JP4110881B2 - Eps工法における側壁構造 - Google Patents

Eps工法における側壁構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4110881B2
JP4110881B2 JP2002241896A JP2002241896A JP4110881B2 JP 4110881 B2 JP4110881 B2 JP 4110881B2 JP 2002241896 A JP2002241896 A JP 2002241896A JP 2002241896 A JP2002241896 A JP 2002241896A JP 4110881 B2 JP4110881 B2 JP 4110881B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side wall
composite plate
wall structure
frame
eps
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002241896A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004076523A (ja
Inventor
聡 片山
裕樹 播
Original Assignee
三菱化学産資株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱化学産資株式会社 filed Critical 三菱化学産資株式会社
Priority to JP2002241896A priority Critical patent/JP4110881B2/ja
Publication of JP2004076523A publication Critical patent/JP2004076523A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4110881B2 publication Critical patent/JP4110881B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Retaining Walls (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、EPS工法における側壁構造に関するものであり、詳しくは、盛土材料や裏込め材料として発泡スチロールブロックを積み上げるEPS工法において発泡スチロールブロックの集合体の側面に構築される側壁構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
EPS(Expanded Poly−Styrene)工法は、盛土や裏込め等の土木工事において、軽量な発泡スチロールブロックを盛土材料や裏込め材料として積み上げる工法であり、特に、軟弱地盤などの冠水の虞れがある場所に好適である。斯かる工法によれば、盛土荷重を大幅に低減でき、沈下や地滑りを防止できる。更に、一軸方向の圧縮力が大きく、明確な剪断領域が発生しないため、優れた耐荷重性を発揮でき、しかも、自立性に優れ且つ上載荷重が作用しても側方への変形が極めて小さいため、背面土圧を大幅に低減できる。
【0003】
図7はEPS工法における従来の側壁構造を示す縦断面図であり、図8は図7における破断線に沿って視た従来の側壁構造の水平断面図である。一般に、EPS工法に適用される土留め壁、防護壁、擁壁などの側壁は、図7及び図8に示す様に、H型鋼から成る多数の支柱(91)を地盤に打ち込み、これら支柱(91)の間にPCパネル(押出成形板)(92)を配置して構成される。PCパネル(92)は、Zクリップと称する支持金物(96)によって支柱(91)に取り付けられる。支柱(91)と支持金物(96)の一端は溶接によって連結され、支持金物(96)の他端とPCパネル(92)はボルト(94)及びナット(95)によって連結される。なお、図中の符号(96)はクッション材を示す。
【0004】
また、EPS工法における側壁の構築に関しては、上記のPCパネルを使用しない壁面構築工法も提案されている。斯かる工法は、地盤に打ち込んだ多数の支柱にトラス金網(鉄筋組立体)を固定した後、トラス金網の前面側に型枠を仮設し、次いで、トラス金網の背面側から型枠に向かってモルタルを吹き付けることにより壁を形成するものである。また、意匠面としてモルタル表面を仕上げるため、上記の型枠として凹凸を有する化粧型枠が使用される。上記の壁面構築工法は、PCパネルが重量物であることによる運搬や現場での取扱いの問題、および、PCパネルの露出による景観悪化の問題を解決せんとしたものである(特開平7−34462参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、EPS工法の利点は、軽量な発泡スチロールブロックを使用することにより、大型機械の使用が困難な場所でも容易に且つ迅速に施工できる点にある。斯かる観点からすると、図9及び図10に示す従来の側壁構造は、PCパネルが極めて重くその運搬や設置に重機を必要とし、しかも、所定位置にPCパネルを設置するのに支柱の前面側に大掛かりな足場を仮設しなければならないため、本来、EPS工法に適したものではない。
【0006】
また、上記の壁面構築工法に開示された側壁構造においては、PCパネルを使用した従来の側壁構造に比べて施工性に優れてはいるものの、所要の強度を得るための立体構造のトラス金網(鉄筋組立体)の作製に溶接作業が必要であり、また、トラス金網や型枠を設置する際にその重量や大きさ故に多大の労力を必要とする等、解決すべき課題がある。
【0007】
本発明は、上記の実情に鑑みなされたものであり、その目的は、軽量な部材を使用し且つ乾式の施工法で簡単に構築できる施工性に一層優れたEPS工法における側壁構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、耐久性に優れ且つ軽量な特定の複合板を壁面材として使用することにより、施工時の取扱い性を高め、しかも、支柱に取り付けた枠材による特定の複合板支持構造を採用することにより、仮設足場や型枠を使用することのない背面側からの簡便な施工を可能にした。
【0009】
すなわち、本発明の要旨は、盛土材料や裏込め材料として発泡スチロールブロックを積み上げるEPS工法において発泡スチロールブロックの集合体の側面に構築される側壁構造であって、所定の間隔を隔てて立設された支柱と、当該支柱の前面側に取付金物によって格子状に取り付けられた縦横の枠材と、当該枠材によって支持された方形の複合板とから構成され、前記縦横の各枠材は、その長手方向に沿った外側面に長手方向の全長に亙る溝を備え、前記複合板は、合成樹脂シートの両面に金属シートを積層して成る複合板であり、そして、前記複合板は、その側縁を前記枠材の溝に挟み込まれることにより支持されていることを特徴とするEPS工法における側壁構造に存する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明に係るEPS工法における側壁構造の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一例としての道路用盛土における側壁構造を破断して示す斜視図である。図2は、枠材および取付金物の配置を示す側壁構造の背面図である。図3は、複合板および枠材の配置を示す側壁構造の正面図である。図4〜図6は、図3における破断線に沿って視た主要部の断面図である。以下、実施形態の説明においては、EPS工法における側壁構造を「側壁構造」と略記する。
【0011】
周知の通り、EPS工法は、軟弱地盤の盛土、道路盛土、地滑り地の盛土、拡幅の盛土、急傾斜地盛土、水路基礎、仮設道路、構造物の裏込め、直立壁の裏込め等の土木工事において、軽量な発泡スチロールブロック(発泡樹脂成形体)を盛土材料や裏込め材料として積み上げる工法である。
【0012】
例えば、EPS工法を適用した道路用の盛土は、図1に示す様に、傾斜地盤に所定間隔で一列に配置した多数の支柱(1)を支点として側壁を構築し、傾斜面と側壁の支柱(1)との間の空間に多数の発泡スチロールブロック(7)を積み上げて構成される。側壁の各支柱(1)は連結材(12)によって連結され、また、連結材(12)は鋼棒およびアンカーを介して傾斜面に固定される。そして、道路として構築するため、積み上げられた発泡スチロールブロック(7)の集合体の高さ方向の中間には、補強用の中間部コンクリート床板(81)が配置され、発泡スチロールブロック(7)の集合体の上面には、溶接鉄筋(82)、コンクリート床板(83)、路盤(84)及び表層(85)が設けられる。
【0013】
本発明の側壁構造は、上記の盛土などに適用されるEPS工法において発泡スチロールブロック(7)の集合体の側面に構築される側壁構造であり、上記の様な所定の間隔を隔てて立設された支柱(1)と、当該支柱の前面側(発泡スチロールブロック(7)と反対側)に取付金物(3)によって格子状に取り付けられた縦横の枠材(2)(図2参照)と、当該枠材によって支持された方形の複合板(4)とから主に構成される。
【0014】
支柱(1)としては、材料コスト及び施工性の観点から、各種の断面形状の形鋼を使用するのが好ましく、例えば、支柱(1)は、図4及び図5に示す様なC形鋼またはみぞ形鋼によって構成される。支柱(1)の側面には、取付金物(3)を固定するための複数のボルト穴が所定の間隔で予め設けられる。斯かるボルト穴の配列間隔は後述する複合板(4)の一辺の長さに準じる。支柱(1)の配列ピッチは、構造物の種類や規模によっても異なるが、例えば上記の様な盛土の場合で500〜2000mm程度である。なお、図2においては、枠材(2)と取付金物(3)の配置を示すため、支柱(1)が鎖線で示されているが、実際、斯かる支柱(1)は、側壁を背面から視た場合、枠材(2)及び取付金物(3)の手前側に位置する。
【0015】
図2及び図3に示す縦横の各枠材(2)は、複合板(4)を支持するための棒状の部材あり、軽量性を図り且つ後述の特定形状に形成するため、通常はアルミニウム押出型材によって構成される。図2に示す様に、縦横の枠材(2)は、ネジ止めされる板状の枠固定金物(5)を使用して格子状に枠組みされる。縦横の枠材(2)の配列ピッチは後述の複合板(4)の外形寸法に準じて設定される。
【0016】
各枠材(2)は、その長手方向に沿った外側面に長手方向の全長に亙る溝(2c)(図4及び図5参照)を備えている。具体的な枠材(2)の形状は、その断面を図4、図5及び図6に示す様に、例えば中空の四角柱状の本体の長手方向に沿った外側面に長手方向の溝(2c)を設けた形状とされる。
【0017】
図4に示す枠材(2)は、側壁の端部に配置される枠材であり、本体の長手方向に沿った一外側面に溝(2c)を設けて構成される。また、図5に示す枠材(2)は、側壁の中間部(端部以外の部位)に配置される枠材であり、本体の長手方向に沿った平行な両外側面に溝(2c)を設けて構成される。更に、図4、図5及び図6に示す様に、溝(2c)を設けた側面に隣接する四角柱状の本体の他の一側面には、取付金物(3)に連結する際に使用するボルト(34)を取り付けるための切欠き溝(2f)が本体の全長に亙って設けられる。すなわち、枠材(2)は、頭部が本体の内部に収容され且つ脚部が切欠き溝(2f)から突出した状態にボルト(34)を装着する様になされている。
【0018】
取付金物(3)は、図2に示す様に、支柱(1)に枠材(2)を固定するための金物であり、金属平板に複数のボルト挿通穴を設けて構成される。土木施工においては、支柱(1)に予め設けた上記のボルト穴と枠材(2)の切欠き溝(2f)との位置関係が支柱(1)の配置状態などによって変動するため、取付金物(3)のボルト挿通穴の少なくとも一つは、長穴に形成されるのが好ましい。取付金物(3)の平面形状は適宜に設計できるが、図に例示した取付金物(3)は、板面形状を長方形になされ、その短辺側に各2個のボルト挿通穴が設けられ、一方の短辺側の2個のボルト挿通穴が長穴に形成されたものである。
【0019】
図2に示す様に、支柱(1)と枠材(2)とは、これらに上記の平板状の取付金物(3)をボルト固定することにより結合される。すなわち、図4及び図5に示す様に、支柱(1)には、当該支柱のボルト穴を利用して取付金物(3)がボルト(34)及びナット(35)により固定され、枠材(2)は、当該枠材の本体に装着されたボルト(34)を取付金物(3)のボルト挿通穴に挿通してナット(35)で締付けることにより取付金物(3)に固定される。
【0020】
複合板(4)は、合成樹脂シートの両面に金属シートを積層して成り且つ板面が方形に形成された薄板状の複合板であり、通常、板面寸法を300〜1000mm×1000〜2500mm、厚さを1〜6mmに設定される。複合板(4)としては、合成樹脂シートの両面にアルミニウム又はアルミニウム合金の金属シートを積層した積層板が挙げられる。上記の合成樹脂シートは、通常、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド等の熱可塑性樹脂で構成される。勿論、熱硬化性樹脂であってもよい。斯かる合成樹脂シートの厚さは約1〜5mmとされ、また、アルミニウム又はアルミニウム合金のシートの厚さは約0.1〜1.0mm、通常は約0.2〜0.5mmとされる。
【0021】
両面の金属シート(アルミニウムシート)は、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン等の不飽和カルボン酸などの接着剤を使用して合成樹脂シートに予め十分に密着されている。上記の様な積層板は、溶融押出しされた合成樹脂シートの両面にアルミニウムシートを重ね合わせ、回転ロールの間に通過させて製造され、例えば、三菱化学社製の「アルポリック」の商品名で建材用複合板として広く使用されている。上記の構成の複合板(4)は、軽量で耐食性に優れ、かつ、僅かな柔軟性により発泡スチロールブロック(7)の変形による背面荷重を緩衝でき、しかも、転写印刷や塗装により表面を任意の意匠面に形成できる。
【0022】
本発明においては、上記の枠材(2)と複合板(4)とを一体化して一層強度を高め、しかも、施工性を高めるため、複合板(4)は、その側縁を縦横の枠材(2)の溝(2c)に挟み込まれることにより支持される。斯かる複合板支持構造により、本発明においては、支柱(1)に対して背面側(発泡スチロールブロック(7)を配置する側)からの乾式の施工により簡単に複合板(4)を設置することが出来る。
【0023】
本発明の側壁構造は次の様にして施工される。先ず、従来の工法と同様に、支柱(1)として複数のC形鋼を発泡スチロールブロック(7)の設置位置に応じて所定間隔で配置する。支柱(1)の施工においては、仮設パイプで支柱(1)を支持することにより支柱(1)を垂直に建てる。また、必要に応じて各支柱(1)は連結材(12)により連結する。
【0024】
次いで、図2に示す様に、側壁の横方向の一方の端部に相当する支柱(1)を起点に、支柱(1)の前面側に枠材(2)を取り付ける。枠材(2)の施工にあたっては、取り付ける枠材(2)に対し、予め、枠材(2)の枠組み寸法に応じて枠固定金物(5)をネジ固定しておく。また、取付金物(3)に結合するためのボルト(34)を枠材(2)の本体に装着しておく。そして、支柱(1)に対し、ボルト(34)及びナット(35)を使用して取付金物(3)を固定した後、取付金物(3)に対し、上記の準備した枠材(2)を当該枠材の本体に装着したボルト(34)及びナット(35)で固定してゆく。
【0025】
枠材(2)の配置としては、先ず、端部の支柱(1)を起点に、一定間隔で縦の枠材(2)を支柱(1)に固定した後、最下部の横の枠材(2)を枠固定金物(5)によって縦の枠材(2)に水平に連結すると共に、取付金物(3)により横の枠材(2)を支柱(1)に結合する。横の枠材(2)の取付けにおいては、枠固定金物(5)を一旦仮止めして水平調整を行った後、枠固定金物(5)を締付けて縦横の枠材(2)同士を結合し、そして、横の枠材(2)を取付金物(3)により支柱(1)に結合する。
【0026】
上記の様に、縦横に枠材(2)を配列した後は、縦の2本の枠材(2)の間に複合板(4)を上方から落し込む。すなわち、左右の縦の枠材(2)の上端からこれら枠材の各溝(2c)に複合板(4)の左右の端部を差し込み、複合板(4)を滑らせて溝(2c)に複合板(4)を嵌め込む。次いで、配置した複合板(4)の上端縁に横の枠材(2)を上記と同様にして取り付ける。その結果、1枚の複合板(4)の全周縁は、左右の縦の枠材(2)及び上下の横の枠材(2)の各溝(2c)によって強固に挟持される。
【0027】
以降、先に配置した縦の枠材(2)並びに先に配置した複合板(4)の上端の横の枠材(2)を基準として、上記と同様の操作を繰り返すことにより、上方側の横の枠材(2)及び複合板(4)を順次に取り付けてゆく。また、側壁の高さに応じて縦方向に枠材(2)を連続させる場合は、最初の縦の枠材(2)に対して最上段の複合板(4)及び横の枠材(2)を配置した後、新たに縦の枠材(2)を取付金物(3)によって支柱(1)に結合すると共に、枠固定金物(5)によって下方の縦の枠材(2)に連結し、上記と同様の操作を繰り返す。
【0028】
なお、図4に示す様に、側壁の左右両側の端部には、コーナー部を被覆する保護プレート(61)を上記の取付金物(3)によって取付ける。そして、図1に示す盛土などにおいては、構築した側壁の内側に発泡スチロールブロック(7)を多数積み上げ、路盤などの必要な構造要素を施工した後、図6に示す様に、枠材(2)の枠組みの上端に笠木状の保護プレート(60)を配置する。
【0029】
上記の様に構築される本発明の側壁構造は、支柱(1)、枠材(2)、複合板(4)等の軽量な部材から構成され、これら部材の運搬や施工時における取扱いが極めて容易であるため、大型機械の使用が困難な場所でも迅速に施工でき、EPS工法の本来の利点を最大限に発揮することが出来る。しかも、本発明の側壁構造は、取付金物(3)による支柱(1)への枠材(2)の取付け構造、ならびに、特定の枠材(2)による複合板(4)の支持構造により、仮設足場や型枠を使用することなく、支柱(1)の背面側から安全かつ簡便に乾式で施工することが出来る。また、本発明の側壁構造においては、図3に示す様に、複合板(4)の表面と枠材(2)とが前面に露出し、枠材(2)が目地材の様に視覚的に作用するため、複合板(4)の表層の印刷や塗装によって種々の意匠面を構成でき、意匠性を高めることが容易である。
【0030】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明に係るEPS工法における側壁構造によれば、軽量な部材から構成され、その運搬や施工時における取扱いが極めて容易であるため、大型機械の使用が困難な場所でも迅速に施工でき、しかも、取付金物による支柱への枠材の取付け構造ならびに特定の枠材による複合板の支持構造により、仮設足場や型枠を使用することなく、支柱の背面側から安全かつ簡便に乾式で施工することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例としての道路用盛土における側壁構造を破断して示す斜視図
【図2】枠材および取付金物の配置を示す側壁構造の背面図
【図3】複合板および枠材の配置を示す側壁構造の正面図
【図4】図3におけるa−a破断線に沿って視た主要部の断面図
【図5】図3におけるb−b破断線に沿って視た主要部の断面図
【図6】図3におけるc−c,d−d,e−eの各破断線に沿って視た主要部の断面図
【図7】図7はEPS工法における従来の側壁構造を示す縦断面図
【図8】図8は図7における破断線に沿って視た従来の側壁構造の水平断面図
【符号の説明】
1 :支柱
12:連結材
2 :枠材
2c:溝
2f:切欠き溝
3 :取付金物
34:ボルト
35:ナット
4 :複合板
5 :枠固定金物
7 :発泡スチロールブロック
81:中間部コンクリート床板
82:溶接鉄筋
83:コンクリート床板
84:路盤
85:表層

Claims (2)

  1. 盛土材料や裏込め材料として発泡スチロールブロックを積み上げるEPS工法において発泡スチロールブロックの集合体の側面に構築される側壁構造であって、所定の間隔を隔てて立設された支柱と、当該支柱の前面側に取付金物によって格子状に取り付けられた縦横の枠材と、当該枠材によって支持された方形の複合板とから構成され、前記縦横の各枠材は、その長手方向に沿った外側面に長手方向の全長に亙る溝を備え、前記複合板は、合成樹脂シートの両面に金属シートを積層して成る複合板であり、そして、前記複合板は、その側縁を前記枠材の溝に挟み込まれることにより支持されていることを特徴とするEPS工法における側壁構造。
  2. 支柱が形鋼によって構成され、枠材がアルミニウム押出型材によって構成され、前記支柱と前記枠材とは、これらに平板状の取付金物をボルト固定することにより結合されている請求項1に記載のEPS工法における側壁構造。
JP2002241896A 2002-08-22 2002-08-22 Eps工法における側壁構造 Expired - Fee Related JP4110881B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002241896A JP4110881B2 (ja) 2002-08-22 2002-08-22 Eps工法における側壁構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002241896A JP4110881B2 (ja) 2002-08-22 2002-08-22 Eps工法における側壁構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004076523A JP2004076523A (ja) 2004-03-11
JP4110881B2 true JP4110881B2 (ja) 2008-07-02

Family

ID=32024244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002241896A Expired - Fee Related JP4110881B2 (ja) 2002-08-22 2002-08-22 Eps工法における側壁構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4110881B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007023560A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Mitsubishi Kagaku Sanshi Corp 軽量盛土の側壁構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004076523A (ja) 2004-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101407502B1 (ko) 모듈러 건축물의 접합구조 및 그 접합시공방법
JP3842865B2 (ja) 建物の耐震補強方法
JP2007197936A (ja) 壁ユニット、耐震壁およびその構築方法
JP4110881B2 (ja) Eps工法における側壁構造
WO2007131115A1 (en) Composite structural framing system and method of erection
KR20200136127A (ko) 지하 흙막이 가시설을 이용한 데크플레이트 합벽 설치공법
KR102358453B1 (ko) 콘크리트 구조물의 단면 감소부재와 고정대의 구조 및 그 시공방법
US10934709B2 (en) Prefabricated self-supporting module for making building structures, more particularly swimming pools
US7146775B2 (en) Wall system
JP4060135B2 (ja) 土木構造物
JPH01268971A (ja) 既設構造物の組積造壁体の移築工法
JP3119947U (ja) 木質板材とコンクリートの組立式複合壁体構造
AU2009100337B4 (en) Prefabricated interlocking wall construction panel
JPH09235801A (ja) ブロック組積構造の架梁工法
CN220954030U (zh) 一体化施工的柔性连接拼装蒸压加气混凝土外墙大板系统
JP3603957B2 (ja) Pc部材の現場製造施工方法
JPH04330164A (ja) 型枠の施工方法
JP2020066910A (ja) ピット構造及びそれの構築方法
JPH07279186A (ja) プレハブ擁壁
CN212453086U (zh) 一种可全拆装重复使用框体装配式建筑
JP3243456U (ja) 小規模建築物用パネル状構造物及び小規模建築物
JP2004238984A (ja) 擁壁用パネル及びこれを用いた気泡混合軽量盛土工法
JP7213150B2 (ja) 支柱とコンクリート床版の固定方法及び擁壁の構築方法
JP2006138157A (ja) 軽量盛土および軽量盛土用発泡樹脂ブロック
KR102112508B1 (ko) 소일 시멘트와 강성 지오그리드를 이용한 옹벽 시공법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050714

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080318

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080331

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 3

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080423

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20080909

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees