JP4087585B2 - 自動車用ドアハンドル装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用ドアハンドル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のドアのインナーハンドルは、ハンドルレバーとロックノブとを回動可能に軸支したシャフトをハンドルベース部材にカシメまたは圧入により固定した後、ハンドルベース部材をドアのインナーパネルにネジ止めすることにより組み付けられていた。
【0003】
また、部品点数削減のためハンドルベースをドアモジュールに一体に形成したものがあり、その場合にはインナーハンドルは各構成部品(ハンドルレバー、ロックノブ、シャフト、スプリング等)を予めアセンブルすることなく個別に自動車メーカー等の組立工場に搬入してドアモジュール組立ラインで組み付けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、インナーハンドルのシャフトをカシメ等によりハンドルベースに固定するときには、治具を用いて作業を行う必要があり、組み付けに手間がかかるという問題があった。また、シャフトが単純な丸棒形状の場合には、部品精度のばらつき等が原因でハンドルレバーやロックノブがシャフトの軸方向にがたつくことがあるという問題もあった。
【0005】
さらに、インナーハンドルをアセンブルすることなくばらばらの状態で搬入すると、アセンブルした状態で搬入する場合に比べて搬入コストが高くなるという問題もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、前記問題を解決するために本発明は、ドアに固定されたベース部材にシャフトにて回動可能に軸支される操作部材と、該操作部材を回動方向に付勢するスプリングとを備えた自動車用ドアハンドル装置において、前記シャフトを前記操作部材と前記スプリングとに差し込んで仮組みしたハンドルアセンブリを前記ベース部材にセットした状態で前記シャフトをさらに押し込むことにより前記ハンドルアセンブリを前記ベース部材に組み付けるようにしてあり、前記シャフトが、前記ハンドルアセンブリの仮組み状態で前記操作部材に係合する第1係合部と、前記ハンドルアセンブリの前記ベース部材への組み付け状態で前記操作部材に係合する第2係合部と、を有することを特徴とするものである。このように、操作部材(例えば、ハンドル部材、ロックノブ等)とスプリングをシャフトにて仮組みしてハンドルアセンブリとし、それを組立工場に搬入した後ベース部材にセットしてシャフトを押すだけでハンドル装置の組み付けが完了するようにしたので、搬入コストの削減と組み付け性の向上を図ることができる。
【0007】
本発明の自動車用ドアハンドル装置では、前記シャフトが、前記シャフトの後端部にある操作部と、該操作部からシャフト先端方向に向かって突出する連結凸部とを有し、前記ベース部材は前記組み付け状態で前記シャフトの先端部と前記連結凸部とをそれぞれ受容するシャフト受容孔を有していてもよい。このように、ハンドルアセンブリの仮組み状態ではシャフトの第1係合部が操作部材に係合することでシャフトの軸方向の抜けが防止され、ハンドルアセンブリのベース部材への組み付け状態ではシャフトの第2係合部が操作部材に係合することでシャフトの軸方向の抜けが防止されるとともにシャフトの先端部と連結凸部がベース部材のシャフト受容孔に受容されることでシャフトの径方向の移動が阻止されるため、カシメなどでシャフトを固定する必要がなく、ワンタッチでの取り付けが可能となる。また、第1係合部または第2係合部が操作部材に係合することで、シャフトの軸方向における操作部材のがたつきをなくすことができる。
【0008】
また、本発明の自動車用ドアハンドル装置では、前記操作部材が、操作者によって閉位置から開位置へと回動操作され、基端部の両側に前記シャフトを挿通するシャフト挿通孔をそれぞれ有し、該一方のシャフト挿通孔の開口部近傍に係合受部を形成したハンドル部材と、
前記シャフトを挿通する挿通孔を有し、該挿通孔の内周面には前記シャフトの第1係合部または第2係合部が係合した状態で前記操作部材の回動操作の範囲内で移動可能な円弧状の係合溝を形成し、前記ハンドル部材の係合受部に係合可能でかつ係合した状態で前記係合受部に対して回動可能な係合部を前記挿通孔の開口部近傍に設けたロックノブとであり、
前記係合受部と前記係合部とを係合させることにより前記ハンドル部材と前記ロックノブとを連結し、前記スプリングを前記ハンドル部材のシャフト挿通孔間に配置して、前記シャフトを前記ハンドル部材、前記スプリングおよび前記ロックノブに挿通し、前記ロックノブの係合溝に前記シャフトの第1係合部を係合させることにより仮組みされるようにしてもよい。
このように、ハンドル部材とロックノブは係合部と係合受部との係合により連結され、ロックノブとシャフトは係合溝と第1係合部とが係合した状態で組み合わされるので、ハンドル部材、ロックノブ、スプリングおよびシャフトが分離することなく仮組み状態を維持できる。
【0009】
また、本発明の自動車用ドアハンドル装置では、前記操作部材が、操作者によって閉位置から開位置へと回動操作され、基端部の両側にシャフト挿通孔をそれぞれ有し、該一方のシャフト挿通孔の内周面に前記シャフトの第1係合部または第2係合部が係合した状態で前記回動操作の範囲内で移動可能な円弧状の係合溝を形成したハンドル部材であり、
前記スプリングを前記ハンドル部材のシャフト挿通孔間に配置して、前記シャフトを前記ハンドル部材および前記スプリングに挿通し、前記ハンドル部材の係合溝に前記シャフトの第1係合部を係合させることにより仮組みされるようにしてもよい。
このように、ハンドル部材とシャフトは係合溝と第1係合部とが係合した状態に仮組みされるので、ハンドル部材、スプリングおよびシャフトが分離することなく仮組み状態を維持できる。
【0010】
また、本発明の自動車用ドアハンドル装置では、前記シャフトには軸方向に長い開口孔が形成され、該開口孔のシャフト先端側の側壁から後端側に向かって延び、かつ先端部周辺に前記シャフトの外周面よりも外側に突出した前記第1係合部および前記第2係合部である2つの凸部を形成した腕部を設け、前記シャフトを前記操作部材に押し込むときに前記第1係合部または前記第2係合部が前記操作部材または前記ベース部材から押圧力を受けることで前記腕部が前記シャフトの内側に撓むようにしてもよい。このように腕部が撓むことによりシャフトを操作部材に差し込むだけで、シャフトの第1係合部と操作部材の係合溝との係合および係合解除、ならびに、シャフトの第2係合部と操作部材の係合溝との係合が可能となる。
【0011】
また、本発明の前記シャフトの腕部の先端部に、前記第1係合部および第2係合部とは逆方向に突出した係合解除部を設けてもよい。
これにより、係合解除部を引き上げることで、第1係合部および第2係合部の係合を簡単に解除してシャフトを操作部材から抜くことができ、故障や破損のときに分解して部品交換を簡単に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の自動車用ドアハンドル装置の主要部を構成するハンドルアセンブリ10の分解斜視図である。このハンドルアセンブリ10は、ハンドル部材(操作部材)20、スプリング12、ロックノブ(操作部材)30およびシャフト40からなる。
【0013】
ハンドル部材20は、図1,2に示すように、基端部25から細長く突出したハンドル部21と、ワイヤ取付孔22が形成された板状のワイヤ取付部23と、側方に突出した円筒部24とが一体成形されている。ハンドル部21は、操作者が手で持って閉位置から開位置にハンドル部材20を回動操作するためのものである。ワイヤ取付部23と円筒部24は、ハンドル部材20の基端部25の両側に形成されている。ワイヤ取付部23には小径のシャフト挿通孔26が形成され、円筒部24内には大径のシャフト挿通孔27が形成され、各シャフト挿通孔26,27は同軸上に配置されている。また、ハンドル部材20は、前記シャフト挿通孔27の開口部近傍に、円筒部24の端面との間に隙間をもって形成された鍔状の係合受部28を有している。
【0014】
スプリング12は、ハンドル部材20のワイヤ取付部23と円筒部24の間であって各シャフト挿通孔26,27に対応する位置に配置されることになる。スプリング12は、ハンドル部材20が閉位置から開位置へと回動操作されたときにねじられることにより、ハンドル部材20を開位置から閉位置へ戻り回動させるための戻り力を付与するものである。
【0015】
ロックノブ30は、操作者がドアロック機構をロックまたはアンロックするために回動操作されるもので、図1,3に示すように、ワイヤ取付孔31が形成された板状のワイヤ取付部32を有している。ワイヤ取付部32には、シャフト40を挿通するための挿通孔33が形成されている。挿通孔33は、ハンドル部材20とロックノブ30を連結したときにハンドル部材20の各シャフト挿通孔26,27と同軸上になるように形成されている。挿通孔33の内周面には、図3(b)に示すように、係合溝34が形成されている。係合溝34は、後述するシャフト40の第2係合部48が係合した状態でロックノブ30の回動操作の範囲内で移動可能なように円弧状に形成されている。また、ロックノブ30には、挿入孔33の開口部近傍に2つのフック状係合部35が設けられている。係合部35は、ハンドル部材30の係合受部28に係合可能で、かつ係合した状態で前記係合受部28に対して回動可能になっている。
【0016】
シャフト40は、先端部にある小径軸部41と、中間部にある大径軸部42と、後端部にある操作部43と、この操作部43からシャフト先端方向に向かって突出する連結凸部44とを有し、樹脂材料にて一体成形されている。図4(a),(b),(c)は、それぞれ角度を変えて描いたシャフト40の側面図である。シャフト40の先端軸部41には小突起45が形成されている。シャフト40の中間軸部42には、軸方向に長い開口孔46が形成されている。この開口孔46には、開口孔46のシャフト先端側の側壁から後端側に向かって延び、かつ先端部周辺に中間軸部42の外周面よりも外側に突出した2つの凸部からなる第1係合部47および第2係合部48が形成された腕部49が設けられている。また、腕部49の先端部には、第1係合部47および第2係合部48とは逆方向に突出した係合解除部50が設けられている。
【0017】
続いて、上述したハンドル部材20、スプリング12、ロックノブ30およびシャフト40を仮組みしてハンドルアセンブリ10を組み立てる手順について図5を参照して説明する。
まず、ハンドル部材20の各シャフト挿入孔26,27間にスプリング12をセットする。ついで、ハンドル部材20の係合受部28にロックノブ30の係合部35を係合させてハンドル部材20とロックノブ30とを連結する。そして、シャフト40の軸部41,42をロックノブ30側から挿通孔33、ハンドル部材20の各シャフト挿通孔26,27およびスプリング12に差し込む。このとき、シャフト40の第1係合部47がロックノブ30の挿通孔33の縁部に当接して押し上げられることで腕部49がロックノブ40の内側に撓むことになる。その結果、シャフト40の第1係合部47がロックノブ30の挿通孔33の縁部を乗り越えて挿通孔33内に侵入し、やがて係合溝34に係合して図5に示す状態になる。これによりハンドルアセンブリ10の仮組みが完了する。なお、この仮組み状態では、シャフト先端軸部41の小突起45がハンドル部材20のシャフト挿通孔26内周面の凹部(図示せず)に嵌り込むため、シャフト40に対するハンドル部材20の回動が阻止され、これにより後述するようにハンドルアセンブリ10をベース部材に組み付ける際にハンドル部材20が回動しないので組付け作業が容易になる。また、仮組みの順序として、スプリング12のセットは、シャフト挿入前に行えばよく、ハンドル部材20とロックノブ30を連結した後に行ってもよい。
【0018】
このように、ハンドルアセンブリ10では、ハンドル部材20とロックノブ30は係合受部28と係合部35との係合により連結され、ロックノブ30とシャフト40は係合溝34と第1係合部47とが係合した状態で組み合わされるので、ハンドル部材20、ロックノブ30、スプリング12およびシャフト40が分離することなく仮組み状態を維持できる。
【0019】
次に、図6,7を参照してハンドルアセンブリ10が組み付けられるベース部材60と、その組付動作について説明する。
図6に示すベース部材60は、ドアモジュール52と一体形成されている。ドアモジュール52は、自動車のドアの内側に固定されるものである。ベース部材60は、ハンドルアセンブリ10を組み付けたときにハンドル部材20のハンドル部21を収容する収容凹部61と、ハンドルアセンブリ10を取り付けるために立設された2つの側壁62,63とを有している。各側壁62,63には、シャフト40の先端軸部41と連結凸部44を受容するシャフト受容孔64,65がそれぞれ形成されている。
【0020】
ベース部材60にハンドルアセンブリ10を組み付けるとき、図7に示すように、ベース部材60内にハンドルアセンブリ10をセットする。このとき、図7(a)に示すように、シャフト40の第2係合部48がベース部材60の側壁63の端部に当接して押し上げられて腕部49がシャフト40の内側に撓むことにより、第1係合部47と係合溝34との係合が解除される。この状態で、シャフト40をさらに押し込むと、図7(b)に示すように、シャフト先端軸部41および連結凸部44が各シャフト受容孔64,65にそれぞれ受容されるとともに第2係合部48が係合溝34に係合する。このとき、シャフト40の第1係合部47は、ハンドル部材20の係合受部28に形成された逃げ凹部29(図7(a)参照)に嵌り込むことになる。これにより、ハンドル部材20およびロックノブ30がシャフト40にて回動可能に軸支されたハンドルアセンブリ10のベース部材60への組付けが完了する。そして、最後にドアモジュール52に内張りであるドアトリム70を取り付ける。
【0021】
このように、ハンドル部材20、ロックノブ30およびスプリング12をシャフト40にて仮組みしてハンドルアセンブリ10とし、それを組立工場に搬入した後ベース部材60にセットしてシャフト40を押すだけでドアハンドル装置の組み付けが完了するようにしたので、搬入コストの削減と組み付け性の向上を図れる。
【0022】
また、ハンドルアセンブリ10の仮組み状態ではシャフト40の第1係合部47がロックノブ30の係合溝34に係合することでシャフト40の軸方向の抜けが防止され、ハンドルアセンブリ10のベース部材60への組み付け状態ではシャフト40の第2係合部48がロックノブ30の係合溝34に係合することでシャフト40の軸方向の抜けが防止されるとともにシャフト40の先端軸部41と連結凸部44がベース部材60のシャフト受容孔64,65にそれぞれ受容されることでシャフト40の径方向の移動が阻止されるため、カシメなどでシャフト40を固定する必要がなく、ワンタッチでの取り付けが可能となる。また、組み付け完了後は、第1係合部47および第2係合部48がハンドル部材20の逃げ凹部29とロックノブ30の係合溝34にそれぞれ係合することで、シャフト40の軸方向におけるハンドル部材20およびロックノブ30のがたつきをなくすことができる。
【0023】
ところで、ドアロック装置の故障や部品破損のときには、図7(b)に示す状態からシャフト40の腕部49先端の係合解除部50をドライバー等の工具で押し上げることにより、第1係合部47および第2係合部48の係合が解除され、シャフト40を容易に引き抜くことができる。これにより、ドアハンドル装置を簡単に分解でき、ハンドルアセンブリや構成部品の交換を簡単に行うことができる。
【0024】
次に、図8を参照して第2実施形態の自動車用ドアハンドル装置のハンドルアセンブリ10aについて説明する。
上述したハンドルアセンブリ10では操作部材がハンドル部材20とロックノブ30の2つであったが、ハンドルアセンブリ10aでは操作部材がハンドル部材20aだけであってロックノブ30がなく、他の構成部品であるスプリング12およびシャフト40は第1実施形態のハンドルアセンブリ10と同様である。
【0025】
したがって、第2実施形態のハンドルアセンブリ10aでは、シャフト40の第1係合部47または第2係合部48が係合する係合溝34aがハンドル部材20aのシャフト挿通孔27の内周面に形成されている。なお、ロックノブ30が存在しないため、ハンドル部材20aには係合受部28は必要ない。
【0026】
この第2実施形態におけるハンドルアセンブリ10aの仮組み手順、およびハンドルアセンブリ10aのベース部材60への組み付けは、上述した第1実施形態の自動車用ドアハンドル装置とほぼ同様(ロックノブが存在しない点が異なるだけ)であり、第2実施形態の自動車用ドアハンドル装置によっても前記第1実施形態の自動車用ドアハンドル装置と同様の効果を得ることができる。
【0027】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の自動車用ドアハンドル装置よれば、操作部材(例えば、ハンドル部材、ロックノブ等)とスプリングをシャフトにて仮組みしてハンドルアセンブリとし、それを組立工場に搬入した後ベース部材にセットしてシャフトを押すだけでドアハンドル装置の組み付けが完了するようにしたので、搬入コストの削減と組み付け性の向上を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の自動車用ドアハンドル装置のハンドルアセンブリの分解斜視図。
【図2】 ハンドル部材の斜視図。
【図3】 ロックノブの両側面図。
【図4】 シャフトの側面図。
【図5】 仮組み状態のハンドルアセンブリの断面図。
【図6】 ベース部材の側面図および平面図。
【図7】 ベース部材に組み付けられたハンドルアセンブリの断面図。
【図8】 第2実施形態の自動車用ドアハンドル装置の仮組み状態にあるハンドルアセンブリの断面図。
【符号の説明】
10,10a…自動車用ドアハンドル装置、12…スプリング、20,20a…ハンドル部材(操作部材)、26,27…シャフト挿通孔、28…係合受部、30…ロックノブ(操作部材)、33…挿通孔、34,34a…係合溝、35…係合部、40…シャフト、43…操作部、44…連結凸部、47…第1係合部、48…第2係合部、49…腕部、50…係合解除部。

Claims (6)

  1. ドアに固定されたベース部材にシャフトにて回動可能に軸支される操作部材と、該操作部材を回動方向に付勢するスプリングとを備えた自動車用ドアハンドル装置において、
    前記シャフトを前記操作部材と前記スプリングとに差し込んで仮組みしたハンドルアセンブリを前記ベース部材にセットした状態で前記シャフトをさらに押し込むことにより前記ハンドルアセンブリを前記ベース部材に組み付けるようにしてあり、
    前記シャフトは、前記ハンドルアセンブリの仮組み状態で前記操作部材に係合する第1係合部と、前記ハンドルアセンブリの前記ベース部材への組み付け状態で前記操作部材に係合する第2係合部と、を有することを特徴とする自動車用ドアハンドル装置。
  2. 前記シャフトは、前記シャフトの後端部にある操作部と、該操作部からシャフト先端方向に向かって突出する連結凸部とを有し、
    前記ベース部材は前記組み付け状態で前記シャフトの先端部と前記連結凸部とをそれぞれ受容するシャフト受容孔を有していることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ドアハンドル装置。
  3. 前記操作部材は、操作者によって閉位置から開位置へと回動操作され、基端部の両側に前記シャフトを挿通するシャフト挿通孔をそれぞれ有し、該一方のシャフト挿通孔の開口部近傍に係合受部を形成したハンドル部材と、
    前記シャフトを挿通する挿通孔を有し、該挿通孔の内周面には前記シャフトの第1係合部または第2係合部が係合した状態で前記操作部材の回動操作の範囲内で移動可能な円弧状の係合溝を形成し、前記ハンドル部材の係合受部に係合可能でかつ係合した状態で前記係合受部に対して回動可能な係合部を前記挿通孔の開口部近傍に設けたロックノブとであり、
    前記係合受部と前記係合部とを係合させることにより前記ハンドル部材と前記ロックノブとを連結し、前記スプリングを前記ハンドル部材のシャフト挿通孔間に配置して、前記シャフトを前記ハンドル部材、前記スプリングおよび前記ロックノブに挿通し、前記ロックノブの係合溝に前記シャフトの第1係合部を係合させることにより仮組みされるようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用ドアハンドル装置。
  4. 前記操作部材は、操作者によって閉位置から開位置へと回動操作され、基端部の両側にシャフト挿通孔をそれぞれ有し、該一方のシャフト挿通孔の内周面に前記シャフトの第1係合部または第2係合部が係合した状態で前記回動操作の範囲内で移動可能な円弧状の係合溝を形成したハンドル部材であり、
    前記スプリングを前記ハンドル部材のシャフト挿通孔間に配置して、前記シャフトを前記ハンドル部材および前記スプリングに挿通し、前記ハンドル部材の係合溝に前記シャフトの第1係合部を係合させることにより仮組みされるようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用ドアハンドル装置。
  5. 前記シャフトには軸方向に長い開口孔が形成され、該開口孔のシャフト先端側の側壁から後端側に向かって延び、かつ先端部周辺に前記シャフトの外周面よりも外側に突出した前記第1係合部および前記第2係合部である2つの凸部を形成した腕部を設け、前記シャフトを前記操作部材に押し込むときに前記第1係合部または前記第2係合部が前記操作部材または前記ベース部材から押圧力を受けることで前記腕部が前記シャフトの内側に撓むようにしたことを特徴とする請求項から4のいずれかに記載の自動車用ドアハンドル装置。
  6. 前記シャフトの腕部の先端部に、前記第1係合部および第2係合部とは逆方向に突出した係合解除部を設けたことを特徴とする請求項5に記載の自動車用ドアハンドル装置。
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