JP4087750B2 - 骨組組成体並びにその連結手段 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば倉庫や展示場或はイベント会場のような建造物の柱や梁或は屋根材、さらにはクレーン等の重量物の支柱等に用いて好適な骨組組成体並びにその骨組組成体同士の連結手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述した建造物の柱や梁或は屋根材、さらにはクレーンの支柱等の骨組組成体として、離間対向させた基軸材の間を複数の連結材で連結して成るものが知られている。このような骨組組成体として以下に示す特許文献に記載されたものが公知である。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−303620号公開特許公報
【特許文献2】
特開平11−303002号公開特許公報
【0004】
これらの特許文献1、2に記載された骨組組成体41は、図15に示したように、いずれも離間対向させた適宜長さを有する基軸材43と、この各基軸材43の間を交互に傾斜方向を変えて筋交い状に連結して成る複数の連結材42とで構成されている。
【0005】
さらに、柱となる骨組組成体に梁となる骨組組成体を連結する手段としては、とくに上記した特許文献2に示されたように、アジャスト手段のない連結手段を用いてボルト固定するものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来公知の骨組組成体41は、複数の直条形状の連結材42を用いて対向設置した基軸材43間に正方向と逆方向の三角形が交互に形成されるように溶接していくものであるため、多数の連結材42を必要とし、これらの連結材42の両端部をそれぞれ左右非対称の角度で切断する必要がある上に、溶接個所が多くて製作に手間と時間を要するという問題があった。
【0007】
また、従来公知のものは、基軸材43に連結材42を溶着させる位置を一つ一つ罫書きする必要がある上に、連結材42の寸法誤差から生ずる溶接時の縮み誤差から基軸材43に歪が生じ、組立時の寸法誤差や不整合等の問題が生じやすいという問題もあった。
【0008】
さらに、従来公知のものは、図15に示したように、骨組組成体41の側面からの荷重Aに対し、連結材42が左右方向へ開いてしまうため、基軸材43が容易に長手方向へ伸びてしまう結果、曲がり易いという問題もあった。
【0009】
そして、柱としての骨組組成体に梁としての骨組組成体を連結する際においては、連結手段自体がアジャスト手段を有しないために、連結手段の前後左右、上下方向の微調整ができず、組立作業に困難が生じるという問題があった。
【0010】
この発明は、従来公知の技術の上記問題点を解決するためになされたもので、その目的は、用いる連結材の数量と溶接個所を省略し、連結材の切断加工を行い易くすることにより、製造コストを下げることのできた上で、連結材の溶着時に生ずる歪みを防止して、組立時の不整合を防止し、さらに強度的にも数段優れた組み立て易い骨組組成体を提供せんとするにある。
【0011】
この発明の次の目的は、柱としての骨組組成体に対し、梁や屋根材としての骨組組成体を連結する際に、容易に連結し易いように工夫した連結手段を提供せんとするにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するためにこの発明は、適宜間隔を空けて離間対向させたパイプ状の基軸材の間を複数の連結材で連結することによって構成した骨組組成体であって、前記連結材を互いの端部を接して前記基軸材の軸方向に配置した複数の上弦連結材と下弦連結材で構成すると共に、前記各上弦連結材と各下弦連結材の各連結端部を互いに対向する下弦連結材と上弦連結材の中央部に位置させることを特徴とする。
【0013】
その際にこの発明は、前記基軸材を、側面三角形状、又は四角形状、又は台形状の各角部に位置するように配置することができる。
【0014】
この発明はまた、前記上弦連結材と下弦連結材の各弦方向に向けての半径を、この上弦連結材と下弦連結材で連結すべく互いに対向設置した基軸材間の距離より、自己の材厚を引いたものとすることができる。
この発明はさらに、前記各上弦連結材と各下弦連結材の各連結端部を、互いに対向する下弦連結材と上弦連結材の内側中央部に位置させるものである。
【0015】
この発明はさらに、前記上弦連結材と下弦連結材は、これらを取り付ける基軸材に対し互いに該基軸材の軸方向に重ならないように配置するものである。
この発明はさらに、前記各上弦連結材と各下弦連結材の各連結端部を、互いに対向する下弦連結材と上弦連結材の内側中央部に位置させると共に、この内側中央部の連結部分に補強プレートを取り付けるものである。
【0016】
この発明はまた、前記骨組組成体で柱を構成するものと梁や屋根材を構成するものの連結手段を、柱の上端部に上下方向へ移動調節可能に取り付けられた椀状の支承体と、この支承体に対し前後左右方向へ揺動調節可能に取り付けられ、前記骨組組成体で梁や屋根材を構成するものを取り付ける同じく椀状の取付体とで構成するものである。
【0017】
この発明はさらに、前記骨組組成体で柱を構成するものと梁や屋根材を構成するものの連結手段の前記支承体を、上下方向へ移動調節可能に取り付けるに当り、前記骨組組成体の上端部に取り付けた雌ネジ部を有する受筒体と、この受筒体の前記雌ネジ部にネジ着されるべく前記支承体に設けた雄ネジ部とで構成するものである。
【0018】
この発明はさらに、前記骨組組成体で柱を構成するものと梁や屋根材を構成するものの連結手段の取付体を前後左右の方向へ揺動可能に取り付ける手段を、前記支承体か取付体のいずれか一方に放射状に設けたガイド溝と、このガイド溝を貫通して前記支承体か取付体のいずれか他方に取り付けられた締付ボルトとで構成することができる。
【0019】
そしてこの発明は、前記骨組組成体で屋根材を構成するものは、その合掌部分を構成する側の各端部に一対の連結プレートを取り付け、この連結プレートを連結ボルトで連結することによって合掌部分を形成するように構成することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下にこの発明の一実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1乃至図4において、指示記号1で示したものは、例えば梁や屋根材として用いて好適な骨組組成体であり、この骨組組成体1は、断面が四角形状を呈した金属製の角パイプから成る4本の基軸材2と、この基軸材2の互いに対向するもの同士を連結した略半円形状を呈するか、或は一部4分の1円形状を呈した同じく断面が四角形状を呈した金属製の角パイプから成るつなぎ材としての複数の連結材3とから成り、各基軸材2の各端部は、同じく金属製の四角形状の角パイプから成る金属製の枠部材4によって連結されている。
【0021】
尚、図面のものは、各基軸材2の両端を枠部材4によって連結してあるが、とくに基軸材2を梁や屋根材に用いる場合には、複数の基軸材2を軸方向へ連結することが必要となる。この場合には、基軸材2の一方の端部を枠部材4で連結しない場合がある。
【0022】
また、図面では基軸材2、連結材3、及び枠部材4のいずれにも四角形状の角パイプを用いているが、必ずしも四角形状の角パイプに限定されない。とくに、連結材3や枠部材4は断面矩形状のものを用いても良く、基軸材1、連結材3、及び枠部材4の全部或は一部に四角形状の角パイプ以外の角パイプ、或は丸パイプ等を用いたり、とくに連結材3として、板状、角形状、丸棒状等のパイプ状を呈していない材料を用いることが可能である。
【0023】
連結材3は、その殆んどが互いに平面方向、或は縦方向に対向する基軸材2の離間距離から自己の材厚分を引いた長さを半径とする半円形状のもので、上弦連結材3aと下弦連結材3bとから成り、基軸材2の端部に位置するものの上弦連結材3aと下弦連結材3bのものは、さらに4分の1の円形条とした小下弦連結材或は小上弦連結材となるものである。図面では小上弦連結材3cのみを表示した。連結材3を構成する上弦連結材3aと下弦連結材3bは交互に配置され、その各外頂部と各外底部を当接する基軸材2の内側に溶着させると共に、同一方向を向いている連結材3同士の各両端部を互いに当接させ、対向する上弦連結材3a或は下弦連結材3bの内側下部と内側上部に溶着させている。
【0024】
したがって、各連結材3のうち、最も多く使用する上弦連結材3aと下弦連結材3bは、その両端部を同一方向へ切断すれば良いので、切断加工が容易である。
【0025】
図5は骨組組成体を構築物の柱として用いる場合を示す。図面によれば、指示記号5で示したものは、例えば柱として用いて好適な骨組組成体であり、この骨組組成体5は、断面が四角形状を呈した金属製の角パイプから成る4本の基軸材6と、この基軸材6の互いに対向するもの同士を連結した略半円形状を呈し同じく断面が四角形状を呈した金属製の角パイプから成るつなぎ材としての複数の連結材7とから成り、各基軸材6の各端部は、同じく金属製の四角形状の角パイプから成る金属製の枠部材8によって連結されている。
【0026】
尚、図面では基軸材6、連結材7、及び枠部材8のいずれにも四角形状の角パイプを用いているが、必ずしも四角形状の角パイプに限定されない。とくに、連部材7や枠部材8は角棒材や丸棒材を用いても良く、基軸材5、連結材7、及び枠部材8の全部或は一部に四角形状の角パイプ以外の角パイプ、或は丸パイプ等を用いることが可能である。
【0027】
連結材7は、その殆んどが互いに平面方向に対向する基軸材6の離間距離を半径とする半円形状のもので、上弦連結材7aと下弦連結材7bとから成り、基軸材6の端部に位置するものの上弦連結材7aと下弦連結材7bのものは、さらに4分の1の円形状とした小下弦連結材7c或は小上弦連結材7dとなるものである。連結材7を構成する上弦連結材7aと下弦連結材7bは、交互に配置され、その外頂部と外底部を当接する基軸材6の内側に溶着させると共に、各連結材7の各両端部を互いに当接させ、対向する上弦連結材7a或は下弦連結材7bの内頂部都内底部に溶着させている。
【0028】
つまり、柱として用いる骨組組成体5の構造も、梁や屋根材として用いる骨組組成体1と同じである。さらに図示してないが、クレーンの支柱の場合も構造は同じである。
したがって、この発明に係る骨組組成体1,5に対して、図6に示したように、側面方向から荷重Aを加えると、基軸材20,20の引張り強度に加えて上弦連結材21,12…と下弦連結材22,22の曲げ強度が加わるので、荷重Aに対する曲げ強度が複合強度となって増大するものである。
【0029】
図7乃至図8は、柱として用いる骨組組成体5に対し、梁や屋根材として用いる骨組組成体1を連結する連結手段10を示し、図面によればこの連結手段10は、コンクリートの基台11上に取り付けた柱となる骨組組成体5の頂部に取り付けられた雌ネジ部12aを有する受筒体12と、この受筒体12の雌ネジ部12aにネジ着させた雄ネジ部13aを有する椀状の支承体13と、この支承体13の外側を包むようにして設けられた同じく椀状の取付体14とから成り、この取付体14は上縁に取り付けた平板部14aを梁や屋根材である骨組組成体1に溶着させると共に、支承体13の雄ネジ部13aを弛挿させた孔部14bと、この孔部14bから放射状に設けられた複数のガイド溝14cを有し、支承体13に取り付けられガイド溝14c内を通した複数の締付ボルト15により前後左右へ揺動調節可能に支承体13へ取り付けられている。
【0030】
また、支承体13は受筒体12の雌ネジ部12aへネジ着した雄ネジ部13aを介して上下方向へ移動調節可能である。尚、受筒体12は図示のものは、その頂部に溶着した平板部12bを各基軸材6の端部に枠部材8と共に溶着させると共に、下方部分を複数の支持部材16で支える構造であるが、このものに限定されない。
【0031】
また、受筒体12の径、しかして雄ネジ部13aの径は必要とされる強度によって適宜選択される。受筒体12を雄ネジとし、取付体13の方にこの雄ネジにネジ着される雌ネジ部を設けても良い。さらに、ガイド溝14cと締付ボルト15は、図示のものと逆の部材、つまりガイド溝14cを支承体13の方に設け、締付ボルト15を取付体14の方へ設けても良い。
【0032】
図9はこの発明に係る骨組組成体のさらに他の実施の形態を示す。図面によればとくに連結材25がパイプ状のものの場合、各連結材25の各端部25a,25aが溶接される矢印Bの部分は、荷重が加わった場合に潰れる可能性が高いので、この部分に図示したような補強プレート26を取り付けて強化するものであり、図示のものは、複数の取付ボルト27を用いて補強プレート26を基軸材28と各連結材25に固定してあるが、溶着によっても良い。
【0033】
このように構成すると、補強プレート26により骨組組成体29に側面から時荷重が加わった場合に、矢印Bの部分が潰れてしまうのを可及的に防止することができるものである。
【0034】
図10はこの発明に係る骨組組成体のさらに他の実施の形態を示す。図面によれば、連結材30を構成する上弦連結材30aと下弦連結材30bの基軸材31に対する固着位置を前後方向へずらすことにより、各連結材30の各端部を連結材30の内側へ固着することなく直に基軸材31に固着するようにしたもので、とくに連結材30をパイプ状のものとした場合に、荷重により上弦連結材30aと下弦連結材30bの頂部や底部が各連結材30の端部によって潰れることのないようにしたものである。
【0035】
このように構成すると、連結材30の外周半径は、互いに対向する基軸材31,31の間の距離に略等しくなる上に、図11に示した実施の形態のものに比して補強プレート26を省略することができるという利点を有する。
【0036】
尚、以上の実施の形態では、骨組組成体は,いずれも基軸材2を4本用いて四角形状を呈するように配置したものを示しているが、図11と図12に示したように、基軸剤2を用いて側面台形状、あるいは側面3角形状を呈するように配置して骨組組成体9a、9bを構成するようにしても良い。尚、指示記号2aで示したものは枠部材である。
【0037】
図13乃至図14は、屋根材として用いる骨組組成体の合掌部分の連結手段を示す。図面によれば屋根材を構成する骨組組成体35,35の合掌部分Cとなる各端部の両側には、の連結プレート36が取り付けられており、この連結プレート36へ骨組組成体35,35を左右3本ずつ合計6本の連結ボルト37,38で連結するものである。この6本の連結ボルトのうち、左右中央の各1本ずつの合計2本の連結ボルト37,37は、位置決め用の連結ボルトであり、この位置決め用の連結ボルト37,37を挟んで上下1本ずつの合計4本のものが調節用の連結ボルト38,38…である。この調節用の各連結ボルト38は、連結プレート36に設けたガイド長孔36a,36aを貫通しており、屋根材を構成する骨組組成体35,35の合掌角度を調節することができるように構成されている。尚、図14において、指示記号39と40で示されたものは、連結プレート36が内側に曲がるのを防止する楔体である。
【0038】
このように構成すると、屋根材を構成する骨組組成体35,35の合掌部分Cの組立が容易となるという利点を有する。
【0039】
尚、図1、図7、図10、図13、図14等において、いずれも骨組組成体の背面側に見えるべき連結材の図示を省略してある。この背面側に位置する連結材は、正面側の連結材と同じ位置に配置した場合には図示したように背面側に見えてこないが、正面側における連結材の配置と背面側に位置する連結材の配置は逆にした場合には見えてくる。そして、このように実施したほうが強度的には望ましいであろう。
【0040】
図16は本願発明に係る骨組組成体の有利さを従来公知の技術と対比して説明するためのものである。本願発明のものであれば、基軸材45,45間に差し渡した半円形状の4本分の連結材46が占める長さの間に、従来のものであると、同一の強度を得るために11本の連結材47を必要とし、さらに溶接する個所も図示したように22箇所となるが、本願発明のものは同一長さの間に半円形状の連結材46を4本分でよい上に,溶接個所も図示したように13箇所と少なくなることからして本願発明のものの有利性は明らかである。
【0041】
【発明の効果】
この発明は以上のように構成したので、次のような効果を奏し得る。
【0042】
請求項1乃至4のように構成すると、従来公知の骨組組成体に比して少ない数の連結材を用いても、曲げ強度の高い骨組組成体を得ることができる上に、連結材の溶着工程が少なくなることによる、骨組組成体の歪みをなくし、組立時の不整合や寸法誤差を少なくしても、精度の高い構築物の骨組を組み立てることができるという効果を奏し得る。
【0043】
請求項5のように構成すると、連結材をパイプ状の金属材料で構成しても、骨組組成体の側面から荷重が加わった場合に、連結材の頂部や底部が潰れてしまう危険を極めて有効に防止することができるという効果を奏し得る。
【0044】
請求項6のように構成すると、請求項5の場合と同じように、連結材をパイプ状の金属材料で構成しても、骨組組成体の側面から荷重が加わった場合に、連結材の頂部や底部が潰れてしまう危険を極めて有効に防止することができるという効果を奏し得る。
【0045】
請求項7乃至9のように構成すると、柱に対する梁や屋根材の高所での取付作業が容易となり、組立作業が容易かつ安全となるという効果を奏し得る。
【0046】
請求項10のように構成すると、屋根材として用いる骨組組成体の合掌部分の組み立てが容易となるという効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る骨組組成体を構築物の梁に実施した場合の正面図である。
【図2】図1に示した骨組組成体の拡大側面図である。
【図3】図1のA−A線拡大断面図である。
【図4】図1に示した骨組組成体の斜視図である。
【図5】この発明に係る骨組組成体を構築物の柱に実施した場合の斜視図である。
【図6】この発明に係る骨組組成体の強度を説明する説明図である。
【図7】この発明に係る骨組組成体の梁と柱の連結手段を説明する縦断面図である。
【図8】図6に示した連結手段の取付体の拡大平面図である。
【図9】この発明に係る骨組組成体の他の実施の形態を示す説明図である。
【図10】この発明に係る骨組組成体のさらに他の実施の形態を示す説明図である。
【図11】この発明に係る骨組組成体のさらに他の実施の形態を説明する説明図である。
【図12】この発明に係る骨組組成体のさらに他の実施の形態を説明する説明図である。
【図13】屋根材の合掌部分の連結手段を示す正面図である。
【図14】図13に示した連結手段の平面図である。
【図15】従来公知の骨組組成体の強度を説明する説明図である。
【図16】本願発明に係る骨組組成体と従来公知の骨組組成体を優劣を対比するための説明図である。
【符号の説明】
1 骨組組成体(梁又は屋根材)
2 基軸材
3 連結材
3a 上弦連結材
3b 下弦連結材
3c 小上弦連結材
3d 小下弦連結材
4 枠部材
5 骨組組成体(柱)
6 基軸材
7 連結材
7a 上弦連結材
7b 下弦連結材
7c 小上弦連結材
7d 小下弦連結材
8 枠部材
9a 骨組組成体
9b 骨組組成体
10 連結手段
11 基台
12 受筒体
12a 雄ネジ部
13 支承体
13a 雄ネジ部
14 取付体
14a 平板部
14b 孔部
14c ガイド溝
15 締付ボルト
16 支承部材
20 基軸材
21 上弦連結材
22 下弦連結材
25 連結材
25a 端部
26 補強プレート
27 取付ボルト
28 基軸材
29 骨組組成体
30 連結材
30a 上弦連結材
30b 下弦連結材
31 基軸材
35 骨組組成体
36 連結プレート
36a ガイド長孔
37,38 連結ボルト
39,40 楔体
41 骨組組成体
42 連結材
43 基軸材
45 基軸材
46 連結材
47 連結材
A 荷重
B 矢印
C 合掌部分

Claims (10)

  1. 適宜間隔を空けて離間対向させたパイプ状の基軸材の間を複数の連結材で連結することによって構成した骨組組成体であって、前記連結材を互いの端部を接して前記基軸材の軸方向に配置した複数の上弦連結材と下弦連結材で構成すると共に、前記各上弦連結材と各下弦連結材の各連結端部を互いに対向する下弦連結材と上弦連結材の中央部に位置させることを特徴とする、骨組組成体。
  2. 前記基軸材を、側面三角形状、又は四角形状、又は台形状の各角部に位置するように配置してなることを特徴とする、請求項1に記載の骨組組成体。
  3. 前記上弦連結材と下弦連結材の各弦方向に向けての半径は、この上弦連結材と下弦連結材で連結すべく互いに対向設置した基軸材間の距離より、自己の材厚を引いたものであることを特徴とする、請求項1に記載の骨組組成体。
  4. 前記各上弦連結材と各下弦連結材の各連結端部を互いに対向する下弦連結材と上弦連結材の内側中央部に位置させることを特徴とする、請求項1に記載の骨組組成体。
  5. 前記上弦連結材と下弦連結材は、これらを取り付ける基軸材に対し互いに該基軸材の軸方向に重ならないように配置したことを特徴とする、請求項1に記載の骨組組成体。
  6. 前記各上弦連結材と各下弦連結材の各連結端部を互いに対向する下弦連結材と上弦連結材の内側中央部に位置させると共に、この内側中央部の連結部分に補強プレートを取り付けたことを特徴とする、請求項1に記載の骨組組成体。
  7. 前記請求項1乃至6に各記載の骨組組成体で柱を構成するものの上端部に上下方向へ移動調節可能に取り付けられた椀状の支承体と、この支承体に対し前後左右方向へ揺動調節可能に取り付けられ前記請求項1乃至6に各記載の骨組組成体で梁や屋根材を構成するものを取り付ける同じく椀状の取付体とで構成したことを特徴とする、連結手段。
  8. 前記柱を構成する骨組構成体の上端部へ前記支承体を上下方向へ移動調節可能に取り付けるに当り、前記骨組組成体の上端部に取り付けた雌ネジ部を有する受筒体と、この受筒体の前記雌ネジ部にネジ着されるべく前記支承体に設けた雄ネジ部とで構成したことを特徴とする、請求項7に記載の連結手段。
  9. 前記支承体に対し前記取付体を前後左右の方向へ揺動可能に取り付ける手段は、前記支承体か取付体のいずれか一方に放射状に設けたガイド溝と、このガイド溝を貫通して前記支承体か取付体のいずれか他方に取り付けられた締付ボルトとで構成したことを特徴とする、請求項7乃至8のいずれかに記載の連結手段。
  10. 前記請求項1乃至6に各記載の骨組組成体で屋根材を構成するものは、合掌部分を構成する側の各端部に一対の連結プレートを取り付け、この連結プレートを連結ボルトで連結することによって合掌部分を形成するように構成したことを特徴とする、請求項1乃至6に各記載の骨組組成体。
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