JP4083700B2 - トランクアームのシール構造 - Google Patents
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Description
これは、車体に形成される挿通孔と、この挿通孔に挿通され該挿通孔を挟んだ一方側にバックドアを連結し、他方側に車体側の枢軸部に連結するリンク部材を有したものである。挿通孔にはシール部材を取り付け、ドアが閉じられた状態ではシール部材にシール蓋体を密着させるようにしている。
このように構成することで、トランクリッドの開操作の際に反発手段によってトランクリッドの開方向への動きをアシストすることができる。
また、自動で開閉する形式のトランクリッドに適用した場合にはトランクアームの駆動力を小さくできる。
そして、前記反発手段によりトランクリッド開作動初期において、ストライカを確実にロック装置から離脱させることができる。
このように構成することで、トランクリッドの開操作の際に反発手段によってトランクリッドの開方向への動きをアシストすることができる。
また、自動で開閉する形式のトランクリッドに適用した場合にはトランクアームの駆動力を小さくできる。
そして、前記反発手段によりトランクリッド開作動初期において、ストライカを確実にロック装置から離脱させることができる。
更に、カバー部材が押し縮められた状態で上下方向で隣接する段差部同士が重なり合うことを回避できる。
また、自動で開閉する形式のトランクリッドに適用した場合にはトランクアームの駆動力を小さくできるので、モータなどの駆動手段を小型、低出力化できる効果がある。
そして、前記反発手段によりトランクリッド開作動初期において、ストライカを確実にロック装置から離脱させることができるため、比較的負荷が大きい駆動初期において、駆動装置を補助でき、駆動装置の小型、小出力化を図ることができる効果がある。
また、自動で開閉する形式のトランクリッドに適用した場合にはトランクアームの駆動力を小さくできるので、モータなどの駆動手段を小型、低出力化できる効果がある。
そして、前記反発手段によりトランクリッド開作動初期において、ストライカを確実にロック装置から離脱させることができるため、比較的負荷が大きい駆動初期において、駆動装置を補助でき、駆動装置の小型、小出力化を図ることができる効果がある。
更に、カバー部材が押し縮められた状態で上下方向で隣接する段差部同士が重なり合うことを回避できるため、トランクリッド閉時における折り畳み高さを小さくできる効果がある。
図1に示すように、車体後部のトランクルーム1の上部にはトランクルーム開口部2が形成されている。このトランクルーム開口部2は、トランクルーム1の上部から後側部のリヤエンドパンネル3を凹状に切り欠いた範囲に形成されたもので、開口フランジ部4にはトランクリッド5の裏面に密接するトランクウェザーストリップ6が取り付けられている(図5参照、図1では図示略)。このトランクルーム開口部2にトランクリッド5がトランクアーム7を介して開閉可能に支持されている。開口フランジ部4の周囲にはガーター部8が設けられ、トランクリッド5閉時においてトランクリッド5と車体パネル9とのパーティング部から浸入した水がこのガーター部8を通って下方に排水ガイドされるようになっている。尚、図1中10はリヤパーセルを示す。
具体的には、モータ22を備えた駆動ユニット21の回転軸23に第1リンク19が支持され、第1リンク19の先端に第2リンク20が回動可能に支持され、第2リンク20の先端が前記アームブラケット16の略中途部に回動可能に支持されている。
ここで、前記取付座24はブラケット13のトランクリッド取付面の中央部よりも高い位置となるように段差部29を介在させて形成されフラットな部位を確保している。この段差部29によって、前記ミグ溶接により生じた熱ひずみをトランクリッド取付面の中央側のみにとどめ、前記取付座24へ影響を与えないようになっている。
そして、ブラケット13のトランクリッド取付面とは反対側に後述する筒状のシール部材30が取り付けられている。前記アーム本体12、アームブラケット16及びブラケット13とでトランクアーム7を構成している。
図5に示すように、前記アーム本体12の挿通孔11の周縁の車体パネル9に立ち上げ部32が形成され、この立ち上げ部32に前記カバー部材31が係止して取り付けられている。
カバー部材31はゴム製で潰れ変形可能な蛇腹状の筒部33と、筒部33の下縁に設けたフランジ部34とで構成された部材である。前記フランジ部34には3箇所のクリップ孔35が形成されると共に、フランジ部34の裏面には車体パネル9に密接する環状のリップ36が二重に形成されている。前記フランジ部34の基部外周には環状溝37が形成され、この環状溝37には前記カバー部材31のフランジ部34を車体パネル9との間で挟持する樹脂製の押さえプレート38が設けられている。
尚、クリップ本体39及びクリップアウタ41でクリップCを構成している。
また、図7に示すように、トランクリッド5側に当接する外面となる、カバー部材31の筒部33の上部外周縁には周方向に複数のビード45が形成されている。具体的には蛇腹状の筒部33の上縁部分の下方に傾斜した周面46に表面から盛り上がる複数の直線状のビード45が2列で形成されている。
前記ビード51は筒部33自体の反発力との総和がトランクリッド5の閉鎖力に悪影響を与えない程度の反発力で、かつ、トランクリッド5の開放初期に図示しないストライカがラッチから離脱できる十分なストロークを得られるのに必要な反発力に設定されている。ここで、ビード51により得られる反発力は筒部33が押し縮められた際に座屈変形したビード51が、もとの階段形に復元しようとする際の反発力である。
また、カバー部材31の筒部33の下部内周面には内方に突出するリップ42が形成され、このリップ42は前記トランクアーム7のアーム本体12に摺接するものであるため、トランクルーム1内とアーム本体12との間の隙間を閉塞できる。よって、トランクリッド5開時の見栄えを良くすることができる。
9 車体パネル
11 挿通孔
31 カバー部材
51 ビード(段差部、反発手段)
52 コイルスプリング(反発手段)
Claims (2)
- 車体パネルのトランクアーム挿通孔の周囲に上方に突出する筒状のカバー部材を設け、前記カバー部材に上下方向に反発力を作用させる反発手段を設け、前記反発手段は、カバー部材に沿って設けられたスプリングであることを特徴とするトランクアームのシール構造。
- 車体パネルのトランクアーム挿通孔の周囲に上方に突出する筒状のカバー部材を設け、前記カバー部材に上下方向に反発力を作用させる反発手段を設け、前記カバー部材は蛇腹状に形成され、前記反発手段は前記カバー部材の表面に上下方向に対して傾きを付与した状態で形成される段差部であることを特徴とするトランクアームのシール構造。
Priority Applications (2)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2004112197A JP4083700B2 (ja) | 2004-04-06 | 2004-04-06 | トランクアームのシール構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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