JP4083700B2 - トランクアームのシール構造 - Google Patents

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この発明は、トランクアームのシール構造、とりわけトランクリッド開口部の周囲の車体パネルを貫通するトランクアームのシール構造に関する。
例えば、自動車等の車両には開閉体を車体に対して開閉可能に支持するアームの挿通孔をシールする構造のものがある(特許文献1参照)。
これは、車体に形成される挿通孔と、この挿通孔に挿通され該挿通孔を挟んだ一方側にバックドアを連結し、他方側に車体側の枢軸部に連結するリンク部材を有したものである。挿通孔にはシール部材を取り付け、ドアが閉じられた状態ではシール部材にシール蓋体を密着させるようにしている。
特開2003−226204号公報
しかしながら、上記従来構造においては開閉体としてこれをトランクリッドに適用した場合には、トランクリッド開時にはトランクリッドの自重が大きく作用するため、更なる操作荷重の低減が望まれている。
そこで、この発明は、操作荷重の低減を図ることができるトランクアームのシール構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、車体パネル(例えば、実施形態における車体パネル9)のトランクアーム挿通孔(例えば、実施形態における挿通孔11)の周囲に上方に突出する筒状のカバー部材(例えば、実施形態におけるカバー部材31)を設け、前記カバー部材に上下方向に反発力を作用させる反発手段(例えば、実施形態におけるビード51、コイルスプリング52)を設け、前記反発手段は、カバー部材に沿って設けられたスプリング(例えば、実施形態におけるコイルスプリング52)であることを特徴とする。
このように構成することで、トランクリッドの開操作の際に反発手段によってトランクリッドの開方向への動きをアシストすることができる。
また、自動で開閉する形式のトランクリッドに適用した場合にはトランクアームの駆動力を小さくできる。
そして、前記反発手段によりトランクリッド開作動初期において、ストライカを確実にロック装置から離脱させることができる。
また、構成が簡単になり反発力の設定が容易となる。
請求項に記載した発明は、車体パネルのトランクアーム挿通孔の周囲に上方に突出する筒状のカバー部材を設け、前記カバー部材に上下方向に反発力を作用させる反発手段を設け、前記カバー部材は蛇腹状に形成され、前記反発手段は前記カバー部材の表面に上下方向に対して傾きを付与した状態で形成される段差部(例えば、実施形態におけるビード51)であることを特徴とする。
このように構成することで、トランクリッドの開操作の際に反発手段によってトランクリッドの開方向への動きをアシストすることができる。
また、自動で開閉する形式のトランクリッドに適用した場合にはトランクアームの駆動力を小さくできる。
そして、前記反発手段によりトランクリッド開作動初期において、ストライカを確実にロック装置から離脱させることができる。
更に、カバー部材が押し縮められた状態で上下方向で隣接する段差部同士が重なり合うことを回避できる。
請求項1に記載した発明によれば、トランクリッドの開操作の際に反発手段によってトランクリッドの開方向への動きをアシストすることができるため、トランクリッドの開操作荷重を低減して操作者の負担を軽減できる効果がある。
また、自動で開閉する形式のトランクリッドに適用した場合にはトランクアームの駆動力を小さくできるので、モータなどの駆動手段を小型、低出力化できる効果がある。
そして、前記反発手段によりトランクリッド開作動初期において、ストライカを確実にロック装置から離脱させることができるため、比較的負荷が大きい駆動初期において、駆動装置を補助でき、駆動装置の小型、小出力化を図ることができる効果がある。
また、構成が簡単になり反発力の設定が容易となるため、低コスト化を図ることができる効果がある。更に、設計が容易となる効果がある。
請求項に記載した発明によれば、トランクリッドの開操作の際に反発手段によってトランクリッドの開方向への動きをアシストすることができるため、トランクリッドの開操作荷重を低減して操作者の負担を軽減できる効果がある。
また、自動で開閉する形式のトランクリッドに適用した場合にはトランクアームの駆動力を小さくできるので、モータなどの駆動手段を小型、低出力化できる効果がある。
そして、前記反発手段によりトランクリッド開作動初期において、ストライカを確実にロック装置から離脱させることができるため、比較的負荷が大きい駆動初期において、駆動装置を補助でき、駆動装置の小型、小出力化を図ることができる効果がある。
更に、カバー部材が押し縮められた状態で上下方向で隣接する段差部同士が重なり合うことを回避できるため、トランクリッド閉時における折り畳み高さを小さくできる効果がある。
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、車体後部のトランクルーム1の上部にはトランクルーム開口部2が形成されている。このトランクルーム開口部2は、トランクルーム1の上部から後側部のリヤエンドパンネル3を凹状に切り欠いた範囲に形成されたもので、開口フランジ部4にはトランクリッド5の裏面に密接するトランクウェザーストリップ6が取り付けられている(図5参照、図1では図示略)。このトランクルーム開口部2にトランクリッド5がトランクアーム7を介して開閉可能に支持されている。開口フランジ部4の周囲にはガーター部8が設けられ、トランクリッド5閉時においてトランクリッド5と車体パネル9とのパーティング部から浸入した水がこのガーター部8を通って下方に排水ガイドされるようになっている。尚、図1中10はリヤパーセルを示す。
図2、図3に示すように、前記前記トランクルーム開口部2の上部コーナー部分に対応したガーター部8にはトランクルーム1内部に貫通する挿通孔11が形成されている。この挿通孔11に前記トランクアーム7のアーム本体12が挿通され、アーム本体12の上端部はブラケット13を介してトランクリッド5のインナーパネル14にボルト15により固定され、アーム本体12の下端部には略直角方向に向けてアームブラケット16がボルト17により固定され、このアームブラケット16が車体のヒンジセンタ18に回動可能に支持されている。
そして、このアームブラケット16が第1リンク19、第2リンク20を介して駆動ユニット21に接続されていて、駆動ユニット21によりトランクリッド5が電動で開閉作動するようになっている。
具体的には、モータ22を備えた駆動ユニット21の回転軸23に第1リンク19が支持され、第1リンク19の先端に第2リンク20が回動可能に支持され、第2リンク20の先端が前記アームブラケット16の略中途部に回動可能に支持されている。
図4に示すように、前記アーム本体12は中空パイプからなる部材で、上端には三角形のブラケット13が取付られている。このブラケット13はトランクリッド取付面側の3つのコーナー部分にトランクリッド5のインナーパネル14に取り付けられる取付座24を有していて、ここにボルト15が挿通されるボルト孔25が形成されている。このボルト孔25の周囲の締め付け部にはドーナッツ状でゴム製の締め付けシール26が装着されている。
また、ブラケット13の中央部には前記アーム本体12を挿通する取付孔27が形成され、この取付孔27に挿通されたアーム本体12の周囲と取付孔27とをミグ溶接により接合している。そして、ブラケット13のトランクリッド取付面側には前記取付孔27の周囲にEPDM製で外形が三角形状の環状のシール28が装着されている。
ここで、前記取付座24はブラケット13のトランクリッド取付面の中央部よりも高い位置となるように段差部29を介在させて形成されフラットな部位を確保している。この段差部29によって、前記ミグ溶接により生じた熱ひずみをトランクリッド取付面の中央側のみにとどめ、前記取付座24へ影響を与えないようになっている。
尚、前記シール28によりアーム本体12の内外のシール性を確保し、前記締め付けシール26によりボルト孔25回りのシール性を確保している。
そして、ブラケット13のトランクリッド取付面とは反対側に後述する筒状のシール部材30が取り付けられている。前記アーム本体12、アームブラケット16及びブラケット13とでトランクアーム7を構成している。
そして、前記ガーター部8の車体パネル9にはトランクアーム7のアーム本体12の挿通孔11の周囲に、上方に突出する筒状のカバー部材31が取り付けられている。
図5に示すように、前記アーム本体12の挿通孔11の周縁の車体パネル9に立ち上げ部32が形成され、この立ち上げ部32に前記カバー部材31が係止して取り付けられている。
カバー部材31はゴム製で潰れ変形可能な蛇腹状の筒部33と、筒部33の下縁に設けたフランジ部34とで構成された部材である。前記フランジ部34には3箇所のクリップ孔35が形成されると共に、フランジ部34の裏面には車体パネル9に密接する環状のリップ36が二重に形成されている。前記フランジ部34の基部外周には環状溝37が形成され、この環状溝37には前記カバー部材31のフランジ部34を車体パネル9との間で挟持する樹脂製の押さえプレート38が設けられている。
前記押さえプレート38には前記カバー部材31のフランジ部34に形成された3つのクリップ孔35に対応する位置にクリップ本体39が一体形成され、一方、車体パネル9に形成されたクリップ装着孔40にクリップアウタ41を装着し、前記クリップ本体39をカバー部材31のフランジ部34のクリップ孔35に挿通し、更に前記クリップアウタ41に押し込んで、前記カバー部材31が押さえプレート38を介して車体パネル9に固定されている。ここで、押さえプレート38の上面は、後述するシール部材30の当接面43として構成されている。
尚、クリップ本体39及びクリップアウタ41でクリップCを構成している。
そして、図6に示すようにカバー部材31の筒部33の下部内周面には内方に突出するリップ42が形成されている。このリップ42は前記トランクアーム7のアーム本体12に摺接するもので、リップ42には複数の切欠部44が形成されている。この切欠部44により前記トランクアーム7のアーム本体12との間で空気の流通が可能になっている。
また、図7に示すように、トランクリッド5側に当接する外面となる、カバー部材31の筒部33の上部外周縁には周方向に複数のビード45が形成されている。具体的には蛇腹状の筒部33の上縁部分の下方に傾斜した周面46に表面から盛り上がる複数の直線状のビード45が2列で形成されている。
一方、図8に示すように、前記ブラケット13のトランクリッド取付面とは反対側に取り付けられた筒状で蛇腹状のシール部材30はゴム製の部材であって、筒状部47と内側フランジ部48とを備えている。内側フランジ部48は図示しないクリップを介してブラケット13に取り付けられ、内側フランジ部48に形成され前記ブラケット13に密接する環状のシールリップ49を備えている。
そして、前記シール部材30の筒状部47は前記カバー部材31の直径よりも大きく形成され、トランクリッド5閉時にカバー部材31を周囲から取り囲むようにして覆い、かつ圧縮変形するものである。したがって、トランクリッド5の閉時には、シール部材30の下周縁50は前記押さえプレート38の当接面43に密接してシールを行い、逆に、前記カバー部材31の筒部33の周面46は前記カバー部材31の内側フランジ部48にビード45により貼り付きを防止されて当接するようになっている。
ここで、図9に示すように、前記カバー部材31の筒部33の外面には、トランクリッド5の閉時に押し縮められた蛇腹状の筒部33に上下方向の反発力を作用させるため、筒部33外面に上下方向に渡って階段状にビード(段差部、反発手段)51が形成されている。このビード51は筒部33が縮んだ状態で上下のビード形成部分同士が重なり合わないように上下方向に対して斜めに形成されている。つまり、ビード51は前記カバー部材31の筒部33の表面に上下方向に対して傾きを付与した状態で形成されている。これにより筒部33が縮んだ状態で上下のビード形成部分同士が重なり合うことはない。
前記ビード51は筒部33自体の反発力との総和がトランクリッド5の閉鎖力に悪影響を与えない程度の反発力で、かつ、トランクリッド5の開放初期に図示しないストライカがラッチから離脱できる十分なストロークを得られるのに必要な反発力に設定されている。ここで、ビード51により得られる反発力は筒部33が押し縮められた際に座屈変形したビード51が、もとの階段形に復元しようとする際の反発力である。
図10に示すのは、他の実施形態であり、前記ビード51を設ける替わりにカバー部材31の筒部33の上下方向に沿って設けたコイルスプリング(反発手段)52により上下方向の反発力を付与したものである。具体的には、前記カバー部材31の筒部33の稜線部53とコイルスプリング52とが交差する位置で、コイルスプリング52を稜線部53に係止して、筒部33にコイルスプリング52を取り付けている。ここで、このコイルスプリング52に必要な弾性力は、前述したビード51の場合と同様に筒部33自体の反発力との総和が、トランクリッド5の閉鎖力に悪影響を与えない程度の反発力で、かつ、トランクリッド5の開放初期に図示しないストライカがラッチから離脱できる十分なストロークを得られるのに必要な反発力に設定されている。このようにコイルスプリング52を採用することで、構成が簡単になり反発力の設定が容易となるため、低コスト化を図ることができ、設計が容易となる。
上記実施形態によれば、トランクリッド5を開く場合には図示しないスイッチの操作によりトランクリッド5のロックが解除されると、前記カバー部材31がビード51により反発力を発生して、トランクアーム7のブラケット13を上方に押圧し、トランクリッド5の開方向の動きをアシストしてトランクリッド5は図示しないストライカがラッチから離脱できる十分なストロークだけ押し上がる。次いで、駆動ユニット21のモータ22が開側に駆動し回転軸23を介して第1リンク19が反時計回りに回動すると、第2リンク20を押圧してトランクアーム7のアームブラケット16をヒンジセンタ18回りに回動させ、アーム本体12を上方に持ち上げる。これによりトランクリッド5が開放される。
したがって、トランクリッド5の開放初期において駆動ユニット21にかかる開操作荷重のうち、ストライカをロック装置から離脱させるために必要な荷重分をビード51が設けられたカバー部材31に分担させることで低減し、駆動ユニット21にかかる負担を少なくしてストライカをロック装置から確実に離脱しトランクリッド5を開くことができる。よって、比較的負荷が大きい駆動初期において、駆動ユニット21を補助できることもあって前駆動ユニット21のモータ22を小型、小出力化することが可能となり、かつ、電動のトランクリッド5を採用した場合の車体重量の増加を最小限に押さえることができる。
前記トランクリッド5が開いている状態では、前記カバー部材31が堰となって機能しているため、前記ガーター部8に水が付着して挿通孔11に流れ込もうとしても、カバー部材31で阻止されるため、この水が挿通孔11からトランクルーム1内に浸入することはない。つまり、カバー部材31のフランジ部34の下面は車体パネル9に対してリップ36で確実に水密性が確保され、また、フランジ部34の上面は押さえプレート38をクリップCに固定することで押圧されて水密性を確保されているため、カバー部材31の取付部位からの水の浸入を確実に防止して水密性を確保できる。
また、カバー部材31の筒部33の下部内周面には内方に突出するリップ42が形成され、このリップ42は前記トランクアーム7のアーム本体12に摺接するものであるため、トランクルーム1内とアーム本体12との間の隙間を閉塞できる。よって、トランクリッド5開時の見栄えを良くすることができる。
そして、再度駆動ユニット21を介して前述とは逆に第1リンク19及び第2リンク20を介してトランクリッド5を閉鎖すると、トランクリッド5の閉鎖直前でシール部材30が前記カバー部材31を取り囲むようにして下降し、最終的にシール部材30の下周縁50が前記カバー部材31の周囲の押さえプレート38の当接面43に当接しシール部材30は押し縮められた状態となってトランクリッド5は閉鎖される。続いて、ロック装置がストライカを受け入れストライカに係止してトランクリッド5の閉鎖を終えることができる。
このようにトランクリッド5が閉鎖された状態では、前記シール部材30の下周縁50は上側からの押圧力で押さえプレート38の当接面43を押圧して当接し水密性を維持しているため、この部位から水が内部に浸入することはなく確実にシールできる。また、仮にシール部材30の内側に水が浸入したとしても、前記カバー部材31が堰となって存在しているため、内部への水の浸入を確実に防止できる。つまり、外側とその内側をシール部材30とカバー部材31とにより二重シールしているため、トランク容量の拡大を可能とするためにトランクアーム7が車体パネル9を貫通させる形式のトランクルーム1の水密性を確実なものとできるのである。
そして、このようにトランクリッド5が閉鎖された状態では、前記カバー部材31のビード51は上下方向に対して斜めに形成されているため、筒部33が縮んだ状態となっても上下のビード形成部分は重ならない。その結果、カバー部材31の折り畳み高さを小さくできる。
また、カバー部材31の筒部33の上部外周縁、つまりトランクリッド5のインナーパネル14に当接する周面46に複数の直線状のビード45が2列で形成されているため、このビード45を備えたカバー部材31の筒部33の周面46は、前記シール部材30の内側フランジ部48に貼り付くことなく当接できる。そのため、トランクリッドの開操作が行い易い。また、このビード45により、トランクリッド5とカバー部材31の先端との間に隙間(連なる各ビード45の切れ目及び並んだ各ビード45間の溝)が形成されるため、この隙間がトランクリッド開閉時の空抜きとして機能しトランクリッドの開閉をスムーズに行うことができる。
尚、この発明は上記実施形態に限られるものではなく、前記カバー部材31の筒部33の基部を硬質ゴムで形成し、筒部33の上部を基部よりも軟質の材料で形成してもよい。これによりカバー部材31の筒部33の基部は堰として、筒部33の上部はトランクリッド5をソフトに受ける部位として機能させることができ、更にシール性を高めることができる。また、カバー部材31の周面46がトランクリッド5のインナーパネル14に貼りかないようにできれば、ビード45に限らず段差部や凸部であってもよい。また、反発手段としてはコイルスプリング52に限られず上下方位に反発力を付与できればリーフスプリングでもトーションスプリングでもよい。
この発明の実施形態の車両後部のトランクリッド開状態を示す斜視図である。 図1の要部拡大図である。 駆動ユニットを含めたトランクアームの側面説明図である。 トランクアームの斜視図である。 トランクリッド開時の図2のA−A線に沿う断面図である。 カバー部材の上から見た斜視図である。 カバー部材の横から見た斜視図である。 トランクリッド閉時の図2のB−B線に沿う断面図である。 カバー部材のビード形成部位を示す斜視図である。 この発明の他の実施形態を示し、ビードの替わりにスプリングを用いた場合のカバー部材の斜視図である。
符号の説明
7 トランクアーム
9 車体パネル
11 挿通孔
31 カバー部材
51 ビード(段差部、反発手段)
52 コイルスプリング(反発手段)

Claims (2)

  1. 車体パネルのトランクアーム挿通孔の周囲に上方に突出する筒状のカバー部材を設け、前記カバー部材に上下方向に反発力を作用させる反発手段を設け、前記反発手段は、カバー部材に沿って設けられたスプリングであることを特徴とするトランクアームのシール構造。
  2. 車体パネルのトランクアーム挿通孔の周囲に上方に突出する筒状のカバー部材を設け、前記カバー部材に上下方向に反発力を作用させる反発手段を設け、前記カバー部材は蛇腹状に形成され、前記反発手段は前記カバー部材の表面に上下方向に対して傾きを付与した状態で形成される段差部であることを特徴とするトランクアームのシール構造。
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