JP4118009B2 - 建設機械の運転室前部窓 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として油圧ショベルなどの建設機械における運転室の前部窓に関するもので、詳しくは走行時や作業機の運転操作に伴う振動によって前部窓部分が共振して騒音を発生するのを防止する機能を備えた建設機械の運転室前部窓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、油圧ショベルなどの建設機械における運転室は、その前部に前部窓とその下側に前面下部窓が設けられている。そして、その前部窓10は、作業の状況に応じて前面を開放して作業を行えるようにするため、図1に示されるように、ガラス窓の窓枠11外側面の上下両端部に付設されたガイドローラを、運転室1の両側フロントピラー2aから天井部2bに付設されたガイドレール3に転動自在に係合させ、運転室1の前面部から天井部2bに移動格納して前面を開放できるようにされている。
【0003】
そして、運転室1の前部窓10は、ガラス窓(窓枠11)を上下に移動させて開閉できて、閉止時には固定できる構造にされているが、何分にもプレス加工によって形成される窓枠11に付設されたガイドローラと、薄板でプレス成形された運転室の筐体2に取付けられるガイドレール3との組合わせによって案内されており、動きを容易にするために両者の係合状態はかなりルーズにできている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近時、油圧ショベルなどの建設機械においては、その作業環境を改善して運転者が快適に運転作業できるように、運転室内の空調や騒音対策が講じられるようになり、特に室内の空調対策をよりよくするには密閉効果を高めることが必要で、外部から侵入する騒音のほかに、運転室周りでの騒音発生をなくするようにして能率を高めるようにすることが見直されている。
【0005】
しかしながら、運転室の前部窓にあっては、そのガイドローラ14′が、図6で示されるように、窓枠11′側に取付く支持軸ピン13′にフリーに支持されていて、しかも移動を容易にするためにガイドレール3′の内側面との間にギャップaが形成されている関係上、前部窓を閉じた状態で車輌を走行させたり、作業機を運転して作業を行うと、上部旋回体(車体)を通じて運転室に伝播する振動によって窓枠11′にフリーの状態にあるガイドローラ14′がガイドレールに触れて、その振動によって発生する騒音がオペレータに不快感を与えて作業能率を阻害するという問題点がある。しかしながら、このガイドローラ14′とガイドレール3′との間に形成されるギャップaをなくすることはできず、またガイドローラ14′の横方向の動きを止める構造とすると、窓面積が小さくなるか筐体を大きくする必要が生じて好ましくないという問題点がある。
【0006】
本発明は、前述のような問題点に鑑みてなされたもので、組立構造上改善困難な窓枠側のガイドローラと筐体側のガイドレールとの関係をそのまま維持して窓を閉じた状態で騒音の発生を解消できる構造とした建設機械の運転室前部窓を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
前述された目的を達成するために、本発明による建設機械の運転室前部窓は、
建設機械の運転室内でフロントピラー内側部から天井部にわたり設けられたガイドレールに沿って、前面部から天井格納位置へ移動させて開閉可能に設けられる運転室前部窓において、
前記ガイドレールには、前記前部窓の窓枠に付設される上側のガイドローラがその前部窓を閉じた際に受け入れられる位置にポケット部が設けられ、このポケット部の内端部分に、前記ガイドローラと接してそのガイドローラを摩擦保持する弾性体にてなる受け片が装着され、
前記ポケット部の内端部分が円弧状に形成され、その円弧状の周縁部に前記受け片の脚片を受け入れる切込みが設けられるとともに、この切込みの開口部側に前記脚片の外脱を阻止するくびれ部が設けられることを特徴とするものである。
【0008】
本発明によれば、開閉操作できるように設けられた前部窓が閉じる位置でロック装置によって運転室筐体の前面部に固定される際、窓枠の上端部に設けられたガイドローラを開閉動作位置から前側に移動して窓枠を押し付けられるように、ガイドレールの一部に形成されているポケット部で、その内端部分に弾性体にてなる受け片を設けることにより、窓枠を前方へ押し付けてロック装置によって固定すると、そのポケット部に進入したガイドローラが弾性体で形成されている受け片に強く押し付けられて、その受け片の弾性変形によって摩擦保持されることになる。このとき、弾性体で形成される受け片は、ガイドレールのポケット部に装着するのに、受け片の脚片を切込みの開口部側から嵌め込むと、くびれ部によって外脱を阻止されて保持される。なお、窓枠の下部に取付くガイドローラは、ガイドレールの終端部に嵌り込んで前後方向へ移動しない。したがって、前部窓はロック装置による固定によってすべて固定され、運転室に振動が伝播しても騒音を発生することがなくなり、運転室内を静粛に保つことができるという効果がある。
【0009】
前記受け片は、前面中央部に緩衝用の突起を有するとともに、背面が前記ポケット部の内端部分の円弧に沿う面に形成され、その背面中央部に前記脚片を有し、この脚片端部に抜け止めの突起を有する形状であるのがよい。こうすると、窓を閉じる際にポケット部に進入した窓枠付設のガイドローラが受け片と接触するとき、まず緩衝用の突起にガイドローラが当接してその突起を強く押し付けることで受け片全体を弾性変形させ、それに伴うガイドローラと受け片との接触摩擦抵抗を高めて、そのガイドローラの固定力を大きくすることができ、運転室筐体に伝播する振動がフリー構造にあるガイドローラに伝播して共振するのを防止できる。その結果、ガイドローラの振動による騒音の発生を防止できることになる。また、受け片は脚片をガイドレールに形成された装着部に係合させて取付けるようにされているので、弾性力が低下するなどして交換する場合、分解することなく簡単に交換できるという利点がある。
【0010】
さらに、受け片は、背面側がポケット部内端部分の円弧面に沿うようにされているので、前部窓を閉じる際に、その窓枠上端部側に取付くガイドローラがポケット部に進入して、その受け片の前面中央部にガイドローラが当接して押圧力を加えられると、その中央部から両端部が円弧面に沿って両方に変位し易い状態にあるので、弾性変形力が分散されて局部的に応力が作用せず、耐久性を維持できる効果がある。また、切込みによって係着される脚片が外力によって外脱するようなこともない。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明による建設機械の運転室前部窓の具体的な実施の形態につき、図面を参照しつつ説明する。
【0012】
図1に本発明にかかる建設機械の運転室前部窓の配置態様を表わす断面図が、図2に要部を表わす図が、図3に図2におけるA−A視断面図が、図4に受け片の詳細図が、そして図5にガイドレールのポケット部における受け片の切込み装着部を表わす図が、それぞれ示されている。
【0013】
本実施例の運転室前部窓10は、図1に示されるように、運転室1の前面部において筐体2の両側のフロントピラー2aから天井部2bの格納位置にかけてガイドレール3がそれぞれ対称に付設され、このガイドレール3に沿って前部窓10の窓枠11(ガラス窓)が開閉可能に設けられている。そして、前面下部には下部窓4が固定されて設けられている。
【0014】
前部窓10の窓枠11には、両側面の上下端部にそれぞれ付設の支持軸ピン13にてガイドローラ14が回転自在に設けられ、このガイドローラ14が前記ガイドレール3に転動自在に嵌り合って案内されるとともに支持されている。また、前記ガイドレール3の下端部は、具体的な図示は省略するが閉窓時に窓枠11下端部に付設されたガイドローラ(前記上端部のガイドローラと同様にして支持軸ピンに支持されている)が受け止められると、閉窓基準位置となるようにされている。図中符号12は窓ガラスである。
【0015】
そして、前記ガイドレール3には、フロントピラー2aに沿った部分と天井部2bに配された部分とが交わる方向変換部分となる個所に、図2に例示されるように、ポケット部5が前方に向かって設けられている。このポケット部5は、内端部分6を半円形の円弧に形成され、閉窓時に窓枠11の上端部に付設される前記ガイドローラ14が進入できるように余裕を持たせて形成されている。さらに、このポケット部5における内端部分6の内面には、弾性体にてなる受け片20が進入するガイドローラ14と対向するようにして取付けられ、閉窓時にそのガイドローラ14と当接して摩擦力で固定できるようにされている。
【0016】
前記受け片20は、比較的軟質のゴムその他プラスチックにてなる弾性体で成形されたものである。その形状は、図4によって示されるように、適宜厚さ寸法tで、所要幅寸法Lの前面21(ガイドローラ14と当接する面)中央部に緩衝用の突起22が形成される平面にされ、背後23を前記ポケット部5の内端部分6の円弧面とほぼ合致する曲面にされ、前記突起22の形成部と反対側で装着用の脚片24が形成され、その脚片24端部に抜け止めの突起25,25を図上上下位置に設けられている。
【0017】
一方ポケット部5の受け片装着部7としては、その円弧状の周縁部で閉窓時のガイドローラ14対応位置に、前記受け片20の脚片24を受け入れ得る切込み7aが所要深さで設けられている。この装着部7は、図5によって示されるように、切込み7aの開口部側に前記受け片20の脚片24寸法より小さい幅に開口するくびれ部7bが設けられ、脚片24を挿入するとそのくびれ部7bによって外脱を阻止されるように形成されている。
【0018】
このように構成される前部窓10と運転室1の筐体2側に付設のガイドレール3との関係で、前部窓10を閉じるとき、その窓枠11を従来同様に、図示されない操作ハンドルを持って上部を前方に押し付けると、その窓枠11の上端部側方に位置するガイドローラ14が、ガイドレールの一部に設けられたポケット部5内へ進入して、その内端部分6に配設された弾性体にてなる受け片20と当接する。この初期時点では受け片20の前面21中央部の突起22にガイドローラ14が接して進入時の押圧力でその突起22を押し込むように押し付ける。
【0019】
やがて窓枠11が、ロック装置(図示せず)によって筐体2側へ固定されると、ガイドローラ14が受け片20をより強く押圧することになり、両者の接触部における押圧反力でもってガイドローラ14に大きな摩擦抵抗力が付加されることになる。その結果、閉窓時にはガイドローラ14が固定されるので、作業機の運転操作に伴ない運転室筐体2に伝播する振動によってガイドローラが共振することもなく、またガイドローラ14を介して窓枠11も固定状態に保たれて共振するのを防止することができ、作業機の運転時や走行時における外部振動によって、従来遊動状態に支持されていた前部窓10全体が固定されることによって、伝播する振動での共振をなくすることにより振動に伴なう運転室1内での騒音を著しく低減させることが可能となった。この騒音の低減によって、作業時における環境改善効果が高められ、オペレータの作業能率の向上が促進されるという効果が得られるのである。
【0020】
そして、ポケット部5に付設の受け片20は、閉窓時におけるガイドローラ14との接触押圧で弾性変形しても、直接接触する前面21の突起22部分で強く押し込まれると、前面21がその突起22に隣接する部分がフリーであって、しかも背後23をポケット部5の内端部分6での円弧曲面に沿わせた形状にされているので、その曲面に沿って押圧内力が分散され、開窓によるロック解除で押圧力が除かれると、速やかに弾性復帰して次の閉窓時に対応できる。なお、その受け片20は、前述のようにくびれ部7bを備えた切込み7aに脚片24を嵌め込んで装着係止されているので、使用中に外脱することはない。
【0021】
このようなガイドローラの閉窓時における固定手段をポケット部に設けることにより、ガイドローラの支持構造を従来のようにルーズな構造にしてコストアップを回避し、初期の目的を達成することができる。
【0022】
また、前述のようなガイドローラの閉窓時における固定手段は、必要に応じて前記ゴム質材による弾性体に代えて、コイルスプリングをガイドローラに対応させて設けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明にかかる建設機械の運転室前部窓の配置態様を表わす断面図である。
【図2】図2は、要部を表わす図である。
【図3】図3は、図2におけるA−A視断面図である。
【図4】図4は、受け片の詳細図である。
【図5】図5は、ガイドレールのポケット部における受け片の切込み装着部を表わす図である。
【図6】図6は、従来の前部窓におけるガイドローラとガイドレールの関係を表わす図である。
【符号の説明】
1 運転室
2 運転室の筐体
2a フロントピラー
2b 運転室の天井部
3 窓のガイドレール
5 ポケット部
6 ポケット部の内端部分
7 受け片の装着部
7b 切込みにおけるくびれ部
10 前部窓
11 窓枠
14 ガイドローラ
20 受け片
22 突起
24 脚片
Claims (2)
- 建設機械の運転室内でフロントピラー内側部から天井部にわたり設けられたガイドレールに沿って、前面部から天井格納位置へ移動させて開閉可能に設けられる運転室前部窓において、
前記ガイドレールには、前記前部窓の窓枠に付設される上側のガイドローラがその前部窓を閉じた際に受け入れられる位置にポケット部が設けられ、このポケット部の内端部分に、前記ガイドローラと接してそのガイドローラを摩擦保持する弾性体にてなる受け片が装着され、
前記ポケット部の内端部分が円弧状に形成され、その円弧状の周縁部に前記受け片の脚片を受け入れる切込みが設けられるとともに、この切込みの開口部側に前記脚片の外脱を阻止するくびれ部が設けられることを特徴とする建設機械の運転室前部窓。 - 前記受け片は、前面中央部に緩衝用の突起を有するとともに、背面が前記ポケット部の内端部分の円弧に沿う面に形成され、その背面中央部に前記脚片を有し、この脚片端部に抜け止めの突起を有する形状である請求項1に記載の建設機械の運転室前部窓。
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