JP4103717B2 - 壁掛式便器の製造方法 - Google Patents

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本発明は、便器本体の背面側を壁面へ取り付けて固定する壁掛式便器に関するものである。
トイレルームの床面などの清掃性に優れていることから、壁掛け式の便器が、パブリック向けだけでなく、戸建にも利用されてきている。従来の壁掛便器の構造を、図16〜20にて説明する。図16おいて、便器本体1は、便器本体1の背面側の取付面2を壁面3へ密着して取り付けるようになっている。壁面3への取付けは、壁面3へ固定するボルト4へ便器本体1の背面側の取付耳部5に形成したボルト穴6を挿通し、トイレ室内側へ貫通したボルト4へ化粧ナット7を取り付けて行う。また、図17に示すように、ボルト穴6のリブは、筒状11のリブとしたり、図18にように、周縁リブ10と連続した一体形成物12として、取付耳部5に形成されている。図16において、8は下水等へ連通する排便管(図示せず)と便器本体1の排水口9とを接続するためのフランジである。
図19は、便器本体の断面図で、リム13、胴14、にて構成されている。便器本体は、鋳込み成形にて製造するが、通常、リム13と胴14を別々に成形し、成形後、張り合わせすることで便器本体を製造する。図20は、胴の型構造を示すもので、ボウル型26、バック型27、側(左)型28・側(右)型29にて構成される。また、リムの型構造は、図示していないが、リム上型、リム下型の上下の合わせ型にて構成される。このように従来は、多くの分割型を利用していた。(例えば、特許文献1参照)
特許第2593591号公報(第3頁、図3)
上記したように胴を構成する型は、通常4型を必要としている。更に、図17に示した取付耳部5に形成したボルト孔6の筒状のリブ11は、別途接着されることが多く、型数はメインが4型で、接着する部材の成形用型まで含めると、さらに増えてしまう。
本発明は、型の構成を簡略化して生産性を向上させた壁掛式便器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明では、便器本体の背面部を、壁面へ取り付けて固定する、壁掛式便器において、便器を構成する胴を、ボウル型と底型の2型で構成し、その合わせ面の少なくとも一つを、開口端が壁面に向いており、便器の取付面に配置された排水口の中央水平面に相当する位置としたことを特徴とする壁掛式便器の製造方法とした。
本発明によれば、胴の取付面の排水口周囲の成形を、従来は、バック型で構成していたが、これを排水口の中央水平面から上部分をボール型で構成し、下部分を底型で構成させることで排水口周囲及び取付面を成形できるようにし、バック型を不要にできたことにより2型での型構成が可能になった。
請求項2では、壁掛式便器を壁へ取付けるための便器本体のボウル面と前記取付部との間に位置する取付用空間を、2型で構成される胴の型のうち、ボウル型にて形成することで、従来、便器の背面の取付耳部として、左右に張出し、その取付耳部は、左右の側型にて形成されており、必要以上に広い空間で、外観状見栄えの良いものではなかったが、胴の外観のラインを阻害することなく、連続性を持っているような便器本体を構成できるので、意匠性に優れた形状を成形できる。また、取付用空間の下面位置を胴の溜水面より上方に設けることで、取付用空間での結露の発生は回避できる。
請求項3では、前記胴の溜水部の外側に、空気層が形成されていることで、便器本体の外面での結露を防止できるようにした。従来の多くの壁掛け便器は、軽量化などから、便器の水溜り面の外壁が、トイレの雰囲気に直接触れる構造となっているため、結露の発生につながり、結露水にごみなどの付着が発生し、衛生上も好ましくない。また、便器底面から壁に伝わった結露水は、壁材の腐食などにも影響し、結露の発生は好ましくない。
請求項4では、前記壁掛式便器の便器本体部の壁面への取り付面に、形成される取付面の周縁リブが、全周において連続して形成されず、一部切り欠いていることを特徴とした。
周縁リブは、便器を壁に固定して、便器に掛かる荷重を壁側に分散させる際に必要となってくるが、全周に連続して形成される必要はなく、一部切り欠いて形成しても十分に荷重を支えることができ、特に、便器の下方部分において、切り欠け部を形成すると壁面に取り付けた際、便器と壁面との間には空間が形成されることになる。この下方の空間は、小便をする際に、便器のボール面から外れた、小便は、便器の表面を伝って便器下方へ伝わるが、壁面まで伝わることを遮断することで防止し、陶器ではない材質の部材への、小便の染み込みの心配がなくなり、異臭・壁面材の変色の発生が緩和される。
請求項5では、便器本体後部の壁面への取付面に形成されるボルト穴のリブを、リム側に位置させ、リム型の脱型方向にて形成させるようにしたことで、従来リブを接着していた工程と、接着用部材を作製する型が不要となり、生産性の向上が実現できる。
請求項6では、前記壁掛式便器の便器本体後部の壁面への取付面に形成されるボルト穴のリブが付け根部に向かって広がっていることで壁掛式便器便器本体後部の壁面の取付面の応力の集中を防止する。広げ方としては、テーパ状や緩やかなアール形状とすればよい。
請求項7では、便器本体後部の壁面への取付面に形成されるボルト穴の、少なくとも上方においてボルト穴の周りを補強する空洞部が形成され、ボルト穴のリブと合わせて、取付部を補強している。
請求項8では、前記壁掛式便器の便器本体後部の壁面への取り付け面に形成されるハンガーとの接合部を、リム側に位置させ、リム型の脱型方向にて形成させるようにした。一般には、取り付け耳部を形成し、取り付け耳部に形成したボルト孔に、ボルト・ナットを用いて壁面に固定するが、ハンガー式にすることでボルト孔を形成する手間は省ける。さらに施工の際のボルト締め作業も省くことが可能となる。尚、ボルトの取り付け孔をなくし、便器背面に取り付け部を設けたことで、便器胴部概観を全体的に滑らかな曲線で仕上げることができるので、デザイン性の優れたものを提供できる。
本発明の壁掛式便器の型構成によると、従来必要であった、バック型が不要となり、型の構成を簡略化して生産性を向上させた壁掛式便器を提供することができる。
本発明の実施の形態を図に基づき説明する。
図1は、本発明の実施例を表す断面図である。従来例と同じ部位については、同じ符号を利用する。
参照符号1は、便器本体である。この便器は、I-Iを境にリム13、胴14、にて構成されており、胴14は、後述するボウル型31、底型33の2型で形成される。従来の便器であれば、バック型を必要とするところであるが、II−IIに便器の排水口部9の中央水平面に相当する位置を境に上側のボウル型32、下側の底型33の2型で形成し、前記位置を合わせ面とすることで、達成させている。また、本構成によれば、形成される便器の排水口の開口端は、壁面と面一まで形成できるため、配管との接合が確実に行なえるというメリットがある。参照符号23は、防露防止用の空気層である。

図2および図3は、本発明の型構成を示したもので、図2に示すように便器本体の胴14をボウル型31とボウル型の便器のボウル面及び排水路内面を形成する部位36を内側に位置させる底型33にて構成している。図3はボウル型、底型を、図2中矢印方向M、Lから見た際の、型の状態を示す。M方向をa図、L方向をb図に示す。底型33においては、便器胴14の外形および便器排水口外周下部を形成する部分35を構成している。尚、部位35に対向するボウル型の位置には、図3に示すように便器排水口外周上部を形成する部分が、ボウル型の部位34として、形成されている。
また、ボウル型31においては、便器ボウル・排水路内周部36、排水口外周上部34、便器本体後方部の取付面、および取付用空間22を形成する32、これらの型を構成している。
なお、排水口の形成において、排水口周囲の強度確保のため、栓型(図示せず)を用いても良い。バック型を設けるよりは遥かに簡便に利用でき、生産性を阻害するには至らないので、適宜利用可能である。
尚、製造方法については、詳細は、省略するが、例えば、成形方法としては、通常の鋳込み成形を利用することで達成できる。すなわち、上記した形を形組みし、形組みした空間に衛生陶器材料をスラリー状にしたものを流し込み、必要に応じて、加圧し、所定の厚みに衛生陶器材料が着肉した後に、余分なスラリーを空間から排出し、その後、型を開いて成形体を取り出す。成形体としては、便器ボウルとリム部とを別々に成形し、それらを接合して便器成形体を成形し、その後、乾燥、施釉、焼成を得て便器を製造することになる。
図4は、本発明の便器後方部を示す図である。
壁掛式便器は、(図16参照)便器本体の背面側の取付面2を壁面3へ密着して取り付けるようにしている。取付面2にあるボルト穴6の左右には、リブ16を設けており、このリブ16は、リム型にて一体で形成される。リブ16下方の便器本体後部面との接合部は、リブの付け根に向かって広がるように、滑らかなアール形状とし、応力の集中を防いでいる。尚、アール形状でなく、テーパ状にしても良い。
また、便器リムの給水口部には断面U字状の水溜り部21が設けてある。水溜り部21は、図5に示すように、洗浄管18を便器本体に接続する際に必要な部材であるスパッド40の取り合いを考慮し、さらに、この水溜り部に溜まる水によって発生が考えられる結露の発生を押さえるよう、U字状の形状を決定している。特に、スパッドは、便器出荷時に内装されて出荷される場合もあるので、図5にしめすようにスパッドの洗浄管取付側が取付面から露出しないよう、便器内に収まるように設計することが望ましい。
尚、水溜り部21の底部の壁は、排水口9の外壁と共通としているので、つまり、トイレ内の雰囲気とは遮断されているので、結露の発生はまれであるが、仮に、水溜まり部21の底部の壁で発生した結露水は、即ち、排水口内壁に発生した結露水は、排水口から排出されるようになり、便器の表面発生を防止できる構造になっている。また、便器部では水溜りとなっているものの、洗浄管内部底面には、水溜りが発生しないように、U字部の深さの設定をしている。
更に、リム給水口部の水溜り部の水溜り深さが、リム給水口に接続される、タンクおよびフラッシュバルブからの給水を導く洗浄管の下端位置まで、及ばないように水溜り深さを設定することで、洗浄管自体からの結露の発生を防止している。
図6は、上記した便器本体を直接壁面に取り付けるのではなく、キャビネット19を介して取り付けた場合の図である。便器本体1をキャビネットの前板面19aへ取り付ける際の、取付用空間22として、便器の後方側面に、取付耳部5を設けている。取付用空間22の底22aの位置は、ボウル内の溜水面より上方に位置させているので、この取付用空間での結露の発生を回避している。なお、キャビネット内には、洗浄水を貯水し、便器に供給するタンク17、およびタンク17から便器に洗浄水を導く洗浄管18を収納している。図示しないが、フラッシュバルブより便器に洗浄水を供給する場合もあり、様々な条件によって、給水装置は選定される。
図7に示す便器断面図は、便器のボウル面(溜水部)と便器の外壁との間に、空気層23が、形成されている状態を表したもので、この空気層によって、便器の水溜り面の水温を、便器表面に伝えない役割を果たし、結露の発生を防止している。また、空気層の形成に当たって、胴の外観形状は、滑らかな曲線を描き、外観意匠状もすっきりとした見栄えの良いものとなる。
図8は、図4のA-A線部の部分断面図で、便器本体後部の壁面への取付面に形成されるボルト穴の、上方の空洞部50を表した図で、取り付け穴6の周りを、リブ16のみでなく、空洞部50にて形成される厚みでもって、補強とすることが可能となる。空洞部50は、ボルト穴の上方のみでなく、左右に位置してもよく、任意に設定できる。
図9は、リム通水路において、ボウルへ洗浄水を供給するリム水出し穴の後方リム内に、淀み部24を設けた場合の実施例を表したものである。これは、リム内の洗浄水が、ある勢いを備えて流れていく場合、リムの側壁に沿って流れると言う自然現象に基づき、この側壁を凹ませることで、凹ませた壁面に洗浄水が伝わることで、流れ自体において速さの差が生じ、流れの方向性を制御できるようになる。この結果、この淀み部の大きさに比例して、方向を変えた流れの太さが調整できるという効果が期待できる。
次に、ボール型の他の実施形態について、図10〜15図に基いて、説明する。上記実施例と同じ部位については、同じ符号を利用する。
図1に相当する図として、図10を示す。排水口の開口は、上記実施例に比べ、壁面より離れた位置に、前記実施例のような排水口の円筒状の部分(突部)を持たずに、略平面上であるように位置している。そのため、脱型の際に、支障となる部分(突部)を持たないので、ボウル型と底型との合わせ面は、任意の位置で設定可能であることが特徴である。なお、その際、排水口開口に相当する部分にボウル型又は底型が位置する場合には、ボウル型又は底型の排水口開口に位置する部分を非給水状態にしておくことにより脱型後に開口を形成できる。又は、脱型後に塞がった排水口開口部分を切り取ることで、開口を形成できる。
参照符号1は、便器本体である。この便器は、I-Iを境にリム13、胴14、にて構成されており、胴14は、後述するボウル型31、底型33の2型で形成される。参照符号23は、防露防止用の空気層である。
図11および図12は、本発明の型構成を示したもので、図11に示すように便器本体の胴14をボウル型31とボウル型の便器のボウル面及び排水路内面を形成する部位36を内側に位置させる底型33にて構成している。図12はボウル型、底型を図11中矢印方向M、Lから見た際の、型の状態を示す。M方向をa図、L方向をb図に示す。ボウル型31の参照符号37は、排水口開口端面を塞ぐように、底型33と合わせられる背面部であり、底型と任意の位置で合わせられることで、便器の壁側に対向する面を適宜設定することができる。例えば、前記実施例で説明した壁面への固定に利用される周縁リブを一部切り欠く際には、底型には、周縁リブに相当する部位を形成しないで、ボウル型のみに形成して型合わせをして成形すればよい。底型33においては、便器胴14の外形および便器排水口外周下部を形成する部位35を構成している。尚、部位35に対向するボウル型の位置には、図12に示すように便器排水口外周上部を形成する部分が、ボウル型の部位36の一部34として、形成されている。
図13は、本実施例の便器後方部を示す図である。
壁掛式便器は、(図1 参照)便器本体の背面側の取り付け面2を壁面3へ密着して取り付けるようにしている。上記実施例では、ボルトによる固定を説明したが、本実施例では、図示しない壁面に固定された2つのフックに取り付け面2に設けられた凹部60に位置させ、便器を固定するようにしている(所謂バックハンガー固定式)。取り付け面2にある凹部60の周辺には、リブ16を設けており、凹部60及びリブ16は、リム型にて一体で形成される。凹部のテーパ-部分が脱型方向に沿って設けられている。リブ16下方の便器本体後部面との接合部は、リブの付け根に向かって広がるように、滑らかなアール形状とし、応力の集中を防いでいる。尚、アール形状でなく、テーパ状にしても良い。
図14は、周縁リブ10の一部を切り欠いた取り付け面にしたものであり、本実施例の合わせ面を任意に設定できるメリットを活かしたものである。
図15は、図14のA-A線部の部分断面図で、便器本体後部の壁面への取付面に形成されるボルト穴の、上方の空洞部50を表した図で、凹部60の周りを、リブ16のみでなく、空洞部50にて形成される厚みでもって、補強とすることが可能となる。空洞部50は、凹部60の上方のみでなく、左右に位置してもよく、任意に設定できる
尚、本実施例においても、上記実施例で説明した、スパッドの取り付け、キャビネットへの取り付けなど同様に行なえるものである。
デザイン性及び生産性に優れた壁掛式便器として、利用可能性がある。
本発明の実施例を表す断面図である。 本発明の壁掛式便器の型構成を表す図である 本発明の壁掛式便器のボウル型、底型の平面図である。 本発明の便器本体背面側を表す図である。 スパッドの取付け状態を示す図である。 便器とキャビネットとの取付状態を表す図である。 本発明の実施例を表す横断面図である。 便器本体の背面側に形成したボルト穴周囲を表す図である。 本発明の実施例を表す平面図である。 本発明の他の実施例を示す断面図である。 壁掛式便器の型構成を表す図である 壁掛式便器のボウル型、底型の平面図である。 便器本体背面側を表す図である。 他の実施形態としての便器本体背面側を表す図である。 便器本体の背面側に形成した取り付け凹部周囲を表す図である。 従来の壁掛式便器の取付状態を表す図である。 従来の壁掛式便器の便器本体背面側を表す図である。 従来の他の壁掛式便器の便器本体背面側を表す図である。 従来の壁掛式便器の便器の型構成を説明する図である。 従来の壁掛式便器の型構成を表す図である。
符号の説明
1…便器本体、2…便器本体後方部の取付面、3…壁面、4…ボルト、5…取付耳部、6…ボルト穴、7…化粧ナット、8…フランジ、9…排水口、10…周縁リブ、11…ボルト穴のリブ、12…ボルト穴のリブ、13…リム型、14…胴、15…バック型、16…リブ、17…タンク、18…洗浄管、19…キャビネット、20…給水口、21…水溜り部、22…取付用空間、23…空洞部、24…淀み部、31…ボール型、32…底型、40…スパッド

Claims (8)

  1. 便器本体の取付面を、壁面へ取り付けて固定する、壁掛式便器において、便器を構成する胴を、ボウル型と底型の2型で構成し、その合わせ面の少なくとも一つを、開口端が前記壁面に向いており、前記取付面に配置された排水口の中央水平面に相当する位置としたことを特徴とする壁掛式便器の製造方法
  2. 前記壁掛式便器を壁へ取付けるための便器本体のボウル面と前記取付部との間に位置する取付用空間をボウル型にて構成したことを特徴とする請求項1記載の壁掛式便器の製造方法
  3. 前記胴の溜水部の外側に、空気層が形成されていることを特徴とする請求項1記載の壁掛式便器の製造方法
  4. 前記壁掛式便器の便器本体部の取付面に形成される周縁リブが、全周において連続して形成されず、一部切り欠いていることを特徴とする請求項1記載の壁掛式便器の製造方法
  5. 前記壁掛式便器の便器本体の取付面に形成されるボルト穴のリブを、リム側に位置させ、リム型の脱型方向にて形成させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の壁掛式便器の製造方法
  6. 前記壁掛式便器の便器本体の取付面に形成されるボルト穴のリブが付け根に向かって広がっていることを特徴とする請求項1記載の壁掛式便器の製造方法
  7. 前記壁掛式便器の便器本体の取付面に形成されるボルト穴の、少なくとも上方において前記ボルト穴の周りを補強する空洞部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の壁掛式便器の製造方法
  8. 前記壁掛式便器の便器本体の取付面に形成され、壁面に固定されたフックと係合する凹部を、リム側に位置させ、リム型の脱型方向にて形成させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の壁掛式便器の製造方法
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