそのほぼ中心から厚さ方向に延びる軸線まわりに回転または回動することが好ましい。
これにより、各基板間における電極材料の被着のムラを防止するとともに、基板上の位置による電極材料の被着のムラを防止することができる。
本発明の記憶素子の製造方法では、前記第2の電極を形成する工程において、前記材料供給源と前記基板との間にスリット状の開口を有するスリット板を介在させ、前記基板を前記スリット板の前記開口の短手方向に移動させつつ、前記スリット板の前記開口を通過した前記気化物を前記基板上に被着させることが好ましい。
これにより、基板上の位置による電極材料の被着のムラを防止し、均一な膜厚および膜質を有する第2の電極を得ることができる。
本発明の記憶素子の製造方法では、前記強誘電体層を形成する工程は、前記有機強誘電体材料を含む液状材料を前記第1の電極上に塗布し、これを乾燥して、最終的な結晶度よりも低い結晶度の低結晶度膜を形成する工程と、前記低結晶度膜を加熱することによりその結晶化度を高めて、前記強誘電体層を形成する工程とを有することが好ましい。
これにより、液状材料の塗布から結晶化までの間に、有機強誘電体材料を流動的な状態とすることができる。そのため、強誘電体層の結晶性を所望のものに比較的簡単に制御することができる。
本発明の記憶素子の製造方法では、前記第2の電極を形成する工程において、前記強誘電体層は、前記第2の電極を形成すべき側の面に、前記有機強誘電体材料の結晶粒で構成された凹凸を有し、前記凹凸の凹部に前記電極材料が入り込むのを防止または抑制するように、前記電極材料の気化物の飛翔方向を前記基板の法線方向に対して傾斜させることが好ましい。
これにより、第1の電極と第2の電極との間の距離が局所的に小さくなるのをより確実に防止することができる。
本発明の記憶素子は、本発明の製造方法を用いて製造されたことを特徴とする。
これにより、結晶性を有する有機強誘電体材料を強誘電体層の構成材料として用いても、駆動電圧の低減化を図ることができる記憶素子を提供することができる。また、このような記憶素子は、リーク電流の低減および短絡の防止により、優れた信頼性を有する。
本発明の記憶装置は、本発明の記憶素子を備えることを特徴とする。
これにより、結晶性を有する有機強誘電体材料を強誘電体層の構成材料として用いても、駆動電圧の低減化を図ることができる記憶装置を提供することができる。また、このような記憶装置は、リーク電流の低減および短絡の防止により、優れた信頼性を有する。
本発明の電子機器は、本発明の記憶装置を備えることを特徴とする。
これにより、結晶性を有する有機強誘電体材料を強誘電体層の構成材料として用いても、駆動電圧の低減化を図ることができる電子機器を提供することができる。また、このような電子機器は、リーク電流の低減および短絡の防止により、優れた信頼性を有する。
本発明のトランジスタの製造方法は、互いに間隔を隔てて設けられたソース領域およびドレイン領域のそれぞれに接触するように設けられた半導体層と、前記半導体層の前記ソース領域および前記ドレイン領域と反対側の面上に設けられたゲート電極との間に、結晶性を有する有機絶縁体材料を主材料として構成されたゲート絶縁層が介在してなるトランジスタの製造方法であって、
基板上に、前記ソース領域および前記ドレイン領域を形成する工程と、
前記半導体層を形成する工程と、
前記半導体層の前記基板と反対側の面上に、前記ゲート絶縁層を形成する工程と、
前記ゲート絶縁層の前記半導体層と反対側の面上に、前記ゲート電極を形成する工程を有し、
前記ゲート電極を形成する工程において、電極材料の気化物を前記基板の法線方向に対し傾斜した方向で飛翔させ前記強誘電体層の前記面上に被着させることにより、前記ゲート電極を形成することを特徴とする。
これにより、ゲート電極を形成するに際し、ゲート絶縁層のゲート電極を形成すべき側の面に有機絶縁体材料の結晶粒で構成された凹凸が形成されていても、その凹凸の凹部に電極材料が入り込むのを防止または抑制することができる。そのため、ゲート電極と半導体層との間の距離が局所的に小さくなるのを防止することができる。その結果、ゲート絶縁層を薄くしても、得られる記憶素子は、リーク電流の増加を防止するとともに、ゲート電極と半導体層との間の短絡を防止することができる。すなわち、ゲート絶縁層を薄くして、駆動電圧を低減することができる。
以下、本発明の記憶素子の製造方法、記憶素子、記憶装置、および電子機器、ならびにトランジスタの製造方法の好適な実施形態を説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態を説明する。
<記憶素子>
まず、本発明の第1実施形態にかかる記憶素子、すなわち、本発明の記憶素子の製造方法を用いて製造された記憶素子の第1実施形態を図1に基づいて説明する。
図1は、本発明の記憶素子の第1実施形態を示す縦断面図である。なお、以下、説明の便宜上、図1中における「上」を「上」、「下」を「下」という。
図1に示す記憶素子1は、基板2、第1の電極(下部電極)3、強誘電体層(記録層)4、および第2の電極(上部電極)5が、この順で積層されて構成されている。換言すれば、記憶素子1は、第1の電極3と第2の電極5との間に、強誘電体層4が介在してなる構造体(すなわちキャパシタ)がその第1の電極3側で基板2により支持されている。
このような記憶素子1は、第1の電極3と第2の電極5との間に電圧(電界)を印加することにより、データの書き込みおよび読み出しがなされ、また、電界の印加を停止しても、強誘電体層4内の分極状態が保持される。このような特性を利用して、記憶素子1を不揮発性メモリ(例えば、後述する記憶装置100)に用いることができる。
基板2としては、例えば、ガラス基板、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、ポリエーテルスルホン(PES)、芳香族ポリエステル(液晶ポリマー)等で構成されるプラスチック基板(樹脂基板)、石英基板、シリコン基板、ガリウム砒素基板等を用いることができる。記憶素子1に可撓性を付与する場合には、基板2には、樹脂基板が選択される。
なお、基板2上には、下地層が設けられていてもよい。下地層としては、例えば、基板2表面からのイオンの拡散を防止する目的、第1の電極3と基板2との密着性(接合性)を向上させる目的等により設けられる。
下地層の構成材料としては、特に限定されないが、酸化珪素(SiO)、窒化珪素(SiN)、ポリイミド、ポリアミド、あるいは架橋されて不溶化された高分子等が好適に用いられる。
また、基板2の厚さは、特に限定されないが、10〜2000μmであるのが好ましい。
このような基板2の上面(基板2の一方の面)には、第1の電極3が形成されている。
第1の電極3の構成材料としては、導電性を有するものであれば、特に限定されず、例えば、Pd、Pt、Au、W、Ta、Mo、Al、Cr、Ti、Cuまたはこれらを含む合金等の導電性材料、ITO、FTO、ATO、SnO等の導電性酸化物、カーボンブラック、カーボンナノチューブ、フラーレン等の炭素系材料、ポリアセチレン、ポリピロール、PEDOT(poly−ethylenedioxythiophene)のようなポリチオフェン、ポリアニリン、ポリ(p−フェニレン)、ポリフルオレン、ポリカルバゾール、ポリシランまたはこれらの誘導体等の導電性高分子材料等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。なお、前記導電性高分子材料は、通常、酸化鉄、ヨウ素、無機酸、有機酸、ポリスチレンサルフォニック酸などの高分子でドープされ導電性を付与された状態で用いられる。これらの中でも、第1の電極3の構成材料としては、それぞれ、Al、Au、Cr、Ni、Cu、Ptまたはこれらを含む合金を主とするものが好適に用いられる。これらの金属材料を用いると、電解あるいは無電解メッキ法を用いて、容易かつ安価に第1の電極3を形成することができる。また、記憶素子1の特性を向上することができる。
また、第1の電極3の厚さは、特に限定されないが、10〜1000nm程度とするのが好ましく、50〜500nm程度とするのがより好ましい。
このような第1の電極3の上面(第1の電極3の基板2と逆側の面)には、強誘電体層4が形成されている。
強誘電体層4は、結晶性を有する有機強誘電体材料を主材料として構成されたものである。
この強誘電体層4は、基板2の板面に対し直角な方向成分をもって延びる分極軸を有する有機強誘電体材料を主材料として構成されている。これにより、強誘電体層4の厚さ方向に電界を印加することにより、強誘電体層4内に分極反転を生じさせることができる。
特に、この強誘電体層4は、結晶性を有する有機強誘電体材料を構成材料とし、後述するような製造方法により製造されたものであるため、図1にて模式的に示すように、第2の電極5側の面に結晶粒による凹凸を有している。
有機強誘電体材料としては、例えば、P(VDF/TrFE)(ビニリデンフルオライドとトリフルオロエチレンとの共重合体)、PVDF(フッ化ビニリデンの重合体)などを好適に用いることができる。
また、強誘電体層4の厚さ(平均厚さ)は、特に限定されないが、5nm〜500nm程度とするのが好ましく、10nm〜200nm程度とするのがより好ましい。これにより、記憶素子1(延いては、この記憶素子1を備える有機強誘電体メモリや電子機器)の各種駆動特性を優れたものとすることができる。
このような強誘電体層4の上面(強誘電体層4の第1の電極3と逆側の面)には、第2の電極5が形成されている。
特に、第2の電極5は、後述する製造方法により、前述した強誘電体層4の結晶粒による凹凸の凹部にできるだけ進入しないように形成されている。すなわち、第2の電極5と強誘電体層4との間には、強誘電体層4の結晶粒による凹凸の凹部に、空隙が形成されている。これにより、強誘電体層4を薄くした際に、強誘電体層4の結晶粒によって強誘電体層4にピンホールや欠損部が生じていても、第1の電極3と第2の電極5との短絡を防止するとともに、第1の電極3と第2の電極5との間の距離をこれらの面方向全域にわたって均一化することができる。
第2の電極5の構成材料としては、前述した第1の電極3の構成材料と同様のものを用いることができる。
また、第2の電極5の厚さは、特に限定されないが、10nm〜1000nm程度とするのが好ましく、50nm〜500nm程度とするのがより好ましい。
<記憶素子の製造方法>
次に、本発明の記憶素子の製造方法について、図2および図3に基づいて、記憶素子1の製造方法を一例に説明する。
図2は、図1に示す記憶素子の製造方法を説明するための図、図3は、図1に示す記憶素子を製造方法に用いる成膜装置の概略構成を示す断面図である。
記憶素子1の製造方法は、[1]第1の電極3を形成する工程と、[2]強誘電体層4を形成する工程と、[3]第2の電極5を形成する工程とを有する。
以下、各工程を順次詳細に説明する。
[1] 第1の電極3を形成する工程
まず、図2(a)に示すように、例えば半導体基板、ガラス基板、樹脂基板等の基板2を用意し、この基板2の上面に、図2(b)に示すように、第1の電極3を形成する。
特に基板2として樹脂基板を用いることにより、得られる記憶素子1、さらには記憶装置100(有機強誘電体メモリ)をフレキシブルなものとすることができる。
第1の電極3の形成方法としては、特に限定されず、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法(低温スパッタリング)、イオンプレーティング等のような物理的気相堆積法(PVD法)、プラズマCVD法、熱CVD法、レーザーCVD法のような化学気相堆積法(CVD法)、電解メッキ、浸漬メッキ、無電解メッキ等の湿式メッキ法、スピンコート法、溶液霧化堆積法(LSMCD法)などの溶液塗布法、スクリーン印刷法、インクジェット法などの各種印刷法等により形成することができる。
[2] 強誘電体層4を形成する工程
次に、第1の電極3の基板2と反対側の面上に、有機強誘電体材料を含む液状材料を塗布した後、これを乾燥・結晶化して、強誘電体層4を形成する。
具体的に説明すると、まず、図2(c)に示すように、第1の電極3の基板2と反対側の面上に、結晶性の有機強誘電体材料を含む液状材料4Aを塗布する(膜状の液状材料4Aを形成する)。
液状材料4Aは、結晶性の有機強誘電体材料を溶媒に溶解または分散媒に分散させたものを用いることができる。
特に、液状材料4Aは、前記有機強誘電体材料を溶媒に溶解したものであるのが好ましい。これにより、基板2への液状材料4Aの付与(塗布)を容易なものとするとともに、比較的簡単に低結晶化度膜の膜厚を均一なものとすることができる。
液状材料4A中の有機強誘電体材料としては、前述した強誘電体層4の構成材料を用いることができる。特に、前記有機強誘電体材料として、フッ化ビニリデンとトリフルオロエチレンとの共重合体、フッ化ビニリデンの重合体のうちの1種を単独または2種を組み合わせたものを用いることが好ましい。また、記憶素子1に必要な強誘電性を極めて容易に得ることができるという理由から、前記有機強誘電体材料としては、フッ化ビニリデンとトリフルオロエチレンとの共重合体(以下、P(VDF/TrFE)ともいう)を用いるのがさらに好ましい。
なお、液状材料4Aには、有機強誘電体材料、溶媒または分散媒以外に、他の物質が含まれていてもよい。
液状材料4A中の溶媒または分散媒としては、前記有機強誘電体材料を溶解または分散させることができるものであれば、特に限定されず、例えば、硝酸、硫酸、アンモニア、過酸化水素、水、二硫化炭素、四塩化炭素、エチレンカーボネイト等の無機溶媒や、メチルエチルケトン(MEK)、アセトン、ジエチルケトン、メチルイソブチルケトン(MIBK)、メチルイソプロピルケトン(MIPrK)、メチルイソペンチルケトン(MIPeK)、アセチルアセトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶媒、ジエチルカーボネート(DEC)、メタノール、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール、ジエチレングリコール(DEG)、グリセリン等のアルコール系溶媒、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、1,2−ジメトキシエタン(DME)、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン(THF)、テトラヒドロピラン(THP)、アニソール、ジエチレングリコールジメチルエーテル(ジグリム)、ジエチレングリコールエチルエーテル(カルビトール)等のエーテル系溶媒、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、フェニルセロソルブ等のセロソルブ系溶媒、ヘキサン、ペンタン、ヘプタン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素系溶媒、トルエン、キシレン、ベンゼン等の芳香族炭化水素系溶媒、ピリジン、ピラジン、フラン、ピロール、チオフェン、メチルピロリドン等の芳香族複素環化合物系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、N,N−ジメチルアセトアミド(DMA)等のアミド系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化合物系溶媒、酢酸エチル、酢酸メチル、ギ酸エチル等のエステル系溶媒、ジメチルスルホキシド(DMSO)、スルホラン等の硫黄化合物系溶媒、アセトニトリル、プロピオニトリル、アクリロニトリル等のニトリル系溶媒、ギ酸、酢酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸等の有機酸系溶媒のような各種有機溶媒、または、これらを含む混合溶媒等を用いることができる。
特に、有機強誘電体材料としてP(VDF/TrFE)を用いる場合には、溶媒としてMEK(メチルエチルケトン:2−ブタノン)、MIPrK(メチルイソプロピルケトン:3−メチル−2−ブタノン)、2−ペンタノン、3−ペンタノン、MIBK(メチルイソブチルケトン:4−メチル−2−ペンタノン)、2−ヘキサノン、2,4−ジメチル−3−ペンタノン、4−ヘプタノン、MIPeK(メチルイソペンチルケトン:5−メチル−2−ヘキサノン)、2−ヘプタノン、3−ヘプタノン、シクロヘキサノン、またはDEC(ジエチルカーボネート)の各種有機溶媒、またはこれらの混合溶媒を用いることが好ましい。
また、塗布する液状材料4A中における有機強誘電体材料の含有率は、0.1〜8.0重量%であるのが好ましく、0.2〜4.0重量%であるのがより好ましい。これにより、基板2への液状材料4Aの塗布を容易なものとするとともに、比較的簡単に低結晶化度膜の膜厚を均一なものとすることができる。
また、液状材料4Aの付与方法(塗布方法)としては、特に限定されないが、例えば、スピンコート法、溶液霧化堆積法(LSMCD法)、インクジェット法などを好適に用いることができる。
この場合、液状材料の付与予定部位に対し予め、液状材料中の溶媒の種類に応じた親液処理や撥液処理などの表面処理を行うことにより、選択的に液状材料を堆積させることができる。これにより、パターニング処理を省略することができる。
以上のようにして膜状の液状材料4Aを形成した後、膜状の液状材料4Aを乾燥(脱溶媒処理)して、強誘電体層4の形成のための中間生成膜である低結晶化度膜(非晶質膜)を形成する。
この低結晶化度膜は、強誘電体層4における有機強誘電体材料の最終的な結晶化度よりも低い結晶化度で、有機強誘電体材料を主材料として構成されるものである。また、低結晶化度膜における有機強誘電体材料の結晶化度は、強誘電体層4における有機強誘電体材料の最終的な結晶化度を100%としたときに、0.001〜80%以下であるのが好ましく、50%以下であるのがより好ましい。
液状材料4Aの乾燥方法、すなわち液状材料4Aから溶媒または分散液を除去する方法としては、特に限定されないが、例えば、ホットプレートやオーブンなどによる外部熱乾燥法、マイクロ波などによる内部熱乾燥法、熱風搬送法、赤外線などによる輻射伝熱乾燥法、真空減圧法などを用いることができる。
なお、液状材料4Aの溶媒あるいは分散液の揮発性が高く、塗布後の膜に残留溶媒あるいは残留分散液が殆ど無い場合、上記乾燥工程を省いても良い。
液状材料4Aの乾燥方法として熱処理を用いる場合、処理温度は、有機強誘電体材料の最適な結晶化温度以下で行い、具体的には、用いる有機強誘電体材料、溶媒の種類、液状材料4Aの膜厚などにもよるが、室温〜140℃であるのが好ましく、室温〜100℃であるのがより好ましい。
また、この場合、処理時間は、用いる有機強誘電体材料や液状材料4Aの膜厚などにもよるが、0.5〜120分間であるのが好ましく、1〜30分間であるのがより好ましい。
また、液体材料4Aを塗布・乾燥し低結晶化度膜を形成する場合、複数回にわたり塗布工程を繰り返しても良く、また、上記塗布工程と、上記乾燥工程を交互に繰り返してもよい。
次に、図2(d)に示すように、前述した低結晶化度膜を結晶化して、強誘電体層4を形成する。
この結晶化方法としては、特に限定されないが、例えば、ホットプレート、オーブン、真空オーブンなどを用いた結晶化法、マイクロ波などによる内部加熱を用いた結晶化法、赤外線などによる輻射伝熱による結晶法などを用いることができる。特に、ホットプレート、オーブン、真空オーブンなどによる結晶化熱処理工程が好適に用いることができる。低結晶化度膜を結晶化するに際して、適切な温度域での熱処理により結晶化を行うと、比較的簡単に短時間で、有機強誘電体材料の不本意な結晶構造変化を防止しつつ、低結晶化度膜内の有機強誘電体材料を効率的に結晶化することができる。
結晶化方法として熱処理を用いる場合、処理温度は、有機強誘電体材料の結晶化温度以上で、かつ融点以下で行い、具体的には、用いる有機強誘電体材料にもよるが、P(VDF/TrFE)(VDF/TrFE=75/25)の場合、130℃〜150℃であるのが好ましく、135℃〜145℃であるのがより好ましい。
また、結晶化処理の際における処理時間は、用いる有機強誘電体材料や液状材料4Aの膜厚などにもよるが、0.5〜120分間であるのが好ましく、1〜30分間であるのがより好ましい。
また、結晶化処理の際における雰囲気は、空気中で良いが、窒素、アルゴンなどの不活性雰囲気中、あるいは真空中であることがより好ましい。
以上のようにして強誘電体層4を形成すると、すなわち、液状材料4Aの塗布・乾燥により低結晶化度膜を形成する工程、および、低結晶化度膜の結晶化度を高めて強誘電体層4を形成する工程を有しているため、液状材料4Aの塗布から結晶化までの間に、有機強誘電体材料を流動的な状態とすることができる。そのため、強誘電体層4の結晶性を所望のものに比較的簡単に制御することができる。
[3] 第2の電極5を形成する工程
次に、図2(e)に示すように、強誘電体層4上に、第2の電極5を形成する。
第2の電極5の形成には、気相成膜法を用いる。その際、電極材料5A(すなわち第2の電極5の構成材料またはその前駆体)の気化物を基板2の法線方向に対し傾斜させた方向で飛翔させ強誘電体層4上に付与することにより、第2の電極5を形成する。
気相成膜法としては、真空蒸着法、スパッタリング法等の物理的気相成膜(PVD)法やCVD法等の化学的気相成膜(CVD)法が挙げられるが、以下では、図3に示す成膜装置10を用い、真空蒸着法により第2の電極5を形成する場合を一例として説明する。
図3に示す成膜装置10は、真空蒸着装置であり、チャンバ(真空チャンバ)11と、このチャンバ11内に設置され、基板2(第1の電極3および強誘電体層4の形成済み)を保持する基板ホルダー12と、チャンバ11内に設置され、電極材料(成膜材料)5Aを気化させることにより基板2に供給する材料供給源(ルツボ)13とを有している。
また、チャンバ11には、その内部の気体を排出して圧力を制御する排気ポンプ(減圧手段)14が接続されている。
チャンバ11の天井部には、基板ホルダー12が取り付けられている。この基板ホルダー12は、回転軸15に固定されており、回転軸15を中心軸として、基板ホルダー12は、回転(回動)可能となっている。すなわち、基板ホルダー12は、保持する基板2の厚さ方向に延びる軸線まわりに回転または回動するようになっている。これにより、基板2上の位置による電極材料5Aの被着のムラを防止し、均一な膜厚および膜質を有する第2の電極5を得ることができる。
また、基板ホルダー12は、基板2を複数保持している。これにより、複数の基板2を同時に処理して、各基板2において第2の電極5を形成することができる。
この場合、基板ホルダー12は、複数の基板2を基板ホルダー12の回転中心に直角な同一面上でかつ当該回転中心軸からほぼ同一距離に配置しているのが好ましい。これにより、各基板2間における電極材料5Aの被着のムラを防止し、各基板2間において第2の電極5を均質なものとすることができる。
一方、チャンバ11の底部には、基板ホルダー12の真下からずれた位置に、電極材料5Aの気化物を発する材料供給源(ルツボ)13が設置されている。すなわち、材料供給源13に対し基板2を傾斜させるように基板2を基板ホルダー12が保持している。これにより、比較的簡単な構成で、電極材料5Aの気化物を基板2の法線方向に対し傾斜した方向で飛翔させることができる。
この材料供給源13は、電極材料5A(前述した第2の電極5の構成材料)を収容するとともに、図示しない加熱手段により、電極材料5Aを加熱、気化(蒸発または昇華)する。
前記加熱手段としては、特に限定されず、例えば、抵抗加熱、電子ビーム加熱等を用いることができる。
前述したように、強誘電体層4は、第2の電極5を形成すべき側の面に、有機強誘電体材料の結晶粒で構成された凹凸を有しているが、前記凹凸の凹部に電極材料5Aが入り込むのを防止または抑制するように、電極材料5Aの気化物の飛翔方向を基板2の法線方向に対して傾斜させるのが好ましい。これにより、第1の電極3と第2の電極5との間の距離が局所的に小さくなるのをより確実に防止することができる。
より具体的には、強誘電体層4付近における電極材料5Aの気化物の飛翔方向と基板2の法線とのなす角度θ(図3参照。以下、蒸着角度θとも言う。)は、20〜70°であるのが好ましく、30〜60°であるのがより好ましい。
これにより、第2の電極5を形成するに際し、強誘電体層4の第2の電極5を形成すべき側の面に有機強誘電体材料の結晶粒で構成された凹凸が形成されていても、その凹凸の凹部に電極材料5Aが入り込むのをより確実に防止または抑制することができる。
これに対し、θが前記下限値未満であると、前述したように強誘電体層4に形成された凹凸の形状によっては、電極材料5Aが当該凹凸の凹部の奥へ入り込んでしまうおそれがある。一方、θが前記上限値を超えると、蒸着速度が極端に低下し、また、基板ホルダー12の回転速度などの条件によっては、基板2基板2上の位置や基板ホルダー12上の位置による蒸着ムラが生じやすくなる。
また、θは、図3に示すθ1やθ2のように、基板2上の位置や基板ホルダー12上の位置によって異なるが、基板2上のすべての位置および基板ホルダー12上のすべての位置において、前記範囲を満たしているのが好ましい。すなわち、図3に示すような成膜装置10を用いた場合、θが最小となるθ1と、θが最大となるθ2との双方が前記範囲を満たしているのが好ましい。これにより、前述した効果をより確実に得ることができる。
このような構成の成膜装置10を用いて、第2の電極5を形成するに際しては、まず、基板2を基板ホルダー12に設置(セット)する。その際、図3には図示しないが、前述した工程により基板2上には第1の電極3および強誘電体層4がすでに形成されており、基板2の第1の電極3および強誘電体層4側の面が材料供給源13側となるように、基板2を基板ホルダー12にセットする。また、必要に応じて、強誘電体層4と材料供給源13との間に、成膜用のマスクを介在させる。
次に、排気ポンプ14を動作させ、チャンバ11内を減圧状態にする。
この減圧の程度(真空度)は、特に限定されないが、1×10−5〜1×10−2Pa程度であるのが好ましく、1×10−4〜1×10−3Pa程度であるのがより好ましい。
次に、回転軸15を回転させることにより基板2を回転させる。これにより、材料供給源13に対する基板ホルダー12や基板2の各部の位置関係による蒸着角度のバラツキを低減することができる。
また、回転軸15の回転数は、1〜50回転/分程度であるのが好ましく、10〜20回転/分程度であるのがより好ましい。これにより、より均一な膜厚の第2の電極5を形成することができる。
次に、前述したように基板2を回転させた状態で、材料供給源13内の電極材料5Aを加熱して、電極材料5Aを気化(蒸発または昇華)させる。
そして、気化した電極材料5Aが、基板2上(より具体的には強誘電体層4上)に被着(到達)することにより第2の電極5が形成される。
以上のようにして、記憶素子1を製造することができる。
以上説明したような製造方法は、電極材料5Aの気化物を基板2の法線方向に対し傾斜した方向で飛翔させ強誘電体層4上に被着させることにより、第2の電極5を形成するので、強誘電体層4の第2の電極5を形成すべき側の面に有機強誘電体材料の結晶粒で構成された凹凸が形成されていても、その凹凸の凹部に電極材料5Aが入り込むのを防止または抑制することができる。そのため、第1の電極3と第2の電極5との間の距離が局所的に小さくなるのを防止することができる。その結果、強誘電体層4を薄くしても、得られる記憶素子1は、リーク電流の増加を防止するとともに、第1の電極3と第2の電極5との間の短絡を防止することができる。すなわち、強誘電体層4を薄くして、駆動電圧を低減することができる。
以上のようにして、結晶性を有する有機強誘電体材料を強誘電体層4の構成材料として用いても、駆動電圧の低減化を図ることができる記憶素子1を提供することができる。また、このような記憶素子1は、リーク電流の低減および短絡の防止により、優れた信頼性を有する。
また、このような記憶素子1は、1トランジスタ1キャパシタ型(所謂1T1C型)、2トランジスタ2キャパシタ型(所謂2T2C型)、クロスポイント型(所謂CP型)の有機強誘電体メモリ(メモリアレイ)に用いることができる。より具体的には、前述したような記憶素子1のキャパシタ部を、1T1C型、2T2C型、CP型のメモリアレイのそれぞれのキャパシタ部に適用することができる。
<記憶装置>
次に、本発明の記憶装置の一例として、本発明の記憶素子1を用いたCP型の有機強誘電体メモリを図4に基づいて説明する。
図4は、本発明の記憶素子1を用いた有機強誘電体メモリ(メモリアレイ)の回路形態を模式的に示す図である。
図4に示す記憶装置100は、複数のCP型のメモリセルで構成されたメモリアレイを有する有機強誘電体メモリである。
より具体的には、記憶装置100は、行選択のための第1信号電極101と、列選択のための第2信号電極102とが直交するように配列して構成されたメモリアレイを有している。
第1信号電極101および第2信号電極102のうち、一方がワード線であり、他方がビット線であり、これらの各交点が、本発明の記憶素子1を構成する。なお、図4では、記憶素子1を交点付近に接続された抵抗として模式的に示している。
このような記憶装置100は、結晶性を有する有機強誘電体材料を強誘電体層4の構成材料として用いても、駆動電圧の低減化を図ることができる。また、このような記憶装置100は、リーク電流の低減および短絡の防止により、優れた信頼性を有する。
<第2実施形態>
次に、図5に基づいて、本発明の第2実施形態を説明する。
図5は、本発明の第2実施形態にかかる記憶素子の製造方法に用いる成膜装置の概略構成を示す断面図である。
なお、以下では、第2実施形態について、前述した第1実施形態と相違する事項を中心に説明し、第1実施形態と同様の事項に関してはその説明を省略する。
本実施形態では、強誘電体層4の形成に用いる成膜装置の構成が異なる以外は、前述した第1実施形態と同様である。
より具体的に説明すると、図5に示すように、本実施形態にかかる成膜装置10Aは、基板2を保持する基板ホルダー12Aを有し、基板ホルダー12Aは、基板2の厚さ方向に延びる軸線まわりに回転可能な回転軸15を介して、回転軸15を中心として回転または回動する回転部材12Bに支持されている。これにより、複数の基板2を公転させるとともに、各基板2を自転させるようになっている。
すなわち、基板ホルダー12Aは、各基板2をそのほぼ中心から厚さ方向に延びる軸線まわりに回転または回動するようになっている。これにより、各基板2間における電極材料5Aの被着のムラを防止するとともに、基板2上の位置による電極材料5Aの被着のムラを防止することができる。
<第3実施形態>
次に、図6に基づいて、本発明の第3実施形態を説明する。
図6は、本発明の第3実施形態にかかる記憶素子の製造方法に用いる成膜装置の概略構成を示す図である。
なお、以下では、第3実施形態について、前述した第1実施形態と相違する事項を中心に説明し、第1実施形態と同様の事項に関してはその説明を省略する。
本実施形態では、強誘電体層4の形成に用いる成膜装置の構成が異なる以外は、前述した第1実施形態と同様である。
本実施形態では、図6に示すように、チャンバ(図示せず)内に、電極材料5Aを収納した材料供給源13Aと、基板2を保持する基板ホルダー12Cとを有し、これらの間にスリット状の開口16Aが形成されたスリット板16を配置する。
すなわち、第2の電極5を形成する工程において、材料供給源13Aと基板2との間にスリット状の開口16Aを有するスリット板16を介在させる。
基板ホルダー12Cは、蒸着角度θ(図6中、角度θ)を維持した状態で、スリット板16の開口16Aの長手方向に直角な方向に基板2を平行移動させるようになっている。
このような成膜装置10Bにあっては、基板2を前述したように基板ホルダー12Cにより平行移動させながら、材料供給源13Aに設けられた加熱手段(図示せず)により電極材料5Aを加熱して蒸発(気化)させる。そして、電極材料5Aの気化物を、スリット板16の開口16Aを介して基板2上(具体的には強誘電体層4の第1の電極3と反対側の面)に到達させる。
すなわち、基板2をスリット板16の開口16Aの短手方向に移動させつつ、スリット板16の開口16Aを通過した電極材料5Aの気化物を基板2上に被着させる。これにより、基板2上の位置による電極材料5Aの被着のムラを防止し、均一な膜厚および膜質を有する第2の電極5を得ることができる。
<第4実施形態>
次に、図7ないし図9に基づいて、本発明の第4実施形態を説明する。
図7は、本発明の第4実施形態にかかる記憶素子を示す縦断面図、図8は、図7に示す記憶素子の製造方法を説明するための図、図9は、図7に示す記憶素子を備える記憶装置の概略構成を示す図である。なお、図7において、(a)は、かかる記憶素子の縦断面図を示し、(b)は、かかる記憶素子の横断面図を示している。また、以下、説明の便宜上、図7および図8中における「上」を「上」、「下」を「下」という。
なお、以下では、第4実施形態について、前述した第1実施形態と相違する事項を中心に説明し、第1実施形態と同様の事項に関してはその説明を省略する。
図7に示す記憶素子1Aは、1トランジスタ型(いわゆる1T型)の有機強誘電体メモリの形態をなすものである。
このような記憶素子1Aは、基板2上に互いに間隔を隔てて設けられた1対の第1の電極であるソース領域31およびドレイン領域32と、これらの間でソース領域31およびドレイン領域32にそれぞれ接触する半導体層33と、半導体層33上を覆うように形成された強誘電体層4C(記録層)と、強誘電体層4C上に形成された第2の電極であるゲート電極5Bとを有する。
このような記憶素子1Aにあっては、ゲート電極5Bとソース領域31およびドレイン領域32との間に電圧を印加し、強誘電体層4C内の分極状態を変化させ、データの記録(書込み)がなされる。また、このような分極状態は、電界の印加を停止しても保持され、ソース領域31とドレイン領域32の間を流れる電流を検知することにより、記録の再生(読出し)を行うことができる。そのため、記憶素子1Aを不揮発性メモリに用いることができる。
この記憶素子1Aでは、図7(b)に示すように、半導体層33のうち、ソース領域31とドレイン領域32との間の領域が、キャリアが移動するチャネル領域34となっている。ここで、このチャネル領域34において、キャリアの移動方向の長さ、すなわちソース領域31とドレイン領域32との間の距離がチャネル長Lであり、チャネル長L方向と直交する方向の長さがチャネル幅Wである。
このような記憶素子1Aは、ソース領域31およびドレイン領域32が、強誘電体層4Cを介してゲート電極5Bよりも基板2側に設けられた構成、すなわち、トップゲート構造となっている。
<記憶素子の製造方法>
次に、本発明の記憶素子の製造方法の他の例として、図8に基づいて、前述した記憶素子1Aの製造方法を説明する。
記憶素子1Aの製造方法は、ゲート電極5Bの形成に関して、前述した第1実施形態にかかる記憶素子1の製造方法と同様である。
すなわち、記憶素子1Aの製造方法は、[1]ソース領域31、ドレイン領域32、および半導体層33を形成する工程と、[2]半導体層33(チャネル領域34)上に、有機強誘電体材料を含む液状材料を塗布した後、これを乾燥・結晶化して、強誘電体層4Cを形成する工程と、[3]強誘電体層4C上に、ゲート電極5Bを形成する工程とを有する。
[1] ソース領域31、ドレイン領域32、および半導体層33を形成する工程
まず、図8(a)に示すように、例えば半導体基板、ガラス基板、樹脂基板等の基板2を用意し、この基板2の上面に、図8(b)に示すように、ソース領域31およびドレイン領域32を形成した後、図8(c)に示すように、半導体層33を形成する。
ソース領域31、ドレイン領域32、および半導体層33の形成方法としては、それぞれ、特に限定されず、前述した第1の電極3と同様の方法を用いることができる。
また、半導体層33の構成材料としては、特に限定されず、各種有機半導体材料や各種無機半導体材料を用いることができるが、フレキシブル化の観点から有機半道体材料を用いるのが好ましい。
有機半導体材料としては、例えば、ナフタレン、アントラセン、テトラセン、ペンタセン、ヘキサセン、フタロシアニン、ペリレン、ヒドラゾン、トリフェニルメタン、ジフェニルメタン、スチルベン、アリールビニル、ピラゾリン、トリフェニルアミン、トリアリールアミン、オリゴチオフェン、フタロシアニンまたはこれらの誘導体のような低分子の有機半導体材料や、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニルピレン、ポリビニルアントラセン、ポリチオフェン、ポリアルキルチオフェン、ポリヘキシルチオフェン、ポリ(p−フェニレンビニレン)、ポリチニレンビニレン、ポリアリールアミン、ピレンホルムアルデヒド樹脂、エチルカルバゾールホルムアルデヒド樹脂、フルオレン−ビチオフェン共重合体、フルオレン−アリールアミン共重合体またはこれらの誘導体のような高分子の有機半導体材料(共役系高分子材料)が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができるが、特に、高分子の有機半導体材料(共役系高分子材料)を主とするものを用いるのが好ましい。共役系高分子材料は、その特有な電子雲の広がりにより、キャリアの移動能が特に高い。
また、このうち、空気中で酸化され難く、安定であること等の理由から、高分子の有機半導体材料(共役系高分子材料)としては、フルオレン−ビチオフェン共重合体、フルオレン−アリールアミン共重合体、ポリアリールアミンまたはこれらの誘導体のうちの少なくとも1種を主成分とするものを用いるのが特に好ましい。
このような高分子の有機半導体材料を主材料として半導体層33を構成すると、薄型化・軽量化が可能であり、かつ、可撓性にも優れた記憶素子(有機強誘電体メモリ)が得られるため、フレキシブルディスプレイ等に代表される、各種フレキシブルエレクトロニクスデバイスに搭載される不揮発性メモリとしての応用に適している。
半導体層33(有機半導体材料)の厚さは、1nm〜500nm程度であるのが好ましく、10nm〜200nm程度であるのがより好ましい。
[2] 強誘電体層4Cを形成する工程
次に、半導体層33上を覆うように、結晶性の有機強誘電体材料を含む液状材料を塗布し(膜状の液状材料を形成し)、これを乾燥して、記録層4Cの形成のための中間生成膜である低結晶化度膜(非晶質膜)を形成する。
この低結晶化度膜の形成は、前述した第1実施形態の低結晶化度膜の形成と同様にして行うことができる。
次に、図8(d)に示すように、低結晶化度膜を結晶化して、記録層4Cを形成する。
この記録層4Cの形成(結晶化)は、前述した第1実施形態の記録層4Cの形成と同様にして行うことができる。
[3] ゲート電極を形成する工程
次に、図8(e)に示すように、記録層4C上に、ゲート電極5Bを形成する。
ゲート電極5Bの形成は、前記工程[1]と同様にして行うことができる。その結果、前述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
すなわち、電極材料5Aの気化物を基板2の法線方向に対し傾斜した方向で飛翔させ強誘電体層4C上に被着させることにより、ゲート電極5Bを形成するので、強誘電体層4Cのゲート電極5Bを形成すべき側の面に有機強誘電体材料の結晶粒で構成された凹凸が形成されていても、その凹凸の凹部に電極材料5Aが入り込むのを防止または抑制することができる。そのため、ゲート電極5Bと半導体層33との間の距離が局所的に小さくなるのを防止することができる。その結果、強誘電体層4Cを薄くしても、得られる記憶素子1Aは、リーク電流の増加を防止するとともに、ゲート電極5Bと半導体層33との間の短絡を防止することができる。すなわち、強誘電体層4Cを薄くして、駆動電圧を低減することができる。
以上のようにして、記憶素子1Aを製造することができる。このような記憶素子1Aは、優れた応答性およびヒステリシス特性を有する。
<記憶装置>
次に、本発明の記憶装置の他の例として、本発明の記憶素子1Aを用いた有機強誘電体メモリを図9に基づいて説明する。
図9に示す記憶装置100Aは、いわゆる1T型の有機強誘電体メモリである。
より具体的には、記憶装置100Aは、行選択のための第1信号電極101と、列選択のための第2信号電極102とが直交するとともに、第1信号電極101と第2信号電極102との交点付近を第3信号電極103が通過するように配列し、これらに記憶素子1Aが接続されて構成されたメモリアレイを有している。
第1信号電極101および第2信号電極102のうち、一方がワード線であり、他方がビット線である。また、第1信号電極101と第2信号電極102との各交点付近にて、第1信号電極101はドレイン領域32に接続され、第2信号電極102はソース領域31に接続されている。第3信号電極103は、ゲート電極5Bに接続され、データ書き込みのための書込み線として機能するものである。
このような記憶装置100Aは、非破壊読み出しが可能である。
なお、有機強誘電体メモリ(記憶装置)の安定動作の観点からは、2T2C型、さらには1T1C型の有機強誘電体メモリが好ましいが、非破壊読み出し(NDRO)が可能であるという観点から、1T型が好ましい。
なお、本実施形態では、本発明の記憶素子に関するものを説明したが、本実施形態にかかる記憶素子およびその製造方法は、薄膜トランジスタのようなトランジスタおよびその製造方法にも適用可能である。すなわち、本実施形態にかかる製造方法と同様にして、トランジスタを製造することができる。この場合、トランジスタの駆動電圧の低減化を図ったり、応答性を向上させたりすることができる。
また、1T1C型や2T2C型の記憶装置を製造するに際しては、本実施形態にかかる記憶素子の製造方法と同様にしてメモリアレイのトランジスタ部分を製造することができる。これにより、記憶装置の特性を向上させることができる。このとき、前述した第1実施形態にかかる記憶素子の製造方法を用いてメモリアレイのキャパシタ部分を製造することにより、記憶装置の特性をさらに向上させることができる。
以上説明したような記憶装置100、100Aは、各種電子機器に適用することができる。これにより、結晶性を有する有機強誘電体材料を強誘電体層4の構成材料として用いても、駆動電圧の低減化を図ることができる電子機器を提供することができきる。また、このような電子機器は、リーク電流の低減および短絡の防止により、優れた信頼性を有する。
この電子機器としては、例えば、パーソナルコンピューター、携帯情報機器等が挙げられる。
以上、本発明の記憶素子の製造方法、トランジスタの製造方法、記憶素子、記憶装置、および電子機器について、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。
例えば、本発明の記憶素子、トランジスタ、記憶装置、および電子機器を構成する各部は、同様の機能を発揮する任意のものと置換、または、その他の構成を追加することもできる。
また、例えば、記録層4と、下部電極3および上部電極5との間には、それぞれ、任意の目的の層が、1層または2層以上設けられていてもよい。また、記録層4Cと、半導体層33との間には、それぞれ、任意の目的の層が、1層または2層以上設けられていてもよい。
また、前述したような2T2C型、1T1C型、CP型、1T型の各有機強誘電体メモリ内のトランジスタは、単結晶Siトランジスタ、アモルファスシリコン薄膜トランジスタ(a−Si TFT)、低温ポリシリコン薄膜トランジスタ(LTPS TFT:Low Temperature poly−Si TFT)、高温ポリシリコン薄膜トランジスタ(HTPS:High Temperature poly−Si TFT)、あるいは有機薄膜トランジスタ(有機TFT)の形態とすることができる。
本発明の記憶素子の第1実施形態を示す縦断面図である。 図1に示す記憶素子の製造方法を説明するための図である。 図1に示す記憶素子を製造方法に用いる成膜装置の概略構成を示す断面図である。 本発明の記憶素子1を用いた有機強誘電体メモリ(メモリアレイ)の回路形態を模式的に示す図である。 本発明の第2実施形態にかかる記憶素子の製造方法に用いる成膜装置の概略構成を示す断面図である。 本発明の第3実施形態にかかる記憶素子の製造方法に用いる成膜装置の概略構成を示す図である。 本発明の第4実施形態にかかる記憶素子を示す縦断面図である。 図7に示す記憶素子の製造方法を説明するための図である。 図7に示す記憶素子を備える記憶装置の概略構成を示す図である。
符号の説明
1、1A‥‥記憶素子 2‥‥基板 3‥‥第1の電極 31‥‥ソース領域(第1の電極) 32‥‥ドレイン領域(第1の電極) 33‥‥半導体層 34‥‥チャネル領域 4、4C‥‥強誘電体層 4A‥‥液状材料 5‥‥第2の電極 5A‥‥ゲート電極(第2の電極) 10、10A、10B‥‥成膜装置 11‥‥チャンバ 12、12A、12C‥‥基板ホルダー 12B‥‥回転部材 13、13A‥‥材料供給源 14‥‥減圧手段 15、15A‥‥回転軸 16‥‥スリット板 16A‥‥開口 100、100A‥‥記憶装置 101‥‥第1信号電極 102‥‥第2信号電極 103‥‥第3信号電極 θ‥‥角度

Claims (15)

  1. 互いに対向する第1の電極および第2の電極の間に、結晶性を有する有機強誘電体材料を主材料として構成された強誘電体層が介在し、前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧を印加することにより、前記強誘電体層の分極状態を変化させ、データの書き込み・読出しを行う記憶素子の製造方法であって、
    基板の一方の面上に、前記第1の電極を形成する工程と、
    前記第1の電極の前記基板と反対側の面上に、前記強誘電体層を形成する工程と、
    前記強誘電体層の前記第1の電極と反対側の面上に、前記第2の電極を形成する工程を有し、
    前記第2の電極を形成する工程において、電極材料の気化物を前記基板の法線方向に対し傾斜した方向で飛翔させ前記強誘電体層の前記面上に被着させることにより、前記第2の電極を形成することを特徴とする記憶素子の製造方法。
  2. 互いに間隔を隔てて設けられた1対の第1の電極のそれぞれに接触するように設けられた半導体層と、前記半導体層の前記第1の電極と反対側の面上に設けられた第2の電極との間に、結晶性を有する有機強誘電体材料を主材料として構成された強誘電体層が介在し、前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧を印加することにより、前記強誘電体層の分極状態を変化させ、データの書き込み・読出しを行う記憶素子の製造方法であって、
    基板の一方の面上に、前記1対の第1の電極を形成する工程と、
    前記半導体層を形成する工程と、
    前記半導体層の前記基板と反対側の面上に、前記強誘電体層を形成する工程と、
    前記強誘電体層の前記半導体層と反対側の面上に、前記第2の電極を形成する工程を有し、
    前記第2の電極を形成する工程において、電極材料の気化物を前記基板の法線方向に対し傾斜した方向で飛翔させ前記強誘電体層の前記面上に被着させることにより、前記第2の電極を形成することを特徴とする記憶素子の製造方法。
  3. 前記第2の電極を形成する工程において、前記強誘電体層付近における前記気化物の飛翔方向と前記基板の法線とのなす角度をθとしたときに、θは、20〜70°である請求項1または2に記載の記憶素子の製造方法。
  4. 前記第2の電極を形成する工程は、前記電極材料の気化物を発する材料供給源に対し前記基板を傾斜させるように前記基板の前記一方の面と反対側の面側から基板ホルダーにより保持しつつ、前記材料供給源から前記基板上の前記強誘電体層に向け前記電極材料を飛翔させる請求項1ないし3のいずれかに記載の記憶素子の製造方法。
  5. 前記基板ホルダーは、保持する前記基板の厚さ方向に延びる軸線まわりに回転または回動する請求項4に記載の記憶素子の製造方法。
  6. 前記基板ホルダーは、前記基板を複数保持している請求項4または5に記載の記憶素子の製造方法。
  7. 前記基板ホルダーは、複数の前記基板を前記基板ホルダーの前記軸線に直角な同一面上でかつ当該軸線からほぼ同一距離に配置している請求項6に記載の記憶素子の製造方法。
  8. 前記基板ホルダーは、各前記基板をそのほぼ中心から厚さ方向に延びる軸線まわりに回転または回動する請求項6または7に記載の記憶素子の製造方法。
  9. 前記第2の電極を形成する工程において、前記材料供給源と前記基板との間にスリット状の開口を有するスリット板を介在させ、前記基板を前記スリット板の前記開口の短手方向に移動させつつ、前記スリット板の前記開口を通過した前記気化物を前記基板上に被着させる請求項1ないし8のいずれかに記載の記憶素子の製造方法。
  10. 前記強誘電体層を形成する工程は、前記有機強誘電体材料を含む液状材料を前記第1の電極上に塗布し、これを乾燥して、最終的な結晶度よりも低い結晶度の低結晶度膜を形成する工程と、前記低結晶度膜を加熱することによりその結晶化度を高めて、前記強誘電体層を形成する工程とを有する請求項1ないし9のいずれかに記載の記憶素子の製造方法。
  11. 前記第2の電極を形成する工程において、前記強誘電体層は、前記第2の電極を形成すべき側の面に、前記有機強誘電体材料の結晶粒で構成された凹凸を有し、前記凹凸の凹部に前記電極材料が入り込むのを防止または抑制するように、前記電極材料の気化物の飛翔方向を前記基板の法線方向に対して傾斜させる請求項1ないし10のいずれかに記載の記憶素子の製造方法。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載の製造方法を用いて製造されたことを特徴とする記憶素子。
  13. 請求項12に記載の記憶素子を備えることを特徴とする記憶装置。
  14. 請求項13に記載の記憶装置を備えることを特徴とする電子機器。
  15. 互いに間隔を隔てて設けられたソース領域およびドレイン領域のそれぞれに接触するように設けられた半導体層と、前記半導体層の前記ソース領域および前記ドレイン領域と反対側の面上に設けられたゲート電極との間に、結晶性を有する有機絶縁体材料を主材料として構成されたゲート絶縁層が介在してなるトランジスタの製造方法であって、
    基板上に、前記ソース領域および前記ドレイン領域を形成する工程と、
    前記半導体層を形成する工程と、
    前記半導体層の前記基板と反対側の面上に、前記ゲート絶縁層を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁層の前記半導体層と反対側の面上に、前記ゲート電極を形成する工程を有し、
    前記ゲート電極を形成する工程において、電極材料の気化物を前記基板の法線方向に対し傾斜した方向で飛翔させ前記強誘電体層の前記面上に被着させることにより、前記ゲート電極を形成することを特徴とするトランジスタの製造方法。
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