JP4100149B2 - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は操舵補助力の発生源としてモータを用いてなる電動式パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用の電動式パワーステアリング装置は、操舵補助用のモータ及び該モータの回転力を舵取手段に伝える減速歯車機構を備えており、操舵手段の操舵に応じた舵取手段の動作を前記モータの回転により補助し、舵取りのための運転者の労力負担を軽減するように構成されている。
【0003】
減速歯車機構はその一端の軸部が前記モータの出力軸に雄形継手部及び雌形継手部を介して継合されるウォームと、該ウォームに噛合し、前記舵取手段に繋がるウォームホイールと、前記ウォームの他端部をウォーム及びウォームホイールの回転中心間距離が長短となる方向へ移動可能に支持する軸受部材とを備えており、該軸受部材を移動操作することにより、前記回転中心間距離を調整し、駆動歯車及び従動歯車の噛合部のバックラッシュ量を少なくして転舵時のバックラッシュによる歯打ち音をなくするように構成されている(例えば、特許文献1)。
【0004】
また、ウォームは前記モータの出力軸との継合部に対しモータと反対側へ離隔した部分が転がり軸受を介してハウジング内に回転自在に支持されている。つまり、モータの出力軸の回転力が駆動歯車としてのウォームに伝動される継合部は、駆動歯車を支持する転がり軸受と前記モータとの間に配置されており、ウォームは前記軸受部材が操作された際に、転がり軸受の支持部を支点として揺動可能となるように構成されている。
【0005】
ところで、減速歯車機構のウォーム歯車等は回転中心線に対しその歯すじが回転方向へ捩じれており、ウォームからウォームホイールへ回転トルクが加わるとき、換言すればモータの回転によって操舵補助する場合、ウォームがウォームホイールの歯すじに沿って径方向へ動くように分力(以下噛合反力と云う)が発生し、該噛合反力によりウォームが径方向へ押圧されて揺動し、雄形継手部の周面が雌形継手部に当接して叩き音が発生し易くなるため、雄形継手部及び雌形継手部の間にグリースを塗布により充填し、前記叩き音を低減するようにしてある。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−21943号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、ウォームの動きによって雄形継手部及び雌形継手部の間のグリースが雌形継手部の開放口から外部へ流出することになり、グリース量が減少し、叩き音が発生し易くなり、改善策が要望されていた。
【0008】
本発明は斯る事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的は雄形継手部及び雌形継手部の間に充填されている潤滑剤の流出を防ぐことができ、しかも、雄形継手部を雌形継手部に容易に挿入することができる電動式パワーステアリング装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る電動式パワーステアリング装置は、モータの出力軸に雄形継手部及び雌形継手部を介して継合される軸部を有する駆動歯車と、該駆動歯車に噛合し、舵取手段に繋がる従動歯車とを備え、前記モータの回転によって操舵補助するようにした電動式パワーステアリング装置において、前記雄形継手部及び雌形継手部の少なくとも一方は雄形継手部及び雌形継手部の間に充填されている潤滑剤の流出を防ぐための流出止環を備えており、前記雄形継手部及び雌形継手部にて形成される空間内には内圧の変化によってその体積が変化する変形部材を収容してあることを特徴とする。
【0010】
第1発明にあっては、雄形継手部を雌形継手部内に挿入したとき、雄形継手部及び雌形継手部の間に充填されている潤滑剤が雌形継手部の開放口から流出するのを防ぐことができるため、雄形継手部及び雌形継手部の叩き音を抑制しつつ経年使用することができる。しかも、組立て時など雄形継手部が雌形継手部に挿入される際には雄形継手部及び雌形継手部にて形成される空間の内圧の変化によって変形部材を変形させ、該変形部材の体積が変化し、内圧の変化を抑制することができるため、雄形継手部を容易に挿入することができ、組立て作業性を保つことができる。
【0013】
第2発明に係る電動式パワーステアリング装置は、モータの出力軸に雄形継手部及び雌形継手部を介して継合される軸部を有する駆動歯車と、該駆動歯車に噛合し、舵取手段に繋がる従動歯車とを備え、前記モータの回転によって操舵補助するようにした電動式パワーステアリング装置において、前記雄形継手部及び雌形継手部の少なくとも一方は雄形継手部及び雌形継手部の間に充填されている潤滑剤の流出を防ぐための流出止環を備えており、前記雄形継手部及び雌形継手部にて形成される空間内には内圧の変化によってその体積が変化する変形部材を収容してあり、前記雄形継手部及び雌形継手部の少なくとも一方は雄形継手部及び雌形継手部にて形成される空間内と外部とに連通する連通孔を有することを特徴とする。
【0014】
第2発明にあっては、雄形継手部を雌形継手部内に挿入したとき、雄形継手部及び雌形継手部の間に充填されている潤滑剤が雌形継手部の開放口から流出するのを防ぐことができるため、雄形継手部及び雌形継手部の叩き音を抑制しつつ経年使用することができる。しかも、組立て時など雄形継手部が雌形継手部に挿入される際には、雄形継手部及び雌形継手部にて形成される空間内の空気を排出することができ、さらに、空間内の内圧によって変形部材が変形し、該変形部材の体積を変化させることができ、内圧の変化を抑制することができるため、雄形継手部を容易に挿入することができ、組立て作業性を保つことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1
図1は本発明に係る電動式パワーステアリング装置の減速歯車機構部分の構成を示す拡大断面図、図2は電動式パワーステアリング装置の全体部分の構成を示す断面図である。
【0016】
電動式パワーステアリング装置は、操舵補助用のモータ1と、該モータ1の出力軸1aに雄形継手部11及び雌形継手部12を介して継合される駆動歯車としてのウォーム2及び該ウォーム2に噛合する従動歯車としてのウォームホイール3を有する減速歯車機構Aと、該減速歯車機構Aに繋がる舵取手段4とを備えている。
【0017】
この舵取手段4は、一端部が舵取りのための操舵輪Bに繋がり、他端部に筒部41aを有する第1の操舵軸41と、前記筒部41a内に挿入されてその一端部が第1の操舵軸41の筒部41aに連結され、操舵輪Bに加わる操舵トルクの作用によって捩れるトーションバー42と、他端部が前記トーションバー42の他端部に連結され、前記減速歯車機構Aに繋がる第2の操舵軸43とを備え、該第2の操舵軸43がユニバーサルジョイントを介して例えばラックピニオン式の舵取機構(不図示)に繋がる。
【0018】
減速歯車機構Aのウォーム2は両端に軸部2a,2bを有しており、一端の軸部2aが転がり軸受5を介して支持部材6に回転自在に支持された状態でモータ1の出力軸1aに継合され、他端の軸部2bが円柱形の軸受部材7を介して支持部材6に支持されている。なお、軸部2aは転がり軸受5の内輪5aに圧入されている。軸部2aの途中には前記転がり軸受5の内輪5aの一端と向き合い、ウォーム2の内輪5aとの相対移動を規制するフェールセーフとしてのC形リング等の規制環8が着脱可能に取付けられている。ウォームホイール3は第2の操舵軸43の途中に嵌合固定されている。
【0019】
支持部材6はウォーム2を収容し、該ウォーム2の軸部2a,2bを、転がり軸受5及び軸受部材7を介して回転自在に支持した第1収容部6aと、前記ウォームホイール3を収容し、該ウォームホイール3を第2の操舵軸43及び該第2の操舵軸43に嵌合された2つの転がり軸受9,10を介して支持した第2収容部6bとを有する。
【0020】
第1収容部6aはウォーム2の軸長方向に長くなっており、その長手方向一端部には転がり軸受5を嵌合支持する支持孔61及び該支持孔61に連なるねじ孔62及びモータ取付部63が設けられており、ねじ孔62に転がり軸受5を固定するためのねじ環20が螺着されている。また、モータ取付部63にモータ1が取付けられている。
【0021】
モータ1の出力軸1aとウォーム2の軸部2aとはセレーションを有する雄形継手部11及び雌形継手部12を介して継合されている。雄形継手部11は軸部2aの周面にセレーションを設けることにより構成されており、また、雌形継手部12は出力軸1aに嵌合固定された筒部材13の内側にセレーションを設けることにより構成されており、雄形継手部11と雌形継手部12との間に径方向隙間ができるように雄形継手部11及び雌形継手部12がセレーション嵌合されている。この雄形継手部11及び雌形継手部12の間にはグリースからなる潤滑剤が塗布により充填されている。
【0022】
雄形継手部11の反モータ側端部には、セレーションの谷部直径以下の寸法の環状溝11aが設けられており、また、雌形継手部12の開口端部には、セレーションの谷部直径以上の寸法の環状凹部12aが設けられている。環状溝11aにはその外周面が環状凹部12aに接触して雄形継手部11及び雌形継手部12の間に充填されている潤滑剤の流出を防ぐための流出止環14が嵌合により保持されている。尚、環状凹部12aは雌形継手部12の開口側の端縁から設けられている。また、環状凹部12aは雌形継手部12の開口側の端縁近傍に溝状に形成してもよい。
【0023】
流出止環14はOリング等の可撓性を有する弾性材料からなり、環状溝11aに嵌合された状態で雄形継手部11が雌形継手部12に挿入される際に流出止環14の外周部が撓むようにしてある。
【0024】
雄形継手部11のモータ側端面、換言すればウォーム2の一端には軸長方向へ凹入する凹所11b(雄形継手部11と雌形継手部12とで形成される空間として機能している。)が設けられている。この凹所11bには出力軸1aの端面にその一端が当接してウォーム2を反モータ側へ付勢する付勢手段としてのコイルバネ15と、該コイルバネ15の内側に配置され、雄形継手部11が雌形継手部12内に挿入される際の内圧の上昇によってその体積が小さくなるように変形する変形部材16とが収容されている。
コイルバネ15の付勢力が軸部2aから転がり軸受5の内輪5aに伝動され、転がり軸受5の軸長方向隙間をなくする。
【0025】
変形部材16は例えば発泡体からなり、前記内圧の上昇によって発泡部分が変形し、変形部材16の体積が小さくなることにより、前記内圧の上昇を抑制し、雄形継手部11を雌形継手部12内に挿入し易くする。この変形部材16は発泡体である他、例えば内側に密閉空間を有するゴム製とし、変形しつつ密閉空間の内圧が上昇し、体積が小さくなるようにしてもよい。
【0026】
また、第1収容部6aの他端部には、ウォーム2の他端の軸部2bが挿入される凹孔64及び該凹孔64の内面に臨み、軸部2bの径方向に向けて穿設、換言すればウォーム2をウォームホイール3に向けて押付ける方向に穿設された円柱形の収容孔65が設けられている。この収容孔65には軸部2bが回転自在に嵌合される軸受部材7と、該軸受部材7をウォームホイール3に向けて押付ける方向へ付勢するコイルバネからなる弾性体17と、軸受部材7を移動操作するための操作体18とが収容されている。また、収容孔65の外部への開放側にはねじ部66が設けられており、該ねじ部66に操作体18が螺着されている。
【0027】
軸受部材7はその軸長方向の途中、換言すれば収容孔65に沿って移動する移動方向の途中に前記移動方向と直交するように穿設された軸受孔7aが設けられており、該軸受孔7aに軸部2bが回転可能に嵌合されたすべり軸受19を挿入固定してあり、該すべり軸受19を介して軸部2bを軸受部材7に支持してある。また、軸受部材7の弾性体17側の一端には弾性体17を収容支持する円柱形の凹所7bと、該凹所7bの開口縁に連なる浅底の環状凹部7cとが設けられており、該環状凹部7cにゴム製の環状の弾性板21が挿入支持されている。この弾性板21は、金属製の軸受部材7が金属製の操作体18に直接当接するのを防いでいる。
【0028】
尚、前記支持部材6内には、前記トーションバー42の捩れに応じた操舵軸41、43の相対回転変位量によって前記操舵輪Bに加わる操舵トルクを検出するトルクセンサ22が内装されており、該トルクセンサ22が検出したトルク等に基づいて前記モータ1が駆動制御されるように構成されている。
【0029】
以上のように構成された電動式パワーステアリング装置において、モータ1及び減速歯車機構Aを組み込む場合、例えば雌形継手部12内にグリースからなる潤滑剤が塗布により充填された状態で、ウォーム2の雄形継手部11が出力軸1aの雌形継手部12に挿入され、セレーション嵌合される。この際、雄形継手部11の反モータ側端部に設けられた流出止環14が、雌形継手部12の開口端部に設けられた環状凹部12aに接触するため、雌形継手部12内の潤滑剤が雌形継手部12の開口端部から外部へ流出するのを防ぐことができる。従って、雄形継手部11及び雌形継手部12の叩き音を抑制しつつ経年使用することができる。
【0030】
また、流出止環14が環状凹部12aに接触する際には雌形継手部12内の密封性が高くなるため、この状態で雄形継手部11がさらに挿入される際には雌形継手部12内の内圧が上昇する。この内圧の上昇により変形部材16が変形し、該変形部材16の体積が小さくなり、雌形継手部12の内圧の上昇を抑制することができる。従って、適正位置に到達するまで雄形継手部11を容易に挿入することができ、組立て作業性を保つことができる。しかも、雄形継手部及び雌形継手部12の間には潤滑剤が充填されているため、雄形継手部及び雌形継手部12での叩き音を低減することができる。
【0031】
実施の形態2
図3は電動式パワーステアリング装置の実施の形態2の構成を示す要部の拡大断面図である。
この実施の形態2の電動式パワーステアリング装置は、雌形継手部12の内圧上昇を抑制する手段として、実施の形態1の変形部材16をなくし、軸部2aの転がり軸受5への支持部と環状溝11aとの間の外周面から雄形継手部11の凹所11bに連通する連通孔22を設けたものである。
【0032】
実施の形態2において、連通孔22は軸部2aの支持部と環状溝11aとの間の外周面から径方向に穿設された径方向孔22aと、該径方向孔22a及び凹所11bに連通する軸長方向孔22bとからなり、雄形継手部11の雌形継手部12への挿入によって雌形継手部12内の容積が減少する際に、雌形継手部12内の空気の一部を連通孔22へ排出するようにしてある。尚、連通孔22には前記潤滑剤を少量充填してもよいし、また、潤滑剤を充填しなくてもよい。潤滑剤を少量充填した場合は、雄形継手部11の挿入によって雌形継手部12内の容積が減少する際に、雌形継手部12内の空気の一部が外部へ排出される。また、連通孔22に潤滑剤を充填しない場合は、雄形継手部11の挿入によって雌形継手部12内の容積が減少する際に、雌形継手部12内の潤滑剤の一部が連通孔22に流入し、連通孔22の空気が外部へ排出される。なお、連通孔22に潤滑剤を少量でも充填しておくと、潤滑剤の絶対量が増えるので、より長期に亘って効果が持続する。
【0033】
実施の形態2にあっては、軸部2a、換言すれば雄形継手部11が連通孔22を有しており、組立て時など雌形継手部12内の容積が減少する際に雌形継手部12内の空気を連通孔22から排出させるため、変形部材16を用いた場合に比べて雄形継手部11の挿入抵抗を低減でき、組立て作業性を向上できる。なお、連通孔22の断面積が小さく、しかも潤滑剤は粘性を有するので、潤滑剤が連通孔22を通って流出することはほとんど防止できる。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
【0034】
実施の形態3
図4は電動式パワーステアリング装置の実施の形態3の構成を示す要部の拡大断面図である。
この実施の形態3の電動式パワーステアリング装置は、雌形継手部12の内圧上昇を抑制する手段として、実施の形態1の変形部材14を有する構成において、軸部2aの転がり軸受5への支持部と環状溝11aとの間の外周面から変形部材16を貫通して雄形継手部11の凹所11bに連通する連通孔23を設けたものである。
【0035】
実施の形態3において、連通孔23は変形部材16の中心部に穿設された貫通孔23aと、支持部及び環状溝11aの間の外周面から径方向に穿設された径方向孔23bと、該径方向孔23b及び貫通孔23aに連通する軸長方向孔23cとからなり、雄形継手部11の雌形継手部12への挿入によって雌形継手部12内の容積が減少する際に、雌形継手部12内の空気を連通孔23から外部へ排出するようにしてある。
【0036】
実施の形態3にあっては、組立て時など雌形継手部12内の容積が減少する際に雌形継手部12内の空気を連通孔23から外部へ排出させることができ、さらに、雌形継手部12内の内圧の上昇により変形部材16を変形させ、該変形部材16の体積を小さくすることができるため、適正位置に到達するまで雄形継手部11を容易に挿入することができ、組立て作業性を保つことができる。
その他の構成及び作用は実施の形態1、2と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
【0037】
実施の形態4
図5は電動式パワーステアリング装置の実施の形態4の構成を示す要部の拡大断面図である。
この実施の形態4の電動式パワーステアリング装置は、雌形継手部12の内圧上昇を抑制する手段として、軸部2aに連通孔22,23を設ける代わりに、雌形継手部12に連通孔24を設けたものである。
【0038】
実施の形態4において、連通孔24は筒部材13の途中に内側と連通するように穿設されており、雄形継手部11の雌形継手部12への挿入によって雌形継手部12内の容積が減少する際に、雌形継手部12内の潤滑剤又は空気を連通孔24から外部へ排出するようにしてある。この連通孔24は1つである他、周方向に離隔して複数としてもよい。
【0039】
実施の形態4にあっては、雌形継手部12が連通孔24を有しており、組立て時など雌形継手部12内の容積が減少する際に雌形継手部12内の潤滑剤又は空気を連通孔24から外部へ排出させるため、変形部材16を用いた場合に比べて雄形継手部11の挿入抵抗を低減でき、組立て作業性を向上できる。
その他の構成及び作用は実施の形態1、2と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
【0040】
尚、以上説明した実施の形態ではモータ1の出力軸1aが雌形継手部12を有し、ウォーム2の軸部2aが雄形継手部11を有する構成としたが、その他、出力軸1aが雄形継手部11を有し、軸部2aが雌形継手部12を有する構成としてもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上詳述したように第1発明、第2発明によれば、雄形継手部及び雌形継手部の潤滑剤の流出を防ぐことができ、雄形継手部及び雌形継手部の叩き音を抑制しつつ経年使用することができるとともに、組立て時など雄形継手部を雌形継手部に挿入する場合、雄形継手部及び雌形継手部にて形成される空間の内圧変化を抑制しつつ容易に挿入することができ、組立て作業性を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動式パワーステアリング装置の減速歯車機構部分の実施の形態1の構成を示す拡大断面図である。
【図2】本発明に係る電動式パワーステアリング装置の全体部分の構成を示す断面図である。
【図3】本発明に係る電動式パワーステアリング装置の実施の形態2の構成を示す要部の拡大断面図である。
【図4】本発明に係る電動式パワーステアリング装置の実施の形態3の構成を示す要部の拡大断面図である。
【図5】本発明に係る電動式パワーステアリング装置の実施の形態4の構成を示す要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 モータ
1a 出力軸
2 ウォーム(駆動歯車)
2a 軸部
3 ウォームホイール(従動歯車)
4 舵取手段
7 押付体
11 雄形継手部
12 雌形継手部
14 流出止環
16 変形部材
22,23,24 連通孔
Claims (2)
- モータの出力軸に雄形継手部及び雌形継手部を介して継合される軸部を有する駆動歯車と、該駆動歯車に噛合し、舵取手段に繋がる従動歯車とを備え、前記モータの回転によって操舵補助するようにした電動式パワーステアリング装置において、前記雄形継手部及び雌形継手部の少なくとも一方は雄形継手部及び雌形継手部の間に充填されている潤滑剤の流出を防ぐための流出止環を備えており、前記雄形継手部及び雌形継手部にて形成される空間内には内圧の変化によってその体積が変化する変形部材を収容してあることを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
- モータの出力軸に雄形継手部及び雌形継手部を介して継合される軸部を有する駆動歯車と、該駆動歯車に噛合し、舵取手段に繋がる従動歯車とを備え、前記モータの回転によって操舵補助するようにした電動式パワーステアリング装置において、前記雄形継手部及び雌形継手部の少なくとも一方は雄形継手部及び雌形継手部の間に充填されている潤滑剤の流出を防ぐための流出止環を備えており、前記雄形継手部及び雌形継手部にて形成される空間内には内圧の変化によってその体積が変化する変形部材を収容してあり、前記雄形継手部及び雌形継手部の少なくとも一方は雄形継手部及び雌形継手部にて形成される空間内と外部とに連通する連通孔を有することを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
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