JP4094041B2 - クリーニング受渡しシステム - Google Patents
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利用者を特定する会員カードを供給するための供給機構と、
クリーニングバッグを特定するバッグ用カードを供給するための供給機構と、
バッグ用カードが着脱可能なカード収納ポケットを有するクリーニングバッグを供給するための供給機構と、
クリーニング前の衣類が入ったクリーニングバッグを収納するバッグ収納部と、
クリーニング後の衣類及びクリーニングバッグを収納する複数のロッカーユニットと、
各カードを認識するための認識手段と、
各カード及び所定のロッカーユニットを関連付けて記憶する関連付け手段と、
認識手段及び関連付け手段を介して所定の各カードに関連する所定のロッカーユニットを識別するための識別手段と、
識別手段で識別された所定のロッカーユニットを解錠する機構と、
利用者の選択操作に基づいて、クリーニングバッグのみを供給するか、クリーニングバッグ及び各カードの双方を供給するか、を供給機構に選択動作させるための制御手段と、
を備えている。
図1は、本発明に係るクリーニング受渡しシステムを示す正面図である。図2は、クリーニング受渡しシステムの一部を示す拡大正面図である。図3は、クリーニング受渡しシステムの構成を示すブロック図である。図4は、特定手段及びクリーニングバッグを示す斜視図である。図5は、バッグ投入部及びバッグ収納部を示す斜視図である。
まず、利用者が新規に入会する際の動作手順について説明する。図21及び図22は、新規入会のときの動作手順を説明するためのフローチャートである。
利用者がディスプレイ1の前に立つと、人感センサー2が利用者を感知する。人感センサー2の感知により、CPU11がディスプレイ1の表示を待機画面から操作画面に切り替える。ディスプレイ1の表示がサービスメニュー画面(1)になる(図6)。
利用者がサービスメニュー画面(1)に表示された「新規入会」ボタンをタッチする。
ディスプレイ1の表示が入会金案内画面になる(図7)。入会金案内画面に、「入会金額」、「投入金額」、「おつり金額」が表示される。
利用者はこのまま入会手続を続行するか、中止するかを決定する。
中止するとき、利用者は入会金案内画面に表示された「中止」ボタンをタッチする。これにより、ステップS102に戻り、サービスメニュー画面(1)が表示される。
続行するとき、利用者は代金受渡し装置7に入会金を投入する。
利用者はディスプレイ1に表示された「投入金額」及び「おつり金額」を確認し、「OK」ボタンをタッチする。なお、ここで「中止」ボタンをタッチすると、ステップS102に戻る。おつりがある場合、利用者は代金受渡し装置7でおつりを受け取る。
そして、ディスプレイ1の表示が領収書案内画面になる(図8)。領収書案内画面に、領収書を発行するようにプリンタ8を制御する「発行する」ボタン、発行しないように制御する「発行しない」ボタンが表示される。
利用者はこのまま入会手続を続行するか、中止するかを決定する。
中止するとき、利用者は領収書案内画面に表示された「中止」ボタンをタッチする。その後、入会金が代金受渡し装置7で返却され、ステップS102に戻り、サービスメニュー画面(1)が表示される。
続行するとき、利用者は入会金の領収書を発行するか、発行しないかを決定する。
領収書を発行するとき、利用者は領収書案内画面に表示された「発行する」ボタンをタッチする。これにより「発行する」ボタンの色が変わり、「発行する」ボタンの選択を明示する。利用者は「発行する」ボタンの選択を確認後、「OK」ボタンをタッチする。そして、プリンター8のプリント口80から領収書がプリント出力される。
領収書を発行しないとき、利用者は領収書案内画面に表示された「発行しない」ボタンをタッチする。これにより「発行しない」ボタンの色が変わり、「発行しない」ボタンの選択を明示する。利用者は「発行しない」ボタンの選択を確認後、「OK」ボタンをタッチする。
CPU11が、発行する会員カード40の会員番号(例えば13579)とバッグ用カード41のバッグ番号(例えば24680)とを関連付けて記憶する。
特定手段・クリーニングバッグ供給機構4が、会員カード40、バッグ用カード41及びクリーニングバッグ60を保管庫(図示略)から供給口46へ送る。利用者はこれらを受け取り、バッグ用カード41をクリーニングバッグ60のカード収納ポケット60aに収納する。
そして、プリンター8から入会案内、使用説明書及び料金表がプリント出力される。
次に、利用者がクリーニング前の衣類を預ける際の動作手順について説明する。図23及び図24は、預けるときの動作手順を説明するためのフローチャートである。なお、上記と重複する部分については詳細な説明を省略する。
利用者がディスプレイ1の前に立ち、人感センサー2の感知により、ディスプレイ1の表示が待機画面からサービスメニュー画面(1)に切り替わる(図6)。
サービスメニュー画面(1)の指示に従い、利用者が会員カード40のバーコード部40aをカードリーダ5の読取センサー50に当てる。これにより、カードリーダ5が会員番号(例えば13579)を読み取る。
CPU11が会員番号に対応する記憶データを出力する。この記憶データには、例えば利用金額に応じて加算されたポイント等が記憶されている。
ディスプレイ1の表示がサービスメニュー画面(2)に切り替わる(図9)。サービスメニュー画面(2)には、会員番号「13579」、「お預け」ボタン及び「お受取り」ボタンが表示される。さらに、サービスメニュー画面(2)に、前記の出力された記憶データに基づいて、合計獲得ポイント(例えば1234点)が表示される。なお、この合計獲得ポイントは、ポイント数に応じて利用者が景品等を受け取ることのできるサービスポイントである。
利用者がサービスメニュー画面(2)に表示された「お預け」ボタンをタッチする。
CPU11が、預かり日からクリーニング所要日数(例えば1日)を経過した後に、ロッカーユニット3,3’が満杯か否かを識別する。
ロッカーユニット3,3’が満杯のとき、ディスプレイ1にロッカー満杯案内画面を表示する(図10)。利用者は引渡しが、例えば明後日になることを確認して、このまま衣類を預けるか、中止するかを決定する。
中止するとき、利用者はロッカー満杯案内画面に表示された「中止」ボタンをタッチする。これにより、ステップS202に戻り、サービスメニュー画面(1)が表示される。
続行するとき、利用者はロッカー満杯案内画面に表示された「続行」ボタンをタッチする。これにより、次のステップS222の動作が行われる。
また、ロッカーユニット3,3’が満杯でないときも、ディスプレイ1が衣類点数入力画面に切り替わる(図11)。
利用者は、このまま預け入れを続行するか、中止するか決定する。中止するとき、利用者は「中止」ボタンをタッチして(ステップS218)、ステップS202へ戻る。
続行するとき、衣類点数入力画面に表示されたテンキーを用いて、預ける衣類の点数をタッチする。例えば、利用者がワイシャツ5点とスーツ(ズボン)2点をクリーニングする際、テンキーの「7」ボタンをタッチする。これにより、お預け衣類「7」点が表示される。訂正する際には、「訂正」ボタンをタッチして入力し直す。そして、入力された衣類点数をCPU11が記憶する。
利用者は入力した衣類点数を確認後、「OK」ボタンをタッチする。
ディスプレイ1にバッグ投入案内画面が表示される(図14)。
利用者は、このまま預け入れを続行するか、中止するかを決定する。中止するときは、「中止」ボタンをタッチして(ステップS218)、ステップS202へ戻る。
続行するとき、利用者は、投入扉90aを開き投入口90bからバッグ投入部90へクリーニング前の衣類の入ったクリーニングバッグ60を入れる。これにより、クリーニングバッグ60はバッグ収納部9に収納される。
そして、利用者は「OK」ボタンをタッチする。
ディスプレイ1に、CPU11に予め設定されたクリーニング所要日数に基づいて、仕上がり日時の表示された仕上がり日時案内画面が表示される(図15)。
また、仕上がり日時案内画面に、所定日数を超えてもクリーニング衣類を受け取らないときは、保管料が掛かる旨を案内する。例えば、仕上がり日数から3日を超えても衣類の受け取りがない場合は、4日目から100円/日の保管料がクリーニング代金に加算される。このように、保管料を徴収するように構成することにより、利用者の受取り率を向上できる。
そして、プリンタ8から、預け入れ日時、預け入れ衣類の点数、仕上がり予定日時等の記載された預り証がプリント出力される。
次に、クリーニング業者が衣類を受け渡す際の動作手順について説明する。図25及び図26は、受渡しのときの動作手順を説明するためのフローチャートである。なお、上記で説明した部分については詳細な説明を省略する。
先ず、クリーニング業者はバッグ収納部9の収納扉9aを解錠する。
クリーニング業者は、利用者が投入してバッグ収納部9に収納されたクリーニング前の衣類の入ったクリーニングバッグ60を集荷する。
その後、クリーニング業者はバッグ収納部9を旋錠して、集荷したクリーニングバッグ60を工場へ搬送する。
クリーニング業者はクリーニングバッグ60内の衣類を洗濯、仕上げ、包装した後、クリーニング受渡しシステムへ搬送する。
クリーニング業者がバッグ用カード41のバーコード部41aをカードリーダ5に当てて、カードリーダ5がバッグ番号「24680」を識別する。
ディスプレイ1に空きロッカー案内画面が表示される(図16)。CPU11が、旋解錠機構30に基づいて、解錠されているロッカーユニット3,3’を識別し、空きロッカー案内画面に空きロッカー番号3bを表示する。
クリーニング業者はクリーニングバッグ60とクリーニング後の衣類とを、表示された適当な空きロッカーユニット3,3’に収納して保管する。スーツやコート等のように吊り下げて保管するときは大きなロッカーユニット3に、ワイシャツ等のように折り畳んで保管するときは小さなロッカーユニット3’に収納する。本例では、スーツ(ズボン)を吊り下げて保管するのでロッカー番号「5」の大きなロッカーユニット3に収納する。
クリーニング業者は収納後、「OK」ボタンをタッチする。
ディスプレイ1にロッカー番号入力画面が表示される(図17)。
クリーニング業者は、クリーニング衣類を収納したロッカーユニット3のロッカー番号「5」を、ロッカー番号入力画面に表示されたテンキーをタッチして入力する。
クリーニング業者はロッカー番号を確認後、「OK」ボタンをタッチする。
CPU11は、バッグ番号「24680」とロッカー番号「5」とを関連付けて記憶する。
ディスプレイ1に衣類入力画面が表示される(図12)。
衣類入力画面に表示されたクリーニング対象の衣類ボタンをタッチする。本例では、「ワイシャツ」ボタンをタッチする。なお、クリーニング対象の衣類ボタンが画面に表示されていない場合は、「その他」ボタンをタッチするごとに、他の種類の衣類が次々に表示されるようになっている。
次に、選択したクリーニング衣類の点数を入力する。この例では、5枚のワイシャツをクリーニングしたので、テンキーの「5」をタッチする。
クリーニングした衣類が複数ある場合(S334)、「次へ」ボタンをタッチして(S336)、CPU11により、ステップS328へ戻り次の衣類の衣類点数入力画面になる(図13)。そして、次の衣類(スーツ(ズボン))及び点数(2点)を入力する(ステップS328〜S332)。選択した衣類の点数を全て入力したとき、次のステップS338を行う。
クリーニング業者はこのまま保管を続行するか、中止するか決定する。
中止するとき、クリーニング業者は「中止」ボタンをタッチして、ステップS314へ戻る。
クリーニング業者は対象衣類及び点数を確認後、「OK」ボタンをタッチする。
CPU11が旋解錠機構30を制御して、上記のS322で入力されたロッカー番号「5」のロッカーユニット3が旋錠される。
さらに、S340で入力された衣類点数に基づいて、CPU11がクリーニング代金を自動計算する。そして、CPU11はバッグ番号「24680」と関連付けてクリーニング代金を記憶する。
次に、利用者がクリーニング後の衣類を受け取る際の動作手順について説明する。図27及び図28は、受け取るときの動作手順を説明するためのフローチャートである。なお、上記で説明した部分については詳細な説明を省略する。
利用者がディスプレイ1の前に立ち、人感センサー2の利用者の感知により、ディスプレイ1の表示が待機画面からサービスメニュー画面(1)に切り替わる(図6)。
利用者が会員カード40のバーコード部40aをカードリーダ5に当てて、カードリーダ5で会員番号「13579」を読み取る。
CPU11が会員番号に対応する記憶データを出力する。
ディスプレイ1の表示がサービスメニュー画面(2)に切り替わる(図9)。
利用者がサービスメニュー画面(2)に表示された「お受取り」ボタンをタッチする。
CPU11が、会員番号「13579」からバッグ番号「24680」に関連付けられたクリーニング代金を出力する。
ディスプレイ1がクリーニング代金案内画面に切り替わる(図18)。クリーニング代金案内画面には、「クリーニング代金」、「保管料」、「投入金額」及び「おつり」が表示される。上記したように「保管料」は、仕上がり予定日時よりも所定日数を超えても利用者がロッカーからクリーニング衣類を取り出していない場合にのみ加算され、表示される。この場合、利用者は仕上がり日時から3日を超えて(4日目に)受け取りに来たので、保管料として100円が加算されている。
利用者はこのまま受取り手続を続行するか、中止するかを決定する。
中止するとき、利用者は「中止」ボタンをタッチする。これにより、ステップS402に戻り、ディスプレイ1にサービスメニュー画面(1)が表示される。
続行するとき、利用者は代金受渡し装置7でクリーニング代金を投入する。
利用者は投入金額及びおつり金額を確認後、「OK」ボタンをタッチする。おつりがある場合、利用者は代金受渡し装置7を介しておつりを受け取る。
ディスプレイ1の表示が領収書案内画面になる(図8)。
利用者はこのまま受取り手続を続行するか、中止するかを決定する。
中止するとき、利用者は「中止」ボタンをタッチし、クリーニング代金が代金受渡し装置7で返却されて、ステップS402に戻り、サービスメニュー画面(1)が表示される。
続行するとき、利用者はクリーニング代金の領収書を発行するか、発行しないかを決定する。
領収書を発行するとき、利用者は領収書案内画面に表示された「発行する」ボタンをタッチする。利用者は「発行する」ボタンの選択を確認後、「OK」ボタンをタッチする。その後、プリンター8から領収書がプリント出力される。
領収書を発行しないとき、利用者は領収書案内画面に表示された「発行しない」ボタンをタッチする。利用者は「発行しない」ボタンの選択を確認後、「OK」ボタンをタッチする。
さらに、CPU11は会員番号「13579」からバッグ番号「24680」に関連付けられた衣類収納のロッカー番号「5」を出力する。
CPU11が会員番号「13579」の記憶データにポイントを加算して記憶する。
ディスプレイ1がロッカー番号案内画面に切り替わる(図19)。ロッカー番号案内画面には収納ロッカー番号「5」が表示される。
CPU11が旋解錠機構30を制御して、収納ロッカー番号「5」のロッカーユニット3を解錠する。さらに、ロッカー番号「5」のロッカーユニット3の案内ランプ3aが点灯する。
利用者は、このロッカーユニット3からクリーニングされた衣類及びクリーニングバッグ60を受け取る。
次に、クリーニングバッグが傷んだりしたときに、利用者が新たなバッグを購入する際の動作手順について説明する。図29は、バッグ購入のときの動作手順を説明するためのフローチャートである。なお、上記で説明した部分については詳細な説明を省略する。
利用者がディスプレイ1の前に立つと、人感センサー2の感知により、ディスプレイ1の表示がサービスメニュー画面(1)になる(図6)。
利用者は「バッグ購入」ボタンをタッチする。
ディスプレイ1の表示がバッグ料金案内画面になる(図20)。バッグ料金案内画面に、「バッグ料金」、「投入金額」、「おつり金額」が表示される。
利用者はこのまま購入手続を続行するか、中止するかを決定する。
中止するとき、利用者は「中止」ボタンをタッチする。これにより、ステップS502に戻り、サービスメニュー画面(1)が表示される。
続行するとき、利用者は代金受渡し装置7でバッグ料金を投入する。
ディスプレイ1に表示された「投入金額」及び「おつり金額」を確認し、「OK」ボタンをタッチする。おつりがある場合、利用者は代金受渡し装置7でおつりを受け取る。
ディスプレイ1の表示が領収書案内画面になる(図8)。
利用者はこのまま購入手続を続行するか、中止するかを決定する。
中止するとき、利用者は「中止」ボタンをタッチする。バッグ料金が代金受渡し装置7で返却されて、ステップS502に戻り、サービスメニュー画面(1)が表示される。
続行するとき、利用者はバッグ料金の領収書を発行するか、発行しないかを決定する。
領収書を発行するとき、利用者は「発行する」ボタンをタッチする。利用者は「発行する」ボタンの選択を確認後、「OK」ボタンをタッチする。その後、プリンター8から領収書がプリント出力される。
領収書を発行しないとき、「発行しない」ボタンをタッチする。利用者は「発行しない」ボタンの選択を確認後、「OK」ボタンをタッチする。
クリーニングバッグ供給機構4がクリーニングバッグ60を供給口46へ送る。
第2実施形態に係るクリーニング受渡しシステムについて、クリーニング業者が衣類を受け渡す際の動作手順について説明する。図30及び図31は、ディスプレイに表示された操作画面を示す図である。図32及び図33は、受渡しのときの動作手順を説明するためのフローチャートである。尚、上記で説明した部分については詳細な説明を省略する。
第2実施形態のステップS602〜S608は、上記第1実施形態のステップS302〜S308と同じである。即ち、先ず、クリーニング業者はバッグ収納部9の収納扉9aを解錠する(ステップS602)。そして、クリーニング業者は、利用者が投入してバッグ収納部9に収納されたクリーニング前の衣類の入ったクリーニングバッグ60を集荷する(ステップS604)。
次に、クリーニング業者は、USBメモリー等の記憶手段(図示略)をCPU11に接続する。記憶手段は、SDカード、メモリカード、フレキシブルディスク、携帯電話等、情報を記録し再生できるものであればよい。
第2実施形態のステップS612〜S626は、上記第1実施形態のステップS310〜S326と同じである。即ち、先ず、クリーニング業者がバッグ用カード41のバーコード部41aをカードリーダ5に当てて、カードリーダ5がバッグ番号「24680」を識別する(ステップS612)。CPU11が、旋解錠機構30に基づいて、解錠されているロッカーユニット3,3’を識別し、空きロッカー案内画面に空きロッカー番号3bを表示する(ステップS614)。
そして、CPU11を介して、記憶手段(USBメモリ)に記憶された、バッグ番号「24680」に関連するデータ(衣類点数、対応衣類及びクリーニング代金等)を記憶手段(USBメモリ等)から読み込む。記憶手段(USBメモリ等)から読み込んだ、バッグ番号「24680」に関連するデータ(衣類点数、代金等)を出力する。
ディスプレイ1の表示が、衣類・代金確認画面に切り替わる(図30)。
クリーニング業者は、衣類・代金確認画面に表示された、バッグ番号「24680」、ロッカー番号「5」、納品衣類点数「7」、クリーニング代金等を確認する。
クリーニング業者は、衣類・代金確認画面に表示された内容に誤りがあれば、「中止」ボタンをタッチして、ステップS614へ戻る。又ステップS610等へ戻って、記憶手段の内容を工場やその場で修正したりする。
クリーニング業者は、衣類・代金確認画面に表示された内容が正しければ、「OK」ボタンをタッチする。
CPU11が旋解錠機構30を制御して、上記のS622で入力されたロッカー番号「5」のロッカーユニット3が旋錠される。
そして、CPU11は、バッグ番号「24680」と関連付けて、記憶手段(USBメモリ)から読み込んだデータ(衣類点数、対応衣類及びクリーニング代金等)を記憶する。
ディスプレイ1の表示が、納品続行確認画面に切り替わる(図31)。
クリーニング業者は、さらに別のバッグ番号(例えば「34680」)の衣類を納品するのであれば、「はい」ボタンをタッチして、ステップS612へ戻り、「34680」のバッグ用カードをカードリーダで読み取り、このバッグ番号「34680」の衣類納品作業を行う。そして、記憶手段(USBメモリ等)からバッグ番号「34680」に対応するデータ(衣類点数、代金等)を読み込んだりする。
そして、クリーニング業者は、別のバッグ番号の衣類がないのであれば、「いいえ」ボタンをタッチして納品作業を終了する。
2 人感センサー
3,3’ ロッカーユニット
4 特定手段・クリーニングバッグ供給機構
5 カードリーダ(認識手段)
50 読取センサ
6 供給口
7 代金受渡し装置
8 プリンタ
9 バッグ収納部
10 本体
11 CPU(関連付け手段、識別手段、制御手段)
30 旋解錠機構
40 会員カード(利用者特定手段)
40a バーコード部
41 バッグ用カード(クリーニングバッグ特定手段)
41a バーコード部
60 クリーニングバッグ
60a カード収納ポケット
90 バッグ投入部
100 情報処理手段
Claims (5)
- 利用者を特定する会員カードを供給するための供給機構と、
クリーニングバッグを特定するバッグ用カードを供給するための供給機構と、
前記バッグ用カードが着脱可能なカード収納ポケットを有するクリーニングバッグを供給するための供給機構と、
クリーニング前の衣類が入った前記クリーニングバッグを収納するバッグ収納部と、
クリーニング後の衣類及び前記クリーニングバッグを収納する複数のロッカーユニットと、
前記各カードを認識するための認識手段と、
前記各カード及び所定の前記ロッカーユニットを関連付けて記憶する関連付け手段と、
前記認識手段及び前記関連付け手段を介して所定の前記各カードに関連する所定の前記ロッカーユニットを識別するための識別手段と、
前記識別手段で識別された所定の前記ロッカーユニットを解錠する機構と、
前記利用者の選択操作に基づいて、前記クリーニングバッグのみを供給するか、前記クリーニングバッグ及び前記各カードの双方を供給するか、を前記供給機構に選択動作させるための制御手段と、
を備えたことを特徴とするクリーニング受渡しシステム。 - 操作画面及び待機画面を表示するタッチパネル式ディスプレイと、所定エリア内の人体を感知する人感センサーと、人感センサーの感知及び非感知に応じて操作画面及び待機画面を切り替える手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング受渡しシステム。
- 前記識別手段で所定のロッカーユニットを利用者に案内する手段が備えられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のクリーニング受渡しシステム。
- 前記ロッカーユニットを制御するコントロール手段を備えており、前記コントロール手段は、前記バッグ用カードに対応したデータが記憶された記憶手段に予め接続又は接続可能に構成され、前記記憶手段からの前記データを取得して、前記データに対応する所定条件を満足した際に、前記所定のロッカーユニットを解錠することを特徴とする請求項1乃至3に記載のクリーニング受渡しシステム。
- 前記バッグ収納部及び前記ロッカーユニットの双方又は一方における前記衣類の収納又は非収納を識別する識別手段を備えており、前記識別手段は、所定場所に設置された情報処理手段に接続されており、前記情報処理手段は、前記衣類の収納又は非収納を案内可能とすることを特徴とする請求項1乃至4に記載のクリーニング受渡しシステム。
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