JP2003341338A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2003341338A JP2002152410A JP2002152410A JP2003341338A JP 2003341338 A JP2003341338 A JP 2003341338A JP 2002152410 A JP2002152410 A JP 2002152410A JP 2002152410 A JP2002152410 A JP 2002152410A JP 2003341338 A JP2003341338 A JP 2003341338A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 後席乗員の操作によりリヤベント吹出口から
冷風または温風を選択的に吹き出す。 【解決手段】 センターコンソール11後端部に回転体
21を設け、回転体21にリヤベント吹出口20A,2
0Bを開口するとともに、回転体21に連通ダクト2
6,28を設ける。空調ユニット3から後席側に温風を
導くリヤフットダクト9からバイパスダクト13を分岐
して設ける。連通ダクト26,28は後席乗員による回
転体21の回転操作により回転移動し、連通ダクト26
を介してバイパスダクト13とリヤベント吹出口20B
を、または連通ダクト28を介してリヤベントダクト1
2とリヤベント吹出口20Aが選択的に連通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リヤベント吹出口
を有する車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、空調ユニットで生成した空調
風をリヤダクトを介して後席側に導き、リヤベント吹出
口から後席乗員に向かって吹き出すようにした空調装置
が知られている。この種の空調装置には、インストルメ
ントパネル前方に設置された日射センサにより前席側の
日射を検出し、その検出置に基づいて空調モードを自動
的に切り換えるようにしたものがある。これにより、例
えば外気温が低いときに日射量が増加すると、空調モー
ドは頭寒足熱のバイレベルモードに切り換えられ、前席
のベント吹出口およびリヤベント吹出口から主に冷風が
送風される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前席側
の日射量が増加しても後席側に日が射し込んでいない場
合があり、それにも拘わらずリヤベント吹出口から冷風
が送風されることは後席乗員にとって好ましくない。
【0004】本発明の目的は、後席乗員の好みに応じた
空調風をリヤベント吹出口から吹き出すことができる車
両用空調装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による車両用空調
装置は、車両後席側に空調風を吹き出すリヤベント吹出
口と、空調ユニットからリヤベント吹出口に向かって温
風を導く冷風用ダクトと、空調ユニットからリヤベント
吹出口に向かって冷風を導く温風用ダクトと、冷風用ダ
クトからの冷風または温風用ダクトからの温風をリヤベ
ント吹出口に選択的に導くように、リヤベント吹出口と
冷風用ダクトまたはリヤベント吹出口と温風用ダクトを
選択的に連通する連通手段とを備えることにより、上述
した目的を達成する。
【0006】
【発明の効果】本発明は、リヤベント吹出口と冷風用ダ
クトまたはリヤベント吹出口と温風用ダクトを選択的に
連通して、空調ユニットからリヤベント吹出口に冷風ま
たは温風を選択的に導くようにしたので、後席乗員の好
みに応じてリヤベント吹出口から冷風または温風を送風
することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照して本発
明の実施の形態について説明する。図1は、本発明によ
る車両用空調装置の構成を示す車室内の要部側面図であ
る。なお、以下ではオートエアコンを例に説明する。前
席シート1の前方のインストルメントパネル2内には空
調ユニット3が格納され、フロントウインド4近傍のイ
ンストルメントパネル2上面には日射センサ5が設置さ
れている。
【0008】空調ユニット3は、前席乗員の足下に主に
温風を送風するフロントフット吹出口6、ダクト7を介
して前席乗員に向かって主に冷風を送風するフロントベ
ント吹出口、床下に格納された左右一対のリヤフットダ
クト9(一方のみ図示)を介して左右の後席乗員の足下
に主にそれぞれ温風を送風するリヤフット吹出口10、
センターコンソール11内に格納されたリヤベントダク
ト12、およびリヤフットダクト9から分岐した左右一
対(図では一方のみ図示)のバイパスダクト13を介し
て後述するように後席乗員に向かって温風または冷風を
送風するリヤベント吹出口20を有する。なお、図1に
おいて、14はシフトレバーであり、15はコンソール
ボックスである。
【0009】車両用空調装置は図示しない空調用コント
ローラを備え、このコントローラは日射センサ5や他の
センサ(例えば温度センサ)からの信号に基づいて目標
吹出温度を演算する。空調ユニット3は目標吹出温度に
応じたコントローラからの制御信号により吹出温度、空
調モードを制御し、空調モードに応じた吹出口6,8,1
0,20から空調風を送風する。この場合、ベントモー
ドにおいてはフロントベント吹出口8から冷風を送風す
るとともに、リヤベントダクト12に冷風を導く。フッ
トモードにおいてはフロントフット吹出口6から温風を
送風するとともに、リヤフットダクト9に温風を導く。
バイレベルモードにおいてはフロントベント吹出口8か
ら冷風を、フロントフット吹出口6から温風をそれぞれ
送風するとともに、リヤベントダクト12に冷風を、リ
ヤフットダクト9に温風をそれぞれ導く。このような空
調モードに応じた吹出制御は本発明とは直接係わらない
ため、その詳細な説明を省略する。
【0010】図2はリヤベント吹出口近傍の外観斜視図
(車両斜め後方から見た図)であり、図3は図2の内部
構成を示す斜視図、図4は図2のIV-IV線断面図、図5
は図2のV-V線断面図である。なお、図4において、一
部(回転体21)の断面図示は省略する。
【0011】センターコンソール11の後端部には略円
筒状の回転体21が設けられている。回転体21は、そ
の左右側面から突出する回転軸22を介し、センターコ
ンソール11の左右内壁面に回転可能に取り付けられて
いる。回転体21の円筒面には吹出口20として一対の
リヤベント吹出口20A,20Bがそれぞれ開口してい
る。回転体21の左右側面にはシール部材23を介して
バイパスダクト13の先端部が当接し、回転体21の円
筒壁面にはシール部材24を介してリヤベントダクト1
2の先端部が当接している。
【0012】図3,5に示すように、回転体21の円筒
面にはリヤベントダクト12先端の開口部12aとほぼ
同形状の空気導入口25が開口され、この導入口25と
リヤベント吹出口の一方20Aは第1の連通ダクト26
を介して連通している。連通ダクト26は回転体21と
一体に回転し、所定位置に回転したときにリヤベントダ
クト12から送られてきた冷風が略水平方向に向けて送
風されるように連通ダクト26は形成されている。
【0013】一方、回転体21の左右側面にはそれぞれ
略矩形状の導入口27(図5の斜線)が開口され、この
導入口27とリヤベント吹出口の他方20Bは第2の連
通ダクト28を介して連通している。連通ダクト28は
回転体21と一体に回転し、所定位置に回転したときに
バイパスダクト9から送られてきた温風が上方に向けて
送風されるように(図6参照)連通ダクト28は形成さ
れている。なお、リヤベント吹出口開20A,20Bに
はそれぞれ回動可能なルーバーが装着され、このルーバ
ーの回動により吹出方向が調整可能である。
【0014】図4に示すように、回転軸22の一端(図
では右端)とセンターコンソール15の内壁面の間には
ばね29が介装され、回転体21はばね力によって左端
側に付勢されている。回転軸22の左端部周面には略L
字状のクリップ30が固定されている。クリップ30の
左先端は、センターコンソール15の内壁面に形成した
回転軸22と同心状の溝31に挿入されている。溝31
は、円弧状の溝部31a〜31cと、突起部を介して溝
部31a〜31cの間にそれぞれ形成された位置決め用
溝部31d〜31fからなる。これによりばね29の付
勢力に抗して回転体21を回転すると、溝部31a〜3
1cに沿ってクリップ30が移動し、位置決め用溝部3
1d〜31fで保持される。この保持位置は、後述する
ように冷風のみを送風する位置、温風のみを送風する位
置、冷風と温風の送風を阻止する位置にそれぞれ対応す
る。なお、ばね力は回転体21の回転を容易に行えるよ
う小さい値にセットされている。
【0015】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。リヤベント吹出口から冷風を送風する場合には、乗
員の手動操作により図5に示すように回転体21を回転
し、クリップ30を溝部31dに挿入する。これにより
導入口25を介してリヤベントダクト12と連通ダクト
26が連通し、空調ユニット3からの冷風が連通ダクト
26内に導かれる。その結果、リヤベント吹出口20A
から後席乗員に向かって冷風を送風することができる。
このときバイパスダクト13先端の開口部13aは回転
体21の左右側面により閉塞される。したがって、例え
ばバイレベルモード時にリヤフットダクト9に温風が導
かれたとき、その温風はリヤベント吹出口20Bから送
風されることなく、リヤフット吹出口10からのみ送風
される。これにより後席乗員にも頭寒足熱の効果をもた
らすことができる。
【0016】リヤベント吹出口から温風を送風する場合
には、図6に示すように回転体21を回転し、クリップ
30を溝部31eに挿入する。これにより導入口27を
介してバイパスダクト13と連通ダクト28が連通し、
空調ユニット3からの温風がダクト28内に導かれる。
その結果、リヤベント吹出口20Bから後席側上方に向
けて温風を送風することができる。したがって、外気温
が低いときに前席側のみに日が射し込んでバイレベルモ
ードに切り換わった場合であっても、後席乗員に冷風が
送風されないので、後席乗員の快適性が維持される。こ
のときリヤベントダクト12先端の開口部12aは回転
体21の円筒面により閉塞される。したがって、リヤベ
ントダクト12からの無駄な送風を防止することができ
る。
【0017】リヤベント吹出口から冷風および温風の送
風を阻止する場合には、図7に示すように回転体21を
回転し、クリップ30を溝部31fに挿入する。これに
よりバイパスダクト13先端の開口部13aは回転体2
1の左右側面により閉塞されるとともに、リヤベントダ
クト12先端の開口部12aはリ回転体21の円筒面に
より閉塞される。その結果、空調ユニット3からの冷風
および温風は連通ダクト26,28内に導かれず、リヤ
ベント吹出口20A,20Bからの送風を阻止すること
ができる。
【0018】本実施の形態によれば以下のような効果を
奏することができる。 (1)リヤベントダクト12およびバイパスダクト13
の終端部に乗員操作によって移動可能な連通ダクト2
6,28を設け、この連通ダクト26,28の移動に応じ
てリヤベント吹出口20Aとリヤベントダクトまたはリ
ヤベント吹出口20Bとバイパスダクト13を選択的に
連通するようにした。これにより、リヤベント吹出口2
0A,20Bから後席乗員の好みに応じて冷風または温
風を送風することができ、後席乗員の空調快適性が向上
する。 (2)冷風送風用の吹出口20Aと温風送風用の吹出口
20Bを別々に設け、各吹出口20A,20Bとリヤベ
ントダクト12およびバイパスダクト13をそれぞれ異
なる連通ダクト26,28により連通するようにした。
これにより冷風と温風の送風方向を異なるものとするこ
とができる。 (3)リヤベント吹出口20Aから後席乗員に冷風を送
風し、リヤベント吹出口20Bから上方に温風を送風す
るように連通ダクト26,28を形成したので、乗員の
快適性が一層向上する。 (4)回転体21内にダクト26,28を設け、回転体
21の回転により各ダクト26,12または28,13を
連通するようにしたので、簡易な構成により冷風と温風
の送風を切り換えることができるとともに、切換操作も
容易である。 (5)回転体21の円筒面および左右側面によりダクト
12,13先端の開口部12a,13aを同時に遮断する
ようにしたので、リヤベント吹出口20A,20Bから
の送風を阻止することができる。その結果、吹出口20
A,20Bを開閉するためのシャットバルブを別途設け
る必要がない。 (6)バイパスダクト13をリヤフットダクト9から分
岐して設けるようにしたので、空調ユニット3から専用
のダクトによって温風を導く場合に比べてダクト13の
長さを短くすることができ、スペース効率もよい。 (7)溝31d〜31fにクリップ30を挿入して回転
体21を所定位置に保持するようにしたので、回転体2
1の位置決めが容易である。その結果、各ダクト26,
12または28,13確実に連通させることができる。
【0019】なお、本発明による車両用空調装置は、上
述した実施の形態に限定されることなく種々の変更が可
能である。例えば、回転体21を回転可能な内筒と回転
不能な外筒からなる二重構造とし、内筒にダクト26,
28を、外筒に吹出口20A,20Bをそれぞれ設け、
内筒の回転に応じてダクト26,28と吹出口26,28
を連通するようにしてもよい。これにより、吹出口20
A,20Bの位置を固定することができる。上記実施の
形態では、リヤベント吹出口20Aから冷風を水平方向
に吹き出し、リヤベント吹出口20Bから温風を上方に
吹き出すようにしたが、吹出方向はこれに限定されな
い。吹出方向を変更する場合には、目標吹出方向に応じ
て連通ダクト26,28の形状や吹出口20A,20Bの
位置を変更すればよい。
【0020】冷風吹出用の連通ダクト26と温風吹出用
の連通ダクト28を別々に設けたが、別々に設けること
なく、1つの連通ダクトを冷風吹出用および温風吹出用
として用いてもよい。例えば連通ダクト26を用いる場
合には、バイパスダクト13先端を回転体21の円筒面
に当接させるとともにその当接箇所に開口部13aを設
ける。そして、リヤベント吹出口20A,20Bからそ
れぞれ所定方向に冷風、温風を送風するように連通ダク
ト26の形状、開口部12a,13aの位置、吹出口2
0A,20Bの位置などを決定すればよい。
【0021】回転体21に連通ダクト26,28を設
け、回転軸22を支点にした連通ダクト26,28の回
転移動により各ダクト12,26または13,28を連通
するようにしたが、回転移動以外により連通するように
してもよい。バイパスダクト13をリヤフットダクト9
から分岐して設けたが、空調ユニット3から直に設ける
ようにしてもよい。上記実施の形態では、オートエアコ
ンに適用した場合について説明したが、マニュアルエア
コンに適用してもよい。回転体21を手動で回転させる
ようにしたが、回転軸22にモータなどのアクチュエー
タを設け、アクチュエータの駆動により回転体21を回
転させるようにしてもよい。
【0022】以上では、回転体21の回転に伴い回転移
動する連通ダクト26,28により連通手段を構成した
が、他の構成により連通手段を構成してもよい。例えば
各ダクトをそれぞれ連通した状態で固定するとともに、
ダクト26,28内に開閉可能なバルブを設け、バルブ
の開閉によりダクト26,28と吹出口20A,20Bを
選択的に連通するようにしてもよい。この場合、バルブ
はリンク機構を介して手動操作により開閉すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用空調装置の構成を示す車室
内の要部側面図。
【図2】本発明の実施の形態に係わる車両用空調装置を
構成するリヤベント吹出口の外観斜視図。
【図3】図2の内部構成を示す斜視図。
【図4】図2のIV-IV線断面図。
【図5】図2のV-V線断面図であり、冷風のみを送風す
るモードを示す図。
【図6】図2のV-V線断面図であり、温風のみを送風す
るモードを示す図。
【図7】図2のV-V線断面図であり、冷風と温風の送風
を阻止するモードを示す図。
【符号の説明】
3 空調ユニット 9 リヤフットダ
クト 11 センターコンソール 12 リヤベント
ダクト 13 バイパスダクト 20A,20B リヤベント
吹出口 21 回転体 22 回転軸 26,28 連通ダクト

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両後席側に空調風を吹き出すリヤベン
    ト吹出口と、 空調ユニットから前記リヤベント吹出口に向かって冷風
    を導く冷風用ダクトと、 前記空調ユニットから前記リヤベント吹出口に向かって
    温風を導く温風用ダクトと、 前記冷風用ダクトからの冷風または前記温風用ダクトか
    らの温風を前記リヤベント吹出口に選択的に導くよう
    に、前記リヤベント吹出口と前記冷風用ダクトまたは前
    記リヤベント吹出口と前記温風用ダクトを選択的に連通
    する連通手段とを備えることを特徴とする車両用空調装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用空調装置におい
    て、 前記連通手段は、前記リヤベント吹出口と前記冷風用ダ
    クト間および前記リヤベント吹出口と温風用ダクト間に
    移動可能に介装された連通ダクトを有し、この連通ダク
    トを介して前記リヤベント吹出口と前記冷風用ダクトま
    たは前記リヤベント吹出口と前記温風用ダクトを選択的
    に連通することを特徴とする車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の車両用空調装置におい
    て、 前記リヤベント吹出口は、第1のリヤベント吹出口と第
    2のリヤベント吹出口を有し、 前記連通ダクトは、前記第1のリヤベント吹出口と前記
    冷風用ダクトを連通可能な第1の連通ダクトと、第2の
    リヤベント吹出口と温風用ダクトを連通可能な第2のダ
    クトからなり、 前記連通手段は、前記第1の連通ダクトを介して前記第
    1のリヤベント吹出口と前記冷風用ダクト、または前記
    第2の連通ダクトを介して前記第2のリヤベント吹出口
    と前記温風用ダクトを選択的に連通することを特徴とす
    る車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の車両用空調装置におい
    て、 前記第1の連通ダクトは、前記冷風用ダクトからの冷風
    を車両後席側に略水平方向に吹き出すように形成され、
    前記第2の連通ダクトは、前記温風用ダクトからの温風
    を略上方に吹き出すように形成されることを特徴とする
    車両用空調装置。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれか1項記載の車両
    用空調装置において、 前記連通ダクトは、前記リヤベント吹出口と前記冷風用
    ダクト間および前記リヤベント吹出口と前記温風用ダク
    ト間の回転軸を支点に回転可能な回転体に設けられ、前
    記回転体の回転に伴う前記連通ダクトの回転移動により
    前記リヤベント吹出口と前記冷風用ダクトまたは前記リ
    ヤベント吹出口と前記温風用ダクトを選択的に連通する
    ことを特徴とする車両用空調装置。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のいずれか1項記載の車両
    用空調装置において、 前記連通ダクトは、さらに前記リヤベント吹出口と前記
    冷風用ダクトおよび前記リヤベント吹出口と前記温風用
    ダクトの連通を同時に阻止する位置に移動可能に設けら
    れることを特徴とする車両用空調装置。
  7. 【請求項7】 請求項2〜5のいずれか1項記載の車両
    用空調装置において、 後席乗員の足下に温風を送風するフットダクトを備え、
    このフットダクトから前記温風用ダクトが分岐すること
    を特徴とする車両用空調装置。
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