JP3318828B2 - 自動車用コンソールボックス - Google Patents

自動車用コンソールボックス

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JP3318828B2
JP3318828B2 JP08307497A JP8307497A JP3318828B2 JP 3318828 B2 JP3318828 B2 JP 3318828B2 JP 08307497 A JP08307497 A JP 08307497A JP 8307497 A JP8307497 A JP 8307497A JP 3318828 B2 JP3318828 B2 JP 3318828B2
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armrest
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console box
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智巳 井出
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Kanto Auto Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車等の車両に
装備されるコンソールボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両にあっては、例えば運転席
と助手席の間に小物入れ等として利用可能なコンソール
ボックスを備えている。図6は従来のコンソールボック
スの例を示している。このコンソールボックスの基本構
成として、コンソールボックス本体1とこのコンソール
ボックス本体1に枢支された開閉式アームレスト2とを
備えている。アームレスト2の中央部には、本木目蛇腹
で成るスライドドア3が付設されている。
【0003】スライドドア3は、アームレスト2の中央
部に開設された開口部4に沿ってスライド可能(矢印A
方向)に構成されている。このスライドドア3は図7に
示したように、可撓性を有する基板3a上に長手方向に
沿って複数の小片3bを枕木状に連続配置することで湾
曲可能に構成される。
【0004】アームレスト2の開口部4の両側には、図
6または図8に示したようにスライドドア3を案内支持
するようにスライドガイド5が設けられ、スライドガイ
ド5の後端部付近に突起6が付設される。この突起6
は、アームレスト2の一部(内側部分)であるアームレ
ストドアインナ7との間に一定の間隔をあけるように定
位置に配置される。
【0005】この例では、図8のようにアームレスト2
は、コンソールボックス本体1の上端部にて枢支されて
おり、その枢軸8のまわりに回動して開閉可能に構成さ
れている。スライドドア3は、アームレスト2とは独立
して開閉可能であり、図6の矢印A方向にスライドする
際、このスライド方向に湾曲可能に構成されている。つ
まりアームレスト2の枢軸8の至近位置からコンソール
ボックス本体1の下側に回り込むようにガイドレール9
が形成されており、スライドドア3はこのガイドレール
9に沿って概略ループ状を描くようにスライドする。な
お、コンソールボックス本体1内部に電話器等を収納す
ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コンソールボックスではスライドドア3が開閉する際、
基板3a上の複数の小片3bは、特に突起6からガイド
レール9にかけての領域を通過するとき相互に曲がりな
がらスライドする。このときのスライド動作は、小片3
bの一駒ごとにアクセントをつけて(言わば、「ゴシゴ
シ感」)、癖のある動きとなっていた。従って必ずしも
スライドドア3の良好な操作感を得ることができず、ま
たこのようなスライド動作のためにスライドドア3の基
板3a(補強布等)等の構成部品が磨耗して消耗し易く
なる場合があった。
【0007】本発明は上記の点に鑑み、スライドドアを
円滑に作動させると共に構成部品の保護に優れた自動車
用コンソールボックスを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ボックスを内蔵するコンソール本体と、このコンソ
ール本体に枢支された開閉式アームレストとを備えた自
動車用コンソールボックスであって、アームレストの長
手方向に開設された開口部に沿ってスライド可能なスラ
イドドアと、スライドドアを案内支持するようにアーム
レストの開口部の両側に設けたスライドガイドと、アー
ムレストの枢軸のまわりに概略ループ状を描くように配
置されたガイドレールと、アームレストの枢軸の至近位
置でスライドドアの下側に配置されるように設けたガイ
ドローラと、を備えている。
【0009】請求項2に記載の自動車用コンソールボッ
クスでは、前記ガイドローラがアームレストドアインナ
の端部に回転自在に支持されるように構成されている。
【0010】請求項3に記載の自動車用コンソールボッ
クスでは、前記ガイドローラの外周にゴム材で成る表皮
材を付設したことを特徴とする。
【0011】本発明によれば、ボックスを内蔵したコン
ソール本体に枢支されたアームレストは、常態にてボッ
クスを内蔵したコンソール本体に閉合しており、その本
来の機能を発揮する。また、このときスライドドアを開
けると、ボックスの下側に回り込むようにガイドレール
に沿って概略ループ状を描くようにスライドする。
【0012】この場合、スライドドアは、アームレスト
ドアインナの端部に回転自在に支持されたガイドローラ
によってガイドされることで、円滑にスライドすること
ができる。これによりスライドドアの良好な操作感が得
られると共に、特にスライドドアの基板等の磨耗を防い
で構成部品を有効に保護することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5に基づき、従来
例と実質的に同一または対応する部材には同一符号を用
いて、本発明による自動車用コンソールボックスの好適
な実施形態を説明する。
【0014】この実施形態におけるコンソールボックス
の基本構成は、図3〜図5に示されているように、ボッ
クス18と、このボックス18を内蔵するコンソール本
体20と、このコンソール本体20に枢支された開閉式
アームレスト2とを備えている。アームレスト2の中央
部には、長手方向に開設された開口部4に沿ってスライ
ド可能なスライドドア3が設けられている。スライドド
ア3は、前述のように複数の小片3bを枕木状に連続配
置することで湾曲可能に構成される。
【0015】アームレスト2の開口部4の両側には、ス
ライドドア3を案内支持するスライドガイド5が設けら
れる。スライドガイド5との間に一定間隔をあけてアー
ムレストドアインナ7が配置され、スライドドア3はス
ライドガイド5とアームレストドアインナ7の間をスラ
イドする。
【0016】さて、図1および図2は、本発明の実施形
態における要部構成を示している。この実施形態におい
ては、アームレスト2の枢軸8の至近位置でスライドド
ア3の下側に配置されるように設けたガイドローラ10
を備えている。このガイドローラ10は、アームレスト
ドアインナ7の枢軸8側の端部に回転自在に支持され
る。
【0017】この場合、アームレストドアインナ7の端
部に軸受部11を形成し、この軸受部11にてガイドロ
ーラ10の軸部10aを支持する。軸受部11は図示の
ようにアームレストドアインナ7の端部を切り欠くこと
で簡単に形成することができる。なお、このような切欠
の代わりに軸受孔を開設するものであってもよい。さら
にガイドローラ10の外周には、ゴム材(好適にはネオ
プレンゴム)で成る表皮材が付設される。アームレスト
ドアインナ7の端部に支持されたガイドローラ10の外
周部は図2に示されるように、アームレストドアインナ
7の端部から適度に突出するように配置される(図2、
斜線部)。
【0018】ここで、図3はこの実施形態におけるコン
ソールボックスのアームレストアセンブリを示し、図4
はコンソール本体に内蔵されるボックスを示し、図5は
コンソール本体を示している。図示のようにアームレス
トアセンブリは、アームレスト2、スライドドア3、開
口部4、スライドガイド5、アームレストドアインナ7
およびガイドレール9等の構成部品を備え、2つのガイ
ドローラ10がアームレストドアインナ7の端部にそれ
ぞれ装着されるようになっている。また、ボックス18
はコンソール本体20の開口部22に内蔵され、ボック
ス18のGで示す箇所とコンソール本体20のHで示す
箇所がネジなどで固定されている。さらに、コンソール
本体20のJで示す箇所に固定されているブラケット
(図示しない)がアームレスト2のFで示す箇所を枢支
するようになっている。
【0019】上記構成において、ボックス18を内蔵し
たコンソール本体20に枢支されたアームレスト2は、
常態にてボックス18を内蔵するコンソール本体20に
閉合しており、アームレストとして適宜利用することが
できる。このときスライドドア3を閉めておくことで、
アームレスト2の中央部に本木目蛇腹が設定されるた
め、コンソールボックスに対して高級感を付与すること
ができる。
【0020】図1あるいは図2のようにアームレスト2
をボックス18に対して閉めているとき、スライドドア
3をスライドガイド5とアームレストドアインナ7の間
でスライドさせて開ける。このときスライドドア3は、
ガイドレール9に沿って概略ループ状を描くようにボッ
クス18の下側に回り込む。この場合、スライドドア3
の基板3a上の各小片3bは、アームレストドアインナ
7の端部からガイドレール9へと通過するとき相互に曲
がりながらスライドする。
【0021】上述のようにアームレストドアインナ7の
端部にはガイドローラ10が回転自在に設けられてお
り、スライドドア3は、ガイドローラ10によってガイ
ドされることで、円滑にスライドすることができる。ガ
イドローラ10はスライドドア3の基板3aに直接接触
するが、ガイドローラ10の外周に表皮材を付設してい
ることで、基板3aの磨耗を有効に防止することができ
る。また、従来のような小片3bの一駒ごとのアクセン
トをなくし、滑らかなスライド動作を実現することによ
りスライドガイド5等の損傷等を防ぐことができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、こ
の種のコンソールボックスにおいて、スライドドアをス
ライドさせる際ガイドローラによってガイドすることに
より、円滑にスライドさせることができ、操作感が格段
に向上する。このように、スライドドアの滑らかなスラ
イド動作を実現することにより、構成部品の磨耗、損傷
等を防ぎ、構成部品を有効に保護することができる等の
利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車用コンソールボックスの実
施形態における要部構成を示す斜視図である。
【図2】本発明による自動車用コンソールボックスの実
施形態における要部構成を示す側面図である。
【図3】本実施形態におけるコンソールボックスのアー
ムレストアセンブリを示す図である。
【図4】本実施形態におけるコンソール本体に内蔵され
るボックスを示す図である。
【図5】本実施形態におけるコンソール本体を示す図で
ある。
【図6】従来のコンソールボックスの外観構成例を示す
斜視図である。
【図7】従来のコンソールボックスに係るスライドドア
の断面図である。
【図8】従来のコンソールボックスの内部構成例を示す
断面図である。
【符号の説明】
2 アームレスト 3 スライドドア 4 開口部 5 スライドガイド 7 アームレストドアインナ 9 ガイドレール 10 ガイドローラ 10a 軸部 11 軸受部 18 ボックス 20 コンソール本体
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−20176(JP,A) 特開 平8−192685(JP,A) 特開 平6−107072(JP,A) 実開 平6−42421(JP,U) 実開 平2−71045(JP,U) 実開 昭58−153137(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 7/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボックスを内蔵したコンソール本体と、
    このコンソール本体に枢支された開閉式アームレストと
    を備えた自動車用コンソールボックスであって、 前記アームレストの長手方向に開設された開口部に沿っ
    てスライド可能なスライドドアと、 前記スライドドアを案内支持するように前記アームレス
    トの開口部の両側に設けたスライドガイドと、 前記アームレストの枢軸のまわりに概略ループ状を描く
    ように配置されたガイドレールと、 前記アームレストの枢軸の至近位置で前記スライドドア
    の下側に配置されるように設けたガイドローラと、を備
    えたことを特徴とする自動車用コンソールボックス。
  2. 【請求項2】 前記ガイドローラは、前記アームレスト
    のアームレストドアインナの端部に回転自在に支持され
    ることを特徴とする、請求項1に記載の自動車用コンソ
    ールボックス。
  3. 【請求項3】 前記ガイドローラの外周にゴム材で成る
    表皮材を付設したことを特徴とする、請求項1または2
    に記載の自動車用コンソールボックス。
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