JP4116861B2 - セルロースエーテルを使用した血液コレステロールレベルの低下 - Google Patents
セルロースエーテルを使用した血液コレステロールレベルの低下 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4116861B2 JP4116861B2 JP2002320120A JP2002320120A JP4116861B2 JP 4116861 B2 JP4116861 B2 JP 4116861B2 JP 2002320120 A JP2002320120 A JP 2002320120A JP 2002320120 A JP2002320120 A JP 2002320120A JP 4116861 B2 JP4116861 B2 JP 4116861B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- viscosity
- cellulose ether
- cps
- dosage form
- unit dosage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L33/00—Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof
- A23L33/20—Reducing nutritive value; Dietetic products with reduced nutritive value
- A23L33/21—Addition of substantially indigestible substances, e.g. dietary fibres
- A23L33/24—Cellulose or derivatives thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P3/00—Drugs for disorders of the metabolism
- A61P3/06—Antihyperlipidemics
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P3/00—Drugs for disorders of the metabolism
- A61P3/08—Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis
- A61P3/10—Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis for hyperglycaemia, e.g. antidiabetics
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S426/00—Food or edible material: processes, compositions, and products
- Y10S426/804—Low calorie, low sodium or hypoallergic
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Diabetes (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Public Health (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Hematology (AREA)
- Obesity (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Mycology (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Endocrinology (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Steroid Compounds (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
発明の分野
本発明は、哺乳動物中の総血漿コレステロールレベルを低減するために有用な方法および食料品に関する。さらに詳細には、本発明は、水溶性セルロースエーテルを使用することによりコレステロールレベルを低減する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
発明の背景
総血漿コレステロール(TPC)レベルは、血清コレステロールレベルとも称されており、上昇したTPCレベルが、冠状動脈心疾患の発生の重要な要因であることが確固として認められている。したがって、TPCレベルを低減する方法を発見し、開発することにはかなり高い関心が寄せられている。血清コレステロールを有意に低減し得る薬剤が現在入手可能であるが、これらの全てではなくとも大部分には、望ましくない副作用がある。
【0003】
健康および疾患に対する食物繊維の作用に関して多くの研究が行われてきた。種々の起源による繊維の、コレステロールに対する効果を比較する各研究により、異なる起源の繊維が、哺乳動物中のTPCレベルに対して各々異なる影響を与えるという結論が得られた。これらの研究によれば、セルロースなどの繊維は、哺乳動物においては、低コレステロール血症性ではない。D.KritchevskyおよびJ.A.StoryらのCRC Handbook of Dietary Fiber in Human Nutrition、「Influence Of Dietary Fiber On CholesterolMetabolism In Experimental Animals」、第4.3章(1986 G.Spiller編)を参照されたい。
【0004】
セルロース誘導体に関しては、D.L.Toppingらが、J.Nutr.,59、21(1988)において、低粘度、中粘度および高粘度(2%の溶液で25〜1500cps)のメチルセルロースの、ラット中でのコレステロール低下効果を試験した。D.L.Toppingらは、炭水化物および脂肪酸の代謝における変化を記録し、そして、これらの変化が、小腸における栄養素の消化および吸収の速度が遅くなったことに起因すると推測した。しかし、血漿および肝臓コレステロール濃度は、これらの物質によって変化することはなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、血漿コレステロールレベルを低減し得る因子が、必要とされ続けている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
発明の要旨
本発明は、哺乳動物、即ちヒトの血液中の総血漿コレステロール(TPC)のレベルを低下させる治療方法を提供する。この総血漿コレステロールレベルは、有効な量の水溶性セルロースエーテルを哺乳動物に投与することによって、有意に低減され得る。本方法の実施に有効な非常に多くの種類のセルロースエーテルは、市販されているか、あるいは従来の有機合成法により容易に得られ得る。これらの物質は、各々の投薬量で毒性が無く、そして、一般的に味が無く、しかも本質的にカロリーが無い。
【0007】
セルロースエーテルは、乳化、テクスチャー保持もしくは水分保持などのある種の機能特性を向上させるために種々の食料品に使用されているが、しかし、その使用量は、通常、食料品の0.5%未満である。これらのレベルは、非常に低いために、本発明の基礎となるコレステロール低下効果などの重要な生理的効果をもたらすことはない。
【0008】
したがって、本発明は、さらに、ヒトに摂取されるように意図された加工食料品を提供する。この加工食料品は、1種類もしくはそれ以上の水溶性セルロースエーテルを含有しており、この水溶性セルロースエーテルの量は、ある量の食料品が、単独で摂取された場合に、あるいは被験体の1日当りのカロリー必要量を満足させるべく使用される他の食物との組み合わせで摂取された場合に、TPCを低下させるために有効な量である。加工食料品中に従来使用されていた僅かな量とは対照的に、本発明の主題である食料品は、好ましくは約2〜20重量%の1種類もしくはそれ以上の水溶性セルロースエーテルを含有し、そして好ましくは約5〜15重量%の1種類もしくは複数種類のセルロースエーテルを含有する。これらのレベルでは、哺乳動物、即ちヒトは、1日当りに消費する1000キロカロリーの総食物に対して1日当り約1〜30g、好ましくは約2〜10gの割合のセルロースエーテルを摂取する。したがって、本方法によって有用なコレステロール低下効果(≧5〜10%)を得るためには、成人男子は1日当り約2.5〜10g、好ましくは約4〜8gのセルロースエーテルを摂取し、そして成人女子は、1日当り約2〜8g、好ましくは約3〜7.5gのセルロースエーテルを摂取する。このセルロースエーテルは、例えば中粘度から高粘度のヒドロキシプロピルメチルセルロースなどである。しかし、非常に上昇したTPCを有するヒト患者に対しては、1日当り30〜35gもの高い投与量を指示し得る。
【0009】
従って、本発明は以下を提供する。
【0010】
1.ヒト中の総血漿コレステロールレベルを低減する治療方法であって、上記ヒトが、このような治療を必要としており、そして、有効な量の水溶性セルロースエーテルを上記ヒトに投与する工程を包含する、方法。
【0011】
2.上記水溶性セルロースエーテルが、2重量%の水溶液の状態で20℃で測定した場合に少なくとも約50cpsの粘度を有する、項目1に記載の方法。
【0012】
3.上記セルロースエーテルの粘度が、約100〜50,000cpsである、項目2に記載の方法。
【0013】
4.上記セルロースエーテルが、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースからなる群より選択される、項目1に記載の方法。
【0014】
5.上記セルロースエーテルを、薬学的に受容可能な担体との組み合わせで投与する、項目1に記載の方法。
【0015】
6.上記投与の形態が、経口摂取である、項目1に記載の方法。
【0016】
7.上記セルロースエーテルを、液体媒体中に分散させるか、もしくは溶解する、項目6に記載の方法。
【0017】
8.1日当りに消費される1000キロカロリーの食物に対して約1gから約30gまでの間のセルロースエーテルが摂取される、項目6に記載の方法。
【0018】
9.上記セルロースエーテルが粉末である、項目1に記載の方法。
【0019】
10.上記セルロースエーテルを、少なくとも部分的に水和させる、項目1に記載の方法。
【0020】
11.哺乳動物中の総血漿コレステロールレベルを低減し得る栄養食料品であって、2重量%の水溶液の状態で20℃で測定した場合に少なくとも約50cpsの粘度を有する約2〜20重量%の水溶性セルロースエーテルと、所定のカロリー含有量を有する別個の代謝可能な食物成分との混合物を含有する、栄養食料品。
【0021】
12.上記セルロースエーテルが、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースもしくはヒドロキシプロピルメチルセルロースである、項目11に記載の食料品。
【0022】
13.上記セルロースエーテルが、2%の水溶液の状態で20℃で測定した場合に少なくとも約100cpsの粘度を有する、項目11に記載の食料品。
【0023】
14.上記セルロースエーテルが、2%の水溶液の状態で20℃で測定した場合に約100cpsから50,000cpsまでの粘度を有する、項目11に記載の食料品。
【0024】
15.上記食料品が、上記セルロースエーテルに水分を与えて膨張させる程の十分な量の水を含有する、項目11に記載の食料品。
【0025】
16.哺乳動物中の総血漿コレステロールレベルを低減し得る栄養食料品であって、2重量%の水溶液の状態で20℃で測定した場合に少なくとも約50〜100,000cpsの粘度を有する粉末状の水溶性高粘度セルロースエーテルを十分な量の水と結合させて上記セルロースエーテルを膨張させることにより形成した約2〜15重量%のセルロースエーテルと、所定のカロリー含有量を有する別個の代謝可能な食物成分との混合物を含有しており、これによって、上記食料品が摂取された場合に、1日当りに消費される1,000kcalの総食物に対して2グラムから10グラムまでの割合の上記セルロースエーテルが提供される、栄養食料品。
【0026】
17.ある量の水溶性セルロースエーテルを薬学的に受容可能な担体との組み合わせで含有する薬学的な単位投与剤型であって、上記セルロースエーテルの量が、ヒトに上記単位投与剤型を投与した場合に上記ヒトの総血漿コレステロールレベルを低下させるために有効な量である、薬学的な単位投与剤型。
【0027】
18.上記水溶性セルロースエーテルが、2重量%の水溶液の状態で20℃で測定した場合に少なくとも約50cpsの粘度を有する、項目17に記載の薬学的な単位投与剤型。
【0028】
19.上記セルロースエーテルの粘度が、約100〜50,000cpsである、項目18に記載の薬学的な単位投与剤型。
【0029】
20.上記薬学的に受容可能な担体が液体である、項目17に記載の薬学的な単位投与剤型。
【0030】
21.上記液体が水である、項目20に記載の薬学的な単位投与剤型。
【0031】
22.錠剤もしくはカプセルを含有する、項目17に記載の薬学的な単位投与剤型。
【0032】
23.上記セルロースエーテルが、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースからなる群より選択される、項目17に記載の薬学的な単位投与剤型。
【0033】
24.上記セルロースエーテルが、ヒドロキシプロピルメチルセルロースである、項目22に記載の薬学的な単位投与剤型。
【0034】
【発明の実施の形態】
好ましい実施態様の説明
本発明のセルロースエーテル化合物は、好ましくは、低級アルキルオキシ(例えばC1からC4)置換基もしくはヒドロキシ(低級(アルキルオキシ))置換基、特にメトキシル基およびヒドロキシプロピルオキシル基を含有する。このタイプのセルロースは、米国特許第4,900,573号、第4,734,285号および第4,704,285号、ならびにKirk−Othmer−Concise Encyclopedia of Chemical Technology、M.Grayson編、Wiley−Interscience NY(1985)の231〜232ページに記載されており、これらの開示内容は、本明細書中に参考として援用される。本発明に使用する代表的なセルロースエーテルは、メチルセルロース、2−ヒドロキシプロピルメチルセルロース、2−ヒドロキシエチルメチルセルロース、2−ヒドロキシブチルメチルセルロース、2−ヒドロキシエチルエチルセルロース、2−ヒドロキシプロピルセルロース、メチルエチルセルロースおよび2−ヒドロキシエチルセルロースである。高粘度水溶性2−ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)が特に好ましい。
【0035】
本明細書中に報告されている粘度は、1重量%もしくは2重量%のセルロースエーテル水溶液中で20℃で回転粘度計を用いて測定され、センチポアズ(cpsもしくはcP)単位で表される。本発明に使用される2%のセルロースエーテル水溶液の粘度は、望ましくは50〜200,000cpsの範囲であり、好ましくは75〜100,000cpsの範囲であり、そして最も好ましくは100〜10,000cpsの範囲である。「高粘度」セルロースエーテルは、少なくとも約10,000cpsの粘度を有する。
【0036】
この用途に使用するための「水溶性」とは、2グラムの粉末状のセルロースエーテルを、0℃〜100℃の間の温度で100グラムの水中に加えて攪拌することにより分散させて、これによって、実質的に透明な、安定した水性組成物もしくは分散系(この分散系の温度を20℃にした場合)が得られ得ることを意味する。
【0037】
セルロースエーテルは、セルロースパルプをカセイソーダ存在下で種々の化学反応物と反応させることによって、生成され得る。例えば、メチルセルロースエーテルは、化学反応物としてクロロメタンを使用することによって、生成され得る。HPMCは、反応物としてプロピレンオキシドおよびクロロメタンを使用することによって、生成され得る。例えば、C.R.NollerのChemistry of Organic Compounds、W.B.Saunders Co.、London(第2版1957)の404〜405ページを参照されたい。
【0038】
本発明のセルロースエーテル化合物の水溶液の見掛け粘度は、この化合物の分子量もしくは鎖長に比例する。哺乳動物中のTPCレベルを低下させるために有用な水溶性高粘度セルロースエーテルの数平均分子量は、望ましくは少なくとも約100,000ダルトンであり、そして好ましくは100,000ダルトンから250,000ダルトンまでの範囲である。重量平均分子量は、数平均分子量の3〜10倍である。
【0039】
本発明に使用されるセルロースエーテルは、さらに、毒性が無く、非イオン性で、カロリーが無く、生物学的に不活性であり、しかも食用に適するという特徴を有する。
【0040】
本発明による哺乳動物の血液中のTPCレベルを低減する方法は、有効な量の水溶性セルロースエーテルを哺乳動物の消化管に投与する工程を包含する。一つのタイプの水溶性セルロースエーテル、もしくは複数種類のセルロースエーテルの混合物を、投与し得る。好ましくは、1種類もしくは複数種類のエーテルを、薬学的に受容可能な担体との組み合わせで、即ち、錠剤、ゼラチンカプセル、摂取量を予め計量した溶液などの、1種類もしくはそれ以上の薬学的な単位投与剤型で投与する。投与方法には種々のものがあり得るが、セルロースエーテルは、望ましくは経口投与され、そして好ましくは毎日の食事の一成分として、即ち、水、乳状液、植物油、ジュースなどの液体媒体との組み合わせで、ヒトに摂取される。あるいは、セルロースエーテルは、摂取可能な固体もしくは半固体マトリックス中に加えられて、例えば従来の成形賦形剤との組み合わせで、摂取されるか、または、ポリエチレングリコール、天然ゲルなどのカプセル充填剤中に加えられて摂取される。
【0041】
セルロースエーテルは、直接(好ましくは溶液の状態で)もしくは粉末の形態で投与され得るか、または、他の食物成分と組み合わされ得る。セルロースエーテルに対して一般的に適合性を有する多くの食料品は、M.K.Weibelら(米国特許第4,923,981号)によって開示されている。この開示内容は、本明細書中に参考として援用されている。例えば、セルロースエーテルを、シェイク(即ちミルクセーキ)、朝食用飲料、ジュースおよび味付け飲料、ヨーグルト、プディング、アイスクリーム、アイスミルク、フローズンヨーグルト、チーズケーキフィリング、グラノーラ(granola)バーおよびフルーツバーなどの「健康食バー」を含むキャンデーバー、ガム、ハードキャンデー、フルーツフィリングなどのペーストリーフィリング、シリアル、パン、調理済みの詰め物、およびインスタントポテトなどの食物中に混合し得る。有効な量の本発明のセルロースエーテルはまた、サラダドレッシング、糖衣、スープ、ソース、グレービー、マヨネーズおよび他のスプレッド中の脂肪の代用物としても使用され得る。さらに、セルロースエーテルは、錠剤、顆粒剤、カプセルなどとして処方され得る。したがって、「食物成分」は、この用語が本明細書中で使用されているように、上記の食料品の調理法において一般に使用される成分を含む。これらの成分には、穀粉、果物、乳状液、卵、澱粉、大豆タンパク質、砂糖、砂糖シロップ、植物油、バター、レシチンなどの乳化剤などが含まれる。
【0042】
好ましくは、水溶性セルロースエーテルを、経口摂取の前に、部分的に、もしくは完全に水和させる。例えば、セルロースエーテルを、十分な量の水中に分散させることにより、シロップ状の液体を生成し得る。次に、このシロップ状の液体を、穀粉および他の穀物製品などの1種類もしくはそれ以上の食物成分と混合することによって、ペーストもしくは練り粉(dough)を得る。これを、次いで、ベーキング、押し出し加工などの既知の食物調製法で処理することにより、食用に適した食料品を得る。着色料および調味料は、当然、添加され得る。これらの添加は、食料品の好ましさを向上させるために適切であり得る。セルロースエーテルが組み合わされ得る食物成分は、代謝可能であり、しかも所定のカロリー値を有する。そして、使用されるこのような食物成分の量は、そのカロリー含有量により測定され得る。
【0043】
機能的に有効な量のセルロースエーテルを使用する。この量は、少なくとも、哺乳動物、例えばヒトの血液中のTPCレベルを有意に低減するために必要な最少量である。したがって、規定食中に含まれるべき水溶性セルロースエーテルの所望の投与量もしくは量は、ヒト患者の体型および性別、ならびに患者のTPCレベルによって異なる。
【0044】
例えば、上記の食料品は、典型的には、2%から20%までの総セルロースエーテル含有量を有するように処方され、そしてこの含有量は、使用するセルロースエーテルの粘度グレードおよび食料品のタイプに依存する。濃度および粘度の組み合わせは、ある程度実験に基づいて決定されなければならない。例えば、ミルクセーキもしくはプディングでは、重量%は10〜20%となり得る。しかし、焼き食品類の場合は、製品のレオロジー特性に有害な影響を及ぼすことの無い状態では、僅か2〜5重量%の範囲が可能となり得る。薬学的な単位投与剤型中に組み込まれるセルロースエーテルの量は、当然これよりもはるかに多い。なぜならば、味およびレオロジーは、主たる問題ではないからである。この場合は、例えば、約20〜98%、好ましくは約50〜80%のセルロースエーテルを使用し得る。
【0045】
大部分の環境下では、1日当りに消費される1,000キロカロリー(kcal)の総食物に対して約2グラムから約30グラムまでの摂取が適切である。好ましくは、1日当り、1,000kcalに対して10グラムから20グラムまでが消費される。
【0046】
本発明を、これを限定するものではない以下の実施例により、さらに説明する。
【0047】
【実施例】
実施例1
ハムスターの総血漿コレステロールレベルを低下させる高粘度および低粘度HPMC調製物の能力を測定した。この測定は、HPMC調製物を含有する規定食を与えた動物の総血漿コレステロールレベルを、高粘度および低粘度グアーガム調製物を含有する規定食を与えた動物の総血漿コレステロールレベルと比較することによって、行われた。
【0048】
得られたHPMCは、2%の水溶液の状態で20℃で回転粘度計を用いて測定したところ、約100,000cpsの粘度を有していた。Wells−Brookfield ViscometerモデルLVTD、円錐平板法を用いた。これは、D.D.Gallaherらの「The Effect Of Dietary Fiber Type On Glycated Hemoglobin And Renal Hypertrophy In The Adult Diabetic Rat」、Nutrition Research,10、1311〜1323(1990)に記載の通りに行われた。この文献の教示内容は、本明細書中に参考として援用される。
【0049】
本実施例で使用した高粘度HPMCは、The Dow Chemical Companyから入手した(METHOCELTM K100LVプレミアムグレード、ロット番号MM90041321K、塩化ナトリウム含有量0.6重量%)。低粘度HPMCは、2%の水溶液の状態で20℃でWells−Brookfield Viscometerを用いて上記のように測定したところ、約100cpsの粘度を有していた。
【0050】
グアーガムは、市販されており、本来粘性を有する。本実施例で使用した高粘度グアーガムは、Sigma Chemical Companyから入手した。この高粘度グアーガムは、2重量%の水溶液の状態で20℃で上記のように測定したところ、約100,000cpsの粘度を有していた。
【0051】
本発明で使用した低粘度グアーガムは、The Dow Chemical Companyから入手した。その粘度(2重量%の水溶液の状態で20℃の場合)は、Wells−Brookfield ViscometerモデルLVTDを使用したところ、6/秒のずり速度で約64cpsであった。低粘度グアーガムは、周知の酸加水分解法に従って限定的に酸加水分解することにより天然グアーガムの粘度を低減して、調製された。
【0052】
HPMCおよびグアーガムの高粘度および低粘度調製物を、各々、以下に記載の動物用規定食の他の種々の成分とHobart A−120 vertical mixer中で混合した。上記の調製物を含有する規定食を、1組当り16体の雄ゴールデンシリアンハムスターを含む4組に対して6週間与えた。これらのハムスターの重量は、79グラムから121グラムまでの範囲であった。
【0053】
使用した規定食は、以下の表1に記載の成分を含有するものであった。
【0054】
【表1】
1ミネラル混合物の混合比(%):CaHPO4,50.0;NaCl,7.4;Kクエン酸塩 a H2O,22.0;K2SO4,5.2;MgO,2.4;第一マンガンCO3,0.35;クエン酸第二鉄,0.60;ZnCO3,0.16;CuCO3,0.03;KIO3,0.001;Na2SeO3 a 5H2O,0.001;CrK(SO4)2 a 12H2O,0.055;粉末状のスクロース,11.8。
【0055】
種々の起源のタンパク質における、規定食中の総カルシウム量および総リン量は、各々概数で(規定食100グラム当りの量(mg)):粗カゼイン,656および620;精製カゼイン,520および560;単離された大豆タンパク質,558および552。
【0056】
2ビタミン混合物1kg当りの量(g):チアミンHC1,0.6;リボフラビン,0.6;ピリドキシンHCl,0.7;ナイアシン,3.0;Caパントテン酸塩,1.6;葉酸,0.2;ビオチン,0.020;ビタミンB12,1mg;ビタミンA,400,000IU;ビタミンE,5,000IU;ビタミンD3,2.5mg;ビタミンK,5.0mg;以上のものと合計して1,000gとなる量の粉末状のスクロース。
【0057】
各ハムスターは,1日当り約8gのこの飼料を摂取した。6週間後にこれらのハムスターを屠殺することにより,血漿試料を得た。TPCレベルを酵素により測定した。この測定には、C.A.Allainらの「Enzymatic Determination of Total Serum Cholesterol」、Chin.Chem.,20、470(1974)に記載の方法を改変したものを使用した。この文献の教示内容は、本明細書中に参考として援用される。簡潔に記載すれば、試料中のコレステロールエステルを、コレステロールエステラーゼにより加水分解してコレステロールを得て、次いでこのコレステロールをコレステロールオキシダーゼにより酸化することによって、コレスト−4−エン−3−オンおよび過酸化水素を得た。次いで、この過酸化水素を、ペルオキシダーゼ存在下で、色素原である4−アミノベンゼンスルホネートと結合させることにより、キノンイミン染料を得た。このキノンイミン染料の最大吸光度は、500nmである。得られる色の強度は、試料中の総コレステロール濃度に正比例する。
【0058】
肝臓中の遊離コレステロールエステルの量を、次のように計算した。各肝臓の一部を重量1g分だけ採取し、そしてこれを、クロロホルムとメタノールとを混合した溶剤(2:1)と混合することにより、脂質を抽出した。この脂質の抽出には、周知の脂質抽出法を用いた。この混合物を濾過し、濾液の各アリコートを乾燥し、非イオン界面活性剤中に入れて、そして乾燥し、次いでコレステロールレベルを酵素により測定した。
【0059】
試料中の遊離コレステロールレベルを測定するために、上記の酵素アッセイを、Clin.Chem.,28、1379(1982)に記載の方法に従って改変することにより、試料をエステラーゼと結合させる工程を省略した。その他の手順は変更されなかった。得られる色の強度は、試料中の遊離コレステロール濃度に正比例する。
【0060】
コレステロールエステルのレベルを測定するために、肝臓試料の総コレステロールレベルを、上記の方法に従って測定した。試料中に存在するコレステロールエステルの濃度は、総コレステロール濃度から遊離コレステロール濃度を減算することによって、決定された。
【0061】
これらの結果を表2により以下に示す。
【0062】
【表2】
低粘度グアーガムおよび低粘度HPMCのグループに比較して、高粘度グアーガムおよび高粘度HPMCのグループにおける総血漿コレステロールは、統計的には有意に低かった。肝臓コレステロールエステルでは、高粘度HMのグループが最も低く、次いで高粘度グアーガムのグループが低かった。同様に、肝臓中の遊離コレステロールは、高粘度化合物を摂取した動物中において、より低かった。
【0063】
実施例2
種々の粘度グレードのHPMCの効果
最初の重量が80〜100gの雄ゴールデンシリアンハムスター(Harlan Sprague Dawley Inc., Indianapolis,IN)を、ステンレススチールメッシュケージに1体づつ入れて、市販のラット用規定飼料(rat ration)(Rodent Laboratory Chow 5001,Purina Laboratories)および任意の量の水を3日間与えることにより、環境に適応させた。精製した実験用規定食を、実施例1に従って調製したが、ただし、この場合には、セルロースおよび4つの異なる粘度グレードを有するヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)(Type K METHOCEL(登録商標),Dow,U.S.A.,Midland,MI)(19〜24%のメトキシ;4〜12%のヒドロキシプロポキシ)を、食物繊維の起源として用いた。HPMC剤型を、次のようにして規定食中に混合した:極めて高い粘度の(EV)HPMCは、K100M(100,000cpsの粘度)であった。高粘度の(HV)HPMCを、60重量%のK100Mと40%のK15M(15,000cpsの粘度)との混合物から生成した。中粘度の(MV)HPMCを、65重量%のK15Mと35%のK4M(4,000cpsの粘度)との混合物から生成した。そして、低粘度の(LV)HPMCは、K100LV(100cpsの粘度)であった。METHOCEL(登録商標)製品の市販名は、METHOCEL(登録商標)を2%の濃度で溶解した水中で20℃で測定した粘度値(±20%)に基づいている。粘度を、水中に1%の濃度で溶解した溶液で37℃で再度測定した(以下参照)。実験プロトコールでは、ハムスターを無作為に5つの処理グループに分けた。食物摂取量および体重の概算を毎週出した。食物摂取量に関しては、こぼれた量だけ補正を行った。
【0064】
3週間任意に食物を与えた後に、腸管内容物の粘度および総血漿コレステロール濃度を測定した。見掛け粘度の測定は、ASTMモノグラフD1347およびD2363(DOW U.S.A.)に基づいて行った。高温水(80〜90℃)をHPMC粉末に加えることにより、1%の溶液を生成した。この溶液を10分間撹拌し、氷浴中に入れて、撹拌し、そして40分間氷浴中に保持することにより、水和および溶解が確実に完了するようにした。この溶液を遠心分離することにより、溶液中に閉じ込められていた空気を排出した。溶液の温度を37℃に調整し、そして、Wells−Brookfield円錐平板粘度計(Brookfield Engineering,Stoughton,MA)を用いて数種類のずり速度で粘度を測定した。HPMCの水溶液は、ずり速度の増加に従って見掛け粘度が低下するという偽塑性流動作用を呈する。対数−対数用紙上に作成したずり速度対粘度のグラフは、ほぼ直線であった。したがって、このグラフを、あるずり速度における粘度を予測するために使用し得た。比較のために、推測によって所定のずり速度における各値を得た。
【0065】
規定食を3週間与えた後に、ハムスターにエーテルで麻酔をかけて、そして、心臓穿刺により血液を試験管に採集した。各試験管中には、総血漿コレステロール分析(Sigma Diagnostics,St.Louis,MO)を行うために、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)(血液1ml当り1mg)が入っていた。小腸および盲腸を取り出し、盲腸の重量を計った。小腸を、注意深く剥離して(stripped)、その内容物を採集した。この内容物を、JA20.1ローターを使用したJ2−21高速遠心機(Beckman Instruments,Spinco Div,Palo Alto,CA)中で30,000xgで30分間4℃で遠心分離した。上澄みの体積を記録して、この上澄み液(非ニュートン液体であると推定される)の粘度を上記のように測定した。粘度を、センチポアズ(cP)単位で表した。各値を、分散分析法(一元配置)によって分析した。各平均値の差異を、ダンカン(Ducan)のマルチプルレインジテストを用いて調べた。平均値は、p<0.05において有意であると考えられた。
【0066】
セルロースおよびHPMCの各々の水溶液(1%)の見掛け粘度を、表3に示す。
【0067】
【表3】
aLV=低粘度ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、bMV=中粘度HPMC、CHV=高粘度HPMC、および、dEV=極めて高い粘度のHPMC。1%のHPMC水溶液の粘度は、製造業者により提供された値である。セルロースのインビトロでの粘度は、任意である。腸管内容物粘度(半ビボ)の値は、10〜12の試料(2、3の試料は貯蔵されたもの)の平均値±SEMを示す。右端の列車の、異なる上付き文字を有する各平均値には、p<0.05において有意な差異がある。
【0068】
HPMCのインビトロでの粘度と半ビボでの粘度との間には、正の(positive)線形関係があることが判明した(r2=0.952)。これによって、この実験の条件下では半ビボでの粘度をインビトロでの粘度から予測し得ることが示唆される。
【0069】
HPMCは、膨潤し、次いで水和することにより水中に溶解する炭水化物ポリマーである。予想どおりに、腸管内容物の液体体積は、半ビボでの粘度の増加に伴って増加した。半ビボでの粘度が約250cPを超えると、液体体積は、プラトーに達すると思われる。内容物と共に測定した盲腸の重量については、高粘度HPMCを与えたハムスターにおける盲腸の方が重いという傾向にあった。
【0070】
総血漿コレステロールに対するセルロースおよびHPMCのインビトロおよび半ビボでの粘度の効果を、各々図1および図2に示す。図1中の各点は、表3に示した1%のセルロースもしくはHPMC溶液のインビトロでの粘度(cP=センチポアズ)、および規定食を3週間与えた後の血漿総コレステロール濃度(mg/100ml)を示す。各血漿総コレステロール濃度値は、12〜13体の動物の平均値±SEMを示す。共通の上付き文字を有さない各血漿コレステロール平均値には、有意な差異がある(p<0.05)。
【0071】
図2中の各点は、腸管内容物の粘度(半ビボ)、および規定食を3週間与えた後の血漿総コレステロール濃度(mg/dl)を示す。各血漿総コレステロール濃度値は、12〜13体の動物の平均値±SEMを示し、そして半ビボでの各粘度値は、10〜12体の動物の平均値±SEMを示す。共通の上付き文字を有さない各血漿コレステロール値には、有意な差異がある(p<0.05)。
【0072】
これらの二つの図は、非常に類似した関係を示している。なぜならば、インビトロでの粘度と半ビボでの粘度との間に高い相関関係があるからである。この発見により、これらの条件下では、インビトロでの粘度が、セルロースエーテルのコレステロール低下能力を予測するために有用であり得ることが示唆される。HPMC処理を行った全ての場合における総血漿コレステロールは、セルロースを用いたコントロール(各図において上付き文字aを有する点)と比較して、著しく低かった。
【0073】
総血漿コレステロール低下効果については、高粘度のHPMCの方が幾分大きいようであったが、しかし、LV HPMCとMV HPMCとの差異のみが、統計的に有意であった。総血漿コレステロールは、1%溶液の半ビボでの粘度が増加して約150cPに達するまでは、その増加に従って著しく減少した。半ビボでの粘度がさらに増加しても、低コレスデロール血症反応がさらに進行することはなかった。
【0074】
これらのデータを対数目盛上にグラフとして表すと、血漿コレステロールと半ビボでの粘度との間には、高い線形関係が存在する(r2=0.982)(データは不図示)。
【0075】
以上引用した全ての特許、特許出願および公報は、本明細書中に参考として援用される。本発明の好ましい実施態様について記載してきたが、本発明の意図および添付の請求の範囲から逸脱することなく、この実施態様に対して種々の変更、改作および修正を行い得ることを理解されたい。
【0076】
【発明の効果】
本発明により、血漿コレステロールが劇的に減少された。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、セルロース(a)およびヒドロキシプロピルメチルセルロースのインビトロでの粘度と、ハムスター中の血漿総コレステロールとの関係を示すグラフである。
【図2】図2は、セルロース(a)およびHPMCの半ビボでの内容物の粘度と、ハムスター中の血漿総コレステロールとの関係を示すグラフである。
Claims (10)
- ヒト中の総血漿コレステロールレベルを低減するための医薬を調製するために、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを用いる方法であって、該ヒドロキシプロピルメチルセルロースが、2重量%の水溶液の状態で20℃で測定した場合に、50cps以上で、かつ、1000cps未満の粘度を有する、方法。
- 前記ヒドロキシプロピルメチルセルロースが、薬学的に受容可能な担体との組み合わせで使用される、請求項1に記載の方法。
- 投与の形態が経口摂取である、請求項1に記載の方法。
- 前記ヒドロキシメチルセルロースが液体ビヒクル中に分散または溶解されている、請求項3に記載の方法。
- 前記ヒドロキシプロピルメチルセルロースが粉末である、請求項1に記載の方法。
- 前記ヒドロキシプロピルメチルセルロースが、少なくとも部分的に水和されている、請求項1に記載の方法。
- 有効量のヒドロキシプロピルメチルセルロースを薬学的に受容可能な担体との組合せで含有する、ヒトの総血漿コレステロールレベルを低減するための薬学的な単位投与剤型であって、セルロースエーテルの量は、該単位投与剤型の投与の際にヒトの相血漿コレステロールレベルを低減させるに有効であり、該ヒドロキシプロピルメチルセルロースが、2重量%の水溶液の状態で20℃で測定した場合に、50cps以上で、かつ、1000cps未満の粘度を有する、薬学的な単位投与剤型。
- 前記薬学的に受容可能なキャリアが液体である、請求項7に記載の薬学的な単位投与剤型。
- 前記液体が水である、請求項8に記載の薬学的な単位投与剤型。
- 錠剤もしくはカプセルである、請求項7に記載の薬学的な単位投与剤型。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US66639291A | 1991-03-08 | 1991-03-08 | |
US666,392 | 1991-03-08 | ||
US840,178 | 1992-02-24 | ||
US07/840,178 US5721221A (en) | 1991-03-08 | 1992-02-24 | Lowering blood cholesterol levels using water soluble cellulose ethers |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50782992A Division JP3651894B2 (ja) | 1991-03-08 | 1992-02-28 | セルロースエーテルを使用した血液コレステロールレベルの低下 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007128679A Division JP2007217424A (ja) | 1991-03-08 | 2007-05-14 | セルロースエーテルを使用した血液コレステロールレベルの低下 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003155243A JP2003155243A (ja) | 2003-05-27 |
JP4116861B2 true JP4116861B2 (ja) | 2008-07-09 |
Family
ID=27099455
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50782992A Expired - Lifetime JP3651894B2 (ja) | 1991-03-08 | 1992-02-28 | セルロースエーテルを使用した血液コレステロールレベルの低下 |
JP2002320120A Expired - Lifetime JP4116861B2 (ja) | 1991-03-08 | 2002-11-01 | セルロースエーテルを使用した血液コレステロールレベルの低下 |
JP2007128679A Withdrawn JP2007217424A (ja) | 1991-03-08 | 2007-05-14 | セルロースエーテルを使用した血液コレステロールレベルの低下 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50782992A Expired - Lifetime JP3651894B2 (ja) | 1991-03-08 | 1992-02-28 | セルロースエーテルを使用した血液コレステロールレベルの低下 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007128679A Withdrawn JP2007217424A (ja) | 1991-03-08 | 2007-05-14 | セルロースエーテルを使用した血液コレステロールレベルの低下 |
Country Status (21)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5721221A (ja) |
EP (1) | EP0503496B1 (ja) |
JP (3) | JP3651894B2 (ja) |
KR (1) | KR100216495B1 (ja) |
AT (1) | ATE117555T1 (ja) |
AU (1) | AU657301B2 (ja) |
CA (1) | CA2062412C (ja) |
DE (1) | DE69201255T2 (ja) |
DK (1) | DK0503496T3 (ja) |
ES (1) | ES2068623T3 (ja) |
FI (1) | FI933893A (ja) |
GR (1) | GR3015652T3 (ja) |
HK (1) | HK1010036A1 (ja) |
HU (1) | HUT65208A (ja) |
IE (1) | IE67435B1 (ja) |
IL (1) | IL101148A (ja) |
MX (1) | MX9201014A (ja) |
NO (1) | NO306284B1 (ja) |
UA (1) | UA27782C2 (ja) |
WO (1) | WO1992015313A1 (ja) |
ZA (1) | ZA921691B (ja) |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5281584A (en) * | 1992-02-28 | 1994-01-25 | The Dow Chemical Company | Effect of particle-size distribution of cellulose ethers on palatability of compositions |
US5932258A (en) * | 1998-04-06 | 1999-08-03 | The Iams Company | Composition and process for improving glucose metabolism in companion animals |
US6458378B1 (en) | 1999-03-16 | 2002-10-01 | The Iams Company | Pet food composition for controlling postprandial glycemic response |
US7001618B1 (en) | 1999-07-09 | 2006-02-21 | The Iams Company | Nutritional composition for weight management |
US6630159B2 (en) * | 1999-02-23 | 2003-10-07 | The Procter & Gamble Company | Limiting weight gain of cats by feeding carbohydrate source that excludes rice |
US8026226B2 (en) * | 2001-10-12 | 2011-09-27 | Regents Of The University Of Minnesota | Medical and nutritional applications of highly refined cellulose |
US6899892B2 (en) * | 2001-12-19 | 2005-05-31 | Regents Of The University Of Minnesota | Methods to reduce body fat |
US6835558B2 (en) * | 2002-02-04 | 2004-12-28 | General Mills, Inc. | Beta-glucan compositions and process therefore |
US20040109922A1 (en) * | 2002-08-21 | 2004-06-10 | Thai Huy Lam | Fruit sponge |
US20070123490A1 (en) * | 2005-11-30 | 2007-05-31 | Yokoyama Wallace H | Preventing or reducing oxidative stress or oxidative cell injury |
TW200729300A (en) * | 2005-11-30 | 2007-08-01 | Nuflare Technology Inc | Film-forming method and film-forming equipment |
EP2081647A2 (en) * | 2006-10-20 | 2009-07-29 | Dow Global Technologies Inc. | Method of preventing or treating metabolic syndrome |
MX2009004143A (es) * | 2006-10-20 | 2009-11-26 | Dow Global Technologies Inc | Usos de derivados de celulosa solubles en agua para prevenir o tratar sindrome metabolico. |
JP4979735B2 (ja) * | 2009-05-19 | 2012-07-18 | 信越化学工業株式会社 | 油ちょう用ドウ組成物及び油ちょうされたドウ組成物の製造方法 |
JP2011087490A (ja) * | 2009-10-21 | 2011-05-06 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | 食肉添加剤、ピックル液及び食肉加工品 |
JP2012217413A (ja) * | 2011-04-12 | 2012-11-12 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | 起泡性乳組成物 |
EP2768317A1 (en) * | 2011-10-19 | 2014-08-27 | Dow Global Technologies LLC | Methods and compositions for inducing satiety |
WO2013066137A1 (ko) * | 2011-11-04 | 2013-05-10 | 삼성정밀화학 주식회사 | 저지방 마요네즈 조성물 및 이의 제조방법 |
WO2014014752A1 (en) * | 2012-07-17 | 2014-01-23 | Dow Global Technologies Llc | Solid dispersion comprising a highly substituted hydroxyalkyl methylcellulose |
ITFI20120268A1 (it) * | 2012-12-03 | 2014-06-04 | Diopeite Consulting Ltd | Composizioni farmaceutiche per il trattamento dell'obesita' |
EP3256004A1 (en) | 2015-02-13 | 2017-12-20 | Mars, Incorporated | Pet food feeding system |
Family Cites Families (70)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2701782A (en) * | 1951-05-11 | 1955-02-08 | Upjohn Co | Method of making and aqueous suspension of methyl cellulose |
US2802741A (en) * | 1953-09-21 | 1957-08-13 | Dow Chemical Co | Cake mixes containing water-soluble cellulose ethers |
US2883327A (en) * | 1954-05-03 | 1959-04-21 | Upjohn Co | Reducing the gelation of methylcellulose by the addition of a neutral, water-soluble, amino carboxylic acid and product thereof |
US2831852A (en) * | 1954-05-27 | 1958-04-22 | Dow Chemical Co | Water-soluble thermoplastic cellulose ethers |
US3308020A (en) * | 1961-09-22 | 1967-03-07 | Merck & Co Inc | Compositions and method for binding bile acids in vivo including hypocholesteremics |
US3383281A (en) * | 1961-09-22 | 1968-05-14 | Merck & Co Inc | Method for binding bile acids in vivo |
US3342805A (en) * | 1964-05-27 | 1967-09-19 | Dow Chemical Co | Process for the manufacture of cellulose ethers |
US3499960A (en) * | 1965-01-25 | 1970-03-10 | Merck & Co Inc | Palatable coated particles of an anion exchange resin |
US3388082A (en) * | 1965-11-01 | 1968-06-11 | Dow Chemical Co | Novel hydroxypropyl methyl cellulose ethers, a process for preparing the same, and compositions utilizing such ethers |
US3627872A (en) * | 1968-04-08 | 1971-12-14 | Upjohn Co | Oral treatment of hyper-cholesteremia in mammals and birds with ether-type anion exchangers of polysaccharides |
US3721735A (en) * | 1970-07-15 | 1973-03-20 | C Thiffault | Compositions for and method of lowering cholesterol levels |
US3709876A (en) * | 1972-04-10 | 1973-01-09 | Dow Chemical Co | Water soluble hydroxyethyl methyl cellulose ether thickener for latex paint |
GB1506217A (en) * | 1975-08-26 | 1978-04-05 | Taiho Pharmaceutical Co Ltd | Oral antilipemic composition |
US4005195A (en) * | 1976-02-12 | 1977-01-25 | The Procter & Gamble Company | Compositions for treating hypercholesterolemia |
US4109018A (en) * | 1976-05-27 | 1978-08-22 | Thompson Jerome B | Low calorie diet bread |
US4265879A (en) * | 1977-09-13 | 1981-05-05 | Monsanto Company | Method for controlling blood triglycerides |
US4284649A (en) * | 1977-11-22 | 1981-08-18 | Wiczer Sol B | Thickened gelatinous edible alcoholic medicated carrier |
US4175124A (en) * | 1977-12-30 | 1979-11-20 | The Quaker Oats Company | Method of treating hypercholesterolemia |
GB2021948A (en) * | 1978-05-30 | 1979-12-12 | Speywood Lab Ltd | Water miscible gum composition and its preparation and use |
EP0005977A3 (en) * | 1978-05-30 | 1980-01-09 | The Speywood Laboratory Ltd. | Bread containing gum and its manufacture |
DK221879A (da) * | 1978-10-02 | 1980-04-03 | Sepywood Lab Ltd | Gummi dets fremstilling og anvendelse |
US4251519A (en) * | 1979-07-30 | 1981-02-17 | Anheuser-Busch, Incorporated | Process for the prevention and reduction of elevated blood cholesterol and triglycerides levels |
US4362711A (en) * | 1980-07-11 | 1982-12-07 | Evreka Inc. | Blood cholesterol level reducing agent and method |
US4326523A (en) * | 1980-08-25 | 1982-04-27 | International Minerals & Chemical Corp. | Method of supplying micronutrients to animals |
US4432968A (en) * | 1980-10-20 | 1984-02-21 | The Dow Chemical Company | Weight control with fat imbibing polymers |
US4444761A (en) * | 1981-05-04 | 1984-04-24 | Syntex (U.S.A.) Inc. | Cellulose/carboxymethyl cellulose mixtures useful for controlling fecal output, and methods employing them |
JPS58135805A (ja) * | 1982-02-08 | 1983-08-12 | Teijin Ltd | アレルギー性鼻炎治療又は予防剤 |
US4461782A (en) * | 1982-02-16 | 1984-07-24 | The Procter & Gamble Company | Low calorie baked products |
US4451490A (en) * | 1982-03-08 | 1984-05-29 | General Foods Corporation | High quality, reduced-calorie cake containing cellulose and process thereof |
US4389393A (en) * | 1982-03-26 | 1983-06-21 | Forest Laboratories, Inc. | Sustained release therapeutic compositions based on high molecular weight hydroxypropylmethylcellulose |
US4410693A (en) * | 1982-08-12 | 1983-10-18 | The Dow Chemical Company | Process for preparing cellulose derivatives |
US4923981A (en) * | 1982-09-03 | 1990-05-08 | Sbp, Inc. | Use of parenchymal cell cellulose to improve comestibles |
US4520017A (en) * | 1983-02-04 | 1985-05-28 | Tunc Deger C | Method of reducing nutrient absorption |
NZ207125A (en) * | 1983-02-17 | 1986-07-11 | Merrell Pharma Inc | Bulk laxative composition containing water-soluble cellulose ether |
JPS59155309A (ja) * | 1983-02-22 | 1984-09-04 | Teijin Ltd | 活性型ビタミンd↓3類組成物 |
US4477657A (en) * | 1983-07-08 | 1984-10-16 | The Dow Chemical Company | Process for preparing hydroxyalkylcellulose ethers |
JPS60142911A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-29 | Nippon Soda Co Ltd | 口腔内組成物 |
US4626287A (en) * | 1985-01-29 | 1986-12-02 | Merrell Dow Pharmaceuticals Inc. | Process for preparing sucrose encrusted methylcellulose particles for use in bulk laxative compositions |
US4614545A (en) * | 1985-08-15 | 1986-09-30 | The Dow Chemical Company | Hydroxypropyl methyl cellulose thickening agents for organic liquids |
SE458576B (sv) * | 1985-06-20 | 1989-04-17 | Lejus Medical Ab | Foerfarande foer framstaellning av en guar-gum produkt |
US4734285A (en) * | 1985-10-28 | 1988-03-29 | The Dow Chemical Company | Sustained release compositions |
US4704285A (en) * | 1985-11-18 | 1987-11-03 | The Dow Chemical Company | Sustained release compositions comprising hydroxypropyl cellulose ethers |
JPS62122671A (ja) * | 1985-11-23 | 1987-06-03 | 千寿製薬株式会社 | 眼内手術用高粘性液の製造法 |
US4849227A (en) * | 1986-03-21 | 1989-07-18 | Eurasiam Laboratories, Inc. | Pharmaceutical compositions |
US4820813A (en) * | 1986-05-01 | 1989-04-11 | The Dow Chemical Company | Grinding process for high viscosity cellulose ethers |
JPH0657245B2 (ja) * | 1986-05-14 | 1994-08-03 | ト−メ−産業株式会社 | 眼科手術用粘弾性溶液 |
US4883788A (en) * | 1986-06-06 | 1989-11-28 | Hauser-Kuhrts, Inc. | Method and composition for reducing serum cholesterol |
DE3781051T2 (de) * | 1986-06-30 | 1993-03-04 | Terumo Corp | Verfahren zur herstellung eines kalorienarmen getreideproduktes. |
GB8616669D0 (en) * | 1986-07-09 | 1986-08-13 | Merk Sharpe & Dohme Ltd | Pharmaceutical compositions |
US4895723A (en) * | 1986-09-08 | 1990-01-23 | Amer And Company | Cholestyramine compositions and method for preparation thereof |
US4789664A (en) * | 1986-12-19 | 1988-12-06 | The Procter & Gamble Company | Food compositions with superior blood cholesterol lowering properties |
CA1313135C (en) * | 1987-02-09 | 1993-01-26 | The Dow Chemical Company | Cholestyramine composition and process for its preparation |
US4849222A (en) * | 1987-03-24 | 1989-07-18 | The Procter & Gamble Company | Mixtures for treating hypercholesterolemia |
US4824675A (en) * | 1987-07-13 | 1989-04-25 | Alza Corporation | Dispenser with movable matrix comprising a plurality of tiny pills |
US4915954A (en) * | 1987-09-03 | 1990-04-10 | Alza Corporation | Dosage form for delivering a drug at two different rates |
US4950140A (en) * | 1987-09-14 | 1990-08-21 | The Procter & Gamble Company | Cookies containing psyllium |
DE3869590D1 (de) * | 1987-12-29 | 1992-04-30 | Procter & Gamble | Mischung zur behandlung von hypercholesterolemie. |
US4959466A (en) * | 1988-01-25 | 1990-09-25 | Arco Chemical Technology, Inc. | Partially esterified polysaccharide (PEP) fat substitutes |
US4846889A (en) * | 1988-02-02 | 1989-07-11 | The Dow Chemical Company | Polymeric blend useful in thin-bed mortar compositions comprising a water-soluble cellulose ether and a water-insoluble, but water-dispersible polymer |
US4900573A (en) * | 1988-06-17 | 1990-02-13 | The Dow Chemical Company | Method of inhibiting oil adsorption in coated fried foods using hydroxypropyl methyl cellulose |
CA1331535C (en) * | 1988-10-03 | 1994-08-23 | Paul Dale Leis Jr. | Psyllium-containing products |
NZ232432A (en) * | 1989-02-10 | 1991-09-25 | Alko Ltd | Food compositions in which (some of) a high-energy ingredient is replaced by a degraded cellulose derivative with average molecular weight between 500 and 100000 |
FI895708A0 (fi) * | 1989-02-10 | 1989-11-29 | Alko Ab Oy | Vattenloeslig soenderdelningsprodukt. |
US5268181A (en) * | 1989-04-13 | 1993-12-07 | Upsher-Smith Laboratories, Inc. | Method of using niacin to control nocturnal cholesterol synthesis |
US4996063A (en) * | 1989-06-30 | 1991-02-26 | The United States Of America, As Represented By The Secretary Of Agriculture | Method for making a soluble dietary fiber composition from oats |
US5213829A (en) * | 1990-02-23 | 1993-05-25 | Lipidyne Corporation | Meat products containing artificial edible adipose and methods of making |
US5219599A (en) * | 1990-02-23 | 1993-06-15 | Lipidyne Corporation | Artificial adipose |
US5130333A (en) * | 1990-10-19 | 1992-07-14 | E. R. Squibb & Sons, Inc. | Method for treating type II diabetes employing a cholesterol lowering drug |
DE69232126T3 (de) * | 1991-03-01 | 2008-07-17 | The Dow Chemical Co., Midland | Aufnehmbare Zubereitungen enthaltend wasserlösliche, hochviskose Cellulosether |
US5281584A (en) * | 1992-02-28 | 1994-01-25 | The Dow Chemical Company | Effect of particle-size distribution of cellulose ethers on palatability of compositions |
-
1992
- 1992-02-24 US US07/840,178 patent/US5721221A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-02-28 WO PCT/US1992/001511 patent/WO1992015313A1/en active Search and Examination
- 1992-02-28 HU HU9302531A patent/HUT65208A/hu unknown
- 1992-02-28 JP JP50782992A patent/JP3651894B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1992-02-28 KR KR1019930702670A patent/KR100216495B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1992-02-28 UA UA93004309A patent/UA27782C2/uk unknown
- 1992-03-05 IL IL10114892A patent/IL101148A/en not_active IP Right Cessation
- 1992-03-06 AT AT92103867T patent/ATE117555T1/de not_active IP Right Cessation
- 1992-03-06 DE DE69201255T patent/DE69201255T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-03-06 EP EP92103867A patent/EP0503496B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-03-06 IE IE920730A patent/IE67435B1/en not_active IP Right Cessation
- 1992-03-06 ZA ZA921691A patent/ZA921691B/xx unknown
- 1992-03-06 MX MX9201014A patent/MX9201014A/es not_active IP Right Cessation
- 1992-03-06 DK DK92103867.5T patent/DK0503496T3/da active
- 1992-03-06 ES ES92103867T patent/ES2068623T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-03-06 CA CA002062412A patent/CA2062412C/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-03-06 AU AU11493/92A patent/AU657301B2/en not_active Ceased
-
1993
- 1993-08-31 NO NO933104A patent/NO306284B1/no not_active IP Right Cessation
- 1993-09-06 FI FI933893A patent/FI933893A/fi not_active Application Discontinuation
-
1995
- 1995-04-03 GR GR950400796T patent/GR3015652T3/el unknown
- 1995-05-19 US US08/445,407 patent/US5585366A/en not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-06-22 HK HK98105947A patent/HK1010036A1/xx not_active IP Right Cessation
-
2002
- 2002-11-01 JP JP2002320120A patent/JP4116861B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2007
- 2007-05-14 JP JP2007128679A patent/JP2007217424A/ja not_active Withdrawn
Also Published As
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4116861B2 (ja) | セルロースエーテルを使用した血液コレステロールレベルの低下 | |
US6899892B2 (en) | Methods to reduce body fat | |
DE60210604T3 (de) | Polymer-kontrolliertes induziertes viskoses ballaststoffsystem und dessen verwendungen | |
Berggren et al. | Short‐chain fatty acid content and pH in caecum of rats given various sources of carbohydrates | |
JP3937002B2 (ja) | 繊維を主成分とする栄養組成物 | |
EP1588629B1 (en) | Matrix-forming composition containing pectin | |
AU2005290262B2 (en) | Compositions having body fat reducing function and food and drink containing the same | |
AU2003237258B2 (en) | Use of pullulan as a slowly digested carbohydrate | |
AU3665701A (en) | Carbohydrate system and a method for providing nutriton to diabetic | |
AU2004218962A1 (en) | Preventive/remedy for obesity | |
AU2005280994B2 (en) | Agent for preventing and ameliorating obesity | |
JP3433917B2 (ja) | 体タンパク質蓄積効率を亢進する栄養組成物 | |
JP2000264844A (ja) | 腎疾患患者用栄養組成物 | |
JPH09194364A (ja) | ビタミンa吸収促進剤 | |
JPH09501689A (ja) | 脂肪酸の吸収減少 | |
JP2004016119A (ja) | ダイオキシン類排泄促進用組成物 | |
AU2012201716B2 (en) | Compositions having body fat reducing function and food and drink containing the same | |
JP2023132369A (ja) | 食物繊維補給用組成物 | |
TW200533300A (en) | Composition for inhibting dietary lipid absorption |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060720 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061017 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070214 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070514 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20070620 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20070727 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080319 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080418 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120425 Year of fee payment: 4 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120425 Year of fee payment: 4 |