JP4084876B2 - メッキ用樹脂組成物およびメッキ成形品 - Google Patents
メッキ用樹脂組成物およびメッキ成形品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4084876B2 JP4084876B2 JP36587997A JP36587997A JP4084876B2 JP 4084876 B2 JP4084876 B2 JP 4084876B2 JP 36587997 A JP36587997 A JP 36587997A JP 36587997 A JP36587997 A JP 36587997A JP 4084876 B2 JP4084876 B2 JP 4084876B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- plating
- resin
- molded product
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポリカーボネート樹脂とゴム強化スチレン系樹脂からなる組成物に対して、特定のグラフト重合体を配合してなるメッキ用樹脂組成物および該樹脂組成物を成形してなる樹脂成形品にメッキを施してなるメッキ成形品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ポリカーボネート樹脂とABS樹脂からなる組成物(以下、PC/ABSと記す)は、耐衝撃性、耐熱性、加工性に優れることより、自動車部品、家庭電化製品、事務機器部品をはじめとする多様な用途に使用されている。特に自動車部品にはメッキを施して使用する例が多い。メッキ加工方法は、一般に前処理、化学エッチング、触媒付加、活性化、化学メッキ、電気メッキの工程からなる。このメッキ工程中、化学エッチングが最も重要で、成形品の表面を粗化する事によってメッキ下地に適した微細な凹凸を形成し、樹脂とメッキした金属膜との間に良好な密着性を付加する。化学エッチングに使用する溶剤はクロム酸−硫酸酸化液が用いられ、ABS樹脂であれば容易に十分な表面粗化が行われるが、ポリカーボネート樹脂では十分な表面粗化が行われないことから、一般に前処理が行われている。この性質はPC/ABSとしても完全に補うことができない。このため、MBS樹脂を配合することにより密着強度を改良する方法(特公平2−59178号)等が提案されているが、未だ十分なメッキ性(密着強度、ヒートサイクル性、メッキ外観)が得られているとは言いがたい。また、PC/ABSは高剪断下では若干分散不良の傾向が見られ、その部分においてメッキ膜が定着しないことから、大型成形品や複雑な形状の成形品には向かないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、PC/ABSのメッキ性(密着強度、ヒートサイクル性、メッキ外観)の改良、特に大型成形品や複雑な形状の成形品に対してもメッキ性の良好なメッキ用PC/ABS系樹脂組成物およびメッキ成形品を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、ポリカーボネート樹脂(A)20〜90重量%およびゴム強化スチレン系樹脂(B)80〜10重量%からなる組成物100重量部に対して、共役ジエン系ゴム(c−i)5〜90重量%に炭素数1〜3のメタアクリル酸アルキルエステル30〜95重量%および炭素数1〜3のアクリル酸アルキルエステル70〜5重量%からる混合物(c−ii)95〜10重量%を重合してなるグラフト重合体(C)1〜40重量部を配合してなるメッキ用樹脂組成物および該樹脂組成物を成形してなる樹脂成形品にメッキを施してなるメッキ成形品を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明につき詳細に説明する。
本発明にて用いられるポリカーボネート樹脂(A)とは種々のジヒドロキシルジアリール化合物とホスゲンとを反応させるホスゲン法、又はジヒドロキシアリール化合物とジフェニルカーボネート等の炭酸エステルとを反応させるエステル交換法によって得られる重合体であり、代表的なものとしては、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、;“ビスフェノールA”から製造されたポリカーボネート樹脂が挙げられる。
【0006】
上記ジヒドロキシジアリール化合物としては、ビスフェノールAの他に、ビス(4−ヒドロキシジフェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)オクタン、ビスビス(4−ヒドロキシジフェニル)フェニルメタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシジフェニル−3−メチルフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3−第3ブチルフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−ブロモフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5ジブロモフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)プロパンのようなビス(ヒドロキシアリール)アルカン類、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロペンタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサンのようなビス(ヒドロキシアリール)シクロアルカン類、4,4‘−ジヒドロキシジフェニルエーテル、4,4’−ジヒドロキシ−3,3‘−ジメチルジフェニルエーテルのようなジヒドロキシジアリールエーテル類、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルファイド、4,4‘−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニルスルファイドのようなジヒドロキシジアリールスルファイド類、4,4‘−ジヒドロキシジフェニルスルホキシドのようなジヒドロキシジアリールスルホキシド類、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,4‘−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニルスルホンのようなジヒドロキシジアリールスルホン類等が挙げられる。
【0007】
これらは単独または2種類以上混合して使用されるが、これらの他に、ピペラジン、ジピペリジルハイドロキノン、レゾルシン、4,4‘−ジヒドロキシジフェニル類等を混合しても良い。
【0008】
さらに、上記のジヒドロキシジアリール化合物と以下に示すような3価以上のフェノール化合物を混合使用しても良い。
3価以上のフェノールとしてはフロログルシン、4,6−ジメチル−2,4,6−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−ヘプテン−2,4,6−ジメチル−2,4,6−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−ヘプタン、1,3,5−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−ベンゾール、1,1,1−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−エタン及び2,2−ビス−(4,4’−(4,4’−ヒドロキシジフェニル)シクロヘキシル)−プロパン等が挙げられる。
なお、これらポリカーボネート樹脂を製造するに際し、分子量調整剤、触媒等を必要に応じて使用することが出来る。
【0009】
本発明にて使用されるゴム強化スチレン系樹脂(B)とは、ゴム状重合体に芳香族ビニル系単量体およびシアン化ビニル系単量体を重合してなるグラフト重合体(b−1)または該グラフト重合体(b−1)と芳香族ビニル系単量体およびシアン化ビニル系単量体を重合してなる共重合体(b−2)からなる混合物である。
【0010】
グラフト重合体(b−1)を構成するゴム状重合体としては、ポリブタジエン、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム等の共役ジエン系ゴム、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−非共役ジエン系ゴム等のエチレン−プロピレン系ゴム、ポリブチルアクリレート等のアクリル酸エステル系ゴム等を挙げることが出来る。特に共役ジエン系ゴムが好ましい。
【0011】
芳香族ビニル系単量体としては、スチレン、α−メチルスチレン、パラメチルスチレン、ブロムスチレン等が挙げられ、一種又は二種以上用いることができる。特にスチレン、α−メチルスチレンが好ましい。
シアン化ビニル系単量体としてはアクリロニトリル、メタクリロニトリル等が挙げられ、一種又は二種以上用いることができる。
【0012】
本発明においては、上記グラフト重合体(b−1)を構成する芳香族ビニル系単量体の一部を共重合可能な他の単量体に置換することも可能である。このような単量体としては、メタクリル酸メチル、アクリル酸メチル等の(メタ)アクリル酸エステル系単量体、N−フェニルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミドなどのマレイミド系単量体、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸などの不飽和カルボン酸が挙げられ、それらはそれぞれ一種又は二種以上用いることができる。
【0013】
上記芳香族ビニル系単量体(i)、シアン化ビニル系単量体(ii)および共重合可能な他の単量体(iii) の組成比率には特に制限はないが、(i)50〜95重量%、(ii)5〜50重量%および(iii) 0〜45重量%であることが好ましい。
また、ゴム状重合体と単量体(合計)との組成比率についても特に制限はないが、ゴム状重合体10〜80重量%および単量体(合計)90〜20重量%であることが好ましい。
【0014】
また、グラフト重合体(b−1)を構成するゴム状重合体の重量平均粒子径には特に制限はないが0.1〜2.0μ、特に0.2〜1.0μの範囲が好ましい。さらにグラフト重合体(b−1)のグラフト率にも特に制限はないが、10〜150%、特に20〜100%の範囲が好ましい。
【0015】
共重合体(b−2)を構成する芳香族ビニル系単量体およびシアン化ビニル系単量体としては、上記グラフト重合体(b−1)の項で例示したものと同様の単量体が挙げられ、それぞれ一種又は二種以上用いることができる。
さらに共重合体(b−2)を構成する芳香族ビニル系単量体の一部を共重合可能な他の単量体に置換することも可能であり、このような単量体についても上記グラフト重合体(b−1)の項で例示したものと同様の単量体が挙げられ、それぞれ一種又は二種以上用いることができる。
【0016】
上記芳香族ビニル系単量体(i)、シアン化ビニル系単量体(ii)および共重合可能な他の単量体(iii) の組成比率には特に制限はないが、(i)50〜95重量%、(ii)5〜50重量%および(iii) 0〜45重量%であることが好ましい。
【0017】
さらに、ゴム強化スチレン系樹脂(B)を構成する上記グラフト重合体(b−1)および共重合体(b−2)の組成比率には特に制限はないが、グラフト重合体(b−1)10〜100重量%および共重合体(b−2)0〜90重量%であることが好ましい。
【0018】
上記ゴム強化スチレン系樹脂(B)を構成するグラフト重合体(b−1)および共重合体(b−2)の重合方法には特に制限はなく、例えば乳化重合法、懸濁重合法、溶液重合法、塊状重合法およびこれらを組み合わせた方法により製造することができる。
【0019】
本発明にて使用されるグラフト重合体(C)とは、共役ジエン系ゴム(c−i)5〜90重量%に炭素数1〜3のメタアクリル酸アルキルエステル30〜95重量%および炭素数1〜3のアクリル酸アルキルエステル70〜5重量%からなる混合物(c−ii)95〜10重量%を重合してなるグラフト重合体である。
共役ジエン系ゴム(c−i)が5重量%未満では耐衝撃性に劣り、90重量%を超えると加工性に劣る。
また単量体混合物(c−ii)中に占める炭素数1〜3のメタアクリル酸アルキルエステルが30重量%未満ではメッキ性に劣り、また95重量%を超えると加工性に劣る。
【0020】
グラフト重合体(C)を構成する共役ジエン系ゴムとしてはポリブタジエン、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム等が挙げられる。
炭素数1〜3のメタアクリル酸アルキルエステルとしては、メチルメタアクリレート、エチルメタアクリレート、プロピルメタアクリレートが挙げられ、特にメチルメタアクリレートが好ましい。
炭素数1〜3のアクリル酸アルキルエステルとしては、メチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレートが挙げられ、特にエチルアクリレートが好ましい。
上記グラフト重合体(C)の重合方法には特に制限はなく、例えば乳化重合法、懸濁重合法、溶液重合法、塊状重合法およびこれらを組み合わせた方法により製造することができる。
【0021】
本発明の樹脂組成物は、上記ポリカーボネート樹脂(A)20〜90重量%およびゴム強化スチレン系樹脂(B)80〜10重量%からなる組成物100重量部に対してグラフト重合体(C)1〜40重量部を配合して得られるものである。
ポリカーボネート樹脂(A)が20重量%未満では耐衝撃性に劣り、90重量%を超えるとメッキ性が劣るため好ましくない。また組成物100重量部に対してグラフト重合体(C)が1重量部未満ではメッキ性に劣り、また40重量部を超えてもメッキ性に劣るため好ましくない。
【0022】
本発明の樹脂組成物には、必要に応じて、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリフェニレンエーテル、ポリアミド等の他の樹脂、着色剤、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤等の各種添加剤、あるいはガラス繊維、カーボン繊維、炭酸カルシウム等の各種補強材等を加えることができる。
また本発明の樹脂組成物の混合は、通常使用されるロール、バンバリーミキサー、押出機、ニーダー等公知の方法で実施できる。
【0023】
このようにして得られた樹脂組成物は、射出成形、押出成形、圧縮成形、射出圧縮成形、ブロー成形等により成形され、得られた樹脂成形品は、公知のメッキ方法、例えば通常のABS樹脂のメッキ条件と同様の条件にてメッキ加工することができる。
【0024】
〔実施例〕
以下に実施例を用いて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらによって何ら制限されるものではない。なお、実施例中にて示す部および%は重量に基づくものである。
【0025】
−ポリカーボネート樹脂(A)−
A−1:ホスゲンとビスフェノールAからなる粘度平均分子量22,100のポリカーボネート樹脂。
−ゴム強化スチレン系樹脂(B)−
グラフト重合体b−1:公知の乳化重合法により、ポリブタジエン(重量平均粒子径0.30μ)50部、スチレン35部およびアクリロニトリル15部からなるグラフト重合体(グラフト率50%)を製造した。
【0026】
共重合体b−2:公知の塊状重合法により、スチレン70部およびアクリロニトリル30部からなる共重合体を製造した。
−グラフト重合体(C)−
C−1:公知の乳化重合法に基づきポリブタジエン30%、メチルメタアクリレート50%、エチルアクリレート20%からなるグラフト共重合体ラテックスを得た。得られたグラフト共重合体ラテックスにつき塩析、脱水、乾燥し、グラフト共重合体C−1を得た。
C−2:公知の乳化重合法に基づきポリブタジエン80%、メチルメタアクリレート16%、エチルアクリレート4%からなるグラフト共重合体ラテックスを得た。得られたグラフト共重合体ラテックスにつき塩析、脱水、乾燥し、グラフフト共重合体C−2を得た。
C−i:公知の乳化重合法に基づきポリブタジエン60%、メチルメタアクリレート28%、スチレン12%からなるグラフト共重合体ラテックスを得た。得られたグラフト共重合体ラテックスにつき塩析、脱水、乾燥し、グラフフト共重合体C−iを得た。
【0027】
〔実施例1〜4および比較例1〜5〕
上記のポリカーボネート樹脂(A)、ゴム強化スチレン系樹脂(B)〔グラフト重合体b−1、共重合体b−2〕、およびグラフト共重合体(C)を表1に示す配合割合で混合し、50mm押出機(田辺精機製)を用い、シリンダー温度250℃にて溶融混合し、ペレット化した。得られたペレットにつき、射出成形機にて各種試験片を作成し、耐衝撃性、耐熱性および成形加工性を測定した。
【0028】
耐衝撃性:ASTM D−256に準じてノッチ付きアイゾット衝撃試験を測定した。1/4インチ、23℃(単位:kg/cm/cm)
耐熱性:ASTM D−648に準拠。1/4インチ、アニール無し、18.56kg/cm2 荷重(単位:℃)
成形加工性:ASTM D−1238に準じてメルトフローレイトを測定した。
測定条件250℃、5kg(単位:g/10min)
【0029】
また、射出成形機にてピンゲート金型を用いてメッキ用成形品(100×50×3mm)を成形し、以下の方法にてメッキを施した後、密着強度、メッキ外観およびヒートサイクル性を測定した。
【0030】
メッキ処理プロセス:▲1▼脱脂(界面活性剤水溶液、55℃×3分間)、▲2▼エッチング(硫酸−無水クロム酸混液、65〜70℃×15分間)、▲3▼中和(塩酸水溶液、室温×3分間)、▲4▼キャタリスト(塩化パラジウム−塩化第一スズ−塩酸水溶液、室温×2分間)、▲5▼アクセレーター(硫酸水溶液、45℃×3分間)、▲6▼無電解メッキ(硫酸ニッケル−次亜燐酸ソーダ−クエン酸ソーダを主体とするニッケルメッキ液)、▲7▼電気メッキ(硫酸銅浴→硫酸ニッケル浴→無水クロム酸浴)
【0031】
密着強度:JIS H−8630に基づき、メッキ膜の密着強度(メッキ成形品の金属膜に基材に達する1cm間隔の切傷を入れ、金属膜を垂直な方向に引き剥がす時の応力で示した)の測定した(kg/cm2 )。
【0032】
メッキ外観:メッキ後の外観(メッキ未着)の目視判定し、以下の判定基準にて判定した。
○;全体にメッキが着いており良好。
△;一部メッキ未着の状態でやや不良。
×;メッキ未着の状態で不良。
【0033】
ヒートサイクル性:−40℃(1hr)→23℃(0.5hr)→80℃(1hr)→23℃(0.5hr)の10サイクルを実施し、メッキ成形品に膨れが無いかを目視判定した。
【0034】
これらの測定結果を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】
本発明における樹脂組成物は、PC/ABSのメッキ性(密着強度、ヒートサイクル性、メッキ外観)の改良、特に大型成形品や複雑な形状の成形品に対してもメッキ性の良好なメッキ用PC/ABS系樹脂組成物およびメッキ成形品が得られるものである。
Claims (2)
- ポリカーボネート樹脂(A)20〜90重量%およびゴム強化スチレン系樹脂(B)80〜10重量%からなる組成物100重量部に対して、共役ジエン系ゴム(c−i)5〜90重量%に炭素数1〜3のメタアクリル酸アルキルエステル30〜95重量%および炭素数1〜3のアクリル酸アルキルエステル70〜5重量%からる混合物(c−ii)95〜10重量%を重合してなるグラフト重合体(C)1〜40重量部を配合してなる樹脂組成物を成形してなる樹脂成形品にメッキを施してなるメッキ成形品。
- ゴム強化スチレン系樹脂(B)がゴム状重合体に芳香族ビニル系単量体およびシアン化ビニル系単量体を重合してなるグラフト重合体(b−1)または該グラフト重合体(b−1)と芳香族ビニル系単量体およびシアン化ビニル系単量体を重合してなる共重合体(b−2)からなる混合物である請求項1記載の樹脂組成物を成形してなる樹脂成形品にメッキを施してなるメッキ成形品。。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36587997A JP4084876B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | メッキ用樹脂組成物およびメッキ成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36587997A JP4084876B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | メッキ用樹脂組成物およびメッキ成形品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11181269A JPH11181269A (ja) | 1999-07-06 |
JP4084876B2 true JP4084876B2 (ja) | 2008-04-30 |
Family
ID=18485349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36587997A Expired - Fee Related JP4084876B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | メッキ用樹脂組成物およびメッキ成形品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4084876B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4947923B2 (ja) * | 2005-05-24 | 2012-06-06 | 日本エイアンドエル株式会社 | ダイレクトめっき用樹脂組成物およびめっき装飾製品。 |
JP2011068995A (ja) * | 2010-11-15 | 2011-04-07 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | 芳香族ポリカーボネート系樹脂成形品のメッキ方法およびメッキ成形品 |
US9085687B2 (en) | 2012-02-03 | 2015-07-21 | Sabic Global Technologies B.V. | Polycarbonate blends having improved electroplate adhesion |
CN113831678B (zh) * | 2020-06-08 | 2024-02-27 | 万华化学(四川)有限公司 | 一种聚碳酸酯组合物及其制备方法、应用 |
-
1997
- 1997-12-22 JP JP36587997A patent/JP4084876B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11181269A (ja) | 1999-07-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109790363B (zh) | 镀敷用树脂组合物与镀敷成形品 | |
JP2001240738A (ja) | 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物 | |
JP4766909B2 (ja) | ダイレクトめっき用樹脂組成物およびめっき装飾製品。 | |
US4636553A (en) | Thermoplastic resin composition | |
JP4084876B2 (ja) | メッキ用樹脂組成物およびメッキ成形品 | |
JP4947923B2 (ja) | ダイレクトめっき用樹脂組成物およびめっき装飾製品。 | |
JPS61155445A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
JP4914577B2 (ja) | ダイレクトめっき用樹脂組成物およびめっき装飾製品。 | |
JP4333857B2 (ja) | 難燃性熱可塑性樹脂組成物およびその再生成形材料 | |
JP2002322356A (ja) | メッキ用樹脂組成物およびメッキ成形品。 | |
KR102117741B1 (ko) | 도금용 열가소성 수지 조성물 | |
JP4084875B2 (ja) | メッキ用樹脂組成物およびメッキ成形品 | |
JP2865970B2 (ja) | 樹脂メッキ製品 | |
JP3563792B2 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
JP4144941B2 (ja) | メッキ用樹脂組成物およびメッキ成形品 | |
JP2001348473A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
JPH11199747A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
JP2003138122A (ja) | 車両用外装材料および車両用外装部品 | |
JP4084874B2 (ja) | メッキ用樹脂組成物およびメッキ成形品 | |
JP2022015970A (ja) | めっき用樹脂組成物及びめっき成形品 | |
JP2022080834A (ja) | めっき用樹脂組成物およびめっき成形品 | |
JP2004143287A (ja) | グラフト共重合体含有樹脂組成物 | |
JP2000017138A (ja) | メッキ用樹脂組成物およびメッキ成形品 | |
JP2022187748A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物および成形品 | |
JP4204703B2 (ja) | メッキおよび塗装に適し、かつ無塗装・無メッキでも使用可能な車両用外装成形部品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061010 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061211 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080205 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080218 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140222 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |