JP4100139B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、円形メディアに対して高精度な位置に画像を形成させる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
CD−RやCD−RW等の、ユーザが記録可能な円形のメディアに対し、その表面にラベル等を自由に印刷できるプリンタが要望されているが、円形メディアには、印刷可能な領域と印刷不可の領域があり、印刷しようとする画像を位置合わせすることが必要となる。
【0003】
たとえば特許文献1に記載された印刷方法は、円形メディアに対する印刷画像の位置決めは円形の光メディアまたは円形メディアサイズにカットされた用紙に印刷確認用パターンを印刷させ、ユーザにその印刷パターンのずれ量を補正させる方式である。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−133733号公報(第4−5頁、図5)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載された方法を用いて、現状の市販のプリンタによる円形の光メディアに対するラベルの印刷を行うには、ユーザにより予め円形の光メディアもしくは円形の用紙をセットし、まず位置決めのための印刷パターンを印刷させ、本パターンをユーザで識別し、ずれ量の調整を行う必要がある。また、印刷する画像はPC等の表示編集装置で印刷したい画像を規定の円形内に予め編集しておく必要がある。
【0006】
本発明は、円形メディアのサイズをユーザに処理させる事無く装置側が自動に判別し、得られた情報にて装置側がユーザ側に対して編集方法を決定させる方法にて画像を印刷させることを可能とする画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像形成装置においては、インクジェットプリンタ等の画像形成装置のキャリッジ部に設けられた円形メディア検出用のセンサと、前記キャリッジ部のホームポジションに対して円形メディアを所定距離搬送し前記キャリッジ部が主走査方向に移動した場合に前記センサが円形メディアを検出できる位置において、前記キャリッジ部を前記ホームポジションから主走査方向に移動し前記センサが円形メディアを検出した位置に対する前記ホームポジションからの主走査方向における距離をMCLとするとともに、前記センサが円形メディアを検出後に円形メディアを検出しなくなった位置に対する前記ホームポジションからの主走査方向における距離をMCRとし、主走査方向における前記ホームポジションから円形メディアの中心位置までの距離MCSを、MCS=MCL+(MCR−MCL)/2として演算するとともに、円形メディアの半径がRである場合に、円形メディアを前記所定距離搬送した後の搬送方向における前記ホームポジションから円形メディアの中心位置までの距離Yを、Y={R 2 −[(MCR−MCL)/2] 2 1/2 として演算する演算手段とを設けたものである。
【0008】
この発明によれば、円形メディアのサイズをユーザに処理させる事無く装置側が自動に判別し、得られた情報にて装置側がユーザ側に対して編集方法を決定させる方法にて画像を印刷させる事を可能とする画像形成装置が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載発明は、インクジェットプリンタ等の画像形成装置のキャリッジ部に設けられた円形メディア検出用のセンサと、キャリッジ部のホームポジションに対して円形メディアを所定距離搬送しキャリッジ部が主走査方向に移動した場合にセンサが円形メディアを検出できる位置において、キャリッジ部をホームポジションから主走査方向に移動しセンサが円形メディアを検出した位置に対するホームポジションからの主走査方向における距離をMCLとするとともに、センサが円形メディアを検出後に円形メディアを検出しなくなった位置に対するホームポジションからの主走査方向における距離をMCRとし、主走査方向におけるホームポジションから円形メディアの中心位置までの距離MCSを、MCS=MCL+(MCR−MCL)/2として演算するとともに、円形メディアの半径がRである場合に、円形メディアを所定距離搬送した後の搬送方向におけるホームポジションから円形メディアの中心位置までの距離Yを、Y={R 2 −[(MCR−MCL)/2] 2 1/2 として演算する演算手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置である。
【0010】
この発明においては、予め円形メディアのサイズが分かっている場合(メディアサイズは規格化されたサイズであるのでユーザで予め装置側に情報を提供させることが可能な場合)、キャリッジ等配備されたメディア検出センサにより円形メディア上にコーティングされたインク受容層の反射光もしくは透過型のメディアトレイや検出位置上のトレイにスリットを設け円形メディアをスキャンする際に透過した光の変化点とセンサのホームポジションからの距離を求めることにより、円形メディアの中心位置を得ることができるため、ユーザが事前にメディアトレイ上の円形メディアの位置を確認することなく印刷画像を高精度に円形メディア上に印刷させることができる作用を有する。
【0015】
本発明の請求項に記載の発明は、演算手段により演算されたホームポジションから円形メディアの中心位置までの主走査方向および搬送方向における距離情報に基づいて、主走査方向に対する印刷の吐出タイミングおよび搬送方向に対するキャリッジの移動距離を微調整する微調整手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
【0016】
この発明においては、円形メディアにより高精度に印刷させるために、主走査方向に対する吐出位置の補正手段として、主走査側に取り付けられたリニアエンコーダの位置情報を基準にして印刷の吐出パルスを高周波のクロックにてシフト処理を行うようにしたものであり、より高精度な位置で印刷画像を吐出させることが可能であるという作用を有する。また、搬送方向に対する補正手段としては、搬送方向に取り付けられた回転型のエンコーダのエンコーダパルスよりモータのステップ数を調整することにより、より高精度な位置へキャリッジを移動させることが可能であるという作用を有する。
【0017】
本発明の請求項に記載の発明は、演算手段により演算されたホームポジションから円形メディアの中心位置までの主走査方向および搬送方向における距離に基づいて、円形メディアの中心位置を主走査方向にスキャンする手段により円形メディアの中央部のインク受容層が塗布されていない円形部分を判別し、インク受容層以外の部分の画像をマスク処理する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
【0018】
この発明においては、円形メディアのインク受容層以外のマスキング処理手段として、実際に検出される信号はインク受容層とそうでない部分の検出であることを利用して、請求項1または2に記載の手法により円形メディアの中心位置の検出後、円形メディアの中心をスキャンすることによりインク受容層の有無の位置を検出することができるという作用を有する。インク受容層も円形であることより、メディアの中心部のインク受容層が塗布されていない円が分かる。そこで、その受容層以外の部分の画像を表示・編集処理にて自動的に空白データとするか、もしくはハード的に吐出信号を停止させることにより、インク受容層以外に印刷させない処理が可能となる。
【0019】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図13を用いて説明する。
【0020】
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の正面図、図2は同検出部の構成を示す説明図であり、この画像形成装置は、インクジェットプリンタ等のキャリッジ101の部分に設置されたエンコーダセンサ102およびメディアセンサ103と、円形メディア111を装着できるメディアトレイ110と、キャリッジ101の移動速度および距離を制御するためのリニアエンコーダ105と、CR(キャリッジリターン)モータ104と、搬送方向Hの移動速度および移動距離を制御するための回転型エンコーダ108とLF(ラインフィード)モータ(ステッピングモータ)109で構成されている。また、キャリッジ101およびメディアセンサ103位置の基準位置を示すホームポジション(Home Position)114が設けられている。
【0021】
メディアセンサ103は、図2(a)に示すように、円形メディア111のインク受容層と円形メディア111以外の光量の差を検出する反射型センサタイプとすることができる。あるいは、透過型センサを利用するときは、図2(b)に示すように、透過型のメディアトレイ110や、円形メディア111を検出する部分のメディアトレイ110の部分にスリットを設け、発光素子113Aを配備したキャリッジ101と、メディアトレイ110と反対側に配備された受光素子113Bを備えた受光ユニット112が、キャリッジ101の移動に連動して動作する構成とすることができる。
【0022】
図3は、本発明の実施の形態に係る印刷画像形成装置の構成を示すブロック図である。モータコントロール部206は、CRモータ104およびLFモータ109の制御を行う。主走査方向の速度・距離制御として装置内にリニアエンコーダ105が配備され、キャリッジ101内に配備されたエンコーダセンサ107にてCRモータ104の速度・移動距離を制御する。モータコントロール部206はまた、装置内に配備された回転型エンコーダ108により、LFモータ(ステッピングモータ)109の搬送速度・距離を制御する。メディアセンサ103はキャリッジ101に配備され、主走査方向および搬送(ラインフィード)方向へ移動中にセンシングした電気的信号の変化点を検出制御部208に伝える。演算部204では、メディアセンサ103にて得られた情報をホームポジション114からの距離情報として演算し、メインコントロール部203に情報を提供する。このとき、正確な位置に印刷するための手段として、搬送方向に対する微調整用のデータはメインコントロール部203が管理する。主走査方向に対する微調整データは吐出制御部205が管理する。表示部201は、編集メニューや印刷させる画像の表示と円形メディアサイズ検出後の円情報(円カーソル)を表示させるための手段である。編集部202は、前記画像データと円情報データの双方の情報よりメディアに合致した印刷画像を形成させるための編集を制御するためのものである。
【0023】
(実施の形態1)
本発明に係る実施の形態1を、図1,図4〜7を用いて説明する。図4は本発明の実施の形態1に係る円形メディアサイズおよび位置検出フローチャート、図5は本発明の実施の形態1に係る規定サイズの円形メディアの位置検出方法の説明図、図6は本発明の実施の形態1に係る規定サイズの円形メディアの主操作方向中心位置演算方法の説明図、図7は本発明の実施の形態1に係る規定サイズの円形メディアの中心位置演算方法の説明図である。
【0024】
円形メディア111のサイズが規定サイズでかつ検出以前に既知のサイズである場合の基準位置検出方法は、図4および図5を参照して、まずステップS1では、キャリッジ101をホームポジション114にセットし、ステップS2でメディアトレイ110を搬送方向Hへホームポジション114からスキャンを開始させる距離SC1まで移動させる。このときの搬送距離SC1の関係は、(式1)を満足することとする。
【0025】
SC1>Rmax−Rmin ・・・・・・(式1)
ただし、Rmaxはメディア最大サイズの半径、Rminはメディア最小サイズの半径、メディアサイズは規格値とする。
【0026】
次にステップS3では、図6に示すように、キャリッジ101を主走査方向Sに移動しスキャンを開始する。キャリッジ101に配備されたメディアセンサ103にて円形メディア111のインク受容層が塗布されている場所とされていない場所の光量の差を検出する。ステップS4では、ホームポジション114から主走査方向にスキャンを開始し初めに変化が生じるまでの距離をMCL1とし次に変化が生じた距離をMCR1とする。ステップS5ではメディアサイズが既知かどうかを判断し、円形メディア111のサイズが既知である場合の処理はステップS10へ進む。ステップS10では、図4の前記の
検出結果=ホームポジション114からの距離MCR,MCL
を演算することにより、円形メディア111の主走査方向に対する中心位置を求めることができる。主走査方向側に対する円形メディアの中心位置MCSは次の(式2)の関係になる。
【0027】
MCS=MCL+(MCR−MCL)/2 ・・・・・・(式2)
円形メディア111のサイズは既知であることより半径Rも既知である。よって図7および次の(式3〜5)により、円形メディア111の基準となる中心位置及び先頭位置も計測可能となる。
【0028】
検出部間の距離Cは、
C=MCR−MCL ・・・・・・・・・・・・(式3)
検出部から円形メディアの中心までの距離Yは、
Y=[R2−(C/2)21/2 ・・・・・・・・・・(式4)
キャリッジのホームポジションから円形メディアの先頭までの距離STは、
ST=SC+Y−R=SC+[R2−(C/2)21/2−R・・・(式5)
となる。
【0029】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2を、図1,図4〜12を用いて説明する。図8は本発明の実施の形態2に係る未知サイズの円形メディアの位置検出方法の説明図、図9〜図12は本発明の実施の形態2に係る未知サイズの円形メディアの検出と演算方法の説明図である。
【0030】
円形メディア111として複数の規定サイズが存在し、かつ最小サイズが既知の場合の検出方法は、前記実施の形態1と同様に、1回目の主走査方向に対するスキャンと検出処理(ステップS1〜4)まで行う。円形メディア111のサイズは未定なのでステップS6へ進む。
【0031】
次にステップS6では、円形メディアの曲面の異なる部分をスキャンするために2回目のスキャンとしてキャリッジの戻り(逆方向)を利用するため搬送方向へ規定の距離SC2まで移動する。ステップS7では、キャリッジ101が円形メディア111の最大サイズ内でスキャンが可能な位置まで主走査方向Aへ移動後2回目のスキャンを行う。このときキャリッジ101はホームポジション114まで戻る。
【0032】
ステップS8では、キャリッジ101が主走査方向の逆方向に移動しキャリッジ101に配備されたメディアセンサ103が初めに検出した変化点に対しホームポジション114からその変化点までの距離をMCR2とし、次に検出した変化点に対しホームポジション114からその変化点までの距離をMCL2とする。キャリッジ101が逆に移動するときにも当然移動距離はリニアエンコーダ105により計測できるため逆に移動した際もホームポジション114からの距離として判断できる。
【0033】
ステップS10にて、円形メディア111の主走査方向に対する中心位置はステップS4にて検出した結果より求められる。またステップS8にて得られた結果を用いても同様の結果が得られる。但し、A/D変換の閾値のサンプリング誤差や応答時間による誤差を低減する手段として、スキャンの往路側の処理であるステップS4とスキャンの復路側であるステップS8にて得られた結果の平均値を主走査方向Aに対する円形メディア111の中心位置とすることで、より精度が向上する。
【0034】
次に、ステップS11において、前記で得られた4ポイントの検出点を利用し未知である円形メディアの中心点及びサイズを求める。まず4ポイントの座標は全てホームポジション114を基点にした距離として現すことができる。各ポイントは次のようになる。(MCL1,SC1)901、(MCL2,SC2)902、(MCR1,SC1)903、(MCR2,SC2)904である。
【0035】
図9に示すように、次の2ポイントに注目してこの2点を通過する直線の式を求める。(MCL1,SC1)901と(MCL2,SC2)902の2点間を通過する直線の(式6)を求める。
【0036】
Y=−nX+a・・・・・・・・・(式6)
ただし、
n={(SC2−SC1)/(MCL1−MCL2)}、
a={(MCL1・SC2−MCL2・SC1)/(MCL1−MCL2)}前記の2点間の中間点((MCL2+MCL1)/2,(SC2+SC1)/2)を通過する(式6)で表される直線に垂直な線は、未知の円の中心を通過する直線である。(式6)で表される直線に垂直な直線の傾きは、図10に示すように単純に傾きの方向性と傾斜の係数を反転させることにより求まる。下に示す直線の(式7)がそれに当たる。
【0037】
Y=mX+b・・・・・・・・・・・(式7)
ただし、
m={(MCL1−MCL2)/(SC2−SC1)}、
b={(SC22−SC12+MCL22−MCL12)/2(SC2−SC1)}
同様に図11に示すように、検出した2ポイント(MCR1,SC1)903と(MCR2,SC2)904より2点間を結ぶ直線の(式8)が求まり、その2点間の中心及び円の中心を通過する(式8)に対して垂直かつ未知の円の中心を通過する直線の(式9)が導き出せる。
【0038】
Y={(SC2−SC1)/(MCR2−MCR1)}X+
{(MCR2・SC1−MCR1・SC2)/(MCR2−MCR1)}
・・・・・・(式8)
Y=−{(MCR2−MCR1)/(SC2−SC1)}X+
{(SC22−SC12+MCR22−MCR12)/2(SC2−SC1)}
・・・・・・(式9)
よって、図12に示すように、(式7)と(式9)の直線の交点が円形メディア111の中心位置を示す。なお、主走査方向Aの円形メディア111の中心は別途導き出されているので、本結果と比較可能である。誤差を含む場合2本の直線の式より導き出された中心点は主走査方向Aに対して現れてくるので、予め導かれた主走査方向に対する中心点と直線の式より導かれた中心点とを比較・補正することにより検出時の誤差は、より縮まる結果が得られる。
【0039】
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3を、図1および図13〜図20を用いて説明する。図13〜図20は印刷画像の編集方法の例を示す説明図である。
【0040】
編集を行うための表示画面は、図13に示すように、印刷画像1407を編集するための選択画像表示エリア1404、編集方法を選択するメインメニュー1401、メインメニューで選択後に更に追加の編集を行うサブメニュー1402、円形カーソル内の自由な位置に文字入力を流し込みが可能な編集ライン1403から構成されている。
【0041】
円形メディアサイズが既知の場合は、図14に示すように選択画像表示エリア1404内に予め前記既知のサイズの円形カーソル1405を表示する。円形メディアサイズが未知の場合、実施の形態2による方式にて円形メディアサイズの中心位置及びサイズを検出し、演算した結果を図14に示すように選択画像表示エリア1404内に円形カーソル1405として表示する。予め選択画像表示エリア1404に表示させておいた元画像1407と円形メディアサイズを判別した円カーソル1405を選択画像表示エリア1404に重ね合わせて表示し、図14の状態よりユーザによる編集が開始される。編集はメニュー画面からの選択方式でメインメニュー1401とサブメニュー1402からなる。
【0042】
メインメニューには、図15に示すように元画像1407から円形カーソル1405が示す範囲を自由な位置で抜き取ることや図16、図17に示すように、検出された円形サイズにより、表示されている円形カーソル1405内に元画像1407を自動的に湾曲させるなどの処理を施して円カーソル1405内に画像を納めるフィッティング処理や、図18、図19に示すように元画像1407を加工処理した画像を円形カーソル1405内に収まる(画像が円形カーソルの中心部にある場合は大きく、端にくる場合には小さくするような処理も含む)ように画像を自由に流し込む処理や、図20に示すように、円形カーソル1405内に編集加工選択された画像を自由に回転する処理などが行える。
【0043】
更に図18に示すように、文字入力が可能な編集ライン1403にて文字を入力すると、円形カーソル1405内に自動的に文字情報1406が流し込める。なお、文字情報1406も円形カーソル1405内で自由に移動可能でかつ配置する場所により文字サイズや文字列の状態が変わる。
【0044】
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4を、図1〜図3,図21,図22を用いて説明する。図21は主走査方向に対する構成と印字位置微調整方法の説明図、図22は搬送方向に対する構成とキャリッジ停止位置の微調整方法の説明図である。
【0045】
ホームポジション114よりキャリッジ101にて主走査方向Aに対して移動した距離は、数百〜数千dpiの間隔を持つスリットで構成されたリニアエンコーダ105である。しかしメディアセンサ103にて検出された円形メディア111の中心位置(Xc,Yc)を計算により導き出した結果は、エンコーダ情報のみによるデータの位置合わせでは表現できない算出結果として得られる。
【0046】
そこで、算出結果による位置への微調整手段として実際に画像を形成するための吐出パルスのタイミングをシフトすることにより吐出制御部205内に具備する高周波カウンタ210の基準クロックの2分周までの微調整を行うことができる。
【0047】
印刷データの吐出管理は、図21に示すようにリニアエンコーダ105のスリット間隔をキャリッジに配備されたエンコーダセンサ102にて検出し得られた基準パルスを元に印刷画像の解像度に応じた吐出パルスを生成し印刷する。例としてリニアエンコーダ105のスリット間隔が600dpiの解像度の場合で2400dpiの解像度の印刷画像を形成する場合、リニアエンコーダ105のスリット間に4パルスの吐出パルスが出力される。印字データ出力位置を補正するためにこの吐出パルスに対応する位置にデータを移動しただけでは、計算で導き出された正確な位置に画像を形成することはできない。
【0048】
そこで、前記吐出パルスに対して移動するデータ処理に合わせて吐出パルスを生成する吐出制御部205に具備された高周波カウンタ210を利用して吐出パルスの位置を微調整することにより、主走査方向Aに対する画像形成位置の精度を上げることができる。
【0049】
更に、搬送方向Hにおいても、図22に示すように、LFモータ109側に設けられた回転型エンコーダ108によるスリット間隔の検出による移動と、モータのステップ数などを組み合わせることにより、搬送方向に対するキャリッジ101の停止位置を微調整制御し、これにより印刷位置精度を向上することができる。
【0050】
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5を、図1および図23を用いて説明する。
【0051】
実施の形態1および2により検出されたポイントは、実際には円形メディア111に塗布されたインク受容層1502である。円形メディア111には、図23(a)に示すように、中央部にメディア固定用の穴1501が開いている。当然その部分への画像を印刷することはできないが、受容層以外の部分への印刷もできない。
【0052】
そこで、図23(b)に示すように、実施の形態1および2により検出した円形メディア111の正確な中心位置で主走査方向に1回スキャンすることにより、インク受容層1502とそれ以外の部分での検出結果が得られる。
【0053】
この検出方法により、図23(c)に示すように、中央部のインク受容層が塗布されていない部分GAP1503を検出できる。円形メディア111の中心位置は演算結果より導き出されているので、この中央部のインク受容層1502が塗布されていない部分GAP1503の円を導くことができる。よって、実施の形態4に示す円形メディア111を示す円形カーソル1405に対し、この中央部のインク受容層以外の円であるGAP1503を同時に表示することが可能となり、画像の編集および印刷においてもインク受容層をより有効活用することが可能となる。
【0054】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、印刷可能な円形メディアの印刷画像形成において円形メディアのサイズや中心位置およびインク受容層を自動的に判断させることが可能となり、今までユーザによる円形メディアへの印刷画像の位置合わせを行わせや位置合わせ用の専用用紙や円形メディアを使用することなく正確な円形メディアの基準位置を装置側が自動で判断し印刷させることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の正面図
【図2】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の検出部の構成を示す説明図
【図3】本発明の実施の形態に係る印刷画像形成装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態1に係る円形メディアサイズおよび位置検出フローチャート
【図5】本発明の実施の形態1に係る規定サイズの円形メディアの位置検出方法の説明図
【図6】本発明の実施の形態1に係る規定サイズの円形メディアの主走査方向中心位置演算方法の説明図
【図7】本発明の実施の形態1に係る規定サイズの円形メディアの中心位置演算方法の説明図
【図8】本発明の実施の形態2に係る未知サイズの円形メディアおよび位置検出手段の説明図
【図9】本発明の実施の形態2に係る未知サイズの円形メディアの検出と演算方法(1)の説明図
【図10】本発明の実施の形態2に係る未知サイズの円形メディアの検出と演算方法(2)の説明図
【図11】本発明の実施の形態2に係る未知サイズの円形メディアの検出と演算方法(3)の説明図
【図12】本発明の実施の形態2に係る未知サイズの円形メディアの検出と演算方法(4)の説明図
【図13】本発明の実施の形態3に係る印刷画像の編集方法の一例における選択時の画面を示す図
【図14】本発明の実施の形態3に係る円形メディアサイズ検出後の表示上の構成例を示す図
【図15】本発明の実施の形態3に係る検出した円形メディアサイズへの編集方法における元画像の抜き取り方法の説明図
【図16】本発明の実施の形態3に係る画像サイズのフィッティング方法の説明図
【図17】本発明の実施の形態3に係る画像サイズのフィッティング方法の他の説明図
【図18】本発明の実施の形態3に係る画像の自由配置の方法の説明図
【図19】本発明の実施の形態3に係る画像の自由配置の他の方法の説明図
【図20】本発明の実施の形態3に係る画像の回転と流し込みの方法の説明図
【図21】本発明の実施の形態4に係る主走査方向に対する構成と印字位置微調整方法の説明図
【図22】本発明の実施の形態4に係る搬送方向に対する構成とキャリッジ停止位置の微調整方法の説明図
【図23】本発明の実施の形態5に係るインク受容層の検知方法を示す説明図
【符号の説明】
101 キャリッジ
102 エンコーダセンサ
103 メディアセンサ
104 CRモータ
105 リニアエンコーダ
106 シャフト
107 エンコーダセンサ
108 回転型エンコーダ
109 LFモータ
110 メディアトレイ
111 円形メディア
112 受光ユニット
113A 発光素子
113B 受光素子
114 ホームポジション
201 表示部
202 編集部
203 メインコントロール部
204 演算部
205 吐出制御部
206 モータコントロール部
207 検出制御部(位置制御)
208 検出制御部(メディア検出)
209 ヘッド部
210 高周波カウンタ
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  1. インクジェットプリンタ等の画像形成装置のキャリッジ部に設けられた円形メディア検出用のセンサと、
    前記キャリッジ部のホームポジションに対して円形メディアを所定距離搬送し前記キャリッジ部が主走査方向に移動した場合に前記センサが円形メディアを検出できる位置において、
    前記キャリッジ部を前記ホームポジションから主走査方向に移動し前記センサが円形メディアを検出した位置に対する前記ホームポジションからの主走査方向における距離をMCLとするとともに、前記センサが円形メディアを検出後に円形メディアを検出しなくなった位置に対する前記ホームポジションからの主走査方向における距離をMCRとし、主走査方向における前記ホームポジションから円形メディアの中心位置までの距離MCSを、
    MCS=MCL+(MCR−MCL)/2として演算するとともに、
    円形メディアの半径がRである場合に、円形メディアを前記所定距離搬送した後の搬送方向における前記ホームポジションから円形メディアの中心位置までの距離Yを、
    Y={R 2 −[(MCR−MCL)/2] 2 1/2 として演算する演算手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記演算手段により演算された前記ホームポジションから円形メディアの中心位置までの主走査方向および搬送方向における距離情報に基づいて、主走査方向に対する印刷の吐出タイミングおよび搬送方向に対するキャリッジの移動距離を微調整する微調整手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記演算手段により演算された前記ホームポジションから円形メディアの中心位置までの主走査方向および搬送方向における距離に基づいて、円形メディアの中心位置を主走査方向にスキャンする手段により円形メディアの中央部のインク受容層が塗布されていない円形部分を判別し、前記インク受容層以外の部分の画像をマスク処理する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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