JP4072363B2 - バルブアセンブリ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バルブボデー内にコントロールバルブとその作動を制御するパイロットバルブを設けたバルブアセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の電子制御変速機の油圧制御装置などおいては、バルブボデー内に複数のコントロールバルブとその作動を制御する複数のリニヤソレノイドバルブ形式のパイロットバルブを設けたバルブアセンブリが使用されており、図5はそのようなバルブアセンブリの一例を示している。このバルブアセンブリは、自動変速機のオイルパン上部に取り付けられており、そのバルブボデー1はそれぞれダイキャスト製のロワー部とアッパー部を重ねて結合したものであり、ロワー部には、車両の走行状態に応じて電子制御される4個のリニヤソレノイドバルブ6A,6B,6C,6Dと、この各リニヤソレノイドバルブのパイロット作用により作動が制御される4個のコントロールスプール3A,3B,3C,3Dが設けられている。ロワー部とアッパー部の結合部には各リニヤソレノイドバルブ6A,6B,6C,6Dにより各コントロールスプール3A,3B,3C,3Dの作動を制御し、また各コントロールスプール3A,3B,3C,3Dにより自動変速装置の各クラッチなどの作動を制御するための油圧回路の油路が形成されている。
【0003】
このバルブアセンブリのバルブボデー1の両側には、それぞれ2つのスプール収納孔2A,2Cおよび2B,2Dとそれぞれ2つのリニヤソレノイドバルブ取付孔5A,5Cおよび5B,5Dを並列に形成し、各スプール収納孔2A,2Cおよび2B,2Dはプラグ4により閉じて、その内部にそれぞれコントロールスプール3A,3Cおよび3B,3Dを設けている。また各リニヤソレノイドバルブ6A,6Cおよび6B,6Dは、弁スリーブ7a内にスプール7bを設けてなるスプール弁部7と、プランジャ8bによりスプール7bを作動させる電磁駆動部8よりなり、スプール弁部7の弁スリーブ7aと電磁駆動部8のステータ8aはかしめにより互いに一体的に結合されている。各リニヤソレノイドバルブ6A,6Cおよび6B,6Dは、弁スリーブ7aを各リニヤソレノイドバルブ取付孔5A,5Cおよび5B,5Dに挿入することにより、バルブボデー1に取り付けられるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来技術によるバルブアセンブリでは、各コントロールスプール3A,3Cおよび3B,3Dと各リニヤソレノイドバルブ6A,6Cおよび6B,6Dは空間的に並列に配置されているのでバルブボデー1が大型化するという問題がある。またリニヤソレノイドバルブ6A,6Cおよび6B,6Dとして弁スリーブ7aを備えたものを使用しているので、部品点数が増えてコストアップになるという問題がある。
【0005】
本発明はコントロールバルブのスプールとパイロットバルブ(リニヤソレノイドバルブ)のスプールを軸線方向に直列に配置することにより両バルブの間のデッドスペースおよび油路のための容積を減少させてバルブボデーを小型化し、またパイロットバルブのスプールをバルブボデーのスプール収納孔に直接嵌合させることによりこのような各問題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によるバルブアセンブリは、バルブボデー内にコントロールバルブとこのコントロールバルブの作動を制御するパイロットバルブを設け、前記バルブボデー内には前記コントロールバルブおよびパイロットバルブの油圧回路の油路を形成して油圧制御を行うようにしてなるバルブアセンブリにおいて、前記バルブボデー内に形成したスプール収納孔の前記パイロットバルブのドレン開口とコントロールバルブのフィードバックポートとの間に、セパレートプラグを嵌合して同スプール収納孔内を第1の室と第2の室に液密に仕切り、前記第1の室内には前記コントロールバルブのスプールを摺動自在に嵌合させ、前記第2の室内には前記パイロットバルブのスプールを摺動自在に嵌合させ、前記第2の室の前記ドレン開口の横幅を前記第2の室の内径より大とし、前記第2の室内に前記ドレン開口を通して挿入されて前記セパレートプラグの一方の軸方向端面と当接可能であり、かつ横幅が前記第2の室の内径より大きいU字形状のストッパプレートを設け、前記セパレートプラグは、前記フィードバックポートから挿入され該フィードバックポートの内面との間に介装されたワッシャ状のスプリングにより前記ストッパプレートに当接されて軸方向に位置決めされるとともに、前記コントロールバルブのスプールが当接可能であることを特徴とするものである。
【0008】
前項に記載のバルブアセンブリは、スプール収納孔はその内径が一端側から他端側に向かって段状に小さくなるように形成することが好ましい。
【0009】
前各項に記載のバルブアセンブリは、パイロットバルブはそのスプールが電磁駆動部により作動されるソレノイドバルブとしてスプール収納孔の開口側に設け、パイロットバルブのスプールはスプール収納孔に直接嵌合させることが好ましい。
【0010】
【発明の作用および効果】
本発明のバルブアセンブリによれば、バルブボデー内に形成したスプール収納孔を長手方向中間部に嵌合したセパレートプラグにより2つの室に仕切り、その第1の室内にはコントロールバルブのスプールを摺動自在に嵌合させ、第2の室内にはパイロットバルブのスプールを摺動自在に嵌合させているので、コントロールバルブとパイロットバルブの各スプールは軸方向に直列に並ぶものとなり、この両スプールが側方向で平行に並んでいる従来技術に比して、両スプールの間のデッドスペースおよび油路のための容積は減少する。従ってバルブボデーを小型化して重量を減少させることができる。またコントロールバルブとパイロットバルブのスプール収納孔は共通の1個で足りるので、各バルブ毎に取付孔を形成していた従来技術に比して加工費を低下させてコストダウンを達成することができる。
横幅が前記第2の室の内径より大きいU字形状のストッパプレートが第2の室内にドレン開口を通して挿入され、前記第1の室内にフィードバックポートから挿入されたワッシャ状のスプリングにより前記セパレートプラグがストッパプレートに当接されて軸方向に正確に位置決めされる。これにより、コントロールバルブのスプールがセパレートプラグに正確な位置で当接できるとともに、バルブボデーに対するセパレートプラグの取り付けおよび取り外しの操作が簡単になる。
【0012】
スプール収納孔をその内径が一端側から他端側に向かって段状に小さくなるように形成したバルブアセンブリによれば、小径側となるスプール収納孔の先端を閉じて、2個のスプール収納孔をバルブボデーの両側から互いに同軸的に形成することができるので、1個のバルブボデーに多数のコントロールバルブおよびパイロットバルブを設ける場合の各バルブの配置の密度を高めることができる。
【0013】
パイロットバルブはそのスプールが電磁駆動部により作動されるソレノイドバルブとしてスプール収納孔の開口側に設け、パイロットバルブのスプールはスプール収納孔に直接嵌合させたものによれば、パイロットバルブとして使用するソレノイドバルブにおいて通常は備えている弁スリーブを省略できるので、弁スリーブを省略した分だけコストダウンを達成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、図1〜図4に示す実施の形態により、本発明の説明をする。この実施の形態のバルブアセンブリは、4個のスプール収納孔12A,12B,12C,12Dが形成されたバルブボデーAと、各スプール収納孔12A,12B,12C,12Dの奥側および入り口側にそれぞれ設けられたコントロールバルブB1,B2,B3,B4およびパイロットバルブC1,C2,C3,C4により構成されている。各パイロットバルブC1,C2,C3,C4は車両の走行状態に応じて電子制御されるものであり、各コントロールバルブB1,B2,B3,B4は各パイロットバルブC1,C2,C3,C4のパイロット作用により作動が制御されるものである。この実施の形態のバルブアセンブリは車両の電子制御変速機の油圧制御に使用するものであり、自動変速機のオイルパン上部に取り付けられている。
【0015】
図1および図2に示すように、バルブボデーAは互いに重ねて接合され一体的に結合されたロワーバルブボデー10およびアッパーバルブボデー11からなるものである。ロワーバルブボデー10には、その両側面から2個のスプール収納孔12A,12Bおよび2個のスプール収納孔12C,12Dが、それぞれ互いに同軸的となるように形成されている。スプール収納孔12Aと12Bの間およびスプール収納孔12Cと12Dの間には隔壁19が形成されて、各スプール収納孔12A,12B,12C,12Dは互いに分離されている。ロワーバルブボデー10およびアッパーバルブボデー11はそれぞれダイキャスト製で、それらの接合面には各パイロットバルブC1,C2,C3,C4により各コントロールバルブB1,B2,B3,B4の作動を制御し、また各コントロールバルブB1,B2,B3,B4により自動変速装置の各クラッチなどの作動を制御するための油圧回路の油路Dが形成されている。
【0016】
前述のように、4個のスプール収納孔12A,12B,12C,12D内には、それぞれコントロールバルブB1,B2,B3,B4およびパイロットバルブC1,C2,C3,C4が設けられており、何れもほゞ同一構造であるので、そのうちの1組であるスプール収納孔12Aとその中に設けられたコントロールバルブB1およびパイロットバルブC1を図2〜図4により説明する。主として図2に示すように、ロワーバルブボデー10の一側面に開口するスプール収納孔12Aには、上側となるアッパーバルブボデー11側に、入り口側(開口側)から順に、パイロットバルブC1のフィードバックポート15c、供給ポート15aおよび制御ポート15b、ならびにコントロールバルブB1のフィードバックポート13c、供給ポート13a、制御ポート13bおよびパイロットポート13dが形成されている。またスプール収納孔12Aの下側には、パイロットバルブC1の制御ポート15bとコントロールバルブB1の間にメインドレンポート15dおよびドレン開口16が形成され、コントロールバルブB1の制御ポート13bとパイロットポート13dの間にメインドレンポート13eおよびドレン開口14が形成されている。ロワーバルブボデー10の上側に開口される各ポートは、アッパーバルブボデー11との間に形成される油路Dを介して互いに連結され、あるいは自動変速装置の各クラッチなどに連結されており、下側に開口される各ドレンポートおよびドレン開口はオイルパン内に開放されている。
【0017】
またスプール収納孔12Aは、その内径が入り口側から奥側に向かって段状に小さくなるように形成されており、入り口側からパイロットバルブC1のフィードバックポート15cまでは第1嵌合部12a、それからパイロットバルブC1のドレン開口16までは第2嵌合部12b、それからコントロールバルブB1のドレン開口14までは第3嵌合部12c、それからコントロールバルブB1のパイロットポート13dまでは第4嵌合部12dとなっている。スプール収納孔12Aの開口端にはロワーバルブボデー10の側面から突出する環状突起10aが形成されている。
【0018】
パイロットバルブC1のドレン開口16とコントロールバルブB1のフィードバックポート13cの間となるスプール収納孔12Aの第3嵌合部12cには、セパレートプラグ17が液密に嵌合されている。スプール収納孔12A内にはドレン開口16を通して側方から、図4に示すようなU字状のストッパプレート18がセパレートプラグ17の一方の軸方向端面と当接するように挿入されている。図3に示すように、ドレン開口16およびストッパプレート18の横幅は第2嵌合部12bの内径よりも大である。一方、フィードバックポート13cから挿入されたワッシャ状のスプリング18aは、同ポート13cの内面とセパレートプラグ17との間に介装されて、セパレートプラグ17をストッパプレート18に押圧し、次いでストッパプレート18をドレン開口16の内面に押圧するので、セパレートプラグ17は軸方向に位置決めされる。このセパレートプラグ17により、スプール収納孔12A内は、第3嵌合部12cと第4嵌合部12dよりなる奥側の第1の室と、第1嵌合部12aおよび第2嵌合部12bよりなる入り口側の第2の室とに液密に仕切られる。
【0019】
コントロールバルブB1は、スプール収納孔12Aの第1の室内に摺動自在に嵌合されるスプール20Aと、隔壁19との間に介装されてスプール20Aをセパレートプラグ17に向けて付勢するスプリング21を備えている。パイロットバルブC1は、スプール収納孔12Aの第2の室内に摺動自在に嵌合されるスプール30Aと、これを作動させる電磁駆動部35Aよりなるリニヤソレノイドバルブである。電磁駆動部35Aは、電磁コイル37により励磁される強磁性体のステータ36と、スプリング18aよりも弱いスプリング39によりスプール30A側に向けて付勢されステータ36が励磁されればスプリング39に抗して移動されるプランジャ38よりなるもので、ステータ36の一端の薄肉筒部をロワーバルブボデー10の環状突起10aにかぶせ、外周の3箇所を符号36aに示すようにかしめることにより取り付けられる。スプール30Aはセパレートプラグ17との間に介装されてスプリング39よりも弱いスプリング31によりプランジャ38側に向けて付勢されている。
【0020】
パイロットバルブC1のスプール30Aは、不作動時には図2の上半部に示すようにセパレートプラグ17側に位置しているが、電磁コイル37に与えられる励磁電流に応じてステータ36が励磁されれば電磁駆動部35A側に移動することにより、ポンプから供給ポート15aに供給される作動油の圧力を制御して制御ポート15bから出力するものである。またコントロールバルブB1のスプール20Aは、油路Dを介してパイロットポート13dから導入されるパイロットバルブC1の制御圧出力により移動され、ポンプから供給ポート13aに供給される作動油の圧力を制御して制御ポート13bから油路Dを介して、自動変速機の各クラッチなどの被制御機器に出力するものである。
【0021】
上述したコントロールバルブB1およびパイロットバルブC1の組立の手順は次の通りである。先ずスプリング21、スプール20Aおよびセパレートプラグ17をスプール収納孔12Aの第1の室内に挿入し、ストッパプレート18をドレン開口16内に挿入してからスプリング18aをフィードバックポート13c内に挿入してセパレートプラグ17を所定位置に位置決めする。次いでスプリング31およびスプール30Aをスプール収納孔12Aの第2の室内に挿入し、電磁駆動部35Aのステータ36の一端をロワーバルブボデー10の環状突起10aにかぶせてかしめることにより固定する。
【0022】
上述した実施の形態のバルブアセンブリによれば、バルブボデーAのロワーバルブボデー10に両側面から形成した各スプール収納孔12A,12B,12C,12Dを長手方向中間部にセパレートプラグ17を嵌合して2つの室に仕切り、奥側となる第1の室内にはコントロールバルブB1,B2,B3,B4のスプール20A,20B,20C,20Dを嵌合させ、入り口側となる第2の室内にはソレノイドバルブよりなるパイロットバルブC1,C2,C3,C4のスプール30A,30B,30C,30Dを嵌合させているので、対応するコントロールバルブとパイロットバルブの各スプールは軸方向に直列に並ぶものとなり、この両スプールが側方向で平行に並んでいる従来技術に比して両スプールの間のデッドスペースは減少し、また各パイロットバルブにより各コントロールバルブの作動を制御する油圧回路の油路Dのための容積も減少する。従ってバルブボデーAを小型化して重量を減少させることができる。また互い対応するコントロールバルブB1,B2,B3,B4とパイロットバルブC1,C2,C3,C4のためのスプール収納孔12A,12B,12C,12Dはそれぞれ共通の1個で足りるので、対応する各バルブのそれぞれのために各1個のスプール収納孔を形成していた従来技術に比して加工費を低下させてコストをダウンを達成することができる。
【0023】
上述した実施の形態では、ソレノイドバルブよりなるパイロットバルブC1,C2,C3,C4を使用しており、これにともない、パイロットバルブとして使用するソレノイドバルブにおいて通常は備えている弁スリーブを省略してソレノイドバルブのスプールをスプール収納孔の第2の室内に直接嵌合しているので、弁スリーブを省略した分だけコストダウンを達成することができる。しかしながら本発明はこれに限られるものではなく、パイロットバルブとしてソレノイドバルブの代わりに一部に油圧駆動部分を備えたスプールを使用して実施することも可能であり、その場合はコントロールバルブのスプールが嵌合される第1の室がスプール収納孔の入り口側となり、パイロットバルブのスプールが嵌合される第2の室がスプール収納孔の奥側となるように配置して実施することも可能である。
【0024】
また上述した実施の形態では、ドレン開口16からスプール収納孔12A,12B,12C,12D内に挿入したストッパプレート18にセパレートプラグ17をスプリング18aにより押圧して位置決めしており、このようにすれば、簡単な操作によりセパレートプラグ17をロワーバルブボデー10に対し位置決めすることができ、またセパレートプラグ17を取り外すことも容易である。
【0025】
さらに上述した実施の形態では、スプール収納孔12A,12B,12C,12Dの内径が一端側から他端側に向かって段状に小さくなるようにしており、このようにすれば、小径側となるスプール収納孔の先端を閉じることができ、2個のスプール収納孔をバルブボデーAの両側から互いに同軸的に形成することができるので、1個のバルブボデーAに多数のコントロールバルブおよびパイロットバルブを設ける場合の各バルブの配置の密度を高めることができる。しかしながら本発明はこれに限られるものではなく、バルブボデーAを貫通するようにスプール収納孔を形成して、スプール収納孔の内径が両端から中央に向かって段状に小さくなるようにし、スプール収納孔の中央部にセパレートプラグを嵌合して位置決めし、その両側にコントロールバルブとパイロットバルブを設けるようにして実施することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるバルブアセンブリの一実施形態の全体平面図である。
【図2】 図1の2−2線に沿った部分拡大断面図である。
【図3】 図2の下面図である。
【図4】 セパレートプラグの位置決めに使用するストッパプレートの正面図である。
【図5】 従来技術によるバルブアセンブリの図1に相当する平面図である。
【符号の説明】
12A,12B,12C,12D…スプール収納孔、17…セパレートプラグ、18…ストッパプレート、18a…スプリング、20A,20B,20C,20D…コントロールバルブのスプール、30A,30B,30C,30D…パイロットバルブのスプール、35A,35B,35C,35D…電磁駆動部、A…バルブボデー、B1,B2,B3,B4…コントロールバルブ、C1,C2,C3,C4…パイロットバルブ、D…油路。
Claims (3)
- バルブボデー内にコントロールバルブとこのコントロールバルブの作動を制御するパイロットバルブを設け、前記バルブボデー内には前記コントロールバルブおよびパイロットバルブの油圧回路の油路を形成して油圧制御を行うようにしてなるバルブアセンブリにおいて、前記バルブボデー内に形成したスプール収納孔の前記パイロットバルブのドレン開口とコントロールバルブのフィードバックポートとの間に、セパレートプラグを嵌合して同スプール収納孔内を第1の室と第2の室に液密に仕切り、前記第1の室内には前記コントロールバルブのスプールを摺動自在に嵌合させ、前記第2の室内には前記パイロットバルブのスプールを摺動自在に嵌合させ、前記第2の室の前記ドレン開口の横幅を前記第2の室の内径より大とし、前記第2の室内に前記ドレン開口を通して挿入されて前記セパレートプラグの一方の軸方向端面と当接可能であり、かつ横幅が前記第2の室の内径より大きいU字形状のストッパプレートを設け、前記セパレートプラグは、前記フィードバックポートから挿入され該フィードバックポートの内面との間に介装されたワッシャ状のスプリングにより前記ストッパプレートに当接されて軸方向に位置決めされるとともに、前記コントロールバルブのスプールが当接可能であることを特徴とするバルブアセンブリ。
- 請求項1に記載のバルブアセンブリにおいて、前記スプール収納孔はその内径が一端側から他端側に向かって段状に小さくなるように形成したことを特徴とするバルブアセンブリ。
- 請求項1又は請求項2に記載のバルブアセンブリにおいて、前記パイロットバルブはそのスプールが電磁駆動部により作動されるソレノイドバルブとして前記スプール収納孔の開口側に設け、前記パイロットバルブのスプールは前記スプール収納孔に直接嵌合させたことを特徴とするバルブアセンブリ。
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