JP4617918B2 - 階段の改修方法 - Google Patents

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本発明は、住宅などに設置されている廻り階段を撤去し、エレベータ装置と階段とを設置する階段の改修方法に関するものである。
一般に、住宅の上下階通行用に階段を設置しているが、近年の高齢化に伴い、新たにエレベータ装置を設置し、高齢者などが上下階の通行に支障の無い様にしたいという要望がある。そのために、例えば住宅に隣接してエレベータ装置を別途設けるという提案がなされている。(例えば特許文献1等)
しかしながらこの場合には、エレベータ装置を設置するための敷地が必要であること、外壁に通行用の開口を設けるため、断熱性、気密性が損なわれるおそれがあることなどの問題点があった。そのため住宅内にエレベータ装置を設置することが望まれていた。
一方で住宅内にエレベータ装置を新たに設ける場合、エレベータかごは上下方向に移動するため、該エレベータかごが昇降する昇降路は、上下階に連通して形成する必要があるため、一方階で例えば廊下であっても他方階では居室にあたるなど、設置場所の選定が難しいことが予想される。
そのため本出願人は、過去に、居室の押入れ部分を用い形成されるエレベータ装置を提案しているが(特許文献2)、これであっても押入れ部分が上下につながっている必要があり、設置には依然として制限があった。
なお、階段を撤去し、代わりにエレベータ装置を設ける場合、他に階段がある場合を除き、停電時の住人の移動に支障をきたすため、このようなことは一般には行なわれない。
特開2003−160284号公報 特開平8−225273号公報
本願発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであって、その課題は、住宅内に新たにエレベータ装置を設ける場合であっても、設置場所の選定が簡単となるように、既存の廻り階段を撤去し、その設置されていた空間に階段とエレベータ装置とを組み合わせた階段の改修方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本願発明の請求項1にかかる発明の階段改修方法では、昇降時に移動方向が反転する廻り階段を撤去し、該廻り階段を撤去した空間に、エレベータ装置と、該エレベータ装置を構成する昇降路の外周に沿って形成される階段とを設けることを特徴とする階段の改修方法としている。
また請求項にかかる発明の階段改修方法ではさらに、エレベータ装置を、前記廻り階段を撤去した空間の前方側隅部分に形成し、新たに形成される階段を、該エレベータ装置の昇降路の一側方及び後方に沿って階上に至るように形成することにより、廻り階段の周囲に設けられている既設の柱をそのまま残し、その一つを昇降路の柱に用いて改修することを特徴としている。
また請求項にかかる発明の階段改修方法ではさらに、階上の既存の壁を撤去し、新たに形成された階段の下り口から既存の連絡路にまで至る連絡路を形成している。
また請求項にかかる発明の階段改修方法ではさらに、撤去前の廻り階段の各段の奥行きより、新たに形成される階段の各段の奥行きを狭くしている。
また請求項にかかる発明の階段改修方法ではさらに、撤去前の廻り階段の各段の高低差より、新たに形成される階段の各段の高低差を大きくしている。
また請求項にかかる発明の階段改修方法ではさらに、下り口が面する階上部分が廊下部分になるようにエレベータ設置位置を選択するようにしている。
た請求項にかかる発明の階段改修方法ではさらに、昇降路の外面に、新たに設置される階段の各段の側端部を係合させている。
本願発明の請求項1にかかる階段改修方法においては、上り口と下り口とが同方向を向く廻り階段が設置されていた空間を利用し、エレベータ装置と新たに形成される階段とを収めたことで、上下階連通空間を必ず形成する階段を設置していた空間を活用することができ、またエレベータ装置が停電時などに動作しないことを考慮し、階段とエレベータ装置とを並存させることが可能となる。
また請求項にかかる階段改修方法においては、上記に加え、エレベータ装置と新たに形成される階段とを効率的に配置することが可能となり、簡易に階段の改修を行なうことができ、エレベータ装置が住宅躯体に与える負担を抑えることも可能となる。
また請求項にかかる階段改修方法においては、上記に加え、エレベータ装置の大きさからくる制約などで上階への必要な段数を確保できない場合であっても、階段装置を新たに形成することが可能となる。
また請求項にかかる階段改修方法においては、上記に加え、階段設置用スペースに制約がある場合であっても、段ごとの高低差を撤去した階段の段ごとの高低差とあわせることができ、違和感があまり無く、引き続き階段を昇降することが可能となる。
また請求項にかかる階段改修方法においては、上記に加え、階段設置スペースに制約がある場合であっても、各段の奥行きを変えることなく階段を設置できるので、違和感があまり無く、引き続き階段を昇降することが可能となり、撤去された廻り階段の各段の踏み板を再利用することも可能となる。
また請求項にかかる階段改修方法においては、上記に加え、改修時に必要となる工事手間を少なくすることが可能となる。
また請求項にかかる階段改修方法においては、上記に加え、別途側板などの各段の踏み板を係合保持する部材を用いずに済むので、制約のある空間内に効率よくエレベータ装置と階段とを配置することが可能となる。
<第一の実施形態>
本願発明の最良の形態のひとつを図1に示される以下の第一の実施形態にて説明する。なお、図1(a)は撤去前の廻り階段を、図1(b)は階段改修後にエレベータ装置と階段とが併設されている各状態を示している。なお後述の他の実施形態でも(a)が撤去前、(b)が改修後を示すものとする。
第一の実施形態では、エレベータ装置4を、前記廻り階段1を撤去した空間の前方側隅部分に形成し、新たに形成される階段6を、該エレベータ装置4の昇降路46の一側方及び後方に沿って階上に至るように形成している。またエレベータ装置4を、前記廻り階段1を撤去した空間の前方側隅部分に形成し、新たに形成される階段6を、該エレベータ装置4の昇降路46の一側方及び後方に沿って階上に至るように形成している。
そして、エレベータ装置4を設けることにより階段6の移動距離が従前の廻り階段1より短く、図1(b)に示すように新たに形成される階段6は、L字状のものとなっているため、撤去前の廻り階段1の各段の踏み板13(13a、13b)の高低差より、新たに形成される階段6の各段の踏み板13(13a,13b)の高低差を大きくしている。こうすることで例えば撤去された廻り階段1の各段の踏み板13を再利用することも可能となる。なお、この高低差を大きくしすぎると、例えばお年寄りや子供などが昇降しづらくなるので、高低差はある一定の基準内に(例えば建築基準等)収めるようにしている。
なお、本第一の実施形態では、上り口2を撤去された廻り階段1の上り口2と位置をあわせているが、これは下り口3が面する階上部分が廊下部分にできるだけなるようにエレベータ装置4の設置位置としているからである。したがってエレベータ装置4の設置位置を、撤去された廻り階段1の上り口2側にしたほうが新たに設置される階段6の上り口2、下り口3を簡単に設置することができる場合には、そのようになるようエレベータ装置4の設置位置を適宜選択することができる。したがって、図1では同じ位置に上り口2を形成しているが、これを反対側にし、エレベータ装置4と位置を入れ替える場合もありうる。なお、下り口3を簡単に形成できない場合については、後述する方法をとることができる。
また図1(b)では、エレベータ装置4の幅を、新たに設置された階段6の各段の踏み板幅と撤去された廻り階段1の同踏み板幅とが同じようになるようにしているが、エレベータ装置4の幅が大きくなる場合には、または撤去された廻り階段1の幅自体が狭い場合には、踏み板幅を狭くすることでエレベータ装置4の設置幅を確保することができる。これはエレベータ装置4の奥行きが大きくなってしまう場合であっても同様に考えられる。
そしてこの実施形態では、昇降路46の外面に、新たに設置される階段6の各段の踏み板13の側端部を係合させている。勿論昇降路46の外面に別途薄壁15を設けたり、側板を別途設けても構わない。本実施形態では、昇降路46の外面側に薄壁15を設け、さらに壁紙を貼着し、昇降路46の外側壁11に直接踏み板13を係合させている。
なお、上記説明においては、廻り階段1として、上り口2からの直線部分と下り口3からの直線部分とが同じ長さのものを示しているが、一方側の直線部分が長く形成されるものも廻り階段1として考えられる。この場合上り口2を撤去前の位置から奥に移動させて、図1(b)のような階段6を形成してもよいし、同じ位置に上り口2を設け、下り口3を移動させる場合もありうる。
また、廻り階段1によっては、図示していないものの、上り口2からの直線部分と下り口3からの直線部分との間に吹き抜け部分(図1(a)における中間壁12部分が吹き抜けになる場合が相当する)が形成され、図1(a)で示した廻り階段1よりも横幅が広いものも見られる。この場合には、エレベータ装置4の幅が広いものであっても充分設置することができる。
ここで改修の手順について説明をする。
(1)廻り階段の撤去
廻り階段1の撤去は、通常の工法を用いて行なうことができる。なお、一般的には下り口3の下方(つまり上り口2の隣)は収納スペースなどに用いられているので、これも同時に撤去される。上り口2の上方に、例えば居室の収納スペースなどが張り出している場合には、エレベータ装置4の設置位置にもよるが、下り口3側にエレベータ装置4が設置されるのであれば、収納スペースは特に撤去の必要が無い。なお、廻り階段1を撤去してしまうため、居住者が生活をしながら階段の改修を行なうときは、別途仮設階段を別の場所に設けておくことが望ましい。
ところで、廻り階段1の撤去の際に、廻り階段1の周囲に設けられている既設の柱14a〜14dは、特に必要が無い限りそのまま残す。これはできるだけ簡易に階段の改修を行なうためで、エレベータ装置4が住宅躯体に与える負担を抑えることで可能となる。もちろん、必要な箇所には別途補強を行なうことは問題ないし、また望ましい。本実施形態では、廻り階段の四周にある柱14a〜14dを全て撤去せず用いている。
(2)エレベータ装置の設置
エレベータ装置を設置する場合、基礎工事を行なう必要があるため、階段6の設置工事の前に工事を行なう。なお、本実施形態では油圧ジャッキ44により直接エレベータかご41を昇降させる油圧式のエレベータ装置4を設置するため、建物側に不要な水平加重をかけずにすむ。そのため別途油圧ジャッキ44、油圧装置などを収めるために基礎を掘り下げ、コンクリートを流し込む補強工事を行なうことになる。
なお、油圧式以外のロープ式等のエレベータ装置4を設けることも可能である。この場合はエレベータかご41を吊り下げ荷重が建物側にかかるために、昇降路46などを別途補強することが必要である。
また、新たに設置される階段6の下方を上記の油圧装置の設置場所とすることも可能である。この場合には上述の基礎掘り下げ深さよりも浅くすることが可能となる。また定期点検などもやりやすくなる。このため改修工事がなされる建物のレイアウトによっては、階段6の下側がデッドスペースになる場合もありうるが、この場合のスペースの有効活用もできる。もちろん、このスペースを全てエレベータ装置4のために使うのではなく、収納スペースとして手前側を使い、奥を仕切ってエレベータ装置4のために使うこともありえる。
次に昇降路46を形成する。既存の柱14a〜14dを用い、さらに昇降路46の四周にも柱が来るように新たに柱14e〜14gを設ける。この新しい柱14e〜14gは、後述の階段形成時には、階段6の一部を構成することになる。なお、エレベータ装置4のレール等を保持する必要があるので、所定の高さごとに昇降路46の四周に補強材45を架設する。そして柱間はそれぞれ昇降路46側と階段6側とに仕切り用の薄壁15を新たに形成する。なお昇降路46側の薄壁は必須ではない。またエレベータ装置4の部材を持ち込んでから薄壁15を形成しても構わない。
昇降路46が形成されたので、次に油圧ジャッキ44、油圧装置、レール等のエレベータ装置4の部材を昇降路46内に搬入し、設置する。そして各階の乗場扉42を設置する。本実施形態のものは、昇降路46が狭いため通常用いられる引き戸ではなく、折れ戸のものを用いている。その他巻き戸形式のものなど種々のものを利用可能である。なお、エレベータかご41に設けられるかご扉43も折れ戸のものを用いている。
(3)階段の設置
新たに設置される階段6の設置工法は、一般に用いられる方法で行なわれる。これは、本発明においては階段6と併設する形でエレベータ装置4を設けるものの、階段6の設置部分だけを見ると、通常の階段6の設置工法となんら変わるところが無いからである。すなわち、必要に応じ側板など各段の踏み板13を係合させる部分を設けるが、これはエレベータ装置4の有無にかかわらず、一般の工法と変るところが無い。
本実施形態では、新たに設置される階段6の各段の高低差を、撤去された廻り階段1の高低差より大きくしている。こうすることで図1(a)の廻り階段1の段数より、同図(b)の段数が減っているが、上下階の通行を可能としている。なお各段の高低差は、途中で変わることなく同じ高さとすることが望ましい。
なお、本実施形態の階段6では、上述のとおり昇降路46の外側壁11である薄壁15に踏み板13を直接係合させている。そのため該薄壁15に踏み板13の端部が係合する凹所を形成し残りの薄壁15面には直接壁紙を貼着している。
次に下り口3の部位を変更する点について説明をする。この新たに設置される階段6の下り口3(上階側)は、撤去された廻り階段1の下り口3と位置が異なっている。そのため新たな下り口3を設ける部位が、上階の廊下等のスペースに当たっていれば問題は無いが、そうでない場合もありうる。しかしながらいずれの場合も廻り階段1とその他の区画とを仕切る外側壁11には、高低の違いはあるが、下り口3を設けるために開口を設ける。外側壁11の内部構造によっては間柱や胴縁などがあるが、これらを除去する場合強度面で不利な場合がある。そのためこの場合には例えば柱をさらに追加するなど、別途補強工事を行なう(図1(b)では、昇降路46形成用の柱14gがこれに相当するので、追加の補強工事は行なわない)。
なお図1では、階段部分しか図示していないが、下り口3が面する部位が廊下ではない場合がありうる。例えば居室8に当たる場合などがありうる。この場合には、必要に応じ居室8を仕切る壁82を後退させ、新たに仕切り壁83を設け、新たに連絡路7を形成することができる。
図5は上記下り口3の形成にあたり、可能性がある方法のひとつを示している(同図(a))。すなわち、新たな階段6の下り口3が面する部分が居室8にあたっていて、しかも収納部81にあたっている例である。この場合には同図(b)に示すように、この収納部81を撤去し、居室8の収納部81以外のスペースを削減することなく、簡易に新たに連絡路7を形成することができる。もちろんこれは一例を示しただけで、単に洗面室などを潰し、連絡路7とすることなども可能である。
<第二の実施形態>
図2は、本発明の第二の実施形態を示している。なお、この実施形態では第一の実施形態と改修方法と異なる部分のみ説明をする。なお、後述のその他の実施形態も同様である。
本実施形態では、第一の実施形態と異なり新たな階段6の踏み板13の奥行きを、撤去された廻り階段1の踏み板の奥行きと比べ狭く形成している。このようにすることで階段6の段数を多くすることができるので、踏み板13の各段の高低差を、第一の実施形態と比べても低く、撤去前の廻り階段1の高低差に近づけることができる。そのため利用者は特に高低差については違和感を感じにくい。
<第参考形態>
図3は、本発明の第参考形態を示している。
参考形態が、前記第一及び第二の実施形態と異なるところは、新たに設置される階段6も、いわゆる廻り階段に相当する点が異なる。
参考形態では新たに形成される階段6の踏み板幅が、撤去された廻り階段1の踏み板幅に比べて狭く形成され、エレベータ装置4の設置スペースを確保している。そしてエレベータ装置4を、廻り階段1を撤去した空間の略中央に配し、その周囲に廻り階段形状の階段6を設けている。
このように空間の略中央にエレベータ装置4を配しているため、先述の実施形態の場合と比べ、いわゆるエレベータ装置4の乗場部5を形成することができる。そのため特に図示したようなエレベータ装置4のように折れ戸式の扉を有する場合には、乗場部5側に突出する折れ戸が廊下側にまで飛び出ることを控えることができる。
もちろん、乗場部5の奥行きを狭め、代わりにエレベータ装置4の奥行きを広くすれば、エレベータ装置4の居住性を向上させることが出来る。
また撤去された廻り階段1と新たに設置される階段6とでは、段数を同じにできるため、各段の高低差を揃え、踏み板幅が狭くなるものの、上り下りにかかる負担は同じにできる。
<第参考形態>
図4は、本発明の第参考形態を示している。
参考形態が前記第参考形態と異なる点は、エレベータ装置4を前方寄りに設けている点である。図4(b)では階段6の奥側部分の踏み板幅は撤去前の踏み板幅と同じにしているが、エレベータ装置4の奥行きに合わせて、奥側部分の踏み板幅を調整してもよい。
以上各実施形態を説明してきたが、本発明の趣旨に合う範囲でその他の実施形態もありえる。
本発明の第一の実施形態を示す平面図で、(a)撤去前の廻り階段、(b)改修後のエレベータ装置と階段とを併設した状態を示している。 本発明の第二の実施形態を示す平面図で、(a)撤去前の廻り階段、(b)改修後のエレベータ装置と階段とを併設した状態を示している。 本発明の第参考形態を示す平面図で、(a)撤去前の廻り階段、(b)改修後のエレベータ装置と階段とを併設した状態を示している。 本発明の第参考形態を示す平面図で、(a)撤去前の廻り階段、(b)改修後のエレベータ装置と階段とを併設した状態を示している。 新たに階段の下り口から連絡路を形成することを示す部分平面図であって、(a)撤去前の状態、(b)改修後に新たに連絡路を形成した状態を示している。
符号の説明
1 廻り階段
2 上り口
3 下り口
4 エレベータ装置
41 エレベータかご
42 乗場扉
43 かご扉
44 油圧ジャッキ
45 補強材
46 昇降路
5 乗場部
6 階段
7 連絡路
8 居室
11 外側壁
12 中間壁
13 踏み板
14 柱
15 薄壁
16 昇降路壁

Claims (6)

  1. 昇降時に移動方向が反転する廻り階段を撤去し、該廻り階段を撤去した空間に、エレベータ装置と、該エレベータ装置を構成する昇降路の外周に沿って形成される階段とを設ける階段の改修方法であって、前記エレベータ装置を、前記廻り階段を撤去した空間の前方側隅部分に形成し、新たに形成される階段を、該エレベータ装置の昇降路の一側方及び後方に沿って階上に至るように形成することにより、廻り階段の周囲に設けられている既設の柱をそのまま残し、その一つを昇降路の柱に用いて改修することを特徴とする階段の改修方法。
  2. 階上の既存の壁を撤去し、新たに形成された階段の下り口から既存の連絡路にまで至る連絡路を形成したことを特徴とする請求項記載の階段の改修方法。
  3. 撤去前の廻り階段の各段の奥行きより、新たに形成される階段の各段の奥行きを狭くしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の階段の改修方法。
  4. 撤去前の廻り階段の各段の高低差より、新たに形成される階段の各段の高低差を大きくしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の階段の改修方法。
  5. 下り口が面する階上部分が廊下部分になるようにエレベータ設置位置を選択することを特徴とする請求項記載の階段の改修方法。
  6. 昇降路の外面に、新たに設置される階段の各段の側端部を係合させたことを特徴とする請求項1から請求項のいずれかひとつに記載の階段の改修方法。
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