JP3428335B2 - 筆穂の固定管への取り付け構造 - Google Patents

筆穂の固定管への取り付け構造

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、繊維を収束してな
る筆穂の固定管への取り付け構造に関する。筆穂の1例
としては、インキ、墨、絵の具などの筆記具に使用され
る筆穂、また、アイライナ−、リップカラ−、マニキュ
アなどの化粧具に使用される筆穂、さらには、調味料、
機械油、洗浄液などの塗布具に使用される筆穂などが挙
げられる。 【0002】 【従来の技術】繊維を収束してなる筆穂の取付け構造の
1例として、実開平2−104880号公報が知られて
いる。筒状の先軸3の後方から繊維を収束してなる穂首
1を挿入し、鍔部2を先軸3に掛合せしめることによっ
て取り付けている。また、前記穂首1には誘導パイプ5
が没入されており、その誘導パイプ5は前記先軸3に固
定せしめられたパイプ継ぎ手6に固定されている。 【0003】 【本発明が解決しようとする課題】上記従来技術にあっ
ては、穂首1を先軸3の後方から前方に向けて挿入して
いる。また、挿入、装着した後においては、穂首1が容
易にばらけないように、若干圧入ぎみに装着されてい
る。そのため、挿入過程で穂首1の外面近傍が先軸3の
内面に接触することとなり、その接触摩擦などにより、
前記穂首1の外側近傍の繊維が先軸3の内面に引っかか
った状態となってしまうときが頻繁にあった。そして、
このような事態が発生すると、前記穂首1の外面近傍の
繊維は前方に進まず、内部の繊維のみが進んだ状態とな
り、穂首1がばらけた状態になって、挿着されてしまう
ものであった。また、最近においては、機能を落すこと
なく安価な製品が望まれるようになり、前記のような製
品も例外ではなくなってきた。そこで、機能を落とさず
して、部品点数の削減が図れるようにもなってきた。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点に
鑑みてなされたものであり、繊維を収束してなる筆穂の
固定管への取り付け構造であって、その固定管を縦方向
に2分割された固定管辺より構成し、また、その各々の
固定管辺の一端部は屈折可能に基部にて連結されてな
り、さらに、その基部には前記筆穂に挿入される筒状部
を一体的に形成したことを、その要旨とするものであ
る。 【0005】 【実施例】図1に化粧具とした一例を示す。具体的に
は、先端に断面が円形の筆穂を有するアイライナ−であ
る。参照符号1は容器であり、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ナイロン、エチレン・ビニルアルコ−ル共重合
体などをブロ−成形などによって得た自己弾性を有する
蛇腹部分1aを後方部に有する。この容器1の先端開口
部には、後述する筆穂固定管を圧入、固定するホルダー
2が取り付けられているが、そのホルダー2は前記容器
1と一体であっても良い。そのホルダー2の内側には、
弁座部2aが形成されている。そして、この弁座部2a
(ホルダー2)に対し、弁杆3が、弁座部2a(ホルダ
ー2)の後端との間に張架したコイルスプリングなどの
弾撥部材4によって常時後方に付勢されている。しか
し、その弾撥部材4は弁杆3の前方に配しても良く、ま
た、前記弁杆3あるいは弁座部2a(ホルダー2)と適
宜、一体のものとしても良い。この弁杆3は容器1の内
部を延在し、その後端部では、容器1の後端内壁との間
に小さな空間5を形成している。また、容器1の後端は
ノック部6になっている。 【0006】また、前記弁杆3は、第1の弁杆7と第2
の弁杆8との2部材から構成されており、その第1の弁
杆7の先端には、前記弁座部2aの前端面と当接し、弁
孔2bを閉鎖せしめる第1の弁部7aが形成されてい
る。一方、第2の弁杆8の先端には、前記弁座部2aの
後端面と当接し、弁孔2bを閉鎖せしめる第2の弁部8
aが形成されている。尚、本例においては、前記第1の
弁杆7の直径よりも第2の弁杆8の直径を大とすること
により、第2の弁部8aを形成したが、第1の弁杆7と
第2の弁杆8とを一体成形し、前記第1の弁部と第2の
弁部とを大径部として形成しても良い。 【0007】前記容器1の先端には、繊維を収束させて
形成した丸筆状、あるいは、平筆状の塗布先(筆穂)9
を突出させ、また、この塗布先9への一時的液溜めとな
る多孔質体10を後端に配置したチップホルダ−(固定
管)11が圧入、螺合、接着など適宜手段によって取付
けられている。また、前記塗布先9と多孔質体10と
は、パイプ12によって連通しており、使い始めの塗布
先9への液体の流通性を良くしている。参照符号13
は、空気交換用スリットであり、空気は、この空気交換
用スリット13から、多孔質体10の空隙の中の比較的
大きくて毛細管力の弱いところを選択して通り、容器1
内に侵入する。 【0008】前記チップホルダー11は、図3に示した
ように、そのチップホルダー11を縦方向に2分割した
チップホルダー辺14、15より構成しており、その各
々のチップホルダー辺14、15の一端部は、円形の基
部16を介して屈折可能に連結されている。また、その
基部16の中心には、前記塗布先9に挿入される筒状の
パイプ12が一体的に立設・形成されている。また、そ
の各々のチップホルダー辺14、15の内側面には、前
述した空気交換用スリット13と、前記塗布先9の後端
溶着部9aが係止・固定される溝部17が形成されてい
る。さらに、前記基部16の側面部には、空気交換用ス
リット18が対向した位置に形成されている。尚、前記
チップホルダー辺14、15を屈折せしめ、チップホル
ダー11を形成したときには、図4に示したように、そ
の合掌面にも空気交換用スリット19が形成されるよう
になっている。 【0009】参照符号20は、容器1内の化粧液を攪拌
するためのボールであるが、使用する液体によっては、
必ずしも必要なものではないものである。また、参照符
号21は、塗布先9の乾燥を防止するためのキャップで
あり、凹凸嵌合や螺合などの適宜手段により着脱自在に
取り付けられている。本例においては、2重キャップ
(外キャップ22と内キャップ23)とし、その連結部
に空気流通孔24を形成してある。子どもが、万が一、
キャップを飲み込んでしまった場合の空気の流通性を確
保したのである。さらに、本例においては、容器1自体
を液体の貯溜部としているが、容器1の外側に外装体を
設けても良く、製品の剛性が向上するものである。 【0010】次に前記塗布先9のチップホルダー11へ
の固定方法について説明する。先ず、図3に示すよう
に、チップホルダー11のチップホルダー辺14、15
を拡開せしめた状態で、塗布先9をパイプ12に挿着す
る。次いで、前記チップホルダー辺14、15を閉鎖せ
しめ、その状態で、チップホルダー11をホルダー2に
圧入する。この時、前記塗布先9の表面に位置する筆毛
は、縦方向からの作用は受けず、よって、引っかかって
しまい、ばらけるようなことも無くチップホルダー辺1
4、15によって挟持される。しかるに、本発明は、繊
維の太さが均一な丸筆や平筆に、特に、有効な手段であ
る。 【0011】次に動作について説明する。容器1のノッ
ク部6を押圧すると、蛇腹部分1aが収縮するととも
に、容器1内が加圧され、やがて、ノック部6の内面が
弁杆3の頂部に当接する。ここで、更に、押圧動作をし
続けると、第1の弁部材7aが弁座部2aの前端面より
離れ、弁孔2bが形成される。そして、加圧された容器
1内の液体が多孔質体10並びに塗布先9へと流出・供
給される。この状態で、更に押圧すると、第2の弁部8
aが前記弁座部2aの後端面に当接し弁孔2bを閉鎖せ
しめる。こうして、加圧された容器1内の液体は、多孔
質体10などへの流出・供給が遮断される。尚、本例に
おいては、押圧操作を行うことによって、弁の開放をな
し、また、容器内の液体を加圧しているので、比較的高
粘度の液体であっても容易に吐出させることができる。 【0012】 【発明の効果】本発明は、繊維を収束してなる筆穂の固
定管への取り付け構造であって、その固定管を縦方向に
2分割された固定管辺より構成し、また、その各々の固
定管辺の一端部は屈折可能に基部にて連結されてなり、
さらに、その基部には前記筆穂に挿入される筒状部を一
体的に形成したので、組み立ての際、筆穂がばらけるこ
となく、品質の良い、しかも、安価な製品を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を示す縦断面図。 【図2】図1の要部拡大図。 【図3】筆穂とチップホルダーの組み立て前の斜視図。 【図4】筆穂とチップホルダーの組み立て後の外観図。 【符号の説明】 1 容器 1a 蛇腹部分 2 弁座部材 2a 弁座部(縮径部) 3 弁杆 4 弾撥部材 5 空間 6 ノック体部 7 第1の弁杆 7a 第1の弁部 8 第2の弁杆 8a 第2の弁部 9 塗布先(筆穂) 10 多孔質体 11 チップホルダ−(固定管) 12 パイプ(筒状部) 13 空気交換用スリット 14 チップホルダー辺 15 チップホルダ−辺 16 基部 17 溝部 18 空気交換用スリット 19 空気交換用スリット 20 ボール 21 キャップ 22 外筒 23 内筒 24 空気流通孔

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 繊維を収束してなる筆穂の固定管への取
    り付け構造であって、その固定管を縦方向に2分割され
    た固定管辺より構成し、また、その各々の固定管辺の一
    端部は屈折可能に基部にて連結されてなり、さらに、そ
    の基部には前記筆穂に挿入される筒状部を一体的に形成
    してなる筆穂の固定管への取り付け構造。
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