JP4107377B2 - パウチ状ブロー成形容器 - Google Patents
パウチ状ブロー成形容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4107377B2 JP4107377B2 JP2002179688A JP2002179688A JP4107377B2 JP 4107377 B2 JP4107377 B2 JP 4107377B2 JP 2002179688 A JP2002179688 A JP 2002179688A JP 2002179688 A JP2002179688 A JP 2002179688A JP 4107377 B2 JP4107377 B2 JP 4107377B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pouch
- molded container
- shaped blow
- molded
- shoulder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Tubes (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブロー成形手段により、薄肉にかつ比較的大型に成形された合成樹脂製のパウチ状ブロー成形容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液状内容物の詰め替え用合成樹脂製容器としては、合成樹脂製フィルムを折り畳んで溶着組立てしたパウチ容器とか、実用新案登録公報第2573927号に示されているように、肩部を胴部内に反転陥没変位可能にして、倒立陳列を可能にしたチューブ容器が知られている。
【0003】
フィルムで形成された詰め替え用容器としてのパウチ容器は、製造コストが安価であると共に、廃棄処分が容易である、と云う利点が有る反面、自己形状保持能力が低く、このためダンボール内への収納とか、店頭での陳列、さらには詰め替え時の取り扱いが不安定となり易く、また多数箇所に形成される溶着シール部が、容器の突き出し部分となるので、この突き出し部分である溶着シール部が、フィルムにより形成されたパウチ容器に対する触感をきわめて劣悪なものとする、と云う欠点があった。
【0004】
実用新案登録公報第2573927号に示された従来技術は、全体をチューブ容器として構成することにより、必要とする自己形状保持能力を確保し、かつ肩部を胴部内に反転陥没変位可能にして、倒立姿勢の自己保持を可能とすることにより、その取り扱い状態を、フィルムにより形成されたパウチ容器に比べてはるかに良好なものとし、また溶着シール部が底シール部だけであるので、溶着シール部が、チューブ容器取り扱い時の触感を悪くすることが、殆ど無いものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した実用新案登録公報第2573927号に示された従来技術にあっては、胴部が円筒形であるので、その外観形状に変化を持たせ難く、このため容器全体の外観形状が、単純で面白味のないものとなる、と云う不満があった。
【0006】
また、胴部が円筒形であるので、その外表面は、どの方向から見ても略同じ大きさとなり、このため商品名とか装飾模様を、大きく効果的に表示するのに、大幅な制限が生じる、と云う問題があった。
【0007】
そして、胴部が円筒形であるので、ダンボール等の収納容器内に、並列に整列させて収納した場合に、隣接したチューブ容器間のデッドスペースが大きく、このため収納効率が悪い、と云う問題があった。
【0008】
さらに、胴部が円筒形であるので、底シール部の幅は胴部の1.6倍となり、一般のチューブ容器と同程度に底シール部の側端が側方に突出することになるので、必ずしも触感の良さが充分に発揮されるとは限らない、と云う問題があった。
【0009】
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、外観形状に変化を与えるのを容易とし、大きな表示面の形成を可能とし、良好な収納効率を得、さらに底シール部の側方への突き出し程度を小さくすることを技術的課題とし、面白味のある外観を得ることができ、効果的な表示を得ることができ、多数を効率良く格納でき、そして使用感が良いブロー成形により成形されたパウチ状ブロー成形容器を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決する本発明の内、請求項1記載の発明の手段は、
ブロー成形により薄肉に成形された、合成樹脂製の一次成形品から成形されるパウチ状ブロー成形容器であること、
略楕円筒形状をした胴部の上端に、この胴部との間に周縁角部を形成すると共に、中央部を開口した平板状の頂壁部を連設すること、
この頂壁部の中央開口縁に、下端の径が胴部の短径よりもわずかに小さい、略円錐台筒形状をした肩部を、胴部内に弾性反転陥没変位可能に、上方に突出した形態で連設すること、
この肩部の上端に口筒部を起立設すること、
さらに胴部の下端を、この胴部の短径に沿った方向である前後方向から偏平に押し潰して底シール部に溶着成形すること、
頂壁部と肩部との連設部分に、湾曲壁構造の反転周リブを周設すること、
にある。
【0011】
なお、本発明において、“略楕円”とは、楕円、長円さらにはラクビーボール状の円形を含む、適当に扁平となった円形の全てを含んでいる。
【0012】
パウチ状ブロー成形容器は、肩部を上方に突き出した状態でブロー成形し、このブロー成形品の下端部を切断除去して一次成形品を成形し、この一次成形品に内容物を充填した状態で、底シール部を成形することにより、完成する。
【0013】
一次成形品に内容物を充填して、底シール部を成形する際には、肩部を胴部内に反転陥没変位させた状態としておく。
【0014】
これは、肩部を上方に突き出した状態のまま、内容物を充填して底シール部を成形してしまうと、陳列等のために、パウチ状ブロー成形容器を倒立状態で自立させるべく、肩部を胴部内に反転陥没変位させる際に、上昇する内部圧力のために、肩部を反転陥没変位させることが不可能となる恐れがあるからである。
【0015】
この肩部を胴部内に反転陥没変位させるに際して、弾性変形する頂壁部と肩部との連設部分が円形であるので、弾性変形に伴って発生した内部応力が、連設部分の全周に亘って均一に作用することになり、これにより肩部は歪むことなく、安定して確実に反転陥没変位する。
【0016】
肩部が胴部内に反転陥没変位した状態では、この肩部の反転陥没変位により、頂壁部も、その中央部分を一緒にわずかに陥没変位させるので、この状態でパウチ状ブロー成形容器を倒立安置すると、周縁角部が脚機能を発揮する。
【0017】
底シール部は、パウチ状ブロー成形容器がブロー成形品であり、また胴部が略楕円筒形状であると共に、この胴部の下端を前後方向から扁平に押し潰して溶着シールするので、この底シール部の側端の、扁平に押し潰すことによる側方への突き出し程度が、胴部の横幅、すなわち胴部の長径に沿った幅の割には、きわめて小さくすることが可能である。
【0018】
パウチ状ブロー成形容器は、胴部が略楕円筒状のブロー成形品であるので、容器としての機能に悪影響を生じることなく、胴部の長径に沿った横幅を部分的に変化させて、成形することが可能である。
【0019】
胴部が略楕円筒形状であるので、胴部の前後両表面は、その面積が大きなものとなり、大きな表示面を得ることができる。
【0020】
このパウチ状ブロー成形容器は、その胴部が略楕円筒形状となっているので、多数のパウチ状ブロー成形容器をダンボール箱等に並列に整列収納する際に、前後方向に隣接して整列された容器列同士を、一方の容器列の容器間に形成される隙間に、他方の容器列の容器の側部を侵入させた状態とすることにより、隣接した容器間のデッドスペースが大幅に少なくなる。
【0022】
反転周リブが湾曲壁構造をしているので、この壁の湾曲方向、すなわち肩部の反転陥没変位方向への、反転周リブの弾性変形が無理なく円滑に行われることになる。
【0023】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、胴部の上端から、この胴部の短径の二分の一と等しい距離だけ下位となった箇所に、内方に陥没湾曲成形された横溝を周設した、ことを加えたものである。
【0024】
この請求項2記載の発明にあっては、胴部を前後方向から扁平に押し潰した状態で、横溝を折れ線として、この横溝よりも上位の部分、すなわち胴部の上端部、頂壁部、肩部そして口筒部の一体部分を、胴部に折り重ねることにより、パウチ状ブロー成形容器全体を扁平にさせることができる。
【0025】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に、胴部の少なくとも一部に、他部よりも長径が小さいくびれ部を形成した、ことを加えたものである。
【0026】
この請求項3記載の発明にあっては、くびれ部を設けることにより、胴部の外観が、変化に富んだ面白味のあるものとなると共に、ハンドリングがし易いものとなる。
【0027】
請求項4記載の発明は、請求項1、2または3記載の発明の構成に、壁の構造を、内側から順に、内層と中間層と外層とを積層した少なくとも三層構造とした、ことを加えたものである。
【0028】
この請求項4記載の発明にあっては、パウチ状ブロー成形容器に要求される機能、特性、物性等に応じて、各層の成形材料である合成樹脂材料を選定することができ、これにより所望する機能を発揮する容器を得ることが可能となる。
【0029】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明の構成に、中間層を、ガスバリア性の高い合成樹脂材料で成形した、ことを加えたものである。
【0030】
この請求項5記載の発明にあっては、ガスバリア性の高いパウチ状ブロー成形容器を得ることができる。
【0031】
請求項6記載の発明は、請求項4記載の発明の構成に、中間層を、再生合成樹脂材料で成形した、ことを加えたものである。
【0032】
この請求項6記載の発明にあっては、再生合成樹脂材料の有効利用を、簡単にかつ安全に達成することができる。 図3に示すように、容器本体1は、パリソンまたはプリフォームからブロー成形される際に、胴部分2aと胴部分2bとの境界部にラベル5のラベルエッジ6が位置することから、この胴部分2aと胴部分2bとの境界部に延伸が集中し易くなると共に、ラベルエッジ6が食い込み、これにより極肉薄なノッチ部3が形成される。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
本発明によるパウチ状ブロー成形容器は、成形材料である合成樹脂材料1g当り、40cc以上の容積を形成するように、ブロー成形により薄肉にかつ大型に成形されている。
【0034】
図1〜図8は、本発明の一実施例を示したもので、略楕円筒状の胴部1の上端に、中央を開口した平板状の頂壁部4を、胴部1との間に周縁角部5を形成して連設し、この頂壁部4中央開口縁に、略円錐台筒形状をした肩部6を、胴部1内に弾性反転陥没変位可能に上方に突出した形態で連設し、この肩部6の上端に、キャップ14により開閉される口筒部8を起立設し、そして胴部1の下端を底シール部3に溶着シール成形して構成されている。
【0035】
頂壁部4と肩部6との連設部には、肩部6の下端縁に沿って円形に、弾性変形し易いように湾曲壁構造となった反転周リブ7(図4参照)が設けられている。
【0036】
頂壁部4と肩部6との連設部に反転周リブ7が設けられていること、および肩部6が、楕円筒形状ではなく、円錐台筒形状であることにより、この肩部6は、安定してかつ確実に反転陥没変位することができるのであるが、肩部6が反転陥没変位した際、図4の仮想線で示したように、肩部6の反転陥没変位と一緒に、頂壁部4も、わずかにその中央部を陥没変位させるので、図7に示したように、パウチ状ブロー成形容器を倒立安置した場合には、周縁角部5が脚部として機能すると共に、略平坦な頂壁部4が存在するので、安定した自立機能を発揮することになる。
【0037】
胴部1の上端から、胴部1の短径の約半分の距離だけ下がった箇所には、陥没湾曲成形された横溝2(図5参照)が周設されており、図8に示すように、胴部1を前後方向から扁平に押し潰した状態で、この横溝2を折り曲げ線として、横溝2よりも上位の部分を、扁平な胴部1に折り重ねることが可能となる。
【0038】
このように、扁平に押し潰して折り畳んだ状態では、充分な減容効果を得ることができるので、パウチ状ブロー成形容器の廃棄時の取り扱いがきわめて良好となり、また底シール部3を成形していない、パウチ状ブロー成形容器の一次成形品を、容器メーカーから商品メーカーに輸送する際に、輸送効率を充分に高めることができる。
【0039】
胴部1の前後両表面には、インモールドラベルとかシルク印刷等の手段により表示12が施されている。
【0040】
この胴部1の前後両表面は、胴部1が略楕円筒形状であるので、パウチ状ブロー成形容器の容積の割には面積が大きく、それゆえスペース上の制約を強く受けることなく、自由に表示12を施すことができ、高い表示効果を得ることができる。
【0041】
なお、、表示面積を更に拡大する為、横溝2を設けずに表示面を容器全面とした、図11に示すような構成とすることも可能である。
【0042】
図6は、パウチ状ブロー成形容器の積層壁構造の詳細を示す部分拡大縦断面図で、内側から内層9、中間層10そして外層11の順で積層されており、内層9は、耐内容物性を考慮して、中間層10は、バリア性とか骨材機能を考慮して、そして外層11は、印刷性、触感そして耐磨耗性等を考慮して、それぞれに適した合成樹脂材料を選定する。
【0043】
例えば、内層9と外層11とを、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂材料で成形し、中間層10を、エチレンビニルアルコール共重合体、メタキシリレン基含有ポリアミド、エチレンナフタレート−エチレンテレフタレート共重合体等の周知のガスバリア性の高い合成樹脂材料で成形して、バリア性の高いパウチ状ブロー成形容器を得ることができ、また中間層10を、再生樹脂材料で成形することにより、材料費の大幅な低減を達成することができる。
【0044】
なお、積層構造は、少なくとも内層、中間層、外層の三層存在していればよく、ガスバリア層と再生材層とを中間に存在させたり、或いは、各層間に接着剤層を設けるなど、その層構成は適宜選択可能である。
【0045】
図9と図10は、本発明の他の実施例を示すもので、口筒部8の開口端を、指先でのもぎ取りが可能に一体設されたもぎ取り片13で閉鎖し、胴部1の中央部に、長径を他の部分よりも短くした、くびれ部15設けている。
【0046】
この他の実施例にあっては、全体を一体成形物とすることができるので、製作および取り扱いが容易であり、またくびれ部15があるので、パウチ状ブロー成形容器の外観が、変化に富んだ面白味のあるものとなる。
【0047】
更には、くびれ部の存在により、容器自体のハンドリングもし易くなるという効果も存在する。
【0048】
尚、本実施例の口筒部8についても、先の実施例同様キャップ14により開閉される形状とすることができる。
【0049】
【発明の効果】
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
請求項1記載の発明にあっては、胴部が楕円筒形状であるので、胴部の前後方向から扁平に押し潰されて溶着成形された底シール部は、その両側端の突き出し程度が小さく、またブロー成形品であるので、胴部の下端部の長径に沿った幅を、扁平に押し潰した際に、その幅が、他の部分よりも大きくならない値となるように成形することも可能であり、これにより底シール部がパウチ状ブロー成形容器に対する触感を悪くするのを、少なくすることができる。
【0050】
胴部が楕円筒形状であるので、円筒形状の場合に比べて、容器の外観に変化を与えることができ、その分、面白味のある容器を提供することができる。
【0051】
胴部が楕円筒形状であるので、短径に沿った方向に面した外表面が、パウチ状ブロー成形容器の容積の割には大きなものとすることができ、これにより装飾、説明等の表示を、充分に効果的に施すことができる。
【0052】
胴部が楕円筒形状であるので、隣接整列したパウチ状ブロー成形容器同士を、相互に千鳥足状に配列することにより、隣接する容器間のデッドスペースを充分に小さくすることができ、これにより容器の収納効率を高めることができる。
【0053】
反転周リブにより、肩部の胴部内への反転陥没変位を、安定して確実に行わせることができるので、パウチ状ブロー成形容器の倒立した姿勢での陳列が安定したものとなり、これにより狭いスペースを有効に利用して、パウチ状ブロー成形容器を安定して陳列することが可能となる。
【0054】
請求項2記載の発明にあっては、パウチ状ブロー成形容器または、胴部下端が開放したパウチ状ブロー成形容器の一次成形品の減容化を充分に達成することができるので、パウチ状ブロー成形容器の廃棄、または容器メーカーから商品メーカーへの運送を、効率良く達成することができる。
【0055】
請求項3記載の発明にあっては、パウチ状ブロー成形容器の外観及びハンドリングに好ましく、そして面白味のある変化を与えることができ、これによりパウチ状ブロー成形容器の商品価値を充分に高めることができる。
【0056】
請求項4、5または6記載の発明にあっては、パウチ状ブロー成形容器に要求される特性、機能、物性に対応して合成樹脂材料を選択組合せすることができるので、所望するパウチ状ブロー成形容器を無理なく簡単に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、全体正面図。
【図2】図1に示した実施例の、一部破断した側面図。
【図3】図1に示した実施例の、平面図。
【図4】図1図中、A矢視した部分の、拡大縦断面図。
【図5】図1図中、B矢視した部分の、拡大縦断面図。
【図6】図1図中、C矢視した部分の、拡大縦断面図。
【図7】図1に示した実施例の、倒立陳列状態の正面図。
【図8】図1に示した実施例の、減容化状態の側面図。
【図9】本発明の他の実施例を示す、全体正面図。
【図10】図9に示した実施例の、平面図。
【図11】本発明の更に他の実施例を示す、全体正面図。
【符号の説明】
1 ; 胴部
2 ; 横溝
3 ; 底シール部
4 ; 頂壁部
5 ; 周縁角部
6 ; 肩部
7 ; 反転周リブ
8 ; 口筒部
9 ; 内層
10; 中間層
11; 外層
12; 表示
13; もぎ取り片
14; キャップ
15; くびれ部
Claims (6)
- ブロー成形により薄肉に成形された、合成樹脂製の一次成形品から成形されるパウチ状ブロー成形容器であって、略楕円筒形状をした胴部(1)の上端に、該胴部(1)との間に周縁角部(5)を形成すると共に、中央部を開口した平板状の頂壁部(4)を連設し、該頂壁部(4)の中央開口縁に、下端の径が前記胴部(1)の短径よりもわずかに小さい、略円錐台筒形状をした肩部(6)を、前記胴部(1)内に弾性反転陥没変位可能に、上方に突出した形態で連設し、該肩部(6)の上端に口筒部(8)を起立設し、さらに前記胴部(1)の下端を、該胴部(1)の短径に沿った方向である前後方向から偏平に押し潰して底シール部(3)に溶着成形して成り、前記頂壁部 (4) と肩部 (6) との連設部分に、湾曲壁構造の反転周リブ (7) を周設したパウチ状ブロー成形容器。
- 胴部(1)の上端から、該胴部(1)の短径の二分の一と等しい距離だけ下位となった前記胴部(1)の箇所に、内方に陥没湾曲成形された横溝(2)を周設した請求項1記載のパウチ状ブロー成形容器。
- 胴部(1)の少なくとも一部に、他部よりも長径が小さいくびれ部(15)を形成した請求項1または2記載のパウチ状ブロー成形容器。
- 壁の構造を、内側から順に、内層(9)と中間層(10)と外層(11)とを積層した少なくとも三層構造とした請求項1、2または3記載のパウチ状ブロー成形容器。
- 中間層(10)を、ガスバリア性の高い合成樹脂材料で成形した請求項4記載のパウチ状ブロー成形容器。
- 中間層(10)を、再生合成樹脂材料で成形した請求項4記載のパウチ状ブロー成形容器。
Priority Applications (13)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002179688A JP4107377B2 (ja) | 2002-06-20 | 2002-06-20 | パウチ状ブロー成形容器 |
EP07019270A EP1870345B1 (en) | 2002-06-20 | 2003-06-19 | Blow-molded container in the shape of a pouch |
DE60334581T DE60334581D1 (de) | 2002-06-20 | 2003-06-19 | Beutelförmiger blasgeformter Behälter |
KR1020087014107A KR100929447B1 (ko) | 2002-06-20 | 2003-06-19 | 파우치형상 블로우성형용기 |
AU2003244305A AU2003244305A1 (en) | 2002-06-20 | 2003-06-19 | Pouch-like blow molded container |
EP03760902A EP1514805B1 (en) | 2002-06-20 | 2003-06-19 | Pouch-like blow molded container |
DE60325054T DE60325054D1 (de) | 2002-06-20 | 2003-06-19 | Beutelförmiger blasgeformter behälter |
CN2008101101447A CN101306740B (zh) | 2002-06-20 | 2003-06-19 | 袋状吹塑成型容器 |
PCT/JP2003/007783 WO2004000671A1 (ja) | 2002-06-20 | 2003-06-19 | パウチ状ブロー成形容器 |
CNB03800867XA CN100482546C (zh) | 2002-06-20 | 2003-06-19 | 袋状吹塑成型容器 |
KR1020047003182A KR100929269B1 (ko) | 2002-06-20 | 2003-06-19 | 파우치형상 블로우성형용기 |
TW092116842A TW200400904A (en) | 2002-06-20 | 2003-06-20 | Pouch-like blow- molded container |
TW096141154A TW200817243A (en) | 2002-06-20 | 2003-06-20 | Pouch-like blow molded container |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002179688A JP4107377B2 (ja) | 2002-06-20 | 2002-06-20 | パウチ状ブロー成形容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004018086A JP2004018086A (ja) | 2004-01-22 |
JP4107377B2 true JP4107377B2 (ja) | 2008-06-25 |
Family
ID=31177032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002179688A Expired - Lifetime JP4107377B2 (ja) | 2002-06-20 | 2002-06-20 | パウチ状ブロー成形容器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4107377B2 (ja) |
CN (1) | CN101306740B (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4596415B2 (ja) * | 2004-04-28 | 2010-12-08 | 株式会社吉野工業所 | 注出栓 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4115145B2 (ja) * | 2002-03-25 | 2008-07-09 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | エアロゾル発生装置及びそれを備えた複合構造物作製装置 |
-
2002
- 2002-06-20 JP JP2002179688A patent/JP4107377B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2003
- 2003-06-19 CN CN2008101101447A patent/CN101306740B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101306740B (zh) | 2012-05-23 |
CN101306740A (zh) | 2008-11-19 |
JP2004018086A (ja) | 2004-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8591109B2 (en) | Stand-up pouch with a collapsible body | |
WO2021181689A1 (ja) | シート材容器 | |
JP4107377B2 (ja) | パウチ状ブロー成形容器 | |
KR100929447B1 (ko) | 파우치형상 블로우성형용기 | |
JP4107378B2 (ja) | パウチ状ブロー成形容器 | |
JP2008265838A (ja) | 扁平ボトル状陽圧容器 | |
JP4077254B2 (ja) | パウチ状ブロー成形容器 | |
JP2003276718A (ja) | 合成樹脂製容器 | |
JP3860376B2 (ja) | 縮減構造を有する容器 | |
JP4941913B2 (ja) | パウチ状ブロー成形容器 | |
JP2002059913A (ja) | 内圧変化への対応手段を備えたpetボトル容器 | |
JP4993884B2 (ja) | 自立袋 | |
JPH0219253A (ja) | 改良された締りと小出しの形状を有する折畳み可能な中空品 | |
JP4448380B2 (ja) | 自立袋 | |
JP4317425B2 (ja) | 合成樹脂製のブロー成形角形容器 | |
JP4028216B2 (ja) | 減容化可能なボトル | |
JP4786016B2 (ja) | 自立性袋 | |
JP3018674U (ja) | 減容容器 | |
JP3380924B2 (ja) | 折り畳み可能なプラスチック容器 | |
JP7331352B2 (ja) | 合成樹脂製容器 | |
JP4809409B2 (ja) | 自立袋 | |
JP4212911B2 (ja) | 自立袋 | |
JP2003237757A (ja) | 合成樹脂製容器 | |
JP4133192B2 (ja) | 自立袋 | |
CA2935500C (en) | Stand-up plastic storage bag |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071204 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080318 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080325 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120411 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130411 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140411 Year of fee payment: 6 |