JP4079187B2 - 半透過反射型液晶装置、およびそれを用いた電子機器 - Google Patents
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Description
である。さらに詳しくは、1画素内に透過表示用カラーフィルタと反射表示用カ
ラーフィルタとが形成された画素の構造技術に関するものである。
なものは半透過反射型液晶装置と称せられ、あらゆるシーンで使用されている。
、データ線6aと走査線3aで区画された画素100a内に、反射表示領域10
0bと、矩形窓状の透過表示領域100cとが形成されている。
トランジスタ(以下、TFT(Thin Film Transistor))
を用いたものは、図14(B)に示すように、表面に透明な画素電極9a(第1
の透明電極)、および画素スイッチングのTFT30が形成されたTFTアレイ
基板10(第1の透明基板)と、対向電極21(第2の透明電極)、および遮光
膜23が形成された対向基板20(第2の透明基板)と、これらの基板10、2
0の間に保持された液晶層50とを有している。TFTアレイ基板10と対向基
板20との基板間隔は、いずれか一方の基板表面に所定粒径のギャップ材5を散
布した後、TFTアレイ基板10と対向基板20とをシール材(図示せず)を介
して貼り合わせることにより規定されている。
00に反射表示領域100bを構成する光反射層8aが形成され、この光反射層
8aの形成されていない残りの領域(光透過窓8d)によって透過表示領域10
0cが構成されている。
せず)から出射された光のうち、透過表示領域100cに入射した光は、矢印L
Bで示すように、TFTアレイ基板101の側から液晶層50に入射し、液晶層
50で光変調された後、対向基板20の側から透過表示光として出射されて画像
を表示する(透過モード)。
0bに入射した光は、矢印LAで示すように、液晶層50を通って反射層8aに
届き、この反射層8aで反射されて再び、液晶層50を通って対向基板20の側
から反射表示光として出射されて画像を表示する(反射モード)。
形成しておけば、透過モードおよび反射モードのいずれにおいてもカラー表示を
行うことができるが、透過表示光は、カラーフィルタを一度だけ通過して出射さ
れるのに対して、反射表示光は、カラーフィルタを2度、通過することになる。
このため、対向基板20には、光反射膜8aが形成されている反射表示領域10
0bには、色度域の狭い反射表示用カラーフィルタ242が形成されている一方
、透過窓8dが形成されている透過表示領域100cには、色度域の広い透過表
示用カラーフィルタ242が形成されている。
242は各々、フォトリソグラフィ技術などを用いて形成され、それらの境界部
分26に隙間があいていると、透過モードで表示を行う際、そこから光が漏れて
表示品位が低下してしまう。そこで、従来は、透過表示用カラーフィルタ241
と反射表示用カラーフィルタ242との境界部分26には遮光膜230が形成さ
れている。
(0011)
しかしながら、液晶装置において、表示に寄与する光量は、画素100a内において表示光が出射可能な領域の面積によって規定されるので、従来のように、透過表示用カラーフィルタ241と反射表示用カラーフィルタ242との境界部分26を覆うように遮光膜230を形成すると、その分、表示光量が低下し、明るい表示を行えなくなるという問題点がある。
(0012)
しかも、図14(A)に示すように、透過表示領域100cが反射表示領域100bで囲まれたレイアウトになっていると、透過表示用カラーフィルタ241と反射表示用カラーフィルタ242との境界部分26の全長が長いため、遮光膜230の形成領域が長くなって、表示光量の低下が著しい。
(発明の開示)
(発明が解決しようとする課題)
(0013)
半透過反射型液晶装置において、透過表示光は、液晶層50を一度だけ通過して出射されるのに対して、反射表示光は、液晶層50を2度、通過することになるため、透過表示光および反射表示光の双方において、リターデーションΔn・dを最適化することは困難である。従って、反射モードでの表示が視認性のよいものとなるように液晶層50の層厚dを設定すると、透過モードでの表示が犠牲となる一方、透過モードでの表示が視認性のよいものとなるように液晶層50の層厚dを設定すると、反射モードでの表示が犠牲となるという問題点がある。
(0014)
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、まず、画素内に透過表示用カラーフィルタ、およ反射表示用カラーフィルタを形成した場合でも、使用時には十分な光量で画像を表示できる半透過反射型液晶装置、およびそれを用いた電子機器を提供することにある。
(0015)
また、本発明の課題は、透過表示領域、および反射表示領域の双方において液晶層のリターデーションを最適化することのできる半透過反射型液晶装置を用いた電子機器を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
(0016)
上記課題を解決するため、本発明では、複数の画素が設けられ、互いに対向する一対の基板と、前記一対の基板の間に保持された液晶層とを有し、前記画素内の反射層が形成された領域を反射表示領域とし、反射層が形成されていない領域を透過表示領域とする半透過反射型液晶装置において、前記一対の基板のうち一方の基板上の前記反射表示領域に設けられたカラーフィルタの色度域は、前記一方の基板上の前記透過表示領域に設けられたカラーフィルタの色度域よりも狭く、前記反射表示領域に設けられたカラーフィルタの上には、前記反射表示領域における前記液晶層の層厚を前記透過表示領域における前記液晶層の層厚よりも薄くする層厚調整層が形成されていることを特徴とする。
本発明において、前記透過表示領域に設けられたカラーフィルタと前記反射表示領域に設けられたカラーフィルタとの境界部分が前記反射表示領域に位置することことが好ましい。
本発明において、前記層厚調整層は、前記透過表示領域には形成されていないことことが好ましい。
本発明において、前記層厚調整層は、前記反射表示領域に設けられたカラーフィルタと重なる領域に選択的に形成されていることことが好ましい。
本発明において、前記層厚調整層の端部は、前記反射表示領域内に位置していることことが好ましい。
本発明において、前記層厚調整層は、前記反射表示領域で厚く、前記透過表示領域では前記反射表示領域よりも薄く形成されていることことが好ましい。
本発明において、前記層厚調整層において、前記厚く形成された部分と前記薄く形成された部分との境界部分が、前記反射表示領域に位置していることが好ましい。
(0017)
本願明細書における「色度域が広い」とは、例えばCIE1931rgb表色系色度図で表される色三角形の面積が大きいことを指しており、色合いが濃いということに対応している。
(0018)
半透過反射型液晶装置では、それを搭載した機器の待機状態では反射モードのみで表示が行われ、使用時にはバックライトを点灯させて、反射モードに加えて透過モードでも表示を行う。このような使用形態に対応させて、本発明では、透過表示用カラーフィルタと反射表示用カラーフィルタとの境界部分を反射表示領域側に配置したため、透過表示領域には透過表示用カラーフィルタで適正に形成されている。従って、透過表示用カラーフィルタと反射表示用カラーフィルタとの境界部分にカラーフィルタの重なり、あるいはカラーフィルタの隙間があっても、透過モードで表示を行う機器の使用時には、表示した画像にカラーフィルタの境界部分の影響が出ない。それ故、第2の透明基板において、透過表示用カラーフィルタと反射表示用カラーフィルタとの境界部分に遮光膜を形成する必要がないので、画像を十分な光量で表示できる。
(0019)
前記透過表示用カラーフィルタと前記反射表示用カラーフィルタとの境界部分では、前記透過表示用カラーフィルタと前記反射表示用カラーフィルタとが重なっていてもよい。
(0020)
また、前記透過表示用カラーフィルタと前記反射表示用カラーフィルタとの境界部分では、前記透過表示用カラーフィルタと前記反射表示用カラーフィルタとの間に隙間があいていてもよい。透過表示用カラーフィルタと反射表示用カラーフィルタとの境界部分にカラーフィルタの隙間があっても、反射表示領域では、外光が隙間から入射して、カラーフィルタを通らずそのまま隙間から出射されてしまう光量は極めて少ないので、画像の品位にほとんど影響を及ぼさない。
(0021)
前記画素は略長方形の平面形状を有し、前記透過表示領域と前記反射表示領域との境界部分は、前記画素内で直線的に延びて、前記透過表示領域の3辺が前記画素の3辺と重なっていることが好ましい。このように構成すると、透過表示用カラーフィルタと反射表示用カラーフィルタとの境界部分を短くできるので、境界部分の影響を抑えることができる。
(0022)
前記透過表示領域と前記反射表示領域との境界部分は、前記画素の短辺に平行に延びていることが好ましい。このように構成すると、透過表示用カラーフィルタと反射表示用カラーフィルタとの境界部分を最短にできるので、境界部分の影響を抑えることができる。
(0023)
前記反射表示用カラーフィルタは、前記透過表示用カラーフィルタよりも厚く形成されていることにより、前記反射表示領域における前記液晶層の層厚が前記透過表示領域における前記液晶層の層厚よりも薄くなっていることが好ましい。このように構成すると、新たな層を追加しなくても、反射表示領域における液晶層の層厚を透過表示領域における液晶層の層厚よりも薄くできる。このため、透過表示光は、液晶層を一度だけ通過して出射されるのに対して、反射表示光は、液晶層を2度、通過することになっても、透過表示光および反射表示光の双方において、リターデーションΔn・dを最適化することができる。
(0024)
前記第1の透明基板および前記第2の透明基板のうちの少なくとも一方の表面側には、前記反射表示領域における前記液晶層の層厚を前記透過表示領域における前記液晶層の層厚よりも薄くする層厚調整層が形成されていることが好ましい。このように構成すると、反射表示領域における液晶層の層厚を透過表示領域における液晶層の層厚よりも薄くできるため、透過表示光は、液晶層を一度だけ通過して出射されるのに対して、反射表示光は、液晶層を2度、通過することになっても、透過表示光および反射表示光の双方において、リターデーションΔn・dを最適化することができる。
(0025)
前記層厚調整層は、前記第2の透明基板に形成された透明層であることが好ましい。このように構成すると、層厚調整層を設けても、第1の透明基板に画素スイッチング素子を形成するためのフォトリソグラフィ工程において露光精度が低下しない。それ故、信頼性が高く、かつ、表示品位の高い半透過反射型液晶装置を提供することができる。
(0026)
前記層厚調整層としては、例えば、前記反射表示用カラーフィルタと重なる領域に選択的に形成されている構成を採用できる。この場合、前記層厚調整層の端部は、前記反射表示領域内に位置していることが好ましい。このように構成すると、層厚調整層の端部がテーパ面になっていてそこで液晶層の層厚が適正な値がずれていても、そのようなずれは、透過モードで表示を行う際には画像の品位に影響を及ぼさない。
(0027)
前記層厚調整層としては、前記反射表示領域で厚く、前記透過表示領域では前記反射表示領域よりも薄く形成されている構成であってもよい。この場合、前記層厚調整層は、前記反射表示領域で厚く形成された部分と、前記透過表示領域で薄く形成された部分との境界部分が前記反射表示領域内に位置していることが好ましい。このように構成すると、層厚調整層の厚い部分と薄い部分がテーパ状の段差になっていてそこで液晶層の層厚が適正な値がずれていても、そのようなずれは、透過モードで表示を行う際には画像の品位に影響を及ぼさない。
(0028)
前記第1の透明基板および前記第2の透明基板のうちの少なくとも一方の表面側には、一方の基板から突出して他方の基板に当接することにより前記第1の透明基板と前記第2の透明基板との基板間隔を規定する柱状突起が形成されていることが好ましい。カラーフィルタの厚さバランス、あるいは層厚調整層の形成によって、第1の透明基板側あるいは第2の透明基板側に凹凸が形成されたとしても、第1の透明基板側あるいは第2の透明基板側に形成した柱状突起によって基板間隔を制御するのであれば、ギャップ材を散布する必要がない。このため、第1の透明基材が板と第2の透明基板との間において、層厚調整層に起因する凹凸のうち、凹部にギャップ材が転がり込んでしまうことが原因で起こる基板間隔のばらつきが発生せず、リターデーションΔn・dを最適な状態に保持することができる。それ故、品位の高い表示を行うことができる。
た電子機器の表示装置として用いることができる。
各図では、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や
各部材毎に縮尺を異ならしめてある。
(半透過反射型液晶装置の基本的な構成)
図1は、本発明を適用した半透過反射型液晶装置を各構成要素とともに対向基
板の側から見た平面図であり、図2は、図1のH−H′断面図である。図3は、
半透過反射型液晶装置の画像表示領域においてマトリクス状に形成された複数の
画素における各種素子、配線等の等価回路図である。なお、本形態の説明に用い
た各図では、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層
や各部材毎に縮尺を異ならしめてある。
52によって貼り合わされたTFTアレイ基板10(第1の透明基板)と対向基
板20(第2の透明基板)との間に、電気光学物質としての液晶層50が保持さ
れており、シール材52の形成領域の内側領域には、遮光性材料からなる周辺見
切り53が形成されている。シール材52の外側の領域には、データ線駆動回路
101、および実装端子102がTFTアレイ基板10の一辺に沿って形成され
ており、この一辺に隣接する2辺に沿って走査線駆動回路104が形成されてい
る。TFTアレイ基板10の残る一辺には、画像表示領域の両側に設けられた走
査線駆動回路104の間をつなぐための複数の配線105が設けられており、更
に、周辺見切り53の下などを利用して、プリチャージ回路や検査回路が設けら
れることもある。また、対向基板20のコーナー部の少なくとも1箇所において
は、TFTアレイ基板10と対向基板20との間で電気的導通をとるための上下
導通材106が形成されている。また、データ線駆動回路101、及び走査線駆
動回路104等は、シール材52と重なってもよいし、シール材52の内側領域
に形成されてもよい。
板10の上に形成する代わりに、たとえば、駆動用LSIが実装されたTAB(
テープ オートメイテッド、ボンディング)基板をTFTアレイ基板10の周辺
部に形成された端子群に対して異方性導電膜を介して電気的および機械的に接続
するようにしてもよい。また、半透過反射型液晶装置100では、使用する液晶
層50の種類、すなわち、TN(ツイステッドネマティック)モード、STN(
スーパーTN)モード等々の動作モードや、ノーマリホワイトモード/ノーマリ
ブラックモードの別に応じて、偏光フィルム、位相差フィルム、偏光板などが所
定の向きに配置されるが、ここでは図示を省略してある。
述するように、対向基板20において、TFTアレイ基板10の各画素電極9a
に対向する領域にはR、G、Bの各色のカラーフィルタが形成されている。
図3に示すように、複数の画素100aがマトリクス状に構成されているととも
に、これらの画素100aの各々には、画素電極9a、およびこの画素電極9a
を駆動するための画素スイッチング用のTFT30が形成されており、画素信号
S1、S2・・・Snを供給するデータ線6aが当該TFT30のソースに電気
的に接続されている。データ線6aに書き込む画素信号S1、S2・・・Snは
、この順に線順次に供給しても構わないし、相隣接する複数のデータ線6a同士
に対して、グループ毎に供給するようにしてもよい。また、TFT30のゲート
には走査線3aが電気的に接続されており、所定のタイミングで、走査線3aに
パルス的に走査信号G1、G2・・・Gmをこの順に線順次で印加するように構
成されている。画素電極9aは、TFT30のドレインに電気的に接続されてお
り、スイッチング素子であるTFT30を一定期間だけそのオン状態とすること
により、データ線6aから供給される画素信号S1、S2・・・Snを各画素に
所定のタイミングで書き込む。このようにして画素電極9aを介して液晶に書き
込まれた所定レベルの画素信号S1、S2、・・・Snは、図2に示す対向基板
20の対向電極21との間で一定期間保持される。
変化することにより、光を変調し、階調表示を可能にする。ノーマリーホワイト
モードであれば、印加された電圧に応じて入射光がこの液晶層50の部分を通過
する光量が低下し、ノーマリーブラックモードであれば、印加された電圧に応じ
て入射光がこの液晶層50の部分を通過する光量が増大していく。その結果、全
体として半透過反射型液晶装置100からは画素信号S1、S2、・・・Snに
応じたコントラストを持つ光が出射される。
に、画素電極9aと対向電極との間に形成される液晶容量と並列に蓄積容量60
を付加することがある。例えば、画素電極9aの電圧は、ソース電圧が印加され
た時間よりも3桁も長い時間だけ蓄積容量60により保持される。これにより、
電荷の保持特性は改善され、コントラスト比の高い半透過反射型液晶装置100
が実現できる。なお、蓄積容量60を形成する方法としては、図3に例示するよ
うに、蓄積容量60を形成するための配線である容量線3bとの間に形成する場
合、あるいは前段の走査線3aとの間に形成する場合もいずれであってもよい。
図4は、本形態の半透過反射型液晶装置に用いたTFTアレイ基板の相隣接す
る複数の画素群の平面図である。図5(A)、(B)は、半透過反射型液晶装置
において画素に反射表示領域と透過表示領域とが構成されている様子を模式的に
示す説明図、および画素の一部を図4のC−C′線に相当する位置で切断したと
きの断面図である。
um Tin Oxide)膜からなる画素電極9a(第1の透明電極)がマト
リクス状に形成されており、これら各画素電極9aに対して画素スイッチング用
のTFT30がそれぞれ接続している。また、画素電極9aの縦横の境界に沿っ
て、データ線6a、走査線3a、および容量線3bが形成され、TFT30は、
データ線6aおよび走査線3aに対して接続している。すなわち、データ線6a
は、コンタクトホールを介してTFT30の高濃度ソース領域1dに電気的に接
続し、走査線3aは、その突出部分がTFT30のゲート電極を構成している。
なお、蓄積容量60は、画素スイッチング用のTFT30を形成するための半導
体膜1の延設部分1fを導電化したものを下電極とし、この下電極41に容量線
3bが上電極として重なった構造になっている。
示すように、TFTアレイ基板10の基体たる透明な基板10′の表面に、厚さ
が300nm〜500nmのシリコン酸化膜(絶縁膜)からなる下地保護膜11
が形成され、この下地保護膜11の表面には、厚さが30nm〜100nmの島
状の半導体膜1aが形成されている。半導体膜1aの表面には、厚さが約50〜
150nmのシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜2が形成され、このゲート絶
縁膜2の表面に、厚さが300nm〜800nmの走査線3aが形成されている
。半導体膜1aのうち、走査線3aに対してゲート絶縁膜2を介して対峙する領
域がチャネル領域1a′になっている。このチャネル領域1a′に対して一方側
には、低濃度ソース領域1bおよび高濃度ソース領域1dを備えるソース領域が
形成され、他方側には低濃度ドレイン領域1cおよび高濃度ドレイン領域1eを
備えるドレイン領域が形成されている。
mのシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜4が形成され、この層間絶縁膜4の表面
には、厚さが100nm〜300nmのシリコン窒化膜からなる表面保護膜(図
示せず)が形成されることがある。層間絶縁膜4の表面には、厚さが300nm
〜800nmのデータ線6aが形成され、このデータ線6aは、層間絶縁膜4に
形成されたコンタクトホールを介して高濃度ソース領域1dに電気的に接続して
いる。層間絶縁膜4の表面にはデータ線6aと同時形成されたドレイン電極6b
が形成され、このドレイン電極6bは、層間絶縁膜4に形成されたコンタクトホ
ールを介して高濃度ドレイン領域1eに電気的に接続している。
のパターンで形成され、この凹凸形成層13aの表面には、第2の感光性樹脂か
らなる上層絶縁膜7aが形成されている。また、上層絶縁膜7aの表面には、ア
ルミニウム膜などからなる光反射膜8aが形成されている。従って、光反射膜8
aの表面には、凹凸形成層13aの凹凸が上層絶縁膜7aを介して反映されて、
凹部8cおよび凸部8bからなる凹凸パターン8gが形成されている。
素100aの一対の短辺のうち、一方の短辺側のみに形成され、他方の短辺側は
、光反射層8aが形成されていない光透過窓8dになっている。このため、略長
方形の画素100aは、光反射層8aが形成されている一方の短辺側が反射表示
領域100bとなっており、光透過窓8dとなっている他方の短辺側は、透過表
示領域100cになっている。言い換えれば、透過表示領域100cと反射表示
領域100bとの境界部分27は、画素100a内で短辺に平行に直線的に延び
て透過表示領域100cの3辺は、画素100aの3辺と重なっている。
9aが形成されている。画素電極9aは、光反射膜8aの表面に直接、積層され
、画素電極9aと光反射膜8aとは電気的に接続されている。また、画素電極9
aは、感光性樹脂層7aおよび層間絶縁膜4に形成されたコンタクトホールを介
してドレイン電極6bに電気的に接続している。
。この配向膜12は、ポリイミド膜に対してラビング処理が施された膜である。
ート絶縁膜2と同時形成された絶縁膜(誘電体膜)を介して容量線3bが上電極
として対向することにより、蓄積容量60が構成されている。
ース領域1b、および低濃度ドレイン領域1cに相当する領域に不純物イオンの
打ち込みを行わないオフセット構造を有していてもよい。また、TFT30は、
ゲート電極(走査線3aの一部)をマスクとして高濃度で不純物イオンを打ち込
み、自己整合的に高濃度のソースおよびドレイン領域を形成したセルフアライン
型のTFTであってもよい。
ン領域の間に1個のみ配置したシングルゲート構造としたが、これらの間に2個
以上のゲート電極を配置してもよい。この際、各々のゲート電極には同一の信号
が印加されるようにする。このようにデュアルゲート(ダブルゲート)、あるい
はトリプルゲート以上でTFT30を構成すれば、チャネルとソース−ドレイン
領域の接合部でのリーク電流を防止でき、オフ時の電流を低減することが出来る
。これらのゲート電極の少なくとも1個をLDD構造或いはオフセット構造にす
れば、さらにオフ電流を低減でき、安定したスイッチング素子を得ることができ
る。
ャップ材5によって基板間隔が規定されている。
対向基板20では、TFTアレイ基板10に形成されている画素電極9aの縦
横の境界部分と対向する領域にブラックマトリクス、あるいはブラックストライ
プなどと称せられる遮光膜23が形成され、その上層側には、ITO膜からなる
対向電極21(第2の電極)が形成されている。対向電極21の上層側には、ポ
リイミド膜からなる配向膜22が形成され、この配向膜22は、ポリイミド膜に
対してラビング処理が施された膜である。
域にR、G、Bのカラーフィルタが1μm〜数μmの厚さに形成されている。但
し、半透過反射型液晶装置100では、反射モードでの表示と透過モードでの表
示が行われる際、透過表示光は、矢印LBで示すように、カラーフィルタを一度
だけ通過して出射されるのに対して、反射表示光は、矢印LAで示すように、カ
ラーフィルタを2度、通過することになる。このため、本形態では、対向基板2
0の表面のうち、光反射膜8aが形成されている反射表示領域100bには、色
度域の狭い反射表示用カラーフィルタ242が形成されている一方、透過窓8d
が形成されている透過表示領域100cには、色度域の広い透過表示用カラーフ
ィルタ242が形成されている。
表示領域100bとなっており、光透過窓8dとなっている他方の短辺側は、透
過表示領域100cになっているので、反射表示用カラーフィルタ242と透過
表示用カラーフィルタ242との境界部分26は、画素100aの短辺と平行に
延びている。
の境界部分26は、反射表示領域100bと透過表示領域100cとの境界部分
27からずれて反射表示領域100bの側に配置されている。ここで、反射表示
用カラーフィルタ242と透過表示用カラーフィルタ242との境界部分26に
ついては、従来、遮光膜が形成されていたが、本形態では、このような遮光膜は
形成されていない。
23を形成した後、フォトリソグラフィ技術、フレキソ印刷法、あるいはインク
ジェット法を利用して、反射表示用カラーフィルタ242、および透過表示用カ
ラーフィルタ242を形成し、しかる後に、対向電極21および配向膜22を形
成することによって製造できる。
このような構成の半透過反射型液晶装置100を搭載した電子機器では、待機
時には、矢印LAで示す反射表示光を利用した反射モードで表示が行われる一方
、使用時には、バックライトを点灯させて、反射モードに加えて、矢印LBで示
す透過表示光を利用した透過モードでの表示も行われる。
41と反射表示用カラーフィルタ242との境界部分26を反射表示領域100
b側に配置してある。このめ、透過表示領域100cにはカラーフィルタの境界
部分26がかかっておらず、透過表示用カラーフィルタ241が適正に形成され
ている。従って、たとえ、透過表示用カラーフィルタ241と反射表示用カラー
フィルタ242との境界部分26にカラーフィルタ241、242の重なり、あ
るいはカラーフィルタ241、242の隙間があっても、反射モードに加えて透
過モードでも表示を行う使用時には、表示した画像にカラーフィルタの境界部分
26の影響が出ない。それ故、対向基板20において、透過表示用カラーフィル
タ241と反射表示用カラーフィルタ242との境界部分26に遮光膜を形成す
る必要がないので、画像を十分な光量で表示できる。
界部分27は、画素100a内で短辺に平行、かつ、直線的に延びて透過表示領
域100bの3辺が画素100aの3辺と重なっている。このため、透過表示用
カラーフィルタ241と反射表示用カラーフィルタと242の境界部分26を最
短にできるので、着色が不安定な境界部分26の影響を最小限に抑えることがで
きる。
図6(A)、(B)はそれぞれ、本発明の実施の形態2の半透過反射型液晶装
置の画素に反射表示領域と透過表示領域とが構成されている様子を模式的に示す
説明図、および画素の一部を図4のC−C′線に相当する位置で切断したときの
断面図である。なお、本形態、および以下に説明するいずれの形態においても、
基本的な構成が実施の形態1と同様である。従って、共通する部分には同一の符
号を付してそれらの説明を省略し、各形態の特徴点である対向基板の構成のみを
説明する。
20の表面のうち、光反射膜8aが形成されている反射表示領域100bには、
色度域の狭い反射表示用カラーフィルタ242が形成されている一方、透過窓8
dが形成されている透過表示領域100cには、色度域の広い透過表示用カラー
フィルタ242が形成されている。画素100aは、光反射層8aが形成されて
いる一方の短辺側が反射表示領域100bとなっており、光透過窓8dとなって
いる他方の短辺側は、透過表示領域100cになっているので、反射表示用カラ
ーフィルタ242と透過表示用カラーフィルタ242との境界部分26は、画素
100aの短辺と平行に直線的に延びている。
ルタ242との境界部分26については、反射表示領域100bと透過表示領域
100cとの境界部分27からずれて反射表示領域100bの側に配置されてい
る。
ラーフィルタ242とが境界部分26で重ならないように、かつ、隙間が発生し
ないように形成されていたが、本形態では、境界部分26では、反射表示用カラ
ーフィルタ242と透過表示用カラーフィルタ242とが部分的に重なっている
。
の境界部分26については、従来、遮光膜が形成されていたが、本形態では、こ
のような遮光膜は形成されていない。
ルタ242と透過表示用カラーフィルタ242との境界部分26については、反
射表示領域100bと透過表示領域100cとの境界部分27からずれて反射表
示領域100bの側に配置され、かつ、この境界部分26では、反射表示用カラ
ーフィルタ242と透過表示用カラーフィルタ242とが部分的に重なっている
。このため、待機時に、矢印LAで示す反射表示光を利用した反射モードで表示
を行う際、光漏れが一切、発生しない。
の境界部分26を反射表示領域100b側に配置したため、透過表示領域100
cにはカラーフィルタの境界部分26がかかっておらず、透過表示用カラーフィ
ルタ241が適正に形成されている。従って、たとえ、反射表示領域100bに
おいて、透過表示用カラーフィルタ241と反射表示用カラーフィルタ242と
の境界部分26でカラーフィルタ241、242の重なりがあっても、反射モー
ドに加えて透過モードでも表示を行う使用時には、表示した画像にカラーフィル
タの境界部分26の影響が出ない。それ故、対向基板20において、透過表示用
カラーフィルタ241と反射表示用カラーフィルタ242との境界部分26に遮
光膜を形成する必要がないので、画像を十分な光量で表示できる。
図7(A)、(B)はそれぞれ、本発明の実施の形態3の半透過反射型液晶装
置の画素に反射表示領域と透過表示領域とが構成されている様子を模式的に示す
説明図、および画素の一部を図4のC−C′線に相当する位置で切断したときの
断面図である。
20の表面のうち、光反射膜8aが形成されている反射表示領域100bには、
色度域の狭い反射表示用カラーフィルタ242が形成されている一方、透過窓8
dが形成されている透過表示領域100cには、色度域の広い透過表示用カラー
フィルタ242が形成されている。画素100aは、光反射層8aが形成されて
いる一方の短辺側が反射表示領域100bとなっており、光透過窓8dとなって
いる他方の短辺側は、透過表示領域100cになっているので、反射表示用カラ
ーフィルタ242と透過表示用カラーフィルタ242との境界部分26は、画素
100aの短辺と平行に直線的に延びている。
ルタ242との境界部分26については、反射表示領域100bと透過表示領域
100cとの境界部分27からずれて反射表示領域100bの側に配置されてい
る。
ラーフィルタ242とが境界部分26で重ならないように、かつ、隙間が発生し
ないように形成されていたが、本形態では、境界部分26では、反射表示用カラ
ーフィルタ242と透過表示用カラーフィルタ242との間に隙間28が空いて
いる。
の境界部分26については、従来、遮光膜が形成されていたが、本形態では、こ
のような遮光膜は形成されていない。
ルタ242と透過表示用カラーフィルタ242との境界部分26については、反
射表示領域100bと透過表示領域100cとの境界部分27からずれて反射表
示領域100bの側に配置され、かつ、この境界部分26では、反射表示用カラ
ーフィルタ242と透過表示用カラーフィルタ242との間に隙間28があいて
いる。それでも、待機時に、矢印LAで示す反射表示光を利用した反射モードで
表示を行う際、外光が隙間28から入射して、カラーフィルタ242を通らずそ
のまま隙間28から出射されてしまう光量は極めて少ないので、画像の品位にほ
とんど影響を及ぼさない。
の境界部分26を反射表示領域100b側に配置したため、透過表示領域100
cにはカラーフィルタの境界部分26がかかっておらず、透過表示用カラーフィ
ルタ241が適正に形成されている。従って、たとえ、反射表示領域100bに
おいて、透過表示用カラーフィルタ241と反射表示用カラーフィルタ242と
の境界部分26でカラーフィルタ241、242の間に隙間28があっても、隙
間28からの光漏れがほとんどないので、反射モードに加えて透過モードでも表
示を行う使用時には、表示した画像にカラーフィルタの境界部分26の影響が出
ない。それ故、対向基板20において、透過表示用カラーフィルタ241と反射
表示用カラーフィルタ242との境界部分26に遮光膜を形成する必要がないの
で、画像を十分な光量で表示できる。
界部分27は、画素100a内で短辺に平行、かつ、直線的に延びて透過表示領
域100bの3辺が画素100aの3辺と重なっている。このため、透過表示用
カラーフィルタ241と反射表示用カラーフィルタと242の境界部分26を最
短にできるので、着色が不安定な境界部分26の影響を最小限に抑えることがで
きる。
図8(A)、(B)はそれぞれ、本発明の実施の形態4の半透過反射型液晶装
置の画素に反射表示領域と透過表示領域とが構成されている様子を模式的に示す
説明図、および画素の一部を図4のC−C′線に相当する位置で切断したときの
断面図である。
20の表面のうち、光反射膜8aが形成されている反射表示領域100bには、
色度域の狭い反射表示用カラーフィルタ242が形成されている一方、透過窓8
dが形成されている透過表示領域100cには、色度域の広い透過表示用カラー
フィルタ242が形成されている。また、画素100aは、光反射層8aが形成
されている一方の短辺側が反射表示領域100bとなっており、光透過窓8dと
なっている他方の短辺側は、透過表示領域100cになっているので、反射表示
用カラーフィルタ242と透過表示用カラーフィルタ242との境界部分26は
、画素100aの短辺と平行に延びている。
透過表示用カラーフィルタ242との境界部分26については、反射表示領域1
00bと透過表示領域100cとの境界部分27からずれて反射表示領域100
bの側に配置されている。ここで、境界部分26では、反射表示用カラーフィル
タ242と透過表示用カラーフィルタ242との間に隙間28が空いている。
の境界部分26については、従来、遮光膜が形成されていたが、本形態では、こ
のような遮光膜は形成されていない。
い色材が用いられ、反射表示用カラーフィルタ242には、色度域は狭いが分厚
い色材が用いられている。このため、反射表示領域100bにおける液晶層50
の層厚dは、透過表示領域100cにおける液晶層50の層厚dよりもかなり薄
い。
て、TFTアレイ基板10と対向基板20との間隔が規定され、TFTアレイ基
板10と対向基板20との間にギャップ材が散布されていない。
示す反射表示光を利用した反射モードで表示を行う際、外光が隙間28から入射
してそのまま隙間28から出射されてしまう光量は極めて少ないので、画像の品
位にほとんど影響を及ぼさないなど、実施の形態3と同様な効果を奏する。
ルタ242との厚さを変えて、反射表示領域100bにおける液晶層50の層厚
dを透過表示領域100cにおける液晶層50の層厚dよりもかなり薄くしてあ
る。従って、透過表示光は、液晶層50を一度だけ通過して出射されるのに対し
て、反射表示光は、液晶層50を2度、通過することになるが、本形態では、透
過表示光および反射表示光の双方において、リターデーションΔn・dを最適化
することができるので、品位の高い表示を行うことができる。
レイ基板10と対向基板20との間隔が規定され、TFTアレイ基板10と対向
基板20との間にギャップ材が散布されていないため、対向基板20に層厚調整
層25に起因する凹凸があっても、ギャップ材がその凹部に溜まって機能しない
という不具合が発生しない。それ故、TFTアレイ基板10と対向基板20との
間隔が精度よく規定され、リターデーションΔn・dが最適化されているので、
品位の高い表示を行うことができる。
図9(A)、(B)はそれぞれ、本発明の実施の形態5の半透過反射型液晶装
置の画素に反射表示領域と透過表示領域とが構成されている様子を模式的に示す
説明図、および画素の一部を図4のC−C′線に相当する位置で切断したときの
断面図である。
20の表面のうち、光反射膜8aが形成されている反射表示領域100bには、
色度域の狭い反射表示用カラーフィルタ242が形成されている一方、透過窓8
dが形成されている透過表示領域100cには、色度域の広い透過表示用カラー
フィルタ242が形成されている。また、画素100aは、光反射層8aが形成
されている一方の短辺側が反射表示領域100bとなっており、光透過窓8dと
なっている他方の短辺側は、透過表示領域100cになっているので、反射表示
用カラーフィルタ242と透過表示用カラーフィルタ242との境界部分26は
、画素100aの短辺と平行に延びている。
ルタ242との境界部分26については、反射表示領域100bと透過表示領域
100cとの境界部分27からずれて反射表示領域100bの側に配置されてい
る。ここで、境界部分26では、反射表示用カラーフィルタ242と透過表示用
カラーフィルタ242との間に隙間28が空いている。
の境界部分26については、従来、遮光膜が形成されていたが、本形態では、こ
のような遮光膜は形成されていない。
42と対向電極21との層間にアクリル樹脂あるいはポリイミド樹脂などの透明
層からなる層厚調整層25が2μmから4μmの厚さで形成されている。このた
め、反射表示領域100bにおける液晶層50の層厚dは、透過表示領域100
cにおける液晶層50の層厚dよりも薄い。ここで、層厚調整層25の端部25
0は、テーパ面になっているが、このようなテーパ状の端部250は、反射表示
領域100b内に位置している。
μmの柱状突起40によって、TFTアレイ基板10と対向基板20との間隔が
規定され、TFTアレイ基板10と対向基板20との間にギャップ材が散布され
ていない。
示す反射表示光を利用した反射モードで表示を行う際、外光が隙間28から入射
してそのまま隙間28から出射されてしまう光量は極めて少ないので、画像の品
位にほとんど影響を及ぼさないなど、実施の形態3と同様な効果を奏する。
域100bにおける液晶層50の層厚dを透過表示領域100cにおける液晶層
50の層厚dよりもかなり薄くしてある。従って、透過表示光および反射表示光
の双方において、リターデーションΔn・dを最適化することができるので、品
位の高い表示を行うことができる。
では液晶層50の層厚が適正な値がずれているが、このような端部250は、反
射表示領域100b内に位置しているので、そのような層厚のずれは、透過モー
ドで表示を行う際には画像の品位に影響を及ぼさない。
されない方の基板に対して層厚調整層25を形成して、反射表示領域100bに
おける液晶層50の層厚dを透過表示領域100cにおける液晶層50の層厚d
よりも薄くしている。このため、層厚調整層25を設けても、TFTアレイ基板
10にTFT30を形成するためのフォトリソグラフィ工程において露光精度が
低下しない。それ故、信頼性が高く、かつ、表示品位の高い半透過反射型液晶装
置100を提供することができる。
レイ基板10と対向基板20との間隔が規定され、TFTアレイ基板10と対向
基板20との間にギャップ材が散布されていないため、対向基板20に層厚調整
層25に起因する凹凸があっても、ギャップ材がその凹部に溜まって機能しない
という不具合が発生しない。それ故、TFTアレイ基板10と対向基板20との
間隔が精度よく規定され、リターデーションΔn・dが最適化されているので、
品位の高い表示を行うことができる。
図10(A)、(B)はそれぞれ、本発明の実施の形態6の半透過反射型液晶
装置の画素に反射表示領域と透過表示領域とが構成されている様子を模式的に示
す説明図、および画素の一部を図4のC−C′線に相当する位置で切断したとき
の断面図である。
板20の表面のうち、光反射膜8aが形成されている反射表示領域100bには
、色度域の狭い反射表示用カラーフィルタ242が形成されている一方、透過窓
8dが形成されている透過表示領域100cには、色度域の広い透過表示用カラ
ーフィルタ242が形成されている。画素100aは、光反射層8aが形成され
ている一方の短辺側が反射表示領域100bとなっており、光透過窓8dとなっ
ている他方の短辺側は、透過表示領域100cになっているので、反射表示用カ
ラーフィルタ242と透過表示用カラーフィルタ242との境界部分26は、画
素100aの短辺と平行に延びている。
ルタ242との境界部分26については、反射表示領域100bと透過表示領域
100cとの境界部分27からずれて反射表示領域100bの側に配置されてい
る。ここで、境界部分26では、反射表示用カラーフィルタ242と透過表示用
カラーフィルタ242との間に隙間28が空いている。
の境界部分26については、従来、遮光膜が形成されていたが、本形態では、こ
のような遮光膜は形成されていない。
ル樹脂あるいはポリイミド樹脂などの透明層からなる層厚調整層25が形成され
、この層厚調整層25は、反射表示領域100bで厚く、透過表示領域100c
で薄い。このため、反射表示領域100bにおける液晶層50の層厚dは、透過
表示領域100cにおける液晶層50の層厚dよりも薄い。ここで、層厚調整層
25には、厚い部分と薄い部分との段差251があるが、このような段差250
は、反射表示領域100b内に位置している。
て、TFTアレイ基板10と対向基板20との間隔が規定され、TFTアレイ基
板10と対向基板20との間にギャップ材が散布されていない。
示す反射表示光を利用した反射モードで表示を行う際、外光が隙間28から入射
してそのまま隙間28から出射されてしまう光量は極めて少ないので、画像の品
位にほとんど影響を及ぼさないなど、実施の形態3と同様な効果を奏する。
域100bにおける液晶層50の層厚dを透過表示領域100cにおける液晶層
50の層厚dよりもかなり薄くしてある。従って、透過表示光および反射表示光
の双方において、リターデーションΔn・dを最適化することができるので、品
位の高い表示を行うことができる。
り、そこでは液晶層50の層厚が適正な値がずれているが、このような段差25
1は、反射表示領域100b内に位置しているので、そのような層厚のずれは、
透過モードで表示を行う際には画像の品位に影響を及ぼさない。
されない方の基板に対して層厚調整層25を形成して、反射表示領域100bに
おける液晶層50の層厚dを透過表示領域100cにおける液晶層50の層厚d
よりも薄くしている。このため、層厚調整層25を設けても、TFTアレイ基板
10にTFT30を形成するためのフォトリソグラフィ工程において露光精度が
低下しない。それ故、信頼性が高く、かつ、表示品位の高い半透過反射型液晶装
置100を提供することができる。
レイ基板10と対向基板20との間隔が規定され、TFTアレイ基板10と対向
基板20との間にギャップ材が散布されていないため、対向基板20に層厚調整
層25に起因する凹凸があっても、ギャップ材がその凹部に溜まって機能しない
という不具合が発生しない。それ故、TFTアレイ基板10と対向基板20との
間隔が精度よく規定され、リターデーションΔn・dが最適化されているので、
品位の高い表示を行うことができる。
実施の形態4、5、6では、実施の形態3に対して各構成を追加した形態にな
っていたが、実施の形態1、2に対して、実施の形態4、5、6で説明した構成
を追加してもよい。
液晶装置に対して、柱状突起40による基板間隔の制御を行った例を説明したが
、TFTアレイ板10に層厚調整層25を形成した液晶装置に対して、柱状突起
40による基板間隔の制御を行ってもよい。
Tを用いた例を説明したが、アクティブ素子としてMIM(Metal Ins
ulator Metal)素子などの薄膜ダイオード素子(TFD素子/Th
in Film Diode素子)を用いた場合も同様である。
このように構成した半透過反射型液晶装置100は、各種の電子機器の表示部
として用いることができるが、その一例を、図11、図12、および図13を参
照して説明する。
器の回路構成を示すブロック図である。
電源回路72、タイミングジェネレータ73、そして液晶装置74を有する。ま
た、液晶装置74は、液晶表示パネル75および駆動回路76を有する。液晶装
置74としては、前述した半透過反射型液晶装置100を用いることができる。
M(Random Access Memory)等といったメモリ、各種ディ
スク等といったストレージユニット、デジタル画像信号を同調出力する同調回路
等を備え、タイミングジェネレータ73によって生成された各種のクロック信号
に基づいて、所定フォーマットの画像信号等といった表示情報を表示情報処理回
路71に供給する。
ローテーション回路、ガンマ補正回路、クランプ回路等といった周知の各種回路
を備え、入力した表示情報の処理を実行して、その画像信号をクロック信号CL
Kと共に駆動回路76へ供給する。電源回路72は、各構成要素に所定の電圧を
供給する。
コンピュータを示している。ここに示すパーソナルコンピュータ80は、キーボ
ード81を備えた本体部82と、液晶表示ユニット83とを有する。液晶表示ユ
ニット83は、前述した半透過反射型液晶装置100を含んで構成される。
る。ここに示す携帯電話機90は、複数の操作ボタン91と、前述した半透過反
射型液晶装置100からなる表示部とを有している。
せて、透過表示用カラーフィルタと反射表示用カラーフィルタとの境界部分を反
射表示領域側に配置したため、透過表示領域には透過表示用カラーフィルタで適
正に形成されている。従って、透過表示用カラーフィルタと反射表示用カラーフ
ィルタとの境界部分にカラーフィルタの重なり、あるいはカラーフィルタの隙間
があっても、反射モードに加えて透過モードでも表示を行う使用時には、表示し
た画像にカラーフィルタの境界部分の影響が出ない。それ故、第2の透明基板に
おいて、透過表示用カラーフィルタと反射表示用カラーフィルタとの境界部分に
遮光膜を形成する必要がないので、画像を十分な光量で表示できる。
2 ゲート絶縁膜
3a 走査線
3b 容量線
4 層間絶縁膜
6a データ線
6b ドレイン電極
7a 上層絶縁膜
8a 光反射膜
8d 光透過窓
8g 光反射膜表面の凹凸パターン
9a 画素電極
10 TFTアレイ基板
11 下地保護膜
13a 凹凸形成層
20 対向基板
21 対向電極
23 遮光膜
25 層厚調整層
26 カラーフィルタの境界部分
27 反射表示領域と透過表示領域との境界部分
28 カラーフィルタの隙間
30 画素スイッチング用のTFT
40 柱状突起
70 液晶
60 蓄積容量
100 半透過反射型液晶装置
100a 画素
100b 反射表示領域
100c 透過表示領域
241 透過表示用カラーフィルタ
242 反射表示用カラーフィルタ
Claims (9)
- 互いに対向する一対の基板と、前記一対の基板の間に保持された液晶層と、複数の画素と、を備え、
前記画素内に、反射層が形成された反射表示領域と、前記反射層が形成されていない透過表示領域とを有する半透過反射型液晶装置において、
前記透過表示領域には一層からなる透過表示用カラーフィルタが形成されており、
前記反射表示領域には反射表示用カラーフィルタが形成されており、
前記反射表示用カラーフィルタの色度域は前記透過表示用カラーフィルタの色度域よりも狭く、
前記一の画素内において、前記透過表示用カラーフィルタと前記反射表示用カラーフィルタとは隣り合い、前記透過表示用カラーフィルタと前記反射表示用カラーフィルタとの境界は前記一の画素内の前記反射表示領域内に位置し、前記透過表示用カラーフィルタと前記反射表示用カラーフィルタとは該境界で重なっており、前記透過表示用カラーフィルタと前記反射表示用カラーフィルタとは前記一の画素内の前記透過表示領域では重なっておらず、前記反射表示用カラーフィルタは、該境界と対向している前記一の画素の前記反射表示領域側の端部まで該境界から延在しており、
前記反射表示領域に設けられたカラーフィルタの上には、前記反射表示領域における前記液晶層の層厚を前記透過表示領域における前記液晶層の層厚よりも薄くする層厚調整層が形成されていることを特徴とする半透過反射型液晶装置。 - 互いに対向する一対の基板と、前記一対の基板の間に保持された液晶層と、複数の画素と、を備え、
前記画素内に、反射層が形成された反射表示領域と、前記反射層が形成されていない透過表示領域とを有する半透過反射型液晶装置において、
前記透過表示領域には一層からなる透過表示用カラーフィルタが形成されており、
前記反射表示領域には反射表示用カラーフィルタが形成されており、
前記反射表示用カラーフィルタの色度域は前記透過表示用カラーフィルタの色度域よりも狭く、
前記一の画素内において、前記透過表示用カラーフィルタの端部と前記反射表示用カラーフィルタの端部とが、前記一の画素内の前記反射表示領域内で部分的に重なっており、前記透過表示用カラーフィルタと前記反射表示用カラーフィルタとは前記一の画素内の前記透過表示領域では重っておらず、前記反射表示用カラーフィルタは、前記一の画素内の前記透過表示用カラーフィルタと前記反射表示用カラーフィルタとの境界から、該境界と対向している前記一の画素の前記反射表示領域側の端部まで延在しており、
前記反射表示領域に設けられたカラーフィルタの上には、前記反射表示領域における前記液晶層の層厚を前記透過表示領域における前記液晶層の層厚よりも薄くする層厚調整層が形成されていることを特徴とする半透過反射型液晶装置。
- 互いに対向する一対の基板と、前記一対の基板の間に保持された液晶層と、複数の画素と、を備え、
前記画素内に、反射層が形成された反射表示領域と、前記反射層が形成されていない透過表示領域とを有する半透過反射型液晶装置において、
前記透過表示領域には少なくとも透過表示用カラーフィルタが形成されており、
前記反射表示領域には少なくとも反射表示用カラーフィルタが形成されており、
前記反射表示用カラーフィルタの色度域は前記透過表示用カラーフィルタの色度域よりも狭く、
前記一の画素内において、前記透過表示用カラーフィルタと前記反射表示用カラーフィルタとの間に、前記透過表示用カラーフィルタ及び前記反射表示用カラーフィルタのいずれも形成されていない隙間が設けられており、該隙間は前記反射表示領域内に位置し、前記反射表示用カラーフィルタは、該隙間と対向している前記一の画素の前記反射表示領域側の端部まで該隙間から延在しており、
前記反射表示領域に設けられたカラーフィルタの上には、前記反射表示領域における前記液晶層の層厚を前記透過表示領域における前記液晶層の層厚よりも薄くする層厚調整層が形成されていることを特徴とする半透過反射型液晶装置。 - 前記層厚調整層は、前記透過表示領域には形成されていないことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の半透過反射型表示装置。
- 前記層厚調整層は、前記反射表示領域に設けられたカラーフィルタと重なる領域に選択的に形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の半透過反射型表示装置。
- 前記層厚調整層の端部は、前記反射表示領域内に位置していることを特徴とする請求項5に記載の半透過反射型表示装置。
- 前記層厚調整層は、前記反射表示領域で厚く、前記透過表示領域では前記反射表示領域よりも薄く形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の半透過反射型液晶装置。
- 前記層厚調整層において、前記厚く形成された部分と前記薄く形成された部分との境界部分が、前記反射表示領域に位置していることを特徴とする請求項7に記載の半透過反射型液晶装置。
- 請求項1ないし8のいずれか1項に規定する半透過反射型液晶装置を表示部に備えることを特徴とする電子機器。
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2006
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