JP4090871B2 - ウインドレギュレータ、ドアクロージャーおよびドアオープナの操作システム - Google Patents

ウインドレギュレータ、ドアクロージャーおよびドアオープナの操作システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はウインドレギュレータおよびドアクロージャーの操作システムに関する。さらに詳しくは、自動車のスライドドアやバックドアなどのドア内に設けられるウインドレギュレータおよびドアクロージャーをモータ駆動で操作するための操作システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平8−232539
【特許文献2】
特開2002−36871
【特許文献3】
特開平6−173529
【0003】
一般的に、自動車のドアは、勢いよく閉じることにより、自然とラッチをかけることができる。しかしモータ駆動でドアを開閉させるドア、たとえばスライドドアなどでは、ドアを閉じる位置まで移動させた後、ラッチをゆっくりと閉じる位置までモータ駆動で操作するドアクロージャー(オートクロージャー)を採用している。たとえば特許文献1には、図7に示すような、スライド式のドア101にケーブル駆動装置A1と、ドアクロージャーを含むドアロック装置A2とを設け、ケーブル駆動装置A1の1個のモータMで2個のドラムを選択的に回転させ、一方の回転でオープナー操作用のコントロールケーブル102を引き操作すると共に、他方の回転でドアクロージャー操作用のコントロールケーブル103を引き操作する操作システム100が開示されている。
【0004】
他方、自動車のドアの窓ガラスをモータ駆動で開閉させるウインドレギュレータも従来公知である。このものは図8に示すように、ドアに取り付けられるガイドレール104と、そのガイドレールに摺動自在に設けられるキャリアプレート105と、そのキャリアプレートを上昇用ケーブル106および下降用ケーブル107を介して上昇/下降させるためのモータMで駆動するケーブル駆動装置108を備えている。なお符号109はケーブル106、107を巻き取り駆動するドラムである(特許文献2参照)。
【0005】
またモータ駆動によるケーブル駆動装置は、モータと、そのモータの回転を減速する減速機と、その減速機の出力軸にゴム製のダンパを介して連結されるドラムとを有し、そのドラムの周囲に上昇用ケーブルおよび下降用ケーブルを係止させ、巻き取るものが知られている(たとえば特許文献3など参照)。
【0006】
上記のドアクロージャーやウインドレギュレータはそれぞれ個別にモータを備えており、たとえば図9に示すように、別個の操作スイッチにより、別個に制御している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のクロージャーの操作システムやウインドレギュレータは、それぞれモータおよび減速機を備えているので、制御関係はシンプルである反面、両方を合わせた重量が重くなる。また狭いドア内に2個のケーブル駆動装置を設けるので、ドア内の必要とするスペースが大きくなる。本発明は、前記モータ駆動のドアクロージャーとウインドレギュレータを両方とも備えながら、重量を軽くし、必要とするスペースを小さくすることを技術課題としている。
【0008】
本発明のウインドレギュレータドアクロージャーおよびドアオープナの操作システム(請求項1)は、自動車のドア内に設けられるモータと、そのモータによって駆動される回転軸と、その回転軸と連結/解除可能に設けられる駆動部を備えたウインドレギュレータと、前記回転軸と連結/解除可能に設けられる駆動部を備えたドアクロージャーと、前記回転軸と連結/解除可能に設けられる駆動部を備えたドアオープナと、前記回転軸とウインドレギュレータの駆動部およびドアクロージャーの駆動部との連結/解除を制御し、かつ、回転軸とウインドレギュレータの駆動部およびドアオープナの駆動部との連結/解除を制御する制御機構とを備えており、前記ドアクロージャーとドアオープナの駆動部が同一部品からなるセクタギアであり、前記セクタギアに円弧状の長穴が2つ形成されており、一方の長穴には、ドアクロージャーの駆動部によって駆動されるクローズケーブルが係止され、他方の長穴には、前記クローズケーブルと反対方向に延び、ドアオープナの駆動部によって駆動されるオープナケーブルが係止されている、モータを一方向に回転させるとドアクロージャーが駆動し、モータを他方向に回転させるとドアオープナが駆動することを特徴としている。
【0009】
このような操作システムであって、前記制御機構が、モータの出力軸と、ウインドレギュレータのドラムギアと、前記セクタギアと、モータの出力をドラムギアあるいはセクタギアに伝えるアイドルギアと、アイドルギアをドラムギアあるいはセクタギアのいずれか一方と選択的に噛み合わせる切り換えレバーとからなり、前記切り換えレバーが、ソレノイドアクチュエータによって駆動されるものが好ましい(請求項2)。
【0010】
前記ドアクロージャーが、ドアのストライカを拘束するラッチと、そのラッチをフルラッチ位置まで強制的に回転させるためのクローズレバーと、そのクローズレバーをレバーのリターンスプリングの付勢力に抗して回動させるクローズケーブルとからなり、前記ドアオープナが、前記ラッチをフルラッチ位置で拘束するための回動自在な前記クロウと、そのクロウをラッチの拘束が可能な位置まで回動させるクロウのリターンスプリングと、そのクロウをクロウのリターンスプリングの付勢力に抗して解除位置まで回動させるオープナケーブルとからなるのが好ましい(請求項3)。
【0011】
【作用および発明の効果】
本発明の操作システム(請求項1)は、制御機構によって回転軸とドアクロージャーの駆動部とを動力伝達可能に連結し、回転軸とウインドレギュレータの駆動部の動力伝達を解除することにより、ドアクロージャーを操作することができる。逆に、制御機構によって回転軸とウインドレギュレータの駆動部とを動力伝達可能に連結し、回転軸とドアクロージャーの駆動部の動力伝達を解除することにより、ウインドレギュレータを操作することができる。さらに、前記ドアクロージャーとドアオープナの駆動部が同一部品からなるセクタギアであり、前記セクタギアに円弧状の長穴が2つ形成されており、一方の長穴には、ドアクロージャーの駆動部によって駆動されるクローズケーブルが係止され、他方の長穴には、前記クローズケーブルと反対方向に延び、ドアオープナの駆動部によって駆動されるオープナケーブルが係止されており、前記モータを一方向に回転させるとドアクロージャーが駆動し、前記モータを他方向に回転させるとドアオープナが駆動するため、1個のモータでウインドレギュレータとドアクロージャーとドアオープナを操作することができる。そのため、1個のモータおよび通常用いられる減速機の重量を軽減することができる。またそれらのモータや減速機のスペースを節約することができる。
【0012】
前記制御機構が、モータの出力軸と、ウインドレギュレータのドラムギアと、前記セクタギアと、モータの出力をドラムギアあるいはセクタギアに伝えるアイドルギアと、アイドルギアをドラムギアあるいはセクタギアのいずれか一方と選択的に噛み合わせる切り換えレバーとからなり、前記切り換えレバーが、ソレノイドアクチュエータによって駆動される場合(請求項2)、3つの操作対象の同時操作を確実に避けることができる。
【0013】
前記ドアクロージャーが、ドアのストライカを拘束するラッチと、そのラッチをフルラッチ位置まで強制的に回転させるためのクローズレバーと、そのクローズレバーをレバーのリターンスプリングの付勢力に抗して回動させるクローズケーブルとからなり、前記ドアオープナは、前記ラッチをフルラッチ位置で拘束するための回動自在なクロウとそのクロウをラッチの拘束が可能な位置まで回動させるクロウのリターンスプリングと、そのクロウをクロウのリターンスプリングの付勢力に抗して解除位置まで回動させるオープナケーブルとからなる場合(請求項3)、確実にドアの開閉ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
つぎに図面を参照しながら本発明の操作システムの実施の形態を説明する。図1は本発明の範囲外の操作システムを示す正面図、図2は図1の操作システムの要部拡大図、図3は本発明に関わるクロージャーの一例を示す要部斜視図、図4は図1の操作システムの制御方法を示すフローチャート、図5は本発明の操作システムの一実施形態を示す要部拡大図、図6aおよび図6bはそれぞれ本発明の範囲外の操作システムを示す要部概略斜視図である。
【0016】
図1の操作システム10は、自動車の窓ガラスWを昇降駆動するためのウインドレギュレータ11と、ドアのソフトラッチを閉じるためのドアクロージャー(以下、単にクロージャーという)12と、両者を駆動するモータMと、そのモータMの出力をウインドレギュレータ側とクロージャー側に切り換えるための切り換え機構(選択クラッチ)13とを備えている。ウインドレギュレータ11は、ドアに取り付けられるガイドレール14と、そのガイドレールに摺動自在に設けられ、窓ガラスWを支持しているキャリアプレート15と、そのキャリアプレートに一端が係止され、上向きに延びている上昇用ケーブル16と、一端がキャリアプレート15に係止され、下方に延びている下降用ケーブル17と、それらのケーブル16、17の他端側を巻き取り駆動するケーブル駆動装置18とを備えている。
【0017】
ガイドレール14の上端および下端には、それぞれ上昇用ケーブル16および下降用ケーブル17の方向転換用のガイド部材19、20が取り付けられている。キャリアプレート15には、係止突起21が設けられ、その係止突起にケーブル16、17の端部に固着されているケーブルエンドが係止されている。ガイドレール14、キャリアプレート15およびガイド部材19、20は、従来公知のウインドレギュレータのものを用いることができる。上下のガイド部材19、20とケーブル駆動装置18との間には、それぞれケーブル16、17を摺動自在に案内するための導管22、22が設けられている。
【0018】
上昇用ケーブル16および下降用ケーブル17は、複数本の金属素線を撚り合わせたもので、引き力を伝達することができる。それらのケーブル16、17には従来公知の引きコントロールケーブルの内索を用いることができる。前記導管22は引きコントロールケーブルの導管であり、金属線を密着した螺旋状に巻き、その外周に合成樹脂被覆を設けたものなどが用いられる。
【0019】
前記ケーブル駆動装置18は、図2の左側に示すように、ハウジング24と、そのハウジング内に回転自在に設けられるドラム25と、そのドラムと共回りするようにハウジング内に回転自在に設けられるドラムギヤ26とを備えている。ハウジング24はドラム25およびドラムギヤ26を収容する有底円筒状の収容部24aと、その収容部を自動車のドアパネルなどに固定するための取り付け部24bと、収容部24aの開口部を塞ぐカバーなどから構成されている。ドラム25とドラムギヤ26とは一体に成形してもよい。また、ドラム25とドラムギヤ26との間に衝撃を吸収するダンパを介在させることもできる。
【0020】
さらにハウジング24には、ドラム25の接線方向に延びる一対のケーブル保持部27、27が設けられている。ケーブル保持部27、27はハウジング24の他の部分に対して取り付けるようにしてもよい。ケーブル保持部27は円筒状で、その内部に導管22の端部を固定したアウターエンド28を軸方向に移動自在に収容しており、そのアウターエンド28の端部のフランジ28aとケーブル保持部27の間には、ケーブルの伸び吸収用のコイルバネ29が介在されている。
【0021】
前記クロージャー12は、たとえば図3に示すように、ドアのストライカ30を拘束するラッチ31と、そのラッチ31をフルラッチ位置(想像線F)まで強制的に回転させるためのクローズレバー32と、そのクローズレバーをリターンスプリング33の付勢力に抗して矢印P方向に回動させるクローズケーブル34とからなる。ラッチ31は、ストライカ30を受け入れる溝35と、クローズレバー32が係合する係合突起36を有し、ハウジング37に対して軸38により回転自在に支持されている。
【0022】
前記クローズレバー32は、軸39aによりブラケット39に回転自在に支持され、その軸39aにねじりコイルバネからなる前述のリターンスプリング33が巻き付けられている。クローズレバー32の端部には、クローズケーブル34のケーブルエンド40が係止されている。クローズケーブル34は導管41によって図2のモータMの近辺まで案内されている。
【0023】
クローズケーブル34の他端は、図2に示すように、セクタギヤ42に取り付けられている。セクタギヤ42の基部は自動車のドアパネルなどに軸43によって回転自在に取り付けられている。セクタギヤ42の自由端には、ドラムギヤ26と同じ歯形の歯列44が形成されている。
【0024】
前記モータMの出力軸には、たとえばウォーム減速機45のウォームギヤが連結され、そのウォームギヤと噛み合うウォームホイールを支持する出力軸46に、ピニオン47が固定されている。ウォーム減速機45のハウジング48は、ドアパネルなどに取り付けられる。ウォーム減速機45のハウジング48とドラムのハウジング24は一体構成とすることもできる。減速機としては、遊星機ギヤ減速機など、他の種類の減速機を使用することもできる。
【0025】
前記出力軸46と同心状に支持軸50が設けられ、その支持軸50は切り換えレバー51を揺動自在に支持している。切り換えレバー51は出力軸46自体に回転自在に設けることもできる。支持軸49はウォーム減速機45のハウジング48に取り付ける。ただしドラムのハウジング24に設けることもできる。切り換えレバー51はドラムギヤ26とセクタギヤ42の間に延びており、その途中でアイドルギヤ53を回転自在に支持している。切り換えレバー51はピニオン47の回転中心を中心として揺動するので、アイドルギヤ53はピニオン47と噛み合いながらピニオン回りに公転する。そして切り換えレバー51の位置に応じて、ドラムギヤ26かセクタギヤ42のいずれか一方と選択的に噛み合う。
【0026】
前記切り換えレバー51は、ソレノイドアクチュエータ55などで直接駆動することもできるが、この実施形態では、ソレノイドアクチュエータ55と、切り換えレバー51の間に伝達レバー56を介在させている。伝達レバー56の中間部は支持軸57によって揺動自在に支持されており、一端に切り換えレバー51が連結され、他端にソレノイドアクチュエータ55のロッド58が連結されている。すなわち伝達レバー56の一端近辺には、長穴56aが形成され、その長穴にアクチュエータのロッド58の先端部が屈曲して係合されている。それによりロッド58の直進往復運動と伝達レバー56の支持軸57回りの揺動がスムーズに行われる。また伝達レバー56の他端側には、ピン56bが突設され、切り換えレバー51の自由端には、そのピン56bと係合する長穴51aが形成されている。伝達レバー56のレバー比は、約1:2〜1:5程度で、ソレノイドアクチュエータ55の力を増幅して切り換えレバー51に伝達することができる。前記切り換えレバー51はソレノイドアクチュエータのほか、モータなどの他の電気駆動要素で作動させることができる。さらにドアの開閉と機械的に連動させたり、クロージャーのカムと連動させて切り換えるように構成することもできる。
【0027】
前記切り換えレバー51、アイドルギヤ53、伝達レバー56およびソレノイドアクチュエータ55は、前述のモータMの出力をウインドレギュレータ側とクロージャー側に切り換えるための切り換え機構13である。すなわちソレノイドアクチュエータ55のロッド58が伸びているときは、伝達レバー56が実線の状態となっており、切り換えレバー51も実線の状態である。それによりアイドルギヤ53はドラムギヤ26と噛み合っている。他方、ソレノイドアクチュエータ55のロッド58が縮んでいるときは、想像線で示すように伝達レバー56が反時計方向(矢印P1)に回動し、切り換えレバー51を時計方向(矢印P2)に回動させる。それによりアイドルギヤ53がセクタギヤ42の歯列44と噛み合う。
【0028】
つぎに図4を参照して上記の操作システム10の制御機構を説明する。スライドドアの制御システムなどのクロージャー作動信号発生部59aから、クロージャーの作動信号が出されると、その信号がコントローラ60に伝えられる。それにより、コントローラ60から出力軸切り換え機構部62(図2のソレノイドアクチュエータ55)に対し、ロッド58を引く方向の信号を送る。それにより前述のように切り換えレバー51が反時計方向に回動してアイドルギヤ53がセクタギヤ42に噛み合い、モータMの回転力をセクタギヤ42に伝えることができる。この状態ではドラムギヤ26がアイドルギヤ53と噛み合っていないので、ウインドレギュレータ側には影響はない。その状態で図4のコントローラ60からモータ部61にモータMを回転させる駆動電流を発生させる。モータMの回転方向はピニオンが反時計方向に回転する方向である。それによりクロージャー作動メカ63(図2のセクタギヤ42)が作動し、クローズケーブル34を介して図3のクローズレバー32を回動させる。それによりハーフラッチ状態のラッチ31がフルラッチの位置まで回動する。フルラッチの状態が確認されると、モータMを逆方向に回転させ、クローズケーブル34を引く力を緩める。それにより、クローズレバー32がリターンスプリング33で元の位置に戻り、次回のクロージャーの作動に備える。
【0029】
他方、運転者あるいは同乗者が窓ガラスを下降させるようにウインドレギュレータの操作スイッチ(図4のW/Rの操作信号発生部59b)を操作すると、コントローラ60から出力軸切り換え機構部62(図2のソレノイドアクチュエータ55)に対し、ロッド58を押す方向の信号を送る。それによりモータ出力の伝達経路がドラムギヤ26側に切り換わる。この状態では、セクタギヤ42がアイドルギヤ53と噛み合っていないので、クロージャー側には影響はない。その状態で図4のコントローラ60からモータ部61にモータを回転させる駆動電流を発生させる。モータMの回転方向はドラムを時計方向に回転させる方向である。それによりW/R作動メカ64(ケーブル巻き取りドラム25)が作動し、下降用ケーブル17がドラム25に巻き取られ、上昇用ケーブル16が送り出される。したがって図1のキャリアプレート15および窓ガラスWが下降して窓が開く。運転者などが窓を閉じるようにスイッチを操作する場合は、モータMの回転方向が逆になるだけで、上記と同じように制御される。それによりキャリアプレート15が上昇して窓が閉じる。
【0030】
図4の制御システムにおいて、モータ部61への信号は、出力軸切り換え機構部62への信号よりいくらか遅れて出すようにしてもよい。あるいは切り換えレバー51の位置を確認してから、モータMを回転させるようにしてもよい。
【0031】
図5に示す操作システム65は、クロージャーのほか、オープナも操作することができるものである。この操作システム65では、セクタギヤ42に円弧状の長穴が42a形成され、その長穴にクローズケーブル34のケーブルエンドが係止されている。さらにセクタギヤ42にクローズケーブル34と反対方向に延びるように、オープナケーブル66が連結されている。オープナケーブル66のケーブルエンドも、円弧状の長穴42bに係止されている。オープナケーブル66の他端は、図3のラッチ31をフルラッチ位置に拘束するための従来公知のクロウ(図示していない)を解除位置まで操作するためのものであり、引っ張ると拘束を解除し、緩めるとリターンスプリングで拘束可能な位置まで回動させる。
【0032】
この操作システム65では、モータMを一方向に回転させてセクタギヤ42を図5に示されている基準位置から反時計方向に回動させると、図2の場合と同様にクローズケーブル34を引き操作することができる。そのときオープナケーブル66のケーブルエンドは長穴62b内を遊動するだけで、オープナを操作しない。クローズ操作が完了した後、モータMを逆回転させてセクタギヤ42を基準位置まで戻し、つぎの操作に備える。つぎにモータMを駆動してセクタギヤ42を基準位置から時計方向に回転させると、オープナケーブル66を引き操作することができる。そのときクローズケーブル34のケーブルエンドは長穴42a内を遊動するだけで、クローズレバーを操作しない。また、ウインドレギュレータを操作する場合は、図2の場合と同様に切り換えレバー51を反時計方向に回動させて、アイドルギヤ53とドラムギヤ26とを噛み合わせる。
【0033】
上記のようにこの操作システム65では、ウインドレギュレータとクロージャーを1個のモータで操作するだけでなく、オープナも同じモータで操作することができる。なお、オープナとクロージャーは同時に作動させることがなく、ウインドレギュレータとオープナも同時に操作することは避けるべきである。前記切り換え機構は、3つの操作対象を選択的に操作するので、同時の操作を避けることができる利点がある。
【0034】
前記実施形態では、クローズケーブル34の操作をセクタギヤ42で行っているが、図6aに示すように、ドラム68で行わせることもできる。その場合、ウインドレギュレータ用のドラム25とクロージャー用のドラム68を同心状に配置し、両者の間にクラッチ円板69を介在させ、たとえばソレノイドアクチュエータ55でクラッチ円板69を軸方向に操作することにより、伝達経路を切り換えるようにする。クラッチ円板69は、たとえば周囲に形成したギヤ70と噛み合うピニオン71などを介してモータMで回転駆動する。このようにドラム68によってクローズケーブル34を操作する場合は、クローズケーブル34の操作ストロークが大きい場合にも使用することができる。クラッチ円板69から各ドラム25、68へのトルク伝達は、摩擦面同士の面接触でもよく、噛み合い突起同士を噛み合わせるようにしてもよい。
【0035】
また図6bのように、クラッチ円板をモータの出力軸に対し、セレーションなどで、軸方向移動自在かつトルク伝達可能に連結し、外周部をヨークレバー72などで軸方向に操作するようにしてもよい。
【0036】
前記実施形態では、ウインドレギュレータ側とクロージャー側を選択的に切り換える機械式の切り換え機構を採用しているが、ウインドレギュレータとモータとの間の動力伝達の入り切りを行う第1電磁クラッチと、クロージャーとモータの間の動力伝達の入り切りを行う第2電磁クラッチとを設け、モータの動力をいずれに伝達するかを、いずれかの電磁クラッチを「入り」とし、他方を「切り」とすることによって選択するように構成することもできる。その場合は、両者が同時に「入り」にならないように、電気回路的にインターロックをとるのが好ましい。
【0037】
前記実施形態では、クロージャーとしてラッチ用のクロージャーを説明したが、たとえば図6bのクロージャー用のドラム68にドア閉用のケーブルの端部を巻き付けて係止し、スライドドアを閉じるドアクロージャー用のケーブル駆動装置として利用することもできる。その場合は同じドラムにスライドドアを開くためのオープナ用のケーブルの端部を巻き付けて係止し、ドアを開閉させるケーブル駆動装置とすることもできる(特許文献1の図9参照)。また、ガスステーの反発力で開く跳ね上げ式のバックドアあるいはトランクリッドなどを閉じるためのケーブル駆動装置として使用することもできる。本発明におけるクロージャーには、それらのドアやリッドを閉じる装置も含まれる。
【0038】
図1、図5の実施形態ではソレノイドアクチュエータにより切り換えレバーを回動させており、図6a、図6bの実施形態ではソレノイドアクチュエータによりクラッチ円板を軸方向に移動させているが、モータの動力をウインドレギュレータ側とドアクロージャー側に切り換えることができる機構であれば、他の機構を採用することもできる。図4の出力軸切り換え機構部62は、そのような他の機構を含む。またソレノイドアクチュエータのほか、モータなども切り換えの駆動源として採用することができ、さらにドアの開閉と機械的に連動させて、あるいはクロージャーのカムと機械的に連動させて切り換えレバーやクラッチ円板などを作動させることもできる。その場合は図4における「クロージャー作動信号発生部」や「W/Rの操作信号発生部」は、それらの「ドア」や「カム」が信号発生部となる。また、「信号」は電気的信号でなく、機械的な信号となる。
【0039】
ドアの開閉と切り換えレバーとを連動させる場合、たとえばドアに切り換えレバーなどと係合する突起を設けておき、ドアがハーフラッチ状態からフルラッチ状態まで移動したときに切り換えレバーなどをウインドレギュレータ側に切り換えるように構成する。その場合、ドアを開くと、突起と切り換えレバーの係合が解かれ、リターンスプリングなどで切り換えレバーなどをクロージャー側に切り換えるようにする。また、クロージャーにカムを設け、クロージャーがフルラッチ位置まで回動したときに切り換えレバーなどをウインドレギュレータ側に切り換え、かつ、ドアを開くときは、クロージャーのカムが逆向きに回動して、切り換えレバーなどが自然とクロージャー側に切り換わるようにする。ただしドアやクロージャーのカムなどは、コントロールケーブルなどを介して間接的に切り換えレバーなどと係合するように構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の範囲外の操作システムを示す正面図である。
【図2】 図1の操作システムの要部拡大図である。
【図3】 本発明に関わるクロージャーの一例を示す要部斜視図である。
【図4】 図1の操作システムの制御方法を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の操作システムの他の実施形態を示す要部拡大図である。
【図6】図6aおよび図6bはそれぞれ本発明の範囲外の操作システムを示す要部概略斜視図である。
【図7】 従来のクロージャーの操作システムの一例を示す斜視図である。
【図8】 従来のウインドレギュレータの一例を示す正面図である。
【図9】 従来のウインドレギュレータとクロージャーの操作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 操作システム
W 窓ガラス
11 ウインドレギュレータ
12 (ドア)クロージャー
M モータ
13 切り換え機構(選択クラッチ)
14 ガイドレール
15 キャリアプレート
16 上昇用ケーブル
17 下降用ケーブル
18 ケーブル駆動装置
19、20 ガイド部材
21 係止突起
22 導管
24 ハウジング
24a 収容部
24b 取り付け部
24c カバー
25 ドラム
26 ドラムギヤ
27 ケーブル保持部
28 アウターエンド
28a フランジ
29 コイルバネ
30 ストライカ
31 ラッチ
32 クローズレバー
33 リターンスプリング
34 クローズケーブル
35 溝
36 係合突起
37 ハウジング
38 軸
39 ブラケット
39a 軸
40 ケーブルエンド
41 導管
42 セクタギヤ
42a 長穴
42b 長穴
43 軸
44 歯列
45 ウォームギヤ減速機
46 出力軸
47 ピニオン
48 ハウジング
50 支持軸
51 切り換えレバー
51a 長穴
53 アイドルギヤ
55 ソレノイドアクチュエータ
56 伝達レバー
56a 長穴
56b ピン
57 支持軸
58 ロッド
59a クロージャー作動信号発生部
59b W/Rの操作信号発生部
60 コントローラ
61 モータ部
62 出力軸切り換え機構部
63 クロージャー作動メカ
64 W/R作動メカ
65 操作システム
66 オープナケーブル
68 ドラム
69 クラッチ板
70 ギヤ
71 ピニオン
72 ヨークレバー

Claims (3)

  1. 自動車のドア内に設けられるモータと、
    そのモータによって駆動される回転軸と、
    その回転軸と連結/解除可能に設けられる駆動部を備えたウインドレギュレータと、
    前記回転軸と連結/解除可能に設けられる駆動部を備えたドアクロージャーと、
    前記回転軸と連結/解除可能に設けられる駆動部を備えたドアオープナと、
    前記回転軸とウインドレギュレータの駆動部およびドアクロージャーの駆動部との連結/解除を制御し、かつ、回転軸とウインドレギュレータの駆動部およびドアオープナの駆動部との連結/解除を制御する制御機構とを備えており、
    前記ドアクロージャーとドアオープナの駆動部が同一部品からなるセクタギアであり、
    前記セクタギアに円弧状の長穴が2つ形成されており、
    一方の長穴には、ドアクロージャーの駆動部によって駆動されるクローズケーブルが係止され、
    他方の長穴には、前記クローズケーブルと反対方向に延び、ドアオープナの駆動部によって駆動されるオープナケーブルが係止されている、
    モータを一方向に回転させるとドアクロージャーが駆動し、
    モータを他方向に回転させるとドアオープナが駆動する、ウインドレギュレータ、ドアクロージャーおよびドアオープナの操作システム。
  2. 前記制御機構が、モータの出力軸と、ウインドレギュレータのドラムギアと、前記セクタギアと、モータの出力をドラムギアあるいはセクタギアに伝えるアイドルギアと、アイドルギアをドラムギアあるいはセクタギアのいずれか一方と選択的に噛み合わせる切り換えレバーとからなり、
    前記切り換えレバーが、ソレノイドアクチュエータによって駆動される、
    請求項1記載の操作システム。
  3. 前記ドアクロージャーは、ドアのストライカを拘束するラッチと、そのラッチをフルラッチ位置まで強制的に回転させるためのクローズレバーと、そのクローズレバーをレバーのリターンスプリングの付勢力に抗して回動させるクローズケーブルとからなり、
    前記ドアオープナは、前記ラッチをフルラッチ位置で拘束するための回動自在なクロウと、そのクロウをラッチの拘束が可能な位置まで回動させるクロウのリターンスプリングと、そのクロウをクロウのリターンスプリングの付勢力に抗して解除位置まで回動させるオープナケーブルとからなる、請求項1記載の操作システム。
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