JP4110097B2 - エレベータ装置 - Google Patents
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Description
技術分野
この発明は、昇降路内に設けるエレベータの機械室に関し、特に設置空間を小さくすることができ結果として昇降路を小さくすることできるエレベータ装置に関するものである。
技術背景
図9は従来のエレベータ装置を示す昇降路の断面図である。かご5は、垂直方向に延びる昇降路1内を上下方向に昇降する。昇降路1の上には機械室2が設けられている。機械室2内には、かご5を昇降させる巻上機3と、この巻上機3を制御する制御盤4が設置されている。巻上機3には、図示しないロープが巻きまかれ、このロープの一側はかご5を昇降させるためにかご5と係合し、一方、他側はカウンタウエイト6に接続されている。
従来、機械室2を含めた昇降路1の高さを低くするとともに、機械室2の建築費用を削減する目的で、機械室2を図9の破線で示すように機械室2aとして昇降路1の内側に配置することが提案されている。機械室2a内には、同じように巻上機3aと制御盤4aが設置されている。
ところで、エレベータ装置においては、かご5の天井に保守員が乗って種々の保守作業を行うことが多い。そのため、かご5の天井と昇降路1の天井との間は所定の高さの空間が要求となる。すなわち、最上階に停止したかご5の天井から昇降路1の天井までの(あるいはかご5から上部の障害物までの)間に所定の寸法(以下オーバーヘッド寸法という)が必要となる。
機械室2が昇降路1の上にある場合のオーバーヘッド寸法は図に示すH1であり、機械室2aを昇降路1内に破線のように構成した場合のオーバーヘッド寸法はH2である。H1とH2は実際にはほぼ同じ長さが必要になるので、機械室2aを単に昇降路1内に設けても、機械室を含めた昇降路1の全高H3を低くすることはできない。
また、機械室を昇降路1内において、かご5と昇降路1の壁との狭い空間に設けることが考えられるが、機械室は巻上機3や制御盤4の保守を行うために所定の床面積及び保守スペースが必要であり、それを確保しようとすると、機械室の体積が大きくなり、建物内の空間の有効活用が阻害されるので問題であった。
また、特許2593288号公報に示されるような昇降路1内に巻上機や制御盤を直接配置する提案もされているが、機械室が無いために保守作業において作業性が非常に悪いので問題であった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、昇降路の全高を高くすることなく機械室を昇降路内に設けることができ、かつ機械室に充分な作業空間を確保することができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
発明の開示
この発明に係るエレベータ装置は、エレベータの昇降路内において、かごが昇降する空間及びかごが昇降方向に延長して移動した場合の仮想の空間に対して両空間と重ならない空間に設けられた機械室を有し、機械室は、昇降路壁面から略水平方向に突設された機械室床と、保守員がかご或いは建物から機械室床に乗り移るための移動手段と、機械室床から略水平方向に突出可能に設けられた拡張床とを有し、拡張床は、かごが昇降する空間及びかごが昇降方向に延長して移動した場合の仮想の空間内に突出しないように収納された収納位置と機械室床を延長するように機械室床から伸張された突出位置との間を進退動するように設けられ、機械室床及び拡張床から昇降路天井まで間の高さは、保守員が作業可能な高さとされている。
また、機械室床は、外周縁に落下防止用の機械室壁が立設されている。
また、機械室床は、昇降路内の内壁間にはり渡された梁上に設けられている。
また、拡張床は、収納位置では機械室壁の一部をなし、下端部を機械室床に回動自在に接続され、かごの昇降空間側に倒されて突出位置となる。
また、拡張床の外周縁に落下防止用の拡張床落下防止壁が設けられている。
また、突出位置に突出した拡張床は、拡張床と昇降路との間に張り渡されたワイヤによって支持される。
また、拡張床は、概略矩形をなし1辺を機械室床に回動自在に接続され、他の3辺に拡張床落下防止壁がそれぞれ設けられて、隣接する拡張床落下防止壁及び機械室壁は、相互に連結される。
さらに、移動手段は、かごの天井を介して機械室床に移動するはしごである。
発明を実施するための最良の形態
実施例1.
図1はこの発明のエレベータ装置の断面図である。図2は図1のII−II線に沿う矢視断面図である。かご5は、垂直方向に延びる昇降路1内を上下方向に昇降する。昇降路1内において、かご5が昇降する空間及びかご5が昇降方向に延長して移動した場合の仮想の空間に対して両空間と重ならない空間に機械室200が設けられている。すなわち、かご5を昇降方向にさらに移動することを仮定した場合図1中点線のように移動するが、本実施例の機械室200は、この点線で示す面と昇降路壁面との間の空間に設けられている。
図1はかご5が最上階の乗場9に停止している場合を示している。そして、本実施例のかご5は、点線で示すようにさらに上方に実際に移動可能である。しかしながら、本発明の特徴は、かご5が昇降する空間及びかご5が昇降方向に延長して移動した場合の仮想の空間に対して両空間と重ならない空間に機械室200が設けられていると記載しているように、かご5が機械室200の真横まで移動しないエレベータ装置も含むものである。
機械室200の機械室床201は、昇降路1内の対向する2つの壁間にはり渡された梁202上に設けられている。機械室床201は、巻上機3や制御盤4はもとより、かご5やカウンタウエイト6の荷重に耐える強固な作りとされることが必要であり、上述の梁202上に設けられてこれを実現している。
機械室床201のかご5側の外周縁には、落下防止用の機械室壁203が立設されている。なお、機械室壁203は、例えばパイプで作製されたような構造が簡単な柵で代用されても良い。機械室床201と機械室壁203で囲まれた空間が本実施例の機械室200を形成している。
機械室200内には、かご5を昇降させる巻上機3と、この巻上機3を制御する制御盤4が設置されている。巻上機3には、ロープ7が巻きまかれ、ロープ7の一側はかご5のかご下かえし車7に係合した後昇降路1の天井に接続され、一方、ロープ7の他側はカウンタウエイト6に接続されている。機械室床201には、ロープ7が貫通する2つのロープ穴205が穿孔されている。機械室床201とかご5の天井との間には、保守員が機械室床201に乗り移るための移動手段として、はしご204が掛けられている。はしご204は、着脱自在とされており、必要なときに掛けられる。
このような構成のエレベータ装置とすることにより、かご5の上方の昇降路1の天井までの空間Sは障害物の無い空間となる。したがってオーバーヘッド寸法は、図9の機械室2が昇降路1の外に設けられている場合と同じ寸法H1が得られる。したがって、機械室を含む昇降路の全体の高さは、ほぼエレベータが昇降するためだけに必要な高さとなり、従来より低いものとなる。
図3は拡張床及び拡張床落下防止壁を広げた場合のエレベータ装置の縦断面図である。図4は拡張床及び拡張床落下防止壁を広げた場合のエレベータ装置の横断面図である。機械室200は、機械室床201から略水平に突出可能に設けられた拡張床208を有している。拡張床208は、かご5が昇降する空間及びかごが昇降方向に延長して移動した場合の仮想の空間内に突出しないように収納された収納位置と機械室床201を延長するように機械室床201から伸張された突出位置との間を進退動するように設けられている。機械室床201及び拡張床208から昇降路1の天井まで間の高さは、保守員が作業するのに十分な高さとされている。
次に拡張される機械室200の構造について保守員の作業手順に沿って詳しく述べる。図5は機械室を拡張して行く様子を示す図4のV−V線に沿う矢視断面図である。図6は機械室を拡張して行く様子を示す図3のVI−VII線に沿う矢視断面図である。図5(a)と図6(a)は、拡張床208が収納位置にある状態を示している。拡張床208は、収納位置では壁203の一部をなし、ヒンジ209によって下端部を機械室床201に回動自在に接続され、かご5の昇降空間側に略水平となるように倒されて突出位置とされる。図5(d)と図6(d)は、拡張床208が突出位置にある状態を示している。
まず、保守員はかご5の天井からはしご204を使って機械室200へ上る。次に、ワイヤ207でフック206と拡張床208とを結ぶ(図5の(a))。そして、拡張床208をかご5の昇降空間側の突出位置に倒す。突出位置に突出した拡張床208は、昇降路1との間に張り渡されたワイヤ207によって支持されて水平となる(図5の(b))。
次に、保守員はかご5の昇降空間側に設けられた第1の拡張床落下防止壁210を立てる。第1の拡張床落下防止壁210は、下端部をヒンジ212によって拡張床208の外周縁に回動自在に接続され、収納時には折り畳まれているが保守作業時に立て起こされる(図5の(c),図6の(c))。
さらに、保守員は拡張床208の両側縁部に各々設けられた2つの第2の拡張床落下防止壁211を立てる。第2の拡張床落下防止壁211は、第1の拡張床落下防止壁210と同じようにヒンジによって拡張床208の側縁に回動自在に接続され、収納時には折り畳まれているが保守作業時に立て起こされる(図5の(d),図6の(d))。
最後に、保守員は、第1の拡張床落下防止壁210、第2の拡張床落下防止壁211、及び壁203の各々を、連結金具213を使って連結して安定させる。連結金具213は、コ字型をなす金具で、2本の平行部を隣り合う壁の上部角に設けられた図示しない挿入穴に挿入して連結する。第1の拡張床落下防止壁210及び第2の拡張床落下防止壁211は、本実施例では、板状で強固なものであるが、例えばパイプで作製されたような構造が簡単な柵で代用されても良い。
このように構成されたエレベータ装置においては、エレベータの昇降路1内において、かご5の昇降方向にかご5と重ならない空間に設けられた機械室200を有し、機械室200は、昇降路1壁面から水平に突設された機械室床201と、保守員が機械室床201にかご5から乗り移るためのはしご204と、機械室床201から水平に突出可能に設けられた拡張床208とを有し、拡張床208は、かごの昇降方向にかご5と重なる空間に突出しないように収納された収納位置と機械室床201を延長するように機械室床201から伸張した突出位置との間を進退動するように設けられ、機械室床201及び拡張床208から昇降路1の天井まで間の高さは、保守員が作業可能な高さとされている。そのため、昇降路1の全高を高くすることなく、機械室200を昇降路1内に設けることができ、かつ機械室200に充分な作業スペースを確保することができる。
なお、本実施例では、移動手段は、かご5の天井と機械室床201との間に掛けられたはしご204であるが、移動手段は、はしご204に限らず例えば昇降路1に設けられた外部からの入り口などであっても良い。
実施例2.
図7はこの発明のエレベータ装置の他の例を示す縦断面図である。図8は図7のエレベータ装置の横断面図である。実施例1では巻上機3が機械室200内に設置される例を示したが、巻上機の配置はこれに限ることはなく、例えば図7及び図8に示すように巻上機3aのサイズが大きく機械室200からはみ出す場合の構成に適用されても良い。本実施例は、巻上機3aは機械室200の最上部に配置されて、かつかご5が延長して移動した空間と重なっている。したがってこの場合のオーバーヘッド寸法は、巻上機3aが障害物となるので巻上機3aの下部までのH4となる。その他の構成は実施例1と同じである。本実施例は、巻上機3aの寸法だけ昇降路1の全高は実施例1より高くはなるが、概略実施例1と同様の効果を得ることができる。
産業上の利用の可能性
この発明に係るエレベータ装置は、エレベータの昇降路内において、かごが昇降する空間及びかごが昇降方向に延長して移動した場合の仮想の空間に対して両空間と重ならない空間に設けられた機械室を有し、機械室は、昇降路壁面から略水平方向に突設された機械室床と、保守員がかご或いは建物から機械室床に乗り移るための移動手段と、機械室床から略水平方向に突出可能に設けられた拡張床とを有し、拡張床は、かごが昇降する空間及びかごが昇降方向に延長して移動した場合の仮想の空間内に突出しないように収納された収納位置と機械室床を延長するように機械室床から伸張された突出位置との間を進退動するように設けられ、機械室床及び拡張床から昇降路天井まで間の高さは、保守員が作業可能な高さとされている。そのため、昇降路の全高を高くすることなく、機械室を昇降路内に設けることができ、かつ機械室に充分な作業スペースを確保することができる。
また、機械室床は、外周縁に落下防止用の機械室壁が立設されている。そのため、保守員が安全に作業できるとともに、工具等が昇降路内に落下することなく、安全性が向上する。
また、機械室床は、昇降路内の内壁間にはり渡された梁上に設けられている。そのため、巻上機や制御盤はもとより、かごやカウンタウエイトの荷重に耐える強固な作りとすることができる。
また、拡張床は、収納位置では機械室壁の一部をなし、下端部を機械室床に回動自在に接続され、かごの昇降空間側に倒されて突出位置となる。そのため、拡張床は、他のスペースを阻害することなくきれいに収納され、作業性が向上する。
また、拡張床の外周縁に落下防止用の拡張床落下防止壁が設けられている。そのため、保守員が安全に作業できるとともに、工具等が昇降路内に落下することなく、安全性が向上する。
また、突出位置に突出した拡張床は、拡張床と昇降路との間に張り渡されたワイヤによって支持される。そのため、簡単な構造で確実に拡張床を支持することができるとともに、支持構造を小さなスペースで実現することができる。
また、拡張床は、概略矩形をなし1辺を機械室床に回動自在に接続され、他の3辺に拡張床落下防止壁がそれぞれ設けられて、隣接する拡張床落下防止壁及び機械室壁は、相互に連結される。そのため、拡張床落下防止壁が安定して固定され、安全性が向上する。
さらに、移動手段は、かごの天井を介して機械室床に移動するはしごである。そのため、簡単な構成で移動手段を構成することができ、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図1はこの発明の実施例1のエレベータ装置の断面図である。
図2は図1のII−II線に沿う矢視断面図である。
図3は拡張床及び拡張床落下防止壁を広げた場合のエレベータ装置の縦断面図である。
図4は拡張床及び拡張床落下防止壁を広げた場合のエレベータ装置の横断面図である。
図5は機械室を拡張して行く様子を示す図4のV−V線に沿う矢視断面図である。
図6は機械室を拡張して行く様子を示す図3のVI−VI線に沿う矢視断面図である。
図7はこの発明の実施例2のエレベータ装置の他の例を示す縦断面図である。
図8は図7のエレベータ装置の横断面図である。
図9は従来のエレベータ装置を示す昇降路の断面図である。
この発明は、昇降路内に設けるエレベータの機械室に関し、特に設置空間を小さくすることができ結果として昇降路を小さくすることできるエレベータ装置に関するものである。
技術背景
図9は従来のエレベータ装置を示す昇降路の断面図である。かご5は、垂直方向に延びる昇降路1内を上下方向に昇降する。昇降路1の上には機械室2が設けられている。機械室2内には、かご5を昇降させる巻上機3と、この巻上機3を制御する制御盤4が設置されている。巻上機3には、図示しないロープが巻きまかれ、このロープの一側はかご5を昇降させるためにかご5と係合し、一方、他側はカウンタウエイト6に接続されている。
従来、機械室2を含めた昇降路1の高さを低くするとともに、機械室2の建築費用を削減する目的で、機械室2を図9の破線で示すように機械室2aとして昇降路1の内側に配置することが提案されている。機械室2a内には、同じように巻上機3aと制御盤4aが設置されている。
ところで、エレベータ装置においては、かご5の天井に保守員が乗って種々の保守作業を行うことが多い。そのため、かご5の天井と昇降路1の天井との間は所定の高さの空間が要求となる。すなわち、最上階に停止したかご5の天井から昇降路1の天井までの(あるいはかご5から上部の障害物までの)間に所定の寸法(以下オーバーヘッド寸法という)が必要となる。
機械室2が昇降路1の上にある場合のオーバーヘッド寸法は図に示すH1であり、機械室2aを昇降路1内に破線のように構成した場合のオーバーヘッド寸法はH2である。H1とH2は実際にはほぼ同じ長さが必要になるので、機械室2aを単に昇降路1内に設けても、機械室を含めた昇降路1の全高H3を低くすることはできない。
また、機械室を昇降路1内において、かご5と昇降路1の壁との狭い空間に設けることが考えられるが、機械室は巻上機3や制御盤4の保守を行うために所定の床面積及び保守スペースが必要であり、それを確保しようとすると、機械室の体積が大きくなり、建物内の空間の有効活用が阻害されるので問題であった。
また、特許2593288号公報に示されるような昇降路1内に巻上機や制御盤を直接配置する提案もされているが、機械室が無いために保守作業において作業性が非常に悪いので問題であった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、昇降路の全高を高くすることなく機械室を昇降路内に設けることができ、かつ機械室に充分な作業空間を確保することができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
発明の開示
この発明に係るエレベータ装置は、エレベータの昇降路内において、かごが昇降する空間及びかごが昇降方向に延長して移動した場合の仮想の空間に対して両空間と重ならない空間に設けられた機械室を有し、機械室は、昇降路壁面から略水平方向に突設された機械室床と、保守員がかご或いは建物から機械室床に乗り移るための移動手段と、機械室床から略水平方向に突出可能に設けられた拡張床とを有し、拡張床は、かごが昇降する空間及びかごが昇降方向に延長して移動した場合の仮想の空間内に突出しないように収納された収納位置と機械室床を延長するように機械室床から伸張された突出位置との間を進退動するように設けられ、機械室床及び拡張床から昇降路天井まで間の高さは、保守員が作業可能な高さとされている。
また、機械室床は、外周縁に落下防止用の機械室壁が立設されている。
また、機械室床は、昇降路内の内壁間にはり渡された梁上に設けられている。
また、拡張床は、収納位置では機械室壁の一部をなし、下端部を機械室床に回動自在に接続され、かごの昇降空間側に倒されて突出位置となる。
また、拡張床の外周縁に落下防止用の拡張床落下防止壁が設けられている。
また、突出位置に突出した拡張床は、拡張床と昇降路との間に張り渡されたワイヤによって支持される。
また、拡張床は、概略矩形をなし1辺を機械室床に回動自在に接続され、他の3辺に拡張床落下防止壁がそれぞれ設けられて、隣接する拡張床落下防止壁及び機械室壁は、相互に連結される。
さらに、移動手段は、かごの天井を介して機械室床に移動するはしごである。
発明を実施するための最良の形態
実施例1.
図1はこの発明のエレベータ装置の断面図である。図2は図1のII−II線に沿う矢視断面図である。かご5は、垂直方向に延びる昇降路1内を上下方向に昇降する。昇降路1内において、かご5が昇降する空間及びかご5が昇降方向に延長して移動した場合の仮想の空間に対して両空間と重ならない空間に機械室200が設けられている。すなわち、かご5を昇降方向にさらに移動することを仮定した場合図1中点線のように移動するが、本実施例の機械室200は、この点線で示す面と昇降路壁面との間の空間に設けられている。
図1はかご5が最上階の乗場9に停止している場合を示している。そして、本実施例のかご5は、点線で示すようにさらに上方に実際に移動可能である。しかしながら、本発明の特徴は、かご5が昇降する空間及びかご5が昇降方向に延長して移動した場合の仮想の空間に対して両空間と重ならない空間に機械室200が設けられていると記載しているように、かご5が機械室200の真横まで移動しないエレベータ装置も含むものである。
機械室200の機械室床201は、昇降路1内の対向する2つの壁間にはり渡された梁202上に設けられている。機械室床201は、巻上機3や制御盤4はもとより、かご5やカウンタウエイト6の荷重に耐える強固な作りとされることが必要であり、上述の梁202上に設けられてこれを実現している。
機械室床201のかご5側の外周縁には、落下防止用の機械室壁203が立設されている。なお、機械室壁203は、例えばパイプで作製されたような構造が簡単な柵で代用されても良い。機械室床201と機械室壁203で囲まれた空間が本実施例の機械室200を形成している。
機械室200内には、かご5を昇降させる巻上機3と、この巻上機3を制御する制御盤4が設置されている。巻上機3には、ロープ7が巻きまかれ、ロープ7の一側はかご5のかご下かえし車7に係合した後昇降路1の天井に接続され、一方、ロープ7の他側はカウンタウエイト6に接続されている。機械室床201には、ロープ7が貫通する2つのロープ穴205が穿孔されている。機械室床201とかご5の天井との間には、保守員が機械室床201に乗り移るための移動手段として、はしご204が掛けられている。はしご204は、着脱自在とされており、必要なときに掛けられる。
このような構成のエレベータ装置とすることにより、かご5の上方の昇降路1の天井までの空間Sは障害物の無い空間となる。したがってオーバーヘッド寸法は、図9の機械室2が昇降路1の外に設けられている場合と同じ寸法H1が得られる。したがって、機械室を含む昇降路の全体の高さは、ほぼエレベータが昇降するためだけに必要な高さとなり、従来より低いものとなる。
図3は拡張床及び拡張床落下防止壁を広げた場合のエレベータ装置の縦断面図である。図4は拡張床及び拡張床落下防止壁を広げた場合のエレベータ装置の横断面図である。機械室200は、機械室床201から略水平に突出可能に設けられた拡張床208を有している。拡張床208は、かご5が昇降する空間及びかごが昇降方向に延長して移動した場合の仮想の空間内に突出しないように収納された収納位置と機械室床201を延長するように機械室床201から伸張された突出位置との間を進退動するように設けられている。機械室床201及び拡張床208から昇降路1の天井まで間の高さは、保守員が作業するのに十分な高さとされている。
次に拡張される機械室200の構造について保守員の作業手順に沿って詳しく述べる。図5は機械室を拡張して行く様子を示す図4のV−V線に沿う矢視断面図である。図6は機械室を拡張して行く様子を示す図3のVI−VII線に沿う矢視断面図である。図5(a)と図6(a)は、拡張床208が収納位置にある状態を示している。拡張床208は、収納位置では壁203の一部をなし、ヒンジ209によって下端部を機械室床201に回動自在に接続され、かご5の昇降空間側に略水平となるように倒されて突出位置とされる。図5(d)と図6(d)は、拡張床208が突出位置にある状態を示している。
まず、保守員はかご5の天井からはしご204を使って機械室200へ上る。次に、ワイヤ207でフック206と拡張床208とを結ぶ(図5の(a))。そして、拡張床208をかご5の昇降空間側の突出位置に倒す。突出位置に突出した拡張床208は、昇降路1との間に張り渡されたワイヤ207によって支持されて水平となる(図5の(b))。
次に、保守員はかご5の昇降空間側に設けられた第1の拡張床落下防止壁210を立てる。第1の拡張床落下防止壁210は、下端部をヒンジ212によって拡張床208の外周縁に回動自在に接続され、収納時には折り畳まれているが保守作業時に立て起こされる(図5の(c),図6の(c))。
さらに、保守員は拡張床208の両側縁部に各々設けられた2つの第2の拡張床落下防止壁211を立てる。第2の拡張床落下防止壁211は、第1の拡張床落下防止壁210と同じようにヒンジによって拡張床208の側縁に回動自在に接続され、収納時には折り畳まれているが保守作業時に立て起こされる(図5の(d),図6の(d))。
最後に、保守員は、第1の拡張床落下防止壁210、第2の拡張床落下防止壁211、及び壁203の各々を、連結金具213を使って連結して安定させる。連結金具213は、コ字型をなす金具で、2本の平行部を隣り合う壁の上部角に設けられた図示しない挿入穴に挿入して連結する。第1の拡張床落下防止壁210及び第2の拡張床落下防止壁211は、本実施例では、板状で強固なものであるが、例えばパイプで作製されたような構造が簡単な柵で代用されても良い。
このように構成されたエレベータ装置においては、エレベータの昇降路1内において、かご5の昇降方向にかご5と重ならない空間に設けられた機械室200を有し、機械室200は、昇降路1壁面から水平に突設された機械室床201と、保守員が機械室床201にかご5から乗り移るためのはしご204と、機械室床201から水平に突出可能に設けられた拡張床208とを有し、拡張床208は、かごの昇降方向にかご5と重なる空間に突出しないように収納された収納位置と機械室床201を延長するように機械室床201から伸張した突出位置との間を進退動するように設けられ、機械室床201及び拡張床208から昇降路1の天井まで間の高さは、保守員が作業可能な高さとされている。そのため、昇降路1の全高を高くすることなく、機械室200を昇降路1内に設けることができ、かつ機械室200に充分な作業スペースを確保することができる。
なお、本実施例では、移動手段は、かご5の天井と機械室床201との間に掛けられたはしご204であるが、移動手段は、はしご204に限らず例えば昇降路1に設けられた外部からの入り口などであっても良い。
実施例2.
図7はこの発明のエレベータ装置の他の例を示す縦断面図である。図8は図7のエレベータ装置の横断面図である。実施例1では巻上機3が機械室200内に設置される例を示したが、巻上機の配置はこれに限ることはなく、例えば図7及び図8に示すように巻上機3aのサイズが大きく機械室200からはみ出す場合の構成に適用されても良い。本実施例は、巻上機3aは機械室200の最上部に配置されて、かつかご5が延長して移動した空間と重なっている。したがってこの場合のオーバーヘッド寸法は、巻上機3aが障害物となるので巻上機3aの下部までのH4となる。その他の構成は実施例1と同じである。本実施例は、巻上機3aの寸法だけ昇降路1の全高は実施例1より高くはなるが、概略実施例1と同様の効果を得ることができる。
産業上の利用の可能性
この発明に係るエレベータ装置は、エレベータの昇降路内において、かごが昇降する空間及びかごが昇降方向に延長して移動した場合の仮想の空間に対して両空間と重ならない空間に設けられた機械室を有し、機械室は、昇降路壁面から略水平方向に突設された機械室床と、保守員がかご或いは建物から機械室床に乗り移るための移動手段と、機械室床から略水平方向に突出可能に設けられた拡張床とを有し、拡張床は、かごが昇降する空間及びかごが昇降方向に延長して移動した場合の仮想の空間内に突出しないように収納された収納位置と機械室床を延長するように機械室床から伸張された突出位置との間を進退動するように設けられ、機械室床及び拡張床から昇降路天井まで間の高さは、保守員が作業可能な高さとされている。そのため、昇降路の全高を高くすることなく、機械室を昇降路内に設けることができ、かつ機械室に充分な作業スペースを確保することができる。
また、機械室床は、外周縁に落下防止用の機械室壁が立設されている。そのため、保守員が安全に作業できるとともに、工具等が昇降路内に落下することなく、安全性が向上する。
また、機械室床は、昇降路内の内壁間にはり渡された梁上に設けられている。そのため、巻上機や制御盤はもとより、かごやカウンタウエイトの荷重に耐える強固な作りとすることができる。
また、拡張床は、収納位置では機械室壁の一部をなし、下端部を機械室床に回動自在に接続され、かごの昇降空間側に倒されて突出位置となる。そのため、拡張床は、他のスペースを阻害することなくきれいに収納され、作業性が向上する。
また、拡張床の外周縁に落下防止用の拡張床落下防止壁が設けられている。そのため、保守員が安全に作業できるとともに、工具等が昇降路内に落下することなく、安全性が向上する。
また、突出位置に突出した拡張床は、拡張床と昇降路との間に張り渡されたワイヤによって支持される。そのため、簡単な構造で確実に拡張床を支持することができるとともに、支持構造を小さなスペースで実現することができる。
また、拡張床は、概略矩形をなし1辺を機械室床に回動自在に接続され、他の3辺に拡張床落下防止壁がそれぞれ設けられて、隣接する拡張床落下防止壁及び機械室壁は、相互に連結される。そのため、拡張床落下防止壁が安定して固定され、安全性が向上する。
さらに、移動手段は、かごの天井を介して機械室床に移動するはしごである。そのため、簡単な構成で移動手段を構成することができ、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図1はこの発明の実施例1のエレベータ装置の断面図である。
図2は図1のII−II線に沿う矢視断面図である。
図3は拡張床及び拡張床落下防止壁を広げた場合のエレベータ装置の縦断面図である。
図4は拡張床及び拡張床落下防止壁を広げた場合のエレベータ装置の横断面図である。
図5は機械室を拡張して行く様子を示す図4のV−V線に沿う矢視断面図である。
図6は機械室を拡張して行く様子を示す図3のVI−VI線に沿う矢視断面図である。
図7はこの発明の実施例2のエレベータ装置の他の例を示す縦断面図である。
図8は図7のエレベータ装置の横断面図である。
図9は従来のエレベータ装置を示す昇降路の断面図である。
Claims (8)
- エレベータの昇降路内において、かごが昇降する空間及び該かごが昇降方向に延長して移動した場合の仮想の空間に対して上記両空間と重ならない空間に設けられた機械室を有し、
上記機械室は、
上記昇降路壁面から略水平方向に突設された機械室床と、
保守員が上記かご或いは建物から上記機械室床に乗り移るための移動手段と、
上記機械室床から略水平方向に突出可能に設けられた拡張床とを有し、
上記拡張床は、上記かごが昇降する空間及び該かごが昇降方向に延長して移動した場合の仮想の空間内に突出しないように収納された収納位置と該機械室床を延長するように該機械室床から伸張された突出位置との間を進退動するように設けられ、
上記機械室床及び上記拡張床から上記昇降路天井まで間の高さは、保守員が作業可能な高さとされている
ことを特徴とするエレベータ装置。 - 上記機械室床は、外周縁に落下防止用の機械室壁が立設されている
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。 - 上記機械室床は、上記昇降路内の内壁間にはり渡された梁上に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ装置。
- 上記拡張床は、上記収納位置では上記機械室壁の一部をなし、下端部を上記機械室床に回動自在に接続され、上記かごの昇降空間側に倒されて上記突出位置となる
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のエレベータ装置。 - 上記拡張床の外周縁に落下防止用の拡張床落下防止壁が設けられている
ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のエレベータ装置。 - 上記突出位置に突出した上記拡張床は、該拡張床と上記昇降路との間に張り渡されたワイヤによって支持される
ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のエレベータ装置。 - 上記拡張床は、概略矩形をなし1辺を上記機械室床に回動自在に接続され、他の3辺に上記拡張床落下防止壁がそれぞれ設けられて、隣接する該拡張床落下防止壁及び上記機械室壁は、相互に連結される
ことを特徴とする請求項5に記載のエレベータ装置。 - 上記移動手段は、上記かごの天井を介して上記機械室床に移動するはしごである
ことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のエレベータ装置。
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