JP4124095B2 - 車両のリヤコンビネーションランプ - Google Patents

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Description

本発明は車両のリヤコンビネーションランプに関し、特に融雪水の凍結によるバックドアの開放障害を防止できるリヤコンビネーションランプの構造改良に関する。
図7にはバン型車の後部正面図を示す。図7において、閉鎖されたバックドア3の、切り込まれた下半両側縁に近接してリヤコンビネーションランプ(以下、リヤコンビランプという)CLが位置している。リヤコンビランプCLは、バックドア3を取り去った状態での図8に示すように、後部開口Oの両側(一方のみ示す)を上下方向へ延びる開口縁パネル2の下端部に固定されている。リヤコンビランプCLはハウジング1´が開口縁パネル2にボルト固定されるとともに、図8C部の垂直断面を示す図9から明らかなように、ハウジング1´の背後の開口縁パネル2との間には流水空間Sが形成されている。流水空間Sはハウジング1´の頂壁15と開口縁パネル2の間に形成された間隙16(図9、図10)によって上方へ開放している。
日射や車内暖房等によって車両ルーフR(図7)が温められると、車両ルーフ上に積もった雪SNは溶け、融雪水WがルーフR側縁のドリップレールR1(図8)から開口縁パネル2の上端に至り、これに沿って流下する(図7の破線、図8の実線)。流下した融雪水Wは、リヤコンビランプCLと開口縁パネル2との間に形成された間隙16(図9、図10)から流水空間S内へ進入し、これを経て車体下方へ排出される(図7、図8のX方向)。なお、特許文献1には、リヤコンビランプのハウジング内への水入りを防止できるランプ取付構造が開示されている。
特開2002−329408
しかし、上記従来の車両後部構造において、開口縁パネル2に沿って下方へ流下する融雪水Wは車体下部のパネル温度が低いためにこの部分で凍結し始め、この凍結は図10に示すように略半円断面の柱状に成長する。このため、凍結した略半円断面の頂部が比較的短時間で開口縁パネル2と対向するハウジング頂壁15の端縁151に届き、間隙16を閉塞する。そして、これ以降、流下する融雪水Wは間隙16内へは流入せず、ハウジング頂壁15の表面を流れて(図7、図8のY方向、図10の矢印)バックドア3の下半側縁のストッパ設置部(図7のA部)からバックドア3下縁のストライカ設置部(図7のB部)へ至って、これら各所で凍結する。この結果、バックドア3の開放に難渋するという問題があった。なお、これを防止するために上記間隙16を大きくすることは、外観上の見栄えを低下させることから好ましくない。
本発明はこのような課題を解決するもので、バックドア周囲での融雪水の凍結を防止してスムーズなドア開放を可能とした車両のリヤコンビネーションランプを提供することを目的とする。
本第1発明では、車両後部開口(O)の開口縁パネル(2)の下端部に設けられるリヤコンビネーションランプ(CL)において、当該リヤコンビネーションランプ(CL)のハウジング(1)とこれの背後に位置する開口縁パネル(2)との間に融雪水(W)を下方へ通過させる流水空間(S)を形成するとともに、ハウジング(1)には、流水空間(S)に通じる開口(141)と、開口縁パネル(2)のパネル面に向けてその前端が近接するように延び、略円弧断面状に凍結しつつ開口縁パネルを流下する融雪水(W)を堰き止めてこれを平板断面状に拡げる受け壁(143)と、受け壁(143)の後端に続いて下方へ延び、平板断面状に拡がって流下する融雪水(W)を開口(141)へ案内する案内壁(142)とを形成する。
本第1発明において、略半円断面の柱状に凍結しつつ流下する融雪水は、開口縁パネルのパネル面に向けてその前端が近接するように延びている受け壁に至って堰き止められて平板断面状に拡げられ、この状態で、受け壁の後端に続いて下方へ延びる案内壁によって開口へ案内される。このように、融雪水が平板断面状に拡げられるから、開口を従来の間隙と同程度の大きさの長方形状としておいても、凍結しつつ流下する融雪水が案内壁と対向する開口縁に届いて開口を閉塞するまでにはかなり時間がかかる。したがって、比較的多量の融雪水が凍結しつつ流下しても、これはバックドアのストッパ設置部等へ向かうことなく開口を経て流水空間内に流入させられるから、融雪水の凍結によりバックドアの開放に支障が生じることがない。
本第2発明では、上記案内壁(142)の下端部(144)を、開口(141)を経て流水空間(S)内へ所定量進入させる。本第2発明においては、斜め上方から見てもハウジングと案内壁が互いにオーバラップするから、開口を経て外部から開口縁パネルが見えることはなく、外観上の見栄えが損なわれない。
なお、上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以上のように、本発明の車両のリヤコンビネーションランプによれば、バックドア周囲での融雪水の凍結が防止されるから、寒冷地等においてバックドアをスムーズに開放することができる。
図1には車両後部に設けられたリヤコンビランプの正面図を示し、図2には図1のII−II線に沿う水平断面図を示す。リヤコンビランプCLのハウジング1は上端部が漸次狭幅となった縦長の容器部11と、容器部11の車両後部開口O側の側縁に沿って平板上に突出する取付部12を備えている。ハウジング1は取付部12の板面の上下二箇所で、後部開口Oの側縁を上下方向へ延びる開口縁パネル2にボルト固定されている。なお、図2の符号3は後部開口Oを閉鎖するバックドアである。ハウジング容器部11の底壁111には上下方向の三ヶ所に電球6が設置され、また、上記容器部11の開放口にはレンズカバー13が覆着されて、上下に三区画されたリヤコンビランプCLが実現されている。ハウジング容器部11の底壁111とこれの背後に位置する開口縁パネル2との間には電球6設置部を囲むように防水スポンジ材4が配設されて、電球6設置部への水入りが防止されている。そして、防水スポンジ材4によって液密的に区画されたハウジング容器部11の側壁112と開口縁パネル2との間に、上下方向へ流水空間Sが形成されている。
流水空間Sの上端部はハウジング取付部12の背面と開口縁パネル2との間に延びて、上記取付部12の上端に形成された堰止め部14に至っている。堰止め部14の垂直断面図を図3に示し、堰止め部14を形成したリヤコンビランプCLの全体斜視図を図4に示す。堰止め部14には上下に貫通する長方形の開口141が形成されており、当該開口141が上記流水空間Sに連通している。開口141の後縁にはこれとほぼ同幅で上下方向へ延びる案内壁142が形成されている。案内壁142の下端部144は開口141から下方へ延出させられて流水空間S内へ一定量進入しており、外方(図3の左方斜め上)から見た時にハウジング取付部12の板面と案内壁142がオーバラップするようになっている。上記案内壁142の上端は、開口縁パネル2に向けてこれと略直交するように略水平に延出させた受け壁143の後端に連続しており、受け壁143の前端は開口縁パネル2のパネル面に近接している。なお、互いにオーバラップするハウジング取付部12と案内壁142の成形は、例えば図5の矢印で示すような、対向方向外方へ開く金型51,52と、これらの間に位置して略直交方向へスライドする金型53を使用して一体成形で行うことができる。
このような構造のリヤコンビランプCLにおいて、従来技術で説明したように開口縁パネル2に沿って流下する融雪水Wは、図6に示すように開口縁パネル2の部分では略半円断面の柱状に凍結しつつ流下する。融雪水Wが、開口縁パネル2に対し略直角に立ち上がっている堰止め部14の受け壁143に至ると、融雪水Wは当該受け壁143上で堰き止められて平板断面状に拡げられ、この状態で案内壁142の表面に沿って平板断面状に流下する。これにより、堰止め部14の開口141を従来の間隙16(図10参照)と同程度の大きさの長方形状としておけば、融雪水Wは平板断面状に凍結していくから、凍結が成長しても案内壁142と対向する開口141の側縁に届いて開口141を閉塞するまでにはかなりの時間がかかる。したがって、比較的多量の融雪水Wが生じて開口縁パネル上を凍結しつつ流下しても、バックドア3のストッパ設置部やストライカ設置部へ向かうことなく流水空間S内に流入させられる。これにより、融雪水の凍結によるバックドア3の開放障害が避けられる。また、本実施形態では、案内壁142の下端部144(図3)を下方へ延出させてハウジング取付部12と案内壁142を互いにオーバラップさせているから、上記開口141を経て外部から開口縁パネル2が見えることはなく、外観上の見栄えが損なわれない。
本発明の一実施形態を示すリヤコンビネーションランプの正面図である。 図1のII−II線に沿った水平断面図である。 図1のIII−III線に沿った垂直断面図である。 リヤコンビネーションランプの全体斜視図である。 成形型の断面図である。 融雪水の凍結状態を示す部分断面斜視図である。 従来例を示すバン型車両の後部正面図である。 バックドアを取り去った状態でのバン型車両の後部開口縁の斜視図である。 リヤコンビネーションランプの上部垂直断面図である。 融雪水の凍結状態を示す部分断面斜視図である。
符号の説明
1…ハウジング、141…開口、142…案内壁、143…受け壁、144…下端部、2…開口縁パネル、CL…リヤコンビネーションランプ、O…車両後部開口、S…流水空間、W…融雪水。

Claims (2)

  1. 車両後部開口の開口縁パネルの下端部に設けられるリヤコンビネーションランプにおいて、当該リヤコンビネーションランプのハウジングとこれの背後に位置する開口縁パネルとの間に融雪水を下方へ通過させる流水空間を形成するとともに、前記ハウジングには、前記流水空間に通じる開口と、前記開口縁パネルに対して所定高さで立ち上がり、略円弧断面状に凍結しつつ前記開口縁パネルを流下する前記融雪水を堰き止めてこれを平板断面状に拡げる受け壁と、前記受け壁に続いて下方へ延び、平板断面状に拡がって流下する前記融雪水を前記開口へ案内する案内壁とを形成した車両のリヤコンビネーションランプ。
  2. 前記案内壁の下端部を、前記開口を経て前記流水空間内へ所定量進入させた請求項1に記載の車両のリヤコンビネーションランプ。
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