JP4121496B2 - パイプ部材の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、容器内部の充填領域に充填され先端側に向かって押し出される液状充填物を、容器先端のブラシに好適に供給するパイプ部材の製造方法に関する。
従来、容器内部の充填領域に充填された液状充填物を、容器先端のブラシに供給するための構造として、容器内の先端側に装着されるリング状の基部(ホルダ部)と、後端が基部に連結され先端が筆穂(ブラシ)に挿入される筒状部(パイプ部)とを一体成形して成る構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような構造にあっては、ブラシの外径を小とすべく、パイプ部は薄肉にする必要がある。
特開平10−165878号公報
ここで、上記ホルダ部及びパイプ部の一体成形品は、射出成形(インジェクション成形)により成形されるのが一般的である。この射出成形にあっては、ホルダ部及びパイプ部の形状に対応する形状を備える成形型を用意し、ホルダ部の後端面に対応する成形型部分に設けられた樹脂注入口を通して溶融樹脂を所定の圧力で射出し、固化後、離型して上記一体成形品を得る。
しかしながら、このような一体成形品においては、パイプ部が薄肉で長尺のため、ホルダ部からの溶融樹脂がパイプ部の円筒部分先端に向かって均等に流れ難く、最初に流れた円筒部分と後から流れた円筒部分とで冷却時間に差が生じる結果、冷却固化後にパイプ部が曲がってしまう。また、溶融樹脂をパイプ部に均等に充填するために、必要以上に高圧力で成形すると、パイプ部内周面を成形するための細いコアピンに過大な負担をかけて曲げてしまい成形型を破損させてしまうことになる。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、曲がりの無いパイプ部を備える高品質のパイプ部材の製造方法を提供することを目的とする。
発明によるパイプ部材の製造方法は、容器内部に装着され、容器内部の充填領域に充填され先端側に向かって押し出される液状充填物を先端側へ吐出するための吐出孔を備えるホルダ部と、その後端がホルダ部に支持されると共に吐出孔に連通し、その先端が容器先端のブラシに挿入されるパイプ部と、このパイプ部の外周に、周方向に略等間隔で複数が設けられ、半径方向に突出しパイプ部の軸線方向途中位置からホルダ部に達するリブと、を一体に備えたパイプ部材を製造する方法であって、パイプ部材の形状に対応する形状を備えると共に、ホルダ部の後端面を形成する部分でリブの後方の表面位置に樹脂注入口を有する成形型を用意し、この成形型内に樹脂注入口を通して溶融樹脂を射出し、固化後、離型してパイプ部材を得ることを特徴としている。
このようなパイプ部材の製造方法によれば、パイプ部材のホルダ部の後端面を形成する部分でリブの後方の表面位置に樹脂注入口を有する成形型のその樹脂注入口から溶融樹脂を射出すると、この溶融樹脂は、周方向に略均等に配置されたリブの形成空間に向かい、流量が大のリブの形成空間及びこれに連通するパイプ部の後端から軸線方向途中位置迄の形成空間を周方向に偏ることなく均等に素早く流れ、これより先端側のパイプ部の形成空間の先端には、当該形成空間の流路長が短いことから周方向に偏りが生じる前に達する。このため、パイプ部に均等に射出圧力がかけられてパイプ部の曲がりが防止される。また、リブの無い先端側のパイプ部とこれより後端側のリブを含むパイプ部との肉厚差が、概ねリブの部分のみとされているため、溶融樹脂を流し易くすべくリブを含むパイプ部を厚肉円筒とする構造に比して、先端側と後端側との肉厚の均等化が図られ、パイプ部に均等に射出圧力がかけられて、大きい肉厚差に起因して生じる虞のある肉ひけ(ボイドを含む)の発生が抑止される。また、上記リブによりパイプ部の剛性が高められる。また、必要以上に高圧力の射出とする必要が無く、小径長尺のコアピンに負担がかからないため、成形型の破損が防止され、成形型の摩耗によるバリの発生等が防止される。
このように本発明によるパイプ部材の製造方法によれば、パイプ部に均等に射出圧力をかけることができるため、曲がり及び肉ひけを無くすことができる。また、小径長尺のコアピンに負担をかけないため、成形型の破損を防止でき、成形型の摩耗によるバリの発生等を防ぐことができる。従って、品質が高められたパイプ部材の製造方法を提供することが可能となる。
以下、本発明によるパイプ部材の製造方法の好適な実施形態について図1〜図14を参照しながら説明する。なお、各図において、同一の要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。図1及び図2は、本発明の第一実施形態に係るパイプ部材を備えた液状充填物押出容器を示す各図、図3〜図6は、パイプ部材を示す各図、図7〜図11は、パイプ部材の成形型を示す各図であり、本実施形態の液状充填物押出容器は、液状充填物を収容すると共に適宜使用者により押し出し可能とされるもので、液状充填物としては、リップ、リップグロス、アイカラー、アイライナー、美容液、洗浄液、ネールエナメル、ネールケア溶液s、ネールリムーバー、マスカラ、アンチエイジング、ヘアーカラー、頭髪用化粧料、オーラルケア、マッサージオイル、角栓ゆるめ液、マーキングペン等の筆記用具等のインク、液状の医薬品、泥状物、靴墨等の液状充填物が用いられる。
先ず、液状充填物押出容器の概略構成を説明する。図1及び図2に示すように、液状充填物押出容器1は、液状化粧料Lが充填される充填領域2aを内部に備えた円筒状の本体筒2と、この本体筒2の後端部に相対回転自在に設けられる有底円筒状の操作筒3と、を外形構成として具備し、以下液状充填物の押出機構として、操作筒3の有底部に立設されその外周面に軸線方向に延びる回り止め4aが形成された円柱状の軸体4と、本体筒2に回転不能(同期回転可能)に係合されその内周面に雌螺子5aが形成されると共にその後端面にラチェット歯5bを備える鍔付き円筒状の筒状体5と、この筒状体5と操作筒3との間に配置されて操作筒3に回転不能に係合されその先端面に筒状体5のラチェット歯5bと噛合するラチェット歯6bを備えると共に、このラチェット歯6bより後部側がラチェット歯同士が噛合するように圧縮バネ部6aとされた円筒状のラチェットバネ部6と、この筒状体5及びラチェットバネ部6を貫くように軸体4に外挿され、その内周面の後端部に軸体4の回り止め4aに係合する回り止め7aが形成されると共にその外周面に筒状体5の雌螺子5aに螺合する雄螺子7bが軸線方向に延びるように形成された円筒状の移動体7と、を備えている。
そして、この液状充填物押出容器1にあっては、使用者が本体筒2と操作筒3とを相対回転すると、移動体7の雄螺子7bと筒状体5の雌螺子5aで構成される螺合機構、軸体4の回り止め4aと移動体7の回り止め7aで構成される回り止め機構、筒状体5及びラチェットバネ部6のラチェット歯同士5b,6bと圧縮バネ部6aで構成される一方向の回転を許容するラチェット機構に従って、移動体7が先端側に直進運動し、この直進運動に伴って、移動体7の先端に設けられているピストン8が充填領域2aを水密に摺動し、充填領域2a内の液状充填物Lが順次押し出される。
次に、本体筒2内の先端側に装着された本実施形態の特徴を成すパイプ部材10について説明する。このパイプ部材10は、充填領域2a内から先端側に向かって押し出される液状充填物Lを、本体筒2の先端に装着されているブラシ50に供給(吐出)するためのものである。
パイプ部材10は、図1〜図6に示すように、本体筒2に装着されるホルダ部20と、このホルダ部20に支持されるパイプ部30と、パイプ部30の外周の所定位置に設けられる複数のリブ40とを一体に備える射出成形品であり、例えば、高密度ポリエチレン(HDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリアセタール(POM)、その他のプラスチック材料より構成されている。
ホルダ部20は、図3〜図6に示すように、後端側が末広の略擂り鉢状の蓋部20aと、この蓋部20aの周縁部に連設される装着部20bと、を備えている。蓋部20aは、その後端面が充填領域2aの先端面を構成するもので、この蓋部20aの中央には、図4及び図5に示すように、充填領域2aの液状充填物を先端側へ吐出するための吐出孔20cが開口されている。
装着部20bは、図3〜図6に示すように、蓋部20aの周縁部から先端側へ向かうように突出する略円筒状に構成され、その後端部の外周面に、図3〜図5に示すように、本体筒2に装着するための環状溝部20eを備えると共に、その中央部の外周面に、後述のブラシホルダ55(図1及び図2参照)を装着するための環状溝部20dを備えている。
パイプ部30は、その先端から軸線方向途中位置の略中央迄が、薄肉小径(例えば、肉厚0.05〜0.5mm程度、外径0.5〜3mm程度)の円筒部30aとされると共に、この軸線方向途中位置の略中央から後端側が、その内径及び肉厚を円筒部30aより若干大とした円筒部30bとされ、この円筒部30bの後端が、図4及び図5に示すように、ホルダ部20の蓋部20aに連設されて支持されると共に吐出孔20cに連通されている。
リブ40は、図3及び図6に示すように、パイプ部30の円筒部30bの外周面に、円周方向に略等間隔(略120°等配)で3個が連設されて半径方向に突出し、図4及び図5に示すように、ホルダ部20の蓋部20aに達するように連設されている。これらのリブ40は、その半径方向の長さが、先端から後端に向けて徐々に長くされている。
このような構成を有するパイプ部材10は、図4に示すように、ホルダ部20の蓋部20aの後端面でリブ40に対応する3箇所の位置が、図4及び図6に示すように、樹脂注入位置20fとされている(詳しくは後述)。そして、このパイプ部材10は、図1及び図2に示すように、本体筒2の先端部に内挿され、装着部20bの環状溝部20eが、本体筒2の先端部の内周面に形成された環状突部2bに係合することで、本体筒2に水密に装着され、図1に示すように、パイプ部材10の蓋部20aの後端面とピストン8との間に、液状充填物Lを収容する充填領域2aが画成される。
図1及び図2に示すように、ブラシ50は、ブラシホルダ55に装着されている。このブラシホルダ55は、略円筒状に構成されてその先端側が先細りとされ、その先端側の内周面がブラシ50を挿入する小径孔とされると共にこれより後部側の内周面が大径孔とされ、この大径孔の周面に環状突部55aを備えている。
ブラシ50は、ブラシの各々の後端部を束ねて溶着し纏めたもので、その先端部がブラシホルダ55の先端から突出するように、この先端部より後側の部分がブラシホルダ55の小径孔に内挿され、その束ねた後端部50aが、ブラシホルダ55の小径孔後端の周縁部に固着されることで、ブラシホルダ55に装着されている。
このブラシ50を備えるブラシホルダ55は、その大径孔を備える部分が本体筒2の先端部に内挿されると共にパイプ部材10の装着部20bに外挿され、その外周面に形成された環状鍔部55bが本体筒2の先端部に突き当てられ、環状突部55aがパイプ部材10の装着部20bの環状溝部20dに係合することで、パイプ部材10を介して本体筒2に装着されている。そして、この状態で、パイプ部材10は、パイプ部30の先端側の円筒部30a(リブ40の無い部分)がブラシ50の途中迄挿入されると共に、パイプ部材10の先端がブラシホルダ55の先端面近くに位置する状態とされている。
次に、上記構成を有するパイプ部材10を製造する射出成形について説明する。図7は、図3〜図6に示すパイプ部材の製造に用いられる成形型(金型)構造を示す縦断面図、図8は、図7に示す成形型構造の分解斜視図、図9は、図7及び図8中の固定側コアを示す斜視図、図10は、図7及び図8中の可動側コアを示す斜視図、図11は、図7及び図8中の一方の割型ブロックを示す斜視図である。先ず、パイプ部材10のパイプ部30及びリブ40の外周面を形成すると共にホルダ部20の装着部20bの内周側面を形成する(図4及び図5の左側の形状を形成する)成形型としての可動側コア90(図7、図8及び図10参照)と、パイプ部30の内周面及びホルダ部20の蓋部20aの後端面を形成する凸形状を有する成形型としての固定側コア91(図7〜図9参照)と、ホルダ部20の装着部20bの外周側面を形成する成形型としての割型ブロック92,92(図7、図8及び図11参照)とを組むことにより、図7に示すように、パイプ部材10の形成空間94を形成する。
上記固定側コア91は、図7〜図9に示すように、ホルダ部20の後端面を形成する部分でリブ40に対応する3箇所の位置(対向する位置)に、溶融樹脂を固定側コア91外から、3箇所のランナ91aを通して形成空間94に注入するための樹脂注入口91bを各々備えている。また、固定側コア91は、パイプ部30の内周面を形成する小径長尺のコアピン91cを備えている。
そして、溶融樹脂を樹脂注入口91bを通して形成空間94に所定の圧力で射出する。すると、溶融樹脂は、3箇所の樹脂注入口91bに対向する3箇所のリブ40の形成空間(リブ40を形成するための流路)に直ちに向かい、流量が大のリブ40の形成空間及びこれに連通するパイプ部30の円筒部30b(リブ40に連設される円筒部)の形成空間を流れる。従って、溶融樹脂は、リブ40及びパイプ部30の円筒部30bの形成空間(従来に比して3箇所のリブ40の分、流路が大幅に拡大された形成空間)を周方向に偏ることなく均等に素早く流れ、これより先端側の円筒部30aの形成空間の先端には、当該円筒部30aの流路長が短い(従来の曲がりを生じるパイプ部の全流路長に比して短い)ことから周方向に偏りが生じる前に達し、パイプ部30に均等に射出圧力がかけられて当該パイプ部30の曲がりが防止される。
そして、溶融樹脂の冷却固化後に離型する、すなわち、固定側コア91を抜き取り、割型ブロック92,92を開放し、ストリッパープレート93を突き上げ、可動側コア90を抜き取ることで、図3〜図6に示す曲がりが無く高品質のパイプ部材10が得られる。このようなパイプ部材10の製造にあっては、必要以上に高圧力の射出とする必要が無く、小径長尺のコアピン91cに負担がかからないため、成形型の破損が防止され、成形型の摩耗によるバリの発生等が防止されている。このため、パイプ部材10の品質が高められている。
このような曲がりの無いパイプ部材10を備える液状充填物押出容器1にあっては、本体筒2と操作筒3との相対回転により先端側に押し出される液状充填物は、パイプ部材10の吐出孔20c及びパイプ部30を通してブラシ50に吐出される。この時、パイプ部材10のパイプ部30には曲がりが無いため、液状充填物は、ブラシ50の所望の略中央位置から綺麗に吐出される。このため、品質が高められている。
また、本実施形態にあっては、パイプ部30の先端側の円筒部30a(リブ40の無い円筒部)とこれより後端側のリブ40を含む円筒部30bとの肉厚差が、概ねリブ40の部分のみとされているため、溶融樹脂を流し易くすべくリブを含む円筒部(本実施形態でいう円筒部30b)を厚肉円筒とする構造に比して、先端側と後端側との肉厚の均等化が図られ、パイプ部30に均等に射出圧力がかけられて、大きい肉厚差に起因して生じる虞のある肉ひけ(ボイドを含む)の発生が抑止されていると共に、リブ40によりパイプ部30の剛性が高められている。このため、品質が一層高められている。
また、リブ40は、その半径方向の長さ(突出方向長さ)が、先端から後端に向けて徐々に長くなる構成とされているため、溶融樹脂が先端に向けて素早く流れ易くされ、パイプ部30の曲がりが一層防止されている。
また、パイプ部30のリブ40の無い先端側の円筒部30aの略全長が、ブラシ50に挿入される構成とされている(リブ40より先端側のパイプ部にブラシ50に挿入されていない部分が殆ど無い)ため、溶融樹脂の流路とされ流量が大のリブ40が、軸線方向に最大限に長くされ、パイプ部30の曲がりが一層防止されている。
さらに、リブ40が、周方向に3個略均等配置されているため、パイプ部30の曲がりの防止、肉ひけの発生の抑止という両利点が効果的に得られている。因みに、リブ40を4個以上とすると、パイプ部30の曲がりは効果的に防止されるが肉ひけが生じ易くなり、一方、リブ40を2個とすると、肉ひけの発生は効果的に抑止されるがパイプ部30が曲がる虞がある。
なお、液状充填物押出容器は第一実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば特開2000−262324号公報に記載のように、液状充填物が充填される充填領域を内部に備える円筒状の本体筒と、この本体筒の後端部に相対回転自在に設けられる有底円筒状の操作筒と、を外形構成として具備し、以下液状充填物の押出機構として、操作筒の内周面に軸線方向に延びるように形成された回り止めと、本体筒内に回転不能(同期回転可能)に係合されその内周面に雌螺子が形成されると共にその後端面にラチェット歯を備える円筒状の第一の筒状体と、この第一の筒状体と操作筒の回り止めとの間に配置されその先端面に第一の筒状体のラチェット歯と噛合するラチェット歯を備え操作筒に回転不能に係合される円筒状の第二の筒状体と、この第二の筒状体と操作筒の回り止めとの間に配置されラチェット歯同士が噛合するように第二の筒状体を第一の筒状体に向かって付勢するバネと、第一、第二の筒状体、バネを貫くように操作筒及び本体筒に収容され、第一の筒状体の雌螺子に螺合する雄螺子及び操作筒の回り止めと係合する回り止めが、その外周面に軸線方向に延びるように形成された移動体と、を具備し、使用者が本体筒と操作筒とを相対回転すると、移動体の雄螺子と第一の筒状体の雌螺子で構成される螺合機構、操作筒の回り止めと移動体の回り止めで構成される回り止め機構、第一、第二の筒状体のラチェット歯同士とバネで構成される一方向の回転を許容するラチェット機構に従って、移動体が先端側に直進運動し、この直進運動に伴って、移動体の先端に設けられているピストンが充填領域を水密に摺動し、充填領域内の液状充填物を順次押し出す液状充填物押出容器であっても良く、さらには、これらの回転式の液状充填物押出容器に限定されるものではなく、例えばノック式の液状充填物押出容器等でも良い。
ところで、パイプ部材が適用される液状充填物押出容器は、上記のように、機械的な押出機構を有するものに限定されるものではない。以下の第二実施形態では、機械的な押出機構を有していない例えばチューブやソフトボトル等のスクイーズ式の液状充填物押出容器に対する適用を述べる。
図12は、本発明の第二実施形態に係るパイプ部材を備えた液状充填物押出容器を示す縦断面図、図13は、図12中のパイプ部材を示す前方斜視図、図14は、図12中のパイプ部材を示す後方斜視図である。
この第二実施形態の液状充填物押出容器60にあっては、図12に示すように、チューブやソフトボトル等の軟質容器(図12ではチューブを図示)65内に、液状充填物Lが充填される充填領域65aが画成され、使用者が容器65を指で摘み押すと、充填領域65aの液状充填物Lが先端側に押し出される。
この実施形態のパイプ部材70は、パイプ部材ホルダ75を介して容器65の先端部に装着されている。パイプ部材ホルダ75は、略円筒状に構成され、筒内に中仕切75aを備えている。この中仕切75aの中央には筒状部75bが立設され、この筒状部75bの筒内の貫通孔75cが、充填領域65aの液状充填物Lを先端側へ吐出するための吐出孔とされている。また、パイプ部材ホルダ75は、筒内にパイプ部材70を装着するための段部75dを備えている。このパイプ部材ホルダ75は、容器65の先端部に内挿されて水密に嵌着され、中仕切75aの後端面から後方側が充填領域65aとされている。
パイプ部材70は、図12〜図14に示すように、パイプ部材ホルダ75に装着されるホルダ部80と、このホルダ部80に支持されるパイプ部85と、このパイプ部85の外周の所定位置に設けられる複数のリブ95とを一体に備える射出成形品である。
ホルダ部80は、後端側が略円筒状を成すと共に先端側が先細りの略擂り鉢状とされる蓋部80aと、この蓋部80aの周縁部に連設される装着部80bと、を備えている。蓋部80aは、図12に示すように、パイプ部材ホルダ75の筒内に内挿可能、且つ、当該蓋部80aの後端側の略円筒状部分がパイプ部材ホルダ75の筒状部75bに外挿可能な大きさに構成されている。この蓋部80aの中央には、図12及び図14に示すように、パイプ部材ホルダ75の筒状部75bの吐出孔75cからの液状充填物をさらに先端側へ吐出するための吐出孔80cが開口されている。
装着部80bは、図12〜図14に示すように、蓋部80aの周縁部から先端側へ向かうように突出する略円筒状に構成され、その外周面に、環状鍔部80dを備えると共にこの環状鍔部80dより先端側の位置に、ブラシホルダ100を装着するための突条80eが軸線方向に延びると共に周方向に沿って複数が設けられている。
パイプ部85は、図13及び図14に示すように、先端側の薄肉小径の円筒部85aが、これより後方側でその内径及び肉厚が円筒部85aより多少大とされる円筒部85bに比して長くされている。そして、この円筒部85bの後端が、図13に示すように、ホルダ部80の蓋部80aに連設されて支持されると共に、図12及び図14に示すように、吐出孔80cに連通されている。
リブ95は、第一実施形態と同様に、図13に示すように、パイプ部85の円筒部85bの外周面に、円周方向に略等間隔(略120°等配)で3個が連設されて、半径方向に突出すると共にホルダ部80の蓋部80aに達するように連設され、これらのリブ95は、その半径方向の長さが、先端から後端に向けて徐々に長くされている。
このような構成を有するパイプ部材70は、図12に示すように、パイプ部材ホルダ75の筒内に内挿されると共に、蓋部80aの後端側の略円筒状部分がパイプ部材ホルダ75の筒状部75bに外挿され、環状鍔部80dが、パイプ部材ホルダ75の段部75dに突き当てられてパイプ部材ホルダ75の筒内に水密に嵌着されている。
また、ブラシ50を備える略円筒状のブラシホルダ100は、その後端面がパイプ部材70の環状鍔部80dに突き当てられると共に、その後端部の内周面に沿って形成された複数の軸線方向に延びる凹部(不図示)に、パイプ部材70の装着部80bの突条80eが進入することで、パイプ部材70に回転不能に装着されている。
そして、この状態で、パイプ部材70は、パイプ部85の先端側の円筒部85a(リブ95の無い部分)がブラシ50の途中迄挿入されると共に、パイプ部材70の先端がブラシホルダ100の先端面近くに位置する状態とされている。
このような構成を有するパイプ部材70も、第一実施形態と同様に、ホルダ部80の後端面でリブ95に対応する位置80f(図14参照)を樹脂注入位置として射出成形される。このため、得られるパイプ部材70は、第一実施形態と同様な作用・効果を奏するというのはいうまでもない。
なお、図12に示すように、容器65の先端部の外周面には雄螺子65bが形成され、キャップ(不図示)の開放端の内周面に形成された雌螺子と螺合することで、当該キャップが容器65に着脱可能に装着される。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施形態においては、特に好ましいとして、リブ40,95を3個としているが、2個又は4個以上とすることも可能である。この場合の成形型としては、上記実施形態と同様に、2個又は4個以上のリブに対応する位置に樹脂注入口を有するものが用いられる。
また、リブも上記実施形態のものに限定されるものではなく、要は、各リブが、射出中、供給されてくる溶融樹脂をパイプ部の先端側に向けて略同時且つ略等量づつ押し出すことを可能とする形状とされていれば良い。
本発明の第一実施形態に係るパイプ部材を備えた液状充填物押出容器を示す縦断面図であり、ピストンを繰り出す前の状態図である。 図1に直交する方向の縦断面図であり、ピストンを前進限に繰り出した状態図である。 図1及び図2中のパイプ部材を示す前方斜視図である。 図3に示すパイプ部材の縦断面図である。 図4のV−V矢視図である。 図3に示すパイプ部材の背面図である。 図3〜図6に示すパイプ部材の製造に用いられる成形型構造を示す縦断面図である。 図7に示す成形型構造の分解斜視図である。 図7及び図8中の固定側コアを示す斜視図である。 図7及び図8中の可動側コアを示す斜視図である。 図7及び図8中の一方の割型ブロックを示す斜視図である。 本発明の第二実施形態に係るパイプ部材を備えた液状充填物押出容器を示す縦断面図である。 図12中のパイプ部材を示す前方斜視図である。 図12中のパイプ部材を示す後方斜視図である。
符号の説明
1,60…液状充填物押出容器(容器)、2a,65a…充填領域、10,70…パイプ部材、20,80…ホルダ部、20c,80c…吐出孔、20f,80f…樹脂注入位置、30,85…パイプ部、30a,85a…パイプ部の先端から軸線方向途中位置迄の円筒部、30b,85b…パイプ部の軸線方向途中位置から後端迄の円筒部、40,95…リブ、50…ブラシ、90〜93…成形型、91b…樹脂注入口、L…液状充填物。

Claims (1)

  1. 器内部に装着され、前記容器内部の充填領域に充填され先端側に向かって押し出される液状充填物を先端側へ吐出するための吐出孔を備えるホルダ部と、その後端が前記ホルダ部に支持されると共に前記吐出孔に連通し、その先端が容器先端のブラシに挿入されるパイプ部と、このパイプ部の外周に、周方向に略等間隔で複数が設けられ、半径方向に突出し前記パイプ部の軸線方向途中位置から前記ホルダ部に達するリブと、を一体に備えたパイプ部材を製造する方法であって、
    前記パイプ部材の形状に対応する形状を備えると共に、前記ホルダ部の後端面を形成する部分で前記リブの後方の表面位置に樹脂注入口を有する成形型を用意し、
    この成形型内に前記樹脂注入口を通して溶融樹脂を射出し、固化後、離型して前記パイプ部材を得ることを特徴とするパイプ部材の製造方法。
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