JP2007032022A - 水洗器 - Google Patents
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Abstract
【課題】水洗器下方の空間の有効利用を図るとともに、排水トラップを水洗ボールと一体化してコンパクトにかつ容易に製造でき、耐久性のある排水トラップ付き水洗器。
【解決手段】水洗ボール部3の底部33から後方に向けて後端面23との間に一体に形成された排水トラップ4を配設した水洗器2であり、この排水トラップ4は、垂下仕切壁41で仕切られ、かつ一体に形成された入口側封水部42と出口側封水部43とが横方向に隣接、形成されている。その入口側封水部42は、水洗ボール部3の底部33と一体に形成され、水洗ボール部3の排水孔31に連通していて排水を受け入れ、貯留封水42aを形成する。また、後方に隣接する出口側封水部43には、出口側に設けたオーバフロー部44を介して貯留封水43aを外部に排出可能な排水筒口45が設けられている。両封水部42、43とは、前記垂下仕切壁41の下端部分の連通孔46で連通している。
【選択図】 図5
【解決手段】水洗ボール部3の底部33から後方に向けて後端面23との間に一体に形成された排水トラップ4を配設した水洗器2であり、この排水トラップ4は、垂下仕切壁41で仕切られ、かつ一体に形成された入口側封水部42と出口側封水部43とが横方向に隣接、形成されている。その入口側封水部42は、水洗ボール部3の底部33と一体に形成され、水洗ボール部3の排水孔31に連通していて排水を受け入れ、貯留封水42aを形成する。また、後方に隣接する出口側封水部43には、出口側に設けたオーバフロー部44を介して貯留封水43aを外部に排出可能な排水筒口45が設けられている。両封水部42、43とは、前記垂下仕切壁41の下端部分の連通孔46で連通している。
【選択図】 図5
Description
本発明は、手洗い、洗面などに使用する水洗ボールを備えた水洗器に関するものであって、特に、排水トラップの改良に関する。
従来、洗面キャビネットなどの洗面ボールの排水管には、排水先の汚水からの臭気の侵入を防止するために水封機構からなる排水トラップを設けるのが通常である。1例を図8に示すが、キャビネット11の上面に洗面ボール13を設置した洗面化粧台では、排水孔14の直下にトラップ15を曲がり配管を組み合わせて構成している。(特許文献1を参照のこと)
ところが、洗面ボール13の下方の空間部分12は、物品収納スペースとして利用するのが通例であるが、図示のように、曲がり配管を組み合わせたトラップ15がその空間部分12の中央部分を上下にわたって占領しているため、物品収納スペースとして有効に利用できないという問題があった。
また、このような曲がり配管を組み合わせたトラップ15は、現場で曲がり配管を組み合わせ施工するため施工手間がかかり、専用配管部材が必要である、また、使用中に組み合わせ部分が弛んできて漏水の原因となる、異物の流入によって配管が詰まった場合、解体、清掃、組み付けなど配管内の清掃に手間がかかる、などの問題があった。
このような事情は、通常キャビネットに装着され、手洗い、洗面、洗髪などに使用する水洗ボールを備えた水洗器において、共通した問題であり、その改善が要望されていた。
特開2003−278206号公報:各図面
このような事情は、通常キャビネットに装着され、手洗い、洗面、洗髪などに使用する水洗ボールを備えた水洗器において、共通した問題であり、その改善が要望されていた。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、水洗器付きキャビネットにおいて水洗器下方の空間の有効利用を図るとともに、排水トラップを水洗ボールと一体化してコンパクトにかつ容易に製造でき、耐久性のある排水トラップ付き水洗器を提供する。
上記の問題は、手洗い、洗面などに使用する水洗ボールを備えた水洗器であって、その水洗ボール部の底部から後方に向けて、その水洗ボール部と一体に形成された排水トラップを配設したことを特徴とする本発明の水洗器によって、解決することができる。
そして、本発明は、前記排水トラップが、垂下仕切壁によって仕切られ、かつ一体に形成された入口側封水部と出口側封水部とから構成され、その入口側封水部は、水洗ボール部の底部と一体に形成され、水洗ボール部の排水孔に連通していて排水を受け入れ貯水可能に設けられるとともに、その出口側封水部にはオーバフロー部を介して貯留水を外部に排出可能な排水筒口が設けられ、かつ入口側封水部と出口側封水部とは、前記垂下仕切壁の下端部分で連通しているものである形態に好ましく具体化される。
また、本発明は、少なくとも前記水洗ボール部と排水トラップとが燒結セラミック製であるのが特に好ましい。そして、前記水洗ボール部の後方には、給水金具を取り付けるための金具取り付け部を一体に形成するとともに、この金具取り付け部の後端部分と水洗ボール部との間の空間に前記排水トラップを配設した構造を具体的に提案する。
このような本発明のセラミック製の水洗器であっては、前記水洗ボール部と排水トラップが、水洗ボール部と、垂下仕切壁を含む入口側封水部とが一体に成形された後、あらかじめ別体に成形された、前記排水筒口を含む出口側封水部の後半部分を接合して、全体を燒結して一体化したものである形態が好ましい。
さらに、前記垂下仕切壁と水洗ボール部の後壁面との間の空間を設け、水洗ボール部の後壁面上部に設けたオーバフロー孔から前記入口側封水部に通じるオーバフロー流路としたものである形態に好ましく具体化される。
また、本発明では、前記水洗ボール部の排水孔を水洗ボール部の後方寄りに片寄らせて配設したり、前記入口側封水部の底部近傍に点検口を配設する形態に具体化するのが好ましい。
また、本発明では、前記水洗ボール部の排水孔を水洗ボール部の後方寄りに片寄らせて配設したり、前記入口側封水部の底部近傍に点検口を配設する形態に具体化するのが好ましい。
本発明の水洗器は、以上説明した通り構成されているので、水洗器付きキャビネットにおいて水洗器下方の空間が有効利用でき、さらに、排水トラップを水洗ボールと一体化したコンパクトで耐久性のある排水トラップ付き水洗器として、工業的価値はきわめて大なるものがある。本発明の効果を以下に個別に説明する。
1)水洗ボール部の底部から後方に向けて水洗器の後端面との間に、前記水洗ボール部と一体に形成された排水トラップを配設したから、水洗器下方の空間において従来のように排水トラップが空間利用上障害とならず、有効に利用できるようになった。
2)前記排水トラップが、前記構成からなるところ垂下仕切壁、入口側封水部および出口側封水部が一体に形成されているから、従来のように曲がり配管を組み立てる必要がなく、コンパクト化することができた。
2)前記排水トラップが、前記構成からなるところ垂下仕切壁、入口側封水部および出口側封水部が一体に形成されているから、従来のように曲がり配管を組み立てる必要がなく、コンパクト化することができた。
3)それらが燒結セラミック製であるから、セラミック製の水洗ボールと一体に製造でき、耐久性の高い排水トラップが得られる。
4)垂下仕切壁を含む入口側封水部を成形した後、あらかじめ別体に成形された、前記出口側封水部の部分を接合して、全体を燒結して形成されるので、通常の鋳込み排泥成形法が利用でき、成形作業が容易である。また、焼結後は接合部分が緩むこともないので、耐久性に優れる利点が得られる。
4)垂下仕切壁を含む入口側封水部を成形した後、あらかじめ別体に成形された、前記出口側封水部の部分を接合して、全体を燒結して形成されるので、通常の鋳込み排泥成形法が利用でき、成形作業が容易である。また、焼結後は接合部分が緩むこともないので、耐久性に優れる利点が得られる。
次に、本発明の水洗器に係る実施形態について、図1〜7を参照しながら説明する。
本発明の特徴とする点は、手洗い、洗面などに使用する水洗ボール部3を備えた水洗器2であって、その水洗ボール部3の底部33から後方に向けて(図では、水洗器2の後端面23との間に)前記水洗ボール部3と一体に形成された排水トラップ4を配設したところにある。
本発明の特徴とする点は、手洗い、洗面などに使用する水洗ボール部3を備えた水洗器2であって、その水洗ボール部3の底部33から後方に向けて(図では、水洗器2の後端面23との間に)前記水洗ボール部3と一体に形成された排水トラップ4を配設したところにある。
本発明の水洗器2は、図8のキャビネット11に例示されるような箱状キャビネットあるいは設置テーブル上に設置され、通称、洗面化粧台などと言われる水洗器として好適に用いられるものである。そして、その外観は、図1〜4に示すように、外観は、手前に設けられた水洗ボール部3に続いて、奥後方には給水金具(図示せず)を取り付けるための取付け孔22、22を有する平坦な金具取り付け部21が連続、一体に形成されていて、その後端面23は、設置壁面(図示せず)またはキャビネット(図示せず)の背面に接するのに好ましい平面からなっている。
なお、本発明の説明では、洗面用水洗器を事例として説明しているが、本発明はこれに限定されず、手洗い用、洗髪用などにも適用されるものである。また、水洗ボール部3は、手洗い、洗顔、洗髪などの洗い水を受ける適度な容量の凹形状容器を意味する。
次に、本発明の好ましい排水トラップ4の形態について、図5、6、7を参照して詳述する。
この排水トラップ4は、垂下仕切壁41によって仕切られ、かつ一体に形成された容器形状の入口側封水部42と出口側封水部43とが横方向に隣接して構成されている。その入口側封水部42は、水洗ボール部3の底部33と一体に形成され、水洗ボール部3の最下部に設けられた排水孔31に連通していて排水を受け入れ、貯留封水42aを形成するよう構成されている。
この排水トラップ4は、垂下仕切壁41によって仕切られ、かつ一体に形成された容器形状の入口側封水部42と出口側封水部43とが横方向に隣接して構成されている。その入口側封水部42は、水洗ボール部3の底部33と一体に形成され、水洗ボール部3の最下部に設けられた排水孔31に連通していて排水を受け入れ、貯留封水42aを形成するよう構成されている。
次に、その後方に隣接する出口側封水部43には、入口側封水部42から後述の連通孔46を通じて流入して形成される貯留封水43aを、出口側に設けたオーバフロー部44を介して外部に排出可能な排水筒口45が設けられている。そして、前記入口側封水部42と出口側封水部43とは、前記垂下仕切壁41の下端部分の連通孔46で連通しているものである。
かくして、水洗ボール部3の排水孔31から流入した排水は、入口側封水部42と出口側封水部43に貯留され、出口側に設けたオーバフロー部44を超えて排水筒口45から外部に排水されるものの、オーバフロー部44のレベルで水面が規制される貯留封水42a、43aが入口側封水部42と出口側封水部43とに貯留して流路を封鎖するので、排水先の汚水管などから臭気などの逆流を防止する水封機構が構成されるのである。
また、排水筒口45以降の排水は、図5に示すように、後方に向けた排水経路45a、または曲げられて下方に向けた排水経路45bなどで送り出される。なお、図9は本発明の水洗器2を箱状キャビネット11に設置した状態を示すもので、ここでは、排水筒口45にフレキシブルホース47を接続し下方に屈曲させて、背面に沿って下方に排水するよう設定されている。
このように、本発明では、水洗ボール部3の底部から後方に向けて、水洗ボール部3と一体に形成された排水トラップ4を配設したから、水洗器2下方の空間が広く使えるようになった。また、排水トラップ4が、垂下仕切壁41、入口側封水部42および出口側封水部43から一体に形成されているから、従来の曲がり配管トラップの緩みによる漏水などのトラブルも解消でき、コンパクト化、耐久性向上などを実現することができた。
なお、補足すると、貯留封水42a、43aの水面と垂下仕切壁41の下端部分の連通孔46との間隔(水深)は、トラップが十分に機能するよう、少なくとも50mmを確保するものとする。
また、前記水洗ボール部3の排水孔31を、図示の通り、水洗ボール部3の後面寄りに片寄らせて配設して、排水トラップ4を底部33の後端部分から後方に向けて配置すれば、水洗器2の下方空間の利用性が改善されて好ましい。このためには、水洗ボール部3の底内面は後方に向けて下り傾斜とするのがよい。
また、前記水洗ボール部3の排水孔31を、図示の通り、水洗ボール部3の後面寄りに片寄らせて配設して、排水トラップ4を底部33の後端部分から後方に向けて配置すれば、水洗器2の下方空間の利用性が改善されて好ましい。このためには、水洗ボール部3の底内面は後方に向けて下り傾斜とするのがよい。
また、前記排水筒口45は、図7に示すように、一般に使用される配管部材と連結容易な円形筒口とするのが好ましい。
また、前記入口側封水部42の底部近傍には、適宜大きさの点検口46を配設しておき、常時は蓋部材(図示せず)で閉ざして置き、適当な時期に開いて、内部に滞留しやすい水垢、髪の毛、石鹸くずなどを除去、清掃できるようにするのが好ましい。
また、前記入口側封水部42の底部近傍には、適宜大きさの点検口46を配設しておき、常時は蓋部材(図示せず)で閉ざして置き、適当な時期に開いて、内部に滞留しやすい水垢、髪の毛、石鹸くずなどを除去、清掃できるようにするのが好ましい。
次に、本発明の水洗ボール部3と排水トラップ4とからなる水洗器2の材質について説明する。
これらに適する材質としては、合成樹脂製、ホーロー鉄器製、セラミック製などがあるが、そのなかでも、生産性、品質からみて従来より定評のある衛生陶器といわれるセラミック製が最も好適である。本発明では、少なくとも前記水洗ボール部3と排水トラップ4とがセラミック製であるのが好ましい。
これらに適する材質としては、合成樹脂製、ホーロー鉄器製、セラミック製などがあるが、そのなかでも、生産性、品質からみて従来より定評のある衛生陶器といわれるセラミック製が最も好適である。本発明では、少なくとも前記水洗ボール部3と排水トラップ4とがセラミック製であるのが好ましい。
さらに、本発明の水洗器2では、前記水洗ボール部3の後方には、給水金具(図示せず)を取り付けるための平坦な金具取り付け部21をセラミック製とし、水洗ボール部3と一体に形成するのが好ましく、この場合、この金具取り付け部21の後端部分23と水洗ボール部3との間の空間に、先に説明した排水トラップ4を配設(図5参照)すれば、その空間を有効に利用して、無駄なく排水トラップ4を位置させることができる。
さらに、以上説明した本発明の水洗器は、排水トラップの部分を中心にしてかなり複雑な立体形状から構成されるので、特にセラミック製水洗器の製造では生産技術的に困難を伴うのものの、次のように構成することによりそれを大幅に緩和することが可能となる。
すなわち、前記水洗ボール部3と、垂下仕切壁41を含む入口側封水部42とを一体に成形した後、あらかじめ別体に成形された、前記排水筒口45、オーバフロー部44を含む出口側封水部43の後半部分43A(図7のダブルハッチ部分)を、前記入口側封水部42の後方から接合して、全体を燒結して一体化することにより前記した構造の水洗器3を得ることができる。かくして、成形方法として通常の鋳込み排泥成形法が利用できるから、生産技術上の困難性も解消できるのである。
また、本発明の水洗器では、図7に示すように、前記垂下仕切壁41を上方に伸ばして形成して、水洗ボール部の後壁面34との間の空間を設け、水洗ボール部3の後壁面34の上部に設けたオーバフロー孔32から前記入口側封水部42に通じるオーバフロー流路34aとした形態に具体化できる。この形態では、成形用石膏型に若干の追加形状を付加するだけで、オーバフロー流路34aを成形できる利点がある。
11:キャビネット
2:水洗器、21:金具取り付け部、22:取付け孔、23:後端面、
3:水洗ボール部、31:排水孔、32:オーバフロー孔、33:底部
4:排水トラップ、41:垂下仕切壁、42:入口側封水部、42a:貯留封水、43:出口側封水部、43a:貯留封水、44:オーバフロー部、45:排水筒口、45a、45b:排水経路、46:連通孔
2:水洗器、21:金具取り付け部、22:取付け孔、23:後端面、
3:水洗ボール部、31:排水孔、32:オーバフロー孔、33:底部
4:排水トラップ、41:垂下仕切壁、42:入口側封水部、42a:貯留封水、43:出口側封水部、43a:貯留封水、44:オーバフロー部、45:排水筒口、45a、45b:排水経路、46:連通孔
Claims (8)
- 手洗い、洗面などに使用する水洗ボールを備えた水洗器であって、その水洗ボール部の底部から後方に向けて、前記水洗ボール部と一体に形成された排水トラップを配設したことを特徴とする水洗器。
- 前記排水トラップが、垂下仕切壁によって仕切られ、かつ一体に形成された入口側封水部と出口側封水部とから構成され、その入口側封水部は、水洗ボール部の背面と一体に形成され、水洗ボール部の排水孔に連通していて排水を受け入れ貯水可能に設けられるとともに、その出口側封水部にはオーバフロー部を介して貯留水を外部に排出可能な排水筒口が設けられ、かつ入口側封水部と出口側封水部とは、前記垂下仕切壁の下端部分で連通しているものである請求項1に記載の水洗器。
- 少なくとも前記水洗ボール部と排水トラップとがセラミック製である請求項2に記載の水洗器。
- 前記水洗ボール部の後方には、給水金具を取り付けるための金具取り付け部を一体に形成するとともに、この金具取り付け部の後端部分と水洗ボール部との間の空間に前記排水トラップを配設した請求項3に記載の水洗器。
- 前記水洗ボール部と排水トラップが、水洗ボール部と、垂下仕切壁を含む入口側封水部とが一体に成形された後、あらかじめ別体に成形された、前記排水筒口を含む出口側封水部の後半部分を接合して、全体を燒結して一体化したものである請求項3または4に記載の水洗器。
- 前記垂下仕切壁と水洗ボール部の後壁面との間の空間を設け、その後壁面上部に設けたオーバフロー孔から前記入口側封水部に通じるオーバフロー流路としたものである請求項3または4または5に記載の水洗器。
- 前記水洗ボール部の排水孔を水洗ボール部の後方寄りに片寄らせて配設した請求項1〜6のいずれかに記載の水洗器。
- 前記入口側封水部の底部近傍に点検口を配設した請求項1〜7のいずれかに記載の水洗器。
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JP2005214562A JP2007032022A (ja) | 2005-07-25 | 2005-07-25 | 水洗器 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017066765A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | Toto株式会社 | 自動水栓装置 |
GB2561337A (en) * | 2017-03-10 | 2018-10-17 | Ideal Standard Int Nv | Basin |
-
2005
- 2005-07-25 JP JP2005214562A patent/JP2007032022A/ja active Pending
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