JP4112494B2 - 表示制御装置 - Google Patents
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Description
本発明は、CRTディスプレイ及び液晶ディスプレイ(LCD)に映像データを転送する表示制御装置に関する。
背景技術
従来、パーソナルコンピュータ(PC)やオフィスコンピュータ等の汎用コンピュータの分野では、LCDインタフェースを内蔵した表示制御装置(LCDコントローラ)によりLCDに画像を表示するノートパソコンやLCDディスプレイをディジタル接続したパーソナルコンピュータ/オフィスコンピュータがある。
最近の傾向として、LCDを使用したノート型PCや、標準装備にLCDを採用したデスクトップ型PCが主流な商品として市場に供給されるケースが増えている。また、PCの価格低下によって、PCが家庭で使用される割合が年々増大している。
家庭で使用されるPCに適用されるVCCI(Voluntary Control Council for Interference by Information Tecnology Equipment:情報処理装置等電波障害自主規制協議会)の規格は、“CLASS−B”という厳しいものとなっており、PCからの電磁放射によるEMI(ElectroMagnetic Interference:電磁妨害)ノイズへの対策が必須項目となっている。
図7及び図8は、PCに搭載されるLCDコントローラの例を示す図である。表示装置としてLCDを使用する(LCD用のディスプレイ・インターフェイス・コネクタを実装する)PCは、一般的に、CRTディスプレイ用のディスプレイ・インタフェース・コネクタをさらに実装しており、LCDとCRTとの双方が接続されている場合には、これらに対して映像を同時に表示可能となっている。
このため、LCDコントローラは、LCDの表示制御に係る系統(LCD制御系)としてのデータ変換部51及びFIFOバッファ52と、CRTの表示制御に係る系統(CRT制御系)としてのFIFOバッファ53及びDAC(Digital to Analog Converter)54とを備えている。LCD制御系及びCRT制御系は、LCDやCRTに表示される映像のデータを記憶する外部のビデオメモリ(VRAM)に接続されている。さらに、LCDコントローラは、タイミング・ジェネレータ55を備えている。
タイミング・ジェネレータ55は、外部のクロック発生源(クロック・ジェネレータ)から基本クロックCLKを受け取り、基本クロックCLKから読み出しタイミング信号を生成する。この読み出しタイミング信号に従って、VRAMから映像データが読み出され、LCD制御系及びCRT制御系の夫々に入力される。LCD制御系は、データ変換部51でVRAMからの映像データをLCDへ転送すべきフォーマットに変換し、LCDインターフェイスを介してLCDに転送する。CRT制御系は、VRAMからの映像データをDAC54でディジタル−アナログ変換し、CRTインターフェイスを介してCRTに転送する。これらの動作は、クロック・ジェネレータ55により基本クロックCLKから生成される転送タイミング信号に従って行われる。
このような構成によって、LCDコントローラは、LCDだけではなくCRTへ同じ表示画面を転送し表示させる機能を持つ。また、LCDコントローラは、LCDとCRTとに同じ表示画面を同時に表示する機能を持つ。これらの機能は、製品としてのLCDコントローラが持つ必須の機能となっている。
ところで、最近のPCの設計では、マーザーボードのクロック発生源にスペクトラム拡散機能付きクロックバッファを使用し、マザーボードに搭載されるCPU及びこの周辺回路(主記憶等。LCDコントローラを除く)にスペクトラム拡散されたクロック(Spread Spectrum Clocking:SSC)信号を供給することによって、マザーボード単体からのEMIノイズを削減する手法が主流となっている。SSC信号は、もとのクロック信号の周波数帯域をその数十倍といった広い周波数帯域に拡散したクロック信号であり、帯域は広がるがそのエネルギーのピークが低下するため、もとのクロック信号に比べてEMIノイズを発生させにくいという特徴を持つ。
現状では、LCDコントローラに対し、マザーボードのクロック発生源と異なる他のクロック発生源が用意され、LCDコントローラは、基本クロックCLKとして、他のクロック発生源から供給される周期が一定で安定した一つのクロック信号(スペクトラム拡散されていない)を受け取っている。従って、LCDコントローラは、スペクトラム拡散されていない基本クロックCLKを、映像データとともに、LCDに転送している。これは、以下の理由による。
(1)基本クロック信号がSSC信号であると、SSC信号が持つジッタによって転送タイミングが揺らぐので、アナログ的に動作している(時分割転送及び表示処理を行う)CRTの表示画面が歪んだりチラついたりするという問題が発生する。
(2)LCD及びCRTに同じ映像を同時に表示する場合において、VRAMから2回別々のクロック(読み出しタイミング)で映像データを読み出し、LCD制御系及びCRT制御系に夫々供給することが考えられる。しかしながら、現状でのVRAMの読み出し速度は、LCDのフレーム周期とCRTのフレーム周期とがぶつからないような読出制御に対応可能な程度に至っていない。このため、同時表示を行う場合には、LCDとCRTのフレーム周波数を一致させ、基本クロックCLKから生成される読出タイミングによる一回の読み出し動作でVRAMから読み出された映像データをLCD/CRT制御系に供給している。
近年では、LCDの表示可能色,解像度,及びフレーム周波数が夫々上昇する傾向にある。これに伴ってLCDコントローラからLCDへ転送されるデータ量が増加するとともに、LCDへ転送される転送クロック信号の周波数が上昇している。これによって、PCからLCDへ映像データ信号(R/G/Bデータ信号),同期信号(水平/垂直同期信号)及び転送クロック信号(転送タイミング信号)を転送するためのケーブルが、EMIノイズを発生させる箇所の一つとなっている。特に、転送クロック信号がEMIノイズを発生させる大きな要因となっている。
ケーブルは、PCがノート型であればヒンジで連結されたPC本体側の筐体とLCDの筐体間に亘って配置され(図8参照)、PCがデスクトップ型であれば筐体で被覆されない状態になる。このように、ケーブルは電磁放射を抑え難い位置にあるので、PCの設計者は、ケーブルからのEMIノイズ放射が抑えることが大きな課題であった。
本発明の目的は、CRTに表示される映像の品質を落とすことなくLCDへ転送されるクロック信号によるEMI放射を抑えることができる表示制御装置を提供することである。
発明の開示
本発明は、表示制御装置(グラフィックス・コントローラ)であり、周期が一定で安定した第1のクロック信号から生成されるCRT転送クロック信号に従って、このCRT転送クロック信号,映像データ信号及び同期信号をCRTディスプレイに転送するCRT制御系と、
前記第1のクロック信号がスペクトラム拡散された第2のクロック信号から生成されるLCD転送クロック信号に従って、このLCD転送クロック信号,映像データ信号及び同期信号を液晶ディスプレイに転送するLCD制御系と、を含む。
本発明によると、周期が一定で安定した第1のクロックから生成された転送クロックがCRTに転送され、CRTはこれに基づいて映像を表示するので、CRTの画質を維持することができる。一方で、第1のクロックがスペクトラム拡散された第2のクロックから生成された転送クロックがLCDに転送される。この転送クロックはスペクトラム拡散によって電磁放射強度が抑えられているので、転送クロックがLCDに転送される際にEMIノイズが発生するのを抑えることができる。
本発明の表示制御装置は、前記CRT制御系及び前記LCD制御系は、前記第2のクロックから生成される読出タイミングに従って、ビデオメモリに記憶された転送対象の映像データを夫々受け取る、ようにするのが好ましい。
本発明の表示制御装置は、さらに、前記CRT制御系及び前記LCD制御系は、同じ映像がCRTディスプレイ及び液晶ディスプレイにほぼ同時に表示されるタイミングで映像データを転送する、ようにするのが好ましい。
本発明の表示制御装置は、さらに、前記読出タイミングが液晶ディスプレイの表示周期に同期して発生し、
前記LCD制御系は、前記読出タイミングが発生する毎に、ビデオメモリに記憶された転送対象の映像データを受け取り、
前記CRT制御系は、CRTディスプレイの表示周期にさらに同期する読出タイミングが発生した場合にのみ、ビデオメモリに記憶された転送対象の映像データを受け取る、ようにするのが好ましい。
本発明の表示制御装置は、単位時間あたりの映像データの転送量を監視するとともに、映像データの転送量に応じて前記第2クロックのスペクトラム拡散の幅を制御するための信号を出力する監視手段をさらに含む、ようにしても良い。
本発明の表示制御装置は、転送対象の映像データを記憶するビデオメモリとワンチップ化されている、構成としても良い。
本発明の表示制御装置は、ディジタル・ビジュアル・インターフェイスをさらに含み、CRTディスプレイに映像を表示する場合に、前記CRT制御系からの映像データを前記ディジタル・ビジュアル・インターフェイスを通じてCRTディスプレイに転送し、液晶ディスプレイに映像を表示する場合に、前記LCD制御系からの映像データ,水平/垂直同期信号及び第2のクロックを前記ディジタル・ビジュアル・インターフェイスを通じてLCDディスプレイに転送する、構成としても良い。
本発明の表示制御装置は、CPU及びメインメモリと拡張バスとを相互に接続しこれらの間のデータの橋渡しを行うチップとワンチップ化されている、構成としても良い。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。以下の実施形態は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されるものではない。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の実施形態による表示制御装置が搭載されるパーソナルコンピュータ(PC)1のアーキテクチャの概要を示す図である。図1は、例として、PC−AT互換機(AT互換機)のアーキテクチャを示しており、表示制御装置としてのLCDコントローラ2が示されている。LCDコントローラには、例えば、VGA(Video Graphics Array)を挙げることができる。
LCDコントローラ2は、CPU3及びメモリ(主記憶)4を制御するブリッジ回路であるノース・ブリッジ5とAGP(Accelerated Graphics Port)バスを介して接続されている。また、LCDコントローラ2は、表示用のデータを記憶するビデオメモリ(VRAM)6と接続されるとともに、VRAM6に記憶された表示データを表示するLCD7及びCRT8とケーブルC1,C2を介して接続可能になっている。
ノース・ブリッジ5は、PCI(Peripheral Component Interface)バスを介してサウス・ブリッジ9と接続されており、サウス・ブリッジ9は、PCIバスやISA(Industrial Standard Architecture)バスを介して接続されるハードディスクやキーボード/マウスなどの入出力装置(I/O)を制御する。
PC1は、グラフィックス・コントローラとしてのLCDコントローラ2,CPU3,ノース・ブリッジ5及びサウス・ブリッジ9に動作用のクロックを夫々供給するクロック・ジェネレータ10を備えている。クロック・ジェネレータ10は、クロックF(CLK1)及びクロックFS(CLK2)をLCDコントローラ2に供給する。また、クロック・ジェネレータ10は、クロックFCPUをCPU3に供給し、クロックFNORTHをノース・ブリッジ5に供給し、クロックFSOUTHをサウス・ブリッジ9に供給する。
図2は、図1に示したクロック・ジェネレータ10の実施形態を示すブロック図であり、LCDコントローラ2に供給される基本クロックCLK1(周波数出力F)及び変調クロックCLK2(周波数出力FS)を出力するための構成(クロック・ジェネレータ10内のスプレッド・スペクトラムIC10A)を示している。
図2において、スプレッド・スペクトラムIC10Aは、各クロックCLK1及びCLK2を得るためのPLL周波数シンセサイザ(Phase Locked Loop frequency synthesizer)を持つ。
基本クロックCLK1を得るためのPLL周波数シンセサイザは、クロック発生源(水晶発振器)11からの出力(基準クロックf)を1/N(Nは整数)に分周した基準周波数fnを作る分周器(プログラマブル・カウンタ)12と、入力を1/M(Mは整数)に分周する分周器(プログラマブル・カウンタ)13Aと、位相比較器(位相検波器)14Aと、位相比較器14Aの出力から直流電圧を取り出すループフィルタ15Aと、VCO(Voltage Controlled Oscillator:電圧制御発信器)16Aとを持つ。
VCO16Aの出力(発振周波数)Fは、分周器13Aに入力され1/Mに分周される。分周器13Aの出力fmは、位相比較器14Aに入力される。位相比較器14Aは、分周器12からの基準周波数fnと分周器13Aからの出力fmとを比較し、VCO16Aを制御する直流電圧をループフィルタ14Aを介してVCO16Aの制御端子に印加する。これによって、分周器12の出力fnに位相を合わせた出力FがVCO16Aから出力される。出力Fは、F=f*(掛ける)M/Nの周波数を持つ。このようにして、基準周波数fnの任意の整数倍の周波数を得ることができ、さらにNの値を変化させることで出力Fの自由度が高められている。このような出力Fが、基本クロック信号CLK1としてLCDコントローラ2に供給される。
一方、出力FSを得るためのPLL周波数シンセサイザは、同様に、分周器13B,位相比較器14B,ループ・フィルタ15B,及びVCO16Bを備える。また、スプレッド・スペクトラムICは、ジッタ生成部17と、乗算器18とを備える。ジッタ生成部17は、基準クロックfを1/Sに分周したジッタ(符号と呼ばれる)を生成する。乗算器18は、ジッタ生成部17から出力されるf/Sジッタを分周器13Bからの出力fmに乗算する。これによって、出力fmを乗算したジッタの周波数幅だけ広げた信号ができ、この信号が位相比較器14Bに入力される。これによって、VCO16Bからは、基準周波数fnに位相を合わせたFS=f*(掛ける)M/N(但し、ジッタf/S付加)が出力される。即ち、出力Fがf/Sのジッタでスペクトラム拡散変調された出力FSがVCO16Bから出力される。この出力FSは、変調クロック信号CLK2としてLCDコントローラ2に供給される。
図3(A)は、基本クロックCLK1及び変調クロックCLK2の説明図である。図3(A)に示すように、変調クロックCLK2は、基本クロックCLK1の周期以下の周波数で変調されており、これによって、基本クロックCLK1を追い越したり、基本クロックCLK1に追い越されたりしない様になっている。出力Fの変調の度合い(拡散の割合:出力Fに対するSの割合)は、例えば、0.5%〜4.0%が使用されるが、特に0.5〜1.0%が多く使用される。基本クロックCLK1が第1のクロック信号に相当し、変調クロックCLK2が第2のクロック信号に相当する。
図3(B)は、基本クロックCLK1及び変調クロックCLK2のスペクトラムを示す図である。変調クロックCLK2は、スペクトラム拡散によって、基本クロックCLK1よりも帯域幅が広がるが、その分だけエネルギー(電磁放射強度)のピークが減少する。従って、EMIノイズを発生させにくくなっている。
図4は、図1に示したLCDコントローラ2の実施形態を示すブロック図である。図4において、LCDコントローラ2は、ワンチップで構成されており、CRT制御系としてのFIFOバッファ22及びDAC23を備えるとともに、LCD制御系としてのデータ変換部24及びFIFOバッファ25を備える。さらに、FIFOバッファ22及びデータ変換部24は外部のビデオメモリ(VRAM)26にバスを介して接続されている。さらに、LCDコントローラは、二つのタイミング・ジェネレータ27及び28を備えている。
タイミング・ジェネレータ27は、クロック・ジェネレータ10から基本クロックCLK1(出力F)を受け取る。一方、タイミング・ジェネレータ28は、クロック・ジェネレータ10から変調クロックCLK2を受け取る。このため、LCDコントローラ2は、各クロックCLK1及びCLK2,或いはこの2つ以上のクロックを入力するためのピン(入力端子)を持つ。
タイミング・ジェネレータ27は、映像データをCRTに転送・表示するための転送タイミング信号(CRT転送クロック)を基本クロックCLK1から生成し、CRT制御系に与える。
タイミング・ジェネレータ28は、VRAM26からの映像データの読出タイミング信号(VRAM26へのアクセスクロック)を変調クロックCLK2から生成し、LCD及びCRT制御系の双方に与える。また、タイミング・ジェネレータ28は、映像データをLCDに転送・表示するための転送タイミング信号(LCD転送クロック)を変調クロックCLK2から生成し、LCD制御系に与える。
VRAM26は、CPU3がノース・ブリッジ5を介して書き込む1フレーム分の映像データ(映像の解像度に応じた各画素のR/G/Bデータ)を記憶し、読出タイミング信号がタイミング・ジェネレータ28からFIFOバッファ22及びデータ変換部24に与えられると、映像データは、読出タイミング信号に従ってVRAM26から読み出され、FIFOバッファ22及びデータ変換部24に夫々入力される。即ち、読出タイミング信号による一回の読出動作によって読み出された映像データがCRT制御系及びLCD制御系の夫々に供給される。
ここに、変調クロックCLK2を用いて読出タイミング信号を生成するのは、変調クロックCLK2がSSCであるので、これに基づく読出タイミング信号のエネルギー(電磁放射強度)のピークを抑えることができ、LCDコントローラ2からのEMIノイズの放射を抑えることができるからである。もっとも、VRAM26からの読出に、基本クロックCLK1から生成される読出タイミング信号を使用することもできる。
VRAM26から読み出された映像データは、CRT制御系では、FIFOバッファ22によって一旦蓄積される。その後、CRTの転送タイミング信号(CRT転送クロック)がタイミング・ジェネレータ27からFIFOバッファ22及びDAC23に入力されると、FIFOバッファ22は、CRT転送クロックに従って映像データをDAC23に入力し、DAC23は、CRT転送クロックに従って映像データをディジタル−アナログ変換して出力する。DAC23から出力される映像データ信号は、その水平及び垂直同期信号と、CRT転送クロック信号とともにLCDコントローラ2から出力され、PC1のCRTインターフェイス及びケーブルC1を介してCRT8に転送される。そして、CRT8において、映像データに基づく映像が表示される。このとき、CRT8では、周期が一定で安定した基本クロックCLK1から生成された転送クロックに基づいて表示制御(水平/垂直走査等)が行われるので、画質が従来に比べて低下することがない。
一方、VRAM26から読み出された映像データは、LCD制御系では、データ変換部24によってLCDに転送するためのフォーマットに変換(例えば、データのパラレル−シリアル変換)され、FIFOバッファ25に一旦蓄積される。その後、LCDの転送タイミング信号がタイミング・ジェネレータ28からFIFOバッファ25に入力されると、FIFOバッファ25に蓄積された映像データが読み出される。FIFOバッファ25から出力される映像データ信号は、この水平/垂直同期信号と、LCD転送クロック信号とともにLCDコントローラ2から出力され、PC1のCRTインターフェイス及びケーブルC2を介してLCD7に転送される。
LCD7に転送されるLCD転送クロック信号は、SSC信号である変調クロックCLK2から生成されるので、そのエネルギー(電磁放射強度)は低減されている。従って、ケーブルC2からのEMIノイズの発生が抑えられる。なお、LCD転送クロックは、大量のディジタル信号を転送する関係から、その周波数は例えば20MHzにもなる。これに対し、CRT転送クロックは、アナログ信号の転送であること等から、その周波数は例えば100kHz程度である。このように、ケーブルC1を転送されるCRT転送クロックの周波数はLCD転送クロックに比べて著しく小さいので、EMIノイズは殆ど発生しない。
このように、VRAM26からの読出タイミング(アクセスクロック)と異なる転送タイミング(LCD/CRT転送クロック)によってCRT及びLCD制御系から映像データ信号が夫々出力される。各FIFOバッファ22,25は、アクセスクロックと各転送クロックとの位相を吸収する(クロックを乗り換える)ために設けられている。また、各FIFOバッファ22,25は、CRT制御系とLCD制御系とでの転送及び表示のタイミングのずれ(CRT転送クロックとLCD転送クロックとのずれ)を吸収するために使用される。これによって、LCD7とCRT8とに同じ映像をほぼ同時に表示させることができる。
また、LCDコントローラ2は、その外部から基本クロックCLK1及び変調クロックCLK2が入力されるようになっており、LCDコントローラ2の内部で変調クロックを生成するようになっていないので構成が簡易であり、また、スペクトラム拡散の方式やその拡散強度を適宜設定することができる。
〔第2実施形態〕
図4に示したLCDコントローラ2は、VRAM26からの映像データの読出制御をCRT制御系とLCD制御系とで同時に行う。このため、同一の映像(画面)をLCD7とCRT8とに同時に表示する場合には、LCD7のフレーム周波数とCRT8のフレーム周波数とが原則として同じでなければならない。
一方、LCD7のフレーム周波数は、バックライトの周波数(通常60Hz)よりも若干高め以上(例えば、60Hzに対して70Hz以上)に設定しなければ、バックライトによる干渉縞が画面に現れ、画面のちらつきが肉眼で見えてしまう。また、LCD7は、高速な表示(書き換え)を実現すべく、1フレームあたりの残像時間が短くなる傾向にある。このため、フレーム周波数がCRT8と同じであると、画面がちらつく可能性がある。
図5は、本発明の第2実施形態としてのLCDコントローラ2Aを示すブロック図である。図5において、LCDコントローラ2Aには、タイミング・ジェネレータ28AからFIFOバッファ22への読出タイミング信号の信号線にゲート31が挿入されている。ゲート31は、タイミング・ジェネレータ27Aからの制御信号によって、読出タイミング信号のFIFOバッファ22への入力をオン/オフする。タイミング・ジェネレータ27Aによる制御信号の出力制御は、CPU3(図1参照)による設定によって行われる。
図5に示す例では、LCD7のフレーム周波数は、CRT8のフレーム周波数のn倍(nは2以上の整数)になっている。例えば、CRT8のフレーム周波数が60Hzであるのに対し、LCD7のフレーム周波数は120Hz(2倍)になっている。
タイミング・ジェネレータ28Aは、LCD7のフレーム周期(1フレームの表示周期)に同期する読出タイミング信号を出力する。LCD制御系(データ変換部24)は、読出タイミング信号を、タイミング・ジェネレータ28から出力される毎に(毎回)受け取ってVRAM26から映像データを読み出す。
タイミング・ジェネレータ27Aは、CRT8のフレーム周期(表示周期)に同期してゲートをオンにし、タイミング・ジェネレータ28Aからの読出タイミング信号がFIFOバッファ22に入力されるようにゲート31を制御する。これにより、タイミング・ジェネレータ28Aからの読出タイミングは、CRT8の表示周期に合わせて、n回に一回だけCRT制御系に与えられる。
従って、CRT制御系(FIFOバッファ22)は、CRT8の表示周期に合わせて、読出タイミング信号を受け取る。即ち、CRT制御系は、CRT8のフレーム周波数(60Hz)に従って、VRAM26から映像データを受け取り、転送することになる。
以上の点を除き、第2実施形態は第1実施形態と同様である。第2実施形態では、LCD7のフレーム周波数がCRT8のフレーム周波数の2以上の整数倍に設定され、LCD制御系がCRT8の表示周期内に2回以上映像データの転送処理を行う。これによって、LCD7のバックライトによる干渉を防ぐことができる。また、LCD7の残像時間が短いことによる画面のちらつきを防止し、LCD7の画質を高めることができる。一方、CRT8は、適正な画質を得られるフレーム周波数で映像を表示することができる。
〔第3実施形態〕
図6は、本発明の第3実施形態としてのLCDコントローラ2Bを示すブロック図である。図6において、タイミング・ジェネレータ28Bは、VRAM26に書き込まれる映像データの解像度や色数を監視することによって、LCD7へ転送される単位時間あたりのデータ量を監視し、データ量を示す信号(データ量信号)をスプレッド・スペクトラムIC10Bに入力する監視手段として機能する。
監視対象のデータ量は、複数のレベル(クラス)に区分されており、レベル間に閾値が設けられている。タイミング・ジェネレータ28Bは、データ量のレベルを示すビットをデータ量信号として出力する。例えば、データ量のレベルが4段階に区分される場合には、データ量信号は、2ビットで表現される。タイミング・ジェネレータ28Aは、監視対象のデータ量が閾値を上回ったり下回ったりする毎にデータ量信号のビット値を変更する。
一方、スプレッド・スペクトラムIC10Bには、データ量のレベルに応じて用意された複数のジッタ挿入部を持つ。図6に示す例では、3段階のレベル(データ量:レベル1<レベル2<レベル3)に合わせたジッタ生成部17A,17B,17Cと、切替出力部19とを備えている。
切替出力部19は、タイミング・ジェネレータ28Bからのデータ量信号に応じて、基準クロックfの出力先を切り替える。各ジッタ生成部17A,17B,17Cは、切替出力部19から入力される基準クロックfを1/Sで分周することによって、分周器13Bからの出力fmに挿入されるジッタを生成する。ここに、Sの値は、スペクトラム拡散の変調の度合い(拡散の幅:拡散強度)を決める値であり、Sの値が小さいほど拡散の幅が広がる。図6に示す例では、S1(レベル1)<S2(レベル2)<S3(レベル3)に設定されており、データ量が多くなるほど拡散の幅が大きくなるように設定されている。
以上の構成を除き、第3実施形態は、第1実施形態とほぼ同じである。第3実施形態によると、例えば、LCD7へのデータ転送量がレベル1である場合には、タイミング・ジェネレータ28Bは、基準クロックfの出力先をジッタ生成部17Aとするためのデータ量信号(例えば、“00”)を出力切替部19に入力している。
その後、LCD7へのデータ転送量が大きくなり、データ量がレベル1からレベル2への閾値を超えると、タイミング・ジェネレータ28Bは、基準クロックfの出力先をジッタ生成部17Aとするためのデータ量信号(例えば、“01”)を出力切替部19に入力する。すると、出力切替部19は、基準クロックfの出力先をジッタ生成部17Bに切り替える。これによって、出力fmに挿入されるジッタの周波数の幅が大きくなるので、変調クロックCLK2の周波数の幅がさらに広がり、電磁放射強度がさらに下がる。
その後、データ量がレベル2からレベル3にあがると、基準クロックfの出力先がジッタ生成部17Cに切り替わり、変調クロックCLK2の周波数の幅がさらに広がり、電磁放射強度がさらに下がる。その後、データ量がレベル3→レベル2→レベル1へ減少する場合には、上記と逆の動作が行われる。
第3実施形態によれば、LCD7へのデータ転送量に応じて変調クロックCLK2のスペクトラム拡散の幅を制御するので、データ量が多くなった場合に、変調クロックCLK2のスペクトラム拡散の幅を広げて、LCD転送クロックの電磁放射強度を低下させることができる。これによって、LCD転送クロックの周波数上昇に伴うケーブルC2からのEMIノイズの放射を抑えることができる。
なお、図1に示した例では、LCDコントローラ2はAGPバスを介してノース・ブリッジ5に接続されているが、PCIバスを介してノース・ブリッジ5に接続されるようにしても良い。また、図1に示すアーキテクチャでは、3階層のバス構造を持ち、ノース・ブリッジ5とLCDコントローラ2とが個別に用意されているが、これらはワンチップ化されていても良い。例えば、インテル社のハブ・アーキテクチャにおけるGMCH(Graphics and Memory Controller Hub)が本発明のグラフィクス・コントローラの機能を持つ様にしても良い。
また、図1に示したLCDコントローラ2とVRAM6とがワンチップ化されていても良い。さらに、本発明のグラフィックス・コントローラが持つ機能は、PC−AT互換機以外のアーキテクチャを持つPCにも適用可能である。
さらに、図1に示したPC1は、CRTコネクタとLCDコネクタとを持ち、LCDコントローラ2は、これらに夫々接続されるCRTインターフェイス及びLCDインターフェイスを有している。これに対し、PC1がこれらのCRT/LCDコネクタに代えてDVI(Digital Visual Interface)コネクタを持つ場合には、LCDコントローラ2がDVIを有し、このDVIを介してDVIコネクタに接続されたLCD7又はCRT8に対し、対応するディスプレイ出力(映像データ信号,水平及び垂直同期信号,転送クロック)を転送するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の表示制御装置が適用されるパーソナルコンピュータのアーキテクチャの例を示すブロック図である。
図2は、図1に示したクロック・ジェネレータの一部を示すブロック図である。
図3(A)は、LCDコントローラに供給される基本及び変調クロックを示す図であり、図3(B)は、基本及び変調クロックのスペクトラムを示す図である。
図4は、図1に示したLCDコントローラを示すブロック図である。
図5は、本発明の表示制御装置の他の実施の形態を示すブロック図である。
図6は、本発明の表示制御装置の他の実施の形態を示すブロック図である。
図7は、従来技術の説明図である。
図8は、従来技術の説明図である。
Claims (4)
- 周期が一定で安定した第1のクロック信号から生成されるCRT転送クロック信号に従って、このCRT転送クロック信号、映像データ信号及び同期信号をCRTディスプレイに転送するCRT制御系と、
前記第1のクロック信号がスペクトラム拡散された第2のクロック信号から生成されるLCD転送クロック信号に従って、このLCD転送クロック信号、映像データ信号及び同期信号を液晶ディスプレイに転送するLCD制御系と、を含み、
前期CRT制御系及び前記LCD制御系は、前記第2のクロックから生成される読出タイミングに従って、ビデオメモリに記憶された転送対象の映像データを夫々受け取る、
表示制御装置。 - 前記CRT制御系及び前記LCD制御系は、同じ映像がCRTディスプレイ及び液晶ディスプレイにほぼ同時に表示されるタイミングで映像データを転送する、請求項1記載の表示制御装置。
- 前記読出タイミングが液晶ディスプレイの表示周期に同期して発生し、
前記LCD制御系は、前記読出タイミングが発生する毎に、ビデオメモリに記憶された転送対象の映像データを受け取り、
前記CRT制御系は、CRTディスプレイの表示周期にさらに同期する読出タイミングが発生した場合にのみ、ビデオメモリに記憶された転送対象の映像データを受け取る、請求項2記載の表示制御装置。 - 周期が一定で安定した第1のクロック信号から生成されるCRT転送クロック信号に従って、このCRT転送クロック信号、映像データ信号及び同期信号をCRTディスプレイに転送するCRT制御系と、
前記第1のクロック信号がスペクトラム拡散された第2のクロック信号から生成されるLCD転送クロック信号に従って、このLCD転送クロック信号、映像データ信号及び同期信号を液晶ディスプレイに転送するLCD制御系と、を含み、
単位時間あたりの映像データの転送量を監視するとともに、映像データの転送量に応じて前記第2クロックのスペクトラム拡散の幅を制御するための信号を出力する監視手段をさらに含む、
表示制御装置。
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