JP4108562B2 - 電気機器の制御方法、プログラムを記録した記録媒体、および電気機器システム - Google Patents

電気機器の制御方法、プログラムを記録した記録媒体、および電気機器システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタや複写機などの電気機器を起動または停止するための制御方法、電気機器システム、およびプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
オフィスなどでは、パーソナルコンピュータ、プリンタおよび複写機など、様々な電気機器が使われている。一般に、パーソナルコンピュータなど、作業者が個別に使用する電気機器は、その機器を使用する作業者によって個別に起動(電源投入)され、また、停止(電源遮断)される。これに対し、プリンタや複写機など、複数の作業者によって共用される電気機器は、朝、最初に作業を開始する作業者によって起動され、夜、最後に作業を終了する作業者によって停止されるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように、最初に作業を開始する作業者がプリンタなどの電気機器を起動しなければならないのでは、電気機器の数が多い場合には、不便である。また、最後に作業を終了した作業者がプリンタなどの電気機器の停止をし忘れると、電気機器が起動された状態のまま放置され、電力が無駄に消費されるという問題もある。
【0004】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、利便性を向上し、あるいは、電力の無駄な消費を抑えることができる電気機器の制御方法、プログラムを記録した記録媒体および電気機器システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による電気機器の制御方法は、通信路を介して接続された複数の電気機器と1つのコンピュータとを含む電気機器システムに適用される方法であって、コンピュータの処理ステップが、複数の電気機器のうち少なくとも1つを監視対象機器として記憶し、他の少なくとも1つを制御対象機器として記憶する記憶ステップと、監視対象機器の起動状態を監視する監視ステップと、監視ステップにおける監視結果に応じて、制御対象機器の起動制御および停止制御を行う第1の制御ステップと、監視ステップにおける監視結果に関わらず、予め定められたスケジュールテーブルに基づいて制御対象機器の起動制御および停止制御を行う第2の制御ステップとを含むと共に、第1の制御ステップが、監視ステップにおいて監視対象機器の全てが停止されたことを認識した場合に制御対象機器を停止する処理を含み、第2の制御ステップにおけるスケジュールテーブルに基づく自動起動制御が終了してから第1の制御ステップにおける監視結果に基づく自動停止制御が開始するまでの間にインターバルを設けることを特徴とするものである。
【0006】
また、本発明によるプログラムを記録した記録媒体は、通信路を介して接続された複数の電気機器と1つのコンピュータとを含む電気機器システムに適用され、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体であって、複数の電気機器のうち少なくとも1つを監視対象機器として記憶し、他の少なくとも1つを制御対象機器として記憶する記憶ステップと、監視対象機器の起動状態を監視する監視ステップと、監視ステップにおける監視結果に応じて、制御対象機器の起動制御および停止制御を行う第1の制御ステップと、監視ステップにおける監視結果に関わらず、予め定められたスケジュールテーブルに基づいて制御対象機器の起動制御および停止制御を行う第2の制御ステップとを実行させるためのプログラムが記録され、第1の制御ステップが、監視ステップにおいて監視対象機器の全てが停止されたことを認識した場合に制御対象機器を停止する処理を含み、第2の制御ステップにおけるスケジュールテーブルに基づく自動起動制御が終了してから第1の制御ステップにおける監視結果に基づく自動停止制御が開始するまでの間にインターバルが設けられていることを特徴とするものである。
【0007】
また、本発明による電気機器システムは、通信路を介して接続された複数の電気機器と1つのコンピュータとを含む電気機器システムであって、コンピュータが、複数の電気機器のうち少なくとも1つを監視対象機器として記憶し、他の少なくとも1つを制御対象機器として記憶する記憶手段と、監視対象機器の起動状態を監視する監視手段と、監視手段の監視結果に応じて、制御対象機器の起動制御および停止制御を行うと共に、監視手段の監視結果に関わらず、予め定められたスケジュールテーブルに基づいて制御対象機器の起動制御および停止制御を行う制御手段とを備えると共に、コンピュータが、監視対象機器の全てが停止されたことを認識した場合に制御対象機器を停止する機能を有し、制御手段が、スケジュールテーブルに基づく自動起動制御が終了してから監視結果に基づく自動停止制御が開始するまでの間にインターバルを設けることを特徴とするものである。
【0008】
本発明による電気機器の制御方法、プログラムを記録した記録媒体、または電気機器システムでは、監視対象機器の起動状態に応じて、制御対象機器の起動制御および停止制御が行われる。この制御対象機器の停止制御では、監視対象機器の全てが停止されたことを認識した場合に制御対象機器が停止される。この場合には、スケジュールテーブルに基づく自動起動制御が終了してから監視結果に基づく自動停止制御が開始するまでの間にインターバルを設けられているため、インターバルを設けない場合、すなわちスケジュールテーブルに基づく自動起動制御が終了した直後に監視結果に基づく自動停止制御が開始する場合とは異なり、制御対象機器が起動直後に意図せずに停止してしまうことが防止される。
【0009】
特に、監視ステップにおいて監視対象機器の少なくとも1つが起動されたことを認識した場合に、第1の制御ステップにおいて制御対象機器を起動することが好ましい。また、監視対象機器を複数のグループに分けると共に、制御対象機器を複数のグループに分けて記憶し、監視対象機器のグループと制御対象機器のグループとを対応づけて記憶し、監視対象機器をグループ毎に監視し、制御対象機器をグループ毎に制御することが好ましい。加えて、監視対象機器をポーリングにより監視することが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
[第1の実施の形態]
図1は本発明の第1の実施の形態に係る電気機器の制御方法が適用されるネットワークシステムの構成を表すものである。このネットワークシステム1は、例えばオフィス内に敷設された通信路10によって相互に接続された例えば5台のクライアントコンピュータ(以下、単に、クライアントとする。)20a,20b,20c,20d,20e、サーバコンピュータ(以下、単に、サーバとする。)30、プリンタ40および複写機50などにより構成されている。通信路10は、例えばLAN(Local Area Network)などである。これらクライアント20a〜20e、プリンタ40および複写機50は、本発明における「複数の電気機器」の一具体例に対応する。
【0012】
クライアント20a〜20eは、いずれも、例えば一般的なパーソナルコンピュータである。クライアント20a〜20eの起動(電源投入)は、それぞれに設けられた押釦スイッチ21a,21b,21c,21d,21eを作業者が操作することにより行われる。クライアント20a〜20eの停止(電源遮断)は、それぞれに設けられたディスプレイ22a,22b,22c,22d,22eに表示されるGUI(Graphical User Interface)画面を見ながら作業者がマウス(図示せず)などを操作することによって行われる。
【0013】
サーバ30は、例えば一般的なパーソナルコンピュータであり、常時起動された状態になっている。サーバ30には、CRT(陰極線管)などのディスプレイ35およびマウスやキーボードなどの入力部36を備えている。ディスプレイ35には、後述する各種の設定のためのGUI画面が表示される。作業者は、ディスプレイ35に表示されるGUI画面を見ながら、入力部36を操作することができるようになっている。また、サーバ30には、ディスクドライブ装置31が接続されており、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory)やフレキシブルディスクなどの記録媒体32に記録されたプログラムなどを読み取ることができるようになっている。ここで、サーバ30は、本発明における「コンピュータ」の一具体例に対応する。
【0014】
プリンタ40には、プリンタ40の起動制御および停止制御を行うプリンタ制御装置45が接続されている。このプリンタ40は、通信路10に接続され、クライアント20a〜20eによって共用されるようになっている。プリンタ制御装置45は、電源ケーブル46を介して図示しない商用電源に接続されると共に、コネクタケーブル41を介してプリンタ40に接続されており、商用電源からの電力をプリンタ40に供給するようになっている。なお、プリンタ制御装置45は、プリンタ40とは別に、通信路10に接続されている。プリンタ制御装置45は、プリンタ40が停止されているときでも、商用電源からの電力により常に起動された状態にある。なお、プリンタ制御装置45は、液晶パネルやLED(Light Emitting Diode)よりなる表示パネル48を備え、プリンタ40を停止する際に所定のメッセージを表示するようになっていることが好ましい。
【0015】
複写機50には、複写機50の起動制御および停止制御を行う複写機制御装置55が接続されている。複写機制御装置55は、電源ケーブル56を介して図示しない商用電源に接続されると共に、コネクタケーブル51を介してプリンタ50に接続されており、商用電源からの電力を複写機50に供給するようになっている。複写機制御装置55は、液晶パネルやLEDよりなる表示パネル58を備え、複写機50を停止する前に所定のメッセージを表示するようになっていることが好ましい。複写機制御装置55は、複写機50が停止されているときでも、商用電源からの電力により常に起動された状態にある。
【0016】
本実施の形態では、通信路10に接続された電気機器のうち少なくとも1つを監視対象機器として記憶すると共に、少なくとも1つを制御対象機器として記憶し、監視結果に応じて制御対象機器を起動または停止させる制御が実行される。この制御を実行するために必要なプログラムは、記録媒体32に記録されている。記録媒体32は、サーバ30に接続されたディスクドライブ装置31に挿入される。サーバ30は、ディスクドライブ装置31を介して記録媒体32からプログラムを読み込み、自らのハードディスクにインストールし、このプログラムを実行するようになっている。
【0017】
図2は、サーバ30が記憶している対象記憶テーブルの内容を表す図である。サーバ30は、通信路10に接続されている電気機器(クライアント20a〜20e、プリンタ40および複写機50)のうち、少なくとも1つを監視対象機器として記憶し、少なくとも1つを制御対象機器として記憶するようになっている。ここでは、サーバ30は、クライアント20a〜20eを監視対象機器として記憶し、プリンタ40および複写機50を制御対象機器として記憶している。ここで、クライアント20a〜20eは、本発明における「監視対象機器」の一具体例に対応する。また、プリンタ40および複写機50は、本発明における「制御対象機器」の一具体例に対応する。
【0018】
図3は、サーバ30が記憶しているスケジュールテーブルの内容を表す図である。ここでは、クライアント20a〜20eの監視結果よりも優先して、予め設定された起動時刻および停止時刻に基づいて、プリンタ40および複写機50の起動または停止のための制御が行われるようになっている。図3に示したように、サーバ30は、プリンタ40および複写機50の1週間分の起動時刻および停止時刻を記憶している。また、スケジュールテーブルに起動時刻または停止時刻の設定がされていない曜日には、スケジュールテーブルに基づく起動制御または停止制御は行われない。
【0019】
図4は、サーバ30のディスプレイ35に表示される監視対象設定画面300の一例を表すものである。この監視対象設定画面300は、作業者が、クライアント20a〜20eのうち、監視対象とすべきクライアントを設定するためのものである。なお、ここでは、監視対象設定画面300でなされた設定はプリンタ40および複写機50の両方に適用されるものとして説明する。但し、プリンタ40と複写機50とで別々に監視対象設定画面を設けるようにしてもよい。監視対象設定画面300は、図中上側に、制御対象となる電気機器の名称(ここでは、プリンタ40)、およびそのIP(Interenet Protocol)アドレスが表示される見出し部301を備えている。
【0020】
監視対象設定画面300は、見出し部301の図中下側に、監視が必要なクライアントを設定するための入力部302を備えている。入力部302の図中左端には、上下に5列に並んだ登録部303が設けられている。5個の登録部303は、クライアント20a〜20eにそれぞれ対応しており、作業者が、監視対象として設定したいクライアントに対応する登録部303をマークすることにより、監視対象が設定されるようになっている。それぞれの登録部303に対応して、各クライアントの使用者を表示するユーザ表示部304、各クライアントのIPアドレスを表示するアドレス表示部305、および現在の運転状態(すなわち、監視対象機器が起動されているか否か)を表示する状態表示部306が設けられている。入力部302の図中下側には、登録部303における設定の確認のための確認釦マーク307および取り消しのための取消釦マーク308が設けられている。サーバ30は、監視対象設定画面300によりクライアント20a〜20eの設定が更新されると、更新内容に合わせて図2に示した対象記憶テーブルの記憶内容を更新するようになっている。
【0021】
図5は、サーバ30のディスプレイ35に表示されるスケジュール設定画面400の一例を表すものである。このスケジュール設定画面400は、図3に示したスケジュールテーブルの内容を設定または更新するためのものである。スケジュール設定画面400は、曜日毎に起動時刻および停止時刻を設定できるようになっている。スケジュール設定画面400の図中左側には、起動時刻を設定する起動時刻入力部401が設けられ、図中右側には、停止時刻を設定する停止時刻入力部402が設けられている。起動時刻入力部401には、上下に5列に並んだ7個の設定部403が設けられている。7個の設定部403は、月曜、火曜、水曜、木曜、金曜、土曜および日曜にそれぞれ対応しており、作業者が、起動時刻を設定したい曜日をマークできるようになっている。それぞれの設定部403の図中右側には、起動時刻を表示する時刻表示部404と、上下2つの三角形のマークを組み合わせた時刻設定部405とが設けられている。作業者は、時刻設定部405の三角形のマークにカーソルをおいてクリックすることにより、時刻表示部405に表示される時刻を更新することができるようになっている。
【0022】
同様に、停止時刻入力部402には、上下に5列に並んだ7個の設定部406が設けられており、作業者が、停止時刻を設定したい曜日をマークできるようになっている。それぞれの設定部406の図中右側には、停止時刻を表示する時刻表示部407と、上下2つの三角形のマークを組み合わせた時刻設定部408とが設けられている。作業者は、時刻設定部408の三角形のマークにカーソルをおいてクリックすることにより、時刻表示部407に表示される時刻を更新することができるようになっている。スケジュール設定画面400の図中下部には、設定部403などにおける設定を適用するための設定釦マーク410、取り消すための取消釦マーク411、および、スケジュール設定を終了させるための終了釦マーク412が設けられている。
【0023】
なお、終了釦マーク412などの上側には、運休釦マーク420、スペシャルONマーク421、スペシャルOFFマーク422が設けられている。これらは、休日あるいは特定日(特別にスケジュールが設定される日)における起動時刻および停止時刻を設定するためのものである。運休釦マーク420は、休日あるいは特定日の日付を設定する際に使用され、スペシャルONマーク421およびスペシャルOFFマーク422はそれぞれ起動時刻および停止時刻を設定する際に使用される。サーバ30は、スケジュール設定画面400により起動時刻または停止時刻が更新されると、更新内容に合わせて図3に示したスケジュールテーブルの記憶内容を更新するようになっている。
【0024】
次に、図6〜図9を参照して、プリンタ40および複写機50の自動起動または自動停止のための制御の詳細について説明する。ここでは、クライアント20a〜20eの監視結果に応じてプリンタ40および複写機50を起動する自動起動制御(図7)と、クライアント20a〜20eの監視結果に応じてプリンタ40および複写機50を停止する自動停止制御(図9)とが行われる。
【0025】
図6は、自動起動制御および自動停止制御によるプリンタ40および複写機50の起動状態の一日の変化の例を表すものである。図6において、当初は、プリンタ40および複写機50は停止されており、自動起動制御が実行されている。最初に出勤した作業者が、例えば7時半にクライアント20a〜20eの少なくとも1つを起動すると、自動起動制御によりプリンタ40および複写機50が起動される。あるいは、クライアント20a〜20eが全て停止されたまま、スケジュールテーブルに基づく起動時刻(9時)になった場合も、自動起動制御によりプリンタ40および複写機50が起動される。プリンタ40および複写機50の起動に伴い、自動起動制御は終了する。自動起動制御が終了したのち、自動停止制御が開始される。そののち、例えば20時にクライアント20a〜20eの全てが停止された状態になると、自動停止制御によりプリンタ40および複写機50が停止される。あるいは、クライアント20a〜20eの少なくとも1つが起動されたまま、スケジュールテーブルに基づく停止時刻(23時)になった場合にも、プリンタ40および複写機50は停止される。プリンタ40および複写機50の停止に伴い、自動停止制御は終了する。なお、自動停止制御が終了したのち、再び自動起動制御を開始するようにしてもよい。
【0026】
なお、自動起動制御が終了してから自動停止制御が開始するまでには、一定のインターバル(例えば1時間)を設けることが好ましい。これは、スケジュールテーブルに基づく起動時刻にプリンタ40および複写機50を起動した場合には、まだ作業者が誰も出勤していない可能性があり、このような状況で自動停止制御を開始すると、起動したばかりのプリンタ40および複写機50を再び停止しなければならなくなるからである。さらに、インターバルをプリンタ40および複写機50の予備加熱に十分な時間に設定すれば、作業者が作業を始めるときにはプリンタ40などが十分加熱されており、すぐに印刷作業などを行うことができるからである。
【0027】
次に、自動起動制御について説明する。なお、ここで、当初の状態は、クライアント20a〜20eが全て停止されているものとして説明する。図7は、サーバ30が行う自動起動制御を表す流れ図である。この自動起動制御では、サーバ30は、まず、スケジュールテーブル(図3)に記憶された起動時刻を過ぎたか否かをチェックする(S100)。スケジュールテーブルに記憶された起動時刻を過ぎていた場合(S100でY)には、クライアント20a〜20eの監視作業は行わずに後述のステップS106に進む。一方、スケジュールテーブルに記憶された起動時刻を過ぎていない場合(S100でN)には、あるいは起動時刻が設定されていない場合には、ステップS102に進む。
【0028】
ステップS102では、ポーリングにより、クライアント20a〜20eの起動状態を監視する。図8は、ポーリングを説明するための概略図である。サーバ30は、例えばクライアント20a〜20eに、一定の電文よりなる問い合わせ信号を順次送信し、応答のあったクライアントを起動されているものと判断し、応答のなかったクライアントを停止されているものと判断する。例えば、図3に示した例では、サーバ30からの問い合わせ信号に対して、クライアント20a,20cからは確認信号Ackが返信され、クライアント20b,20d,20eからは確認信号Ackが一定時間返信されていない。この場合、サーバ30は、クライアント20a,20cは起動されており、クライアント20b,20d,20eは停止されているものと判断する。すなわち、クライアント20a〜20eのそれぞれについて、起動、停止、起動、停止、停止という起動状態に関する情報(すなわち、起動情報)が得られる。
【0029】
ポーリングによって得られたクライアント20a〜20eの起動情報が前回のポーリング時に得られた起動情報と全く同じ場合には、さらにポーリングを繰り返す。ポーリングによって得られた起動情報が前回のポーリング時に得られた起動情報と異なった場合には、次のステップS104(図7)に進む。
【0030】
ステップS104では、サーバ30は、クライアント20a〜20eのうち少なくとも1つが起動されているか否かを判断する(S104)。クライアント20a〜20eの全てが停止されていると判断した場合には(S104でN)、ステップS100に戻り、起動時刻を過ぎているか否かの判断が行われる。クライアント20a〜20eのうち少なくとも1つが起動されていると判断した場合(S104でY)には、サーバ30は、プリンタ制御装置45および複写機制御装置55に起動信号をそれぞれ送信する(S106)。サーバ30からの起動信号を受信したプリンタ制御装置45は、商用電源からの電力をプリンタ40に供給し、これにより、プリンタ40が起動される(S108)。また、サーバ30からの起動信号を受信した複写機制御装置55は、商用電源からの電力を複写機50に供給し、これにより、複写機50が起動される(S108)。
【0031】
これにより、例えば最初に作業を開始する作業者が、クライアント20a〜20eの1つを起動すると、プリンタ40および複写機50が自動的に起動される。すなわち、作業者が自らプリンタ40および複写機50の起動を行う必要がなくなり、利便性が向上する。
【0032】
次に、自動停止制御について説明する。なお、ここで、当初の状態は、クライアント20a〜20eの少なくとも1つが起動されているものとして説明する。図9は、サーバ30が行う自動停止制御を表す流れ図である。自動停止制御では、サーバ30は、まず、スケジュールテーブル(図3)に記憶された停止時刻を過ぎているか否かをチェックする(S200)。スケジュールテーブルに記憶された停止時刻を過ぎていた場合(S200でY)には、クライアント20a〜20eの監視作業は行わずに後述のステップS206に進む。一方、スケジュールテーブルに記憶された停止時刻を過ぎていない場合(S200でN)には、また、起動時刻が設定されていない場合には、ステップS202に進む。
【0033】
ステップS202では、サーバ30は、図8で説明したポーリングによりクライアント20a〜20eの起動状態を監視し、次いで、クライアント20a〜20eの全てが停止されている否かを判断する(S204)。クライアント20a〜20eのいずれかがまだ起動されていると判断した場合には(S204でN)、ステップS200に戻り、停止時刻を過ぎているか否かの判断が行われる。クライアント20a〜20eが全て停止されていると判断した場合には(S204でY)、サーバ30は、プリンタ制御装置45および複写機制御装置55に停止信号をそれぞれ送信する(S206)。サーバ30からの起動信号を受信したプリンタ制御装置45は、表示パネル48に「これからプリンタを停止します」というメッセージを表示し(S207)、商用電源からプリンタ40への電力供給を遮断し、これにより、プリンタ40が停止される(S208)。サーバ30からの起動信号を受信した複写機制御装置55は、表示パネル58に「これから複写機を停止します」というメッセージを表示し(S210)、商用電源から複写機5への電力供給を遮断する(S212)。これにより、複写機50が停止される。
【0034】
これにより、例えば最後まで作業をしていた作業者がクライアント20a〜20eの1つを停止し、その結果、クライアント20a〜20eが全て停止すると、プリンタ40および複写機50が自動的に停止する。すなわち、プリンタ40および複写機50の停止のし忘れによる無駄な電力消費が抑制される。また、作業者が自らプリンタ40および複写機50の停止を行う必要がなくなり、利便性も向上する。さらに、プリンタ40および複写機50が停止される前に停止メッセージを表示するようにしたので、仮に他の作業者がプリンタ40または複写機50を使用していた場合でも、その作業者に対して、事前にプリンタ40または複写機50の停止を知らせることができる。
【0035】
なお、複写機制御装置55の表示パネル58には、複写機50の停止を所定時間遅らせるための延長スイッチ、あるいは、複写機50の停止を中止するための中止スイッチを設けてもよい。同様に、プリンタ制御装置45の表示パネル48には、プリンタ40の停止を所定時間遅らせるための延長スイッチ、あるいは、プリンタ40の停止を中止するための中止スイッチを設けてもよい。これらのスイッチが操作された場合には、サーバ30にその旨を知らせるようにすることが好ましい。
【0036】
また、プリンタ制御装置45は、サーバ30からの停止信号を受けたときにプリンタ40が印刷処理を行っていた場合には、全ての印刷処理が完了してからプリンタ40を停止するようになっていることが好ましい。さらに、プリンタ制御装置45がサーバ30から停止信号を受けたときに、プリンタ40を使用しているクライアントがあった場合に、そのクライアントのディスプレイにプリンタを停止する旨のメッセージを表示させることが好ましい。この場合、プリンタ制御装置45は、クライアントのディスプレイにGUI画面を表示させ、プリンタ40の停止を遅延させるための延長スイッチ、あるいはプリンタ40の停止を中止するための中止スイッチを表示させることも可能である。
【0037】
また、図6に示した自動起動制御と自動停止制御との間のインターバルを調節できるようすることも可能である。さらに、自動起動制御および自動停止制御よりもさらに上位のプログラムを設け、このプログラムによって、ある時間帯には自動起動制御を実行し、別の時間帯には自動停止制御を実行するようにしてもよい。
【0038】
以上説明したように、本実施の形態によれば、サーバ30が、監視対象であるクライアント20a〜20eの少なくとも1つが起動されたと判断すると、プリンタ40および複写機50を起動するようにしたので、作業者がプリンタ40および複写機50を起動する必要がなくなり、起動時の利便性が向上する。
【0039】
さらに、サーバ30が、クライアント20a〜20eの全てが停止されたと判断すると、プリンタ40および複写機50を停止するようにしたので、プリンタ40および複写機50の停止し忘れによる無駄な電力消費が防止されると共に、停止時の利便性が向上する。
【0040】
特に、本実施の形態では、通信路10に接続されている電気機器のうち、作業者が個別に使用するクライアント20a〜20eを監視対象とし、作業者の共有となるプリンタ40および複写機50を制御対象としたので、各電気機器の使用方法に合わせた制御が可能になる。
【0041】
また、クライアント20a〜20eの起動状態の監視を、ポーリングによって行うようにしたので、サーバ30からの能動的かつ統一的な制御が可能になり、自動起動制御および自動停止制御のためにクライアント20a〜20eが行わなければならない動作は最小限で済む。
【0042】
加えて、プリンタ40の電源制御を、これと別体のプリンタ制御部45により行うようにし、複写機50の電源制御を、これを別体の複写機制御部55により行うようにしたので、プリンタ40および複写機50には特別な機構を設ける必要がない。従って、市販のプリンタおよび複写機をそのまま使用することができる。
【0043】
さらに、スケジュールテーブルに基づくプリンタ40および複写機50の自動起動制御および自動停止制御を優先するようにしたので、作業者がクライアント20a〜20eを停止し忘れた場合でも、プリンタ40および複写機50を停止することができる。
【0044】
また、本実施の形態では、サーバ30が自動起動および自動停止のための制御を行うようにしたが、他の機器(例えばクライアント20a〜20eのいずれか)が自動起動および自動停止のための制御を行うようにしてもよい。あるいは、プリンタ制御装置45や複写機制御装置55が、自動起動および自動停止のための監視や制御を行うようにしてもよい。さらに、サーバ30やクライアント20a〜20eとは別体の制御装置を設けてもよい。また、複写機制御装置55は、表示パネル58に複写機停止メッセージを表示する代わりに、ブザー音を発したり、音声による案内あるいは警告灯の点灯を行うようにしてもよい。
【0045】
また、本実施の形態におけるプリンタ40および複写機50の自動起動および自動停止のための制御は、クライアント20a〜20eの監視結果よりも、スケジュールテーブルに記憶された起動時刻および停止時刻を優先するようにしたが、スケジュールテーブルに記憶された起動時刻および停止時刻に基づく自動起動および自動停止は、必ずしも行わなくてもよい。
【0046】
加えて、本実施の形態では、図6に示したように、自動起動制御が行われる時間帯と、自動停止制御が行われる時間帯と、いずれも行われない時間帯とを設けるようにしたが、さらに、自動起動制御と自動停止制御とを両方とも行う時間帯を設けてもよい。
【0047】
また、本実施の形態では、監視対象機器と制御対象機器とが重複しないようにたが、監視対象機器と制御対象機器とが一部重複するようにしてもよい。また、上述した制御のためのプログラムは、記録媒体32に記録させるほか、例えばインターネットを通じて配信するようにしてもよい。
【0048】
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。図10は、第2の実施の形態に係る電気機器の制御方法が適用されるネットワークシステム100の構成を表すものである。ここでは、第1の実施の形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。このネットワークシステム100は、例えば15台のクライアント200および2台のプリンタ40a,40bが通信路10を介して互いに接続されたものである。15台のクライアント200は、5台ずつ3つのグループ201,202,203に分けられており、それぞれ、プリンタ40a,40bのいずれかを使用するように割り当てられている。具体的には、第1グループのクライアント201は第1プリンタ40aを使用し、第2グループのクライアント202は第2プリンタ40bを使用するように割り当てられている。また、第3グループのクライアント203は、第2プリンタ40bを使用するように割り当てられている。これは、例えば15人の作業者のいるオフィスなどで、5人が一方のプリンタ40aを使用し、10人が他方のプリンタ40bを使用するように割り当てられている場合に対応するものである。
【0049】
プリンタ40a,40bは、第1の実施の形態におけるプリンタ40と同様に構成されており、プリンタ制御部45a,45bは、第1の実施の形態におけるプリンタ制御部45と同様に構成されている。また、サーバ30は、第1の実施の形態と同様に構成されているが、実行するプログラムのみが異なるようになっている。
【0050】
図11は、サーバ30が記憶している割り当て記憶テーブルを表すものである。サーバ30は、クライアント200を3つのグループ201〜203に分けて記憶すると共に、そのグループ201〜203と、割り当てられたプリンタ40a,40bとを対応づけて記憶している。具体的には、第1グループのクライアント201は、第1プリンタ40aに対応づけて記憶され、第2グループのクライアント202は、第2プリンタ40bに対応づけられている。第3グループのクライアント203は、監視の対象となっておらず、いずれのプリンタ40a,40bにも対応づけられていない。この第3グループのクライアント203は、例えば、早い時間に作業を開始したり、遅くまで作業をすることが想定されない作業者(パートタイマーなど)により用いられるものである。
【0051】
ここでは、第1プリンタ40aおよび第2プリンタ40bのそれぞれについて、第1の実施の形態と同様の対象記憶テーブルを設け、クライアント200に対する第1プリンタ40aおよび第2プリンタ40bの割り当てを容易に設定し、あるいは更新することができるようになっている。また、第1プリンタ40aおよび第2プリンタ40bの起動時刻および停止時刻については、第1の実施の形態と同様のスケジュールテーブルに基づいて統一的に管理されるようになっている。
【0052】
本実施の形態では、自動起動制御において、サーバ30が、スケジュールテーブルに記憶された起動時刻を過ぎているか否かを判断する。スケジュールテーブルに記憶された起動時刻を過ぎていた場合には、クライアント200の監視作業を行わずに、第1プリンタ45aおよび第2プリンタ制御装置45bに起動信号を送信する。スケジュールテーブルに記憶された起動時刻を過ぎていなければ、上述したポーリングによりクライアント200の起動状態を監視する。クライアント200のうち少なくとも1つが起動されていると判断した場合に、どのグループのクライアントが起動されているのかを判断し、図11に示した割り当て記憶テーブルに基づき、起動されたクライアントの属するグループに対応したプリンタ制御装置に起動信号を送信する。例えば、第1グループのクライアント201の少なくとも1つが起動された場合には、サーバ30は、第1プリンタ制御装置45aに起動信号を送信する。これにより、第1プリンタ40aが起動される。また、サーバ30は、クライアント200の起動状態をさらに監視し、もう一方のグループのクライアント202のいずれかが起動されると、第2プリンタ制御装置45bに起動信号を送信する。これにより、第2プリンタ40bが起動される。
【0053】
従って、例えば、最初に作業を開始する作業者が、クライアント200の1つを起動すると、そのクライアント200の属するグループに割り当てられたプリンタだけが自動的に起動される。
【0054】
自動停止処理では、サーバ30は、スケジュールテーブルに記憶された停止時刻を過ぎたか否かを判断し、停止時刻を過ぎていた場合には、クライアント200の監視作業を行わずに、第1プリンタ45aおよび第2プリンタ制御装置45bに停止信号を送信する。スケジュールテーブルに記憶された起動時刻を過ぎていなければ、上述したポーリングによりクライアント200の起動状態を監視する。第1グループのクライアント201の全てまたは第2グループのクライアント202の全てが停止された場合には、どのグループのクライアントが停止されているのかを判断し、図11に示した記憶テーブルに基づき、停止されたクライアントの属するグループに対応したプリンタ制御装置に停止信号を送信する。例えば、第1グループのクライアント201の全てが停止された場合には、サーバ30は、第1プリンタ制御装置45aに停止信号を送信する。これにより、第1プリンタ40aが停止される。また、サーバ30は、さらにクライアント200の起動状態を監視し、もう一方のグループのクライアント202の全てが停止されると、第2プリンタ制御装置45bに停止信号を送信する。これにより、第2プリンタ40bが停止される。
【0055】
従って、例えば、あるグループの中で最後まで作業を続けていた作業者が、クライアント200を停止すると、そのクライアントが属するグループに割り当てられたプリンタだけが自動的に停止する。
【0056】
なお、第3のグループのクライアント203については、サーバ30による監視の対象になっていない。従って、この第3グループのクライアント203の起動状態とは無関係に、プリンタ40a,40bの自動起動制御および自動停止制御が行われる。
【0057】
以上説明したように、本実施の形態によれば、クライアント20a〜20eの監視をグループ毎に行い、その監視結果に基づいてプリンタ40a,40bの自動起動制御および自動停止制御をグループ毎に行うことができるため、利便性がさらに向上する。
【0058】
以上、いくつかの実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上述した実施の形態では、クライアントを監視の対象とし、プリンタおよび複写機を制御の対象としたが、他の電気機器を監視の対象あるいは制御の対象としてもよい。具体的には、通信路を介して操作されるネットワーク機器(例えばスキャナやモデム)や、作業者により直接使用される機器(例えば空調装置、照明装置、自発光式の看板)などである。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の電気機器の制御方法、プログラムを記録した記録媒体、または、電気機器システムによれば、監視対象機器の起動状態に応じて、制御対象機器の起動制御および停止制御を行うようにしたので、作業者が制御対象機器の起動および停止を行う必要がなくなり、利便性が向上するという効果を奏する。この場合には、特に、監視対象機器の全てが停止されたことを認識した場合に制御対象機器を停止するとき、スケジュールテーブルに基づく自動起動制御が終了してから監視結果に基づく自動停止制御が開始するまでの間にインターバルを設けるようにしたので、インターバルを設けない場合、すなわちスケジュールテーブルに基づく自動起動制御が終了した直後に監視結果に基づく自動停止制御が開始する場合とは異なり、制御対象機器が起動直後に意図せずに停止してしまうことを防止することができる。この場合には、作業者が制御対象機器の停止操作を忘れることに起因する無駄な電力の消費が防止されると共に、停止時における利便性が向上するという効果も奏する。
【0060】
特に、本発明の電気機器の制御方法、プログラムを記録した記録媒体、または電気機器システムによれば、監視対象機器の少なくとも1つが起動されたときに、制御対象機器が起動されるようにしたので、特に起動時における利便性が向上するという効果を奏する。
【0062】
また、本発明の電気機器の制御方法によれば、監視対象機器の監視をグループ毎に行い、制御対象機器の制御をグループ毎に行うようにしたので、部分的な制御が可能になり、利便性が向上するという効果を奏する。
【0063】
さらに、本発明の電気機器の制御方法によれば、監視対象機器をポーリングにより監視するようにしたので、より能動的かつ統一的な監視を行うことが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電気機器の制御方法が適用される構築したLANシステムを表すブロック図である。
【図2】図1のLANシステムのサーバが記憶している監視対象テーブルの内容を表す図である。
【図3】図1のLANシステムのサーバが記憶しているスケジュールテーブルの内容を表す図である。
【図4】図2のサーバの表示部に表示される監視対象設定画面を表す図である。
【図5】図2のサーバの表示部に表示されるスケジュール設定画面を表す図である。
【図6】プリンタなどの起動および停止のタイミングの一例を表すタイムチャートである。
【図7】図1のLANシステムにおける自動起動制御を表す流れ図である。
【図8】図7の自動起動制御で行われるポーリングを模式的に表す図である。
【図9】図1のLANシステムにおける自動停止制御を表す流れ図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る電気機器の制御方法が適用されるLANシステムを表すブロック図である。
【図11】図10のLANシステムにおけるサーバが記憶している記憶テーブルの内容を表す図である。
【符号の説明】
1…ネットワークシステム、10…通信路、20a,20b,20c…クライアント、21a,21b,21c…電源スイッチ、30…サーバ、40…プリンタ、45…プリンタ制御装置、50…複写機、55…複写機制御装置、58…表示部、200…クライアント、201…第1グループのクライアント、202…第2グループのクライアント、203…第3グループのクライアント、40a…第1プリンタ、40b…第2プリンタ、45a…第1プリンタ制御装置、45b…第2プリンタ制御装置、300…監視対象設定画面、400…スケジュール設定画面。

Claims (8)

  1. 通信路を介して接続された複数の電気機器と1つのコンピュータとを含む電気機器システムに適用される方法であって、
    前記コンピュータの処理ステップが、
    前記複数の電気機器のうち少なくとも1つを監視対象機器として記憶し、他の少なくとも1つを制御対象機器として記憶する記憶ステップと、
    前記監視対象機器の起動状態を監視する監視ステップと、
    前記監視ステップにおける監視結果に応じて、前記制御対象機器の起動制御および停止制御を行う第1の制御ステップと、
    前記監視ステップにおける監視結果に関わらず、予め定められたスケジュールテーブルに基づいて前記制御対象機器の起動制御および停止制御を行う第2の制御ステップと、
    を含むと共に、
    前記第1の制御ステップが、前記監視ステップにおいて前記監視対象機器の全てが停止されたことを認識した場合に前記制御対象機器を停止する処理を含み、
    前記第2の制御ステップにおけるスケジュールテーブルに基づく自動起動制御が終了してから、前記第1の制御ステップにおける監視結果に基づく自動停止制御が開始するまでの間に、インターバルを設ける
    ことを特徴とする電気機器の制御方法。
  2. 前記第1の制御ステップが、前記監視ステップにおいて前記監視対象機器の少なくとも1つが起動されたことを認識した場合に前記制御対象機器を起動する処理を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の電気機器の制御方法。
  3. 前記記憶ステップでは、前記監視対象機器を複数のグループに分けると共に、前記制御対象機器を複数のグループに分け、前記監視対象機器の各グループと前記制御対象機器の各グループとを対応づけて記憶し、
    前記監視ステップでは、前記監視対象機器の監視をグループ毎に行い、
    前記第1の制御ステップでは、前記制御対象機器の制御をグループ毎に行う
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気機器の制御方法。
  4. 前記監視ステップでは、前記監視対象機器をポーリングによって監視する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1に記載の電気機器の制御方法。
  5. 通信路を介して接続された複数の電気機器と1つのコンピュータとを含む電気機器システムに適用され、前記コンピュータにより読み取り可能な記録媒体であって、
    前記複数の電気機器のうち少なくとも1つを監視対象機器として記憶し、他の少なくとも1つを制御対象機器として記憶する記憶ステップと、
    前記監視対象機器の起動状態を監視する監視ステップと、
    前記監視ステップにおける監視結果に応じて、前記制御対象機器の起動制御および停止制御を行う第1の制御ステップと、
    前記監視ステップにおける監視結果に関わらず、予め定められたスケジュールテーブルに基づいて前記制御対象機器の起動制御および停止制御を行う第2の制御ステップと、
    を実行させるためのプログラムが記録され、
    前記第1の制御ステップが、前記監視ステップにおいて前記監視対象機器の全てが停止されたことを認識した場合に前記制御対象機器を停止する処理を含み、
    前記第2の制御ステップにおけるスケジュールテーブルに基づく自動起動制御が終了してから、前記第1の制御ステップにおける監視結果に基づく自動停止制御が開始するまでの間に、インターバルが設けられている
    ことを特徴とする記録媒体。
  6. 前記第1の制御ステップが、前記監視ステップにおいて前記監視対象機器の少なくとも1つが起動されたことを認識した場合に前記制御対象機器を起動する処理を含む
    ことを特徴とする請求項5記載のプログラムを記録した記録媒体。
  7. 通信路を介して接続された複数の電気機器と1つのコンピュータとを含む電気機器システムであって、
    前記コンピュータが、
    前記複数の電気機器のうち少なくとも1つを監視対象機器として記憶し、他の少なくとも1つを制御対象機器として記憶する記憶手段と、
    前記監視対象機器の起動状態を監視する監視手段と、
    前記監視手段の監視結果に応じて、前記制御対象機器の起動制御および停止制御を行うと共に、前記監視手段の監視結果に関わらず、予め定められたスケジュールテーブルに基づいて前記制御対象機器の起動制御および停止制御を行う制御手段と、
    を備えると共に、
    前記コンピュータが、前記監視対象機器の全てが停止されたことを認識した場合に前記制御対象機器を停止する機能を有し、
    前記制御手段が、前記スケジュールテーブルに基づく自動起動制御が終了してから、前記監視結果に基づく自動停止制御が開始するまでの間に、インターバルを設ける
    ことを特徴とする電気機器システム。
  8. 前記コンピュータは、前記監視対象機器の少なくとも1つが起動されたことを認識した場合に前記制御対象機器を起動する機能を有する
    ことを特徴とする請求項7記載の電気機器システム。
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