JP4089358B2 - 操作スイッチ付レジスタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両室内に配置され、空調用空気の流路を構成するレジスタに関し、詳しくはレジスタより吹出される空調用空気の風量,吹出口の選択,温度等の通風条件の調節をする機能装置の操作をおこなうことのできる操作スイッチが設けられた操作スイッチ付レジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より車両室内には種々のレジスタが配設されている。このレジスタは、通常、吹き出し開口が車室内に表出するようにインストルメントパネルに埋設されたものであり、この吹き出し開口より車室内へ空調用空気の通風をおこなうものである。一方、車両に配設されるエアコンもまたこのレジスタに連通され、エアコンより供給される冷風や温風もまたこのレジスタより車室内に供給される。このエアコンの風量や温度,あるいはレジスタの開閉の選択等をおこなうための操作スイッチは、従来インストルメントパネルにレジスタとは別に配設されている。
【0003】
ここで、車室内の空間は限られたものであり、インストルメントパネルもまた限られた表出面を有するものである。近年ではこのインストルメントパネルにはナビゲーションシステムのモニタ等種々の装置が配設されるため、限られた表出面を有するインストルメントパネルに好適に配設することは困難であり、個々の装置に対する小型化の要求が高まっている。また、インストルメントパネルに多くの装置を別々に配設すると、インストルメントパネルに各々の装置の見切り線が発生することになり、車室内の意匠を損なう問題もあった。
【0004】
また、従来のレジスタには、エア吹出口をもった円筒状パネルにダンパを配設し、このダンパによって、通風状態では風向調整をおこないシャット状態では通風口の閉塞をおこなうものもある(例えば、特許文献1参照。)。しかし、このようなレジスタで調整可能であるのは風向と風量のみであり、上述した温度の調節や連結されるレジスタの選択等をおこなう操作スイッチを別途設ける必要があった。この場合、上述と同様にインストルメントパネルに配設スペースが必要となる問題があった。
【0005】
また、レジスタの風向調節は、通常、レジスタに設けられている風向調節羽根を手動にて作動させることでおこなわれるが、操作スイッチをレジスタと別に配設する場合、通風装置、すなわちレジスタやエアコンを操作するのに操作スイッチによる操作とレジスタの手動操作との2種類の操作を離れた位置で各々おこなう必要があり、操作性に劣る問題もあった。
【0006】
【特許文献1】
特公昭63−343789号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、省スペースで配設可能であるとともに、操作性や意匠性が向上される操作スイッチ付レジスタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する本発明の操作スイッチ付レジスタは、空調用空気の流路および吹き出し開口を構成する円筒状基体と該円筒状基体の内部に配置され該円筒状基体に対して回動自在に枢支されるフィン部材とを有するレジスタ部と、該円筒状基体の同軸上の外周側に配置され該円筒状基体の外周に表出するリング状の表出部をもち少なくとも表出部が該円筒状基体の周囲を回動する回動ベゼル部と、別設された機能装置と電気的あるいは機械的に接続されるスイッチ部と該回動ベゼル部の非表出部に設けられ該回動ベゼル部の回動に伴って変位する変位部と、を持ち、該変位部は、該回動ベゼル部の裏面側に周状に設けられ該回動ベゼル部の裏面方向に突出するラックからなり、該スイッチ部は、該ラックと直接的あるいは間接的に噛合するピニオンを持ち、該変位部の変位によって切り替え駆動されることを特徴とする。
【0009】
本発明の操作スイッチ付レジスタによると、スイッチ部の切り替え駆動を回転ベゼル部の回動によっておこなうことができ、かつ、この回転ベゼル部はレジスタの外周に配置される。このため、回転ベゼル部とレジスタとは見かけ上一体的に配設されることとなり、インストルメントパネル上の見切り線が削減されることとなる。また、回転ベゼル部とレジスタとは見かけ上一体的に配設されることから操作スイッチとレジスタとを別々に配設する場合と比べてインストルメントパネル上の配置スペースは小さいものとなる。さらに、レジスタの外周に回転ベゼル部が配置されることでレジスタの操作とスイッチの切り替え駆動操作とを近接した位置でおこなうことが可能となり、操作性が良好になる。
【0010】
また、本発明の操作スイッチ付レジスタにおいて、上記スイッチ部は、上記ピニオンと上記ラックとに噛合する変速ギアを持つ構成とすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明にかかる操作スイッチ付レジスタは、レジスタ部と、回転ベゼル部と、スイッチ部とを有するものである。
【0012】
レジスタ部は、空調用空気の流路および吹き出し開口を構成する円筒状基体と該円筒状基体の内部に配置され該円筒状基体に対して回動自在に枢支されるフィン部材とを有する。
【0013】
円筒状基体は、外周部が略円弧状の形状を持つものであればよく、例えば通常の略円筒形のリテーナー等を用いることができる。フィン部材は、空調用空気の風向を調整するための部材であり、一般には円筒状基体内に揺動自在に配置された互いに平行な複数の水平風向偏向板からなり、一般に手動により風向偏向板の角度を調節することで送風方向を調節可能とするものである。また、このようなフィン部材に、さらにエアダンパを設けることもできる。エアダンパは、一般に手動により駆動されて円筒状基体内の空気流路を開閉する部材であり、エアダンパをさらに設けることで、快適性の個人差などに応じてレジスタからの送風・停止を個々のレジスタ毎に制御することができる。これらフィン部材やエアダンパの構造は既知のものより適宜選択して使用することができる。
【0014】
回転ベゼル部は、レジスタ部の円筒状基体の同軸上の外周側に配置され該円筒状基体の外周に表出するリング状の表出部をもち少なくとも表出部が該円筒状基体の周囲を回動する。
【0015】
回転ベゼル部のうち表出部は、回動ベゼル部のうち車室内に表出する部分である。円筒状基体はインストルメントパネルに埋設されその一部が開口部となって車室内に表出するものであり、この円筒状基体の同軸上の外周側に配置される回動ベゼルもまたインストルメントパネルに埋設され、その一部、すなわちリング状の表出部が円筒状基体の外周部に表出することとなる。また、以下この回転ベゼルのうち表出部位外の部位を非表出部とする。
【0016】
この回動ベゼルは円筒状基体全体の外周側に配置されるものであってもよいし、また、円筒状基体の表出部付近にのみ配置されて一部が表出するようなものであってもよい。
【0017】
そして回動ベゼルは、後述するように、機能装置と電気的あるいは機械的に接続されるスイッチ部の切り替え駆動をおこなう操作部となることから、切り替え駆動の操作を良好なものとするために、リング状の外周部に所望の表示部を設けることが好ましい。この場合、さらにこの回動ベゼル部が埋設されるインストルメントパネルのうち回動ベゼル部の外周側に、回動ベゼル部の回動とスイッチ部の切換の程度を表す目盛りを表示することが好ましい。この場合、回動ベゼルの回動により表示部が回動ベゼルの周方向で移動してこの回動の大きさに応じた目盛り部を指すこととなり、スイッチの切り替え駆動の程度を視覚的に容易に把握することができる。さらに、夜間時など十分な光量のない条件下で切り替え駆動の操作をおこなうために、この表示部に蛍光塗料による表示を施すこともできるし、また、この表示部をLEDランプ等の照明手段で構成することもできる。さらに、回動ベゼル部は所望の凹凸を持った構造とすることもできる。凹凸を持った構造とすることで、回動ベゼル部を回動させる際のグリップ性を向上させることや、意匠性を向上させることができる。
【0018】
スイッチ部は、別設された機能装置と電気的あるいは機械的に接続される。ここで機能装置とは、例えばエアコンやレジスタの開閉の選択装置等の、種々の機能を有する種々の装置をいう。また、これに限らずカーステレオや光源等の機能装置をスイッチ部に接続することもできる。スイッチ部と機能装置との接続は既知の方法でおこなうことができる。
【0019】
本発明の操作スイッチ付レジスタは、回動ベゼル部の非表出部に回動ベゼル部の回動に伴って変位する変位部をもつ。変位部は、回動ベゼル部の非表出部、すなわち表出部位外の部位に設けられるものである。例えば、回動ベゼル部の外周面や内周面、あるいは裏面側の端部などが変位部を配設するのに好適な部位となる。この変位部は、後述するスイッチ部との組み合わせで種々に形成することができる。
【0020】
本発明の操作スイッチ付レジスタにおいて、スイッチ部は変位部の変位によって切り替え駆動される。ここで、変位部の変位は回動ベゼル部の回動に伴っておこなわれる機械的な変位であり、その変位運動は回動ベゼル部の回動と同じ回転運動である。このため、スイッチ部としてはこの回転運動によって切り替え駆動されるものや、回転運動を直線運動等に変換し変換された運動によって切り替え駆動されるもの、あるいはこの回転運動をセンサ等によって感知して電気信号に変換してこの電気信号によって切り替え駆動されるもの等を使用することができる。このような変位部とスイッチ部とは接触して配置することもできるし、非接触で配置することもできるし、特定位置でのみ接触するように配置することもできる。また変位部は、回動ベゼル部の周方向の全周にわたって間欠的に設けることもできるし、一部にのみ設けることもできる。
【0021】
本発明の操作スイッチ付レジスタにおいて、変位部回動ベゼル部の裏面側に周状に設けられたラックであり、スイッチ部ラックと直接的あるいは間接的に噛合するピニオンを持つ
【0022】
ラックは回動ベゼル部の周方向の全周で設けることもできるし、また一部にのみ設けることもできる。また、ラックは回動ベゼル部の周方向に突出するように設けることもできるし、回動ベゼル部の裏面方向に突出するように設けることもできる。
【0023】
ピニオンはラックと噛合可能な形状であればよく、その配置位置は特に限定されるものではないが、レジスタの通風を干渉しないためには回動ベゼルの外周部に配置されることが好ましい。このようなピニオンは、ラックの配置方向に対して平行に配置することもできるし、また、ラックの配置方向に所定の角度をもって配置することもできるが、配設スペースを小さくするためには円筒状基体の延びる方向に配置することが好ましい。
【0024】
変位部ラックからなりスイッチ部ピニオンを持つため、変位部であるラックを構成する複数の歯部が回動ベゼル部の回動に伴って回動し変位するが、このとき、このラックに対してピニオンが噛合することで、回動ベゼル部の回動により生じたラックの変位がピニオンに伝達されてピニオンが回転し、このピニオンの回転によってスイッチ部の切り替え駆動がおこなわれる。なお、ラックとピニオンは直接的に噛合するものであっても良いし、また、変速ギア等を介して間接的に噛合するものであっても良い。変速ギアを介する場合には、例えば、回転ベゼル部の回動が大きい場合でもピニオンの回転運動を小さいものとすることが可能となる。この場合、ピニオンの小さい回転運動で切り替え駆動がなされるような構成のスイッチ部を用いる場合でも、その切り替え駆動に微妙な操作を必要とせず、使用感はより良好なものとなる。
【0025】
このような回転運動によって切り替えられるスイッチとしては既知のものを使用することができるが、例えばロータリースイッチが好適に使用される。
【0026】
また、このピニオンの所定位置に係合穴を設けて、この係合穴にスライダーのスライド端部を係止させて、このスライダーにさらにスライドスイッチの操作端を取り付けすることもできる。この場合、ピニオンの回転運動がスライダーにより往復運動に変換されてスライドスイッチの切り替え駆動がおこなわれる。この場合、回転運動が直線運動に変換されるため、スイッチ部を機能装置に機械的に接続することが容易になる。
【0027】
また、スライドスイッチとしては、通常のスライドスイッチの他にポテンシオメーター等の位置情報を電気情報に変換するようなものを使用することも可能である。この場合、切換を無段階でおこなうことができ、例えば、エアコン温度の調節や風量の調節等を所望のものとすることができる
【0028】
また、本発明の操作スイッチ付レジスタにおいては、上述した種々の構成を適宜組み合わせて用いることも可能である。
【0029】
【実施例】
以下、本発明の実施例を添付図面を基にして説明する。
【0030】
(実施例1)
本発明の実施例1の操作スイッチ付レジスタは、変位部を回動ベゼル部の裏面側に周状に設けられたラックとし、スイッチ部が変速ギアを介してこのラックと間接的に噛合するピニオンを有する構成としたものである。また、本実施例1は、スイッチ部としてはロータリースイッチを用いるものである。本実施例1の操作スイッチ付レジスタが埋設されたインストルメントパネルを模式的に表す図を図1に示し、図1の操作スイッチ付レジスタが埋設されたインストルメントパネルの要部拡大模式斜視図を図2に示し、本実施例1の操作スイッチ付レジスタの模式側面図を図3に示す。
【0031】
本実施例1の操作スイッチ付レジスタ1は、レジスタ部2と、レジスタ部2の円筒状基体3の同軸上の外周側に配置される回動ベゼル部4とを有する。レジスタ部2は、略円筒状の円筒状基体3をもつ。この円筒状基体3は開口内部6が空調用空気の流路となり、この開口内部6は図示しないエアコンの送風口に連結されている。また、この円筒状基体3は自動車のインストルメントパネル7に埋設され、開口端8によって車室内に連通されている。この開口端8が空調用空気の吹き出し開口9となる。円筒状基体3の開口内部6には図示しない枢支部が設けられ、円筒状基体3はこの枢支部によってフィン部材12を開口内部6に2軸的に回動自在に枢支している。このフィン部材12の回動によって空調用空気の流路が誘導され、空調用空気の風向が調整される。また、フィン部材12は開口端8に対して略平行な角度にまで回動するように2軸的に回動自在に枢支されている。フィン部材12が開口端8に略平行な角度にまで回動すると、開口端8はこのフィン部材12によって閉じられる。すなわち、本実施例においては、フィン部材12はダンパ様の機能をも有するものであり、風向の調整とともに吹き出し開口9の開閉をおこなうものである。
【0032】
レジスタ部2の円筒状基体3の同軸上の外周側には回動ベゼル部4が配置されている。回動ベゼル部4は略円筒状の形状に形成され、リング状の表出部14が円筒状基体3の外周に表出してその他の部分はインストルメントパネル7に回動自在に埋設されている。回動ベゼル部4の表出部14のうちリング状の外周側には所定間隔の凹凸16が形成され、この凹凸16によって回動ベゼル部4のグリップ部17が構成されている。さらに、回動ベゼル部4の表出部14の所定位置にはLED19が埋設されて表示部21を形成している。この表示部21は図示しない電源に連結されている。
【0033】
インストルメントパネル7のうち回動ベゼル部4の外周側には、目盛り22が表示されている。この目盛り22は後述するスイッチ部23が接続されている機能装置に応じて表示され、スイッチ切り替えを視覚的に補助するものである。
【0034】
回動ベゼル部4の裏面側24には裏面方向に突出するようにラック26が周状に設けられている。本実施例においてはこのラック26が変位部27となる。また、円筒状基体3のインストルメントパネル7に埋設された外周側面28には変速ギア29が配置されている。この変速ギア29はラック26と噛合するように配置された大径ピニオン部31と、この大径ピニオン部31と同軸で大径ピニオン部31に対して平行に配置された小径ピニオン部32とよりなり、この小径ピニオン部32には小径ピニオン部32よりも大径のピニオン33が噛合されている。このピニオン33の回転軸34にはロータリースイッチ36が配設されている。このロータリースイッチ36は、回転部37がピニオン33の回転軸34に連結され、本体39が図示しない固定枠に固定されている。また、このロータリースイッチ36は、図示しない機能装置に電気的に接続されている。本実施例1において、変速ギア29,ピニオン33およびロータリースイッチ36でスイッチ部23が構成される。
【0035】
本実施例1の操作スイッチ付レジスタ1の操作は以下のようにおこなわれる。
【0036】
先ず、手動にて回動ベゼル部4が回動されると、回動ベゼル部4の回動に伴って回動ベゼル部4の裏面側24に設けられたラック26が周方向に回動する。この回動によってラック26と噛合している変速ギア29の大径ピニオン部31が回転し、この回転に伴って大径ピニオン部31と同軸で配置されている小径ピニオン部32が回転する。小径ピニオン部32が回転すると、この小径ピニオン部32と噛合しているピニオン33が回転する。ピニオン33の回転は、このピニオン33の回転軸34に配設されているロータリースイッチ36の図示しない検知部に検知されてロータリースイッチ36本体39に配設されている図示しない信号部が切り替え駆動され、この信号部よりピニオン33の回転に応じた電気信号が図示しない機能装置に送られて機能装置が制御される。
【0037】
本実施例1の操作スイッチ付レジスタ1によると、回動ベゼル部4がレジスタ部2の周囲を回動し、この回動によってスイッチ部23の切り替え駆動がおこなわれれる。したがって、回動ベゼル部4とレジスタ部2とは見かけ上一体的に配設されることとなり、別途操作スイッチを設ける場合よりもインストルメントパネル7上の見切り線が削減されることとなり、また、インストルメントパネル7上の配置スペースは小さいものとなる。さらに、レジスタの外周に回動ベゼル部4が配置されることでレジスタの操作とスイッチの切り替え駆動操作とが近接した位置でおこなわれるため操作性が良好になる。
【0038】
また、本実施例1において、ラック26とピニオン33とは変速ギア29を介して噛合していることから、スイッチ部23の切り替え駆動に要するピニオン33の回転が小さなものであっても、回動ベゼル部4の回動を大きくおこなうことができ、スイッチ部23の切り替え駆動の操作性を良好なものとすることができる。
【0039】
(実施例2)
本発明の実施例2の操作スイッチ付レジスタは、変位部を回動ベゼル部の裏面側に周状に設けられたラックとし、スイッチ部がこのラックと直接的に噛合するピニオンを有する構成とし、このピニオンにスライダーを介してスライドスイッチの操作端を取り付けする構成としたものである。本実施例2の操作スイッチ付レジスタにおいて、レジスタ部および回動ベゼル部は実施例1と同じものをもちいた。本実施例2の操作スイッチ付レジスタの模式側面図を図4に示す。
【0040】
本実施例2の操作スイッチ付レジスタ41では、回動ベゼル部42のラック43とピニオン44とが直接噛合する。このピニオン44の外周側の所定位置には係合穴46が形成されている。この係合穴46にはスライダー47のスライド端部48が係合されている。また、スライダー47のスライド方向Aの端側には、スライダーの係合穴49が形成されている。このスライダーの係合穴49にはスライドスイッチ51の操作端部52が係合されている。スライドスイッチ51は図示しない固定枠に固定され、図示しない機能装置と電気的に接続されている。本実施例2のいて、ピニオン44,スライダー47およびスライドスイッチ51でスイッチ部45が構成されている。
【0041】
本実施例2の操作スイッチ付レジスタ41の操作は以下のようにおこなわれる。先ず、実施例1の操作スイッチ付レジスタと同様に回動ベゼル部42の回動が手動にておこなわれると、この回動に伴ってラック43が変位する。ラック43の変位によって、このラック43と噛合しているピニオン44が回転し、さらに、ピニオン44の回転に伴ってピニオン44に設けられている係合穴46が変位する。この係合穴46にはスライダー47のスライド端部48が係合されているため、ピニオン44の回転は係合穴46よりスライダー47に伝達される。ピニオン44が回転する前のスライダの位置は図4中実線で示される。
【0042】
ここで、このスライダー47はスライダーの係合穴49にてスライドスイッチ51と係合され、かつこのスライドスイッチ51は固定されているため、ピニオン44の回転はスライダー47のスライド端部48のスライドとスライダの直線方向の変位とに変換される。そしてこの変換によって、図4中破線で示されるようにスライダー47の直線方向の変位とともにスライドスイッチ51の操作端部52のスライドがおこなわれ、スライドスイッチ51の切り替え駆動がおこなわれる。このスライドスイッチ51の切り替え駆動は電気信号に変換され、スライドスイッチ51に電気的に接続されている図示しない機能装置に送られて機能装置が制御される。
【0043】
本実施例2の操作スイッチ付レジスタ41によると、回動ベゼル部42の回動により切り替えスイッチの切り替え駆動操作をおこなう構成に起因する効果に加えて、ピニオン44の回転運動をスライダー47により直線運動に変換したことで、スライドスイッチ51等のスライド操作により切り替えされるスイッチに対応することが可能となる。
【0044】
(実施例3)
本発明の実施例3の操作スイッチ付レジスタは、変位部を回動ベゼル部の裏面側に周状に設けられたラックとし、スイッチ部がこのラックと直接的に噛合するピニオン有する構成とし、このピニオン所定位置にピニオン周方向に突出するレバー部を設けこのレバー部の長尺方向に溝部を設けて、この溝部にポテンシオメーターの操作端を取り付けする構成としたものである。本実施例3において、レジスタ部および回動ベゼル部は実施例1と同じものをもちいた。本実施例3の操作スイッチ付レジスタの模式側面図を図5に示す。
【0045】
本実施例3の操作スイッチ付レジスタ56では、回動ベゼル部57のラック58とピニオン59とが直接噛合する。このピニオン59は周方向の一部にのみ歯部61が形成されたものであり、歯部61が形成されていない部分の所定位置には外周方向に延びる長尺状の腕部62が形成され、この腕部62には長尺方向に延びる長穴63が形成されている。腕部62の長穴63にはスライドスイッチ64の操作端部66が長穴63内をスライド可能に係合されている。また本実施例3においてはスライドスイッチ64の操作端部66のスライド方向Bと平行に操作端部66のスライドによって押圧されるピストン部67が設けられている。このピストン部67は図示しない機能装置に連結されている。また、スライドスイッチ64は図示しない固定枠部に固定されている。本実施例3において、ピニオン59およびスライドスイッチ64でスイッチ部65が構成されている。
【0046】
本実施例3の操作スイッチ付レジスタ56の操作は以下のようにおこなわれる。先ず、実施例1の操作スイッチ付レジスタと同様に回動ベゼル部57の回動が手動にておこなわれると、この回動に伴ってラック58が変位する。ラック58の変位によって、このラック58と噛合しているピニオン59が回転し、このピニオン59の回転に伴ってピニオン59に設けられている腕部62が変位する。この腕部62にはスライドスイッチ64の操作端部66が係合されているため、ピニオン59の回転は腕部62よりスライドスイッチ64に伝達される。ここで、スライドスイッチ64は腕部62の長穴63にスライド係合されていることから、ピニオン59の回転は長穴63中のスライドスイッチ64の操作端部66の変位とスライドスイッチ64の操作端部66の直線方向の変位とに変換される。そしてこの変換によって、図5中破線で示されるようにスライドスイッチ64の操作端部66のスライドがおこなわれ、スライドスイッチ64の切り替え駆動がおこなわれる。また、本実施例3においてはスライドスイッチ64の操作端部66のスライドによってピストン部67が押圧されて駆動される。このピストン部67の駆動によって図示しない機能装置が制御される。
【0047】
本実施例3の操作スイッチ付レジスタ56によると、実施例2の効果に加えて機能装置を機械的に制御することが可能となる。
【0048】
参考例1
本発明の参考例1の操作スイッチ付レジスタは、変位部を回動ベゼル部の裏面側に突出する突起とし、スイッチ部にはこの突起と係合し回動ベゼル部の回動に伴って回動する係合部と係合部の回動を検出する検知部とを設けた構成としたものである。本参考例1の操作スイッチ付レジスタにおいてスイッチ部はロータリーエンコーダーが用いられている。本参考例1において、レジスタ部は実施例1と同じものをもちいた。本参考例1の操作スイッチ付レジスタのうち回動ベゼル部およびスイッチ部の模式斜視図を図6に示す。
【0049】
参考例1の操作スイッチ付レジスタにおいて、回動ベゼル部69は実施例1の回動ベゼル部と同じ表出部71をもち、この回動ベゼル部69には裏面側に突出する筒部72が形成されている。また、筒部72の外周面73の所定位置には突起74が突出している。
【0050】
スイッチ部76は、回動ベゼル部69の筒部72の外周面にほぼ沿った形状の内周面を有する略筒状の内筒部77と内筒部77の外周面にほぼ沿った形状の内周面を有する外筒部78とを有し、内筒部77は外筒部78に対して回動可能に枢支されている。このスイッチ部76の内筒部77には回動ベゼル部69の突起74と対向する位置に突起74と係合する係合部79が設けられている。また、外筒部78には内筒部77の回動を検出する検知部(図示しない)が形成されている。この検知部は図示しない機能装置に電気的に接続されている。
【0051】
参考例1の操作スイッチ付レジスタの操作は以下のようにおこなわれる。先ず、実施例1の操作スイッチ付レジスタと同様に回動ベゼル部69の回動が手動にておこなわれると、この回動に伴って突起74が変位し、突起74と係合している係合部79が回動する。この回動が図示しない検知部によって検出され、この検知された回動の大きさに応じて図示しない機能装置に電気信号が送られて機能装置の制御がおこなわれる。本参考例1において、この検知部による検出と電気信号の送信とがスイッチ部76の切り替え駆動となる。
【0052】
参考例1の操作スイッチ付レジスタによると、上述した実施例1〜3と同じ回動ベゼル部69の回動により切り替えスイッチの切り替え駆動操作をおこなう構成に起因する効果を有する。
【0053】
参考例2
本発明の参考例2の操作スイッチ付レジスタは、変位部を回動ベゼル部の裏面側に突出する突起とし、スイッチ部を固定された複数のプッシュスイッチとして、この突起とプッシュスイッチとが所定位置で係合する構成としたものである。本参考例2において、レジスタ部は実施例1と同じものをもちいた。本参考例2の操作スイッチ付レジスタのうち回動ベゼル部およびスイッチ部の模式斜視図を図7に示す。
【0054】
参考例2の操作スイッチ付レジスタにおいて、回動ベゼル部82は実施例1の回動ベゼル部と同じ表出部83をもち、この回動ベゼル部82には裏面側に突出する筒部84が形成されている。また、筒部84のうち表出部83側の部分は肉厚に形成されて大径部86を構成している。大径部86の所定位置には裏面方向に突起87が突出している。
【0055】
スイッチ部88は、回動ベゼル部82の筒部84の大径部86以外の部分の外周面にほぼ沿った形状の内周面を有する略筒状のスイッチ保持部89と、このスイッチ保持部89を収納可能な円筒状に形成されているカバー部91とを有する。スイッチ保持部89は回動ベゼルの筒部84に挿通され、大径部86に近接して配置されている。また、大径部86の突起87はこのスイッチ保持部89と接している。スイッチ保持部89のうち突起87と接する表面には複数のプッシュスイッチ92が突起87の変位方向Cに沿って列設されている。また、各々のプッシュスイッチ92は図示しない機能装置に電気的に接続されている。
【0056】
参考例2の操作スイッチ付レジスタの操作は以下のようにおこなわれる。先ず、実施例1の操作スイッチ付レジスタと同様に回動ベゼル部82の回動が手動にておこなわれると、この回動に伴って突起87が変位する。本参考例2の操作スイッチ付レジスタでは、突起87と係合可能なプッシュスイッチ92が突起87の変位方向Cに沿って配置されていることから、突起87が変位し各々のプッシュスイッチ92の配置位置と対向する位置に配置されると、突起87はその位置のプッシュスイッチ92と係合し押圧することでプッシュスイッチ92を切り替え駆動する。回動ベゼル部82がさらに回動されると、突起87はさらに変位し、プッシュスイッチ92と突起87との係合は解除される。そしてさらに回動ベゼル部82の回動がおこなわれると、突起87は次のプッシュスイッチ92と係合する。この係合と解除とによってスイッチの切り替え駆動がおこなわれる。
【0057】
参考例2の操作スイッチ付レジスタによると、参考例1と同じ回転ベゼル部の回動により切り替えスイッチの切り替え駆動操作をおこなう構成に起因する効果を有する。
【0058】
参考例3
本発明の参考例3の操作スイッチ付レジスタは、参考例2と同様に、変位部を回動ベゼル部の裏面側に突出する突起とし、スイッチ部を固定された複数のプッシュスイッチとして、この突起とプッシュスイッチとが所定位置で係合する構成としたものである。本参考例3において、レジスタ部は実施例1と同じものをもちいた。本参考例3の操作スイッチ付レジスタのうち回動ベゼル部およびスイッチ部の模式斜視図を図8に示す。
【0059】
参考例3の操作スイッチ付レジスタにおいて、回動ベゼル部94は、突起102を外周方向に突出するように設けた以外は参考例2と同じ形状に形成されたものである。
【0060】
スイッチ部96は、回動ベゼル部94の筒部101の大径部97の外周面にほぼ沿って湾曲する断面略弧状のスイッチ保持部98と、このスイッチ保持部98を収納可能な断面略弧状に形成されているカバー部99とを有する。スイッチ保持部98は回動ベゼル部94の筒部101のうち大径部97に近接して配置されている。また、大径部97の突起102はこのスイッチ保持部98と接している。スイッチ保持部98のうち突起102と接する湾曲内周面には複数のプッシュスイッチ103が突起102の変位方向Dに沿って列設されている。また、各々のプッシュスイッチ103は図示しない機能装置に電気的に接続されている。
【0061】
参考例3の操作スイッチ付レジスタの操作は参考例2と同様におこなわれる。また、本参考例3の操作スイッチ付レジスタによると、参考例2の効果に加えて操作スイッチ付レジスタの配設に要するスペースをより小さくすることが可能となる。
【0062】
参考例4
本発明の参考例4の操作スイッチ付レジスタは、参考例3の切替スイッチ付レジスタの列設されたプッシュスイッチにかえて検出スイッチを用いるものである。本参考例4の操作スイッチ付レジスタは、検出スイッチを用いた以外は参考例3と同じ形状に形成されたものである。本参考例4の操作スイッチ付レジスタのうち回動ベゼル部およびスイッチ部の模式斜視図を図9に示す。
【0063】
参考例4の操作スイッチ付レジスタは、参考例3と同じ回動ベゼル部106を有する。回動ベゼル部106の大径部107の所定位置には、参考例3と同じ突起108が外周方向に突出するように設けられている。
【0064】
スイッチ部109のスイッチ保持部111およびカバー部112は参考例3のスイッチ保持部およびカバー部と同じ形状に形成され、スイッチ保持部111は回動ベゼル部106の筒部113のうち大径部107に近接して配置されている。また、大径部107の突起108はこのスイッチ保持部111と接している。スイッチ保持部111のうち突起108と接する湾曲内周面には1個の検出スイッチ114が配設されている。この検出スイッチ114は、スイッチ保持部111に固定された図示しない切り替え部と、この切り替え部より大径部107方向に湾曲しつつ延びる係合部116とから構成されるリミットスイッチ117であり、図示しない機能装置に電気的に接続されている。この検出スイッチ114はこの係合部116が突起108と係合し切り替え部に当接することで切り替え駆動されるものである。
【0065】
参考例4の操作スイッチ付レジスタは、参考例3と同じ効果を有する。
【0066】
参考例5
本発明の参考例5の操作スイッチ付レジスタは、回動ベゼル部を表出部の裏面側に突出する筒部をもつものとし、変位部を筒部の外周に螺旋状に設けられたガイドレールとし、スイッチ部にこのガイドレールと係合し直線運動する操作端をもつポテンシオメータを用いた構成としたものである。本参考例5の操作スイッチ付レジスタのうち回動ベゼル部およびスイッチ部の模式斜視図を図10に示す。
【0067】
参考例5の操作スイッチ付レジスタにおいて、回動ベゼル部119は実施例1の回動ベゼル部と同じ表出部121をもち、この回動ベゼル部119には裏面側に突出する筒部122が形成されている。この筒部122の外周側には螺旋状の溝123が形成され、この溝123がガイドレール124を構成している。スイッチ部126は長尺状の図示しないスライド溝を操作端部128が直線的にスライドする形状のポテンシオメーター129で構成され、このポテンシオメーター129の操作端部128はガイドレール124にスライド係合されている。また、このポテンシオメーター129は図示しない固定枠部によって固定され、図示しない機能装置と電気的に接続されている。
【0068】
参考例5の操作スイッチ付レジスタの操作は以下のようにおこなわれる。先ず、実施例1の操作スイッチ付レジスタと同様に回動ベゼル部119の回動が手動にておこなわれると、この回動に伴ってガイドレール124が変位する。ガイドレール124の変位は、このガイドレール124にスライド係合されているポテンシオメーター129に伝達されるが、ポテンシオメーター129は固定枠部によって固定されていることから、この変位によってポテンシオメーター129の操作端部128のみが駆動され、ガイドレール124の回転運動が直線運動に変換されて、操作端部128はスライド溝内をスライド移動する。このスライド移動によってポテンシオメーター129の切り替え駆動がおこなわれ、ガイドレール124の変位の大きさが電気信号に変換されて図示しない機能装置に送られて機能装置の制御がおこなわれる。
【0069】
参考例5の操作スイッチによると、参考例1の回動ベゼル部119の回動により切り替えスイッチの切り替え駆動操作をおこなう構成に起因する効果に加えて、ポテンシオメーター129によって機能装置の無段階の切り替え制御が可能となり、機能装置をより微妙に制御することが可能となる。
【0070】
【発明の効果】
以上述べてきたように、本発明の切り替えスイッチ付レジスタによると、スイッチ部の切り替え駆動を回転ベゼル部の回動によっておこなうことができ、かつ、この回転ベゼル部はレジスタの外周に配置されるため、回転ベゼル部とレジスタとは見かけ上一体的に配設されることとなり、インストルメントパネル上の見切り線を削減することが可能となる。また、回転ベゼル部とレジスタとは見かけ上一体的に配設されることから操作スイッチとレジスタとを別々に配設する場合と比べてインストルメントパネル上の配置スペースを小さくすることが可能となる。さらに、レジスタの外周に回転ベゼル部が配置されることでレジスタの操作とスイッチの切り替え駆動操作とを近接した位置でおこなうことが可能となり、操作性が良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の操作スイッチ付レジスタが埋設されたインストルメントパネルを模式的に表す図である。
【図2】図1の操作スイッチ付レジスタが埋設されたインストルメントパネルの要部拡大模式斜視図である。
【図3】本発明の実施例1の操作スイッチ付レジスタの模式側面図である。
【図4】本発明の実施例2の操作スイッチ付レジスタの模式側面図である。
【図5】本発明の実施例3の操作スイッチ付レジスタの模式側面図である。
【図6】本発明の参考例1の操作スイッチ付レジスタのうち回動ベゼル部およびスイッチ部の模式斜視図である。
【図7】本発明の参考例2の操作スイッチ付レジスタのうち回動ベゼル部およびスイッチ部の模式斜視図である。
【図8】本発明の参考例3の操作スイッチ付レジスタのうち回動ベゼル部およびスイッチ部の模式斜視図である。
【図9】本発明の参考例4の操作スイッチ付レジスタのうち回動ベゼル部およびスイッチ部の模式斜視図である。
【図10】本発明の参考例5の操作スイッチ付レジスタのうち回動ベゼル部およびスイッチ部の模式斜視図である。
【符号の説明】
1:操作スイッチ付レジスタ 2:レジスタ部 3:円筒状基体 4:回動ベゼル部 7:インストルメントパネル 9:吹き出し開口 12:フィン部材 14:表出部 21:表示部 22:目盛り 23:スイッチ部 26:ラック 27:変位部 29:変速ギア 33:ピニオン 36:ロータリースイッチ
41:操作スイッチ付レジスタ 42:回動ベゼル部 43:ラック 45:スイッチ部
44:ピニオン 46:係合穴 47:スライダー 51:スライドスイッチ
56:操作スイッチ付レジスタ 57:回動ベゼル部 58:ラック 59:ピニオン
64:スライドスイッチ 65:スイッチ部
69:回動ベゼル部 71:表出部 72:筒部 74:突起 76:スイッチ部
82:回動ベゼル部 83:表出部 84:筒部 86:大径部 87:突起 88:スイッチ部 92:プッシュスイッチ
94:回動ベゼル部 96:スイッチ部 97:大径部 101:筒部 102:突起
103:プッシュスイッチ
106:回動ベゼル部 107:大径部 108:突起 109:スイッチ部 113:筒部 114:検出スイッチ 117:リミットスイッチ
119:回動ベゼル部 121:表出部 122:筒部 123:溝 124:ガイドレール 126:スイッチ部 129:ポテンシオメーター

Claims (2)

  1. 空調用空気の流路および吹き出し開口を構成する円筒状基体と該円筒状基体の内部に配置され該円筒状基体に対して回動自在に枢支されるフィン部材とを有するレジスタ部と、
    該円筒状基体の同軸上の外周側に配置され該円筒状基体の外周に表出するリング状の表出部をもち少なくとも表出部が該円筒状基体の周囲を回動する回動ベゼル部と、
    別設された機能装置と電気的あるいは機械的に接続されるスイッチ部と
    該回動ベゼル部の非表出部に設けられ該回動ベゼル部の回動に伴って変位する変位部と、を持ち、
    該変位部は、該回動ベゼル部の裏面側に周状に設けられ該回動ベゼル部の裏面方向に突出するラックからなり、
    該スイッチ部は、該ラックと直接的あるいは間接的に噛合するピニオンを持ち、該変位部の変位によって切り替え駆動されることを特徴とする操作スイッチ付レジスタ。
  2. 前記スイッチ部は、前記ピニオンと前記ラックとに噛合する変速ギアを持つ請求項1に記載の操作スイッチ付レジスタ。
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