JP4073112B2 - キャップ取り出し装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、盗用防止保証機能付きキャップに対するキャッパのキャップ取り出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、回転軸に固定されたキャップ取出用ホイールと、該キャップ取出用ホイールの外周に設けられたキャップ支持部とを備え、該キャップ支持部によりシュートからのキャップを受け取り、キャッパへ受け渡すキャップ取出装置において、該キャップ支持部を、キャップの底面と側面を支持する段部とすると共に、該キャップ支持部に支持されたキャップを外側からガイドするキャップガイドを、キャップ取出用ホイールと分離して固設したキャップ取出装置(特開平9−40080号公報参照)が存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のキャップ取出装置は、盗用防止保証機能付きキャップを取り扱う場合、特に最近は高速機が要望されているので、キャップシュートから供給されるキャップを支持部でキャッパに受け渡していたため、キャップを保持する支持部では、盗用防止保証機能用のリングバンド部分をガイドで支持して送り出すことになるので、キャップシュートから取り出す時にキャップのリングバンド部が破損するという問題があった。
【0004】
本発明は、この事情に鑑み、キャップシュートから供給されてくるキャップを受け取るキャップ受け取り用ホイール型キャップディスクと、キャップ受け取り用ホイール型キャップディスクから蹴り出されたキャップを受け取るキャップ供給用ホイール型キャップディスクをキャッパの前に設置することにより、2つのスターホイールを構成し、キャップシュートより供給されるキャップをキャップ受け取り用ホイール型キャップディスクで搬送し、このキャップ受け取り用ホイール型キャップディスクにおいてはキャップの強度の弱い部分である盗用防止保証機能用のリングバンド以外の部分をガイドできるようにし、また、キャップ受け取り用ホイール型キャップディスクと同期して回転するキャップ供給用ホイール型キャップディスクを有し、このキャップ供給用ホイール型キャップディスクにはキャップの強度の弱い部分である盗用防止保証機能用のリングバンド部分をガイドして搬送できるようにすることによって、キャップの受け取り位置と取り出し位置でのガイド高さを変えることによりキャップを受け渡すためのチャックでの把持を行い易くしたキャップ取り出し装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために、キャップシュートから供給される盗用防止保証機能付きキャップを受け取り、キャッパに供給するキャップ取り出し装置において、キャップ取り出し装置をキャップ受け取り用ホイール型キャップディスクとキャップ供給用ホイール型キャップディスクで構成し、キャップ受け取り用ホイール型キャップディスクに設けられたキャップ支持部材と当該支持部材で支持されたキャップの支持対向面をガイドする外側ガイドを、キャップ受け取り位置においてキャップ側面下方の盗用防止保証機能用リングバンドより上方に当接するように設け、キャップ供給用ホイール型キャップディスクに設けられたキャップ支持部材と当該支持部材で支持されたキャップの支持対向面をガイドする外側ガイドを、キャップ取り出し位置において前記キャップ受け取り位置での当接高さより低い位置で当接するように設けるという技術手段を採用した。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は、キャップソータからキャップシュートを介してキャップ受け取り用ホイール型キャップディスクにより移送されてくるキャップを等間隔でキャップ供給用ホイール型キャップディスクへ搬送するキャップ取り出し装置で、回転軸に固定されたキャップの底面と側面を支持するキャップ支持部を外周に設けたキャップ受け取り用ホイール型キャップディスクと、該キャップ支持部に保持されて搬送されるキャップをキャップ受け取り用ホイール型キャップディスクに確実に保持したまま搬送できるようにキャップ受け取り用ホイール型キャップディスクの外側の適宣部位にキャップをガイドする外側ガイドが設けられている。この外側ガイドは丈夫なキャップの中間部をガイドする。そして、このキャップ受け取り用ホイール型キャップディスクと同期してキャップ供給用ホイール型キャップディスクを設け、キャップを円滑に受け渡し、このキャップ供給用ホイール型キャップディスクの外周部にキャップをガイドする外側ガイドが設けられている。この外側ガイドは、キャップ受け取り位置とキャッパへのキャップ取り出し位置の近辺は強度の弱いリングバンド部をガイドするように薄くして、キャップの受け取り位置と取り出し位置でのガイド高さを変えることによりキャッパの受け渡し用チャックが掴み易いように構成されている。
【0007】
【実施例】
次に本発明の一実施例を添付図面で詳細に説明する。図1は、本発明のキャップ取り出し装置の概略平面図である。
【0008】
先ず、本発明の全体像を概略説明する。
キャップソータからキャップシュート1を介してキャップ受け取り用ホイール型キャップディスク2により移送されてくるキャップ12は前記キャップ受け取り用ホイール型キャップディスク2と同期して1個ずつ等間隔でキャップ供給用ホイール型キャップディスク3へ搬送される。キャップ供給用ホイール型キャップディスク3からチャック等を介してキャッパ6に受け渡され、キャッピングされる。この際、容器は搬送コンベヤ4から入口スターホイール5を介してキャッパ6に送られキャッピングされ、出口スターホイール7から排出コンベヤ8を介して移送されるものである。
【0009】
次に、図2、図3に基づいて本願発明を詳細に説明すると、キャップ受け取り用ホイール型キャップディスク用回転軸9が回転可能に設けられており、図示しない駆動源に接続されている。キャップ受け取り用ホイール型キャップディスク2はキャップ受け取り用ホイール型キャップディスク用回転軸9に嵌合固定された第1位置決めカラー10等によりキャップ受け取り用ホイール型キャップディスク用回転軸9と一体に回転できるようになっている。同様に、キャップ供給用ホイール型キャップディスク3もキャップ供給用ホイール型キャップディスク用回転軸11が回転可能に設けられており、図示しない駆動源に接続され、同期回転できるようになっている。
【0010】
キャップ受け取り用ホイール型キャップディスク2には、キャップ12を支える円盤13と、キャップ12の側面を支持するキャップ支持部材としてのスターホイール14が設けられる。さらにキャップ12のスターホイール14で支持される側面に対向する側面を案内する位置には外側ガイド16が設けられ、キャップ12の上部を抑える位置には上部抑えガイド15が設けられている。本実施例ではスターホイール14と外側ガイド16は、キャップ12がスターホイール14で支持されている間は常にキャップ12の側面略中間部に当接する高さに設けられているが、キャップ受け取り位置20においてリングバンド部を避けていればよく、キャップ受け取り位置20以外では所望の位置に当接してもよい。
【0011】
そして、キャップ供給用ホイール型キャップディスク3には、キャップ12を支える円盤17と、キャップ12の側面を支持するキャップ支持部材としてのスターホイール18が設けられている。また、キャップ12の上部を抑える位置には上部抑えガイド15がキャップ受け取り用ホイール型キャップディスク2の上部から延長されて設けられている。
【0012】
さらに、キャップ12のスターホイール18で支持される側面に対向する側面を案内する位置には段付き外側ガイド19が設けられており、この段付き外側ガイド19は、キャップ受け取り用ホイール型キャップディスク2からキャップ供給用ホイール型キャップディスク3にキャップ12を受け渡す位置とキャップ取り出し位置21においてはキャップ側面下方の盗用防止保証機能用リングバンド部近傍のみに当接し、他の位置ではキャップ12の側面略中間部から下方に渡り当接するように段を付けてある。すなわち、その他の位置は、キャップ12の強度的に弱いリングバンド部と強い中間部の両方に当接するように厚く構成されている。
【0013】
このように段付き外側ガイド19の薄い部分をキャップ取り出し位置21に構成することにより、キャッパ6のチャックでのキャップ把持を確実に行うことができる。さらに、キャップ取り出し位置21以外では、キャップ12の側面略中間部を支持することとなるので、キャップの搬送が安定する。
【0014】
以上の構成において、図示しないキャップソータにより整列され、キャップシュート1を介して搬送されてきたキャップ12は、キャップ受け取り用ホイール型キャップディスク2に設けたキャップ12を支持する円盤13に受け渡され、スターホイール14、上部抑えガイド15、外側ガイド16によってガイドされながら同期して回転しているキャップ供給用ホイール型キャップディスク3へ受け渡す。
【0015】
このキャップ供給用ホイール型キャップディスク3には、スターホイール18、上部抑えガイド15、前記キャップ受け取り用ホイール型キャップディスク2に設けた外側ガイド16を延長して内側をガイドし、さらに段付き外側ガイド19によりガイドしながらキャッパ6の図示しないキャッピングヘッドによりチャックされキャッパ6へ受け渡すようにしたものである。
【0016】
次に、図4に基づいて本発明の他の実施例について説明する。図1に示した前記実施例に比べて、キャップ供給用ホイール型キャップディスク3の配置位置を入口スターホイール5の上方に設けたので、図4としてはキャップ供給用ホイール型キャップディスク3と入口スターホイール5とが重なっている。このようにキャップ供給用ホイール型キャップディスク3が入口スターホイール5の上方に設けた点が違うだけで、その他の構成は前記実施例と同じものである。この構成にすることで、入口スターホイール5と出口スターホイール7の取り付け間隔を狭くすることができるが、高速機に対応できる構成としては、図1に示した前記実施例の方が適している。
【0017】
【発明の効果】
本発明は以上の構成に基づいて、次の効果を得ることができる。
(1)高速機が要望されることにより生じるキャップの受け渡しの際の、強度的に弱い盗用防止保証機能用のリングバンド部の破損を防止することができる。
(2)キャップ高さの高いキャップ(例えば、スポーツキャップ)の取り出しに対して安定性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるキャップ取り出し装置の概略平面図である。
【図2】本発明の実施例におけるキャップ取り出し装置の要部平面図である。
【図3】同じく要部側面図である。
【図4】本発明の他の実施例におけるキャップ取り出し装置の概略平面図である。
【符号の説明】
1‥‥キャップシュート
2‥‥キャップ受け取り用ホイール型キャップディスク
3‥‥キャップ供給用ホイール型キャップディスク
4‥‥搬送コンベヤ 5‥‥入口スターホイール
6‥‥キャッパ 7‥‥出口スターホイール
8‥‥排出コンベヤ
9‥‥キャップ受け取り用ホイール型キャップディスク用回転軸
10‥‥第1位置決めカラー
11‥‥キャップ供給用ホイール型キャップディスク用回転軸
12‥‥キャップ 13‥‥円盤
14‥‥スターホイール 15‥‥上部抑えガイド
16‥‥外側ガイド 17‥‥円盤
18‥‥スターホイール 19‥‥段付き外側ガイド
20‥‥キャップ受け取り位置 21‥‥キャップ取り出し位置
Claims (1)
- キャップシュートから供給される盗用防止保証機能付きキャップを受け取り、キャッパに供給するキャップ取り出し装置において、キャップ取り出し装置をキャップ受け取り用ホイール型キャップディスクとキャップ供給用ホイール型キャップディスクで構成し、キャップ受け取り用ホイール型キャップディスクに設けられたキャップ支持部材と当該支持部材で支持されたキャップの支持対向面をガイドする外側ガイドを、キャップ受け取り位置においてキャップ側面下方の盗用防止保証機能用リングバンドより上方に当接するように設け、キャップ供給用ホイール型キャップディスクに設けられたキャップ支持部材と当該支持部材で支持されたキャップの支持対向面をガイドする外側ガイドを、キャップ取り出し位置において前記キャップ受け取り位置での当接高さより低い位置で当接するように設けることを特徴とするキャップ取り出し装置。
Priority Applications (1)
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JP08701999A JP4073112B2 (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | キャップ取り出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP08701999A JP4073112B2 (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | キャップ取り出し装置 |
Publications (2)
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JP2000281182A JP2000281182A (ja) | 2000-10-10 |
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Family
ID=13903261
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JP08701999A Expired - Fee Related JP4073112B2 (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | キャップ取り出し装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP4073112B2 (ja) |
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JP7005964B2 (ja) * | 2017-06-30 | 2022-01-24 | 澁谷工業株式会社 | キャッピング装置 |
-
1999
- 1999-03-29 JP JP08701999A patent/JP4073112B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2000281182A (ja) | 2000-10-10 |
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