JP3111992U - 空調エア吹出口装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 空調エアの吹出口装置として、風向きの上下左右調整と風量制御とを、アクチュエータの駆動により確実に行うことができるようにする。
【解決手段】 車両における空調エア吹出口装置1は、円筒状フインケース2と、その内面に配置された摺動リング3と、フインケース2の径方向に延びる支軸で回動自在にリング3に支持されたルーバ4と、アクチュエータ6とを有し、ルーバ4はそれぞれ一体的に連結された大径フィン10と小径フイン11,12とからなり、アクチュエータ6は矢印A方向に往復動する作動腕21がリンク22で大径フィン10の耳部15と連結されて、ルーバ4を回動させることができると共に、筒部24及びアーム23を介してリング3を矢印Bのように回転させることができる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、車両等における空調エア吹出口装置の構造に関する。
車両等における空調エアの吹出口装置として、下記特許文献1及び特許文献2に記載されたものが従来から知られている。
実開平3−30747号公報 特許第3513571号公報
前者の場合、断面円形のエア通路が仕切壁により断面扇形状の分室に区画され、各分室をそれぞれ個別に全開状態から全閉状態の範囲にわたって順次開閉させる回転ルーバを、一方向へ連続回転するモータで駆動させることにより、空調エアが脈流状態となって吹き出されるように構成されているが、上下左右へ指向性のある風向きを自由に得ることができないと共に、エア通路自体の開閉機構が設けられていないという問題がある。
また、後者の場合、2連ウイング間に設けられたモータ駆動式ギヤでそれぞれのウイングを同時回転させて、空気の吹き出される方向が周期的、かつ、自動的に転換されるように構成されているが、上記特許文献1の場合と同様な問題があることは避けられない。
本考案は、車両等における空調エアの吹出口装置として、風向きの上下左右調整と風量制御とを、アクチュエータの駆動により確実に行うことができるようにしようとするものである。
このため、本考案にかかる空調エア吹出口装置は、円筒状フインケースと、上記フインケースの内周面に沿って配置され上記フインケースの軸線を中心として回動自在に上記フインケースにより支持されたリングと、上記リング内に配置され上記フインケースの径方向に延びる支軸を中心として回動自在に上記リングにより支持されたルーバと、上記リング及び上記ルーバをそれぞれ上記支軸及び上記軸線を中心として回動させるアクチュエータとを有している。
従って、アクチュエータがフインケースの径方向に延びる支軸を中心としてルーバを回動させることにより、ルーバがフインケース内のエア通路面積を調整して、フインケース内から吹き出される空調エアの風量を容易に制御できると同時に、アクチュエータがフインケースの軸線を中心としてリングを回動させることにより、ルーバ全体がフインケース内で回転して、フインケース内から吹き出される空調エアの風向きを上下左右に確実に制御することができる。
以下、図面に示す本考案の実施例について具体的に説明する。
車両における空調エア吹出口装置1は、図示しないインスツルメントパネルや車室内天井隅部等の車体側に取り付けられる円筒状フインケース2と、フインケース2の内周面に沿って配置されフインケース2の軸線を中心として回動自在にフインケース2により支持された摺動リング3と、リング3内に配置されフインケース2の径方向に延びる支軸4を中心として回動自在にリング3により支持されたルーバ5と、アクチュエータ6とを有している。
ルーバ5は、中央の大径フイン10と、フイン10の両側にそれぞれフイン10と平行に配置された比較的小径のフイン11、12とから構成され、フイン10の外周端面がリング3の内周面に取り付けられたパッキン13に当接していると共に、支軸4より吹出口14側に距離をおいてフイン10の側面に耳部15が設けられていて、各フイン10、11、12の外周部分が一体的に連結されており、フイン10の耳部15側に配置されたフイン11には、略径方向の切欠き16が形成されている。
アクチュエータ6はステップモータであって、アーム20によりフインケース2と連結されている一方、その作動軸21とフイン10の耳部15とがリンク22により連結されて、作動軸21をその軸心に沿って矢印Aのように往復動させることができると共に、作動軸21の外方に小隙をおいて配置されアーム23によりリング3に連結された筒部24を、その軸心を中心として90°の範囲内で矢印Bのように回転させることができる。
アクチュエータ6を作動させるスイッチ30は、フインケース2内における空調エアの通路面積を広げる方向に、すなわち、大径フイン10がフインケース2の軸心と平行となる方向へ支軸4を中心としてルーバ5を回転させる接点31と、上記通路面積を狭める方向に、すなわち、大径フイン10がフインケース2の軸心と交わる角度が大きくなる方向へ支軸4を中心としてルーバ5を回転させる接点32と、リング3を図4の時計方向へ回動させる接点33と、リング3を図4の反時計方向へ回動させる接点34と、アクチュエータ6への電源を遮断するオフ位置35とをそなえている。
従って、スイッチ30におけるボタン31´を断続的にもしくは連続的に押すことにより、接点31が断続的にもしくは連続的に接続されて、アクチュエータ6が作動軸21を吹出口14側へ突き出してリンク22を操作し、フインケース2内における空調エアの通路面積を広げる方向にルーバ5が断続的にもしくは連続的に回転して、図示の全開状態にまで作動させることができ、また、スイッチ30におけるボタン32´を断続的にもしくは連続的に押すことにより、接点32が断続的にもしくは連続的に接続されて、アクチュエータ6が作動軸21を吹出口14と反対側へ引き込めてリンク22を操作し、フインケース2内における空調エアの通路面積を狭める方向にルーバ5が断続的にもしくは連続的に回転し、図1で1点鎖線で示されている中間位置を経て、最終的には図1及び図2でそれぞれ2点鎖線で示されているように、大径フイン10がフインケース2内の空調エア通路を全閉するに至り、また、スイッチ30におけるボタン33´を断続的にもしくは連続的に押すことにより、接点33が断続的にもしくは連続的に接続されて、リング3が図4の時計方向へ断続的にもしくは連続的に回動し、また、スイッチ30におけるボタン34´を断続的にもしくは連続的に押すことにより、接点34が断続的にもしくは連続的に接続されて、リング3が図4の反時計方向へ断続的にもしくは連続的に回動することとなる。
すなわち、各ボタン31´、32´、33´、34´を適宜操作してスイッチ30の各接点31、32、33、34を適宜開閉させ、フインケース2内におけるリング3の回動と、支軸4を中心としたルーバ5の回転とを適宜組み合わせることよって、大径フイン10がフインケース2内の空調エア通路を開閉できると同時に、フインケース2から車室内へ空調エアが吹き出される風向きを上下左右に適宜調整することが可能となる。
また、リング3、ルーバ5、アクチュエータ6等の機構がフインケース2と一体的に取りまとめられているため、空調エア吹出口装置1を車室内の適宜の個所に容易に取り付けることができると共に、空調エア吹出口装置1自体を安価に提供できる利点がある。
さらに、複数の空調エア吹出口装置1が車室内の各所に設けられていても、それらのボタン31´、32´、33´、34´を集約したコントロールスイッチを運転席の近傍に設置することにより、運転席から離れて設けられた空調エア吹出口装置1に対しても、運転者がそのリング3及びルーバ5を選択的に制御して、吹出口14から吹き出される空調エアの風向きを上下左右へ確実に、かつ、安全に適宜調整し、かつ、各空調エア吹出口装置1における空調エアの通路をルーバ5の大径フイン10によって適宜開閉することができるので、大層便利である。
しかも、必要に応じてアクチュエータ6を連続的に、もしくは、間欠的に作動させることにより、空調エア吹出口装置1の吹出口14から吹き出される空調エアの風向きを連続的に、もしくは、間欠的に変化させ、あるいは、アクチュエータ6の作動を停止させてリング3及びルーバ5を一定位置に保持させることにより、吹出口14から吹き出される空調エアの風向きを任意の方向に定常化させることができ、さらには、車両における乗員数や乗員の着座位置等を、車室内に設けたレーザー、フォトダイオード、カメラ等の計測機器により随時検出して、車室内の各所に設けられた複数の空調エア吹出口装置1におけるアクチュエータ6をそれぞれ自動制御することにより、上記各乗員にとって最適な空調状態に保持させる結果、車室内の良好な居住性を常時自動的に確保することができるようになる。
なお、上記実施例では、空調エア吹出口装置1におけるスイッチ30のボタン31´、32´、33´、34´が個別に設けられているが、場合によってはこれらの各ボタンを、リング3の各方向回転や支軸4を中心とした大径フイン10の開閉作動をそれぞれ行わせるシーソタイプのスイッチに置き換えることができるのはいうまでもない。
本考案の実施例における横断面図。 上記実施例の要部縦断面図。 図1の III矢視背面図。 上記実施例の要部斜視図。 上記実施例の一部平面図。
符号の説明
1 空調エア吹出口装置
2 フインケース
3 リング
4 支軸
5 ルーバ
6 アクチュエータ
10、11、12 フイン
14 吹出口
21 作動軸
22 リンク
24 筒部
30 スイッチ
31、32、33、34 接点
31´、32´、33´、34´ ボタン

Claims (5)

  1. 円筒状フインケースと、上記フインケースの内周面に沿って配置され上記フインケースの軸線を中心として回動自在に上記フインケースにより支持されたリングと、上記リング内に配置され上記フインケースの径方向に延びる支軸を中心として回動自在に上記リングにより支持されたルーバと、上記リング及び上記ルーバをそれぞれ上記支軸及び上記軸線を中心として回動させるアクチュエータとを有する空調エア吹出口装置。
  2. 請求項1において、上記ルーバが上記支軸を中心として回転することにより、上記フインケース内のエア通路を全閉できるように構成された空調エア吹出口装置。
  3. 請求項1または請求項2において、上記ルーバが複数枚のフインを一体的に連結して構成された空調エア吹出口装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかにおいて、上記アクチュエータは回動部分が上記リングに連結されると共に、往復作動部分がリンク機構を介して上記ルーバに連結された空調エア吹出口装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかにおいて、上記アクチュエータがステップモータである空調エア吹出口装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113071295A (zh) * 2020-01-06 2021-07-06 通用汽车环球科技运作有限责任公司 用于车辆的通风口

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