JPH11249622A - 液晶表示装置および複数ポートのデータ出力部を有する集積回路 - Google Patents

液晶表示装置および複数ポートのデータ出力部を有する集積回路

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JPH11249622A
JPH11249622A JP4927798A JP4927798A JPH11249622A JP H11249622 A JPH11249622 A JP H11249622A JP 4927798 A JP4927798 A JP 4927798A JP 4927798 A JP4927798 A JP 4927798A JP H11249622 A JPH11249622 A JP H11249622A
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signal
clock
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Tatsuya Matsumura
達也 松村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入出力信号部での電磁波ノイズや他の装置や
回路へ悪影響を与える不要電磁波を低減した高品質な液
晶表示装置および複数ポートのデータ出力部を有する集
積回路を提供する。 【解決手段】 データ入力信号2に対して複数ポートの
データ出力信号9、10、11を生成し、時間軸に対す
るデータ出力信号9、10、11の変化位置を、基準の
内部クロック信号3の1周期の間において、互いにずれ
た位置に存在させて表示データ出力信号の同時変化数を
減少させる回路構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶表示装置お
よび複数ポートのデータ出力部を有する集積回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】あるデータ入力信号に対して、データ出
力信号の周波数を低くし、データ出力信号の総数を多く
する方式を一般的に複数ポート出力と呼ぶ。例えば、デ
ータ出力信号の周波数がデータ入力信号の周波数の半分
で、データ出力信号の総数がデータ入力信号の総数の2
倍の場合には、2ポート出力と呼ばれる。
【0003】液晶表示装置中の電気回路構成において、
表示データ入力信号に対して2ポートの表示データ出力
信号を生成する集積回路を必要とする場合には、通常、
集積回路内部における表示データ出力部直前のラッチ回
路のクロック信号として使用する内部クロック信号は、
クロック入力信号を入力とした2分周回路を経由してク
ロック入力信号の周波数に対して半分の周波数にして生
成される。
【0004】出力部において、クロック出力信号は内部
クロック信号の変化点と同位相で生成され、表示データ
出力信号は、出力先のソースドライバIC中でラッチ動
作するためのエッジであるクロック出力信号のアクティ
ブエッジに対してクロック出力信号の半周期(“H”期
間または“L”期間)分ずれて変化するように生成され
る。
【0005】このことは、表示データ出力信号が、回路
内部における内部クロック信号でデータをラッチするた
めのエッジである1種類の内部クロック信号のアクティ
ブエッジと同一位置で同時変化するように生成されるこ
とを意味する。
【0006】図8は、以上で説明した従来の2ポートの
表示データ出力信号を生成する集積回路での入出力信号
部の関係を電圧波形で表示した図で、図において、1は
クロック入力信号、2は表示データ入力信号、3は内部
クロック信号、4はクロック出力信号、5は表示データ
出力信号である。表示データ入力信号2の周期はクロッ
ク入力信号1の周期1CLKIと同一で、表示データ出
力信号5の周期は内部クロック信号3の周期1CLKお
よびクロック出力信号4の周期1CLKOと同一で、1
CLKは2CLKIと同等の時間幅、また、1CLKO
は2CLKIと同等の時間幅であり、内部クロック信号
3のエッジの矢印は、集積回路内部における表示データ
出力部直前のラッチ回路のアクティブエッジ(図では立
ち下がりエッジ)を表し、クロック出力信号4のエッジ
の矢印は、表示データ出力信号5の出力先であるソース
ドライバICにおける表示データ入力部直後のラッチ回
路のアクティブエッジ(図では立ち上がりエッジ)を表
している。
【0007】また、液晶表示装置に関わらず他の装置中
の電気回路構成において、データ入力信号に対して2ポ
ート以上存在する複数ポートのデータ出力信号を生成す
る集積回路を必要とする場合には、通常、先ほどと同様
に集積回路内部での内部クロック信号は、分周回路を経
由することにより、クロック入力信号の周波数に対して
出力ポート数の整数倍した値の逆数の周波数にして生成
される。
【0008】出力部において、データ出力信号は回路内
部における1種類の内部クロック信号でデータをラッチ
するためのエッジである内部クロック信号のアクティブ
エッジと同一位置で同時変化するように生成される。
【0009】図9は、以上で説明した従来の2ポート以
上存在する複数ポート(nポート:nは任意の整数)の
データ出力信号を生成する集積回路での入出力信号部の
関係を電圧波形で表示した図で、図において、1はクロ
ック入力信号、3は内部クロック信号、4はクロック出
力信号、6はデータ入力信号、7はデータ出力信号であ
る。データ入力信号6の周期はクロック入力信号1の周
期1CLKIと同一で、データ出力信号7の周期は内部
クロック信号3の周期1CLKおよびクロック出力信号
4の周期1CLKOと同一で、1CLKはnCLKIと
同等の時間幅、また、1CLKOはnCLKIと同等の
時間幅であり、内部クロック信号3のエッジの矢印は、
集積回路内部におけるデータ出力部直前のラッチ回路の
アクティブエッジ(図では立ち下がりエッジ)を表し、
クロック出力信号4のエッジの矢印は、データ出力信号
の出力先におけるデータ入力部直後のラッチ回路のアク
ティブエッジ(図では立ち上がりエッジ)を表してい
る。ただし、クロック入力信号1やクロック出力信号4
が入出力端子として設定されるとは限らないものとす
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、2ポー
ト以上存在する複数ポートのデータ出力信号が、内部ク
ロック信号の1周期の間に1種類の内部クロック信号に
対して内部クロック信号でデータをラッチするためのエ
ッジである内部クロック信号のアクティブエッジの同一
位置となる1個所のみで変化すること、つまり、全ての
データ出力信号が時間軸に対して1個所のみで同時変化
することにより、データ出力部の変化時に出力バッファ
から生じる瞬時電流が出力信号の数と共に時間軸に対し
て同一位置で重ね合わさって大きくなるために、それに
起因した入出力信号部での電磁波ノイズや他の装置や回
路への悪影響を与える不要電磁波(EMI)が増大して
しまうという問題が生ずる。
【0011】この発明は、上記のような問題を解決し、
入出力信号部での電磁波ノイズや他の装置や回路への悪
影響を与える不要電磁波を低減した高品質な液晶表示装
置および複数ポートのデータ出力部を有する集積回路を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る集積回路
は、データ入力信号に対して複数ポートのデータ出力信
号を生成し、時間軸に対する上記データ出力信号の変化
位置を、基準の内部クロック信号の1周期の間におい
て、互いにずれた位置に存在させて表示データ出力信号
の同時変化数を減少させる回路構成としたものである。
【0013】また、上記構成において、時間軸に対する
データ出力信号の変化位置を、クロック出力信号のアク
ティブエッジから、それぞれデータ入力信号の0.5周
期、1周期、1.5周期分遅延した位置に設定したもの
である。
【0014】また、時間軸に対するデータ出力信号の変
化位置を、クロック出力信号のアクティブエッジから、
それぞれデータ入力信号の半周期の任意の整数倍分互い
にずれた位置に設定したものである。
【0015】また、時間軸に対するデータ出力信号の変
化位置を、クロック出力信号のアクティブエッジから、
それぞれデータ入力信号の半周期の任意の整数倍分およ
びデータ入力信号の半周期の任意の整数倍に遅延回路に
より生成された遅延時間を加えた分互いにずれた位置に
設定したものである。
【0016】この発明に係る液晶表示装置は、表示デー
タ入力信号に対して複数ポートの表示データ出力信号を
生成し、時間軸に対する表示データ出力信号の変化位置
を、クロック出力信号またはクロック出力信号と同位相
である基準の内部クロック信号の1周期の間において、
互いにずれた位置に存在させて表示データ出力信号の同
時変化数を減少させる回路構成とした集積回路を備えた
ものである。
【0017】また、上記構成において、時間軸に対する
表示データ出力信号の変化位置を、クロック出力信号の
アクティブエッジから、それぞれクロック入力信号また
は表示データ入力信号の0.5周期、1周期、1.5周
期分遅延した位置に設定したものである。
【0018】また、時間軸に対する表示データ出力信号
の変化位置を、クロック出力信号のアクティブエッジか
ら、それぞれクロック入力信号または表示データ入力信
号の半周期の任意の整数倍分互いにずれた位置に設定し
たものである。
【0019】また、時間軸に対する表示データ出力信号
の変化位置を、クロック出力信号のアクティブエッジか
ら、それぞれクロック入力信号または表示データ入力信
号の半周期の任意の整数倍分およびクロック入力信号ま
たは表示データ入力信号の半周期の任意の整数倍に遅延
回路により生成された遅延時間を加えた分互いにずれた
位置となるように設定したものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1に係る2ポートの表示データ出力信号を生
成する集積回路での入出力信号部の関係を電圧波形で表
示した図で、図において、1はクロック入力信号、2は
表示データ入力信号、3は基準となる第1の内部クロッ
ク信号、4はクロック出力信号、8は第1の内部クロッ
ク信号3に対してクロック入力信号1の半周期(“H”
期間または“L”期間)分の遅延を持たせた第2の内部
クロック信号、9は、表示データ出力信号の出力先であ
るソースドライバIC中でラッチ動作するためのエッジ
であるクロック出力信号4のアクティブエッジに対して
クロック入力信号1の0.5周期分の遅延を持たせた第
1の表示データ出力信号、10は、表示データ出力信号
の出力先であるソースドライバIC中でラッチ動作する
ためのエッジであるクロック出力信号4のアクティブエ
ッジに対してクロック入力信号1の1周期分遅延を持た
せた第2の表示データ出力信号、11は、表示データ出
力信号の出力先であるソースドライバIC中でラッチ動
作するためのエッジであるクロック出力信号4のアクテ
ィブエッジに対してクロック入力信号1の1.5周期分
の遅延を持たせた第3の表示データ出力信号である。
【0021】表示データ入力信号2の周期はクロック入
力信号1の周期1CLKIと同一で、表示データ出力信
号の周期は内部クロック信号の周期1CLKおよびクロ
ック出力信号4の周期1CLKOと同一で、1CLKは
2CLKIと同等の時間幅で、1CLKOは2CLKI
と同等の時間幅である。内部クロック信号3、8のエッ
ジの矢印は集積回路内部における表示データ出力部直前
のラッチ回路のアクティブエッジ(図では立ち上がりお
よび立ち下がりエッジ)を表し、クロック出力信号4の
エッジの矢印は表示データ出力信号の出力先であるソー
スドライバICにおける表示データ入力部直後のラッチ
回路のアクティブエッジ(図では立ち上がりエッジ)を
表している。
【0022】例えば、入力部では、クロック入力信号1
を信号名CLKI、表示データ入力信号2を信号名RI
[1:m]、GI[1:m]、BI[1:m]とし、出
力部では、クロック出力信号4を信号名CLKO、mを
任意の整数、第1の表示データ出力信号9を信号名RO
1[1:m]、RO2[1:m]、第2の表示データ出
力信号10を信号名GO1[1:m]、GO2[1:
m]、第3の表示データ出力信号11を信号名BO1
[1:m]、BO2[1:m]とし、RO1[1:m]
とRO2[1:m]はRI[1:m]を2種類のデータ
に、GO1[1:m]とGO2[1:m]はGI[1:
m]を2種類のデータに、BO1[1:m]とBO2
[1:m]はBI[1:m]を2種類のデータに分割し
た信号であるとすると、RO1[1:m]、RO2
[1:m]とGO1[1:m]、GO2[1:m]とB
O1[1:m]、BO2[1:m]は時間軸上のそれぞ
れ3種類の異なった位置で変化するように生成されるこ
とになる。
【0023】つまり、データ出力信号をクロック出力信
号のアクティブエッジ(この場合は立ち上がりエッジ)
に対してそれぞれクロック入力信号の0.5周期、1周
期、1.5周期分の時間だけ遅れて変化するような同時
変化位置を3個所に分割することにより、データ出力信
号の同時変化数を減少させている。
【0024】図2は図1の出力信号を生成する回路構成
例で、図において、12はラッチ回路、13はNOT回
路、14は2本の点線内の一方を接続するポイントを意
味し、入力部のクロック信号CLKO inは図8にお
けるクロック出力信号4であり、入力部の表示データ信
号RO1 in[1:m]、RO2 in[1:m]、
GO1 in[1:m]、GO2 in[1:m]、B
O1 in[1:m]、BO2 in[1:m]は図8
における表示データ出力信号5であり、出力部のクロッ
ク信号CLKOと表示データ信号RO1[1:m]、R
O2[1:m]とGO1[1:m]、GO2[1:m]
とBO1[1:m]、BO2[1:m]はそれぞれ図1
の4、9、10、11に対応する。
【0025】図3は図1の出力信号を生成する回路を機
能ブロック毎に示した例で、図において、15は内部ク
ロック信号生成部、16はクロック出力信号生成部、1
7はデータラッチ部であり、図2と対応させると、12
a、12b、12cは15に、12dは16に、12
e、12f、12gは17に対応し、入出力部の表示デ
ータ信号RO1 in[1:m]、RO2 in[1:
m]、GO1 in[1:m]、GO2 in[1:
m]、BO1 in[1:m]、BO2 in[1:
m] 、RO1[1:m]、RO2[1:m]、GO1
[1:m]、GO2[1:m]、BO1[1:m]、B
O2[1:m]での実線の本数は時間軸上での異なる変
化位置の総数を示し、この図の場合、入力部では時間軸
上での1種類の変化位置を、出力部では時間軸上での3
種類の変化位置をそれぞれが示している。
【0026】この実施の形態1によれば、従来のものに
比べて表示デー夕出力信号の同時変化数を最大で従来の
1/3に減少させることが可能となり、この時の表示デ
ータ出力信号の変化時に生ずる出力バッファの瞬時電流
に対するその時間での割合が従来の1/3程度に小さく
なるために、それに起因した入出力信号部での電磁波ノ
イズや、他の装置や回路へ悪影響を与える不要電磁波
(EMI)を低減した高品質な液晶表示装置が得られ
る。
【0027】また、図3で行った設定において、表示デ
ータ出力信号RO1[1:m]、GO1[1:m]、B
O1[1:m]、RO2[1:m]、GO2[1:
m]、BO2[1:m]の時間軸に対する異なる変化位
置の分割方法や、3種類の変化位置から任意の2種類の
みに変更した場合も、表示データ出力信号の同時変化数
が減少するために、表示データ出力信号の変化時に生ず
る出力バッファの全体の瞬時電流に対するその時間での
割合が減少し、入出力信号部での電磁波ノイズや、他の
装置や回路へ悪影響を与える不要電磁波を低減する効果
が得られる。
【0028】実施の形態2.図4は実施の形態2に係る
出力信号を生成する回路構成で、図3の機能ブロック構
成を改良して、データラッチ部の前後どちらか一方、ま
たは両方に、入力から出力まで経由する間に適当な遅延
を生成する遅延回路部を付加した機能ブロック毎の構成
を示した例で、図において、15は内部クロック信号生
成部、16はクロック出力信号生成部、17はデータラ
ッチ部、18は第1の遅延回路部、19は第2の遅延回
路部である。
【0029】図4は、図3の回路構成により得られる時
間軸に対する表示データ出力信号RO1[1:m]、R
O2[1:m]、GO1[1:m]、GO2[1:
m]、BO1[1:m]、BO2[1:m]の変化位置
を、2倍である6個所の異なる変化位置をとるように記
載しているが、実際には最大で表示データ出力信号数m
の2倍の値と同等にできる可能性がある。
【0030】この実施の形態2によれば、従来に比べて
表示データ出力信号の同時変化数を最大で従来の表示デ
ータ出力信号数の逆数倍に減少させることができる可能
性があり、この時の表示データ出力信号の変化時に生ず
る出力バッファの瞬時電流に対するその時間での割合が
最大で従来の表示データ出力信号数の逆数倍程度小さく
なるため、それに起因した入出力信号部での電磁波ノイ
ズや、他の装置や回路へ悪影響を与える不要電磁波を低
減する高品質な液晶表示装置が得られる。
【0031】また、図4で行った設定において、表示デ
ータ出力信号RO1[1:m]、GO1[1:m」、B
O1[1:m]、RO2[1:m]、GO2[1:
m]、BO2[1:m]の時間軸に対する異なる変化位
置の分割方法や6種類の変化位置から任意の複数の変化
位置に変更した場合も、表示データ出力信号の同時変化
数が減少するため、表示データ出力信号の変化時に生ず
る出力バッファの全体の瞬時電流に対するその時間での
割合が減少し、入出力信号部での電磁波ノイズや、他の
装置や回路へ悪影響を与える不要電磁波を低減できる効
果が得られる。
【0032】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3に係る2ポート以上存在する複数ポート(nポー
ト:nは任意の整数)のデータ出力信号を生成する集積
回路での入出力信号部の関係を電圧波形で表示した図
で、図において、1はクロック入力信号、3は基準とな
る第1の内部クロック信号、4はクロック出力信号、6
はデータ入力信号、20は第1の内部クロック信号3に
対してクロック入力信号1の0.5周期分の遅延を持た
せた第2の内部クロック信号、21はクロック出力信号
4のアクティブエッジに対してクロック入力信号1の
0.5周期分の遅延を持たせた第1のデータ出力信号、
22はクロック出力信号4のアクティブエッジに対して
クロック入力信号1の(n/2)周期分の遅延を持たせ
た第2のデータ出力信号、23はクロック出力信号4の
アクティブエッジに対してクロック入力信号1の(n/
2)+0.5)周期分の遅延を持たせた第3のデータ出
力信号であり、データ入力信号6の周期はクロック入力
信号1の周期1CLKIの周期と同一で、データ出力信
号の周期は内部クロック信号3の周期1CLKおよびク
ロック出力信号4の周期1CLKOと同一で、1CLK
はnCLKIと同等の時間幅で、1CLKOはnCLK
Iと同等の時間幅であり、内部クロック信号のエッジの
矢印は、集積回路内部におけるデータ出力部直前のラッ
チ回路のアクティブエッジ(図では立ち上がりおよび立
ち下がりエッジ)を表し、クロック出力信号のエッジの
矢印はデータ出力信号の出力先におけるデータ入力部直
後のラッチ回路のアクティブエッジ(図では立ち上がり
エッジ)を表す。ただし、クロック入力信号1やクロッ
ク出力信号4が入出力端子として設定されるとは限らな
いものとする。
【0033】図5では、第2の内部クロック信号20と
同様な第1の内部クロック信号3に対して1の半周期の
整数倍分の遅延を持たせた内部クロック信号の一部や、
21、22、23と同様なクロック出力信号4のアクテ
ィブエッジに対してクロック入力信号1の半周期の整数
倍分の遅延を持たせたデータ出力信号の一部は省略して
いる。
【0034】入力部では、クロック入力信号1を信号名
CLK1、m1、m2、・・・、mnを任意の整数、デ
ータ入力信号6を信号名DI(1)[1:m1]、DI
(2)[0:m2]、・・・DI(n)[1:mn]と
し、出力部では、クロック出力信号4を信号名CLK
O、第1のデータ出力信号21を信号名DO(1)
[1:m1]、第2のデータ出力信号22を信号名DO
(n/2)[1:m(n/2]、第3のデータ出力信号
23を信号名DO((n+1)/2[1:m((n+
1)/2)]とすると、DO(1)[1:m1]とDO
(2)[1:m2]・・・と、DI(n)[1:mn]
は時間軸上のそれぞれn種類の異なった位置で変化する
ように生成されることになる。
【0035】図6は図5の出力信号を生成する回路を機
能ブロック毎に示した例で、図において、24は内部ク
ロック信号生成部、25はクロック出力信号生成部、2
6はデータラッチ部であり、入力部のクロック信号CL
KO inは図9におけるクロック出力信号4であり、
入力部のデータ信号DO(1) in[1:m1]、D
O(2) in[1:m2]、・・・DO(n) in
[1:mn]は図9におけるデータ出力信号7であり、
出力部のクロック信号CLKOとデータ信号DO(1)
[1:m1]とDO(n/2)[1:m(n/2)]と
DO((n+1)/2)[1:m((n+1)/2)]
はそれぞれ図5の4、21、22、23に対応する。
【0036】この実施の形態3によれば、従来のものに
比べて表示データ出力信号の同時変化数を最大で従来の
出力ポート数に1プラスした値の逆数倍に減少させるこ
とができる可能性があり、この時の表示データ出力信号
の変化時に生ずる出力バッファの瞬時電流に対するその
時間での割合が、最大で従来の出力ポート数に1プラス
した値の逆数倍程度小さくなるために、それに起因した
入出力信号部での電磁波ノイズや、他の装置や回路へ悪
影響を与える不要電磁波を低減した高品質な液晶表示装
置が得られる。
【0037】また、図6で行った設定において、データ
出力信号DO(1)[1:m1]、DO(2)[1:m
2]、・・・DO(n)「1:mn]の時間軸に対する
異なる変化位置の分割方法や任意の複数の変化位置に変
更した場合も、データ出力信号の同時変化数が減少する
ために、データ出力信号の変化時に生ずる出力バッファ
の全体の瞬時電流に対するその時間での割合が減少し、
入出力信号部での電磁波ノイズや、他の装置や回路へ悪
影響を与える不要電磁波を低減する効果が得られる。
【0038】実施の形態4.図7は実施の形態4に係る
出力信号を生成する回路構成で、図6の機能ブロック構
成を改良してデータラッチ部の前後どちらか一方、また
は両方に入力から出力まで経由する間に適当な遅延を生
成する遅延回路部を付加した構成を機能ブロック毎に示
した例で、図において、24は内部クロック信号生成
部、25はクロック出力信号生成部、26はデータラッ
チ部、27は第1の遅延回路部、28は第2の遅延回路
部である。
【0039】図7では、図6の回路構成により得られる
時間軸に対するデータ出力信号DO(1)[1:m
1]、DO(2)[1:m2]、・・・DO(n)
[1:mn]の変化位置が((n+m1+m2+・・・
+mn)/n)倍になる、つまり、それぞれm1+m2
・・・+mn個所(データ出力信号数)の異なる変化位
置をとるように記載しているが、実際にはこの場合に最
大としてデータ出力信号数の逆数倍、時間軸上の変化位
置をとる可能性があることを示している。
【0040】この実施の形態4によれば、従来に比べて
データ出力信号の同時変化数を最大で従来のデータ出力
信号数の逆数倍に減少させることができる可能性があ
り、この時のデータ出力信号の変化時に生ずる出力バッ
ファの全体の瞬時電流に対するその時間での割合を最大
で従来のデータ出力信号数の逆数倍程度小さくできるた
めに、それに起因した入出力信号部での電磁波ノイズ
や、他の装置や回路へ悪影響を与える不要電磁波を低減
した高品質な液晶表示装置が得られる。
【0041】また、図7で行った設定において、データ
出力信号DO(1)[1:m1]、DO(2)[1:m
2]、・・・DO(n)[1:mn]の時間軸に対する
異なる変化位置の分割方法や任意の複数の変化位置に変
更した場合も、データ出力信号の同時変化数が減少する
ために、データ出力信号の変化時に生ずる出力バッファ
の全体の瞬時電流に対するその時間での割合が減少し、
入出力信号部での電磁波ノイズや、他の装置や回路へ悪
影響を与える不要電磁波を低減する効果が得られる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、入出
力信号部での電磁波ノイズや他の装置や回路への悪影響
を与える不要電磁波を低減した高品質な液晶表示装置お
よび複数ポートのデータ出力部を有する集積回路を提供
できる。
【0043】また、複数ポートのデータ出力信号を生成
し、時間軸に対する表示データ出力信号の変化位置をク
ロック出力信号の1周期の間にクロック入力信号の0.
5周期、1周期、1.5周期分となるような2個所、ま
たは3箇所の複数箇所に存在させてデータ出力信号の同
時変化数を減少させることにより、出力部のデータ出力
信号の変化時に生ずる出力バッファの全体の瞬時電流に
対するその時間での割合を減少させてそれに起因した入
出力信号部での電磁波ノイズや他の装置や回路へ悪影響
を与える不要電磁波を低減できる。
【0044】また、複数ポートのデータ出力信号を生成
し、時間軸に対するデータ出力信号の変化位置を基準の
内部クロック信号の1周期の間にデータ入力信号の半周
期の任意の整数倍分となるような複数箇所に存在させて
データ出力信号の同時変化数を減少させることにより、
出力部のデータ出力信号の変化時に生ずる出力バッファ
の全体の瞬時電流に対するその時間での割合を減少させ
てそれに起因した入出力信号部での電磁波ノイズや他の
装置や回路へ悪影響を与える不要電磁波を低減できる。
【0045】また、複数ポートのデータ出力信号を生成
し、時間軸に対するデータ出力信号の変化位置を基準の
内部クロック信号の1周期の間にデータ入力信号の半周
期の任意の整数倍分および半周期の任意の整数倍に遅延
回路により生成された遅延時間を加えた分となるような
複数箇所に存在させてデータ出力信号の同時変化数を減
少させることにより、出力部のデータ出力信号の変化時
に生ずる出力バッファの全体の瞬時電流に対するその時
間での割合を減少させてそれに起因した入出力信号部で
の電磁波ノイズや他の装置や回路へ悪影響を与える不要
電磁波を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る液晶表示装置
中における2ポートの表示データ出力信号を生成する集
積回路での入出力信号部の関係を表した電圧波形図であ
る。
【図2】 実施の形態1の表示データ出力信号を生成す
る集積回路における回路構成図である。
【図3】 実施の形態1の表示データ出力信号を生成す
る集積回路における機能ブロック構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態2の表示データ出力信
号を生成する集積回路における機能ブロック構成図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態3のデータ出力信号を
生成する集積回路での入出力信号部の関係を表した電圧
波形図である。
【図6】 実施の形態3のデータ出力信号を生成する集
積回路における機能ブロック構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態4のデータ出力信号を
生成する集積回路における機能ブロック構成図である。
【図8】 従来の液晶表示装置中における2ポートの表
示データ出力信号を生成する集積回路での入出力信号部
の関係を表した電圧波形図である。
【図9】 従来の複数ポートのデータ出力信号を生成す
る集積回路での入出力信号部の関係を表した電圧波形図
である。
【符号の説明】
1 クロック入力信号、2 表示データ入力信号、3
第1の内部クロック信号、4 クロック出力信号、6
データ入力信号、7 データ出力信号、8 第2の内部
クロック信号、9 第1の表示データ出力信号、10
第2の表示データ出力信号、11 第3の表示データ出
力信号、12 ラッチ回路、13 NOT回路、15
内部クロック信号生成部、16 クロック出力信号生成
部、17 データラッチ部、18 第1の遅延回路部、
19 第2の遅延回路部、20 第2の内部クロック信
号、21 第1のデータ出力信号、22 第2のデータ
出力信号、23 第3のデータ出力信号、24 内部ク
ロック信号生成部、25 クロック出力信号生成部、2
6 データラッチ部、27 第1の遅延回路部、28
第2の遅延回路部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ入力信号に対して複数ポートのデ
    ータ出力信号を生成し、時間軸に対する上記データ出力
    信号の変化位置を、基準の内部クロック信号の1周期の
    間において、互いにずれた位置に存在させてデータ出力
    信号の同時変化数を減少させる回路構成としたことを特
    徴とする集積回路。
  2. 【請求項2】 時間軸に対するデータ出力信号の変化位
    置は、クロック出力信号のアクティブエッジから、それ
    ぞれデータ入力信号の0.5周期、1周期、1.5周期
    分遅延した位置に設定されていることを特徴とする請求
    項1記載の集積回路。
  3. 【請求項3】 時間軸に対するデータ出力信号の変化位
    置は、クロック出力信号のアクティブエッジから、それ
    ぞれデータ入力信号の半周期の任意の整数倍分互いにず
    れた位置に設定されていることを特徴とする請求項1記
    載の集積回路。
  4. 【請求項4】 時間軸に対するデータ出力信号の変化位
    置は、クロック出力信号のアクティブエッジから、それ
    ぞれデータ入力信号の半周期の任意の整数倍分およびデ
    ータ入力信号の半周期の任意の整数倍に遅延回路により
    生成された遅延時間を加えた分互いにずれた位置に設定
    されていることを特徴とする請求項1記載の集積回路。
  5. 【請求項5】 表示データ入力信号に対して複数ポート
    の表示データ出力信号を生成し、時間軸に対する表示デ
    ータ出力信号の変化位置を、クロック出力信号またはク
    ロック出力信号と同位相である基準の内部クロック信号
    の1周期の間において、互いにずれた位置に存在させて
    表示データ出力信号の同時変化数を減少させる回路構成
    とした集積回路を備えたことを特徴とする液晶表示装
    置。
  6. 【請求項6】 時間軸に対する表示データ出力信号の変
    化位置は、クロック出力信号のアクティブエッジから、
    それぞれクロック入力信号または表示データ入力信号の
    0.5周期、1周期、1.5周期分遅延した位置に設定
    されていることを特徴とする請求項5記載の液晶表示装
    置。
  7. 【請求項7】 時間軸に対する表示データ出力信号の変
    化位置は、クロック出力信号のアクティブエッジから、
    それぞれクロック入力信号または表示データ入力信号の
    半周期の任意の整数倍分互いにずれた位置に設定されて
    いることを特徴とする請求項5記載の液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 時間軸に対する表示データ出力信号の変
    化位置は、クロック出力信号のアクティブエッジから、
    それぞれクロック入力信号または表示データ入力信号の
    半周期の任意の整数倍分およびクロック入力信号または
    表示データ入力信号の半周期の任意の整数倍に遅延回路
    により生成された遅延時間を加えた分互いにずれた位置
    となるように設定されていることを特徴とする請求項5
    記載の液晶表示装置。
JP4927798A 1998-03-02 1998-03-02 液晶表示装置および複数ポートのデータ出力部を有する集積回路 Pending JPH11249622A (ja)

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KR1019990004082A KR100354423B1 (ko) 1998-03-02 1999-02-06 액정표시장치와 이것에 사용되는 집적회로 및 액정표시장치의 구동방법과 구동장치
US09/257,506 US6980192B1 (en) 1998-03-02 1999-02-25 Liquid crystal display, integrated circuit for use therein, and driving method and driver of liquid crystal display

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100372847B1 (ko) * 2000-02-29 2003-02-19 샤프 가부시키가이샤 반도체장치 및 표시장치모듈
JP2005039829A (ja) * 2003-07-14 2005-02-10 Samsung Electronics Co Ltd 信号処理装置及び方法
US7446732B2 (en) 2001-10-25 2008-11-04 Fujitsu Limited Display control device
US10096275B2 (en) 2015-08-05 2018-10-09 Nlt Technologies, Ltd. Display apparatus and method of processing an image signal input to a display panel

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