JP4117979B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は液晶表示装置に関する。さらに詳しくは、液晶モジュールの組み立て作業におけるフロントフレームの取付作業を容易にする液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の液晶表示装置として、たとえば図8〜9に示されるようにバックライトユニット51に形成された位置決め突起52がフロントフレーム53の位置決め孔54に引っ掛かることにより、モジュール強度を確保する構造のものがある。この液晶表示装置では、モジュール強度を確保するために、突起52の引っ掛かり量を充分考慮して、突起52および位置決め孔54の寸法が決められている。
【0003】
また、従来の他の液晶表示装置としてモジュールの固定方法にカシメ方式を用いたものがある。この液晶表示装置は、図10に示されるように液晶パネルを搭載したバックライトユニット61にフロントフレーム62を嵌め込み、フロントフレーム62に形成されたカシメ部63をバックライトユニット61の凹所64に折り曲げることにより液晶モジュールの固定を行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図8〜9に示す従来の液晶表示装置の場合、モジュール強度を確保するためには、引っ掛かり量を充分確保する必要があるため、組立時には嵌め込みづらく、分解時には外しづらくなるとともに、フロントフレームを突起から外すためにフロントフレームを開く必要があるので、フロントフレームの変形を誘発するという問題がある。
【0005】
また、図10に示す従来の液晶表示装置の場合、カシメ前の状態ではフロントフレームが固定されておらず、開き易い状態となっているため、カシメのためにモジュールを反転させるときに、フロントフレームが開いて液晶パネルが外れたり、異物混入などの不具合が発生するという問題がある。
【0006】
本発明は、叙上の事情に鑑みて、液晶表示装置を組み立てる際の作業性向上と分解時の作業性向上、および部分損傷防止を行なうとともに、組立作業中におけるフロントフレーム固定前に発生する不具合(パネルズレや異物混入など)を抑制することができる液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の液晶表示装置は、液晶駆動ICおよび基板が実装された液晶パネルと、該液晶パネルを位置決めして搭載でき、長辺側両辺に、それぞれ第1突起と第2突起を設けたバックライトユニットと、該バックライトユニットの突起に対応する位置に位置決め孔が設けられたフロントフレームとからなる液晶表示装置であって、前記第1突起が位置決め孔から突出し、前記第2突起が位置決め孔内に位置し、前記第1突起の突出量が前記フロントフレームの厚さと同等または厚くされることによって仮固定され、前記フロントフレームに形成されるカシメ部が折り曲げられ、バックライトユニットの凹所に引っ掛けられるか、前記バックライトユニット側よりネジでフロントフレームを固定するか、前記フロントフレーム側よりネジでバックライトユニットを固定するか、または前記フロントフレームとバックライトユニットを粘着テープで固定することによって前記フロントフレームが前記バックライトユニットに本固定されることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の液晶表示装置は、液晶駆動ICおよび基板が実装された液晶パネルと、液晶パネルを位置決めして搭載できるバックライトユニット(B/L)と、さらにそれらを固定するためのフロントフレームとからなる液晶表示装置である。そして前記バックライトユニットの長辺側両辺に突出量が異なる突起A、Bを設け、これらの突起A、Bにフロントフレームの位置決め孔を嵌合させてフロントフレームを固定している。この構造において、一方の突起Aの突出量はフロントフレームの厚さと同等または厚くされ、突起部の引っ掛かり量を充分確保している。また他方の突起Bの突出量はフロントフレームの厚さより小さくすることにより、突起部の引っ掛かり量を浅くしている。前記構造により、組立時には引っ掛かり量の大きい突起A側より突起Aにフロントフレームの位置決め孔を引っかけたのち、引っ掛かり量の少ない突起Bに位置決め孔を嵌め込む手順で容易に組み立てることができる。このため、フロントフレームの本固定を実施するまでのあいだの仮固定として、有効に作用し、フロントフレームが開くことによる不具合を防止することができる。
【0009】
以下、添付図面に基づいて本発明の液晶表示装置を説明する。
【0010】
図1〜3に示されるように、本発明の一実施の形態にかかわる液晶表示装置は、液晶駆動ICおよび基板が実装された液晶パネル1がバックライトユニット2の上に位置決めして収納されたのち、その上にフロントフレーム3を被せて固定される構造にされている。
【0011】
バックライトユニット2の長辺側両辺には突出量が異なる2種類の突起2a、2bが設けられており、これらの突起2a、2bがフロントフレーム3の位置決め孔3a、3bに嵌まり込んで位置決めと仮固定とがなされる。突起2aはフロントフレーム3の厚さと同等もしくは厚く形成されている。また突起2bはフロントフレーム3の厚さより小さく形成されている。モジュール組立の際、突起量の大きい突起2a側より組み立て、最後に突起量の少ない突起2bを嵌め込むことで容易に組み立てることができる。
【0012】
本実施の形態では、バックライトユニットの対向する長辺に形成される突起の突出量が大小2種類にされているため、フロントフレームを確実に固定する本固定までのあいだの仮固定として、有効に作用する。このため、仮固定されたモジュールを反転させるときに、フロントフレームが開いて液晶パネルが外れることがない。つぎにフロントフレーム3を嵌め込んだあとは、図3〜4に示すカシメ部3cをバックライトユニット2の凹所2cに折り曲げることにより液晶モジュールの強度を確保することができる。
【0013】
つぎに前記カシメ部に代えて、引っ掛かりの浅い突起側を確実に固定する他の手段を説明する。本実施の形態では、図5に示されるように突起量が少ない突起2b側の本固定方法としてネジ固定を用いている。すなわちバックライトユニット11に形成される貫通孔12にネジ13を挿通したのち、フロントフレーム14の上辺に形成される雌ネジ15に螺着している。かかるネジ固定部としては、たとえば2〜4箇所形成することができる。これにより、フロントフレーム14にてバックライトユニット11を共締めすることにより、液晶モジュールの強度を確保できる。
【0014】
つぎに突起量が少ない突起2b側の本固定方法として他のネジ固定を説明する。本実施の形態は、図6に示されるように、バックライト21の上部凹所にインサートナット22を嵌め込んだのち、フロントフレーム23の上辺に形成される貫通孔24にネジ25を挿入し、前記インサートナット22に螺着している。かかるネジ固定部としては、たとえば2〜4箇所形成することができる。これにより、バックライトユニット21に設けられたインサートナット22でフロントフレーム23を共締めすることにより、液晶モジュールの強度を確保できる。
【0015】
つぎに突起量が少ない突起2b側の本固定方法として粘着テープ方式を用いた実施の形態を説明する。本実施の形態は、図7に示されるように、バックライト31の底面31aからフロントフレーム32の側面32aに掛けて、粘着テープ33を貼り付けている。かかる粘着テープ33は、フロントフレーム32の片側全面または所定の間隔ごとに貼り付けることができる。これにより、バックライトユニット31とフロントフレーム32を固定することにより、液晶モジュールの強度を確保できる。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、液晶モジュールの組み立て作業におけるフロントフレームの取付作業を容易にするとともに、フロントフレームの本固定を行なうまでのあいだ、フロントフレームの仮固定ができることでフロントフレームが開くことによる液晶パネルの外れや、異物混入などを抑制することができる。さらに、何らかの不具合により液晶モジュールを分解する際にも容易にフロントフレームを外すことができ、変形などの部分不良を誘発する可能性が低くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】図1における仮結合部の斜視図である。
【図3】図1における液晶表示装置の底面図である。
【図4】図3における本結合部の斜視図である。
【図5】本発明の液晶表示装置の他の実施の形態を示す断面図である。
【図6】本発明の液晶表示装置のさらに他の実施の形態を示す断面図である。
【図7】本発明の液晶表示装置のさらなる他の実施の形態を示す断面図である。
【図8】従来の液晶表示装置の一例を示す底面図である。
【図9】図8における液晶表示装置の断面図である。
【図10】従来の液晶表示装置の他の例を示す底面図である。
【符号の説明】
1 液晶パネル
2 バックライトユニット
2a、2b 突起
3 フロントフレーム
3a、3b 位置決め孔
13、25 ネジ
22 インサートナット
33 粘着テープ
Claims (2)
- 液晶駆動ICおよび基板が実装された液晶パネルと、該液晶パネルを位置決めして搭載でき、長辺側両辺に、それぞれ第1突起と第2突起を設けたバックライトユニットと、該バックライトユニットの突起に対応する位置に位置決め孔が設けられたフロントフレームとからなる液晶表示装置であって、
前記第1突起が位置決め孔から突出し、
前記第2突起が位置決め孔内に位置し、
前記第1突起の突出量が前記フロントフレームの厚さと同等または厚くされることによって仮固定され、
前記フロントフレームに形成されるカシメ部が折り曲げられ、バックライトユニットの凹所に引っ掛けられるか、前記バックライトユニット側よりネジでフロントフレームを固定するか、前記フロントフレーム側よりネジでバックライトユニットを固定するか、または前記フロントフレームとバックライトユニットを粘着テープで固定することによって前記フロントフレームが前記バックライトユニットに本固定される
ことを特徴とする液晶表示装置。 - 前記第2突起側を確実に固定するために、前記フロントフレームをバックライトユニットに固定する手段が設けられてなることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
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