JP4106561B2 - 電気自動車の駆動制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動モータを駆動源とする電気自動車に関し、特に、坂道における車両のずり下がりを防止する電気自動車の駆動制御装置に関する。
自動変速機を備えたAT車には、登坂路で停止する際に例えば車両の勾配負荷とトルクコンバータの出力トルクとがバランスするようにエンジンの出力を制御し、これによりブレーキペダルを踏まなくとも車両を停止状態に維持するようにしたものがある。この点、電気自動車では、その様なエンジン制御を行えない等の理由により坂道で車両を停止状態に維持するためにブレーキペダルを踏みつづけなればならず、この停止状態から車両を発進させる際にブレーキペダルからアクセルペダルへ踏み換えるときに車両がずり下がるという不都合が生じる。すなわち、ペダルの踏み換え時に登坂路では車両が後退し、また、降坂路では車両が前進してしまう。
そこで、特許文献1に記載の電気自動車の駆動力制御装置では、登り坂で停車した場合にブレーキペダルによるブレーキ力を検知し、この停車状態から車両が発進する際にブレーキ操作が解除されると、ブレーキ力に応じて電動モータのトルク制御を行って車速をゼロにするようにし、これによりブレーキペダルからアクセルペダルへの踏み換えが行われたときの車両の後退を防止するようにしている。
特開平6−261417号公報
上記特許文献1記載の電気自動車の駆動力制御装置は、登坂路での停車状態からの発進時の車両の後退を防止するため、ブレーキ操作の解除に応じてブレーキ力を検知してモータのトルク制御を行うものになっており、この様なトルク制御を適用した場合にも、ブレーキ操作の解除に至らない僅かな制動力低下が生じたときに坂道で停車中の車両がずり下がることがある。
本発明の目的は、僅かな制動力低下に起因した坂道での車両のずり下がりをも防止可能とする電気自動車の駆動制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明に係る電気自動車の駆動制御装置は、制動装置および走行用モータを具備した電気自動車に搭載され走行用モータを駆動制御して坂道での電気自動車のずり下がりを抑制する抑止トルクを発生させるものであって、シフトポジション検出手段によって検出されたシフトポジションと加速度算出手段によって算出された電気自動車の加速度とに応じて電気自動車のずり下がりを判定するずり下がり判定手段と、同ずり下がり判定手段によるずり下がり初回判定時に制動力算出手段により算出された制動力を記憶し、その後同制動力算出手段により算出された制動力が低下したとき、その低下分に応じて抑止トルクを増大した値を算出する抑止トルク算出手段とを備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、坂道での電気自動車(以下、車両という)のずり下がりが迅速かつ的確に防止される。坂道では、車両の制動装置が発生する制動力が、停車状態を維持するのに必要な制動力を下回ると、車両のずり下がりが生じる。例えば、運転者が意識的にブレーキ操作を解除しないまでもブレーキペダル踏力が弱まって制動力が僅かに低下し、坂道での停車状態を維持するのに必要な制動力を下回ると、車両がずり下がることになる。この点、本発明では、ブレーキ操作が解除されたか否かにかかわらず、シフトポジションおよび車両の加速度に応じて車両のずり下がりの有無を判定するようにしており、車両のずり下がりに伴って車両加速度が発生すると、この様な加速度の発生に基づいて車両のずり下がりが発生したことが判定される。従って、例えば、僅かな制動力低下に起因して車両のずり下がりが生じると、モータ駆動制御により抑止トルクが発生してずり下がりが直ちに抑制される。また、坂道は登坂路と降坂路とに大別され、一般に、登坂路での停車時のシフトポジションはDレンジであり、降坂路の停車時のシフトポジションはRレンジであるので、シフトポジションと加速度とに基づいて登坂路での車両のずり下がり(後退)および降坂路でのずり下がり(前進)の双方が的確に判定される。しかも、抑止トルク算出手段により、ずり下がり発生時点から制動力低下分が算出され、この制動力低下分に対応する適度な抑止トルクを発生させることにより、ブレーキ解除時に急激に抑止トルクを発生させることなく、車両のずり下がりが適度に抑制される。
本発明では、ずり下がり判定手段において、モータ回転数検出手段により検出された走行用モータの回転数から速度を算出し、或いは、車速センサや車輪速センサを用いて速度を検出あるいは算出し、シフトポジション、速度および加速度に応じてずり下がりを判定するようにしても良く、これによりずり下がり判定及びモータトルク制御を的確且つ簡便に行うことができる。
また、アクセル開度に応じたアクセルトルクを算出するアクセルトルク算出手段を設け、前記駆動トルク算出手段により、アクセルトルク算出手段により算出されたアクセルトルクと抑止トルク算出手段により算出された抑止トルクとを比較していずれか一方のトルクを選択し、選択したトルクに基づいて走行用モータに対する駆動トルク指令を算出するようにしても良く、これにより坂道における停止状態からの発進時のモータ駆動制御をより適切に行える。
請求項1記載の発明は、シフトポジションと加速度とに応じて坂道での車両のずり下がりを迅速かつ的確に判定することができ、従って、僅かな制動力低下に起因した坂道での車両のずり下がりをも防止することができる。しかも、抑止トルク算出手段により、ずり下がり発生時点から制動力低下分が算出され、この制動力低下分に対応する適度な抑止トルクを発生させることにより、ブレーキ解除時に急激に抑止トルクを発生させることなく、車両のずり下がりを適度に抑制することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の一実施形態に係る電気自動車の駆動制御装置を説明する。
図1に示すように、電気自動車(以下、車両という)には、左右駆動輪2に連結された走行用モータ1が搭載されている。この走行用モータ1は、駆動制御装置の主要部をなす電子制御ユニット4に電力変換装置3を介して接続されており、電子制御ユニット4の制御下でバッテリ5からの電力によって駆動され、駆動輪2を回転駆動して車両を走行させるようになっている。 参照符号6は、ブレーキペダル7の踏込度合いに応じた制動力を左右駆動輪2に付与する制動装置である。
電子制御ユニット4には、走行用モータ1の回転数を検出するモータ回転数検出手段11と、図示しない変速レバーのシフトポジションを検出するシフトポジション検出手段12と、アクセル開度Kを検出するアクセル開度検出手段13と、制動装置6が発生する制動力Fbを検出する制動力検出手段14とが接続されている。本実施形態では、ブレーキストローク(ブレーキペダル7の踏込ストローク)Lbを制動力Fbとして検出するストロークセンサを制動力検出手段14として用いるが、制動装置6のブレーキ液圧を制動力Fbとして検出する圧力センサを用いても良い。
電子制御ユニット4は、モータ回転数検出手段11により検出されたモータ回転数からモータ回転速度(より一般的には速度(車速))Vを算出する速度算出手段41と、速度算出手段41により算出されたモータ回転速度Vからモータ回転加速度(より一般的には車両の加速度)Gを算出する加速度算出手段42と、シフトポジション検出手段12、速度算出手段41および加速度算出手段42によりそれぞれ検出または算出されたシフトポジション、速度Vおよび加速度Gに応じて車両のずり下がりを判定するずり下がり判定手段43とを備えている。
また、電子制御ユニット4は、シフトポジション検出手段12および速度検出手段41によりそれぞれ検出されたシフトポジションおよび速度VからクリープトルクTcrを算出するクリープトルク算出手段44と、アクセル開度検出手段13により検出されたアクセル開度Kおよびクリープトルク算出手段44により算出されたクリープトルクTcrからアクセルトルクTaを算出するアクセルトルク算出手段45と、図9に例示するマップを参照して制動力検出手段(ストロークセンサ)14により検出されたブレーキストロークLbから制動力Fbを算出する制動力算出手段46と、この制動力算出手段46により算出された制動力Fbに応じて車両のずり下がりを抑制するための抑止トルクTを算出する抑止トルク算出手段47と、アクセルトルク算出手段45により算出されたアクセルトルクTaと抑止トルク算出手段47により算出された抑止トルクTとを比較していずれか一方のトルクを選択し、選択したトルクに基づいて駆動トルク指令Tcを算出して電力変換装置3に出力する駆動トルク指令算出手段48とを備えている。
以下、図2ないし図5を参照して、上記構成の駆動制御装置によるモータ駆動制御を説明する。
作動電源が投入されると、駆動制御装置の電子制御ユニット4は、図2ないし図5に示すモータ駆動制御ルーチンの実行を開始する。
先ず、図2に示す加速度算出ルーチンでは、アクセル開度検出手段13から電子制御ユニット4に読み込まれたアクセル開度データに対して所要の算出処理(フェールセーフ処理、誤検出防止処理など)が施され、これによりアクセル開度Kが求められる(ステップS1)。次に、シフトポジション検出手段12から読み込まれたシフトポジションデータに所要の算出処理が施されてシフトポジションが求められ(ステップS2)、また、モータ回転数検出手段11から読み込まれたモータ回転数データに基づき速度算出手段41により速度Vが算出される(ステップS3)。
次いで、クリープトルク算出手段44では、ステップS2およびS3でそれぞれ求められたシフトポジションおよび速度Vに基づき図6に例示するマップからクリープトルクTcrが算出される(ステップS4)。
ここで、クリープトルクTcrとは、アクセルペダルが踏まれていない場合にもモータ1により発生させるトルクを指す。図6中、クリープトルクTcrは、シフトポジションがDレンジの場合に正の値をとる一方、Rレンジの場合には負の値をとる(本実施形態では、各種パラメータは車両前進方向に正の値をとり、車両後退方向に負の値をとるものとする)。すなわち、シフトポジションを一般にDレンジとする登坂路では車両前進方向に作用する正のクリープトルクTcrを発生させて車両の後退を防止し、また、シフトポジションをRレンジとする降坂路では車両後退方向に作用する負のクリープトルクTcrを発生させて車両の前進を防止する。なお、本発明において、クリープトルクTcrを発生させることは必須ではない。
次のステップS5では、ステップS2およびS3でそれぞれ求められたシフトポジションおよび速度Vに基づき図7に例示するマップから求めた最大アクセルトルクTmaxと、ステップS1で求められたアクセル開度Kと、ステップS4で求められたクリープトルクTcrとに基づき、下記の式(1)にしたがってアクセルトルクTaが算出される。図7中、最大アクセルトルクTmaxはDレンジで正の値をとる一方、Rレンジでは負の値をとる。
Ta=K(Tmax−Tcr)+Tcr ・・・(1)
次いで、制動力算出手段46では、制動力検出手段14により検出されたブレーキストロークLbから制動装置6が発生している制動力Fbが求められる(ステップS6)。
加速度算出手段42では加速度Gが求められる。このため、前回周期のステップS7で今回値として設定された速度V(i)が前回値V(i−1)として設定され(ステップS7)、今回周期のステップS3で算出された速度Vが今回値V(i)として設定される(ステップS8)。ここで、ステップS7で設定される速度値V(i)の初期値はゼロである。次に、今回値V(i)から前回値V(i−1)を減じることにより前回周期から今回周期までの速度の変化量ΔVが算出され(ステップS9)、この変化量ΔVを制御周期ΔTで除すことにより加速度Gが算出される(ステップS10)。
図2の加速度算出ルーチンが終了すると、図3のずり下がり判定ルーチンへ移行する。
図8は、車両の移動方向を表す車速Vの符号と車両の加速方向を表す加速度Gの符号の関数でずり下がり領域を示したものである。図8では、加速度Gおよび車速Vの符号に関し、車両前進方向を正とし、また、車両の後退方向を負とするものとする。
図8の第3象限はDレンジでのずり下がり領域に相当している。すなわち、図8の第3象限では、加速度Gおよび車速Vが共に負またはゼロであり、車両が後退方向の加速度をもって後退していることを表している。坂道における停車時のシフトポジションがDレンジであれば坂道が登坂路であると判断されるので、シフトポジションがDレンジ且つ加速度Gおよび車速Vが図8の第3象限内にあれば、登坂路において車両が後退方向の加速度をもって後退しており、登坂路での車両の後退度合いが強まっているので、ずり下がり度合いが増大しつつあると判断することができる。よって、Dレンジでのずり下がり領域は図8の第3象限に対応している。
同様の理由で、図8の第1象限がRレンジでのずり下がり領域に相当する。すなわち、加速度Gおよび速度Vが共に正またはゼロであって図8の第1象限に入っており、また、シフトポジションがRレンジであれば、降坂路において車両が前進方向の加速度をもって前進しており、降坂路での車両の前進度合いが強まっているので、ずり下がり度合いが増大しつつあると判断でき、従って、Rレンジでのずり下がり領域は図8の第1象限により表わされる。
そこで、図3のずり下がり判定ルーチンでは、図2のステップS2で求めたシフトポジションがDレンジであるか否かが判定され(ステップS11)、Dレンジであれば加速度Gが正または速度Vが正であるか否かが判定される(ステップS12)。この判別結果が否定、すなわちシフトポジションがDレンジかつ加速度Gおよび速度Vが共に負またはゼロである場合には、加速度Gおよび速度Vが図8の第3象限に入るので、「Dレンジでのずり下がり領域」と判定する(ステップS13)。
ステップS11でシフトポジションがDレンジでないと判別された場合には、シフトポジションがRレンジであるか否かが判定され(ステップS14)、Rレンジであれば加速度Gが負または速度が負であるか否かが判定される(ステップS15)。この判別結果が否定、すなわちシフトポジションがRレンジかつ加速度Gおよび速度Vが共に正またはゼロである場合には、加速度Gおよび速度Vが図8の第1象限に入るので、「Rレンジでのずり下がり領域」と判定する(ステップS16)。
一方、ステップS12での判別結果が肯定、すなわちシフトポジションがDレンジかつ加速度Gが正または速度Vが正であれば、Dレンジでのずり下がり領域ではないと判断され、また、ステップS15での判別結果が肯定、すなわちシフトポジションがRレンジかつ加速度が負または速度が負であれば、Rレンジでのずり下がり領域ではないと判断される。従って、いずれの場合にも「非ずり下がり領域」と判別される(ステップS17)。
そして、ステップS14での判定が否定すなわちシフトポジションがDレンジでもRレンジでもない場合、例えばパーキングレンジであれば、「ずり下がり判定不要」と判定される(ステップS18)。
図3のずり下がり判定ルーチンが終了すると、図4の抑止トルク算出ルーチンへ移行する。
本実施形態の抑止トルク算出ルーチンでは、抑止トルクTが下記の式(2)にしたがって算出される。
T=F(i)×R/Gr+Tcr ・・・ (2)
ここで、F(i)は今回周期において車両に加えるべき駆動力を表し、Rはタイヤ動加重半径、Grはモータ1と駆動輪2との間に設けられる減速機における減速比、Tcrはクリープトルクである。
そして、駆動力F(i)については、図3のずり下がり判定ルーチンでの4通りの判定結果(ステップS13、S16〜S18)に応じて場合分けして算出される。
先ず、ずり下がり判定ルーチンのステップS13で「Dレンジでのずり下がり領域」であると判定された場合、例えばブレーキペダル7に対する踏力が僅かに減少した等の理由で登坂路で停止中の車両が後退方向加速度をもって後退するという「ずり下がり」が発生した場合は、抑止トルク算出手段47に記憶されている制動力Fb(i)よりも図2のステップS6で算出された今回周期の制動力Fbの方が大きいか否かが判別される(ステップS21)。制動力Fb(i)は、後述の説明から分かるように、「DレンジまたはRレンジでのずり下がり領域」の初回判定時までは値0に設定されているので、Dレンジでのずり下がり領域の初回判定時(以下、ずり下がり初回判定時という)にはステップS21での判定結果が肯定になり、ステップS21からステップS22へ移行して、今回周期(ずり下がり初回判定時)の制動力Fbが制動力Fb(i)として記憶される。
次に、ずり下がり初回判定時の制動力Fb(i)から今回周期の制動力Fbが減じられて駆動力の増大分Fが求められ(ステップS23)、この増大分Fと値0のうちの大きい方の値が今回周期の駆動力F(i)として設定され(ステップS24)、駆動力F(i)に基づき上記の式(2)にしたがって抑止トルクTが算出される(ステップS25)。
ずり下がり初回判定時にはステップS23で算出される増大分Fがゼロになるので、今回周期の駆動力F(i)がゼロになり、抑止トルクTはクリープトルクTcr相当になるが、次回周期以降は制動力Fbの低下が続く限りステップS21での判別結果が否定となるので、ステップS23で算出される駆動力の増大分Fは正となり、各回周期の駆動力F(i)は、図10に示すように、ずり下がり初回判定時からの制動力の低下分F(=Fb(i)−Fb)に応じた正の値をとる。また、抑止トルクTについても同様である。正の抑止トルクTは車両前進方向に作用し、従って、登坂路での車両の後退(ずり下がり)を抑制するように作用する。しかも、抑止トルクTの大きさは、車両のずり下がりが初めて判定されたときからの制動力低下分Fに見合ったものとなり、過不足のない適度なずり下がり抑制作用が奏される。
また、「Dレンジでのずり下がり領域」であるとの判定がなされている間に、制動力Fbがずり下がり初回判定時の制動力Fb(i)を上回ったことがステップS21で判別されると、次のステップS22では、抑止トルク算出手段47に記憶されるFb(i)がそのときの制動力Fbに更新され、更新後の制動力Fb(i)に基づいて駆動力の増加分Fおよび抑止トルクTが上述のように算出される。
一方、図3のずり下がり判定ルーチンのステップS16で「Rレンジでのずり下がり領域」であると判定された場合、例えばブレーキペダル踏力の僅かな減少などに起因して降坂路で停止中の車両が前進方向加速度をもって前進するという「ずり下がり」が発生した場合には、抑止トルク算出手段47に記憶されている制動力Fb(i)よりも図2のステップS6で算出された今回周期の制動力Fbの方が大きいか否かが判別される(ステップS26)。Rレンジでのずり下がり領域の初回判定時(以下、ずり下がり初回判定時という)には、Fb(i)=0であるのでステップS26での判別結果が肯定になり、次のステップS27では今回周期(ずり下がり初回判定時)の制動力Fbと大きさが同一且つ符号が反対の値(−Fb)が、制動力Fb(i)として記憶される。
次に、抑止トルク算出手段47に記憶されている制動力Fb(i)に今回周期の制動力Fbを加算して駆動力の増大分Fを求め(ステップS28)、この増大分Fと値0のうちの小さい方の値を今回周期の駆動力F(i)として設定し(ステップS29)、この駆動力F(i)に基づき上記の式(2)にしたがって抑止トルクTを算出する(ステップS25)。
ずり下がり初回判定時にはステップS28で算出される増大分Fがゼロになるので、今回周期の駆動力F(i)がゼロになり、抑止トルクTはクリープトルクTcr相当になるが、次回周期以降は制動力Fbの低下が続く限りステップS26での判別結果が否定となるので、ステップS28で算出される駆動力の増大分Fは負となり、各回周期の駆動力F(i)および抑止トルクTは、ずり下がり初回判定時からの制動力低下分Fに応じた負の値をとる。負の抑止トルクTは車両後退方向に作用し、従って、降坂路での車両の前進(ずり下がり)を抑制するように作用する。しかも、抑止トルクTの大きさは、車両のずり下がりが初めて判定されたときからの制動力低下分Fに見合ったものとなり、過不足のない適度なずり下がり抑制作用が奏される。
また、「Rレンジでのずり下がり領域」であるとの判定がなされている間に、制動力Fbがずり下がり初回判定時の制動力Fb(i)を上回ったことがステップS26で判別されると、次のステップS27では、抑止トルク算出手段47に記憶されるFb(i)がそのときの制動力Fbと大きさが同一且つ符号が反対の値(−Fb)に更新され、更新後の制動力Fb(i)に基づいて駆動力の増加分Fおよび抑止トルクTが上述のように算出される。
ずり下がり判定ルーチンのステップS17において「非ずり下がり領域」であると判定された場合には、加速度算出ルーチン(図2)のステップS5で算出されたアクセルトルクTaの絶対値が、前回周期またはそれ以前のステップ25で算出され且つ抑止トルク算出手段47に記憶されている抑止トルクTの絶対値よりも大きいか否かを判別する(ステップS29)。アクセルトルクTaの絶対値が抑止トルクTの絶対値よりも大きければ、アクセルトルクによる車両走行が既に開始されていると判断してずり下がり初回判定時の制動力Fb(i)を値0にリセットし(ステップS30)、次のステップS31へ移行する。一方、アクセルトルクTaの絶対値が抑止トルクTの絶対値よりも大きくないと判別されると、ステップS30をスキップしてステップS29からステップS31へ移行する。
ステップS31では、シフトポジションがDレンジであるか否かを判別する。Dレンジであれば、ステップS31からステップS23へ移行して駆動力の増大分Fを算出する。この場合、Fb(i)=0であるので、制動力Fbが発生しているか否かにかかわらず、ステップS24及びS25でそれぞれ算出される今回周期の駆動力F(i)及び抑止トルクTはゼロおよびクリープトルクTcr相当になる。一方、DレンジでないことがステップS31で判別された場合にはRレンジであるか否かが判別され(ステップS32)、Rレンジであれば、ステップS32からステップS28へ移行して駆動力の増大分Fを算出する。この場合、Fb(i)=0であるので、制動力Fbが発生しているか否かにかかわらず、ステップS29及びS25でそれぞれ算出される今回周期の駆動力F(i)及び抑止トルクTはゼロおよびクリープトルクTcr相当になる。また、RレンジでないことがステップS32で判別された場合には後述のステップS34へ移行する。
ずり下がり判定ルーチン(図3)のステップS18で「ずり下がり判定不要」と判定された場合には、ずり下がり初回判定時の制動力Fb(i)を値0にリセットし(ステップS34)、駆動力の増加分Fを値Fb(i)(=0)にセットし(ステップS35)、この増加分F(=0)を今回周期の駆動力F(i)とセットし(ステップS36)、ステップS25へ移行する。この場合、ステップS25で算出される抑止トルクTはクリープトルクTcr相当になる。
以上のようにして図4の抑止トルク算出ルーチンが終了すると、図5の駆動トルク指令算出ルーチンへ移行する。
駆動トルク指令算出ルーチンでは、シフトポジションがDレンジであるか否かが先ず判定され(ステップS41)、Dレンジであれば、図4の抑止トルク算出ルーチンのステップS25で算出された抑止トルクTと図2の加速度算出ルーチンのステップS5で算出されたアクセルトルクTaのうち大きい方が、今回周期の駆動トルク指令Tcとして選択される(ステップS42)。
ステップS41でシフトポジションがDレンジでないと判別されると、シフトポジションがRレンジであるか否かが判定され(ステップS43)、Rレンジであれば、抑止トルク算出ルーチンで算出された抑止トルクTと加速度算出ルーチンで算出されたアクセルトルクTaのうち小さい方が、今回周期の駆動トルク指令Tcとして選択される(ステップS44)。一方、ステップS43でシフトポジションがRレンジでないと判定された場合、すなわち、シフトポジションがDレンジでもRレンジでもなければ、値0を今回周期の駆動トルク指令Tcとして設定する(ステップS45)。
上述のように、図2の加速度算出ルーチンで加速度Gを算出し、図3のずり下がり判定ルーチンでは、シフトポジション、車速Vの符号および加速度Gの符号に基づいて車両のずり下がりを判定し、図4の抑止トルク算出ルーチンでは、主としてずり下がり初回判定時からの制動力低下分Fに基づいて求めた今回周期の駆動力F(i)に基づき抑止トルクTを算出し、次いで、図5の駆動トルク指令算出ルーチンでは、シフトポジション、抑止トルクTおよびアクセルトルクTaに基づき駆動トルク指令Tcを求めるようにしている。以下、上記の制御の流れをより具体的に説明する。
先ず、登坂路での停車状態からの発進時におけるモータ駆動制御について説明する。
登坂路での停車中、一般にシフトポジションはDレンジにあり、この停車状態で例えば発進のためにブレーキペダル踏力を弱めるか或いは無意識にブレーキペダル踏力が弱まると、登坂路の勾配および車重に応じた加速度Gで後退し始める。
この場合、加速度Gおよび速度Vの符号が負になるので、ずり下がり判定ルーチン(図3)のステップS13で「Dレンジでのずり下がり領域」と判定され、抑止トルク算出ルーチン(図4)のステップS23、S24においてずり下がり初回判定時からの制動力低下分Fに応じた駆動力の加算分Fが算出されて今回周期の駆動力F(i)としてセットされ、次のステップS25で制動力低下分Fに見合った抑止トルクTが算出され、車両前進方向に適度な抑止トルクTが作用して、登坂路における車両の後退(ずり下がり)が抑制される。
以上のように抑止トルクTにより車両のずり下がりを抑制すると、車両の後退が弱まって加速度Gの符号が正になるので、ずり下がり判定ルーチンのステップS17において「非ずり下がり領域」と判定され、抑止トルク算出ルーチンのステップS29に移行する。アクセルトルクTaが発生していなければステップS31を介してステップS23以降の処理によりクリープトルクTcr相当の抑止トルクTが算出され、駆動トルク指令算出ルーチンのステップS42で駆動トルク指令Tcとして選択される。
図10に示すように、登坂路(Dレンジ)での停車状態からの発進時にブレーキペダルからアクセルペダルへの踏み換えが行われてブレーキペダルの踏力が減少すると、上述のように抑止トルクTが発生し、次いで、アクセルペダルの踏み込みに応じてアクセルトルクTaが発生する。従って、始めは抑止トルクTが駆動トルク指令Tcとして電子制御ユニット4から電力変換装置3を介してモータ1へ送出されるが、アクセルトルクTaが抑止トルクTを上回るとアクセルトルクTaが駆動トルク指令Tcとして送出される。この様に、駆動トルク指令Tcが抑止トルクTからアクセルトルクTaへ滑らかに移行するので、登坂路において停車状態にあった車両が、ずり下がることなく円滑に発進する。
次に、降坂路での停車状態からの発進時におけるモータ駆動制御について説明する。
降坂路での停車中、一般にシフトポジションはRレンジにあり、この停車状態で例えば発進のためにブレーキペダルの踏力を弱めるか或いは無意識にブレーキペダル踏力が弱まると、登坂路の勾配および車重に応じた加速度Gで前進し始める。
この場合、加速度Gおよび速度Vの符号が正になるので、ずり下がり判定ルーチン(図3)のステップS16で「Rレンジでのずり下がり領域」と判定され、抑止トルク算出ルーチン(図4)のステップS28、S29においてずり下がり初回判定時からの制動力低下分Fに応じた駆動力の加算分Fが算出されて今回周期の駆動力F(i)としてセットされ、次のステップS25で制動力低下分Fに見合った抑止トルクTが算出され、車両後退方向に適度な抑止トルクTが作用して、降坂路における車両の前進(ずり下がり)が抑制される。
以上のように抑止トルクTにより車両のずり下がりを抑制すると、車両の前進が弱まって加速度Gの符号が負になるので、ずり下がり判定ルーチンのステップS17において「非ずり下がり領域」と判定され、抑止トルク算出ルーチンのステップS29に移行する。アクセルトルクTaが発生していなければステップS31、S32を介してステップS28以降の処理によりクリープトルクTcr相当の抑止トルクTが算出され、駆動トルク指令算出ルーチンのステップS44で駆動トルク指令Tcとして選択される。そして、この駆動トルク指令Tcが電子制御ユニット4から電力変換装置3を介してモータ1へ送出されるので、降坂路における停車状態からの発進時などにおける車両のずり下がりが防止される。
シフトポジションがDレンジでもRレンジでもなく、「ずり下がり判定不要」とされた場合には、ステップS36、S45において今回周期の駆動力F(i)および駆動トルク指令Tcがそれぞれゼロに設定され、モータ駆動制御は行われない。
以上説明したように、本実施形態に係る電気自動車の駆動制御装置によれば、シフトポジション検出手段12によって検出されたシフトポジションと速度算出手段41によって算出された速度Vと加速度算出手段42によって算出された加速度Gとに応じて、登坂路での車両のずり下がり(後退)及び降坂路でのずり下がり(前進)を迅速かつ的確に判定することができ、従って、僅かな制動力低下に起因した坂道での車両のずり下がりをも防止することができる。また、制動力検出手段46により坂道で車両のずり下がりが発生したときの制動力Fb(i)およびその後の制動力Fbが検出され、ずり下がり発生時点からの制動力低下分Fが算出され、この制動力低下分Fに対応する適度な抑止トルクTを発生させることにより、ブレーキ解除時に急激に抑止トルクTを発生させることなく、車両のずり下がりを適度に抑制することができる。この様に、車両のずり下がりを防止できるので、坂道発進時のドライバの運転上の負担を軽減できる。また、アクセルトルクTaが抑止トルクTを越えた時点からはアクセルトルクTaに基づいてモータを駆動制御するので、坂道発進を円滑に行え、運転フィーリングが向上する。
以上で本発明の実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されず、種々に変形可能である。
例えば、本発明において、抑止トルクTとアクセルトルクTaとの比較結果に応じて一方のトルクを車両発進時の駆動トルク指令Tcとして選択することは必須ではなく、例えば、ブレーキペダルの踏力低下時点から所定時間が経過するまで抑止トルクTを駆動トルク指令Tcとして用いるようにしても良い。
また、図3のずり下がり判定ルーチンにおける判定手順や図4の抑止トルク算出ルーチンにおける算出手順は例示であり、これに限定されるものではない。その他の点についても同様である。
本発明の一実施形態による電気自動車の駆動制御装置を示す概略ブロック図である。 図1に示す電子制御ユニットによりモータ駆動制御のために実行する加速度算出ルーチンのフローチャートである。 加速度算出ルーチンに続くずり下がり判定ルーチンのフローチャートである。 ずり下がり判定ルーチンに続く抑止トルク算出ルーチンのフローチャートである。 抑止トルク算出ルーチンに続く駆動トルク指令算出ルーチンのフローチャートである。 加速度算出ルーチンにおけるクリープトルク算出に用いられるマップの一例を示す図である。 加速度算出ルーチンにおける最大アクセルトルク算出に用いられるマップの一例を示す図である。 ずり下がり判定ルーチンにおけるずり下がり領域を示す図である。 制動力算出に用いられるマップの一例を示す図である。 ずり下がり初回判定時からの制動力低下分Fと駆動力F(i)との関係を示す図である。 時間経過に伴う抑止トルクT、アクセルトルクTaおよび駆動トルク指令Tcの変化を示す図である。
符号の説明
1 走行用モータ
4 電子制御ユニット
6 制動装置
7 ブレーキペダル
11 モータ回転数検出手段
12 シフトポジション検出手段
13 アクセル開度検出手段
14 制動力検出手段
41 速度算出手段
42 加速度算出手段
43 ずり下がり判定手段
45 アクセルトルク算出手段
46 制動力算出手段
47 抑止トルク算出手段
48 駆動トルク指令算出手段

Claims (1)

  1. 制動装置および走行用モータを具備した電気自動車に搭載され前記走行用モータを駆動制御して坂道での電気自動車のずり下がりを抑制する抑止トルクを発生させる電気自動車の駆動制御装置において、
    シフトポジションを検出するシフトポジション検出手段と、
    電気自動車の加速度を算出する加速度算出手段と、
    前記シフトポジション検出手段によって検出されたシフトポジションと前記加速度算出手段によって算出された加速度とに応じて電気自動車のずり下がりを判定するずり下がり判定手段と
    前記制動装置が発生する制動力を算出する制動力算出手段と、
    前記ずり下がり判定手段によるずり下がり初回判定時に上記制動力算出手段により検出される制動力を記憶し、その後上記制動力算出手段により算出された制動力が低下したときに、その低下分に応じて前記抑止トルクを増大した値を算出する抑止トルク算出手段とを備えることを特徴とする電気自動車の駆動制御装置。
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