JP4072258B2 - ユニット式建物の外壁目地構造 - Google Patents

ユニット式建物の外壁目地構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、箱状に形成された建物ユニットを複数組み合わせた際に、外壁材の間に形成される外壁目地構造に関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、工場で製造した箱状の建物ユニットを、建築現場で複数組み合わせることにより建築されるユニット式建物が利用されている。
ユニット式建物を形成する建物ユニットとしては、四隅の柱の上下端を天井梁および床梁で連結した直方体状のフレームを有するものが一般的である。
建物ユニットのフレームには、工場において、天井梁に支持される天井面材、床梁に支持される床面材および屋根を仕切る間仕切壁等の内装材、および軽量気泡コンクリート製の板(以下、「PALC板」と略す)等からなる外壁材等が組つ付けられる。
このようなユニット式建物によれば、建物ユニットに対する内装材や外壁材の組付作業までが工場で行われ、後は、建物ユニット同士および一階の建物ユニットと基礎との固定作業を行うだけで、建物が完成するようになるので、建築現場での作業が大幅に削減され、建築工事を短期間で完了できるというメリットが得られる。
【0003】
ここで、外壁材としては、コンクリート製の大判板状に形成された外壁材以外に、建物ユニットのコーナー部分に配置されるコーナー用外壁材や、建物ユニットの側面の端縁部分に配置される端縁用外壁材がある。
これらのコーナー用外壁材や端縁用外壁材は、比較的幅が狭く、これらを柱や梁に取り付けるにあたり、取付作業が困難となりやすいため、外壁材の上端面から裏面にかけて段付部を設け、この段付部に接合用ブラケットや接合用ボルトのヘッドを収納し、取付作業が容易に行えるようになっている。
また、これらの外壁材の間に形成される目地には、バックアップ材が介装され、このバックアップ材の上からコーキング剤が充填され、このコーキング剤で目地を封鎖する目地構造が形成されている(特開平9-217431号公報等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、外壁材に段付部を設けると、外壁材の上端面にバックアップ材を配置するときに、バックアップ材が段付部に落ちてしまい、この後、目地処理用のコーキング剤を充填しようとすると、バックアップ材と、その上方のコーナー用外壁材、もしくは、端縁用外壁材との間に透き間が形成され、この透き間からコーキング剤が外壁材の後方に流れるため、コーキング剤の充填が困難になるという問題がある。
このような問題のある目地構造を改善するために、コーキング剤の充填が容易かつ確実に行える外壁目地構造が要望されている。
【0005】
本発明の目的は、コーキング剤の充填が容易かつ確実に行えるようになる外壁目地構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、図面をも参照して説明すると、ユニット式建物1を形成する複数の建物ユニット6,7の外壁材32同士の間に形成されるとともに、バックアップ材Bおよびコーキング剤Cで塞がれるユニット式建物の外壁目地構造であって、前記外壁材32には、前記建物ユニットへの取付けのために、上端面44Aから裏面45にかけて上方段付部46Aが設けられ、この上方段付部46Aの内部には、合成樹脂の発泡体から形成されるとともに、一端面が前記外壁材の上端面と同一平面であり、当該上方段付部46Aに応じた形状の詰め物F1が設けられ、この詰め物F1の上方に配置される別の外壁材32との間に、バックアップ材Bが介装されていることを特徴とする。
このような本発明では、外壁材32の上方段付部46Aの内部に設けられた詰め物F1により、外壁材32の上端面44Aが平坦となるので、上下に隣接する外壁材32の間の目地の中にバックアップ材Bが留まり、このバックアップ材Bで目地の裏側からコーキング剤Cが抜け出ないように塞き止めることができる。このため、従来の目地構造における、段付部の内部にバックアップ材Bが落ち込んで、目地の裏側からコーキング剤Cが抜け出るといった目地処理上の不具合を防止できる。
【0007】
以上において、外壁材32には、下端面44Bから裏面45にかけて下方段付部46Bが設けられ、骨組み20には、水平方向へ突出する上方ブラケット49Aおよび下方ブラケット49Bが上下に間隔を置いて設けられ、前記上方ブラケット49Aの下面に前記上方段付部46Aを当接させるとともに、前記下方ブラケット49Bの上面に前記下方段付部46Bを当接させた状態で、外壁材32が骨組み20に取り付けられていることが好ましい。
このようなブラケット49A,49Bで外壁材32を取り付ければ、ユニット式建物1自身の荷重が前記骨組み20から外壁材32へ伝達されず、かつ、地震などにより発生する外力で外壁材32が水平方向へ移動する移動量も少なくなるので、目地を塞ぐコーキング剤Cが破壊されにくくなる。
【0008】
また、建物ユニット6,7には、前記外壁材として、平面視で前記骨組みの角部に沿って設けられる、断面形状L字形のコーナー用外壁材32が設けられていることが好ましい。
このようなコーナー用外壁材32を採用すれば、建物ユニット6,7のコーナー部分においても、他の外壁材30,33と側端面同士が突き合わされるので、水平方向の外力により、外壁材30,33が多少振動しても、水平方向に延びる縦目地には剪断力が加わらず、多少の地震では、コーキング剤Cが破損しない縦目地が形成される。
これに対し、例えば、建物ユニットのコーナー部分において、平面視で一方の側面に設けられる外壁材が、他方の側面に設けられる外壁材に勝っている、すなわち、一方の外壁材の裏面に他方の外壁材の側端面を突き合わせることで、形成された縦目地では、水平方向の外力により、外壁材31が多少振動すると、当該縦目地には剪断力が加わるので、地震でコーキング剤Cが破損しやすくなる。
【0009】
さらに、建物ユニットには、前記外壁材として、前記骨組み20の端縁部分を覆うとともに、前記柱21に沿って設けられる端縁用外壁材33が設けられていることが好ましい。
このような端縁用外壁材33を使用すれば、平板状の標準的な外壁材の寸法を、最小寸法の建物ユニットに合わせて設定し、これよりも大きな建物ユニットに対しては、標準的な外壁材30,31に端縁用外壁材33を継ぎ足して外壁の形成が可能となり、これにより、外壁材の種類が低減され、外壁材30,31の製造効率の向上が図れるようになる。
【0010】
また、上述したように、詰め物F1は、合成樹脂の発泡体から形成されたものであることを特徴とする。このような剛性樹脂の発泡体Fで詰め物F1を形成すれば、合成樹脂の種類を適宜選択したり、発泡倍率を適宜選択することにより、上方段付部46Aに詰め込む作業が容易となる程度の柔軟性が確保されるとともに、上方段付部46Aの内部にバックアップ材Bが落ち込まない程度の硬さが確保された詰め物F1が得られるようになり、目地処理作業の作業性を損なわずに、目地の裏側からコーキング剤Cが抜け出るといった目地処理上の不具合を防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本実施形態に係るユニット式建物1が示されている。このユニット式建物1は、居室が内部に形成された建物本体2と、建物本体2の上に設けられた屋根5とを有している。
建物本体2は、一階部分の建物ユニット6と、二階部分の建物ユニット7を組み合わせて基礎8上に二層に積層配置することにより構築されている。
建物本体2の一階には、6個の建物ユニット6が、建物本体2の二階には、6個の建物ユニット7が配置されている。これらの建物ユニット6,7は、構造躯体として直方体状の骨組み20を有するものである。
【0012】
骨組み20は、図2に示すように、四隅の柱21と、これらの柱21の上端の間を連結する長辺天井梁22および短辺天井梁23と、四本の柱21の下端間を連結する長辺床梁24および短辺床梁25とを備えたものである。ここで、一対の長辺天井梁22の間には、天井面材26を取り付けるための複数の小梁27が架け渡され、一対の長辺床梁24の間には、床面材28を取り付けるための複数の根太29が架設されている。
このような骨組み20の側面には、建物ユニット6の短辺側の外壁材30と、長辺側の外壁材31と、角部に沿って設けられる断面形状L字形のコーナー用外壁材32と、長辺梁22,24を含む側面の端縁部分を覆う端縁用外壁材33とが取り付けられるようになっている。
【0013】
図3には、外壁材31の取付構造が示されている。外壁材31の裏面の四隅には、埋め込みナット34がそれぞれ設けられている。
一方、骨組み20に設けられた長辺天井梁22および長辺床梁24には、外壁材31の埋め込みナット34に対応して、長孔35Aを有するブラケット35が設けられている。ブラケット35の長孔35Aにボルト36を挿通し、外壁材31の埋め込みナット34に螺合させることにより、外壁材31が骨組み20に取り付けられるようになっている。
このような外壁材31同士は、図1の如く、それぞれ上下に配列され、それらの間に、目地3が形成されている。目地3には、図4に示されるように、一階部分の外壁材31Aの上端面と、二階部分の外壁材31Bの下端面との間に介装されたバックアップ材Bと、このバックアップ材Bの上から充填されたコーキング剤Cとが設けられている。
外壁材30は、外壁材31と同様の取付構造により、骨組み20の短辺天井梁23および短辺床梁25に取り付けられるようになっている。
また、外壁材30同士は、外壁材31同様に、それぞれ上下に配列され、それらの間に、目地3が形成されている。この目地3には、前述したように、バックアップ材Bおよびコーキング剤Cが設けられている。
【0014】
図5には、コーナー用外壁材32の取付構造が示されている。図5において、外壁材32の上端側には、外壁材32の上端面44Aから裏面45にかけて上方段付部46Aが設けられている。この上方段付部46Aには、埋め込みナット47が設けられている。
外壁材32の下端側には、上端側と同様に、下端面44Bから裏面45にかけて下方段付部46Bが設けられ、この下方段付部46Bには、上方段付部46Aと同様に、埋め込みナット47が設けられている。
一方、骨組み20の一部である柱21には、外壁材32の段付部46A,46Bに対応して、水平方向へ突出する上方ブラケット49Aおよび下方ブラケット49Bが上下に間隔を置いて設けられている。上方ブラケット49Aおよび下方ブラケット49Bの各々には、ボルト挿通孔50が設けられている。
上方ブラケット49Aの下面に外壁材32の上方段付部46Aを当接させるとともに、下方ブラケット49Bの上面に外壁材32の下方段付部46Bを当接させた状態で、上方ブラケット49Aおよび下方ブラケット49Bの各ボルト挿通孔50に挿通させたボルト48を外壁材32の埋め込みナット47に螺合させることにより、外壁材32が骨組み20に取り付けられるようになっている。
【0015】
このようなコーナー用外壁材32の上方段付部46Aの内部には、図6に示されるように、当該上方段付部46Aに応じた形状の詰め物F1が設けられている。この詰め物F1は、ポリエチレン発泡体から形成され、コーナー用外壁材32の上端面44Aを平坦にし、当該上端面44Aの上に配置されるバックアップ材Bが上方段付部46Aの内部に沈み込むのを防止するためのものである。
このようなコーナー用外壁材32は、前述の外壁材31と同様に、上方に別のコーナー用外壁材32が設けられ、コーナー用外壁材32同士の間に形成される目地には、外壁材31同士の目地3と同様に、バックアップ材Bおよびコーキング剤が設けられる。
【0016】
図7には、端縁用外壁材33の取付構造が示されている。図7において、外壁材33の上端側には、外壁材33の上端面54Aから裏面55にかけて上方段付部56Aが設けられている。この上方段付部56Aには、埋め込みナット47が設けられている。
外壁材33の下端側には、上端側と同様に、下端面54Bから裏面45にかけて下方段付部56Bが設けられ、この下方段付部56Bには、上方段付部56Aと同様に、埋め込みナット47が設けられている。
一方、端縁用外壁材33の裏側の柱21には、外壁材33の段付部56A,56Bに対応して、水平方向へ突出する上方ブラケット59Aおよび下方ブラケット59Bが上下に間隔を置いて設けられている。上方ブラケット59Aおよび下方ブラケット59Bの各々には、ボルト挿通孔60が設けられている。
上方ブラケット59Aの下面に外壁材33の上方段付部56Aを当接させるとともに、下方ブラケット59Bの上面に外壁材33の下方段付部56Bを当接させた状態で、上方ブラケット59Aおよび下方ブラケット59Bの各ボルト挿通孔60に挿通させたボルト48を外壁材33の埋め込みナット47に螺合させることにより、外壁材33が骨組み20に取り付けられるようになっている。
【0017】
このような端縁用外壁材33の上方段付部56Aの内部には、図8に示されるように、当該上方段付部56Aに応じた形状の詰め物F2が設けられている。この詰め物F2は、ポリエチレン発泡体から形成され、端縁用外壁材33の上端面54Aを平坦にし、当該上端面54Aの上に配置されるバックアップ材Bが上方段付部56Aの内部に沈み込むのを防止するためのものである。
このような端縁用外壁材33は、前述の外壁材31と同様に、上方に別の端縁用外壁材33が設けられ、端縁用外壁材33同士の間に形成される目地には、外壁材31同士の目地3と同様に、バックアップ材Bおよびコーキング剤が設けられる。
【0018】
前述のような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、外壁材32に、骨組み20への取付けのために、上端面44Aから裏面45にかけて上方段付部46Aを設け、この上方段付部46Aの内部に、この上方段付部46に応じた形状の詰め物F1を配置して、この詰め物F1の上方に配置される別の外壁材32との間に、バックアップ材Bを介装するようにしたので、外壁材32の上方段付部46Aの内部に設けられた詰め物F1により、外壁材32の上端面44Aが平坦となり、上下に隣接する外壁材32の間の目地の中にバックアップ材Bが留まり、このバックアップ材Bで目地の裏側からコーキング剤Cが抜け出ないように塞き止めることができる。
従って、従来の目地構造におけるように段付部の内部にバックアップ材Bが落ちて、目地の裏側からコーキング剤Cが抜け出るといった目地処理上の不具合を防止できる。
【0019】
また、外壁材32に上方段付部46Aおよび下方段付部46Bを設け、これに応じ、骨組み20に上方ブラケット49Aおよび下方ブラケット49Bを設け、上方ブラケット49Aの下面に上方段付部46Aを当接させるとともに、下方ブラケット49Bの上面に下方段付部46Bを当接させた状態で、外壁材32を骨組み20に取り付けるようにしたので、ユニット式建物1自身の荷重が骨組み20を介して外壁材32へ伝達されず、かつ、地震などにより発生する外力で外壁材32が水平方向へ移動する移動量も少なくなるので、目地を塞ぐコーキング剤が破壊されにくくなる。
【0020】
さらに、建物ユニット6,7に、外壁材として、平面視で骨組み20の角部に沿って設けられる、断面形状L字形のコーナー用外壁材32を設けたので、建物ユニット6,7のコーナー部分においても、外壁材30,31とは、側端面同士が突き合わされるようになり、水平方向の外力により、外壁材30,31が多少振動しても、水平方向に延びる縦目地には剪断力が加わらず、多少の地震では、コーキング剤Cが破損しない。
【0021】
また、建物ユニット6,7に、外壁材として、骨組み20の端縁部分を覆うとともに、柱に沿って端縁用外壁材33を設けたので、平板状の標準的な外壁材30,31に端縁用外壁材33を継ぎ足すことにより、様々な寸法の外壁の形成が可能となり、これにより、外壁材の種類が低減され、外壁材31の製造効率を向上することができる。
【0022】
さらに詰め物F1は、合成樹脂、具体的には、ポリエチレンの発泡体から形成したので、上方段付部46Aに詰め込む作業が容易となる程度の柔軟性が確保されるとともに、上方段付部46Aの内部にバックアップ材Bが落ち込まない程度のかたさが確保され、目地処理作業の作業性を損なわずに、目地の裏側からコーキング剤Cが抜け出るといった目地処理上の不具合を有効に防止できる。
【0023】
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は、この実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更が可能である。
例えば、詰め物の材質としては、ポリエチレンの発泡体が望ましいが、他の合成樹脂の発泡体でもよく、さらに、外壁材の形状材質によっては、発泡していない合成樹脂やゴム、あるいは、他の材質、例えば、金属および木でもよい。
また、コーナー用外壁材としては、建物の出隅部分に設けられるコーナー用外壁材32に限らず、図9に示されるように、建物の入隅部分に設けられるコーナー用外壁材32Aでもよい。
【0024】
【発明の効果】
上述のように、本発明によれば、コーキング剤の充填を容易かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るユニット式建物を示す斜視図である。
【図2】前記実施形態に係る建物ユニットの骨組みを示す拡大斜視図である。
【図3】前記実施形態の標準外壁材の取付構造を示す分解斜視図である。
【図4】前記実施形態の標準外壁材の目地を示す断面図である。
【図5】前記実施形態のコーナー用外壁材を示す分解斜視図である。
【図6】前記実施形態のコーナー用外壁材の上方段付部を示す拡大斜視図である。
【図7】前記実施形態の端縁用外壁材を示す分解斜視図である。
【図8】前記実施形態の端縁用外壁材の上方段付部を示す拡大斜視図である。
【図9】本発明の変形例を示す図6と同様の図である。
【符号の説明】
1 ユニット式建物
6,7 建物ユニット
20 骨組み
21 柱
32 コーナー用外壁材
32A コーナー用外壁材(入隅部分用)
33 端縁用外壁材
44A,54A 上端面
44B,54B 下端面
45,55 裏面
46A,56A 上方段付部
46B,56B 下方段付部
49A,59A 上方ブラケット
49B,59B 下方ブラケット
B バックアップ材
C コーキング剤
F1,F2 詰め物

Claims (4)

  1. ユニット式建物を形成する複数の建物ユニットの外壁材の間に形成されるとともに、バックアップ材およびコーキング剤で塞がれるユニット式建物の外壁目地構造であって、
    前記外壁材には、前記建物ユニットへの取付けのために、上端面から裏面にかけて上方段付部が設けられ、この上方段付部の内部には、合成樹脂の発泡体から形成されるとともに、上端面が前記外壁材の上端面と同一平面であり、当該上方段付部に応じた形状の詰め物が設けられ、この詰め物の上方に配置される別の外壁材との間に、前記バックアップ材が介装されていることを特徴とするユニット式建物の外壁目地構造。
  2. 請求項1に記載のユニット式建物の外壁目地構造において、前記外壁材には、下端面から裏面にかけて下方段付部が設けられ、前記骨組みには、水平方向へ突出する上方ブラケットおよび下方ブラケットが上下に間隔を置いて設けられ、前記上方ブラケットの下面に前記上方段付部を当接させるとともに、前記ブラケットの上面に前記下方段付部を当接させた状態で、前記外壁材が前記骨組みに取り付けられていることを特徴とするユニット式建物の外壁目地構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載のユニット式建物の外壁目地構造において、前記建物ユニットには、前記外壁材として、平面視で前記骨組みの角部に沿って設けられる、断面形状L字形のコーナー用外壁材が設けられていることを特徴とするユニット式建物の外壁目地構造。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のユニット式建物の外壁目地構造において、前記建物ユニットには、前記外壁材として、前記骨組みの端縁部分を覆うとともに、前記柱に沿って設けられる端縁用外壁材が設けられていることを特徴とするユニット式建物の外壁目地構造。
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