JP4092179B2 - 空気調和機のフィルタ取付機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、空気調和機のフィルタ取付機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
空気調和機に空気清浄用のフィルタを取り付ける場合、空気調和機の筐体の一部を構成し空気吸入口を有する前面グリルに、予め定められた仕様のフィルタのサイズに適合するように、フィルタの各端部を支持するフィルタ支持部を設けておき、該フィルタ支持部を介して取り付けるのが、従来、一般的である。
【0003】
近年では、かかる空気清浄フィルタとして、集塵用フィルタだけでなく脱臭用や除菌用などの他の機能を有するフィルタ、更には複数の機能を兼ね備えたものなど、種々の仕様のものが空気調和機に装着されるようになって来ている(例えば、特許文献1参照)。このようなフィルタの多様化などに伴って、同一または類似機種で基本構造や基本性能が共通(つまり、製品母体が同一)のものでも、フィルタ仕様が異なり、従って、適用フィルタの形状,サイズ,材質等が異なる場合が生じる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−228252公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来では、同一または類似機種であれば、筐体の前面グリル等を含めてその基本的な構造が同一で、フィルタ支持部の設置箇所も同一であり、しかも、このフィルタ支持部は、予め定められた(1種類の)仕様のフィルタのサイズに適合するように位置設定されている。
【0006】
このため、従来では、同一または類似機種でも、適用フィルタの仕様が異なる場合(特に、サイズが異なる場合)には、これに対応することができず、フィルタ仕様が異なる毎に、フィルタ支持部の位置設定等が異なる前面グリルを用意する必要があり、その製造・部品管理および組付の仕分け等に多大の手間とコストが掛るという問題があった。
【0007】
この発明は、上記技術的課題に鑑みてなされたもので、仕様が異なる複数種類のフィルタを取り付けることができる空気調和機のフィルタ取付機構を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このため、本願第1の発明に係る空気調和機のフィルタ取付機構は、空気調和機の筐体の一部を構成し空気吸入口を有する前面グリルにフィルタを取り付けるフィルタ取付機構を前提として、上記前面グリルの前面側に、上記空気吸入口に取り付けられるべきフィルタの一端側を支持する第1及び第2のフィルタ支持部と、フィルタの他端側を支持する第3フィルタ支持部とが設けられ、上記第1フィルタ支持部は、上記第2フィルタ支持部よりも前面グリルの奥側に位置し、上記第2フィルタ支持部は、上記第1フィルタ支持部よりも、上記第3フィルタ支持部から離間した箇所に位置し、上記第1,第2及び第3フィルタ支持部は、上記空気吸入口の一端側から他端側に向かって、第2フィルタ支持部、第1フィルタ支持部、第3フィルタ支持部の順に並んでおり、フィルタの一端側が第1フィルタ支持部で支持され他端側が第3フィルタ支持部で支持された取付状態であって取付スパンが最も短い第1取付状態と、フィルタの一端側が第2フィルタ支持部で支持され他端側が第3フィルタ支持部で支持された取付状態であって上記第1取付状態よりも取付スパンが長い第2取付状態の、二通りの取付状態が選択可能である、ことを特徴としたものである。
【0009】
この場合、前面グリルにフィルタを取り付けるに際して、フィルタの一端側が第1フィルタ支持部で支持され他端側が第3フィルタ支持部で支持された第1取付状態と、フィルタの一端側が第2フィルタ支持部で支持され他端側が第3フィルタ支持部で支持された第2取付状態の、二通りの取付状態が得られることにより、サイズの異なる2種類のフィルタに対応可能になる。
【0010】
また、本願第2の発明は、上記第1の発明において、上記前面グリルの前面側に、フィルタの他端側を支持する第4フィルタ支持部が更に設けられ、該第4フィルタ支持部は、上記第3フィルタ支持部よりも、上記第1及び第2のフィルタ支持部から更に離間した上記空気吸入口の他端側に位置しており、フィルタの一端側が第2フィルタ支持部で支持され他端側が第4フィルタ支持部で支持された取付状態であって上記第2取付状態よりも取付スパンが更に長い第3の取付状態を更に備えている、ことを特徴としたものである。
【0011】
この場合には、上記二通りの取付状態に加えて、少なくとも、フィルタの一端側が第2フィルタ支持部で支持され他端側が第4フィルタ支持部で支持された第3の取付状態が得られ、サイズの異なる少なくとも3種類のフィルタに対応可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1,図2は、本実施の形態に係る空気調和機の筐体をフロントパネル取り外し状態で示す斜視図および正面説明図である。また、図3は、上記図2のY3−Y3線に沿った筐体の断面説明図である。
【0013】
これらの図に示すように、上記空気調和機の筐体1の一部(主要部)をなす前面グリル2は、その正面部に空気吸入口2aが設けられ、その上部には上面パネル3が取り付けられている。上記前面グリル2の正面の空気吸入口2aには、以下に詳しく述べるように、当該空気吸入口2aから空気調和機内に取り入れられる空気を清浄化するために、フィルタが取り付けられる。尚、上記筐体1の正面側(前側:図1の矢印F方向側)には、フロントパネル(不図示)及び比較的大きな塵を除去するためのエアフィルタ(不図示)が装着される。
【0014】
図3から良く分かるように、本実施の形態では、フィルタの下端側(一端側)を支持するフィルタ支持部として、第1及び第2のフィルタ支持部11及び12が設けられるとともに、フィルタの上端側(他端側)を支持するフィルタ支持部として、第3フィルタ支持部13と、更に、第4フィルタ支持部14とが設けられている。
【0015】
前面グリル2は、好ましくは、合成樹脂材料を用いて例えば射出成形法により製作されており、上記各フィルタ支持部11〜14は何れも、より好ましくは、この前面グリル2と一体成形されている。尚、別体に形成されたフィルタ支持部を、後付けで前面グリルに固着することも可能である。
【0016】
各フィルタ支持部11〜14は、例えば第1フィルタ支持部11を例にとって説明すれば、略水平方向に設定されたフィルタ受け部11aと、該フィルタ受け部11aの端部において所定角度に折り曲げられた立壁部11b,11bとを備えている。
後述する図6及び図7から良く分かるように、当該第1フィルタ支持部11で支持されるフィルタF2,F3の端部(下端部)は、その下端面が上記フィルタ受け部11aで受け合われると共に、端部側面が上記立壁部11bで係止され、脱落が確実に防止された状態で、安定して支持される。
【0017】
他のフィルタ支持部12〜14も、基本的には、上記第1フィルタ支持部11と同様の構成を備え、同様の作用をなすものである。尚、各フィルタ支持部11〜14について、立壁部の少なくとも片側は、前面グリル2の基体部分の壁面を利用したものとすることができる。
かかるフィルタ支持部11〜14は、前面グリル2の幅方向について、それぞれ複数箇所(本実施の形態では、例えば4箇所)に設けられている。
【0018】
次に、各フィルタ支持部11〜14の位置設定について説明する。
フィルタの下端側を支持する第1及び第2のフィルタ支持部11及び12のうち、第1フィルタ支持部11は、第2フィルタ支持部12よりも前面グリル2の奥側(後側:図1の矢印R方向側)に位置している。また、上記第2フィルタ支持部12は、第1フィルタ支持部11よりも、第3フィルタ支持部13から離間した箇所に、つまり、第1フィルタ支持部11よりも下方に、位置設定されている。
【0019】
尚、上記第1フィルタ支持部11を第2フィルタ支持部12よりも前面グリル2の奥側に位置設定したことにより、第1フィルタ支持部11については、フィルタを装着する際に、その装着作業がある程度行いにくくなる惧れがある。
そこで、本実施の形態では、図1の部分拡大図に示すように、第1フィルタ支持部11の前側に摘み部11cが設けられており、フィルタ装着作業を行う際には、この摘み部11cを押し下げて(矢印E参照)、第1フィルタ支持部11を樹脂材料の弾性範囲内で下方に撓ませることにより、装着作業が行い易くなるように構成されている。
【0020】
また、フィルタの上端側を支持する第3及び第4フィルタ支持部13,14については、第4フィルタ支持部14の方が、第3フィルタ支持部13よりも、第1及び第2フィルタ支持部11及び12から離間した箇所に、つまり、第3フィルタ支持部13よりも上方に、位置設定されている。
尚、本実施の形態では、図3及び図4から良く分かるように、上記前面グリル2の正面部のフィルタ装着部分は、上方に向かうに連れて僅かに後退するように若干傾斜状に設定されており、上記第4フィルタ支持部14は第3フィルタ支持部13の上方もしくは若干後方(図1の矢印R方向)に位置している。
【0021】
以上のように位置設定された4つのフィルタ支持部11〜14を設けたことにより、フィルタの下端側が第1フィルタ支持部11で支持され上端側が第3フィルタ支持部13で支持された第1取付状態と、フィルタの下端側が第2フィルタ支持部12で支持され上端側が第3フィルタ支持部13で支持された第2取付状態と、フィルタの下端側が第2フィルタ支持部12で支持され上端側が第4フィルタ支持部14で支持された第3取付状態の、少なくとも三つの取付状態が得られる。従って、上下方向サイズの異なる少なくとも3種類のフィルタに対応することが可能になる。
【0022】
ここに、第1フィルタ支持部11と第3フィルタ支持部13との上下方向間隔L1,第2フィルタ支持部12と第3フィルタ支持部13との上下方向間隔L2,第2フィルタ支持部12と第4フィルタ支持部14との上下方向間隔L3は、以下に述べる第1,第2,第3の各フィルタの上下方向サイズ(長さ)にそれぞれ適合し、各々対応するフィルタを支障なく装着できる寸法に設定されている。
【0023】
すなわち、図5に示すように、上下方向サイズが最も小さい第1フィルタF1に対しては、フィルタF1の下端側が第1フィルタ支持部11で支持され上端側が第3フィルタ支持部13で支持された第1取付状態で、第1フィルタF1を取り付けることができる。
また、図6に示すように、上下方向サイズが中程度の第2フィルタF2に対しては、フィルタF2の下端側が第2フィルタ支持部12で支持され上端側が第3フィルタ支持部13で支持された第2取付状態で、第2フィルタF2を取り付けることができる。
【0024】
更に、図7に示すように、上下方向サイズが最も大きい第3フィルタF3に対しては、フィルタF3の下端側が第2フィルタ支持部12で支持され上端側が第4フィルタ支持部14で支持された第3取付状態で、第3フィルタF3を取り付けることができる。
この場合には、第3フィルタF3は、その途中部で第3フィルタ支持部13と干渉することとなるが、第3フィルタF3が、その弾性範囲内で撓むことにより、支障なく取り付けることができる。
【0025】
換言すれば、第3取付状態で取り付けられる上記第3フィルタF3の材質としては、第3フィルタ支持部13との干渉に耐え得る程度の弾性を備えたものとする必要が有る。
尚、第4フィルタ支持部14が第3フィルタ支持部13よりも前方(図1の矢印F方向)に位置するように設定されている場合には、上述のようなフィルタF3と第3フィルタ支持部13との干渉は回避され、フィルタF3の材質の弾性についての上述のような限定性を無くすることができる。
【0026】
また、このように第4フィルタ支持部14が第3フィルタ支持部13よりも前方に位置するように設定されている場合には、第1フィルタ支持部11との前後方向の位置関係によっては、フィルタの下端側が第1フィルタ支持部11で支持され上端側が第4フィルタ支持部14で支持された今一つの取付状態を得ることも可能である。
【0027】
尚、図5〜図7の例では、前面グリル2にフィルタF1,F2,F3の何れかが唯一つずつ装着されていたが、上下方向サイズが最も小さい第1フィルタF1を第1フィルタ支持部11と第3フィルタ支持部13とで支持させた上で(図5参照)、更に、上下方向サイズが最も大きい第3フィルタF3を第2フィルタ支持部12と第4フィルタ支持部14とで支持させることにより、仕様の異なる2種類のフィルタを同時に装着することも可能である。
【0028】
以上のように、本実施の形態では、フィルタの下端側を支持する第1及び第2のフィルタ支持部11及び12と、フィルタの上端側を支持する第3及び第4のフィルタ支持部13及び14とが前面グリル2に設けられており、これら第1,第2フィルタ支持部11,12と第3,第4フィルタ支持部13,14とを組み合わせることにより、上下方向の取付スパンが異なる(上下方向間隔:L1,L2,L3)3種類の取付状態を実現できる。
これにより、一つの前面グリル2で、上下方向サイズ等の仕様が異なる3種類のフィルタF1,F2,F3を取り付けることができるのである。
【0029】
尚、上記実施の形態は、上側と下側とで計4箇所にフィルタ支持部を設け、上下方向の取付スパンが異なる3種類の取付状態を得るようにしたものであったが、この代わりに、前面パネルのコンパクト化などに伴うスペースの制約やその他の必要性によっては、上下何れか一方側の2箇所と他方側の1箇所とで計3箇所にフィルタ支持部を設け2種類の取付状態を得るようにすることもできる。
【0030】
また、上記実施の形態は、前面グリル2の正面側に空気吸入口2aが形成され、従って、前面グリル2の正面側にフィルタF1,F2,F3を取り付けるようにしたものであったが、この代わりに、前面グリルの上面側に空気吸入口を形成して、この上面側にフィルタを取り付けるようにすることも可能である。
【0031】
更に、各フィルタ支持部11〜14の前後方向あるいは上下方向の位置関係としては、上記実施の形態における設定に限られるものではなく、適用が予定される複数種類のフィルタそれぞれの仕様に応じて、好適に設定することができる。このように、本発明は、以上の実施態様に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良あるいは設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】
本願の第1の発明に係る空気調和機のフィルタ取付機構によれば、空気調和機の筐体の一部を構成し空気吸入口を有する前面グリルに、空気吸入口に取り付けられるべきフィルタの一端側を支持する第1及び第2の二つのフィルタ支持部と、フィルタの他端側を支持する第3フィルタ支持部とが設けられており、第1フィルタ支持部は第2フィルタ支持部よりも前面グリルの奥側に位置しているので、前面グリルにフィルタを取り付けるに際して、フィルタの一端側が第1フィルタ支持部で支持され他端側が第3フィルタ支持部で支持された第1取付状態と、フィルタの一端側が第2フィルタ支持部で支持され他端側が第3フィルタ支持部で支持された第2取付状態の、二通りの取付状態が得られる。
この場合において、上記第2フィルタ支持部は、第1フィルタ支持部よりも、第3フィルタ支持部から離間した箇所に位置しているので、第2フィルタ支持部から第3フィルタ支持部に至る距離は、第1フィルタ支持部から第3フィルタ支持部に至る距離よりも長くなっている。従って、サイズの異なる2種類のフィルタを取り付けることができ、1つの前面グリルで仕様が異なる2種類のフィルタに対応することが可能になる。
【0033】
また、本願の第2の発明によれば、上記第1の発明の構成に加えて、フィルタの他端側を支持する第4フィルタ支持部が更に設けられ、該第4フィルタ支持部は、上記第3フィルタ支持部よりも、上記第1及び第2のフィルタ支持部から離間した箇所に位置しているので、上記二通りの取付状態に加えて、少なくとも、フィルタの一端側が第2フィルタ支持部で支持され他端側が第4フィルタ支持部で支持された第3の取付状態を得ることが可能になる。従って、少なくとも、サイズの異なる3種類のフィルタを取り付けることが可能となり、1つの前面グリルで仕様が異なる少なくとも3種類のフィルタに対応することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る空気調和機の筐体をフロントパネル取り外し状態で示す斜視図である。
【図2】 上記空気調和機の筐体をフロントパネル取り外し状態で示す正面説明図である。
【図3】 図2のY3−Y3線に沿った上記筐体の断面説明図である。
【図4】 図3の要部Y4を拡大して示す断面説明図である。
【図5】 第1フィルタの取付状態を示す断面説明図である。
【図6】 第2フィルタの取付状態を示す断面説明図である。
【図7】 第3フィルタの取付状態を示す断面説明図である。
【符号の説明】
1…筐体
2…前面グリル
2a…空気吸入口
11…第1フィルタ支持部
12…第2フィルタ支持部
13…第3フィルタ支持部
14…第4フィルタ支持部
F1…第1フィルタ
F2…第2フィルタ
F3…第3フィルタ
Claims (2)
- 空気調和機の筐体の一部を構成し空気吸入口を有する前面グリルにフィルタを取り付けるフィルタ取付機構であって、
上記前面グリルの前面側に、上記空気吸入口に取り付けられるべきフィルタの一端側を支持する第1及び第2のフィルタ支持部と、フィルタの他端側を支持する第3フィルタ支持部とが設けられ、
上記第1フィルタ支持部は、上記第2フィルタ支持部よりも前面グリルの奥側に位置し、
上記第2フィルタ支持部は、上記第1フィルタ支持部よりも、上記第3フィルタ支持部から離間した箇所に位置し、上記第1,第2及び第3フィルタ支持部は、上記空気吸入口の一端側から他端側に向かって、第2フィルタ支持部、第1フィルタ支持部、第3フィルタ支持部の順に並んでおり、
フィルタの一端側が第1フィルタ支持部で支持され他端側が第3フィルタ支持部で支持された取付状態であって取付スパンが最も短い第1取付状態と、フィルタの一端側が第2フィルタ支持部で支持され他端側が第3フィルタ支持部で支持された取付状態であって上記第1取付状態よりも取付スパンが長い第2取付状態の、二通りの取付状態が選択可能である、
ことを特徴とする空気調和機のフィルタ取付機構。 - 上記前面グリルの前面側に、フィルタの他端側を支持する第4フィルタ支持部が更に設けられ、該第4フィルタ支持部は、上記第3フィルタ支持部よりも、上記第1及び第2のフィルタ支持部から更に離間した上記空気吸入口の他端側に位置しており、
フィルタの一端側が第2フィルタ支持部で支持され他端側が第4フィルタ支持部で支持された取付状態であって上記第2取付状態よりも取付スパンが更に長い第3の取付状態を更に備えている、
ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機のフィルタ取付機構。
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