JP4106562B2 - 電気自動車の駆動制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動モータを駆動源とする電気自動車に関し、特に、坂道における車両のずり下がりを防止する電気自動車の駆動制御装置に関する。
自動変速機を備えたAT車には、登坂路で停止する際に例えば車両の勾配負荷とトルクコンバータの出力トルクとがバランスするようにエンジンの回転数や出力を制御し、これによりブレーキペダルを踏まなくとも車両を停止状態に維持するようにしたものがある。この点、電気自動車では、その様なエンジン制御を行えない等の理由により坂道で車両を停止状態に維持するにはブレーキペダルを踏みつづけなればならず、この停止状態から車両を発進させる際にブレーキペダルからアクセルペダルへ踏み換えるときに車両がずり下がるという不都合が生じる。すなわち、ペダルの踏み換え時に登坂路では車両が後退し、また、降坂路では車両が前進してしまう。
そこで、特許文献1に記載の電気自動車の駆動力制御装置では、登り坂で停車した場合にブレーキペダルによるブレーキ力を検知し、この停車状態から車両が発進する際にブレーキ操作が解除されると、ブレーキ力に応じて電動モータのトルク制御を行って車速をゼロにするようにし、これによりブレーキペダルからアクセルペダルへの踏み換えが行われたときの車両の後退を防止するようにしている。
特開平6−261417号公報
上記特許文献1記載の電気自動車の駆動力制御装置は、登坂路での停車状態からの発進時の車両の後退を防止するため、ブレーキ力を検知してモータのトルク制御を行うものになっており、ブレーキ力を検知する検出手段が必要不可欠であるので、ブレーキ力検出手段をもたない電気自動車に対して適用することができない。
本発明の目的は、ブレーキ検出手段を具備しない電気自動車に対しても適用可能であり、坂道における車両のずり下がりを防止可能とする電気自動車の駆動制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明に係る電気自動車の駆動制御装置は、モータ回転数検出手段により検出された走行用モータの回転数から加速度算出手段により加速度を算出し、この算出された加速度に応じて電気自動車のずり下がりを抑制するための抑止トルクを抑止算出手段により算出し、またアクセルトルク算出手段によりアクセル開度に応じたアクセルトルクを算出し、さらに、抑止トルクとアクセルトルクとを比較して大きい方のトルクに基づいて走行用モータに対する駆動トルク指令を駆動トルク算出手段により算出するものになっている。
本発明では、走行用モータの回転数から算出された加速度に応じて算出した抑止トルクとアクセル開度から算出されたアクセルトルクとを比較して大きい方のトルクに基づき駆動トルク指令が算出される。この駆動トルク指令に基づいて走行用モータを駆動制御すると、坂道で停車状態にある電気自動車のずり下がり(停車状態からの発進時における登坂路での車両の後退および降坂路での前進)が防止される。本発明は、車両のずり下がりを抑制するための抑止トルクを、走行用モータの回転数から算出される加速度及びアクセル開度に応じて算出するものとなっており、抑止トルク算出に関連する検出手段としては走行用モータの回転数を検出するモータ回転数検出手段及びアクセル開度を検出するアクセル開度検出手段を設ければ良く、ブレーキ力を検知するブレーキ力検出手段を設ける必要がない。すなわち、本発明は、ブレーキ力検出手段を持たない電気自動車に対しても適用可能であり、その様な車両のずり下がりを防止することができる。さらに本発明は、走行用モータの回転数から算出された加速度に応じて算出した抑止トルクとアクセル開度から算出されたアクセルトルクとを比較して大きい方のトルクに基づき駆動トルク指令が算出されることにより、以下の作用を得ることができる。すなわち一般に、登坂路での停車状態からの発進時にはブレーキペダルからアクセルペダルへの踏み換えが行われ、ブレーキペダルの踏力が減少すると抑止トルクが発生し、次いでアクセルペダルの踏み込みに応じてアクセルトルクが発生する。従って、本発明において、始めは抑止トルクに基づき駆動トルク指令が算出され、その後アクセルトルクが抑止トルクを上回ると、アクセルトルクに基づき駆動トルク指令が算出され、これにより駆動トルク指令が抑止トルクからアクセルトルクへ滑らかに移行することができ、円滑に発進することができる。
請求項2記載の発明に係る電気自動車の駆動制御装置は、シフトポジション検出手段によって検出されたシフトポジションと加速度算出手段によって算出された加速度とに応じて電気自動車のずり下がりを判定するずり下がり判定手段を備える。
請求項2記載の発明では、シフトポジションと加速度に応じてずり下がりが的確に判定される。すなわち、坂道は登坂路と降坂路とに大別され、一般に、登坂路での停車時のシフトポジションはDレンジであり、降坂路の停車時のシフトポジションはRレンジであるので、シフトポジションと加速度とに基づいて登坂路での車両のずり下がり(後退)および降坂路でのずり下がり(前進)の双方を的確に判定することができる。
また、ずり下がり判定手段において、モータ回転数検出手段により検出された走行用モータの回転数から速度を算出し、シフトポジション、速度および加速度に応じてずり下がりを判定するようにしても良く、これによりずり下がり判定及びモータトルク制御を的確且つ簡便に行うことができる。
請求項1記載の発明は、走行用モータの回転数から算出された加速度に応じて算出した抑止トルクに基づいて駆動トルク指令を算出するので、この駆動トルク指令に基づいて走行用モータを駆動制御することによって、坂道で停車状態にある車両のずり下がりを防止することができ、また、抑止トルク算出に関連してモータ回転数検出手段を設ければ良いので、ブレーキ力検出手段を持たない電気自動車に対しても適用可能である。坂道発進において、ブレーキペダルからアクセルペダルへの踏み換えが行われたときに、駆動トルク指令が抑止トルクからアクセルトルクへ滑らかに移行することができ、円滑に発進することができる。
請求項2記載の発明は、シフトポジションと加速度とに応じて登坂路および降坂路での車両のずり下がりを的確に判定することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の一実施形態に係る電気自動車の駆動制御装置を説明する。
図1に示すように、電気自動車(以下、車両という)には、左右駆動輪2に連結された走行用モータ1が搭載されている。この走行用モータ1は、駆動制御装置の主要部をなす電子制御ユニット4に電力変換装置4を介して接続されており、電子制御ユニット4の制御下でバッテリ5からの電力によって駆動され、駆動輪2を回転駆動して車両を走行させるようになっている。
電子制御ユニット4には、走行用モータ1の回転数を検出するモータ回転数検出手段1と、図示しない変速レバーのシフトポジションを検出するシフトポジション検出手段12と、アクセル開度Kを検出するアクセル開度検出手段13とが接続されている。
電子制御ユニット4は、モータ回転数検出手段11により検出されたモータ回転数からモータ回転速度(より一般的には速度(車速))Vを算出する速度算出手段41と、速度算出手段41により算出されたモータ回転速度Vからモータ回転加速度(より一般的には、モータ回転数検出手段11により検出されたモータ回転数から加速度)Gを算出する加速度算出手段42と、シフトポジション検出手段12、速度算出手段41および加速度算出手段42によりそれぞれ検出または算出されたシフトポジション、速度Vおよび加速度Gに応じて車両のずり下がりを判定するずり下がり判定手段43とを備えている。
また、電子制御ユニット4は、シフトポジション検出手段12および速度検出手段41によりそれぞれ検出されたシフトポジションおよび速度VからクリープトルクTcrを算出するクリープトルク算出手段44と、アクセル開度検出手段13により検出されたアクセル開度Kおよびクリープトルク算出手段44により算出されたクリープトルクTcrからアクセルトルクTaを算出するアクセルトルク算出手段45と、加速度算出手段42により算出された加速度Gに応じて車両のずり下がりを抑制するための抑止トルクTを算出する抑止トルク算出手段46と、アクセルトルク算出手段45により算出されたアクセルトルクTaと抑止トルク算出手段46により算出された抑止トルクTとを比較していずれか一方のトルクを選択し、選択したトルクに基づいて駆動トルク指令Tcを算出して電力変換装置3に出力する駆動トルク指令算出手段47とを備えている。
以下、図2ないし図5を参照して、上記構成の駆動制御装置によるモータ駆動制御を説明する。
作動電源が投入されると、駆動制御装置の電子制御ユニット4は、図2ないし図5に示すモータ駆動制御ルーチンの実行を開始する。
先ず、図2に示す加速度算出ルーチンでは、アクセル開度検出手段13から電子制御ユニット4に読み込まれたアクセル開度データに対して所要の算出処理(フェールセーフ処理、誤検出防止処理など)が施され、これによりアクセル開度Kが求められる(ステップS1)。次に、シフトポジション検出手段12から読み込まれたシフトポジションデータに所要の算出処理が施されてシフトポジションが求められ(ステップS2)、また、モータ回転数検出手段11から読み込まれたモータ回転数データに基づき速度算出手段41により速度Vが算出される(ステップS3)。
次いで、クリープトルク算出手段44では、ステップS2およびS3でそれぞれ求められたシフトポジションおよび速度Vに基づき図6に例示するマップからクリープトルクTcrが算出される(ステップS4)。
ここで、クリープトルクTcrとは、アクセルペダルが踏まれていない場合にもモータ1により発生させるトルクを指す。図6中、クリープトルクTcrは、シフトポジションがDレンジの場合に正の値をとる一方、Rレンジの場合には負の値をとる(本実施形態では、各種パラメータは車両前進方向に正の値をとり、車両後退方向に負の値をとるものとする)。すなわち、シフトポジションを一般にDレンジとする登坂路では車両前進方向に作用する正のクリープトルクTcrを発生させて車両の後退を防止し、また、シフトポジションをRレンジとする降坂路では車両後退方向に作用する負のクリープトルクTcrを発生させて車両の前進を防止する。なお、本発明において、クリープトルクTcrを発生させることは必須ではない。
次のステップS5では、ステップS2およびS3でそれぞれ求められたシフトポジションおよび速度Vに基づき図7に例示するマップから求めた最大アクセルトルクTmaxと、ステップS1で求められたアクセル開度Kと、ステップS4で求められたクリープトルクTcrとに基づき、下記の式(1)にしたがってアクセルトルクTaが算出される。図7中、最大アクセルトルクTmaxはDレンジで正の値をとる一方、Rレンジでは負の値をとる。
Ta=K(Tmax−Tcr)+Tcr ・・・(1)
次いで、加速度算出手段42において加速度Gが求められる。このため、前回周期のステップS6で今回値として設定された速度V(i)が前回値V(i−1)として設定され(ステップS6)、今回周期のステップS2で算出された速度Vが今回値V(i)として設定される(ステップS7)。ここで、ステップS6で設定される速度値V(i)の初期値はゼロである。次に、今回値V(i)から前回値V(i−1)を減じることにより前回周期から今回周期までの速度の変化量ΔVが算出され(ステップS8)、この変化量ΔVを制御周期ΔTで除すことにより加速度Gが算出される(ステップS9)。
図2の加速度算出ルーチンが終了すると、図3のずり下がり判定ルーチンへ移行する。
図8に示すように、本実施形態のずり下がり判定ルーチンでは、車両の移動方向を表す車速Vの符号および車両の加速方向を表す加速度Gの符号に基づいて車両のずり下がりを判定するようにしている。ここで、加速度Gおよび車速Vの符号に関し、車両前進方向を正とし、また、車両の後退方向を負とする。
図3のずり下がり判定ルーチンでは、図2のステップS2で求めたシフトポジションがDレンジであるか否かが判定され(ステップS11)、Dレンジであれば加速度Gおよび速度Vの値が共に負であるか否かが判定される(ステップS12)。そして、加速度Gおよび速度Vの値が共に負でなければ、加速度Gの値が負であるか否かが判定される(ステップS13)。また、ステップS11でDレンジでないと判定された場合には、Rレンジであるか否かが判定され(ステップS14)、Rレンジであれば加速度Gおよび速度Vの値が共に正であるか否かが判定され(ステップS15)、加速度Gおよび速度Vの値が共に正でなければ、加速度Gの値が正であるか否かが判定される(ステップS16)。
そして、ステップS12での判別結果が肯定、すなわちシフトポジションがDレンジかつ加速度Gおよび速度Vが共に負であって(図8の第3象限)、登坂路において車両が後退方向の加速度をもって後退している場合には、登坂路での車両の後退度合いが強まっているとの判断の下で「ずり下がり増大中」と判定する。また、ステップS15での判別結果が肯定、すなわちシフトポジションがRレンジかつ加速度Gおよび速度Vが共に正であって(図8の第1象限)、降坂路において車両が前進方向の加速度をもって前進している場合には、降坂路での車両の前進度合いが強まっているとの判断の下で「ずり下がり増大中」と判定する(ステップS18)。
一方、ステップS13での判別結果が否定、すなわちシフトポジションがDレンジかつ加速度Gが正またはゼロかつ速度Vが負またはゼロまたは正であって(図8の第1、第2象限)、登坂路での後退が弱まり或いは後退前進が止まり或いは前進が強まっている場合には、ずり下がりが解消されつつあるので、「ずり下がり解消中」と判定する(ステップS17)。また、ステップS16での判別結果が肯定、すなわちシフトポジションがRレンジかつ加速度Gが正かつ速度Vが負であって(図8の第4象限)、降坂路での後退が弱まっている場合には、車両がずり下がり方向と反対方向へ移動しており、ずり下がりが解消されていると判断できるので、「ずり下がり解消」と判定する(ステップS17)。
ステップS13での判別結果が肯定、すなわちシフトポジションがDレンジかつ加速度Gが負かつ速度Vが正であって(図8の第2象限)、登坂路での前進が弱まっている場合には、車両がずり下がり方向と反対方向へ移動しており、ずり下がりが解消されていると判断できるので、「ずり下がり解消」と判定する(ステップS19)。また、ステップS16での判別結果が否定、すなわちシフトポジションがRレンジかつ加速度Gが負またはゼロかつ速度Vが正またはゼロまたは負であって(図8の第2、第3象限)、降坂路での前進が弱まり或いは前進後退が止まり或いは後退が強まっている場合には、ずり下がりが解消されつつあるので、「ずり下がり解消中」と判定する(ステップS19)。
そして、ステップS14での判定が否定すなわちシフトポジションがDレンジでもRレンジでもない場合、例えばパーキングレンジであれば、「ずり下がり判定不要」と判定される(ステップS20)。
図3のずり下がり判定ルーチンが終了すると、図4の抑止トルク算出ルーチンへ移行する。
本実施形態の抑止トルク算出ルーチンでは、抑止トルクTが下記の式(2)にしたがって算出される。
T=F(i)×R/Gr+Tcr ・・・ (2)
ここで、F(i)は今回周期において車両に加えるべき駆動力を表し、Rはタイヤ動加重半径、Grはモータ1と駆動輪2との間に設けられる減速機における減速比、Tcrはクリープトルクである。
そして、駆動力F(i)については、図3のずり下がり判定ルーチンでの4通りの判定結果(ステップS17〜S20)に応じて場合分けして算出される。
先ず、ずり下がり判定ルーチンのステップS17で「ずり下がり解消または解消中」と判定された場合、前回周期で算出された駆動力F(i)を前回周期の駆動力F(i−1)として設定し(ステップS31)、この駆動力F(i−1)に対して今回周期で加算すべき駆動力の加算分Fを下記の式(3)にしたがって算出する(ステップS32)。
F=W×(−G) ・・・ (3)
ここで、Wは車両重量を表し、Gは図2のステップS9で算出された加速度を表す。また、(−G)は加算分Fが車両の加速度Gと反対方向に作用することを表している。
次のステップS33では、ステップS31で設定した前回周期の駆動力F(i−1)とステップS32で算出した加算分Fとの和を求め、この和(F(i−1)+F)と値0のうちの大きい方を今回周期の駆動力F(i)として求める。和と値0の大きい方を選択することによる作用については後述する。
一方、ずり下がり判定ルーチンのステップS18で「ずり下がり増大中」と判定された場合は、前回周期の駆動力F(i−1)を設定し(ステップS34)、上記の式(3)にしたがって今回周期の加算分Fを算出し(ステップS35)、ステップS34で設定した前回周期の駆動力F(i−1)にステップS35で算出した加算分Fを加算して今回周期の駆動力F(i)を求める(ステップS36)。すなわち、ずり下がりが増大していれば、駆動力F(i)ひいては抑止トルクTを強める。
ずり下がり判定ルーチンのステップS19で「ずり下がり解消または解消中」と判定された場合には、前回周期の駆動力F(i−1)を設定し(ステップS37)、式(3)にしたがって今回周期の加算分Fを算出し(ステップS38)、前回周期の駆動力F(i−1)と加算分Fとの和を求め、この和(F(i−1)+F)と値0のうちの小さい方を今回周期の駆動力F(i)として求める(ステップS39)。和と値0の小さい方を選択することによる作用については後述する。
また、ずり下がり判定ルーチンのステップS20で「ずり下がり判定不要」と判定された場合には、前回周期の駆動力F(i−1)を設定し(ステップS40)、値0を今回周期の駆動力F(i)として設定する(ステップS41)。すなわち、ずり下がり判定が不要であれば、次回周期以降の抑止トルク算出のために駆動力F(i−1)を記憶した後に今回周期の駆動力F(i)をゼロとして、今回周期の抑止トルクTをクリープトルクTcr相当にする。
そして、上記のステップS33、S36、S39またはS41のいずれかで今回周期の駆動力F(i)が求められると、この今回周期の駆動力F(i)に基づき上記の式(2)にしたがって抑止トルクTが算出される(ステップS42)。
図4の抑止トルク算出ルーチンが終了すると、図5の駆動トルク指令算出ルーチンへ移行する。
駆動トルク指令算出ルーチンでは、シフトポジションがDレンジであるか否かが先ず判定され(ステップS51)、Dレンジであれば、図4の抑止トルク算出ルーチンのステップS42で算出された抑止トルクTと図2の加速度算出ルーチンのステップS5で算出されたアクセルトルクTaのうち大きい方が、今回周期の駆動トルク指令Tcとして選択される(ステップS52)。
上記のステップS51でシフトポジションがDレンジでないと判別されると、シフトポジションがRレンジであるか否かが判定され(ステップS53)、Rレンジであれば、抑止トルク算出ルーチンで算出された抑止トルクTと加速度算出ルーチンで算出されたアクセルトルクTaのうち小さい方が、今回周期の駆動トルク指令Tcとして選択される(ステップS54)。
一方、ステップS53でシフトポジションがRレンジでないと判定された場合、すなわち、シフトポジションがDレンジでもRレンジでもなければ、値0を今回周期の駆動トルク指令Tcとして設定する(ステップS55)。
上述のように、図2の加速度算出ルーチンで加速度Gを算出し、図3のずり下がり判定ルーチンでは、シフトポジション、車速Vの符号および加速度Gの符号に基づいて車両のずり下がりを判定し、図4の抑止トルク算出ルーチンでは、ずり下がり判定結果に応じた算出式にしたがって前回周期の駆動力F(i−1)および加算分Fに基づいて求めた今回周期の駆動力F(i)に基づき抑止トルクTを算出し、次いで、図5の駆動トルク指令算出ルーチンでは、シフトポジション、抑止トルクTおよびアクセルトルクTaに基づき駆動トルク指令Tcを求めるようにしている。以下、上記の制御の流れをより具体的に説明する。
先ず、登坂路での停車状態からの発進時におけるモータ駆動制御について説明する。
登坂路での停車中、一般にシフトポジションはDレンジにあり、この停車状態で例えば発進のためにブレーキペダルの踏力を弱めると、登坂路の勾配および車重に応じた加速度Gで後退し始める。
この場合、加速度Gおよび速度Vの符号が負になるので、ずり下がり判定ルーチン(図3)のステップS18で「ずり下がり増大中」と判定され、抑止トルク算出ルーチン(図4)のステップS35において上記の式(3)にしたがって駆動力の加算分Fが算出される。ここでは、式(3)の第2の被演算項(−G)の符号が正であるので、加算分Fの符号は正となり、従って、次のステップS36で算出される今回周期の駆動力F(i)が加算分Fだけ増大する。この結果、車両前進方向に作用する駆動力が強まり、車両前進方向に作用する抑止トルクTが増大して、登坂路における車両の後退(ずり下がり)が抑制される。
以上のように抑止トルクTにより車両のずり下がりを抑制すると、車両の後退が弱まり、更には車両の後退前進が止まり、車両の前進が強まるに至る。この場合、加速度Gの符号が正またはゼロかつ速度Vの符号が負またはゼロまたは正になるので、ずり下がり判定ルーチンのステップS17において「ずり下がり解消中」と判定され、抑止トルク算出ルーチンのステップS32で駆動力の加算分Fが算出される。ここでは、式(3)の第2の被演算項(−G)の符号が負であるので駆動力の加算分Fの符号が負になり、或いは加速度Gがゼロであるので加算分Fはゼロになり、ステップS32で算出される前回周期の駆動力F(i−1)と加算分Fとの和が加算分Fだけ低減し或いは駆動力F(i−1)と等しくなる。そして、ステップS33で和(F(i−1)+F)と値0のうちの大きい方を今回周期の駆動力F(i)として求めるので、登坂路での車両の後退を阻止すべく車両前進方向に加えられる駆動力が維持され或いは下限値0まで徐々に減少し、これに伴って、抑止トルクTは維持され或いはクリープトルクTcrまで漸減する。
そして、抑止トルクTの漸減に伴って登坂路での車両の前進が弱まると、加速度Gが負かつ速度Vが正となり、ずり下がり判定ルーチンのステップS19で「ずり下がり解消」と判定され、抑止トルク算出ルーチンのステップS38で駆動力の加算分Fが算出される。ここでは、式(3)の第2の被演算項(−G)の符号が正になるので、ステップS38で算出される駆動力の加算分Fの符号が正になり、ステップS39で算出される和(F(i−1)+F)が加算分Fだけ増大するので、車両前進方向へ作用する正の駆動力が増大しようとするが、次のステップS39で和(F(i−1)+F)よりも小さい値0が今回周期の駆動力F(i)として選択されるので、今回周期での駆動力F(i)はゼロになり、抑止トルクTはクリープトルクTcr相当になる。
図9は、登坂路での停車状態からの発進時における時間経過に伴う抑止トルクTおよび加速度Gの変化を示す。図9において、車両の後退に伴って負の加速度Gが発生すると車両前進方向に作用する正の抑止トルクTが発生し、その後、加速度Gがゼロになると抑止トルクTが維持され、加速度Gが正になると抑止トルクTが漸減し、次いで、抑止トルクTがクリープトルクTcr相当(図9ではゼロ)になる。
上記のずり下がり抑制に際し、式(3)式の第2の被演算項(−G)が、ずり下がり度合いを表す加速度Gと大きさが同一且つ符号が反対であるので、駆動力の加算分Fひいては駆動力F(i)、さらには抑止トルクTが適正化される。この結果、加算分Fが過小である場合のずり下がり解消の遅れや加算分Fが過大である場合の制御上のハンチングを生じることなく、車両のずり下がりが迅速且つ円滑に解消される。
そして、シフトポジションがDレンジにあるので、上述のように算出された抑止トルクTと図2の加速度算出ルーチンのステップS5で算出されたアクセルトルクTaのうちの大きい方が、今回周期の駆動トルク指令Tcとして算出される。図10は、時間経過に伴う抑止トルクT、アクセルトルクTaおよび駆動トルク指令Tcの変化を示す。一般に、登坂路での停車状態からの発進時にはブレーキペダルからアクセルペダルへの踏み換えが行われ、ブレーキペダルの踏力が減少すると抑止トルクTが発生し、次いで、アクセルペダルの踏み込みに応じてアクセルトルクTaが発生する。従って、始めは抑止トルクTが駆動トルク指令Tcとして電子制御ユニット4から電力変換装置3を介してモータ1へ送出される。その後、アクセルトルクTaが抑止トルクTを上回ると、アクセルトルクTaが駆動トルク指令Tcとして送出される。この様に、駆動トルク指令Tcが抑止トルクTからアクセルトルクTaへ滑らかに移行するので、登坂路において停車状態にあった車両が、ずり下がることなく円滑に発進する。
次に、降坂路での停車状態からの発進時におけるモータ駆動制御について説明する。
降坂路での停車中、一般にシフトポジションはRレンジにあり、この停車状態で例えば発進のためにブレーキペダルの踏力を弱めると、登坂路の勾配および車重に応じた加速度Gで前進し始める。
この場合、加速度Gおよび速度Vの符号が正になるので、ずり下がり判定ルーチン(図3)のステップS18で「ずり下がり増大中」と判定され、抑止トルク算出ルーチン(図4)のステップS35において上記の式(3)にしたがって駆動力の加算分Fが算出される。ここでは、式(3)の第2の被演算項(−G)の符号が負になって、加算分Fの符号が負になるので、ステップS36で算出される今回周期の駆動力F(i)が加算分Fだけ減少する。この結果、車両後退方向に作用する駆動力が強まり、車両後退方向に作用する抑止トルクTが増大して、降坂路における車両の前進(ずり下がり)が抑制される。
以上のように抑止トルクTにより車両のずり下がりを抑制すると、車両の前進が弱まり、更には車両の前進が止まり、車両が後退するに至る。この場合、加速度Gが負またはゼロかつ速度Vの符号が負またはゼロまたは正になるので、ずり下がり判定ルーチンのステップS19において「ずり下がり解消中」と判定され、抑止トルク算出ルーチンのステップS38で駆動力の加算分Fが算出される。ここでは、式(3)の第2の被演算項(−G)の符号が正になるのでステップS38で算出される駆動力の加算分Fの符号が正になり、或いは加速度Gがゼロであるので加算分Fがゼロになり、ステップS39で算出される和(F(i−1)+F)が前回値と同一値に維持され或いは加算分Fだけ増大するので、車両後退方向へ作用する負の駆動力が維持または減少する。そして、次のステップS39で和(F(i−1)+F)よりも小さい値0が今回周期の駆動力F(i)として選択されるので、降坂路での車両の前進を阻止すべく車両後退方向に加えられる駆動力が維持され或いは下限値0まで徐々に減少し、これに伴って、車両後退方向に作用する抑止トルクTが維持され或いはクリープトルクTcrまで漸減する。
そして、抑止トルクTの漸減に伴って降坂路での車両の後退が弱まると、加速度Gが正かつ速度Vが負となり、ずり下がり判定ルーチンのステップS17で「ずり下がり解消」と判定され、抑止トルク算出ルーチンのステップS32で駆動力の加算分Fが算出される。ここでは、式(3)の第2の被演算項(−G)の符号が負であるので駆動力の加算分Fの符号が負になり、ステップS32で算出される前回周期の駆動力F(i−1)と加算分Fとの和が加算分Fだけ減少するので、車両後退方向へ作用する負の駆動力が増大しようとするが、次のステップS33で和(F(i−1)+F)と値0のうちの大きい方を今回周期の駆動力F(i)として求めるので、今回周期での駆動力F(i)はゼロになり、抑止トルクTはクリープトルクTcr相当になる。
そして、シフトポジションがRレンジにあるので、上述のように算出された抑止トルクTと図2の加速度算出ルーチンのステップS5で算出されたアクセルトルクTaのうちの小さい方が、今回周期の駆動トルク指令Tcとして算出される。一般に、降坂路での停車状態からの発進時にはブレーキペダルからアクセルペダルへの踏み換えが行われ、ブレーキペダルの踏力が減少すると負の抑止トルクTが発生し、次いで、アクセルペダルの踏み込みに応じて正のアクセルトルクTaが発生する。従って、始めは抑止トルクTが駆動トルク指令Tcとして電子制御ユニット4から電力変換装置3を介してモータ1へ送出されるので、降坂路における停車状態からの発進時の車両のずり下がりが防止される。
シフトポジションがDレンジでもRレンジでもなく、「ずり下がり判定不要」とされた場合には、ステップS41、S55において今回周期の駆動力F(i)および駆動トルク指令Tcがそれぞれゼロに設定される。すなわち、ずり下がり防止のためのモータ駆動制御は行われない。
以上説明したように、本実施形態に係る電気自動車の駆動制御装置によれば、シフトポジション検出手段12によって検出されたシフトポジションと速度算出手段41によって算出された速度Vと加速度算出手段42によって算出された加速度Gとに応じて、登坂路での車両のずり下がり(後退)及び降坂路でのずり下がり(前進)を的確に判定することができる。また、モータ回転数検出手段11により検出されたモータ回転数から算出された抑止トルクTまたはアクセル開度検出手段13により検出されたアクセル開度Kに応じてアクセルトルク算出手段45により算出されたアクセルトルクTaのいずれか一方を駆動トルク指令Tcとして選択するので、抑止トルク算出に関連しては電気自動車に必須のモータ回転数検出手段11を具備すれば良く、ブレーキ力検出手段を具備しない電気自動車の坂道発進時のずり下がり防止のためのモータ駆動制御を適切に行え、坂道発進時のドライバの運転上の負担を軽減でき、また、アクセルトルクTaが抑止トルクTcを越えた時点からはアクセルトルクTaに基づいてモータを駆動制御するので、坂道発進を円滑に行え、運転フィーリングが向上する。
以上で本発明の実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されず、種々に変形可能である。
例えば、上記実施形態では、駆動力の加算分Fの算出に用いる式(3)において第1の被演算項Wに代えて定数を用いても良い。また、算出式(3)に基づく演算に代えて、予め作成されたマップを用いるようにしても良い。
また、図3のずり下がり判定ルーチンにおける判定手順や図4の抑止トルク算出ルーチンにおける算出手順は例示であり、これに限定されるものではない。その他の点についても同様である。
本発明の一実施形態による電気自動車の駆動制御装置を示す概略ブロック図である。 図1に示す電子制御ユニットによりモータ駆動制御のために実行する加速度算出ルーチンのフローチャートである。 加速度算出ルーチンに続くずり下がり判定ルーチンのフローチャートである。 ずり下がり判定ルーチンに続く抑止トルク算出ルーチンのフローチャートである。 抑止トルク算出ルーチンに続く駆動トルク指令算出ルーチンのフローチャートである。 加速度算出ルーチンにおけるクリープトルク算出に用いられるマップの一例を示す図である。 加速度算出ルーチンにおける最大アクセルトルク算出に用いられるマップの一例を示す図である。 ずり下がり判定ルーチンにおけるずり下がり領域を示す図である。 登坂路での停車状態からの発進時における時間経過に伴う抑止トルクおよび加速度の変化を示す図である。 時間経過に伴う抑止トルク、アクセルトルクおよび駆動トルク指令の変化を示す図である。
符号の説明
1 走行用モータ
4 電子制御ユニット
11 モータ回転数検出手段
12 シフトポジション検出手段
13 アクセル開度検出手段
41 速度算出手段
42 加速度算出手段
43 ずり下がり判定手段
45 アクセルトルク算出手段
46 抑止トルク算出手段
47 駆動トルク指令算出手段

Claims (2)

  1. 走行用モータの回転数を検出するモータ回転数検出手段と、
    前記モータ回転数検出手段により検出された走行用モータの回転数から加速度を算出する加速度算出手段と、
    前記加速度算出手段によって算出された加速度に応じて電気自動車のずり下がりを抑制するための抑止トルクを算出する抑止トルク算出手段と、
    アクセル開度に応じたアクセルトルクを算出するアクセルトルク算出手段と、
    前記抑止トルク算出手段により算出された抑止トルクと前記アクセルトルク算出手段により算出されたアクセルトルクとを比較して大きい方のトルクに基づいて走行用モータに対する駆動トルク指令を算出する駆動トルク算出手段と
    を備えることを特徴とする電気自動車の駆動制御装置。
  2. シフトポジションを検出するシフトポジション検出手段と、
    前記シフトポジション検出手段によって検出されたシフトポジションと前記加速度算出手段によって算出された加速度とに応じて電気自動車のずり下がりを判定するずり下がり判定手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の電気自動車の駆動制御装置。
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