JP4110321B2 - 農作業車の作業機装着装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば列状に植付けた作物や畝に沿って作業させる農作業車の作業機装着装置の構成に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、ミッドマウント式芝刈機や特開2001−95315号公報に示される乗用型耕耘トラクタのように、左右前輪と左右後輪を備え、前記前後輪間に操縦席及び作業機を備えた作業車が知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−95315号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記公報のような農作業車では、作業機を車両の下腹部に装着して車両の前後重量バランスを向上させたり、作業状態の視界性を向上させるものであるが、作物を列状に植え付けた圃場では、作業位置が調整できなかったり、畝を立てた圃場では、作業機の上昇高さを高く取れずに畝や植付作物に接触してしまうという課題が有った。この為、各種作業、或いは作業状態に応じた車両を所有する必要が有った。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は前記した問題点に鑑みて、次のような技術的手段を講じた。
即ち、請求項1の発明では、左右前輪(1F,1F)と左右後輪(1R,1R)を備え、前記前後輪間に操縦席(2)及び作業機(R)を備えた農作業車において、
前記農作業車の左右両側に作業機装着用フレーム部材(9)を左右方向に突設すると共に、同フレーム(9)に対し左右個別の作業機(R,R)を左右位置調整自在に取付け、前記作業機装着用フレーム部材(9)は、作業機(R)を駆動する動力伝達軸として兼用され、左右一体で駆動・停止する構成としたことを特徴とする農作業車の作業機装着装置とした。
0006
0007
0008
0009
0010
0011
【発明の効果】
これにより、請求項1の発明では、作業機(R)の左右装着位置を調整し、各種畝幅や作物の植付位置に応じて作業を行うことができ、車両の汎用性が高まる。
0012
【0013】
また、作業機(R)の装着部材と動力伝達軸を共用するので、車両の製造コストを削減することができる
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づきこの発明の実施の形態を説明する。
農作業車Tは、図1と図2に示すように、車体前部に角パイプから成る前フレーム11を前後方向に沿わせて配し、この左右の前フレーム11,11間に前後二本のエンジン取付用の補助フレーム12a,12bを架け渡す共に、前フレーム11の後端部を、上下方向に配した中間フレーム13を介して後フレーム14と接続し、この後フレーム14,14間に操縦席取付用の二本の補助フレーム15a,15bを架け渡し、更に後フレーム14の後端部同士を後輪支持フレーム16にて接続して、車体フレーム枠を構成している。
【0015】
また前記左右の前フレーム11前端部同士は、側面視L状のバッテリ取付プレート17にて接続し、このプレート17中間部に前記エンジンEにより充電されるバッテリBを載置固定すると共に、同フレーム11の前部側面からは、平面視ループ状フレームの押圧用ハンドル3B(第二ハンドル部材)を取り付ける構成となっている。
【0016】
これにより、前記押圧用ハンドル3Bは、オペレータが乗車しているときに車体前部を保護するバンパーとして、或いは背丈の高い作物を左右に振り分けて作物を損傷しなようナローガイドとしても利用することができる。
また、前記押圧用ハンドル3Bの左右両側部には、後述する左右前輪1F,1Fのクラッチ5L,5Rを個別に入切するクラッチ操作部(以下、クラッチレバー4,4)と、両クラッチを共に切りに保持する車両停止レバー18を備える構成となっている。
【0017】
また前記二本のエンジン取付用補助フレーム12a,12bの内、前側のフレーム12aは、前記車体のフレーム枠同様、角パイプにて構成し、この内部に左右方向の水平軸20を架け渡し、前記前フレーム11,11間の補強とする共に、同軸20の両端部を前記前フレーム11よりも外側に突出させて、作業機昇降用アクチュエータとなる昇降用電動シリンダ21を取り付ける構成となっている。
【0018】
また前記左右の電動シリンダ21には、左右取付位置を調整できる電動シリンダ位置調整機構6を備え、前記軸20上を横方向にスライドさせて、電動シリンダ21基部に設けた固定孔と前記軸20側の固定孔6b…とを対応させて、ピン6を相通固定することで左右取付位置を調整する構成となっている。
【0019】
また前記エンジンEの後方には、ハンドルポスト25を設け、同ポスト25の上端部に回転式のステアリングハンドル3A(第一ハンドル部材)を設けると共に、ポスト25側部に前記左右前輪1Fのクラッチを同時に切り操作するクラッチレバー27を上下回動自在に支持する構成となっている。そして、前記ハンドルポスト25下部には、ステアリング軸28の回転を伝達して押し引きするワイヤー29a、29bを設け、前記前輪1F,1Fの走行系動力伝達機構に備えた左右クラッチ5L,5Rを個別に入切する構成となっている。
【0020】
これにより、ステアリングハンドル3Aを左方向に切ると左前輪1Fのクラッチ5Lが切となって、左前輪1Fを支点として車両は左側に操向し、ハンドル3Bを右方向に切ると右前輪1F側のクラッチ5Rが切となって、右前輪1Fを支点として車両は右側に操向することができる。
【0021】
また前記後フレーム14の上方には、ステップフロア19を支持し、同フロア19上方に前記操縦席2を設けると共に、同フレーム14の後端部同士は、同フレーム14,14幅よりも外側に長く突設させた後輪支持フレーム16にて接続し、同フレーム16にキャスター式の左右後輪1Rを取り付ける構成となっている。またこの後輪1Rも、前記電動シリンダ21と同様に、左右位置を調整できるよう固定ピン7aと複数の取付孔7b…とから成る後輪位置調整機構7を備え、畝溝や植付け作物の植付け幅に合わせてトレッドを調整することができる。
【0022】
また前記後輪1Rは、前輪1Fと比較して小径で且つ駆動機構を備えない構成としているので、軽量な構成となっており、前記オペレータが下車した状態では、車体後部の重量、詳しくは後輪1Rの接地荷重が極めて小さく構成されている。
【0023】
これにより、オペレータは、前記押圧用ハンドル3Bを押して車両を前輪1Fを支点に持ち上げる場合でも、極力小さな力で操作し操向時の操作性を向上することができる。
次に図3乃至図5に基づいて走行系及び作業系の動力伝達機構に付いて説明する。
【0024】
走行系の動力伝達機構は、図3と図4に示すように、エンジンEの出力軸30の回転を順にベルトケース31、ミッションケース32、前輪支持用ポータルケース33内の各伝動機構を介して伝達し、前輪1Fを駆動する構成となっている。
【0025】
詳細に説明すると、前記エンジンEの左右一側には、エンジン出力軸30を車体外側へ向けて突設し、同軸30の回転をベルトケース31内の駆動側プーリ24a及び従動側プーリ24bと、両プーリ24a,24b間を接続するゴムベルト39を介して、後方のミッションケース32の入力軸と成る第一軸40へ伝達する構成となっている。
【0026】
前記ミッションケース32は、側面視略「逆く」の字状に屈折させた金属製ケースであって、このケース上部と下部に拡大部を形成すると共に、この内部に各軸を軸受けし、上下夫れ夫れの伝動機構をチェーン62の回転を介して動力を伝達する構成となっている。
【0027】
そして前記ミッションケース32の上部拡大部には、前記第一軸40を含む六本のギヤ軸(以下、第一軸40、第二軸41、…第六軸45)を軸受けする構成となっている。そして前記第一軸40と第二軸41、第二軸41と第三軸42との間には、夫れ夫れ減速ギヤ組46,47を設け、前記第一軸40の回転を減速する構成となっている。また前記第一軸40の突出側とは反対側のケース側面からは、前記第三軸42の一端部を突設し、作業機用出力軸、即ちPTO軸として突設し、後述する作業系動力伝達機構を介して各種作業機を駆動する構成となっている。
【0028】
また、前記第四軸43には、第一変速ギヤ50と、二段ギヤ式の第二変速ギヤ51を設け、前記ハンドルポスト後方に突設した主変速レバー52により両ギヤ50,51を軸上でスライドさせる構成となっている。そして、前記第一変速ギヤ50を右側へ移動させて第二軸41上の後進用低速ギヤ53と噛み合わせるか、同ギヤ50を左側へ移動させて第三軸42上の前進用低速ギヤ55と噛み合わせるか、或いは前記第二変速ギヤ51を右側に移動させて第二軸41上の後進用高速ギヤ54と噛み合わせるか、同ギヤ51を左側へ移動させて前記第三軸42上の前進用高速ギヤ56と噛み合わせて、前後二速の内、一速を選択する構成となっている。
【0029】
また前記第四軸43と第五軸44間には、回転数を高速で伝達する高速ギヤ組57と、低速で伝達する低速ギヤ組58を設け、第五軸44上のスライドギヤ式の副変速クラッチ59の移動により一方を噛み合わせて、第五軸44を駆動する構成となっている。
【0030】
これにより、農作業車Tは前進4段、後進4段の変速を得ることができる。
また更に、前記第五軸44と第六軸45との間にも、減速ギヤ組60を設け、第六軸45に設けた駆動側スプロケット61を駆動し、前記チェーン62を回転する構成となっている。
【0031】
また前記ケース下部の拡大部には、前記チェーン62を噛み合わせる従動側スプロケット63を軸受けし、同スプロケット63を支持する軸の左右夫れ夫れにボール式のクラッチ5L,5Rを構成すると共に、同クラッチ5L,5Rの被駆動軸側に走行用出力軸64を、前記前フレーム11の外側まで突設する構成となっている。
【0032】
これにより、前記押圧用ハンドル3Bに設けたクラッチレバー4,4を、前記ステアリングハンドル3Aの回転操作と同様に、ワイヤーを介して前記クラッチ5L,5Rに接続し、前記レバー4の把持操作によって、左右一方の前輪1Fを被駆動状態として車体を左右操向することができる。
【0033】
また更に、前記走行用出力軸64は、中空状に構成し、前記前輪支持用ポータルケース70の入力軸71を挿通して固定する構成となっている。
また前記ポータルケース入力軸71には、図4に示すように、所定間隔毎の複数の固定孔8b,8b…を開口し、その一つに固定ピン8aを貫通固定することで前記支持軸59の挿通長さを変更する構成、即ち前輪位置調整機構8を備える構成となっている。
【0034】
これにより、前記後輪1Rのトレッド、及び作業機Rの左右位置と共に左右位置を調整し、作業時の各種畝幅、或いは植付作物の列幅に合わせて走行作業することができる。
また前記ポータルケース33は、側面視において前記ポータルケース支持軸71の支持部から下方へ至るほど後方に傾斜状に形成し、ケース下部に前輪1Fを軸支するアクスル軸74を軸受する構成となっている。
【0035】
これにより、前輪1Fの接地位置が前記エンジンEの重心Wよりも極力後方に位置させることができ、前記押圧用ハンドル3Aを下方へ押圧したときに、前記エンジンEの重量が押圧力を補助し、極力小さな力で車両後部を前輪1Fを支点として持ち上げることができる。
【0036】
また前記車体左右方向においては、前記前輪1Fをポータルケース33の内側に支持しているので、例えば同ケース33の外側に前輪1Fを支持する構成と比較して、車幅を極力短縮させて幅狭の畝溝間でも走行することができる。
次に作業機系動力伝達機構に付いて説明する。
【0037】
作業機系の動力伝達機構は、エンジンEの回転出力を順に前記ベルトケース31、前記ミッションケース32、第一ロータリケース34、そして作業機側となる左右第二ロータリケース35、35、左右第三ロータリケース36,36内の各伝動機構を介して伝達し、更に作業機Rへ伝達する構成となっている。尚、図例では、畝溝間の除草を行う所謂カルチロータリ作業機Rを取り付け、ロータリ爪37を有するロータリ軸38を回転する構成となっている。
【0038】
詳細に説明すると、図3と図5に示すように、前記ミッションケース32の一側には第一ロータリケース34を当接して設け、同ケース34内には、上部の入力軸となる第一軸80、この第一軸と平行に軸架した第二軸82、そして下部の第三軸90を軸支する構成となっている。そして、前記第一軸80は、中空状に形成され前記ミッションケース32の第三軸42の突出部をスプライン勘合する共に、同軸80から常時噛み合いギヤ組83を介して前記第二軸82を駆動する構成となっている。
【0039】
また前記第二軸82には、前記第一軸80上の空転ギヤ84と常時噛み合う駆動ギヤ85を空転して設け、この駆動ギヤ85を第二軸82に設けたクラッチ(以下、作業入切クラッチ86)のスライド操作によって、伝達動力を入切する構成となっている。
【0040】
尚、前記作業入切クラッチ86は、前記ハンドルポスト25に作業クラッチ入切レバーを設け、ワイヤーやロッド等の機械式連動機構を介してスライド操作する構成としても良いし、或いは同ポストに操作スイッチを設け、電動モータ等電気式連動機構を介してスライド操作する構成としても良い。
【0041】
また前記空転ギヤ84には、駆動側スプロケット87を一体構成し、チェーン88を介してケース下部の被駆動側スプロケット89及び第三軸90を駆動する構成となっている。また前記第三軸90は、パイプ状に形成され、この軸90内部に後述する作業機装着用フレーム部材となるツールバー9を、側面視前記フロアステップ19よりも高位値で貫通固定する構成となっている。
【0042】
以上のように構成した第一ロータリケース34は、前記ミッションケース32の第三軸42(PTO軸)に対し着脱自在に構成されているので、前記第一ロータリケース34内の伝動機構を変更、例えば入力回転を逆転して出力する所謂逆転PTO仕様や、変速段を有する仕様に変更し、前記ツールバー9を同位置に突設すれば、安価に仕様を変更することができる。
【0043】
また前記ツールバー9は、後述するカルチロータリ作業機といった対地作業機Rの爪軸を駆動する動力伝達軸を兼用する構成となっており、前記作業入切クラッチ86を入切操作することで、前記左右一体で駆動・停止することができる。これにより、前記作業機Rを接地させた状態で左右夫れ夫れ個別に入切させた時にも車両が左右に振られること無くなり、車両の操作性を向上することができる。
【0044】
また前記ツールバー9の左右両端部には、前記前後輪1F,1Rのトレッド変更用の固定孔7b…,8b…と対応して複数の作業機用固定孔10b…を設け、一つの固定孔10bにピン10a挿通して作業機Rの左右位置を調整する構成、即ち作業機位置調整機構10を備える構成となっている。
【0045】
これにより、各種畝幅や作物の植付け位置といった作業状態に応じて作業を行うことができる上、ここでは前記前後輪1F,1Rも同様に、トレッドを変更することができるので、畝溝と畝上の作物の植付け位置との相対位置も調整することができ、車両の汎用性を向上することができる。
【0046】
また前記カルチロータリ作業機Rは、前記ツールバー9の左右対称に夫れ夫れ個別に取り付けるものであり、前記第二ロータリケース35、第三ロータリケース36、そして第三ロータリケース36下部のロータリ部96から構成されている。そして前記第二ロータリケース35の上部には、前記電動シリンダ21のピストン先端部を接続し、ピストンの伸縮操作(図1中、矢印A1)により同ケース35を前記ツールバー9を中心に上下回動自在に構成すると共に、前記第二ロータリケース35の下部と第三ロータリケース36の上部とを、伝動軸を兼ねる回動軸97にて接続する構成となっている。
【0047】
また前記第二ロータリケース35の回動に応じて第三ロータリケース36を上下回動、即ちロータリ部96を、図1中、矢印A2の方向に昇降する構成となっている。
また更に、前記第二ロータリケース35の下部と、第三ロータリケース36の中間部36はリンク機構95にて接続し、前記上下のロータリケース35,36の回動に関わらず、即ちロータリ部96の高さに関わらず作業面を車体と略平行に維持する構成となっている。
【0048】
また前記ロータリ部96は、上部及び側部をロータリカバー98によって覆い、同カバー98の後部に片培土板100を設け、耕耘した土を畝側へ押し付け、新たな畝を形成する構成となっている。
以上のように構成した農作業車では、通常作業時には、操縦席2に着座しながらステアリングハンドル1Aを回転操作して、車体を左右操向する一方、圃場内の施設や障害物のぎりぎりの位置まで接近させて作業し、このような操縦スペースが限られた場所で操向したり旋回するときには、車体から降りて押圧用ハンドル3Bにより車体後部を前輪1F,1Fを支点に浮上させ、移動することができ、車両の操作性を向上することができる。
【0049】
また作業機Rの装着操作時には、車両の左右両側、詳しくはステップフロア19の側方で、左右個別の作業機Rをツールバーに相通して装着することができるので、例えば左右一体で構成された作業機を装着する構成と比較して、オペレータが要する労力を軽減することができる。
【0050】
また前記作業機Rを電動シリンダ21により昇降する構成とするときには、上方にステップフロア19が位置しないので、作業機Rを極力高位値に上昇することができて、背丈の高い作物を植えた圃場や高い畝を立てた圃場を作業することができる。よって、車両の汎用性を向上することができる。
【0051】
尚、この発明の別形態としては、前記押圧用ハンドル3Bを、図2に示すように、左右二本のフレーム部材3B’にて二股状に構成しても良いし、前輪1Fの動力伝達機構にデフ装置を備え、前輪1Fを左右操舵する構成としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 農作業車の側面図。
【図2】 農作業車の車体フレーム及び各種伝動ケースの配置を示す平面図。
【図3】 動力伝達機構を示す線図。
【図4】 走行系の動力伝達機構を示す図。
【図5】 作業系の動力伝達機構を示す図。
【符号の説明】
B バッテリ
E エンジン
R 作業機
T 農作業車
W エンジンの重心
1F 前輪
1R 後輪
2 操縦席
3A 第一ハンドル部材(ステアリングハンドル)
3B 第二ハンドル部材(押圧用ハンドル)
4 クラッチレバー
5L 左前輪のクラッチ
5R 右前輪のクラッチ
6 シリンダ位置調整機構
7 後輪位置調整機構
8 前輪位置調整機構
9 作業機装着用ツールバー
10 作業機位置調整機構

Claims (1)

  1. 左右前輪(1F,1F)と左右後輪(1R,1R)を備え、前記前後輪間に操縦席(2)及び作業機(R)を備えた農作業車において、
    前記農作業車の左右両側に作業機装着用フレーム部材(9)を左右方向に突設すると共に、同フレーム(9)に対し左右個別の作業機(R,R)を左右位置調整自在に取付け、前記作業機装着用フレーム部材(9)は、作業機(R)を駆動する動力伝達軸として兼用され、左右一体で駆動・停止する構成としたことを特徴とする農作業車の作業機装着装置。
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